JP6961933B2 - 多国通貨入金対応金銭処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、装置が配置される環境の要求に応じて操作性と識別精度の維持との関係を柔軟に対応することができる多国通貨入金対応金銭処理装置に関する。
スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗には、客さばきや現金管理の厳正化のため、自動釣銭機などの金銭処理装置が用いられている。これらの金銭処理装置は、有人レジであるが、近年では、有人レジに替わって顧客自身に商品の登録と金銭の授受とを行わせるセルフレジや金銭の授受のみをお客自身が実施するセミセルフレジも普及しつつある。
一方、外国人が旅行時に持ち込む外国通貨や海外旅行からの帰国時に持ち込まれた各国の通貨は、量の大小にかかわらず存在している状況である。このような状況で、例えば、特許文献1には、販売商品に対する代金が他国通貨で支払われ、かつ支払われた金額が商品の販売金額より大きい場合、他国通貨を預り操作するときに、客の要求により釣銭を他国通貨で支払うように選択すると、他国通貨単位で表した釣銭額が表示に表示されるとともにレシートに印字されるものが記載されている。
また、特許文献2には、外国の通貨による支払いが行われた場合であっても、整合性を有する釣り銭を自国通貨によって支払うことができるものが記載されている。
さらに、特許文献3には、外国紙幣の金種及び真贋を識別し、その合計額を計算し、かつその円単位への換算を行うものが記載されている。
また、特許文献4には、外国通貨と自国通貨の両方が使用できる自動販売機システムであって、外国通貨と自国通貨を受け入れ識別して真偽を判定し、受け入れた硬貨が外国通貨である場合に外国貨の金額を自国貨に換算し、自国硬貨で釣銭を払い出すものが記載されている。
特開昭61−134898号公報 特開2000−215352号公報 特開平11−102455号公報 特開2012−89006号公報
上述した従来の金銭処理装置は、外国通貨と自国通貨との双方の入金識別が可能で、自国通貨で釣銭を払い出すものがあるが、各国の外国通貨の入金識別を行おうとする場合、入金識別対象通貨の増大とともに識別時間がかかってしまうとともに、類似貨幣が増えるために識別精度が低下する。一方、識別精度を上げるためには、入金識別すべき外国通貨の国を選択し、選択した国の外国通貨に限定して入金識別を行えばよい。しかし、この場合、国を選択する操作が増え、入出金時の操作性が低下する。
ところで、上述したように、近年の金銭処理装置では、有人レジと、セルフレジやセミセルフレジとがあり、有人レジの場合、レジ操作者による貨幣の視覚識別が加わるため、入金識別すべき外国通貨の国を選択しなくても識別精度を、ある程度維持することができるとともに、国を選択する操作がないため、操作性も向上する。一方、セルフレジやセミセルフレジでは、無人であるため、入金識別すべき外国通貨の国を選択するという操作性の低下があっても、国の選択によって識別精度を向上させる必要がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、金銭処理装置が配置される環境の要求に応じて操作性と識別精度の維持との関係を柔軟に対応することができる多国通貨入金対応金銭処理装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる多国通貨入金対応金銭処理装置は、多国通貨の入金を可能とし基本国通貨で出金を行う多国通貨入金対応金銭処理装置であって、基本国通貨及び前記基本国通貨以外の入金対象国通貨の入金識別処理を行う入金識別処理部と、すべての入金対象国通貨の入金識別処理を行う第1のモードと指定された入金対象国通貨の入金識別処理を行う第2のモードとを有し、前記第1のモードまたは前記第2のモードを設定するモード設定部と、前記第2のモードにおける入金対象国を指定する入金対象国指定部と、を備え、前記入金識別処理部は、前記第1のモードが設定された場合はすべての入金対象国通貨に対する入金識別処理を行い、前記第2のモードが設定された場合は指定された入金対象国通貨に対する入金識別処理を行うことを特徴とする。
また、本発明にかかる多国通貨入金対応金銭処理装置は、上記の発明において、前記入金識別処理部によって識別された入金合計額を、前記基本国通貨に対する換算レートをもとに基本国通貨の入金合計額に換算する入出金制御部を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる多国通貨入金対応金銭処理装置は、上記の発明において、前記入出金制御部は、基本国通貨の入金合計額をもとに基本国通貨の釣銭を出金させることを特徴とする。
また、本発明にかかる多国通貨入金対応金銭処理装置は、上記の発明において、前記入金対象国指定部は、入金対象国の指定を案内表示することを特徴とする。
また、本発明にかかる多国通貨入金対応金銭処理装置は、上記の発明において、前記入金対象国指定部による入金対象国の指定は、前記入金識別処理部による入金識別処理中以外のときに可能であることを特徴とする。
また、本発明にかかる多国通貨入金対応金銭処理装置は、上記の発明において、前記入出金制御部は、前記入金識別処理部によって識別された通貨の入金識別結果を表示させることを特徴とする。
また、本発明にかかる多国通貨入金対応金銭処理装置は、上記の発明において、前記入金識別処理部によって識別された、前記基本国通貨以外の入金対象国通貨を収納する収納庫を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる多国通貨入金対応金銭処理装置は、上記の発明において、前記入金対象国通貨には、金券を含むことを特徴とする。
本発明によれば、すべての入金対象国通貨の入金識別処理を行う第1のモードと指定された入金対象国通貨の入金識別処理を行う第2のモードとを有し、操作性を重視する第1のモードと識別精度を重視する第2のモードとを切替設定することによって、1台の装置で、装置が配置される環境の要求に応じて操作性と識別精度の維持との関係を柔軟に対応することができる。
図1は、本発明の実施の形態である多国通貨入金対応金銭処理装置の自動釣銭機の構成を示す斜視図である。 図2は、多国通貨入金対応金銭処理装置の制御系の構成を示すブロック図である。 図3は、図1に示した硬貨処理装置の内部構成を模式的に示す平面図である。 図4は、図1に示した紙幣処理装置の内部構成を概念的に示す側面図である。 図5は、自動釣銭機の入出金制御部による入出金制御処理手順を示すフローチャートである。 図6は、入出力部における入金対象国指定部の案内表示内容を示す図である。
以下、添付図面を参照してこの発明を実施するための形態について説明する。
(多国通貨入金対応金銭処理装置の構造)
図1は、本発明の実施の形態である多国通貨入金対応金銭処理装置10の自動釣銭機10aの構成を示す斜視図である。また、図2は、多国通貨入金対応金銭処理装置10の制御系の構成を示すブロック図である。ここで例示する多国通貨入金対応金銭処理装置10は、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗においてPOSレジスタ装置10bに自動釣銭機10aが接続されて用いられるものである。図1及び図2に示すように、自動釣銭機10aの上面は平坦面が形成され、この平坦面には上位装置であるPOSレジスタ装置10bが配置される。自動釣銭機10aは、硬貨の入出金を行う硬貨処理装置1と紙幣の入出金を行う紙幣処理装置2とを有する。硬貨処理装置1及び紙幣処理装置2は、直方体状を成す装置本体に覆われ、それぞれが隣接して配置される。
硬貨処理装置1は装置本体の前端上面の右側に硬貨入金口31を備える。硬貨処理装置1の装置本体の前面左側には、硬貨出金口38が形成され、硬貨出金口38から排出された硬貨は受け皿40で受け止められる。また、装置本体の前面右側には、硬貨返却口39を備える。一方、紙幣処理装置2の装置本体の前面上部には、紙幣入金口41及び紙幣出金口42が設けられる。また、紙幣処理装置2の装置本体の前面下部には、引き出し可能な回収庫55が設けられる。
硬貨処理装置1は前端上面の左側に表示部3及び操作入力部4を備える。表示部3及び操作入力部4は、紙幣処理装置2の表示部及び操作入力部でもある。
自動釣銭機10aは、硬貨処理装置1、紙幣処理装置2、表示部3、操作入力部4、制御部5、記憶部6、及び入出力インターフェースIFaを有する。また、POSレジスタ装置10bは、入出力部14、入出金制御部15、記憶部16、及び入出力インターフェースIFbを有する。自動釣銭機10aとPOSレジスタ装置10bとは、入出力インターフェースIFa,IFbを介して通信接続される。さらに、入出力部14は、モード設定部14a、入金対象国指定部14b、及び入金対象国情報設定部14cを有する。
硬貨処理装置1は、入金された硬貨を識別する検銭部33、各種センサ群11及びアクチュエータ群12を有する。また、紙幣処理装置2は、入金された紙幣を識別する紙幣鑑別センサ44、各種センサ群21及びアクチュエータ群22を有する。また、制御部5は、入出金制御部5a及び入金識別処理部5bを有する。また、記憶部6は、入出金情報6a、モード設定情報6b、入金対象国情報6c、及び換算レート情報6dを有する。
入出金制御部5aは、POSレジスタ装置10bから入金許可指令が与えられた後に金銭が投入された場合に、入金許可指令に従って金銭の入金処理を行い、かつPOSレジスタ装置10bから出金指令が与えられた場合に、出金指令に従って金銭の出金処理を行うものである。また、入出金制御部5aは、これらの入金処理及び出金処理を実行している間、実施した入金処理及び出金処理の内容を入出金情報6aとして逐次記憶部6に格納する処理も行う。
入金識別処理部5bは、検銭部33あるいは紙幣鑑別センサ44の識別結果をもとに、基本国通貨(例えば、日本国通貨)及び基本国通貨以外の入金対象国通貨(例えば、米国通貨、中国通貨、台湾通貨など)の金種、真贋の判定などの入金識別処理を行う。この入金識別処理は、記憶部6に記憶された入金対象国情報6cをもとに行う。入金対象国情報6cは、登録された入金対象国及び入金識別処理の判定に用いる情報などである。この入金対象国情報6cは、POSレジスタ装置10bの入金対象国情報設定部14cによって予め設定される。
モード設定部14aは、登録されたすべての入金対象国通貨の入金識別処理を行う第1のモードと、入金対象国指定部14bによって指定された入金対象国通貨の入金識別処理を行う第2のモードとを有し、第1のモードまたは第2のモードを自動釣銭機10aに対して設定する。設定されたモードは、モード設定情報6bとして記憶される。
入金識別処理部5bは、第1のモードが設定された場合はすべての入金対象国通貨に対する入金識別処理を行い、第2のモードが設定された場合は指定された入金対象国通貨に対する入金識別処理を行う。多国通貨入金対応金銭処理装置10が有人レジである場合には第1のモードが設定されることが好ましい。有人レジの場合、レジ担当者が通貨の識別を目視で、ある程度でき、入金対象国指定部14bによる指定操作を行わなくて済むからである。また、多国通貨入金対応金銭処理装置10がセルフレジあるいはセミセルフレジである場合には第2のモードが設定されることが好ましい。セルフレジあるいはセミセルフレジでは、入金識別精度を高める必要があるからである。
入出金制御部5aは、入金識別処理部5bによって識別された入金合計額を、基本国通貨に対する換算レート情報6dをもとに基本国通貨の入金合計額に換算する。入出金制御部5aは、釣銭がある場合、基本国通貨の入金合計額をもとに基本国通貨の釣銭を出金させる。なお、入出金制御部5aは、入金識別処理部5bによって識別された、基本国通貨以外の入金対象国通貨を収納庫、例えば、後述する回収庫36´や回収庫55に収納する。
(硬貨処理装置の内部構成)
図3は、図1に示した硬貨処理装置1の内部構成を模式的に示す平面図である。図3において、硬貨入金口31は、投入された硬貨を装置本体の内部に受け入れるための開口である。硬貨入金口31に投入された硬貨は、POSレジスタ装置10b側からの入金許可指令を受け、図示せぬ投入検出センサによって検出された後、入金搬送部32によって搬送される。入金搬送部32内に設けられた検銭部33は、識別部として機能し、硬貨の真贋及び金種を判定するとともに金種毎の枚数を計数する。搬送された硬貨が正貨である場合、一時保留部34に保留される。一方、搬送された硬貨が正貨でない場合、切換ゲートG及び硬貨出金口38を介して受け皿40に返却される。なお、POSレジスタ装置10bあるいは図示しない返却レバーからの返却指示があった場合、一時保留部34に保留された硬貨は、切換ゲートG1を介して硬貨返却口39に返却される。
その後、一時保留部34は搬送路として機能し、一時保留部34に保留された硬貨は、切換ゲートG1を介して搬送路である硬貨振分部35に出力されて搬送される。硬貨振分部35によって搬送される硬貨は、金種に応じて硬貨収納庫36に収納されることになる。硬貨収納庫36に収納される硬貨は、基本国通貨である。また、硬貨振分部35は、基本国通貨以下の入金対象国通貨である場合、回収庫36´に収納する。硬貨収納庫36内の空きの収納庫を回収庫36´として機能させてもよい。
装置本体の内部には、硬貨収納庫36として、1円硬貨収納庫36a、50円硬貨収納庫36b、5円硬貨収納庫36c、100円硬貨収納庫36d、10円硬貨収納庫36e、500円硬貨収納庫36fの6つが設けてある。そして、各硬貨収納庫36は、投入された硬貨を金種ごとに個別に収納するようにしている。硬貨振分部35は、金種に応じた硬貨の直径に従って小さい順に各々の硬貨収納庫36に収納する。なお、硬貨振分部35は、基本国通貨以外の入金対象国通貨を回収庫36´に振り分ける場合、図示しないゲートを用いる。
各硬貨収納庫36に収納された硬貨は、出金搬送部37に繰り出される。繰り出された硬貨は、切換ゲートG2を介して一時保留部34に搬送することができる。一時保留部34は、各硬貨収納庫36に格納された硬貨を一旦空にして各硬貨収納庫36の収納枚数数を再計数する精査処理のための精査庫としても機能する。
その後、POSレジスタ装置10b側からの出金指令に応じた金種の硬貨は、各硬貨収納庫36から、出金搬送部37、及び切換ゲートG2を介して一括して搬出され、硬貨出金口38から装置本体の外部に払い出される。
(紙幣処理装置の内部構成)
図4は、図1に示した紙幣処理装置2の内部構成を概念的に示す側面図である。図4に示すように、紙幣処理装置2では、紙幣入金口41から搬送される紙幣は、識別部としての紙幣鑑別センサ44によって鑑別及び計数された後、金種に応じて紙幣収納庫51内の千円紙幣収納庫53、混合庫54に収納される。千円紙幣収納庫53には使用頻度の高い千円紙幣が収納される。混合庫54には五千円紙幣及び1万円紙幣が混合して収納される。精査庫52は、精査処理時の一時保留部として用いられる。紙幣出金口42は、千円紙幣収納庫53及び混合庫54から搬出された紙幣を装置本体の外部に払い出すための開口であり、装置本体の前面上部に設けてある。なお、回収庫55は、基本国通貨以下の入金対象国通貨が収納される。
ここで、千円紙幣収納庫53と精査庫52との間、及び混合庫54と精査庫52との間は、紙幣搬送路50が配置される。また、紙幣搬送路50上で、精査庫52との出入り口に切換ゲートG31、千円紙幣収納庫53との出入り口に切換ゲートG32、混合庫54との出入り口に切換ゲートG33が配置される。また、紙幣搬送路50上に、搬送される紙幣の金種及び通過を検出する画像センサとしてのセンサS50,S51が配置されている。
(入出金制御部による入出金制御処理)
ここで、図5に示したフローチャートを参照して、入出金制御部5aによる入出金制御処理手順について説明する。
まず、入出金制御部5aは、POSレジスタ装置10b側からの入金指示を受け付ける(ステップS101)と、モード設定情報6aを参照して、第1のモードに設定されているか、第2のモードに設定されているかを判断する(ステップS102)。
第1のモードに設定されている場合(ステップS102,第1のモード)、入金を許可し(ステップS103)、入金対象国情報6cに登録された入金対象国の全通貨を識別対象とする入金識別処理を入金識別処理部5bに行わせ(ステップS104)、その後、ステップS108に移行する。
一方、第2のモードに設定されている場合(ステップS102,第2のモード)、入金対象国指定部14bからの入金対象国指定を受け付け(ステップS105)、その後、入金を許可する(ステップS106)。その後、入出金制御部5aは、指定された入金対象国の通貨を識別対象とする入金識別処理を入金識別処理部5bに行わせ(ステップS107)、その後、ステップS108に移行する。
ステップS108では、入金識別処理部5bが正貨として識別した入金合計額を、基本国通貨に対する換算レート情報6dをもとに基本国通貨の入金合計額に換算する。その後、入出金制御部5aは、換算された基本国通貨の入金合計額をPOSレジスタ装置10b側に通知する(ステップS109)。なお、その際、入金対象国通貨に対する識別結果を通知して入出力部14に表示させるようにしてもよい。
その後、入出金制御部5aは、POSレジスタ装置10b側から釣銭指示を受け付ける(ステップS110)、基本国通貨で釣銭の出金処理を行って(ステップS111)、本処理を終了する。
なお、ステップS105における入金対象国の指定を受け付ける場合、入金対象国指定部14bは、図6に示すように、入出力部14の領域E1に対して入金対象国指定を促す案内表示を行う。図6では、入金対象国指定として、領域E10の日本国(JPN)、領域E11の米国(USA)、領域E12の中国(CHN)、領域E13の台湾(TWD)の4国のうちの1国を指定できるようにしている。この場合、入出力部14は、顧客側に向いている、あるいは向けることが可能であることが好ましい。すなわち、入金対象国指定部14bによる入金対象国指定は、レジ担当者でも指定できるし、顧客自身でも指定できる。
また、入金対象国指定部14bによる入金対象国の指定は、入金識別処理部5bが入金識別処理中以外のときであれば、いつでも可能である。
さらに、上述した入金対象国通貨には、商品券などの金券を含めてもよい。
なお、第2のモードによる入金識別は第1のモードによる入金識別よりも処理時間が短く、精度が高い。これは、例えば、1つの識別対象貨幣に対する識別処理に対して100個の識別論理処理がある場合、第2のモードでは、この1つの識別対象貨幣の特徴部分である40個の識別論理処理のみを重点的に行えばよいからである。一方、第1のモードによる入金識別は、すべての識別論理処理、例えば100個の識別論理処理を行う必要があるため、処理時間がかかるとともに、類似の識別対象貨幣が存在するため、精度が落ちる。ただし、上述したように、第1のモードを有人レジで設定する場合には、レジ担当者の目視識別結果を用いることができるので、識別精度を、ある程度に維持することができる。
1 硬貨処理装置
2 紙幣処理装置
3 表示部
4 操作入力部
5 制御部
5a,15 入出金制御部
5b 入金識別処理部
6,16 記憶部
6a 入出金情報
6b モード設定情報
6c 入金対象国情報
6d 換算レート情報
10 多国通貨入金対応金銭処理装置
10a 自動釣銭機
10b POSレジスタ装置
11,21 センサ群
12,22 アクチュエータ群
14 入出力部
14a モード設定部
14b 入金対象国指定部
14c 入金対象国情報設定部
31 硬貨入金口
32 入金搬送部
33 検銭部
34 一時保留部
35 硬貨振分部
36 硬貨収納庫
36´,55 回収庫
37 出金搬送部
38 硬貨出金口
39 硬貨返却口
40 受け皿
41 紙幣入金口
42 紙幣出金口
44 紙幣鑑別センサ
50 紙幣搬送路
51 紙幣収納庫
52 精査庫
53 千円紙幣収納庫
54 混合庫
G,G31,G32,G33 切換ゲート
IFa,IFb 入出力インターフェース

Claims (8)

  1. 多国通貨の入金を可能とし基本国通貨で出金を行う多国通貨入金対応金銭処理装置であって、
    基本国通貨及び前記基本国通貨以外の入金対象国通貨の入金識別処理を行う入金識別処理部と、
    すべての入金対象国通貨を前記入金識別処理部の識別対象とする入金識別処理を行う第1のモードと指定された入金対象国通貨を前記入金識別処理部の識別対象とする入金識別処理を行う第2のモードとを有し、前記第1のモードまたは前記第2のモードを予め設定するモード設定部と、
    前記第2のモードにおける入金対象国を指定する入金対象国指定部と、
    を備え、
    前記入金識別処理部は、前記第1のモードが設定された場合はすべての入金対象国通貨を前記入金識別処理部の識別対象とする入金識別処理を行い、前記第2のモードが設定された場合は指定された入金対象国通貨を前記入金識別処理部の識別対象とする入金識別処理を行うことを特徴とする多国通貨入金対応金銭処理装置。
  2. 前記入金識別処理部によって識別された入金合計額を、前記基本国通貨に対する換算レートをもとに基本国通貨の入金合計額に換算する入出金制御部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の多国通貨入金対応金銭処理装置。
  3. 前記入出金制御部は、基本国通貨の入金合計額をもとに基本国通貨の釣銭を出金させることを特徴とする請求項2に記載の多国通貨入金対応金銭処理装置。
  4. 前記入金対象国指定部は、入金対象国の指定を案内表示することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の多国通貨入金対応金銭処理装置。
  5. 前記入金対象国指定部による入金対象国の指定は、前記入金識別処理部による入金識別処理中以外のときに可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の多国通貨入金対応金銭処理装置。
  6. 前記入出金制御部は、前記入金識別処理部によって識別された通貨の入金識別結果を表示させることを特徴とする請求項に記載の多国通貨入金対応金銭処理装置。
  7. 前記入金識別処理部によって識別された、前記基本国通貨以外の入金対象国通貨を収納する収納庫を備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の多国通貨入金対応金銭処理装置。
  8. 前記入金対象国通貨には、金券を含むことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の多国通貨入金対応金銭処理装置。
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