JP6327302B2 - 釣銭機 - Google Patents

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本発明は、上位機器であるレジスタ装置に接続されてレジスタシステムを構成する釣銭機に関するものである。
スーパーマーケットなどの店舗で適用されるレジスタシステムは、釣銭機とその上位機器であるレジスタ装置とを備えて構成されるのが一般的である。レジスタ装置は、客の購入した商品を順次登録してその合計金額を算出するものである。登録する商品個々の代金は、例えば商品に添付されたバーコードを読み取ったり、商品に添付された値札を読んでテンキーから入力する。すべての商品の登録が終了した時点で、小計などのキー入力を行うと、レジスタ装置から釣銭機に対して入金を許可するための入金動作許可指令が与えられる。
入金動作許可指令が与えられた釣銭機では、投入口から投入された貨幣が貨幣識別手段へ搬送され、その金種が貨幣識別手段で識別された後、金種毎に設けられた貨幣収納庫に収納される。貨幣識別手段で識別された貨幣の情報は、レジスタ装置に通知される。
すべての貨幣の投入が終了した後、レジスタ装置から合計などのキー入力を行うと、レジスタ装置から釣銭機に対して入金を禁止するための入金動作禁止指令が与えられ、以降、投入口から貨幣識別手段への貨幣の搬送が停止することになり、釣銭機に投入された貨幣の合計金額が確定する。その後、レジスタ装置においては、通知された貨幣の情報に基づいて投入された貨幣の合計金額が算出され、その算出結果と客の購入した商品の合計金額との比較が行われる。投入された貨幣の合計金額が多い場合には、レジスタ装置から釣銭機に対してその差額を釣銭として払い出すように出金指令が与えられる。釣銭を払い出すように指令が与えられた釣銭機では、該当する貨幣収納庫から釣銭となる貨幣を出金口に払い出す処理が行われる。
上記のレジスタシステムによれば、釣銭機の投入口から投入された貨幣の合計金額がレジスタ装置によって算出され、その算出結果に基づいて精算が行われることになる。従って、買い物客自らがレジ精算を行う、いわゆるセルフレジスタシステムとして適用した場合にも、正確な精算を行うことが可能となる(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−59191号公報
ところで、上述したレジスタシステムの釣銭機においては、釣銭となる貨幣を払い出した後、一定時間が経過すると、投入口から貨幣識別手段への貨幣の搬送が停止されることになる。従って、貨幣の搬送が停止した後、セルフレジスタシステムに不慣れな買い物客や子供などが貨幣を誤って投入した場合には、投入された貨幣がそのまま残存した状態となる。このような状態のまま、次の買い物客がセルフレジスタシステムでレジ精算を行うと、残存した貨幣が貨幣識別手段を通過することになり、実際に客が釣銭機に投入した貨幣の合計金額と、レジスタ装置に通知される貨幣の合計金額とが不一致となり、正確な精算を行うことが困難となる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、買い物客自らがレジ精算を行う場合にも、常に正確な精算を行うことができる釣銭機及びレジスタシステムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る釣銭機は、上位機器に接続されてレジスタシステムを構成する釣銭機であって、投入された金銭の金種を識別する金銭識別手段と、前記金銭識別手段で識別された金銭が予め収納可能であると設定された金種である場合には金種毎に設けられた金銭収納庫に収納する一方、前記金銭識別手段で識別された金銭が予め収納不可と設定された金種である場合には機外に払い出す入金処理手段と、前記上位機器から入金動作を許可する入金動作許可指令が与えられた場合、前記上位機器から入金動作を禁止する入金動作禁止指令が与えられるまでの間に前記金銭識別手段を通過した金銭の情報を前記上位機器に出力する一方、前記上位機器から入金動作禁止指令が与えられた場合には前記上位機器から次の入金動作許可指令が与えられるまでの間、前記入金処理手段に対してすべての金種を収納不可に設定する制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る釣銭機は、上位機器に接続されてレジスタシステムを構成する釣銭機であって、投入された金銭の金種を識別する金銭識別手段と、前記金銭識別手段で識別された金銭が予め収納可能であると設定された金種である場合には金種毎に設けられた金銭収納庫に収納する一方、前記金銭識別手段で識別された金銭が予め収納不可と設定された金種である場合には機外に払い出す入金処理手段と、2つの動作処理モードを有し、第1の動作処理モードである入金先行モードにおいては前記上位機器から入金動作を許可する入金動作許可指令が与えられた場合、前記上位機器から入金動作を禁止する入金動作禁止指令が与えられるまでの間に前記金銭識別手段を通過した金銭の情報を前記上位機器に出力し、かつ第2の動作処理モードである釣銭先行モードにおいては前記金銭識別手段を通過した金銭の情報を前記上位機器に出力することなく前記入金処理手段によって金銭を搬送する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記上位機器から入金動作許可指令が与えられた場合、前記上位機器から入金動作禁止指令が与えられるまでの間は前記入金先行モードで動作する一方、前記上位機器から入金動作禁止指令が与えられた場合、前記上位機器から次の入金動作許可指令が与えられるまでの間は前記入金処理手段に対してすべての金種を収納不可に設定した状態で前記釣銭先行モードで動作することを特徴とする。
また、本発明は、上述した釣銭機において、前記制御手段は、前記上位機器から入金モード切替指令が与えられた場合、前記入金モード切替指令に応じた動作処理モードを実行することを特徴とする。
また、本発明は、上述した釣銭機において、前記上位機器から出金指令が与えられた場合、出金指令に応じた金種の金銭を前記金銭収納庫から機外に払い出す出金処理手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上述した釣銭機において、前記上位機器から出金指令が与えられた場合、出金指令に応じた金種の金銭を前記金銭収納庫から機外に払い出す出金処理手段を備え、前記制御手段は、釣銭先行モードにおいて前記入金処理手段を動作させている間に前記上位機器から出金指令が与えられた場合、前記入金処理手段の動作を中断し、与えられた出金指令に応じて前記出金処理手段を優先して動作させることを特徴とする。
また、本発明は、上述した釣銭機において、前記出金処理手段によって機外に払い出された金銭を検出する出金検出手段を備え、前記制御手段は、前記出金処理手段によって金銭が払い出された後、前記出金検出手段の検出結果が検出なしとなった時点で中断した入金処理手段の動作を再開することを特徴とする。
また、本発明に係るレジスタシステムは、商品の登録を行う商品入力手段と、前記商品入力手段によって登録された商品の代金を順次加算して合計金額を算出する商品代金算出手段と、商品の登録が終了した場合に前記釣銭機に対して入金動作を許可するための入金動作許可指令を出力する許可指令出力手段と、前記釣銭機から与えられた金銭の情報に基づいて入金合計金額を算出する入金金額算出手段と、前記入金金額算出手段の算出した入金合計金額と前記商品代金算出手段の算出した商品の買上合計金額とを比較し、前記入金合計金額が前記買上合計金額以上であるか否かを判断する精算演算手段と、前記釣銭機に対する入金が終了した場合に前記精算演算手段の判断結果を参照し、前記入金合計金額が前記買上合計金額以上であることを条件に前記釣銭機に対して入金動作を禁止するための入金動作禁止指令を出力する禁止指令出力手段とを備えたレジスタ装置を上位機器として、上述したいずれか一つの釣銭機に接続したことを特徴とする。
また、本発明に係るレジスタシステムは、商品の登録を行う商品入力手段と、前記商品入力手段によって登録された商品の代金を順次加算して合計金額を算出する商品代金算出手段と、商品の登録が終了した場合に前記釣銭機に対して入金動作を許可するための入金動作許可指令を出力する許可指令出力手段と、前記釣銭機から与えられた金銭の情報に基づいて入金合計金額を算出する入金金額算出手段と、前記入金金額算出手段の算出した入金合計金額と前記商品代金算出手段の算出した商品の買上合計金額とを比較し、前記入金合計金額が前記買上合計金額以上であるか否かを判断する精算演算手段と、前記釣銭機に対する入金が終了した場合に前記精算演算手段の判断結果を参照し、前記入金合計金額が前記買上合計金額以上であることを条件に前記釣銭機に対して入金動作を禁止するための入金動作禁止指令を出力する禁止指令出力手段と、前記釣銭機に対して入金モード切替指令を出力する入金モード切替指令出力手段とを備えたレジスタ装置を上位機器として、上述した釣銭機に接続し、前記入金モード切替指令出力手段は、前記禁止指令出力手段から入金動作禁止指令が出力された後、前記商品入力手段を通じて商品の登録が開始されるまでの間、前記釣銭機に対して釣銭先行モードで動作するように入金モード切替指令を出力し、前記商品入力手段を通じて商品の登録が開始された場合に前記釣銭機に対して入金先行モードで動作するように入金モード切替指令を出力することを特徴とする。
また、本発明に係るレジスタシステムは、商品の登録を行う商品入力手段と、前記商品入力手段によって登録された商品の代金を順次加算して合計金額を算出する商品代金算出手段と、商品の登録が終了した場合に前記釣銭機に対して入金動作を許可するための入金動作許可指令を出力する許可指令出力手段と、前記釣銭機から与えられた金銭の情報に基づいて入金合計金額を算出する入金金額算出手段と、前記入金金額算出手段の算出した入金合計金額と前記商品代金算出手段の算出した商品の買上合計金額とを比較し、前記入金合計金額が前記買上合計金額以上であるか否かを判断する精算演算手段と、前記釣銭機に対する入金が終了した場合に前記精算演算手段の判断結果を参照し、前記入金合計金額が前記買上合計金額以上であることを条件に前記釣銭機に対して入金動作を禁止するための入金動作禁止指令を出力する禁止指令出力手段と、前記釣銭機に対して入金モード切替指令を出力する入金モード切替指令出力手段とを備えたレジスタ装置を上位機器として、上述した釣銭機に接続し、前記入金モード切替指令出力手段は、前記禁止指令出力手段から入金動作禁止指令が出力された後、前記商品入力手段を通じた商品の登録が終了するまでの間、前記釣銭機に対して釣銭先行モードで動作するように入金モード切替指令を出力し、前記商品入力手段を通じた商品の登録が終了した場合に前記釣銭機に対して入金先行モードで動作するように入金モード切替指令を出力することを特徴とする。
本発明によれば、上位機器から入金動作禁止指令が与えられた場合には上位機器から次の入金動作許可指令が与えられるまでの間、入金処理手段に対してすべての金種を収納不可に設定しているため、入金動作禁止指令が与えられた後に次の入金動作許可指令が与えられるまでに投入された金銭はすべて機外に払い出されることになる。従って、次の買い物客が実際に投入した金銭の合計金額と上位機器に通知される金銭の合計金額とが一致することになり、買い物客自らがレジ精算を行うセルフレジスタシステムにおいても、常に正確な精算を行うことが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態1であるジスタシステムの構成例を示す斜視図である。 図2は、図1に示したレジスタシステムに適用する釣銭機の外観を示す斜視図である。 図3は、図2に示した釣銭機の正面図である。 図4は、図2に示した釣銭機の平面図である。 図5は、図2に示した釣銭機の硬貨搬送機構を模式的に示した平面図である。 図6は、図2に示した釣銭機の紙幣搬送機構を模式的に示した側面図である。 図7は、図1に示したレジスタシステムの制御系を示すブロック図である。 図8は、図7に示したレジスタ装置のレジスタ制御部及び釣銭機の制御部が実施する処理の内容を示すフローチャートである。 図9は、図7に示したレジスタ装置のレジスタ制御部及び釣銭機の制御部が実施する処理の他の例の内容を示すフローチャートである。 図10は、本発明の実施の形態2であるレジスタシステムの制御系を示すブロック図である。 図11は、図10に示したレジスタ装置のレジスタ制御部及び釣銭機の制御部が実施する処理の内容を示すフローチャートである。
以下に、本発明に係る釣銭機及びレジスタシステムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1であるレジスタシステムの構成例を示したものである。ここで例示するレジスタシステムは、スーパーマーケット等の店舗で用いられるもので、レジスタ装置10及び釣銭機20を備えて構成してある。
レジスタ装置10は、釣銭機20に対して上位機器となるもので、バーコードリーダ11、表示器12を備えている。バーコードリーダ11は、購入した商品の登録を行うための商品入力手段として機能するもので、商品に添付されたバーコードを読み取り、その読取結果を商品固有の識別情報として後述するレジスタ制御部100に入力するものである。表示器12は、タッチパネル式の液晶表示装置によって構成した入出力デバイスであり、表示情報が与えられた場合に表示を行う一方、画面上に表示した各種ボタンやキーが押圧操作された場合にボタンやキーに対応付けられた指令を後述するレジスタ制御部100に入力するように機能する。本実施の形態1では、表示器12に小計ボタン12a、合計ボタン12bを表示するようにしている。小計ボタン12aは、購入した商品すべての登録が終了したことを通知するためのものである。合計ボタン12bは、釣銭機20に対する貨幣の投入が終了したことを通知するためのものである。
釣銭機20は、図2〜図6に示すように、貨幣の入出金を行うためのもので、直方体状を成す装置筐体21の前端部に硬貨投入口22、硬貨出金口23、硬貨返却口24、紙幣投入口25、紙幣出金口26を備えている。
硬貨投入口22は、投入された硬貨を装置筐体21の内部に受け入れるための開口であり、装置筐体21の上面に形成してある。硬貨投入口22に投入された硬貨は、投入検出センサ22aによって検出された後、硬貨収納部120の硬貨搬送機構121によって装置筐体21の内部に取り込まれる。装置筐体21に取り込まれた硬貨は、硬貨識別センサ(金銭識別手段)122によって識別された後、予め収納可能に設定された金種については硬貨搬送機構121の駆動によって一時保留庫123に一旦収容され、さらにその後、硬貨搬送機構121の駆動によって金種に応じた硬貨収納庫(金銭収納庫)124に収納されることになる(図5中の実線矢印A)。本実施の形態1では、装置筐体21の内部に1円硬貨収納庫124a、50円硬貨収納庫124b、5円硬貨収納庫124c、100円硬貨収納庫124d、10円硬貨収納庫124e、500円硬貨収納庫124fが設けてあり、一時保留庫123を経由した後の硬貨を金種ごとに個別に収納するようにしている。一時保留庫123に関しては、装置筐体21の内部に唯一設けてあり、すべての金種の硬貨で共用するようにしている。硬貨出金口23は、それぞれの硬貨収納庫124から搬出された硬貨を装置筐体21の外部に払い出すための開口であり、装置筐体21の前面に形成してある。硬貨識別センサ122において正規の硬貨でないと判断されたリジェクト硬貨、さらには予め収納不可と設定された金種の硬貨についても、図5中の破線矢印Bで示すように、硬貨出金口23を介して払い出されることになる。硬貨返却口24は、硬貨が一時保留庫123に保留されている状態において返却指令が与えられた場合に硬貨を払い出すためのものである。返却硬貨は、図5中の二点鎖線矢印Cで示すように、一時保留庫123から硬貨返却口24に払い出されることになる。
紙幣投入口25は、図2に示すように、投入された紙幣を装置筐体21の内部に受け入れるための開口であり、装置筐体21の前面上部に設けてある。紙幣投入口25に投入された紙幣は、図6に示すように、投入検出センサ25aによって検出された後、紙幣収納部130の紙幣搬送機構131によって搬送される。搬送された紙幣は、紙幣識別センサ(金銭識別手段)132によって識別された後、予め収納可能に設定された金種については紙幣保留庫133を経由して金種に応じた紙幣収納庫(金銭収納庫)134に収納されることになる。本実施の形態1では、装置筐体21の内部に予備紙幣収納庫134a、1000円紙幣収納庫134b、混合紙幣収納庫134cが設けてあり、投入された紙幣を1000円札、5000円札及びその他の紙幣の3種類に分別して収納するようにしている。紙幣保留庫133に関しては、それぞれの紙幣収納庫134の内部において上流側となる部分に分割構成してある。紙幣搬送機構131によって搬送される以前の紙幣は、紙幣投入口25に投入した場合にも、その一部が外部に露出された状態となる。紙幣出金口26は、紙幣収納庫134から搬出された紙幣を装置筐体21の外部に払い出すための開口であり、装置筐体21の前面下部に設けてある。紙幣識別センサ132において正規の紙幣でないと判断されたリジェクト紙幣、さらには予め収納不可と設定された金種の紙幣についても、紙幣出金口26に払い出されることになる。紙幣出金口26に払い出された紙幣は、その一部が外部に露出した状態となり、露出した部分を把持すれば、装置筐体21の外部に引き出すことが可能である。
また、装置筐体21の前方部には、図2〜図4に示すように、表示手段27及び入力手段28が設けてある。表示手段27は、操作者に対して各種表示を行うためのものである。入力手段28は、操作者が各種指令を入力するためのもので、例えば複数の押ボタンスイッチによって構成してある。
図7は、上述したレジスタ装置10及び釣銭機20の制御系を示すブロック図である。レジスタ装置10のレジスタ制御部100は、バーコードリーダ11や小計ボタン12aや合計ボタン12bが操作された場合、あるいは通信インターフェース101を通じて釣銭機20から各種情報が与えられた場合、メモリ102に格納したプログラムや初期データに基づいて表示器12の表示制御を行い、かつ通信インターフェース101を通じて釣銭機20に各種指令を与えることにより、上位機器として釣銭機20の動作を制御するものである。このレジスタ制御部100は、通信制御部110、入力制御部111、出力制御部112、商品代金算出部(商品代金算出手段)113、許可指令出力部(許可指令出力手段)114、入金金額算出部(入金金額算出手段)115、精算演算部(精算演算手段)116、禁止指令出力部(禁止指令出力手段)117、出金指令出力部118、入金モード切替指令出力部(入金モード切替指令出力手段)119を有している。
通信制御部110は、通信インターフェース101を介して接続された釣銭機20の通信制御部210との間において接続確立処理を行うことにより、釣銭機20との間において入出金処理に関わる情報の送受信制御を行うものである。入力制御部111は、バーコードリーダ11、小計ボタン12a、合計ボタン12bが押圧操作された場合にそれぞれに対応する操作信号を各部に与えるものである。出力制御部112は、表示指令を与えることによって表示器12に所望の表示を行う等、表示器12に対する表示制御を行うものである。商品代金算出部113は、入力制御部111を通じて与えられたバーコードリーダ11の入力結果に基づいて商品の代金情報を抽出し、その抽出結果を順次加算することにより、登録された商品の代金を算出するものである。許可指令出力部114は、入力制御部111を通じて小計ボタン12aの操作信号が与えられた場合に、釣銭機20に対して入金動作を許可するための入金動作許可指令を出力するものである。入金金額算出部115は、釣銭機20から貨幣の金種情報が与えられた場合にこれを順次加算して入金合計金額を算出するものである。
バーコードリーダ11の入力結果に基づいて商品代金算出部113が抽出した商品の代金、商品代金算出部113によって算出された商品代金、入金金額算出部115によって算出された釣銭機20に対する入金合計金額は、それぞれ出力制御部112に与えられることになり、表示器12を通じて逐次表示することが可能である。
精算演算部116は、小計ボタン12aの操作信号が与えられた時点での商品代金算出部113の算出した商品代金と、合計ボタン12bの操作信号が与えられた時点での入金金額算出部115の算出した入金合計金額とを比較し、入金合計金額が商品代金以上であるか否かを判断する。禁止指令出力部117は、入力制御部111を通じて合計ボタン12bの操作信号が与えられた場合に精算演算部116の判断結果を参照し、入金合計金額が買上合計金額以上であることを条件に釣銭機20に対して入金動作を禁止するための入金動作禁止指令を出力するものである。出金指令出力部118は、入力制御部111を通じて合計ボタン12bの操作信号が与えられた時点で精算演算部116の比較結果を参照し、入金合計金額が商品代金以上の場合に、その差額に応じた貨幣を出金するための出金指令(差額≠0もしくは差額=0)を釣銭機20に出力するものである。入金モード切替指令出力部119は、釣銭機20に対して入金モードを切り替えるための指令を出力するものである。具体的には、禁止指令出力部117から入金動作禁止指令が出力された後、バーコードリーダ11を通じて商品の登録が開始されるまでの間、入金モード切替指令出力部119は、釣銭機20に対して釣銭先行モードで動作するように入金モード切替指令を出力し、バーコードリーダ11を通じて商品の登録が開始された場合に釣銭機20に対して入金先行モードで動作するように入金モード切替指令を出力する。
釣銭機20の制御部(制御手段)200は、入力手段28を通じて指令が与えられた場合、あるいは投入検出センサ22a,25a、硬貨識別センサ122、紙幣識別センサ132から検出信号が与えられた場合、さらには上位機器であるレジスタ装置10のレジスタ制御部100から各種指令が与えられた場合、メモリ202に格納したプログラムや初期データに基づいて表示手段27の表示制御、硬貨搬送機構121の駆動制御、紙幣搬送機構131の駆動制御を行うものである。図からも明らかなように、釣銭機20の制御部200は、通信制御部210、入力制御部211、出力制御部212、搬送制御部213、入金モード設定部214、入金許可金種設定部215、入出金処理部(入金処理手段、出金処理手段)216、金種情報出力部217を有している。
通信制御部210は、通信インターフェース201を介して接続されたレジスタ装置10の通信制御部110からの要求に従って接続確立処理を行うことにより、レジスタ装置10との間において入出金処理に関わる情報の送受信制御を行うものである。入力制御部211は、入力手段28が操作された場合、さらにはレジスタ装置10から入金動作許可指令及び入金動作禁止指令が与えられた場合、これらに対応する指令を各部に与えるものである。出力制御部212は、表示指令を与えることによって表示手段27に所望の表示を行う等、表示手段27に対する表示制御を行うものである。搬送制御部213は、搬送指令が与えられた場合に、この搬送指令に従って硬貨搬送機構121の駆動及び紙幣搬送機構131の駆動を制御するものである。入金モード設定部214は、レジスタ装置10の入金モード切替指令出力部119から与えられた入金モード切替指令に応じて釣銭機20の入金モードを設定するものである。入金許可金種設定部215は、入力手段28を通じて硬貨収納庫124や紙幣収納庫134への収納を許可する金種が設定された場合に該当する金種を許可金種情報としてメモリに格納するものである。本実施の形態1では、入金モードに応じてそれぞれ異なる許可金種情報を設定することが可能である。入出金処理部216は、入金モード設定部214によって設定された現在の入金モードに応じた許可金種情報を参照し、この参照結果に応じて搬送制御部213に搬送指令を与えるものである。すなわち、硬貨識別センサ122及び紙幣識別センサ132で識別された貨幣が予め収納可能であると設定された金種である場合には搬送制御部213を通じて当該貨幣を金種毎に設けられた硬貨収納庫124や紙幣収納庫134に収納する一方、硬貨識別センサ122及び紙幣識別センサ132で識別された貨幣が予め収納可能と設定されていない金種である場合には当該貨幣を硬貨出金口23及び紙幣出金口26から装置筐体21の外部に払い出す処理を行う。また、入出金処理部216は、レジスタ装置10の出金指令出力部118から出金指令が与えられた場合、出金指令に従って搬送制御部213に搬送指令を出力し、硬貨収納庫124や紙幣収納庫134に収納された貨幣を硬貨出金口23及び紙幣出金口26から装置筐体21の外部に払い出す出金動作を行う。但し、出金指令で指示された差額=0の場合には、上述の出金動作は省略される。金種情報出力部217は、出力指令が与えられた場合に硬貨識別センサ122及び紙幣識別センサ132を通過した貨幣の金種情報をレジスタ装置10に出力するものである。
図8は、上述したレジスタ装置10及び釣銭機20をセルフレジスタシステムで適用した場合にレジスタ装置10のレジスタ制御部100と釣銭機20の制御部200との間で繰り返し実施される取引処理及び入出金処理の内容を示すフローチャートである。以下、これらのフローチャートを参照しながらレジスタ装置10及び釣銭機20の動作について説明する。
図8に示す取引処理においてレジスタ制御部100は、まず入力制御部111を介してバーコードリーダ11から入力があるか否かを監視する(ステップS101)。バーコードリーダ11から入力がない場合(ステップS101:No)、レジスタ制御部100は、以降の処理を実施することなく手順をリターンさせる。
これに対して買い物客がレジ精算を行うべく、バーコードリーダ11で商品に添付されたバーコードの読み取りを行うと(ステップS101:Yes)、レジスタ制御部100は、入金モード切替指令出力部119を通じて釣銭機20に入金先行モードで動作するように入金モード切替指令を出力し(ステップS102)、その後、小計ボタン12aが押圧操作されるまでの間、バーコードリーダ11を通じた商品の登録待機状態となる(ステップS103〜ステップS106)。
レジスタ装置10から入金モード切替指令を受信すると(ステップS201:Yes→ステップS202:Yes)、釣銭機20の制御部200は、入金モード設定部214を通じて釣銭機20の入金モードを入金先行モードに設定し(ステップS203)、その後、レジスタ装置10から入金動作許可指令の受信待機状態となる(ステップS205:No→ステップS218)。尚、レジスタ装置10から入金動作許可指令が出力されるまでの間に貨幣投入口22,25から貨幣が投入された場合にも、硬貨搬送機構121や紙幣搬送機構131が駆動することはなく、貨幣投入口22,25に貨幣が投入されたままの状態に維持される。
レジスタ装置10において買い物客がバーコードリーダ11を通じて商品の登録処理を行うと(ステップS103:Yes)、レジスタ装置10のレジスタ制御部100は、商品代金算出部113を通じて当該商品の代金情報を抽出し、これを商品代金として算出し(ステップS104)、さらに出力制御部112を通じて商品代金を表示器12に表示する処理を行う。購入した商品が複数の場合には、バーコードリーダ11でバーコードを読み取るたびに抽出された商品の代金が加算され、その加算結果が表示器12に都度表示されることになる。購入したすべての商品の登録処理が終了し、買い物客が表示器12に表示された小計ボタン12aを押圧操作すると(ステップS106:Yes)、レジスタ制御部100は、許可指令出力部114を通じて釣銭機20に入金動作許可指令を出力する処理を行い(ステップS107)、その後、合計ボタン12bが押圧操作されるまでの間、釣銭機20からの金銭情報の受信待機状態となる(ステップS107〜ステップS111)。
レジスタ装置10から入金動作許可指令を受信すると(ステップS218:Yes)、釣銭機20の制御部200は、入出金処理部216を通じてメモリ202に格納された許可金種情報を読み出し、現在の入金モードに応じて設定された許可金種の設定を行う(ステップS219)。例えば、入金先行モードに対しては、入金許可金種設定部215を通じて予めすべての金種が許可金種として設定されているものとする。
許可金種の設定を行った釣銭機20では、投入検出センサ22a,25aを通じて貨幣の投入を検出すると(ステップS220:Yes)、入金動作が開始され(ステップS221)、貨幣の投入なしを検出するまでの間、硬貨搬送機構121及び紙幣搬送機構131が駆動して貨幣投入口22,25に投入された貨幣が硬貨識別センサ122及び紙幣識別センサ132において許可金種であるか否かが識別される(ステップS222〜ステップS226)。つまり、入金先行モードでは、すべての貨幣について正規であるか否かが識別される。正規であると識別された貨幣は、金種別に硬貨収納庫124や紙幣収納庫134に収納され(ステップS222:Yes→ステップS223)、正規でないと識別された貨幣は、硬貨出金口23及び紙幣出金口26に払い出される(ステップS222:No→ステップS224)。この間、釣銭機20の制御部200は、金種情報出力部217に出力指令を与えることにより硬貨収納庫124や紙幣収納庫134に収納された貨幣の金種情報をレジスタ装置10に出力する処理を行う(ステップS225)。投入検出センサ22a,25aが貨幣の投入なしを検出した場合(ステップS226:Yes)、つまり、貨幣投入口22,25から投入されたすべての貨幣の識別が終了すると入金動作が終了し(ステップS227)、釣銭機20の制御部200は、レジスタ装置10からの入金動作禁止指令の受信待機状態となる(ステップS228)。尚、貨幣の金種情報をレジスタ装置10へ出力するタイミングは、必ずしも上記に限らない。例えば、硬貨識別センサ122や紙幣識別センサ132で貨幣の識別を行った時点、あるいは硬貨収納部120の一時保留庫123や紙幣収納部130の紙幣保留庫133に貨幣を収納した時点で金種情報をレジスタ装置10へ出力するようにしても良い。
釣銭機20から金種情報を受信したレジスタ装置10のレジスタ制御部100は、入金金額算出部115を通じて入金合計金額を算出し(ステップS108:Yes→ステップS109)、さらに出力制御部112を通じて入金合計金額を表示器12に表示する処理を行う(ステップS110)。
釣銭機20に投入した貨幣の合計金額と、表示器12に表示された入金合計金額とが一致するなどしてレジスタ装置10の合計ボタン12bが押圧操作されると(ステップS111:Yes)、レジスタ制御部100は、精算演算部116を通じて小計ボタン12aの操作信号が与えられた時点での商品代金算出部113の算出した商品代金と、合計ボタン12bの操作信号が与えられた時点での入金金額算出部115の算出した入金合計金額とを比較し、入金合計金額が商品代金以上であるか否かを判断する(ステップS112)。入金合計金額が商品代金に満たない場合(ステップS112:No)、レジスタ制御部100は、手順をステップS108に移行し、再び釣銭機20からの金種情報の受信待機状態となる。従って、釣銭機20に不足分の貨幣を投入すれば、投入した貨幣の金額が入金合計金額に加算されることになる。
一方、入金合計金額が商品代金以上である場合(ステップS112:Yes)、レジスタ制御部100は、さらに入金合計金額が商品代金を超えているか否かを判断する(ステップS113)。入金合計金額が商品代金を超えている場合(ステップS113:Yes)、レジスタ制御部100は、禁止指令出力部117を通じて釣銭機20に入金動作禁止指令を出力し(ステップS114)、その後、精算演算部116を通じて入金合計金額と商品代金の差額を算出し(ステップS115)、さらに釣銭機20に対して差額に応じた出金指令(差額≠0)を出力し(ステップS116)、手順をステップS119に移行する。
これに対して、入金合計金額が商品代金と等しい場合(ステップS113:No)、レジスタ制御部100は、禁止指令出力部117を通じて釣銭機20に入金動作禁止指令を出力し(ステップS117)、その後、釣銭機20に対して出金指令(差額=0)を出力し(ステップS118)、手順をステップS119に移行する。ステップS119においてレジスタ制御部100は、入金モード切替指令出力部119を通じて釣銭機20に釣銭先行モードで動作するように入金モード切替指令を出力し、その後、今回の取引処理を終了すべく手順をリターンする。
ステップS228においてレジスタ装置10から入金動作禁止指令を受信した釣銭機20の制御部200は、次いでレジスタ装置10から出金指令の受信待機状態となる(ステップS229)。レジスタ装置10から出金指令(差額≠0)を受信した場合(ステップS229:Yes)、釣銭機20の制御部200は、入出金処理部216を通じて硬貨収納庫124や紙幣収納庫134に収納されている貨幣を硬貨出金口23及び紙幣出金口26から装置筐体21の外部に払い出す出金動作を行い(ステップS230)、その後、今回の入出金処理を終了すべく手順をリターンする。これに対してレジスタ装置10から出金指令(差額=0)を受信した場合(ステップS229:No)、釣銭機20の制御部200は、ステップS230の処理を実施することなく手順をリターンさせて今回の入出金処理を終了する。
ここで、今回の入出金処理を終了した釣銭機20は、レジスタ装置10から出力された入金モード切替指令に基づきステップS201〜ステップS204の処理により、入力モードが釣銭先行モードに設定される。これにより、以降、レジスタ装置10において買い物客が新たに商品添付されたバーコードの読み取りを行わない限り、釣銭機20が釣銭先行モードで動作することになる。
ここで、この釣銭機20に用意された釣銭先行モードは、有人レジスタシステムにおいて上位機器であるレジスタ装置10で既に商品の登録が完了し、小計ボタン12aが押圧操作された後に以下のように使用されるものである。すなわち、入金モードが釣銭先行モードに設定された釣銭機20では、まず入出金処理部216を通じてメモリ202に格納された許可金種情報を読み出し、現在の入金モードに応じて設定された許可金種の設定を行う(ステップS205:Yes→ステップS206)。
許可金種の設定を行った釣銭機20では、投入検出センサ22a,25aを通じて貨幣の投入を検出すると(ステップS207:Yes)、入金動作が開始され(ステップS208)、貨幣の投入なしを検出するまでの間、硬貨搬送機構121及び紙幣搬送機構131が駆動して貨幣投入口22,25に投入された貨幣が硬貨識別センサ122及び紙幣識別センサ132において許可金種であるか否かが識別される(ステップS209〜ステップS213)。収納可能であると識別された貨幣は、金種別に硬貨収納庫124や紙幣収納庫134に収納され(ステップS209:Yes→ステップS210)、収納可能でないと識別された貨幣は、硬貨出金口23及び紙幣出金口26に払い出される(ステップS209:No→ステップS211)。この釣銭先行モードでは、金種情報出力部217を通じて硬貨収納庫124や紙幣収納庫134に収納された貨幣の金種情報をレジスタ装置10に出力する処理を行わない。
投入検出センサ22a,25aが貨幣の投入なしを検出すると入金動作が終了し(ステップS213:Yes→ステップS214)、その後、レジスタ装置10からの出金指令の受信待機状態となる(ステップS215)。レジスタ装置10からの出金指令は、レジスタ装置10において店員により入金金額が入力された時点で、商品代金算出部113の算出した商品代金と、入力された入金合計金額とが比較され、入金合計金額が商品代金以上の場合に、釣銭機20に対して差額に応じた出金指令(差額≠0もしくは差額=0)が出力される。
レジスタ装置10から出金指令(差額≠0)を受信した場合(ステップS215:Yes)、釣銭機20の制御部200は、入出金処理部216を通じて硬貨収納庫124や紙幣収納庫134に収納されている貨幣を硬貨出金口23及び紙幣出金口26から装置筐体21の外部に払い出す出金動作を行う(ステップS216)。レジスタ装置10から出金指令(差額=0)を受信した場合(ステップS215:No)、釣銭機20の制御部200は、上述の出金動作を行うことなく手順をリターンさせる。
硬貨搬送機構121及び紙幣搬送機構131が駆動して貨幣投入口22,25に投入された貨幣が硬貨識別センサ122及び紙幣識別センサ132において許可金種であるか否かが識別されている間にレジスタ装置10から出金指令(差額≠0)が出力された場合(ステップS212:Yes)、釣銭機20の制御部200は、入金動作を中断し、出金動作を優先して行う(ステップS216)。入金動作を中断した場合に出金動作を実施した釣銭機20の制御部200は、出金検出センサ(出金検出手段)23a,25bを介して硬貨出金口23及び紙幣出金口26が空になったか否かを監視し(ステップS217)、空になった場合(ステップS217:Yes)、手順をステップS207に移行して入金動作を再開する。
上記のように動作する釣銭機20の釣銭先行モードに対しては、入金許可金種設定部215を通じて予め許可金種なしと設定すれば、貨幣投入口22,25から投入されたすべての貨幣が硬貨出金口23及び紙幣出金口26に払い出されることになる(ステップS209:No→ステップS211)。従って、セルフレジスタシステムに不慣れな買い物客や子供などが貨幣を誤って投入したとしても、レジスタ装置10において買い物客が新たに商品添付されたバーコードの読み取りを行う時点では、硬貨投入口22及び紙幣投入口25のいずれにも貨幣が残存していることがない。これにより、レジスタ装置10から入金動作許可指令が与えられてから入金動作禁止指令が与えられるまでの間においては、買い物客が実際に投入した金銭の合計金額と上位機器に通知される金銭の合計金額とが一致することになり、買い物客自らがレジ精算を行うセルフレジスタシステムにおいても、常に正確な精算を行うことが可能となる。
尚、上述した実施の形態1では、禁止指令出力部117から入金動作禁止指令が出力された後、バーコードリーダ11を通じて商品の登録が開始されるまでの間、入金モード切替指令出力部119は、釣銭機20に対して釣銭先行モードで動作する入金モード切替指令を出力し、バーコードリーダ11を通じて商品の登録が開始された場合(図8のステップS101:Yes)、釣銭機20に対して入金先行モードで動作する入金モード切替指令を出力するようにしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図9の他の例のフローチャートで示すように、禁止指令出力部117から入金動作禁止指令が出力された後、バーコードリーダ11を通じた商品の登録が終了し、小計ボタン12aが操作されるまでの間、釣銭機20に対して釣銭先行モードで動作する入金モード切替指令を出力し、小計ボタン12aが操作された場合(図9のステップS106:Yes)、釣銭機20に対して入金先行モードで動作する入金モード切替指令を出力するようにしても良い(ステップS102′)。尚、図9に示すフローチャートにおいて図8のフローチャートと同じ処理については、同一のステップナンバーが付してある。
(実施の形態2)
上述した実施の形態1では、上位機器であるレジスタ装置10からの入金モード切替指令に応じて釣銭機20の入金モードを切り替えるようにしてセルフレジスタシステムを構成しているが、レジスタ装置からの入金モード切替指令を要することなくセルフレジスタシステムを構成することも可能である。
図10は、実施の形態2のレジスタシステムに適用するレジスタ装置10′及び釣銭機20′の制御系を示すブロック図である。図10からも明らかなように、実施の形態2において釣銭機20′の上位機器となるレジスタ装置10′のレジスタ制御部100′は、実施の形態1のレジスタ制御部100が有する入金モード切替指令出力部119を省略したものであり、実施の形態2で示す釣銭機20′の制御部(制御手段)200′は、実施の形態1の制御部200が有する入金モード設定部214を省略したものである。
図11は、上述したレジスタ装置10′及び釣銭機20′をセルフレジスタシステムで適用した場合にレジスタ装置10′のレジスタ制御部100′と釣銭機20′の制御部200′との間で繰り返し実施される取引処理及び入出金処理の内容を示すフローチャートである。以下、これらのフローチャートを参照しながらレジスタ装置10′及び釣銭機20′の動作について説明する。尚、以下の説明において実施の形態1と同様の構成に関しては同一の符号を付してそれぞれの詳細説明を省略している。
図11に示す取引処理においてレジスタ制御部100′は、まず入力制御部111を介してバーコードリーダ11から入力があるか否かを監視する(ステップS301)。バーコードリーダ11から入力がない場合(ステップS301:No)、レジスタ制御部100′は、以降の処理を実施することなく手順をリターンさせる。
買い物客がレジ精算を行うべくバーコードリーダ11で商品に添付されたバーコードの読み取りを行うと(ステップS301:Yes)、レジスタ制御部100′は、その後、小計ボタン12aが押圧操作されるまでの間、バーコードリーダ11を通じた商品の登録待機状態となる(ステップS302〜ステップS305)。
買い物客がバーコードリーダ11を通じて商品の登録処理を行うと(ステップS302:Yes)、レジスタ装置10′のレジスタ制御部100′は、商品代金算出部113を通じて当該商品の代金情報を抽出し、これを商品代金として算出し(ステップS303)、さらに出力制御部112を通じて商品代金を表示器12に表示する処理を行う(ステップS304)。購入した商品が複数の場合には、バーコードリーダ11でバーコードを読み取るたびに抽出された商品の代金が加算され、その加算結果が表示器12に都度表示されることになる。購入したすべての商品の登録処理が終了し、買い物客が表示器12に表示された小計ボタン12aを押圧操作すると(ステップS305:Yes)、レジスタ制御部100′は、許可指令出力部114を通じて釣銭機20′に入金動作許可指令を出力する処理を行い(ステップS306)、その後、合計ボタン12bが押圧操作されるまでの間、釣銭機20′からの金銭情報の受信待機状態となる(ステップS307)。
一方、釣銭機20′の制御部200′は、釣銭先行モードに設定された状態にある。釣銭先行モードに設定された釣銭機20′では、まず入出金処理部216を通じてメモリ202に格納された許可金種情報を読み出し、現在の入金モードである釣銭先行モードに応じて設定された許可金種の設定を行った後(ステップS401)、投入検出センサ22a,25aを通じて貨幣の投入を監視し(ステップS402)、さらにレジスタ装置10′からの入金動作許可指令の受信待機状態となる(ステップS413)。
レジスタ装置10′から入金動作許可指令を受信した釣銭機20′の制御部200′は、入金モードが入金先行モードとなり(ステップS413:Yes)、入出金処理部216を通じてメモリ202に格納された許可金種情報を読み出し、現在の入金モードである入金先行モードに応じて設定された許可金種の設定を行う(ステップS414)。例えば、入金先行モードに対しては、入金許可金種設定部215を通じて予めすべての金種が許可金種として設定されているものとする。
許可金種の設定を行った釣銭機20′では、投入検出センサ22a,25aを通じて貨幣の投入を検出すると(ステップS415:Yes)、入金動作が開始され(ステップS416)、貨幣の投入なしを検出するまでの間、硬貨搬送機構121及び紙幣搬送機構131が駆動して貨幣投入口22,25に投入された貨幣が硬貨識別センサ122及び紙幣識別センサ132において許可金種であるか否かが識別される(ステップS417〜ステップS421)。つまり、入金先行モードでは、すべての貨幣について正規であるか否かが識別される。正規であると識別された貨幣は、金種別に硬貨収納庫124や紙幣収納庫134に収納され(ステップS417:Yes→ステップS418)、正規でないと識別された貨幣は、硬貨出金口23及び紙幣出金口26に払い出される(ステップS417:No→ステップS419)。この間、釣銭機20′の制御部200′は、金種情報出力部217を通じて硬貨収納庫124や紙幣収納庫134に収納された貨幣の金種情報をレジスタ装置10′に出力する処理を行う(ステップS420)。投入検出センサ22a,25aが貨幣の投入なしを検出した場合(ステップS421:Yes)、つまり、貨幣投入口22,25から投入されたすべての貨幣の識別が終了すると入金動作が終了し(ステップS422)、釣銭機20′の制御部200′は、レジスタ装置10′からの入金動作禁止指令の受信待機状態となる(ステップS423)。尚、貨幣の金種情報をレジスタ装置10′へ出力するタイミングは、必ずしも上記に限らない。例えば、硬貨識別センサ122や紙幣識別センサ132で貨幣の識別を行った時点、あるいは硬貨収納部120の一時保留庫123や紙幣収納部130の紙幣保留庫133に貨幣を収納した時点で金種情報をレジスタ装置10′へ出力するようにしても良い。
釣銭機20′から金種情報を受信したレジスタ装置10′のレジスタ制御部100′は、入金金額算出部115を通じて入金合計金額を算出し(ステップS307:Yes→ステップS308)、さらに出力制御部112を通じて入金合計金額を表示器12に表示する処理を行う(ステップS309)。
釣銭機20′に投入した貨幣の合計金額と、表示器12に表示された入金合計金額とが一致するなどしてレジスタ装置10′の合計ボタン12bが押圧操作されると(ステップS310)、レジスタ制御部100′は、精算演算部116を通じて小計ボタン12aの操作信号が与えられた時点での商品代金算出部113の算出した商品代金と、合計ボタン12bの操作信号が与えられた時点での入金金額算出部115の算出した入金合計金額とを比較し、入金合計金額が商品代金以上であるか否かを判断する(ステップS311)。入金合計金額が商品代金に満たない場合(ステップS311:No)、レジスタ制御部100′は、手順をステップS307に移行し、再び釣銭機20′からの金種情報の受信待機状態となる。従って、釣銭機20′に不足分の貨幣を投入すれば、投入した貨幣の金額が入金合計金額に加算されることになる。
一方、入金合計金額が商品代金以上である場合(ステップS311:Yes)、レジスタ制御部100′は、さらに入金合計金額が商品代金を超えているか否かを判断する(ステップS312)。入金合計金額が商品代金を超えている場合(ステップS312:Yes)、レジスタ制御部100′は、禁止指令出力部117を通じて釣銭機20′に入金動作禁止指令を出力し(ステップS313)、その後、精算演算部116を通じて入金合計金額と商品代金の差額を算出し(ステップS314)、さらに釣銭機20′に対して差額に応じた出金指令(差額≠0)を出力した後(ステップS315)、今回の取引処理を終了すべく手順をリターンする。
これに対して、入金合計金額が商品代金と等しい場合(ステップS312:No)、レジスタ制御部100′は、禁止指令出力部117を通じて釣銭機20′に入金動作禁止指令を出力し(ステップS316)、さらに釣銭機20′に対して出金指令(差額=0)を出力した後(ステップS317)、今回の取引処理を終了すべく手順をリターンする。
ステップS423においてレジスタ装置10′から入金動作禁止指令を受信した釣銭機20′の制御部200′は、次いでレジスタ装置10′から出金指令の受信待機状態となる(ステップS423:Yes→ステップS424)。レジスタ装置10′から出金指令(差額≠0)を受信した場合(ステップS424:Yes)、釣銭機20′の制御部200′は、入出金処理部216を通じて硬貨収納庫124や紙幣収納庫134に収納されている貨幣を硬貨出金口23及び紙幣出金口26から装置筐体21の外部に払い出す出金動作を行い(ステップS425)、その後、今回の入出金処理を終了すべく手順をリターンする。これに対してレジスタ装置10′から出金指令(差額=0)を受信した場合、釣銭機20′の制御部200′は、ステップS425の処理を実施することなく手順をリターンさせて今回の入出金処理を終了する。
一方、釣銭機20′の制御部200′は、入金動作許可指令を受信することなく投入検出センサ22a,25aを通じて貨幣の投入を検出すると(ステップS402:Yes)、釣銭先行モードの状態で入金動作が開始される(ステップS403)。この釣銭機20′に用意された釣銭先行モードは、有人レジスタシステムにおいて上位機器であるレジスタ装置10′で既に商品の登録が完了し、小計ボタン12aが押圧操作された後に以下のように使用されるものである。すなわち、釣銭先行モードにおいては、貨幣の投入なしを検出するまでの間、硬貨搬送機構121及び紙幣搬送機構131が駆動して貨幣投入口22,25に投入された貨幣が硬貨識別センサ122及び紙幣識別センサ132において許可金種であるか否かが識別される(ステップS404〜ステップS408)。収納可能であると識別された貨幣は、金種別に硬貨収納庫124や紙幣収納庫134に収納され(ステップS404:Yes→ステップS405)、収納可能でないと識別された貨幣は、硬貨出金口23及び紙幣出金口26に払い出される(ステップS404:No→ステップS406)。この釣銭先行モードでは、金種情報出力部217を通じて硬貨収納庫124や紙幣収納庫134に収納された貨幣の金種情報をレジスタ装置10′に出力する処理を行わない。
投入検出センサ22a,25aが貨幣の投入なしを検出すると入金動作が終了し(ステップS408:Yes→ステップS409)、その後、レジスタ装置10′からの出金指令の受信待機状態となる(ステップS410)。レジスタ装置10′からの出金指令は、レジスタ装置10′において店員により入金金額が入力された時点で、商品代金算出部113の算出した商品代金と、入力された入金合計金額とが比較され、入金合計金額が商品代金以上の場合に、釣銭機20′に対して差額に応じた出金指令(差額≠0もしくは差額=0)が出力される。
レジスタ装置10′から出金指令(差額≠0)を受信した場合(ステップS410:Yes)、釣銭機20′の制御部200′は、入出金処理部216を通じて硬貨収納庫124や紙幣収納庫134に収納された貨幣を硬貨出金口23及び紙幣出金口26から装置筐体21の外部に払い出す出金動作を行う(ステップS411)。レジスタ装置10′から出金指令(差額=0)を受信した場合(ステップS410:No)、釣銭機20の制御部200は、上述の出金動作を行うことなく手順をステップS413に移行させる。
硬貨搬送機構121及び紙幣搬送機構131が駆動して貨幣投入口22,25に投入された貨幣が硬貨識別センサ122及び紙幣識別センサ132において許可金種であるか否かが識別されている間にレジスタ装置10′から出金指令(差額≠0)が出力された場合(ステップS407:Yes)、釣銭機20′の制御部200′は、入金動作を中断し、出金動作を優先して行う(ステップS411)。入金動作を中断した場合に出金動作を実施した釣銭機20′の制御部200′は、出金検出センサ23a,25bを介して硬貨出金口23及び紙幣出金口26が空になったか否かを監視し(ステップS412)、空になった場合に手順をステップS402に移行して入金動作を再開する。
上記のように動作する釣銭機20′の釣銭先行モードに対しては、入金許可金種設定部215を通じて予め許可金種なしと設定すれば、貨幣投入口22,25から投入されたすべての貨幣が硬貨出金口23及び紙幣出金口26に払い出されることになる(ステップS404:No→ステップS406)。従って、セルフレジスタシステムに不慣れな買い物客や子供などが貨幣を誤って投入したとしても、レジスタ装置10′において買い物客が新たに商品添付されたバーコードの読み取りを行う時点では、硬貨投入口22及び紙幣投入口25のいずれにも貨幣が残存していることがない。これにより、レジスタ装置10′から入金動作許可指令が与えられてから入金動作禁止指令が与えられるまでの間においては、買い物客が実際に投入した金銭の合計金額と上位機器に通知される金銭の合計金額とが一致することになり、買い物客自らがレジ精算を行うセルフレジスタシステムにおいても、常に正確な精算を行うことが可能となる。
尚、上述した実施の形態1及び実施の形態2においては、紙幣投入口25に紙幣を投入した場合にも、紙幣搬送機構131が駆動する以前においてはその一部が外部に露出されるように構成してあり、目視が可能であるばかりか次の紙幣の入金を邪魔するように機能する。従って、レジスタ装置10,10′から入金動作禁止指令が与えられた後、レジスタ装置10,10′から次の入金動作許可指令が与えられるまでの間に投入された紙幣については、必ずしも上記の処理を実施することなく、そのままの状態に維持するようにしても構わない。
10,10′ レジスタ装置
11 バーコードリーダ
12a 小計ボタン
12b 合計ボタン
20 釣銭機
22a,25b 出金検出センサ
113 商品代金算出部
114 許可指令出力部
115 入金金額算出部
116 精算演算部
117 禁止指令出力部
119 入金モード切替指令出力部
122 硬貨識別センサ
124 硬貨収納庫
132 紙幣識別センサ
134 紙幣収納庫
200,200′ 制御部
214 入金モード設定部
215 入金許可金種設定部
217 金種情報出力部
216 入出金処理部

Claims (1)

  1. 上位機器に接続されてレジスタシステムを構成する釣銭機であって、
    硬貨が投入される硬貨投入口と、
    駆動した場合に前記硬貨投入口に投入された硬貨を機内に受け入れる硬貨搬送機構と、
    前記硬貨搬送機構によって搬送された硬貨の識別を行う硬貨識別センサと
    一部が外部に露出された状態で紙幣が投入される紙幣投入口と、
    駆動した場合に前記紙幣投入口に投入された紙幣を機内に受け入れる紙幣搬送機構と、
    前記紙幣搬送機構によって搬送された紙幣の識別を行う紙幣識別センサと、
    前記紙幣識別センサもしくは前記硬貨識別センサで識別された金銭が予め収納可能であると設定された金種である場合には金種毎に設けられた金銭収納庫に収納する一方、前記紙幣識別センサもしくは前記硬貨識別センサで識別された金銭が予め収納不可と設定された金種である場合には機外に払い出す入金処理手段と、
    前記上位機器から入金動作を許可する入金動作許可指令が与えられた場合、前記上位機器から入金動作を禁止する入金動作禁止指令が与えられるまでの間に前記紙幣搬送機構もしくは前記硬貨搬送機構を駆動して金銭を搬送し、前記紙幣識別センサもしくは前記硬貨識別センサを通過した金銭の情報を前記上位機器に出力する一方、前記上位機器から入金動作禁止指令が与えられた場合には前記上位機器から次の入金動作許可指令が与えられるまでの間、前記入金処理手段に対してすべての硬貨の金種を収納不可に設定し、かつ前記紙幣搬送機構の駆動を停止する制御手段と
    を備えたことを特徴とする釣銭機。
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