JP2938747B2 - Posレジ用貨幣入出金機 - Google Patents

Posレジ用貨幣入出金機

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JP2938747B2
JP2938747B2 JP2453194A JP2453194A JP2938747B2 JP 2938747 B2 JP2938747 B2 JP 2938747B2 JP 2453194 A JP2453194 A JP 2453194A JP 2453194 A JP2453194 A JP 2453194A JP 2938747 B2 JP2938747 B2 JP 2938747B2
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和行 関
孝和 前田
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Laurel Bank Machine Co Ltd
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Laurel Bank Machine Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばスーパーマーケ
ット、小売店、百貨店あるいはガソリンスタンド等にお
いて用いられる、いわゆるPOS(販売時点情報管理)
レジに接続される釣銭支払機として用いられるPOSレ
ジ用貨幣入出金機に関する。
【0002】
【従来の技術】貨幣入出金機においては、顧客に対して
迅速に対応するため、出金時に出金するべき貨幣が不足
した場合に、他の金種で代替出金する方法が考えられ
る。しかし、この代替出金の場合、最小単位の金種の貨
幣が不足した場合には代替することができないため、装
置を停止して、貨幣を収納する収納部に不足する金種の
貨幣を補充しなければならず、顧客に対して迅速に対応
できるとは言い難いものがあった。また、上述のような
問題に対する硬貨入出金機の代替出金法として特開昭6
2−290992号公報に開示されたものがある。この
貨幣入出金機の基本構成は、入金した硬貨を各金種毎に
設けられる収納投出部に収納し、出金時にはその収納投
出部に収納される各金種硬貨を出金硬貨として投出する
循環式の硬貨入出金機であり、その代替出金法は、出金
すべき硬貨を、それぞれ予め金種別に設けられた硬貨収
納投出部から必要な金種並びに枚数の硬貨を投出して払
い出し、前記金種別に設けられた各硬貨収納投出部の
内、投出すべき硬貨を収納した硬貨収納投出部の硬貨が
不足した場合、複合金種の硬貨を一括して収納した各金
種硬貨一括収納部から硬貨を繰り出し、この各金種硬貨
一括収納部から繰り出された硬貨の金種を判別部にて識
別して代替の必要な金種の硬貨のみを出金口に搬送する
ように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の循環式の硬貨入出金機は、一般には銀行等の
金融機関で入出金処理を行うテラー用循環式硬貨入出金
機として用いられているものであり、例えばスーパーマ
ーケット、小売店、百貨店あるいはガソリンスタンド等
において用いられる、いわゆるPOSレジに接続される
釣銭支払機として用いられるPOSレジ用貨幣入出金機
には、適用が困難である。すなわち、POSレジ用貨幣
入出金機では、スペース的な問題からコンパクト化が要
求されており、またそのコストを抑えることが望まれて
いるため、新たに上述したような機構を追加すること
は、これらの要望に反するのである。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、釣銭を出金する際に代替不能な最小金種が不足した
場合でも、新たな機構を追加することなく、顧客に対し
迅速に対応することができるPOSレジ用貨幣入出金機
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
POSレジ用貨幣入出金機は、各金種別の収納部を有
し、接続されたPOSレジから出力される、受取金額と
購入金額との差から演算される釣銭データにしたがって
前記収納部から釣銭貨幣を出金させるもので、収納部毎
の貨幣残量を記憶する記憶手段と、前記POSレジから
出力される釣銭データから金種別投出数を算出し、算出
した金種別投出数と前記記憶手段に記憶された貨幣残量
とを比較していずれかの収納部の貨幣残量が不足した場
合に該不足貨幣分の代替金種の投出数を算出する制御部
と、前記不足貨幣が最小単位の金種である場合には、そ
の最小単位の金種の不足分を繰り上げた金種の貨幣で支
払うよう設定可能な設定手段とを有し、前記制御部は、
前記設定手段により最小単位の金種の不足分を繰り上げ
た金種の貨幣で支払うよう設定された場合に、最小単位
の金種の不足分を繰り上げた金種の貨幣で代替して金種
別投出数を算出しなおして出金させることを特徴として
いる。
【0006】本発明の請求項2記載のPOSレジ用貨幣
入出金機は、請求項1記載のものに加えて、前記設定手
段は、前記不足貨幣が最小単位の金種である場合に、そ
の最小単位の金種の不足分を繰り上げた金種の貨幣で支
払うよう設定する以外に、最小単位の金種の不足分を手
払いするよう設定することが選択可能となっていること
を特徴としている。
【0007】本発明の請求項3記載のPOSレジ用貨幣
入出金機は、請求項1記載のものに加えて、前記設定手
段は、前記不足貨幣が最小単位の金種である場合に、そ
の最小単位の金種の不足分を繰り上げた金種の貨幣で支
払うよう設定する以外に、最小単位の金種の全額分を手
払いするよう設定することが選択可能となっていること
を特徴としている。
【0008】
【作用】本発明の請求項1記載のPOSレジ用貨幣入出
金機によれば、制御部が、POSレジから出力される釣
銭データから金種別投出数を算出し、算出した金種別投
出数と記憶手段に記憶された貨幣残量とを比較していず
れかの収納部の貨幣残量が不足した場合に該不足貨幣分
の代替金種の投出数を算出する。そして、不足貨幣が最
小単位の金種であり、設定手段によりその最小単位の金
種の不足分を繰り上げた金種の貨幣で支払うよう設定さ
れた際には、最小単位の金種の不足分を繰り上げた金種
の貨幣で代替して金種別投出数を算出しなおして出金さ
せる。
【0009】本発明の請求項2記載のPOSレジ用貨幣
入出金機によれば、請求項1記載のものに加えて、最小
単位の金種の不足分を手払いするよう設定することが選
択可能となっているため、不足した状態で出金を行い、
レジ係が即座に不足分を補うことにより対応できる。
【0010】本発明の請求項3記載のPOSレジ用貨幣
入出金機によれば、請求項1記載のものに加えて、最小
単位の金種の全額分を手払いするよう設定することが選
択可能となっているため、最小単位の金種を除いた状態
で出金を行い、レジ係が即座に最小単位の金種の全額分
を補うことにより対応できる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例によるPOSレジ用貨幣入
出金機について図面を参照して以下に説明する。まず、
図1および図2を参照して全体構成を説明すると、これ
らの図において、符号1で示すものはレジ係(店員)に
より操作されるPOSレジである。また、符号100で
示すものは、紙幣入出金機101と硬貨入出金機102
とから構成される貨幣入出金機(POSレジ用貨幣入出
金機)であって、これら紙幣入出金機101および硬貨
入出金機102は、POSレジ1からの指示により入出
金処理がそれぞれ行われるようになっている。また、上
記紙幣入出金機101および硬貨入出金機102の幅寸
法は、POSレジ1の幅寸法の1/2にそれぞれ設定さ
れている。
【0012】POSレジ1は、図示せぬバーコード読取
機により読み取った商品のバーコードデータあるいはレ
ジ係によるキーボード(操作部)3からの入力データに
基づき、該商品の合計金額を計算する計算機能等を有す
るPOSレジ制御部C1と、バーコードデータあるいは
キーボード入力データの入力作業を終了させて合計金額
を計算させる、キーボード中の合計キー2、顧客から預
かった現金の金額を入力等するため等の上記キーボード
3、計算した商品の合計金額を表示させるための表示部
4、バーコードデータ等に対応した購入商品名、商品金
額、商品の合計金額等を印刷するための印刷手段5等が
備えられている。
【0013】そして、このPOSレジ1では、商品の計
算が終了して、合計キー2が押下された場合には、PO
Sレジ制御部C1によって、商品の合計金額を表示部4
に表示させた後(レジ係はこの表示部4を参照して顧客
に商品の合計金額を告げる)、顧客から受け取った代金
と商品の購入金額との間に差額がある場合には、その差
額の貨幣(紙幣、硬貨)を払い出させるべく釣銭データ
を出力する。なお、このPOSレジ1は、貨幣入出金機
100の上面のPOSレジ載置部6に載置されるように
なっている。
【0014】図2に示すように、POSレジ制御部C1
には、上記したキーボード3、表示部4および印刷手段
5の他に、POSレジ1の作動のための必要情報等が記
憶されたROM110と、購入金額、受取金額、釣銭金
額等の取引内容を記憶するRAM111とが接続されて
いる。ここで、キーボード3には、上記金額を入力する
キーおよび合計キー2の他に、後述する、切上可キー
(設定手段)112、手払可キー(設定手段)114、
代替可キー116、代替不可キー117、補充可キー1
18、中止可キー120等が設けられている。
【0015】次に、紙幣入出金機101の構成を図2〜
図5を参照して説明する。この紙幣入出金機101は、
機体7の前面上部に設けられ、入金紙幣を受け入れかつ
該入金紙幣を一枚ずつ繰り出すための入金口8と、該入
金口8の下側に位置する機体7前面に設けられた出金/
リジェクト口9と、前記入金口8から機体7の奥行き方
向に向けて水平に配置され、途中でUターンした後、機
体7の前面方向に向けて水平に配置され、最終的に出金
/リジェクト口9に至る紙幣搬送路10と、該紙幣搬送
路10の戻り側ルートに、入金連絡路11・12、出金
連絡路13・14を介して接続され、入金連絡路11・
12を通じて入金された紙幣を集積収納するとともに、
集積収納された紙幣を出金連絡路13・14を通じて出
金紙幣として払い出す複数の還流スタッカ(収納部)1
5・16と、還流スタッカ15・16の下流側に位置す
る紙幣搬送路10に連絡路17を介して接続された収納
スタッカ18と、入金口8と還流スタッカ15・16と
の間に位置する紙幣搬送路10に設けられ、該紙幣搬送
路10により搬送される紙幣の金種、真偽、二重搬送な
どを鑑別する入金鑑別部19と、還流スタッカ15・1
6と収納スタッカ18との間の紙幣搬送路10に設けら
れ、該紙幣搬送路10により搬送された出金紙幣の二重
搬送などを判別する出金判別部20と、紙幣搬送路1
0、還流スタッカ15・16等を制御する紙幣入出金用
制御部C2(制御部)とを主な構成要素とする。
【0016】なお、このような紙幣入出金機101で
は、図5に示すように、紙幣搬送路10と入金連絡路1
1・12との各分岐部には振分フォーク21・22が設
けられ、紙幣搬送路10と連絡路17との分岐部には振
分フォーク23が設けられており、これら振分フォーク
21〜23は、入金鑑別部19の鑑別結果、出金判別部
20の判別結果に基づき、紙幣入出金用制御部C2によ
り駆動される。すなわち、紙幣入出金用制御部C2は、
入金鑑別部19によって、(1)入金紙幣を正券の千券
であると鑑別した場合には、振分フォーク21のみを駆
動して、該千券を入金連絡路11を通じて還流スタッカ
15に収納し、(2)入金紙幣を正券の五千券であると
鑑別した場合には、振分フォーク22のみを駆動して、
該五千券を入金連絡路12を通じて還流スタッカ16に
収納し、(3)入金紙幣を正券の万券であると鑑別した
場合には、振分フォーク23のみを駆動して、該万券を
連絡路17を通じて収納スタッカ18に収納し、(4)
入金紙幣を偽券、二重搬送などのリジェクト紙幣である
と鑑別した場合には、これら振分フォーク21〜23を
駆動させず、該リジェクト紙幣を直進させて、出金/リ
ジェクト口9から払い戻す。
【0017】また、(5)入金連絡路11・12のそれ
ぞれの途中に設けられた、紙幣が通過することによる光
路遮断で紙幣を検知する発光・受光式の入金紙幣検知セ
ンサ11a・12aと、出金連絡路13・14のそれぞ
れの途中に設けられた、前記と同様の発光・受光式の出
金紙幣検知センサ13a・14aとを用いて、還流スタ
ッカ15・16内の紙幣の収納枚数すなわち残量を管理
しており(後述する)、これら還流スタッカ15・16
が満杯であると判定した場合には、振分フォーク23の
みを駆動して、入金紙幣を連絡路17を通じて収納スタ
ッカ18に収納する。なお、前記満杯の判断は、還流ス
タッカ15・16内の紙幣量を直接検知する光センサ
(図示略)の検出信号に基づくものであっても良い。
【0018】また、紙幣入出金用制御部C2は、出金判
別部20により、(一)出金紙幣を二重搬送紙幣と判別
した場合には、振分フォーク23のみを駆動して、該紙
幣を連絡路17を通じて収納スタッカ18にリジェクト
する、(二)出金紙幣を二重搬送されていない正常券と
判別した場合には、振分フォーク23を駆動せず、正常
券を出金/リジェクト口9から払い出させるようにして
いる。そして、上述したように振分フォーク21〜23
が選択的に駆動されることにより、還流スタッカ15に
は千券が収納され、還流スタッカ16には五千券が収納
され、収納スタッカ18には、入金紙幣の万券と、出金
紙幣の中の二重搬送紙幣が収納されるようになってい
る。なお、還流スタッカ15・16に千券、五千券をそ
れぞれ収納したのは、これら紙幣は、出金時において釣
銭として使用することができるからであり、よって万券
は、出金リジェクト紙幣とともに、再度、出金できない
収納スタッカ18に収納させるようにしている。
【0019】次に、還流スタッカ15・16の構成につ
いて説明する。これら還流スタッカ15・16は、入金
連絡路11・12、出金連絡路13・14に接続される
入出金路24・25と、これら入出金路24・25に接
続された収納部26・27と、これら収納部26・27
内に昇降自在に設けられて、紙幣をその上面に載置する
昇降板28・29と、入出金路24・25の近傍に出入
自在に設けられて、入出金路24・25を通じて搬送さ
れた入金紙幣を収納部26・27内の昇降板28・29
上に一枚ずつ掻き落とす羽根車30・31と、収納部2
6・27の上部位置に設けられて、昇降板28・29上
の紙幣を出金連絡路13・14に向けて送り出す蹴出ロ
ーラ32・33とを有するものである。
【0020】そして、このような還流スタッカ15・1
6では、入金時に、羽根車30・31を入出金路24・
25から突出させて配置し、かつ該羽根車30・31を
紙幣の搬送に合わせて、図5中反時計方向に回転させる
ことにより、入金連絡路11・12、入出金路24・2
5を通じてぞれぞれ搬送された紙幣が、羽根車30・3
1により掻き落とされて、収納部26・27内の昇降板
28・29(昇降板は下降位置にある)上に一枚ずつ集
積される。一方、出金時には、羽根車30・31を入出
金路24・25から退避させ、かつ下降位置にあった昇
降板28・29を、その上面に載置された紙幣の最上面
が蹴出ローラ32・33に当接されるまで上昇させ(図
示しないセンサの検出による)、この状態で、蹴出ロー
ラ32・33を図5中反時計方向に回転させることによ
り、昇降板28・29上の紙幣が一枚ずつ入出金路24
・25に搬送され、更には入出金路24・25を上方に
直進した後、出金連絡路13・14を経て紙幣搬送路1
0に搬送される。なお、以上のような還流スタッカ15
・16の詳細な構成は、本出願人が先に出願した特願平
4−248267号に説明されている。
【0021】次に、収納スタッカ18の構成を説明す
る。この収納スタッカ18は、連絡路17に接続される
入金路34と、該入金路34に接続された収納部35
と、該収納部35に設けられて、紙幣をその上面に載置
する昇降板36と、前記入金路34の近傍に設けられ
て、該入金路34を通じて搬送された紙幣を収納部35
上に一枚ずつ掻き落とす羽根車37とから構成されたも
のであって、前記昇降板36は、スプリング38により
下側から支持されその上面に紙幣が載置された場合に、
紙幣の重さにより徐々に下降するようになっている。
【0022】なお、前記羽根車37は、紙幣の搬送に合
わせて、図5中反時計方向に回転され、これにより収納
部35内の昇降板36上に、紙幣が一枚ずつ掻き落とさ
れて集積されるようになっている。また、前記収納スタ
ッカ18は、機体7に対して脱着自在に設けられ、かつ
キー18Aの操作により機体7から取り外せるように構
成されたものであって、業務終了時等に、キーを管理す
る管理者により、機体7から取り外されてその内部に収
納された紙幣(万券の入金紙幣、二重搬送された千券、
五千券の出金紙幣)が回収できるようになっている。
【0023】次に、出金/リジェクト口9の構成を説明
する。この出金/リジェクト口9は、機体7に設けられ
た軸40に回転自在に支持されてたセパレータ41を有
し、このセパレータ41により仕切られた上側がリジェ
クト口9Aに、下側が出金口9Bとなるように構成され
たものである。また、この出金/リジェクト口9の後部
には、紙幣取揃板42と支持板43とが設けられてい
る。前記紙幣取揃板42は出金口9Bに集積された紙幣
の後端部に当接して、該集積紙幣を取り揃えるものであ
る。また、前記支持板43は、機体7に設けられた軸4
4に回転自在に支持されたものであって、倒れた位置に
まで回転した場合には、出金口9Bの底面と同一平面を
形成し、一方、起立した位置にまで回転した場合には、
リジェクト口9Aに集積された集積紙幣の後端部に当接
して、該集積紙幣を取り揃えるものである。
【0024】そして、以上のように構成された出金/リ
ジェクト口9では、入金時に、セパレータ41が下降
し、かつ支持板43が起立した位置に配置され、これに
より入金口8に入金された紙幣の中で、偽券、二重搬送
等と鑑別されたリジェクト紙幣が、上側のリジェクト口
9Aに案内される。このときリジェクト口9Aに案内さ
れて集積されたリジェクト紙幣は、支持板43により後
端部が取り揃えられる。一方、この出金/リジェクト口
9では、出金時には、セパレータ41が上昇し、かつ支
持板43が倒れた位置に配置され、これにより、還流ス
タッカ15・16から繰り出された出金紙幣の中で、二
重搬送されていない正常紙幣のみが、下側の出金口9B
に案内される。このとき出金口9Bに案内されて集積さ
れた出金紙幣は、紙幣取揃板42によりその後端部が取
り揃えられる。
【0025】ここで、図2に示すように、紙幣入出金用
制御部C2には、紙幣入出金機101の入金処理時に駆
動される入金駆動部123と、出金処理時に駆動される
出金駆動部124と、上記入金紙幣検知センサ11a・
12aと、出金紙幣検知センサ13a・14aとが接続
されており、また紙幣入出金機101の作動のための必
要情報や金種確認時に用いられるマスタデータ等が記憶
されたROM125と、入出金動作毎に変化する紙幣の
入出金データ等を記憶するRAM(記憶手段)126と
が接続されており、加えて、紙幣入出金用制御部C2
は、インターフェース127、POSレジ1側のインタ
ーフェース128を介してPOSレジ制御部C1に接続
されている。
【0026】また、紙幣入出金用制御部C2による、還
流スタッカ15・16内の残量管理は、入金連絡路11
・12のそれぞれの途中に設けられた入金紙幣検知セン
サ11a・12aと、出金連絡路13・14のそれぞれ
の途中に設けられた出金紙幣検知センサ13a・14a
とを用いて以下のように行われる。まず、釣銭用として
必要な金種(五千券および千券)それぞれについて所定
枚数の紙幣を準備し、各還流スタッカ15・16内の紙
幣が0でRAM126内対応データもリセットされた状
態から、釣銭用として準備した紙幣を入金処理させ、各
入金紙幣検知センサ11a・12aの検知出力に基づき
各還流スタッカ15・16毎に収納された各金種別紙幣
の枚数データをRAM126に記憶させておく。そし
て、各入金紙幣検知センサ11a・12aで紙幣が検知
される毎に、RAM126の対応する金種の枚数データ
を加算して書き換え、また各出金紙幣検知センサ13a
・14aで検知される毎に、RAM126の対応する金
種の枚数データを減算して書き換える。なお、このよう
な残量管理の詳細については特開平1−96788号公
報に記載されている。
【0027】このような紙幣入出金機101の入金処理
について説明する。紙幣入出金機101では、入金口8
に投入された紙幣を1枚ずつ機内に向けて繰り出し、紙
幣搬送路10に沿って紙幣を搬送し、その搬送途中にお
いて該紙幣を入金鑑別部19により鑑別する。そして、
この入金鑑別部19の鑑別結果に基づき、真と鑑別され
た紙幣のうち最高額の紙幣(万券)は、釣銭として再利
用できないので、出金判別部20より前方の収納スタッ
カ18内に収納し、最高額以下の紙幣(千券、五千券)
は、それぞれ金種別の還流スタッカ15・16内に分類
収納する。また、入金鑑別部19において偽あるいは二
重搬送等と鑑別された紙幣は、リジェクト券として出金
/リジェクト口9のリジェクト口9Aへ払い出す。
【0028】次に、硬貨入出金機102の構成を、図2
および図6〜図11を参照して説明する。この硬貨入出
金機102は、機体50の上部に設けられ、入金硬貨を
受け入れる入金口51と、垂直軸を中心として水平面内
で回転自在に設けられ、入金口51を通じて投入された
入金硬貨を貯留し、回転時の遠心力により該入金硬貨を
放出する回転円盤52と、回転円盤52から放出された
入金硬貨が一枚ずつ連続搬送される入金搬送路53と、
入金搬送路53に接続されて該入金搬送路53を通じて
搬送された入金硬貨を金種別に選別する選別通路54
と、該選別通路54により金種別に分類された入金硬貨
をそれぞれ案内するためのシュート55〜60と、シュ
ート55〜60により案内された入金硬貨を受け入れて
貯留するとともに、貯留した入金硬貨を出金硬貨として
払い出す還流式ホッパー(収納部)61〜66と、これ
ら還流式ホッパー61〜66から払い出された出金硬貨
を搬送するための出金搬送路67と、機体50の前面下
部に設けられて、出金搬送路67により搬送された出金
硬貨を払い出す出金口68と、回転円盤52、還流式ホ
ッパー61〜66、出金搬送路67等を制御する硬貨入
出金用制御部C3(制御部,図7参照)とを有するもの
である。
【0029】前記入金搬送路53は全体が水平に設けら
れるとともに、その途中に90゜強屈曲する屈曲部53
Aが設けられたものであって、この屈曲部53Aにおい
て、入金搬送路53により搬送された硬貨を後述する基
準レール73に沿わせるようにしている。また、前記屈
曲部53Aの上流側に位置する入金搬送路53には、硬
貨の真偽、金種等を鑑別する入金鑑別部69(図8参
照)が設けられ、更に、前記屈曲部53Aの下流側に位
置する入金搬送路53には、入金鑑別部69の鑑別結果
に基づいて開閉動作されるリジェクトゲート70、オー
バーフローゲート71が硬貨の搬送方向に沿って順次設
けられている(図10参照)。
【0030】なお、リジェクトゲート70は、入金鑑別
部69により偽と判別された場合に開状態となって、偽
と判別された硬貨をリジェクトゲート70内に落下させ
るものであり、また、オーバーフローゲート71は、入
金鑑別部69により鑑別された金種の硬貨が、既に還流
式ホッパー61〜66内で満杯である場合に(後述す
る)、開状態となってオーバーフローゲート71内に落
下させるものである。なお、これらリジェクトゲート7
0、オーバーフローゲート71の開閉は硬貨入出金用制
御部C3が行う。
【0031】また、前記リジェクトゲート70、オーバ
ーフローゲート71の下方には収納ボックス72(図
1、図5、図7、図10参照)が脱着自在に設けられ、
その収納ボックス72は内部を二分するように仕切ら
れ、一方の収納部には、リジェクトゲート70で選別さ
れたリジェクト硬貨がシュート70Aを通じて供給さ
れ、他方の収納部には、オーバーフローゲート71で選
別されたオーバーフロー硬貨が、シュート71Aを通じ
て供給されるようになっている。そして、この収納ボッ
クス72にはキー72Aが設けられており、キー操作に
より該収納ボックス72が機体50から脱着されるよう
になっている。
【0032】次に、入金搬送路53を通じて搬送された
入金硬貨を金種別に選別する選別通路54について説明
する。この選別通路54は、図8に示すように硬貨の搬
送方向に沿うように設けられて、硬貨を案内する基準レ
ール73と、該基準レール73から微小量離れた位置の
通路面54Aに、搬送方向に向けて小径金種から順番に
一定の間隔をおいて形成され、硬貨を小径順に選別して
ゆく選別孔74〜79と、通路面54の上方位置に設け
られて、該通路面54に対して硬貨を押しつけながら搬
送する入金搬送ベルト80とを有するものであって、こ
の入金搬送ベルト80は、硬貨の搬送方向に向けて、基
準レール73との間隔が漸次狭くなるように配置され、
これによって硬貨の周縁部を基準レール73に対して接
触させるようにしている。また、この選別通路54は、
図8の平面図を参照して判るように、硬貨の搬送方向に
向けて機体50の中央部に向けて漸次近接するように設
けられ、更にこの選別通路54の末端部は機体50の中
央部にまで至っている。
【0033】一方、還流式ホッパー61〜66は、上部
にシュート55〜60を通じて供給された硬貨を、開口
部(図示略)を通じてそれぞれ受け入れる斜円盤を備え
たものである。この斜円盤は、傾斜した状態で回転自在
に設けられ、かつ内周面に硬貨を一枚ずつ係止して掻き
出すための突起が複数設けられたものであって、この斜
円盤が回転した場合に突起により掻き出された硬貨は、
繰出口(図示略)を経由して出金搬送路67に払い出さ
れるようになっている。また、これら還流式ホッパー6
1〜66は、図8〜図10に示すように選別通路54の
両側に二列となるように配置されたものであって、還流
式ホッパー61には1円硬貨が、還流式ホッパー62に
は50円硬貨が、還流式ホッパー63には5円硬貨が、
還流式ホッパー64には100円硬貨が、還流式ホッパ
ー65には10円硬貨が、還流式ホッパー66には50
0円硬貨がそれぞれ収納されるようになっている。ま
た、前記出金搬送路67は、機体50のほぼ下部中央
に、前後方向に向けて水平配置されたベルトコンベアに
より構成されるものであって、還流式ホッパー61〜6
6から繰り出された出金硬貨を該ベルトコンベア上に載
置することにより、出金口68に運搬するようにしてい
る。
【0034】ここで、前記シュート55〜60の途中に
は、硬貨が通過することによる光路遮断で硬貨を検知す
る発光・受光式の入金硬貨検知センサ55a〜60aが
それぞれ設けられており、前記還流式ホッパー61〜6
6の繰出口近傍には、前記と同様の発光・受光式の出金
硬貨検知センサ61a〜66aがそれぞれ設けられてい
て、これら入金硬貨検知センサ55a〜60a、出金硬
貨検知センサ61a〜66aの検知信号に基づき、硬貨
入出金用制御部C3では、各還流式ホッパー61〜66
内の硬貨の収納枚数すなわち残量を演算し管理している
(後述する)。それとともに、還流式ホッパー61〜6
6が満杯であるか否かを判断し、更に還流式ホッパー6
1〜66が満杯であると判断した場合に、満杯情報を出
力する。そして、この硬貨入出金用制御部C3では、こ
の満杯情報で示される金種を入金鑑別部69で鑑別した
場合には、オーバーフローゲート71を開動作して、当
該金種の硬貨を収納ボックス72に選別する。
【0035】図2に示すように、硬貨入出金用制御部C
3には、硬貨入出金機102の入金処理時に駆動される
入金駆動部130と、出金処理時に駆動される出金駆動
部131と、入金硬貨検知センサ55a〜60aと、出
金硬貨検知センサ61a〜66aとが接続されており、
また硬貨入出金機102の作動のための必要情報等が記
憶されたROM132と、入出金動作毎に変化する硬貨
の入出金データ等を記憶するRAM(記憶手段)133
とが接続されており、加えて、硬貨入出金用制御部C3
は、インターフェース134、POSレジ1側のインタ
ーフエース135を介してPOSレジ1側のPOSレジ
制御部C1に接続されている。
【0036】なお、硬貨入出金用制御部C3による、各
還流式ホッパー61〜66内の硬貨の残量管理は、シュ
ート55〜60のそれぞれの途中に設けられた入金硬貨
検知センサ55a〜60aと、還流式ホッパー61〜6
6のそれぞれの繰出口近傍に設けられた出金硬貨検知セ
ンサ61a〜66aとを用いて以下のように行われる。
まず、釣銭用として必要な全ての金種について所定枚数
の硬貨をそれぞれ準備し、各還流ホッパー61〜66内
の硬貨が0でありRAM133内対応データがリセット
された状態から、釣銭用として準備した硬貨を入金処理
させ、入金硬貨検知センサ55a〜60aの出力に基づ
き各還流式ホッパー61〜66毎に収納された各金種別
硬貨の枚数データをRAM133に記憶させておく。そ
して、各入金硬貨検知センサ55a〜60aで硬貨が検
知される毎に、RAM133の対応する金種の枚数デー
タを加算して書き換え、また各出金硬貨検知センサ61
a〜66aで検知される毎に、RAM133の対応する
金種の枚数データを減算して書き換える。なお、このよ
うな残量管理の詳細については特開平1−96788号
公報に記載されている。
【0037】硬貨入出金機102の入金処理について説
明する。硬貨入出金機102では、入金口51に投入さ
れた硬貨を回転円盤52の遠心力により1枚ずつ入金搬
送路53に繰り出し、該入金搬送路53の搬送途中にお
いて該硬貨を入金鑑別部69により鑑別する。そして、
この入金鑑別部69の鑑別の結果、真で、かつ還流式ホ
ッパー61〜66においてオーバーフローしていないと
判断した硬貨について、選別通路54に送り込み、この
選別通路54の選別孔74〜79にて、硬貨の径に応じ
た金種別の分類を行う。そして、この選別通路54にて
分類された硬貨はシュート55〜60を通じて金種別の
還流式ホッパー61〜66にそれぞれ案内される。ま
た、入金鑑別部69により、偽と判別した硬貨、還流式
ホッパー61〜66においてオーバーフローしていると
判断した硬貨については、各リジェクトゲート70、オ
ーバーフローゲート71により収納ボックス72に案内
する。
【0038】次に、POSレジ制御部C1による一連の
基本制御処理について図12のフローチャートを参照し
てステップ毎に説明する。 〔ステップA1〕物品購入がなされたか否かを判定し、
物品購入がなされた場合にはステップA2に進み、物品
購入がなされない場合にはステップA3に進む。なお、
この場合の物品購入がなされたか否かの判定は、このこ
とを示す、例えば金額を含む購入品の情報がキーボード
3またはバーコードリーダ等から外部入力されたか否か
で判定する。 〔ステップA2〕購入金額を積算してステップA1に戻
る。すなわちステップA1およびステップA2のループ
は、例えば購入された物品が複数の場合繰り返されるも
ので、このステップA2では、順次、外部入力された購
入金額を積算していく。
【0039】〔ステップA3〕物品購入が終了であるか
否かを判定し、物品購入が終了である場合にはステップ
A4に進み、物品購入が終了でない場合にはステップA
1に戻る。ここで、物品購入が終了であるか否かの判定
は、例えばレジ係により購入金額確定時に合計キー2を
介して行われる外部入力の有無で行われる。 〔ステップA4〕積算購入金額を表示部4に表示させて
ステップA5に進む。 〔ステップA5〕受取金額の入力がなされたか否かを判
定し、入力がなされた場合にはステップA6に進み、そ
うでない場合にはこのステップA5を繰り返す。この受
取金額の入力がなされたか否かの判定は、例えばレジ係
によるキーボード3を介しての受取金額の外部入力の有
無で行われる。すなわち、ステップA4において表示部
4に表示された合計金額を、レジ係が顧客に伝えて、顧
客から現金を受け取ると、その合計金額をキーボード3
によりPOSレジ1側に入力してステップA5がYES
と判断される。
【0040】〔ステップA6〕受取金額から積算購入金
額を引算することにより、釣銭金額を演算してステップ
A7に進む。 〔ステップA7〕釣銭が有るか否かを、演算された釣銭
金額で判定し、釣銭金額がある場合にはステップA8に
進み、購入代金と受取金額との差が0である場合には、
釣銭指令を出力することなく、処理を終了させる。 〔ステップA8〕釣銭金額を示す釣銭データを、釣銭機
すなわち紙幣入出金機101の紙幣入出金用制御部C2
および硬貨入出金機102の硬貨入出金用制御部C3へ
それぞれ出力してステップA9に進む。これを受けて紙
幣入出金機101の紙幣入出金用制御部C2は釣銭デー
タをRAM126に記憶させ、また、硬貨入出金機10
2の硬貨入出金用制御部C3も釣銭データをRAM13
3に記憶させる。それとともに、紙幣入出金用制御部C
2および硬貨入出金用制御部C3は、釣銭データに基づ
いて後述する出金処理を行わせる。
【0041】〔ステップA9〕出金が完了したか否かを
判定し、出金が完了していない場合、このステップA9
を繰り返す。ここで、出金が完了したか否かの判定は、
紙幣入出金用制御部C2および硬貨入出金用制御部C3
からの出金完了信号を受けて行われる。紙幣入出金用制
御部C2の出金完了信号の出力は、例えば、出金紙幣検
知センサ13a・14aで出金紙幣が還流スタッカ15
・16からすべて払い出されたことが検知されかつ出金
判別部20が出金紙幣をすべて正常券と判別した後、出
金紙幣がすべて出金口9Bに払い出されたとみなすこと
ができる所定時間経過後に出力される。また硬貨入出金
用制御部C3の出金完了信号の出力は、例えば、出金硬
貨検知センサ61a〜66aの検知信号に基づき出金さ
れるべき硬貨がすべて還流式ホッパー61〜66から投
出されたことが検知された後、出金硬貨がすべて出金口
68に払い出されたとみなすことができる所定時間経過
後に出力される。
【0042】なお、出金処理が終わると、紙幣入出金機
101の出金口9B、硬貨入出金機102の出金口68
から払い出した釣銭(紙幣および硬貨、紙幣および硬貨
のいずれか一方)を顧客に受け渡したならば、レジ係は
顧客から受け取った現金を紙幣と硬貨とにわけて、それ
ぞれの入出金機101・102の入金口8・51へ投入
する。また、この場合、レジ係は顧客から受け取った現
金が紙幣、硬貨のいずれかである場合には、これら紙
幣、硬貨を該当する入出金機101・102の入金口8
・51へ投入する。また、釣銭を支払う必要が無い場合
には、レジ係は、顧客から受け取った現金を、入出金機
101・102の入金口8・51へ投入する作業のみを
行う。そして、各入出金機101・102は、上述した
入金処理を行うことになる。
【0043】次に、紙幣入出金機101の紙幣入出金用
制御部C2および硬貨入出金機102の硬貨入出金用制
御部C3の出金処理について、図13〜図16に示すフ
ローチャートを参照して以下にステップ毎に説明する。
なお、図13〜図16においてa〜hは、同じもの同士
が相互に接続することを示している。 〔ステップB1〕紙幣入出金用制御部C2および硬貨入
出金用制御部C3に、POSレジ制御部C1から上記ス
テップA8において出力される釣銭データが入力された
か否かを判定し、入力された場合にはステップB2に進
み、そうでない場合にはこのステップB1に戻る。 〔ステップB2〕前回処理において、RAM126・1
33に記憶された紙幣および硬貨の投出数データ(代替
があった場合には代替時投出数データ)をオールクリア
して、ステップB3に進む。
【0044】〔ステップB3〕釣銭データ受けて、紙幣
入出金用制御部C2では、釣銭データをRAM126に
記憶させるとともに、千円単位以上すなわち紙幣による
釣銭がある場合に、紙幣による釣銭の金種別投出数を、
支払枚数が最小となるように算出してこれをRAM12
6に記憶させる。また、釣銭データ受けて、硬貨入出金
用制御部C3では、釣銭データをRAM133に記憶さ
せるとともに、千円単位未満すなわち硬貨による釣銭が
ある場合に、硬貨による釣銭の金種別投出数を、支払枚
数が最小となるように算出してこれをRAM133に記
憶させる。そして、ステップB4に進む。
【0045】〔ステップB4〕紙幣入出金用制御部C2
では、紙幣による釣銭がある場合に、釣銭として使用さ
れる全ての金種の対応する還流スタッカ15・16内に
おける残量データをRAM126から読み出し、該残量
データと他方でRAM126から読み出した金種別投出
数とを比較する。また、硬貨入出金用制御部C3では、
硬貨による釣銭がある場合に、釣銭として使用される全
ての金種の対応する還流式ホッパー61〜66内におけ
る残量データをRAM133から読み出し、該残量デー
タと他方でRAM133から読み出した金種別投出数と
を比較する。そして、ステップB5に進む。
【0046】〔ステップB5〕残量が不足している不足
金種があるか否かを判定し、不足金種がない場合には、
ステップB6に進み、そうでない場合にはステップB9
に進むとともに、POSレジ制御部C1に不足金種の金
種および枚数を示す不足金種データを出力する。これに
より、POSレジ制御部C1は、該不足する金種および
枚数を表示部4に表示させる。ここで、不足金種の有無
の判定は、上記ステップB4において、釣銭として使用
される金種の投出数が残量より大きいものがある場合不
足金種があると判定し、そうでない場合不足金種はない
と判定する。
【0047】〔ステップB6〕紙幣による釣銭がある場
合に、紙幣入出金用制御部C2では、出金駆動部124
を駆動して対応する還流スタッカ15・16から、金種
別投出数(又は後述する代替時金種別投出数)に合わせ
て投出を行わせ、また硬貨による釣銭がある場合に、硬
貨入出金用制御部C3では、出金駆動部131を駆動し
て対応する還流式ホッパー61〜66から、金種別投出
数(又は後述する代替時金種別投出数)に合わせて投出
を行わせて、ステップB7に進む。
【0048】具体的に、出金駆動部124は、釣銭に千
券がある場合には、蹴出ローラ32を駆動して還流スタ
ッカ15内の千券を入出金路24、出金連絡路13、紙
幣搬送路10を通じて出金/リジェクト口9の出金口9
Bに払い出す。また、釣銭に五千券がある場合には、蹴
出ローラ33を駆動して還流スタッカ16内の五千券を
入出金路25、出金連絡路14、紙幣搬送路10を通じ
て出金/リジェクト口9の出金口9Bに一枚ずつ所定枚
数払い出す。さらに、このような千券、五千券の出金に
際して出金判別部20により二重搬送が検知された場合
には、振分フォーク23を駆動して該二重搬送紙幣を収
納スタッカ18に収納する。また、出金駆動部131
は、釣銭に1円〜500円の硬貨がある場合には、該当
する還流式ホッパー61〜66の斜円盤を回転駆動し
て、該還流ホッパー61〜66の繰出口から硬貨を繰り
出し、更に該硬貨を出金搬送路67を経由して出金口6
8から払い出す。
【0049】〔ステップB7〕紙幣入出金用制御部C2
では、紙幣による釣銭がある場合に、対応する還流スタ
ッカ15・16から紙幣が投出される毎にこれを出金紙
幣検知センサ13a・14aで検知して計数・記憶を行
う。なお、二重送り等でイジェクトされた場合には、そ
の分は計数しない。また紙幣入出金用制御部C2では、
残量管理のため、還流スタッカ15・16から紙幣が投
出される毎にこれを出金紙幣検知センサ13a・14a
で検知してRAM126に記憶された対応する金種の紙
幣の残量データを一枚ずつ減算させて記憶しなおす。ま
た、硬貨入出金用制御部C3では、硬貨による釣銭があ
る場合に、対応する還流式ホッパー61〜66から硬貨
が投出される毎にこれを出金硬貨検知センサ61a〜6
6aで検知して計数・記憶を行う。また硬貨入出金用制
御部C3では、残量管理のため、還流式ホッパー61〜
66から硬貨が投出される毎にこれを出金硬貨検知セン
サ61a〜66aで検知してRAM133に記憶された
対応する金種の硬貨の残量データを一枚ずつ減算させて
記憶しなおす。そして、ステップB8に進む。
【0050】〔ステップB8〕紙幣入出金用制御部C2
では、紙幣による釣銭がある場合に、ステップB7にお
いて出金紙幣検知センサ13a・14aで検知して計数
・記憶された各金種の実際の投出数と、算出された各金
種別投出数とが一致したか否かを判定する。そして、一
致した場合、出金処理を終了し、一致しない場合、ステ
ップB6に戻って、算出された各金種別投出数と各金種
の投出数とが一致するまで出金駆動部124に駆動を行
わせる。また、硬貨入出金用制御部C3では、硬貨によ
る釣銭がある場合に、ステップB7において出金硬貨検
知センサ61a〜66aで検知して計数・記憶された各
金種の実際の投出数と、算出された各金種別投出数とが
一致したか否かを判定する。そして、一致した場合、出
金処理を終了し、一致しない場合、ステップB6に戻っ
て、算出された各金種別投出数と各金種の投出数とが一
致するまで出金駆動部131に駆動を行わせる。
【0051】〔ステップB9〕紙幣入出金用制御部C2
および硬貨入出金用制御部C3は、必要に応じてデータ
のやり取りを行うことにより、紙幣・硬貨無関係に、不
足金種を、残量範囲内で支払枚数が最小となるよう可能
な限り大きい金種から代替して代替時金種別投出数を算
出し、紙幣入出金用制御部C2は紙幣分をRAM126
に、硬貨入出金用制御部C3は硬貨分をRAM133に
記憶させ、ステップB10に進む。ただし、最小単位金
種である1円硬貨が不足する場合には、それ以上の代替
算出は不可能なため、それまでに算出された代替投出数
が代替時金種別投出数データとしてRAM126・13
3に記憶させる。ここで、代替初期から不足金種が最小
単位金種である1円硬貨のみの場合、ステップB3にお
いて設定された金種別投出数データをそのまま代替時金
種別投出数データとしてRAM126・133に記憶さ
せる。
【0052】〔ステップB10〕紙幣入出金用制御部C
2および硬貨入出金用制御部C3では、各金種毎に予め
設定されRAM126・133に記憶された投出限度数
と、代替時金種別投出数とを金種毎に比較して、投出限
度数となる金種があるか否かを判定し、また、最小単位
金種である1円硬貨による支払分を除いた、代替時金種
別投出数が各金種の残量内で収まるか否かを判定する。
そして、投出限度数となる金種がなくかつ最小単位金種
である1円硬貨による支払分を除いた代替時金種別投出
数が各金種の残量内で収まる場合のみ、ステップB12
に進み、それ以外の場合は代替不能と判定してステップ
B11に進む。
【0053】ここで、投出限度数となる金種があるか否
かを判定するのは、代替金種による枚数が代替として常
識的な範囲を越えて大量になる場合に、代替不能と判定
して代替を中止させるためである。また、最小単位金種
である1円硬貨による支払分を除いた、代替時金種別投
出数が各金種の残量内で収まるか否かを判定するのは、
ステップB9において、代替算出時に最小単位金種であ
る1円硬貨が不足した場合その時点での投出数が代替時
金種別投出数データとしてRAM126・133に記憶
されており、よって、この時点すなわち1円硬貨不足時
点で1円硬貨以外にも不足金種がある場合には代替不能
と判定して代替を中止させる。
【0054】〔ステップB11〕紙幣入出金用制御部C
2および硬貨入出金用制御部C3は、代替中止信号をP
OSレジ制御部C1に出力し表示部4にその旨を表示さ
せて、ステップB17に進む。 〔ステップB12〕紙幣入出金用制御部C2および硬貨
入出金用制御部C3は、ステップB9において算出され
た代替時金種別投出数と、各金種の残量データとをRA
M126・133から読み出して比較を行う。
【0055】〔ステップB13〕紙幣入出金用制御部C
2および硬貨入出金用制御部C3は、ステップB12に
おける比較により、最小単位である1円硬貨に不足があ
るか、不足金種がないかを判定して、1円硬貨に不足が
ある場合、ステップB20に進み、不足がない場合は、
ステップB14に進む。これは、ステップB9におい
て、最小単位金種である1円硬貨が不足するまで代替算
出が行われ、ステップB10において、最小単位金種で
ある1円硬貨が不足しかつ他の金種にも不足がある場合
には代替が中止されるため、ステップB12の比較の結
果、釣銭として使用される金種の投出数が残量より大き
いものがあれば、それは必ず1円硬貨のみの不足を意味
することになる。これにより1円硬貨の不足を判断する
のである。
【0056】〔ステップB14〕紙幣入出金用制御部C
2および硬貨入出金用制御部C3は、RAM126・1
33に記憶された代替時金種別投出数データを読み出す
とともに、該代替時金種別投出数データをPOSレジ制
御部C1に出力して、ステップB15に進む。これを受
けてPOSレジ制御部C1では、表示部4に各金種の投
出数を表示させる。これを見てレジ係は、代替払いの金
種および枚数等を顧客につげ、代替払いの良否を確認す
る。
【0057】〔ステップB15〕代替払いを行うか否か
を、レジ係による代替可キー116,代替不可キー11
7のいずれかの押下により出力される信号で判定する。
すなわち、レジ係は、顧客から代替払いの了承が得られ
た場合、代替可キー116を押下し、これにより紙幣入
出金用制御部C2および硬貨入出金用制御部C3は、代
替払いを行うと判定してステップB16に進む。代替不
可キー117が押下された場合、紙幣入出金用制御部C
2および硬貨入出金用制御部C3は、代替払いを行わな
いと判定して、ステップB17に進む。
【0058】〔ステップB16〕紙幣入出金用制御部C
2および硬貨入出金用制御部C3は、POSレジ制御部
C1に、それぞれの投出金額データを出力するととも
に、ステップB6に進んで、代替時金種別投出数データ
にしたがって、紙幣による釣銭を紙幣入出金機101か
ら払い出させ、硬貨による釣銭を硬貨入出金機102か
ら払い出させる。POSレジ制御部C1は、投出金額デ
ータを受けて、これをRAM111に記憶させるととも
に、それぞれの投出金額および合計投出金額を表示部4
に表示させる。
【0059】〔ステップB17〕代替不可のため、補充
を行うか否かの判定を、レジ係による補充可キー118
の押下により出力される信号で判定する。すなわち、レ
ジ係が、時間等の問題がなく補充を行ってもよいとする
場合、補充可キー118を押下し、これにより、紙幣入
出金用制御部C2および硬貨入出金用制御部C3は、補
充処理を行うと判定してステップB19に進む。
【0060】〔ステップB18〕処理を中止するか否か
の判定を、レジ係による中止可キー120の押下により
出力される信号で判定する。すなわち、レジ係が、顧客
の希望により代替が不可であってしかも補充もできない
状態にある場合には、中止可キー120を押下し、これ
により、紙幣入出金用制御部C2および硬貨入出金用制
御部C3は、処理を終了させ、よって、レジ係は、釣銭
を全金種全額手払いすることが可能となる。したがっ
て、代替不可の場合には、レジ係が補充を行うか、また
は、処理を中止するかを選択し、補充可キー118か中
止可キー120のいずれかを押下することによってその
選択がなされることになる。
【0061】〔ステップB19〕顧客との取引を一旦中
断し、紙幣を補充する場合、紙幣入出金用制御部C2
が、入金駆動部123を駆動させ、紙幣を入金処理させ
ることにより補充する。顧客との取引を一旦中断し、硬
貨を補充する場合、硬貨入出金用制御部C3が、入金駆
動部130を駆動させ、硬貨を入金処理させることによ
り補充する。そして、ステップB4に戻る。 〔ステップB20〕ステップB13で最小単位金種の1
円硬貨が不足していると判定された場合、代替払いする
ことが不可能となり、POSレジ制御部C1に1円硬貨
不足信号を出力して1円硬貨が不足している旨を表示部
に表示させる。そして、ステップB21に進む。
【0062】〔ステップB21〕切上げにより、釣銭を
支払うか否かの判定を、レジ係による切上可キー112
の押下により出力される信号で判定する。すなわち、レ
ジ係が、1円硬貨不足により代替が不可な場合に、顧客
に対する釣銭支払の遅延防止を最優先する場合には、切
上可キー112を押下し、これにより、紙幣入出金用制
御部C2および硬貨入出金用制御部C3は、ステップB
24に進む。
【0063】〔ステップB22〕手払いにより対応する
か否かの判定を、レジ係による手払可キー114の押下
により出力される信号で判定する。すなわち、レジ係
は、1円硬貨が不足している状態であるときに、手払い
する場合には、手払可キー114を押下することによっ
て、紙幣入出金用制御部C2および硬貨入出金用制御部
C3は、ステップ33に進む。また、切上可キー112
および手払可キー115のいずれのキーも押下されるこ
とがなければ、ステップ23に進む。
【0064】〔ステップB23〕処理を中止するか否か
の判定を、レジ係による中止可キー120の押下により
出力される信号で判定する。すなわち、レジ係が、釣銭
として1円硬貨が不足している状態において、切上げお
よび手払いのいずれの処理も行わずに、中止したい場合
には、中止可キー120を押下し、これにより、紙幣入
出金用制御部C2および硬貨入出金用制御部C3は、処
理を中止させることになる。したがって、レジ係は、1
円硬貨が不足している状態であるときに、ステップB2
1で切上げにより釣銭を支払うか、ステップB22で最
小単位の1円硬貨の不足分を支払うか、または、そのど
ちらの処理も行わず中止するかを選択することができ、
該処理を中止したい場合には、中止可キー120を押下
すると、紙幣入出金用制御部C2および硬貨入出金用制
御部C3はステップB17に進むことになる。
【0065】〔ステップB24〕ステップB21におい
て、切上げを行うと判定された場合、紙幣入出金用制御
部C2および硬貨入出金用制御部C3は、不足する最小
単位金種1円硬貨の枚数分の金額を、最も繰上額が最小
となる範囲で繰り上げて切上釣銭金額を割り出し、この
切上釣銭金額に対する切上時の金種別投出数を算出して
RAM126・133に記憶させる。そして、ステップ
B25に進む。 〔ステップB25〕紙幣入出金用制御部C2および硬貨
入出金用制御部C3では、RAM126・133から残
量データと切上時の金種別投出数とを読み出し、これら
を比較する。そして、ステップB26に進む。
【0066】〔ステップB26〕残量が不足している不
足金種があるか否かを判定し、不足金種がない場合に
は、ステップB27に進み、そうでない場合にはステッ
プB28に進むとともにPOSレジ制御部C1に不足金
種の金種および枚数を示す不足金種データを出力する。
これにより、POSレジ制御部C1は、該不足する金種
および枚数を表示部4に表示させる。ここで、不足金種
の有無の判定は、上記ステップB25において、釣銭と
して使用される金種の投出数が残量より大きいものがあ
る場合不足金種があると判定し、そうでない場合不足金
種はないと判定する。
【0067】〔ステップB27〕紙幣入出金用制御部C
2および硬貨入出金用制御部C3は、POSレジ制御部
C1に、それぞれの投出金額データを出力し、ステップ
B6に進んで、金種別投出数データ(または代替時金種
別投出数データ)にしたがって、紙幣による釣銭を紙幣
入出金機101から払い出させ、硬貨による釣銭を硬貨
入出金機102から払い出させる。POSレジ制御部C
1は、投出金額データを受けて、これをRAM111に
記憶させるとともに、この取引に関するデータ(例え
ば、切上げ処理を行ったこと、通常の釣銭金額、切上げ
金額、取引時間等)をも記憶させ、加えて、それぞれの
投出金額および合計投出金額を表示部4に表示させる。
【0068】〔ステップB28〕紙幣入出金用制御部C
2および硬貨入出金用制御部C3は、必要に応じてデー
タのやり取りを行うことにより、紙幣・硬貨無関係に、
不足金種を、残量範囲内で支払枚数が最小となるよう可
能な限り大きい金種から代替して代替時金種別投出数を
算出し、紙幣入出金用制御部C2は紙幣分をRAM12
6に、硬貨入出金用制御部C3は硬貨分をRAM133
に記憶させ、ステップB29に進む。 〔ステップB29〕紙幣入出金制御部C2および硬貨入
出金用制御部C3では、各金種毎に予め設定されRAM
126・133に記憶された投出限度数と、代替時金種
別投出数とを金種毎に比較して、投出限度数となる金種
があるか否かを判定するとともに、代替時金種別投出数
が各金種の残量内で収まるか否かを判定し、投出限度数
となる金種がなく、かつ代替時金種別投出数が各金種の
残量内で収まる場合のみ、ステップB31に進み、そう
でない場合は代替不能と判定してステップB30に進
む。
【0069】〔ステップB30〕紙幣入出金制御部C2
および硬貨入出金用制御部C3は、代替中止信号をPO
Sレジ制御部C1に出力し表示部にその旨を表示させ
て、ステップB17に進む。 〔ステップB31〕ステップB29において代替可能で
あると判定されたことにより、紙幣入出金用制御部C2
および硬貨入出金用制御部C3は、ステップB28にお
いて算出された代替時金種別投出数データをRAM12
6・133から読み出すとともに、該代替時金種別投出
数データをPOSレジ制御部C1に出力して、ステップ
B32に進む。これを受けてPOSレジ制御部C1で
は、表示部4に各金種の投出数を表示させる。これを見
てレジ係は、代替払いの金種および枚数等を顧客につげ
代替払いの良否を確認する。
【0070】〔ステップB32〕代替払いを行うか否か
を、レジ係による代替可キー116,代替不可キー11
7のいずれかの押下により出力される信号で判定する。
すなわち、レジ係は、顧客から代替払いの了承が得られ
た場合、代替可キー116を押下し、これにより紙幣入
出金用制御部C2および硬貨入出金用制御部C3は、代
替払いを行うと判定してステップB27に進む。代替不
可キー117が押下された場合、紙幣入出金用制御部C
2および硬貨入出金用制御部C3は、代替払いを行わな
いと判定して、ステップB17に進む。 〔ステップB33〕ステップB22において手払いによ
り対応すると判定された場合、RAM126・133に
記憶された、ステップB3で初期に算出された枚数が最
小となる金種別投出数データと、ステップB9において
算出された代替時金種別投出数データとを比較する。
【0071】〔ステップB34〕ステップB33におけ
る比較結果から、金種別投出数データと代替時金種別投
出数データとが一致しているか否かを判定する。そし
て、一致している場合すなわち不足金種が代替初期から
最小単位金種である1円硬貨のみであり代替が不要であ
る場合、ステップB35に進む。また、一致していない
場合すなわち1円硬貨以外の金種が不足しており代替が
必要である場合、ステップB36に進む。
【0072】〔ステップB35〕紙幣入出金用制御部C
2および硬貨入出金用制御部C3は、代替払いを行わな
い場合、金種別投出数から不足金額分を除いて新たな金
種別投出数データを設定し、一方、代替払いを行う場合
も、代替時金種別投出数から不足金額分を除いて新たな
代替時金種別投出数データを設定するとともに、POS
レジ制御部C1に、不足金額データまたは/および不足
状態の投出金額データを出力する。そして、ステップB
6に進んで、不足金額分を除いた額を、紙幣がある場
合、紙幣入出金機101から、硬貨がある場合、硬貨入
出金機102からそれぞれ投出させる。POSレジ制御
部C1は、不足金額データまたは/および不足状態の投
出金額データを受けて、この取引に関するデータ(例え
ば、手払い処理を行ったこと、通常の釣銭金額、不足金
額または/および不足状態の投出金額、取引時間等)を
RAM111に記憶させ、加えて、例えば、紙幣入出金
機101、硬貨入出金機102から出金される金額と、
手払いが必要な不足金額とを表示部4に表示させる。そ
して、レジ係は、投出された金額に、表示部4で確認し
た不足金額を合わせて顧客に支払うことになる。
【0073】〔ステップB36〕紙幣入出金用制御部C
2および硬貨入出金用制御部C3は、ステップB9にお
いて算出された代替時金種別投出数データをRAM12
6・133から読み出すとともに、該代替時金種別投出
数データをPOSレジ制御部C1に出力して、ステップ
B37に進む。これを受けてPOSレジ制御部C1で
は、表示部4に各金種の投出数を表示させる。これを見
てレジ係は、代替払いの金種および枚数等を顧客につ
げ、代替払いの良否を確認する。 〔ステップB37〕代替払いを行うか否かを、レジ係に
よる代替可キー116,代替不可キー117のいずれか
の押下により出力される信号で判定する。すなわち、レ
ジ係は、顧客から代替払いの了承が得られた場合、代替
可キー116を押下し、これにより紙幣入出金用制御部
C2および硬貨入出金用制御部C3は、代替払いを行う
と判定してステップB35に進む。代替不可キー117
が押下された場合、紙幣入出金用制御部C2および硬貨
入出金用制御部C3は、代替払いを行わないと判定し
て、ステップB17に進む。
【0074】以上に述べたように、本実施例の貨幣入出
金機100によれば、紙幣入出金用制御部C2および硬
貨入出金用制御部C3が、POSレジ制御部C1から出
力される釣銭データから金種別投出数を算出し、算出し
た金種別投出数とRAM126・133に記憶された貨
幣残量とを比較して、還流スタッカ15・16および還
流式ホッパー61〜66のいずれかの貨幣残量が不足し
ている場合に、該不足貨幣分の代替金種の投出数を算出
する。そして、不足貨幣が最小単位金種である1円硬貨
であり、キーボード3の切上可キー112により、その
最小単位金種である1円硬貨の不足分を繰り上げた金種
の貨幣で支払うよう指示された際には、最小単位金種で
ある1円硬貨の不足分を繰り上げた金種の貨幣で代替し
て金種別投出数を算出しなおして出金させることにな
る。したがって、釣銭を出金する際に代替不能な最小単
位金種である1円硬貨が不足した場合でも、切上げて釣
銭を支払うことができ、新たな機構を追加することな
く、顧客に対し迅速に対応することができる。
【0075】なお、一般に商店・スーパー等においては
銀行等と異なり、その商品の価格が時間帯によって変動
したり、個人商店等ではその店主が商品の価格を決定す
ることができ、商品の通常価格から算出される釣銭額よ
りも多く釣銭を支払う、いわゆるサービスが頻繁に行わ
れるため、このような商店・スーパー等で用いられるP
OSレジ用の貨幣入出金機では、顧客に対し釣銭の支払
が遅れることよりも、最小単位金種である1円硬貨の不
足については切上げを行ってしまう方が好ましい場合も
多々あるという理由から、上記のような不足分切上げの
設定が可能となるのである。勿論、手払可キー114を
押圧することで、最小単位金種である1円硬貨の不足分
を手払いするよう設定することが選択可能となっている
ため、不足分の切上げを行うことなく、不足分を手払い
することも可能であり、しかも、この場合、不足分のみ
手払いすればよいため、レジ係が即座に不足分を補うこ
とにより対応でき、レジ係による補充が最小限で済む。
【0076】なお、ステップB35で、紙幣入出金用制
御部C2および硬貨入出金用制御部C3が、代替払いを
行わない場合、金種別投出数から、不足金額分を含む最
小単位金種である1円硬貨による支払分をすべて除いて
新たな金種別投出数データを設定し、一方、代替払いを
行う場合も、代替時金種別投出数から、不足金額分を含
む最小単位金種である1円硬貨による支払分をすべて除
いて新たな代替時金種別投出数データを設定すれば、最
小単位金種の1円硬貨の全額分を手払いするよう設定す
ることができる。このようにすれば、最小単位金種であ
る1円硬貨を除いた状態で出金を行い、レジ係が最小単
位金種である1円硬貨の全額分を補うことで対応でき
る。したがって、最小単位金種である1円硬貨をまとめ
て手払いできるため、貨幣入出金機100側の支払い分
と手払い分との区別を顧客に認識させやすい。この場
合、勿論、POSレジ制御部C1に、最小単位金種であ
る1円硬貨による支払分をすべて除いた状態の投出金額
データ等を出力し、表示部4に、最小単位金種である1
円硬貨による支払分を、手払いが必要な不足金額として
表示させる。
【0077】なお、上述したPOSレジ1のPOSレジ
制御部C1、紙幣入出金機101の紙幣入出金用制御部
C2、硬貨入出金機102の硬貨入出金用制御部C3は
以下のようなデータ処理、制御も行うことも可能であ
る。 (一) POSレジ1の制御部では、入金紙幣、入金硬
貨の入金処理が完了した時点で、入金鑑別部19、69
の鑑別データに基づく入金金額と、POSレジ1のキー
ボード3で入力された入金データとの照合を行ない、レ
ジ係のオペレーションミスがなかったか否かの管理を行
うようにしている。そして、このとき、鑑別データと入
金データとの間に差(オペレーションミス)があった場
合には、ミスがあったことを示すデータ(例えば、差
額、時間、担当者名等)を、POSレジ1のメモリ上に
書き込むようになっており、要求に応じてそのデータを
出力できるようになっている。
【0078】(二) 紙幣入出金機101では、還流モ
ード(上記実施例にて説明した方式)と、非還流モード
とが選択できるようになっている。この場合、これら還
流モードと非還流モードとは、管理者が所持するキーの
キー操作により選択される。
【0079】以下、非還流モードについて説明する。紙
幣入出金用制御部C2は、入金時において、入金鑑別部
19により、(1)正券の万券、五千券、千券を鑑別し
た場合に、振分フォーク23のみを駆動して、これら万
券、五千券、千券を連絡路17を通じて収納スタッカ1
8に収納し、(2)偽券、二重搬送などのリジェクト紙
幣を鑑別した場合には、これら振分フォーク21〜23
を駆動させず、該リジェクト紙幣を直進させて、出金/
リジェクト口9から払い戻すようにしている。また、出
金時には、還流モードと同様に、千券、五千券を、還流
スタッカ15・16から出金/リジェクト口9の出金口
9Bに払い出すようにし、このとき二重搬送があれば該
二重搬送紙幣を収納スタッカ18に収納させるようにし
ている。
【0080】すなわち、非還流モードでは、還流スタッ
カ15・16に対して紙幣を還流させず、これら還流ス
タッカ15・16を出金専用スタッカとしたので、還流
モードのように、障害が発生する原因となる複雑な動作
を、これら還流スタッカ15・16に行わせる必要がな
い。具体的には、機内でジャム障害が発生した場合には
ジャム紙幣を取り除くために機内を開放して、人手によ
り取り除かなければならないが、原則として機内を空け
ることができるのは、管理者のみでなくてはならない。
従って、このような非還流方式であると、障害の発生頻
度も低く抑えられるので、必ずしも管理者がいなくても
良いことになり、これによって管理者なしで現金の防犯
管理を確実に行うことができ、例えば、深夜営業のコン
ビニエンスストア、ガソリンスタンド等のアルバイトレ
ジ係のみで仕事を行う場合にも、十分対応することが可
能となる。
【0081】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1記載のPOSレジ用貨幣入出金機によれば、
制御部が、POSレジから出力される釣銭データから金
種別投出数を算出し、算出した金種別投出数と記憶手段
に記憶された貨幣残量とを比較していずれかの収納部の
貨幣残量が不足した場合に該不足貨幣分の代替金種の投
出数を算出する。そして、不足貨幣が最小単位の金種で
あり、設定手段によりその最小単位の金種の不足分を繰
り上げた金種の貨幣で支払うよう設定された際には、最
小単位の金種の不足分を繰り上げた金種の貨幣で代替し
て金種別投出数を算出しなおして出金させる。したがっ
て、釣銭を出金する際に代替不能な最小金種が不足した
場合でも、新たな機構を追加することなく、顧客に対し
迅速に対応することができる。
【0082】本発明の請求項2記載のPOSレジ用貨幣
入出金機によれば、請求項1記載のものに加えて、最小
単位の金種の不足分を手払いするよう設定することが選
択可能となっているため、不足した状態で出金を行い、
レジ係が即座に不足分を補うことにより対応できる。し
たがって、レジ係による補充が最小限で済む。
【0083】本発明の請求項3記載のPOSレジ用貨幣
入出金機によれば、請求項1記載のものに加えて、最小
単位の金種の全額分を手払いするよう設定することが選
択可能となっているため、最小単位の金種を除いた状態
で出金を行い、レジ係が即座に最小単位の金種の全額分
を補うことにより対応できる。したがって、最小単位の
貨幣をまとめて手払いできるため、貨幣入出金機側の支
払い分と手払い分との区別を顧客に認識させやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる紙幣入出金機、硬貨入出金機お
よびPOSレジの位置関係を示す斜視図。
【図2】本発明に係わる紙幣入出金機、硬貨入出金機お
よびPOSレジの制御系を示すブロック図。
【図3】紙幣入出金機の外観を示す斜視図。
【図4】紙幣入出金機の中の紙幣の流れを示す側面図。
【図5】紙幣入出金機の内部構成を示す側面図。
【図6】硬貨入出金機の外観を示す斜視図。
【図7】硬貨入出金機の中の硬貨の流れを示す側面図。
【図8】硬貨入出金機のケーシングの上面を外した状態
の平面図。
【図9】図8を矢印VIIIから見た側面図。
【図10】図8を矢印IXから見た側面図。
【図11】図8を矢印Xから見た正面図。
【図12】本発明に係わるPOSレジの一連の基本制御
動作を示すフローチャート。
【図13】本発明に係わる紙幣入出金用制御部及び硬貨
入出金用制御部の制御内容のフローチャートの一部。
【図14】本発明に係わる紙幣入出金用制御部及び硬貨
入出金用制御部の制御内容のフローチャートの他の一
部。
【図15】本発明に係わる紙幣入出金用制御部及び硬貨
入出金用制御部の制御内容のフローチャートのさらに他
の一部。
【図16】本発明に係わる紙幣入出金用制御部及び硬貨
入出金用制御部の制御内容のフローチャートのさらに他
の一部。
【符号の説明】
1 POSレジ 15・16 還流スタッカ(収納部) 61〜66還流式ホッパー(収納部) 100 貨幣入出金機 101 紙幣入出金機 102 硬貨入出金機 112 切上可キー(設定手段) 114 手払可キー(設定手段) 126・133 RAM(記憶手段) C1 POSレジ制御部 C2 紙幣入出金用制御部(制御部) C3 硬貨入出金用制御部(制御部)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−95491(JP,A) 特開 昭59−170960(JP,A) 特開 昭54−76298(JP,A) 特開 平3−83194(JP,A) 特開 平4−257993(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07D 1/00 381 G06F 17/60 G07D 1/02 G07G 1/00 331 G07G 1/12 321

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各金種別の収納部を有し、接続されたP
    OSレジから出力される、受取金額と購入金額との差か
    ら演算される釣銭データにしたがって前記収納部から釣
    銭貨幣を出金させるもので、 収納部毎の貨幣残量を記憶する記憶手段と、 前記POSレジから出力される釣銭データから金種別投
    出数を算出し、算出した金種別投出数と前記記憶手段に
    記憶された貨幣残量とを比較していずれかの収納部の貨
    幣残量が不足した場合に該不足貨幣分の代替金種の投出
    数を算出する制御部と、 前記不足貨幣が最小単位の金種である場合には、その最
    小単位の金種の不足分を繰り上げた金種の貨幣で支払う
    よう設定可能な設定手段とを有し、 前記制御部は、前記設定手段により最小単位の金種の不
    足分を繰り上げた金種の貨幣で支払うよう設定された場
    合に、最小単位の金種の不足分を繰り上げた金種の貨幣
    で代替して金種別投出数を算出しなおして出金させるこ
    とを特徴とするPOSレジ用貨幣入出金機。
  2. 【請求項2】 前記設定手段は、前記不足貨幣が最小単
    位の金種である場合に、その最小単位の金種の不足分を
    繰り上げた金種の貨幣で支払うよう設定する以外に、最
    小単位の金種の不足分を手払いするよう設定することが
    選択可能となっていることを特徴とする請求項1記載の
    POSレジ用貨幣入出金機。
  3. 【請求項3】 前記設定手段は、前記不足貨幣が最小単
    位の金種である場合に、その最小単位の金種の不足分を
    繰り上げた金種の貨幣で支払うよう設定する以外に、最
    小単位の金種の全額分を手払いするよう設定することが
    選択可能となっていることを特徴とする請求項1記載の
    POSレジ用貨幣入出金機。
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