JPH05334331A - 金銭出納ステーション - Google Patents

金銭出納ステーション

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JPH05334331A
JPH05334331A JP1436093A JP1436093A JPH05334331A JP H05334331 A JPH05334331 A JP H05334331A JP 1436093 A JP1436093 A JP 1436093A JP 1436093 A JP1436093 A JP 1436093A JP H05334331 A JPH05334331 A JP H05334331A
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JP
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cash
safe
cash accounting
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computer
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JP1436093A
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English (en)
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Andre Gerlier
ジェルリエ アンドレ
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Electrowatt Technology Innovation AG
Original Assignee
Landis and Gyr Betriebs AG
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Publication date
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    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D11/00Devices accepting coins; Devices accepting, dispensing, sorting or counting valuable papers
    • G07D11/10Mechanical details
    • G07D11/12Containers for valuable papers
    • G07D11/135Remote note containers
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F19/00Complete banking systems; Coded card-freed arrangements adapted for dispensing or receiving monies or the like and posting such transactions to existing accounts, e.g. automatic teller machines
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F7/00Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus
    • G07F7/04Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus by paper currency
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金庫の中身の盗難に対する安全性を提供し、
かつ交換詐欺による誤った金額の発生を排除する金銭出
納ステーションを提供する。 【構成】 金銭処理を行なう金銭出納ステーションは、
金銭出納部1と耐盗難性を備えた金庫2から構成され
る。金銭出納部1は購入された商品の金額を登録するキ
ーボード8、入金口5、出金口6を有し、移送路14を
介して金庫と結合される。紙幣3の検査後受け入れられ
た紙幣は金庫に、また拒否された紙幣は出金口に移送さ
れる。コンピュータ装置27と制御装置31は移送の制
御、紙幣の検査、釣銭の計算、釣銭用紙幣の選択等を行
なう。出納された紙幣はカセット17内で額面値に従っ
て積層され、個々に釣銭として出金口に引き出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金銭出納ステーショ
ン、特に金銭出納部と金庫からなる金銭出納ステーショ
ンであって、金庫が入金された紙幣並びに出金すべき紙
幣用の保護貯蔵容器として構成されており、また金銭処
理を制御するコンピュータ装置を備えた金銭出納部が支
払うべき金額を入力装置を介して入力し金銭処理を表示
手段上に表示するように構成されている金銭出納ステー
ションに関する。
【0002】このような金銭出納ステーションは、例え
ば郵便局、販売店あるいは現金交換を行なう一般人にア
クセスされる場所に適している。
【0003】
【従来の技術】金銭出納ステーションは入金と釣銭を保
管する現金引出しを有する。金銭処理を行なうには現金
引出しを開放し、その中身に容易にアクセスできること
が必要である。多くは規則的な間隔で高額紙幣が引出し
に入っており、それが資格のない者を誘惑して金庫に素
早く手を入れて高額紙幣を奪うようにする可能性があ
る。この種の損失を限界内に抑えるために、金銭出納ス
テーションのカセットが最小セットの釣銭の入ったカセ
ットと規則的に交換されている。これも同様に安全性の
弱点となり、さらに金額の複雑な差引勘定と計数が必要
になる。
【0004】また、自動的な紙幣受け取り装置が、例え
ばUS−PS4524268から知られている。個人番
号を用いて受け取り装置により識別された顧客は紙幣を
自らの口座へ振り込み、ないしは口座から引き出すこと
ができる。その場合、顧客は金銭処理の際キーボードを
用いて自動機械と交信する。入金され本物であることが
チェックされた紙幣は所定のカセット内に積み重ねら
れ、額面値が顧客の貸方に記入される。入金された紙幣
はまた紙幣の払出しに使用される。金銭出納ステーショ
ンの場合にはこの種の識別は要求できない。
【0005】異なる大きさの紙幣をていねいに処理する
ために、使い古された紙幣の場合でもカセット内にきち
んと積み重ねるために確実な移送を保証する装置がすで
に公表されている。例えばこの種の積み重ね装置(スタ
ッカ)とカセットがUS−PS5139149およびU
S−PS5116037に記載されている。紙幣を束ね
る一時貯蔵装置が米国出願シリアル番号第7−7320
34に記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、金庫
の中身の盗難に対する安全性を提供し、かつ交換詐欺に
よる不足金の発生を排除する金銭出納ステーションを提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明によれば、金銭出納部と金庫からなる金銭
出納ステーションであって、金庫が入金された紙幣並び
に出金すべき紙幣用の保護貯蔵容器として構成されてお
り、また金銭処理を制御するコンピュータ装置を備えた
金銭出納部が支払うべき金額を入力装置を介して入力し
金銭処理を表示手段上に表示するように構成されている
金銭出納ステーションにおいて、金銭出納部は、支払い
に供給される紙幣を受け取るための外部からアクセスで
きる入金口と紙幣返金用の出金口を有しており、金銭出
納部は、紙幣を両方向に移送する保護移送路により金庫
と結合されており、入金口と金庫に案内する第1の移送
路との間の移送区間に沿って紙幣の真偽特徴を走査する
コンピュータ装置と接続された検査装置が配置されてお
り、移送区間にはコンピュータ装置により制御され検査
装置の後に配置された分岐装置が設けられ、分岐装置
は、コンピュータ装置の命令に応答して紙幣の方向を変
えて金庫に受け入れるかないし返却路に返金し、金庫か
らくる第2の移送路は、返却路と一緒になって出金口に
至る搬送路と合流し、更にコンピュータ装置は、検査装
置によって検査された特徴に基づき紙幣を識別し、金庫
に導かれた紙幣の額面値の合計と金庫から出金する所定
の紙幣の合計を計算し、紙幣の搬送路を制御し、かつ金
銭処理を記録する構成が採用されている。
【0008】
【作用】このような構成の金銭出納ステーションでは、
金庫の中身の盗難に対する安全性が保証され、かつ交換
詐欺による不足金の発生を排除することが可能になる。
【0009】金銭処理は、少なくとも支払うべき金額の
検出、現金の受け取り、及び釣銭の用意とその返金から
なり、出金口から出される金額は同金銭処理において入
金口から入金された紙幣の合計に制限される。
【0010】金庫内の移送路は、紙幣をその額面値に従
って複数のカセットの一つのスタック上に向きを変える
制御可能な方向変換手段を有し、第2の移送路は、返金
のためにスタックよりカセットから取り出された紙幣を
金銭出納部に搬送するように構成されており、また金庫
は、紙幣を制御するコンピュータ装置に依存する制御装
置を有する。
【0011】金庫内には第1の方向変換手段の前方で第
1の移送路に沿って入金された紙幣の使用形跡を検出す
る鑑定装置が配置されており、制御装置は鑑定装置と関
連して使用形跡を設定値と比較し、使い古された紙幣を
選別するように構成されており、その場合第1の方向変
換手段は選別された紙幣を容器の方向に向きを変えさせ
る。
【0012】搬送路で出金口直前に顧客に返金する所定
の紙幣を集める一時貯蔵部が配置され、金銭処理の終了
時一時貯蔵部に集められた紙幣が一緒に出金口に引き出
される。
【0013】金銭出納部と金庫は空間的に分離して構成
されており、金庫は安全な場所に配置される。
【0014】コンピュータ装置は外部装置とデータ交換
するように構成されている。この外部装置は好ましく
は、自動硬貨両替機である。
【0015】また、コンピュータ装置を備えた複数の金
銭出納ステーションと、少なくとも一つのデータ用受信
ユニットを備えた中央コンピュータと、金銭出納ステー
ションとコンピュータ間の双方向データ交換を行なう接
続線で、それを介してコンピュータ装置と受信ユニット
間のデータ交換を行なう接続線と、金銭処理を監視し、
現金保有量のリストを作成し、各金銭出納ステーション
用の差引勘定を行なう中央コンピュータ内の手段とから
なる金銭出納ステーションを駆動するシステムが形成さ
れる。
【0016】このシステムは、更に、金銭出納ステーシ
ョンの一つにおいて入金された金額を超える釣銭を得よ
うとする警報信号あるいは詐欺の試みを検出し、また警
報信号を発生する金銭出納ステーションを検出する中央
コンピュータ内の手段と、警報信号を発生する金銭出納
ステーションにアドレスされたホールド信号を発生する
中央コンピュータ内の手段と、アドレスされたホールド
信号を識別するコンピュータ装置内の手段と、前記コン
ピュータ装置内の手段によりホールド信号が識別された
場合この金銭出納ステーションを遮断する手段とを有す
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0018】図1において符号1は金銭出納部分を示
し、2は金庫であって、その両者が金銭出納ステーショ
ンを形成し、例えばPOS(ポイント・オブ・セール
ス)として用いられる。金庫2は、金銭出納部分1を介
して金庫に入れられる入金紙幣並びに出金すべき紙幣を
貯蔵する貯蔵容器として用いられる。
【0019】金銭出納部分1は、その一方のハウジング
壁4に、支払いのために金銭出納ステーションに供給さ
れる紙幣3用の入金口5と、返金紙幣3用の出金口6
と、金銭処理を表示するための少なくとも1つのモニタ
7とを有している。キーボード8は金銭出納部分1と例
えばケーブルを介して接続されており、それによってキ
ーボードは金庫テーブル9上で操作者に都合の良いよう
に移動させることができる。さらに金銭出納部分1の上
に電子的な表示テーブル10を回転可能に配置すること
ができ、それによって顧客も金銭処理を観察することが
できる。キーボードと、あるいは直接金銭出納部分1と
接続されたバーコードリーダ11によって金銭処理の間
操作者の作業を軽減することができる。このバーコード
リーダ11は商品の上に取り付けられたコード番号を読
み取ることができる。
【0020】例えば金庫2の外壁にキーボード8を載置
する金庫テーブル9が配置されている。金庫2を本体と
して用い、その上の載置面12に金銭出納ステーション
1を設けることもできる。金庫の中身の盗難に対する安
全性を向上させるために、好ましくは金庫2は装甲が施
され、かつ安全錠で施錠された装甲ドア13を有する。
【0021】図1の図面においては保護された移送路1
4(ここでは二重矢印で示されている)が破線で示す保
護パイプ15内に収納されている。この保護パイプは載
置面12上に立てて配置され、かつ床の切欠き16を通
して金銭出納部分1内に突出している。保護パイプ15
と移送路14での容易な技術手段とによって、例えば金
銭出納部分1を載置面12に対して限定的に回動させる
ことが可能になる。保護された移送路14により紙幣3
は入金口5から金庫2内へ移送され、また金庫2から出
金口6へ移送される。紙幣3のこの移送を可能にするた
めには、保護パイプ15の金庫側端部の金庫壁に1つあ
るいは2つの狭い開口部を設けるだけで十分である。好
ましくは移送路14はこの箇所において分離可能に形成
されているので、サービスのために金銭出納部分1を載
置面12から容易に取り外すことができる。
【0022】金庫2の内部で、紙幣3は例えばその額面
値に従ってカセット17内に機械的に積み重ねられ、か
つ取り出される。カセット17は必要に応じて資格を有
する者が個別に所定の中身を有するカセットと交換する
ことができる。
【0023】出口に金銭出納ステーションが集中するシ
ョッピングマーケットにおいては、それぞれの金銭出納
ステーションの金銭出納部分1と金庫2を図2に示すよ
うに空間的に分離して設置すると効果的である。その場
合、金庫2はずっと離れた安全な場所18、例えば地階
などに一緒に収容される。内蔵の移送路14を有する延
長された保護パイプ15により本体上に載置された金銭
出納部分1が対応する金庫2と結合される。
【0024】金銭出納ステーションでは好ましくは金庫
の中身は盗難に対して保護される。その場合、その保護
は金庫2と移送路14のみに及ぶ。金銭出納部分1の内
部についてはサービス業務のために容易にアクセスする
ことができる。というのは紙幣は小額でのみ短期間金銭
出納部分1に留まるだけであるからである。紙幣3の機
械的な入金と識別、および釣銭を並べて置くことによっ
て、操作者の不注意による金額の間違いが防止される。
【0025】図3において移送区間19は、シート分離
装置20を有する入金口5と、検査装置21と、分岐装
置22とを有する。分岐装置22は、検査装置21でチ
ェックされた紙幣3をそれぞれ検査結果に応じて案内
し、受け取る場合は第1の移送路14を介して金銭出納
部分1から金庫2に、あるいは返金する場合は返却路2
3を介して出金口6へ導く。返却路25は合流部24の
ところで出金口6へ通じる搬送路25と合流する。返金
と決定された紙幣3は個々に出金口6へ達し、そこに集
められる。
【0026】好ましくは返却路25の出金口6の直前
に、到着する返金と決定された紙幣3を積み重ねる一時
貯蔵装置26が設けられ、それによって金銭処理の最後
に初めてまとめて束にして出金口6へ移送することがで
きる。
【0027】入金口5にはDE−PS2816371か
ら知られているシート分離装置20を設けることができ
る。入金口5へ挿入された、異なる額面値を有する可能
性のある紙幣3はシート分離装置20によって分離さ
れ、それによって紙幣3は1枚ずつ移送区間19を介し
て検査装置21へ供給される。
【0028】信号線によってコンピュータ装置27はシ
ート分離装置20、検査装置21、分岐装置22および
一時貯蔵装置26と接続される。コンピュータ装置27
は紙幣の移送を制御し、かつ紙幣3の金銭出納部分1を
通る通路に沿った紙幣3の位置信号を検出するように構
成されている。
【0029】検査装置21は移送区間19上で検査装置
21を通過して移送される紙幣3の真偽特徴を光学的お
よび/または磁気的な方法を用いて走査し、信号線を介
して測定値をコンピュータ装置27へ送信する。コンピ
ュータ装置27は測定値をメモリ27’に格納されてい
る目標値(設定値)と比較して、検査した紙幣3の受け
入れあるいは返金を決定し、紙幣3が分岐装置22へ進
入する前に、分岐装置22を第1の移送路14あるいは
返却路23へ切り換える。
【0030】第1の移送路14は受け入れた紙幣3を金
庫2へ移送する。この移送路は紙幣の状態を検査する鑑
定装置28を越えて互いに前後して配置された方向変換
手段29、29’まで延びている。この方向変換手段の
ところで移送路14はカセット17の入口あるいは容器
30に分岐している。制御装置31は金庫2への紙幣3
の移送を監視し、方向変換手段29、29’を用いて紙
幣3を所定のカセット17へ制御する。
【0031】カセット17の数は、金銭出納ステーショ
ンによって受け入れられる異なる額面値の紙幣の数に合
わせられる。カセット17内では同一の額面の紙幣3が
スタック32上に積層され、そこから制御装置31の信
号に応答してコンピュータ装置27によって予め定めら
れた数が第2の移送路14’の関連する分岐路33へ排
出される。紙幣3を額面値に従って保管することによっ
て、簡単かつ迅速な方法で返金と決定された紙幣3を集
めることができる。
【0032】最も高額なもの用のカセット17はそれ自
体紙幣3だけしか積み重ねることができないので、排出
装置と第2の移送路14’への対応する分岐路33を省
くことができる。
【0033】制御装置31は、コンピュータ装置27の
指示に従って紙幣移送の制御とチェックを行ない、また
金庫2を通る通路に沿って紙幣3を排出する位置信号の
処理を行うように形成されている。そのために制御装置
31は測定線34によって鑑定装置28と接続され、操
作信号線35によって第1の方向変換手段29と接続さ
れている。他の導線36により制御装置31は他の方向
変換手段29’並びにカセット17と接続される。コン
ピュータ装置27と制御装置31間の分離可能な双方向
データ線37は、紙幣移送の制御と管理を行うための情
報の交換に用いられる。
【0034】例えば第1の方向変換手段29は紙幣を第
1の移送路14から紙幣3を収容する容器30へ導くこ
とができる。容器30は剛体の容器としてもよく、ある
いは紙幣3をルーズに落し込むフレキシブルな袋とする
こともできる。この構成によりかなり使い古された紙幣
3は積み重ねる必要がないという利点が得られる。とい
うのはこれらの紙幣がカセット17の積み重ねおよび排
出装置をブロックする可能性があるからである。
【0035】第2の移送路14’は金庫2から保護パイ
プ15を通って金銭出納部分1内へ戻り、搬送路25の
合流部24のところで終了している。
【0036】金銭出納ステーションを用いて、例えば次
の仕事からなる金銭処理を行なうことができる。すなわ
ち、操作者は入力装置38を介して、例えばキーボード
8(図1)を用いてあるいはバーコードリーダ11(図
1)を用いて、購買対象の識別番号あるいは値段と指示
を金銭出納ステーションへ入力する。コンピュータ装置
27は入力装置38を介して得られたこのデータを処理
し、そのデータを表示スクリーン7(図1)、表示ボー
ド10(図1)および不図示の記録プリンタからなる表
示手段39上に表示する。
【0037】表示スクリーン7は進行している金銭処理
の記録(プロトコル)を表示し、操作者に金銭出納ステ
ーションのこれからの進行を知らせる。顧客は表示ボー
ド10上で金銭処理のプロトコルの自分に重要な部分、
例えばその時入力装置によって登録された購買物の値
段、読み取った商品の全体の金額GBおよび受け入れた
紙幣の合計S並びに釣銭の金額を観察することができ
る。
【0038】購買物の識別番号を入力装置38によって
検出する場合には、コンピュータ装置27は売り上げと
統計のリストの形成、商品の発注などに使用することが
できる。
【0039】処理すべきすべての購買物を入力装置38
を介して検出し、全体の金額GBが分かった場合には、
操作者は顧客から得た同一のあるいは異なる額面の紙幣
を束ねて入金口5へ挿入する。シート分離装置20が紙
幣3を分離し、それによって移送区間19では紙幣3は
1枚ずつ検査装置21へ移送される。ただの紙、認めら
れない額面の紙幣3あるいは偽造品などの識別されない
シートは分岐装置22を介して返却路23の一時貯蔵装
置26へ導かれる。識別されて受け入れられた各紙幣3
は分岐装置22によって第1の移送路14へ導かれ、第
1の移送路は紙幣3を捕捉して、金庫2へ移送する。
【0040】同時にコンピュータ装置27はデータ線3
7を介して制御装置31に識別した紙幣3に関するデー
タを伝達し、その額面値をすでにこの金銭出納ステーシ
ョンに取り入れられている紙幣3の合計Sに加算し、購
買対象の合計金額GBとの差Dを形成する。差D=DB
−Sがマイナスになると、コンピュータ装置27は出納
を中止する。万一まだ入金口5あるいはシート分離装置
20に存在している紙幣3は検査しないで返却路23を
介して一時貯蔵部26へ移送される。
【0041】受け入れられた紙幣3は第1の移送路14
によって保護パイプ15を通過して金庫2へ達する。鑑
定装置28は例えば光学的な方法によって、受け入れた
紙幣3が使用形跡、例えば汚れ、破れ、接着テープ、摩
耗などを有するかどうかを検出し、測定値を測定信号線
34を介して制御装置31へ送る。制御装置31は測定
値を処理し、格納されている設定値と比較する。額面値
に固有の設定値は、例えばメモリ27’に保管して、必
要な場合は制御装置31によってデータ線37を介して
呼び出すことができる。
【0042】著しく使い古された紙幣3はカセット17
の積み重ねおよび排出装置の良好な機能にとって危険と
なり、かつ通常は美的な理由からも顧客へ払い出すには
適していない。従って、設定値は、著しく使い古された
紙幣3を確実にはねることができるように選択される。
紙幣3が所定の条件を満たさない場合には、制御装置3
1は信号を第1の方向変換手段29へ送出するので、問
題のある紙幣3は容器30に導かれる。良好であると分
類された紙幣3は制御装置31によってその額面に相当
するカセット17内へ案内される。その場合、額面値に
関する情報はコンピュータ装置27によりデータ線37
を介して制御装置31に送られる。制御装置31は、リ
ード線36を介して他の方向変換手段29’により紙幣
3の通路を対応するカセット17にセットし、積み重ね
を開始させる。
【0043】コンピュータ装置27は、差Dから釣銭の
紙幣分を計算し、どれだけの紙幣3をどのカセット17
から順次取り出し分岐装置33を介して第2の移送路1
4’を経て金銭出納部1に戻さなければならないかを制
御装置31に指示する。これらは、出納されなかった紙
幣3とともに出金口6を介して顧客に返金される。金銭
出納ステーションは各金銭処理時最大で入力された金額
の額面値の紙幣を返金する。
【0044】好ましくは外部装置40、例えばそれ自体
公知の硬貨両替機および/または中央コンピュータを金
銭出納部1に接続することができる。その場合、双方向
の接続線41を介して外部装置40の少なくとも一つの
受信ユニット40’と接続されるので、接続線41を介
して両方向にデータの交換が行なわれる。外部装置40
はまた双方向の無線接続42を行なう手段とすることも
できる。それによりデータは対応する送信/受信手段が
その中央コンピュータに設けられたセンタ43と無線で
交換される。
【0045】例えば、大きな百貨店では複数の金銭出納
ステーション1、2、1’、2’、1”、2”並びに中
央コンピュータ40からなるシステムを構成することが
できる。その場合、金銭出納ステーションと中央コンピ
ュータ40は接続線41、42を介してデータを交換す
る。その場合、中央コンピュータ40は接続された全て
の金銭出納ステーションの金銭処理の詳細なデータを集
めて格納し、各金銭処理を監視する。常時システムの現
金保有量を呼び出すことができる。現金保有量に関する
リスト並びに例えば現金両替サービス時の各金銭出納ス
テーションの差し引き勘定の印刷も同様に中央で行なう
ことができる。
【0046】金銭処理を中央コンピュータ40により監
視すると、コンピュータ40は金銭出納ステーションに
危険があることを識別した場合このステーションにアド
レスされるホールド信号を発生しこれを金銭出納ステー
ションに伝達できる、という利点が得られる。ホールド
信号を受け取った場合には、アドレスされたコンピュー
タ装置27は金銭出納ステーションをブロックする。危
険の一例としては、キーボード8を介して入力される命
令により金庫2を空にしようとする資格のないものの試
みが挙げられる。また例えばキーボード8(図1)上の
警報キーにより出納者が危険な状態を知らせたときもこ
れがコンピュータ40に伝達される。
【0047】硬貨両替機により小額の残金の両替並びに
排出が行なわれる。コンピュータ装置27と接続された
硬貨両替機は、硬貨を検査し、識別し、出納し、コンピ
ュータ装置27に投入された硬貨の金額を知らせる。コ
ンピュータ装置27の命令に応答して硬貨両替機は対応
する数の硬貨を返金口に排出する。顧客はこれらを返金
の小銭分として受け取る。
【0048】勿論小銭の両替は従来の硬貨両替所で手動
によっても行なうことができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、金庫
の中身の盗難に対する安全性が保証され、かつ交換詐欺
による不足金の発生を排除することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】金銭出納ステーションを示す斜視図である。
【図2】金銭出納ステーションの金庫用の安全な場所を
示す断面図である。
【図3】紙幣の移動を概略図示する構成図である。
【符号の説明】 1 金銭出納部 2 金庫 3 紙幣 5 入金口 6 出金口 7 スクリーン 8 キーボード 14、14’ 移送路 20 シート分離装置 21 検査装置 22 分岐装置 26 一時貯蔵部 27 コンピュータ装置 28 鑑定装置 29、29’ 方向変換手段 31 制御装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G07D 9/00 408 E 8513−3E G07G 1/00 331 Z 8921−3E

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金銭出納部(1)と金庫(2)からなる
    金銭出納ステーションであって、金庫(2)が入金され
    た紙幣並びに出金すべき紙幣(3)用の保護貯蔵容器と
    して構成されており、また金銭処理を制御するコンピュ
    ータ装置(27)を備えた金銭出納部(1)が支払うべ
    き金額を入力装置(8、11、38)を介して入力し金
    銭処理を表示手段(7、10、39)上に表示するよう
    に構成されている金銭出納ステーションにおいて、 金銭出納部(1)は、支払いに供給される紙幣(3)を
    受け取るための外部からアクセスできる入金口(5)と
    紙幣返金用の出金口(6)を有しており、 金銭出納部(1)は、紙幣を両方向に移送する保護移送
    路(14、14’)により金庫(2)と結合されてお
    り、 入金口(5)と金庫(2)に案内する第1の移送路(1
    4)との間の移送区間(19)に沿って紙幣の真偽特徴
    を走査するコンピュータ装置(27)と接続された検査
    装置(21)が配置されており、 移送区間(19)にはコンピュータ装置(27)により
    制御され検査装置の後に配置された分岐装置(22)が
    設けられ、 分岐装置(22)は、コンピュータ装置(27)の命令
    に応答して紙幣の方向を変えて金庫(2)に受け入れる
    かないし返却路(23)に返金し、 金庫(2)からくる第2の移送路(14’)は、返却路
    (23)と一緒になって出金口(6)に至る搬送路(2
    5)と合流し、 更にコンピュータ装置(27)は、検査装置(21)に
    よって検査された特徴に基づき紙幣(3)を識別し、金
    庫に導かれた紙幣の額面値の合計(S)と金庫から出金
    する所定の紙幣の合計を計算し、紙幣の搬送路を制御
    し、かつ金銭処理を記録するように構成されていること
    を特徴とする金銭出納ステーション。
  2. 【請求項2】 金銭処理は、少なくとも支払うべき金額
    の検出、現金の受け取り、及び釣銭の用意とその返金か
    らなり、出金口(6)から出される金額は同金銭処理に
    おいて入金口(5)から入金された紙幣の合計(S)に
    制限されることを特徴とする請求項1に記載の金銭出納
    ステーション。
  3. 【請求項3】 金庫内の移送路(14)は、紙幣をその
    額面値に従って複数のカセット(17)の一つのスタッ
    ク(32)上に向きを変える制御可能な方向変換手段
    (29、29’)を有し、第2の移送路(14’)は、
    返金のためにスタック(32)よりカセット(17)か
    ら取り出された紙幣を金銭出納部(1)に搬送するよう
    に構成されており、また金庫(2)は、紙幣を制御する
    コンピュータ装置(27)に依存する制御装置(31)
    を有することを特徴とする請求項1に記載の金銭出納ス
    テーション。
  4. 【請求項4】 金庫内には第1の方向変換手段(29)
    の前方で第1の移送路(14)に沿って入金された紙幣
    の使用形跡を検出する鑑定装置(28)が配置されてお
    り、制御装置(31)は鑑定装置(28)と関連して使
    用形跡を設定値と比較し、使い古された紙幣を選別する
    ように構成されており、その場合第1の方向変換手段
    (29)は選別された紙幣を容器(30)の方向に向き
    を変えさせることを特徴とする請求項1または3に記載
    の金銭出納ステーション。
  5. 【請求項5】 搬送路(25)で出金口(6)直前に顧
    客に返金する所定の紙幣(3)を集める一時貯蔵部(2
    6)が配置され、金銭処理の終了時一時貯蔵部に集めら
    れた紙幣(3)が一緒に出金口(6)に引き出されるこ
    とを特徴とする請求項1または3に記載の金銭出納ステ
    ーション。
  6. 【請求項6】 金銭出納部(1)と金庫(2)は空間的
    に分離して構成されており、金庫(2)は安全な場所
    (18)に配置されることを特徴とする請求項1に記載
    の金銭出納ステーション。
  7. 【請求項7】 コンピュータ装置(27)は外部装置
    (40)とデータ交換するように構成されていることを
    特徴とする請求項1に記載の金銭出納ステーション。
  8. 【請求項8】 外部装置(40)が自動硬貨両替機であ
    ることを特徴とする請求項7に記載の金銭出納ステーシ
    ョン。
  9. 【請求項9】 コンピュータ装置(27)を備えた複数
    の金銭出納ステーション(1、2、1’、2’、1”、
    2”)と、 少なくとも一つのデータ用受信ユニット(40’)を備
    えた中央コンピュータ(40)と、 金銭出納ステーションとコンピュータ(40)間の双方
    向データ交換を行なう接続線(41)で、それを介して
    コンピュータ装置(27)と受信ユニット(40’)間
    のデータ交換を行なう接続線(41)と、 金銭処理を監視し、現金保有量のリストを作成し、各金
    銭出納ステーション用の差引勘定を行なう中央コンピュ
    ータ内の手段とからなることを特徴とする請求項1に記
    載の金銭出納ステーションを駆動するシステム。
  10. 【請求項10】 金銭出納ステーションの一つにおいて
    入金された金額を超える釣銭を得ようとする警報信号あ
    るいは詐欺の試みを検出し、また警報信号を発生する金
    銭出納ステーションを検出する中央コンピュータ内の手
    段と、 警報信号を発生する金銭出納ステーションにアドレスさ
    れたホールド信号を発生する中央コンピュータ内の手段
    と、 アドレスされたホールド信号を識別するコンピュータ装
    置(27)内の手段と、 前記コンピュータ装置(27)内の手段によりホールド
    信号が識別された場合この金銭出納ステーションを遮断
    する手段とを有することを特徴とする請求項9に記載の
    システム。
JP1436093A 1992-02-10 1993-02-01 金銭出納ステーション Withdrawn JPH05334331A (ja)

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CH38392 1992-02-10
CH00383/92-8 1992-02-10

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JP1436093A Withdrawn JPH05334331A (ja) 1992-02-10 1993-02-01 金銭出納ステーション

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NO930441L (no) 1993-08-11
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