JPWO2008056766A1 - レンズ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

レンズ駆動装置は、ベース10、レンズ枠40、リードスクリュー60に螺合すると共にレンズ枠40と一緒に移動するナット70、レンズ枠40を光軸方向にガイドする主ガイド軸31、レンズ枠40の回転を規制しつつレンズ枠40を光軸方向にガイドする副ガイド軸32、ベース10に対向して配置し主ガイド軸及び副ガイド軸を嵌合させて固定するカバー20を備える。レンズ枠40は、ベース及びカバーの外側に突出したレンズ保持部42を有する。ベース10及びカバー20は、主ガイド軸31の近傍に設けられた第1位置決めピン23a及び第1位置決め穴12a、主ガイド軸31から離れた位置に設けられた第2位置決めピン23b及び第2位置決め穴12bを有する。以上により、高精度に組付けでき、光学性能の高いレンズ駆動装置を得ることができる。

Description

本発明は、リードスクリュー及びナットの螺合構造により、レンズを保持したレンズ枠を光軸方向に駆動するレンズ駆動装置に関する。
例えば特許文献1や特許文献2に記載されているように、従来のレンズ駆動装置は、ベース、レンズを保持したレンズ枠、レンズを挟んだ両側においてレンズ枠を光軸方向に案内するべくベースに固定された2つのガイドシャフト、ベースに固定されたモータ、モータに直結されて回転駆動されるリードスクリュー、レンズ枠に保持されてリードスクリューに螺合するナット、レンズ枠をナットに向けて付勢するコイルスプリング等を備えている。このような装置では、モータによりリードスクリューを回転させて、ナットをネジ送りすることにより、レンズ枠を光軸方向に移動させる。
特開2005−249683号公報 特開2006−114117号公報
ところで、上記装置においては、レンズ枠は略環状に形成されてその中央にレンズを保持し、2つのガイドシャフトはレンズを間に挟むようにしてレンズ枠を光軸方向にガイドするように形成されている。このため、レンズ枠の位置ずれあるいは振れ等はそれ程問題にならず、所望の光学性能を確保することができる。
しかしながら、レイアウト上の制約あるいはその他の条件等により、レンズを2つのガイドシャフトの間に配置することができない場合がある。例えば、レンズ枠を一方向に伸びるように長尺に形成し、その一方側を2つのガイドシャフトで移動自在に支持し、その他方側にレンズを保持するような場合である。このような場合に、レンズ枠は、2つのガイドシャフトから離れ且つ偏倚した自由端側(上記の他方側)にレンズを保持した片持ち梁状に形成される。このため、レンズの重さが、2つのガイドシャフトから偏倚した位置で偏倚荷重として作用することになる。
したがって、従来と同様な構成で、レンズ枠を単に片持ち梁状に形成しただけでは、レンズ枠をガイドシャフトに沿って円滑に移動させるのが困難になる。その結果、所望の安定した光学特性を得るのが困難になる。
本発明は、上記の事情に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、構造の簡素化、装置の小型化等を図りつつ、レンズ枠が片持ち梁状に形成されてその自由端側にレンズを保持する構成であっても、ガタツキ、傾き、スティック、振動等を生じることなく、レンズ枠(レンズ)を光軸方向に円滑に安定して駆動でき、又、装置を高精度に組付けることで、レンズ枠(レンズ)を高精度に光軸方向に駆動できるレンズ駆動装置を提供することにある。
本発明のレンズ駆動装置は、ベース、レンズを保持するレンズ枠、ベースに固定された駆動源、駆動源により回転駆動されるリードスクリュー、リードスクリューに螺合すると共に回転不能にかつレンズ枠と一緒に移動するように保持されるナット、レンズ枠を光軸方向にガイドするべくその一端部がベースに固定された主ガイド軸、レンズ枠を主ガイド軸回りの回転を規制しつつ光軸方向にガイドするべくその一端部がベースに固定された副ガイド軸、ベースに対向して配置されると共に主ガイド軸の他端部及び副ガイド軸の他端部を嵌合させて固定するカバーを備えたレンズ駆動装置であって、上記レンズ枠は、ベース及びカバーにより画定される外輪郭から突出した自由端側にレンズを保持するレンズ保持部を有し、上記ベース及びカバーの一方は、組付け時に相互の位置決めを行うべく、主ガイド軸の近傍に設けられた第1位置決めピンと、主ガイド軸に対して第1位置決めピンよりも離れた位置に設けられた第2位置決めピンを有し、上記ベース及びカバーの他方は、第1位置決めピンを嵌合する第1位置決め穴と、第2位置決めピンを嵌合する第2位置決め穴を有する、ことを特徴としている。
この構成によれば、駆動源の回転駆動力によりリードスクリューが回転すると、ナットが回転を規制されつつ光軸方向にネジ送りされる。そして、片持ち梁状に形成されその自由端側にレンズを保持したレンズ枠が、副ガイド軸により回転が規制されつつ、主ガイド軸により光軸方向にガイドされて、ナットと一緒に光軸方向に移動する。
本発明では、ベースとカバーに、それぞれ、主ガイド軸の近傍に、位置決めの基準となる第1位置決めピン及び第1位置決め穴を設け、主ガイド軸から離れた位置に、製造誤差等を吸収して付随的に位置決めを行う第2位置決めピン及び第2位置決め穴を設けている。このことにより、主ガイド軸及び副ガイド軸が傾くことを防止できるとともに、光軸方向に平行に伸長されるようになる。その結果、本発明のレンズ駆動装置を高精度に組付けることができる。
また、本発明では、レンズが及ぼす偏倚荷重の影響を受けることなく、レンズを光軸方向に高精度に移動させることができ、光学性能の高いレンズ駆動装置を得ることができる。また、レンズをベース及びカバーの外側に配置するため、光学性能を高めつつも、設計の自由度を増加させることができる。
上記構成において、第2位置決めピン及び第2位置決め穴は、副ガイド軸の近傍に設けられている、構成を採用することができる。
この構成によれば、副ガイド軸の位置決めをより高精度に行うことができ、レンズをより一層高精度に光軸方向に移動させることができる。
上記構成において、レンズ枠は、主ガイド軸を摺動自在に嵌合させる嵌合部と、副ガイド軸を摺動自在に係合させる係合部と、光軸方向と交差する方向において嵌合部を挟むように係合部の反対側に形成された上記レンズ保持部を含む、構成を採用することができる。
この構成によれば、レンズ枠がその自由端側(レンズ保持部)にレンズを保持して片持ち梁状に形成されていても、主ガイド軸にガイドされる嵌合部がレンズに近い側に配置されている。このため、レンズの偏倚荷重(曲げモーメント)による嵌合部での摺動抵抗を極力小さくすることができる。その結果、レンズ枠を円滑に移動させることができる。
上記構成において、レンズ保持部は、光軸方向と交差する面内において、嵌合部の中心及び係合部の中心を結ぶ直線上又は近傍に、レンズの中心を位置付けるように形成されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、嵌合部及び係合部を結ぶ直線上又は近傍にレンズ保持部(レンズの中心)が位置する。このため、主ガイド軸(及び嵌合部)又は副ガイド軸(及び係合部)に対して、この直線と交差する方向におけるレンズの偏倚荷重(曲げモーメント)は殆ど作用しなくなる。その結果、レンズ枠をより円滑に移動させることができる。
上記構成において、嵌合部は、主ガイド軸に沿う長さが、主ガイド軸の中心からレンズ保持部に保持されたレンズの中心までの距離よりも長くなるように形成されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、主ガイド軸に嵌合されてガイドされる嵌合部の両端までの長さが、レンズのオーバハング量(レンズの偏倚荷重が作用する中心までの偏倚距離)よりも長い。このため、嵌合部は、主ガイド軸の外周面に対してスティック(引っかかり)あるいはビビリ振動等を生じることなく、より円滑に摺動することができる。その結果、レンズ枠を円滑にかつ高精度に移動させることができ、光学性能を高めることができる。
上記構成において、リードスクリューは、主ガイド軸と副ガイド軸との間に配置されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、リードスクリューの駆動力が、主ガイド軸と副ガイド軸の間において及ぼされる。このため、この駆動力がレンズ枠の姿勢に影響を及ぼすことを防止できる。その結果、レンズ枠を円滑に移動させることができる。
上記構成において、リードスクリューは、光軸方向と交差する面内において、嵌合部の中心と係合部の中心を結ぶ直線上又は近傍に、その中心を位置付けるように配置されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、嵌合部及び係合部を結ぶ直線上又は近傍にリードスクリューの中心が位置する。このため、主ガイド軸(及び嵌合部)又は副ガイド軸(及び係合部)に対して、リードスクリューの駆動力がこの直線と交差する方向における偏倚荷重(曲げモーメント)として作用することを防止できる。その結果、レンズ枠をより円滑に移動させることができる。
上記構成において、リードスクリューは、駆動源に直結されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、装置の小型化を達成しつつ、装置の重心を、主ガイド軸及び副ガイド軸の間に位置付け又は近づけることができる。また、レンズ枠が片持ち梁状であるにも拘わらず、装置の重量バランスを最適に設定することができる。
上記構成をなすレンズ駆動装置によれば、構造の簡素化、装置の小型化等を達成しつつ、レンズ枠が片持ち梁状に形成されてその自由端側にレンズを保持する構成であっても、ガタツキ、傾き、スティック、振動等を生じることなく、レンズ枠(レンズ)を光軸方向に円滑に安定して高精度に駆動できるレンズ駆動装置を得ることができる。
本発明に係るレンズ駆動装置の一実施形態を示す分解斜視図である。 図1に示すレンズ駆動装置の側面図である。 図1に示すレンズ駆動装置の正面図である。 図1に示すレンズ駆動装置の一部をなすベースを示す斜視図である。 図4に示すベースの端面図である。 図1に示すレンズ駆動装置の一部をなすカバーを示す斜視図である。 図6に示すカバーの端面図である。 図1に示すレンズ駆動装置における配置関係を示す正面図である。 図1に示すレンズ駆動装置の一部をなすレンズ枠を示す側面図である。 図1に示すレンズ駆動装置の内部を示す縦断面図である。 図1に示すレンズ駆動装置の内部を示す縦断面図である。 図1に示すレンズ駆動装置の内部を示す縦断面図である。
符号の説明
L…光軸方向、G…レンズ、10…ベース、11…側壁部、12…端面部、12a…第1位置決め穴、12b…第2位置決め穴、13…ネジ穴、14…底部、15a,15b…嵌合穴、16…装着部、17…スリット、20…カバー、21…端面部、22…延出部、22a…ガイド溝、23a…第1位置決めピン、23b…第2位置決めピン、24a,24b…嵌合孔、25…切り欠き部、26,27…凹部、31…主ガイド軸、32…副ガイド軸、31a,32a…一端部、31b,32b…他端部、40…レンズ枠、41…嵌合部、41a…嵌合孔、42…レンズ保持部、43…ナット保持部、44…係合部、45…被検出片、50…モータ(駆動源)、60…リードスクリュー、70…ナット、71…端面、72…突起、80…コイルスプリング、90…検出センサ、100…配線基板、B…ネジ。
以下、本発明の最良の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。図1ないし図12は、本発明に係るレンズ駆動装置の一実施形態を示すものであり、図1は装置の分解斜視図、図2は装置の側面図、図3は装置の正面図、図4及び図5は装置の一部をなすベースの斜視図及び端面図、図6及び図7は装置の一部をなすカバーの斜視図及び端面図、図8は装置の配置関係を示す正面図、図9は装置の一部をなすレンズ枠の側面図、図10ないし図12は装置の縦断面図である。なお、図10ないし図12におけるそれぞれの断面方向については、図1および図8に記載されている。
(装置の全体構造および構成要素について)
まず、本発明に係るレンズ駆動装置の全体構造およびその構成要素について説明する。以下の説明は図1〜図12を参照することにより容易に理解できる。
この装置は、図1に示すように、ベース10、ベース10に対向して結合されるカバー20、ベース10に固定され光軸方向Lに伸長する主ガイド軸31及び副ガイド軸32、レンズGを保持し主ガイド軸31及び副ガイド軸32により光軸方向Lに移動自在に支持されたレンズ枠40、ベース10に固定された駆動源としてのモータ50、モータ50に直結され光軸方向Lに伸長するリードスクリュー60、リードスクリュー60に螺合されると共にレンズ枠40に当接されるナット70、レンズ枠40をナット70に向けて付勢するコイルスプリング80、レンズ枠40の初期位置を検出する検出センサ90、モータ50に取り付けられる配線基板100等を備えている。
ベース10は、樹脂材料により成型されており、図1、図4及び図5に示すように、光軸方向Lに延出すると共に内部空間を画定する一対の側壁部11、光軸方向Lの前方に開口してカバー20が接合される端面部12、第1位置決め穴12a、第2位置決め穴12b、2つのネジ穴13、モータ50を固定する底部14(図5)、底部14に形成されてリードスクリュー60を通す貫通孔14a、主ガイド軸31の一端部31aを圧入して固定する嵌合穴15a、副ガイド軸32の一端部32aを圧入して固定する嵌合穴15b、一方の嵌合孔15aの周りに形成されてコイルスプリング80の一端部を受ける座面部15a´、検出センサ90を装着する略矩形の開口をなす装着部16(図4)、一方の側壁部11に形成されたスリット17、種々の取り付けフランジ等を備えている。なお、本明細書においては、説明の便宜上、例えば図1にも示すように、装置全体において、カバー20側を「前方」または「光軸方向Lにおける前方」と記載し、ベース10側を「後方」または「光軸方向Lにおける後方」と記載する。
円形に形成された第1位置決め穴12aは、後述するカバー20の第1位置決めピン23aを嵌合されることにより、ベース10とカバー20を組付ける際に、位置決めの基準となるものである。また、長孔に形成された第2位置決め穴12bは、後述するカバー20の第2位置決めピン23bを嵌合されることにより、ベース10とカバー20を組付ける際に、製造誤差等を吸収して付随的に位置決めを行うものである。
カバー20は、樹脂材料により成型されており、図1、図6及び図7に示すように、光軸方向Lに略垂直な方向に拡がってベース10により画定される内部空間を覆うように略平板状に形成されている。カバー20は、ベース10の端面部12と接合される端面部21、端面部21から光軸方向Lに延出しベース10の側壁部11に形成されたスリット17に嵌合される延出部22、延出部22において光軸方向Lに伸長するように形成され後述するナット70の突起72をガイドするガイド溝22a、端面部21から光軸方向Lに突出しベース10の第1位置決め穴12aに嵌合される第1位置決めピン23a、端面部21から光軸方向Lに突出しベース10の第2位置決め穴12bに嵌合される第2位置決めピン23b、主ガイド軸31の他端部31bを嵌合する嵌合孔24a、副ガイド軸32の他端部32bを嵌合する嵌合孔24b、ベース10の2つのネジ穴13(図1)に対応してネジBを通す2つの切り欠き部25、リードスクリュー60の先端部を非接触にて受け入れる凹部26、後述する緩衝部材75を嵌め込む凹部27等を備えている。
円柱状に形成された第1位置決めピン23aは、ベース10の第1位置決め穴12aに嵌合されることにより、ベース10とカバー20を組付ける際に、位置決めの基準となるものである。また、円柱状に形成された第2位置決めピン23bは、ベース10の第2位置決め穴12bに嵌合されることにより、ベース10とカバー20を組付ける際に、製造誤差等を吸収して付随的に位置決めを行うものである。
主ガイド軸31は、図1、図10に示すように、円形断面をなす金属材料により、光軸方向Lに伸長するように形成されている。主ガイド軸31の一端部31aがベース10の嵌合穴15aに圧入して固定され、その他端部31bがカバー20の嵌合孔24aに嵌合されている。そして、主ガイド軸31は、後述するレンズ枠40の嵌合部41に摺動自在に嵌合されて、レンズ枠40を光軸方向Lにガイドする。
副ガイド軸32は、図1、図11に示すように、円形断面をなす金属材料により、光軸方向Lに伸長するように形成されている。副ガイド軸32の一端部32aがベース10の嵌合穴15bに圧入して固定され、その他端部32bがカバー20の嵌合孔24bに嵌合されている。そして、副ガイド軸32は、後述するレンズ枠40の係合部44に摺動自在に係合されて、レンズ枠40が主ガイド軸31の回りに回転することを規制しつつ、レンズ枠40を光軸方向Lにガイドする。
図8は、第1位置決めピン23a及び第1位置決め穴12aの対と、第2位置決めピン23b及び第2位置決め穴12bの対と、主ガイド軸31と、副ガイド軸32との間の位置関係を示している。図8に示すように、主ガイド軸31の近傍において、位置決めの基準となる第1位置決めピン23a及び第1位置決め穴12aが設けられている。また、主ガイド軸31から離れた位置で、副ガイド軸32の近傍において、製造誤差等を吸収して付随的に位置決めを行う第2位置決めピン23b及び第2位置決め穴12bが設けられている。すなわち、図8に示すように、主ガイド軸31から第1位置決めピン23a(第1位置決め穴12a)までの距離に対応する距離D3は、主ガイド軸31から第2位置決めピン23b(第2位置決め穴12b)までの距離に対応する距離D4よりも小さくなるように配置されている。
以上により、主ガイド軸31の一端部31a及び副ガイド軸32の一端部32aがベース10に固定された状態で、カバー20を組付ける際に、主ガイド軸31及び副ガイド軸32が傾くことを防止できるとともに、光軸方向Lに平行に伸長させることができる。その結果、装置を高精度に組付けることができる。したがって、レンズGが及ぼす偏倚荷重の影響を受けることなく、後述するレンズ枠40(レンズG)を光軸方向Lに高精度に移動させることができ、光学性能の高いレンズ駆動装置を得ることができる。
また、第2位置決めピン23b及び第2位置決め穴12bは、副ガイド軸32の近傍に配置されている。このため、ベース10及びカバー20の組付け時に、副ガイド軸32の位置決めをより高精度に行うことができ、後述するレンズ枠40(レンズG)を光軸方向Lにより一層高精度に移動させることができる。
レンズ枠40は、樹脂材料により形成されており、図1ないし図3、図8及び図9に示すように、嵌合部41、座面部41b、レンズ保持部42、ナット保持部43、係合部44、被検出片45等を備えている。特に図9に示すように、嵌合部41は、光軸方向Lに伸長するように形成されて、主ガイド軸31を摺動自在に嵌合させる嵌合孔41aを画定する。座面部41bは、嵌合部41の下端に形成されて、コイルスプリング80の他端部を受ける。環状のレンズ保持部42は、嵌合部41から径方向(光軸方向Lに垂直な方向)の一方向に延出し、その自由端側にレンズGを保持する。ナット保持部43は、嵌合部41からレンズ保持部42が延出した方向とは異なる他方向に延出し、後述するナット70の端面71を当接させる平坦面43b、及びリードスクリュー60を非接触にて通す貫通孔43aを有する。略U字状の係合部44は、ナット保持部43に隣接して形成され、副ガイド軸32を摺動自在に係合させる。被検出片45は、係合部44から延出しかつ光軸方向Lに垂直する方向に伸長するように形成されて、検出センサ90により検出されるためのものである。
すなわち、レンズ枠40は、嵌合部41が主ガイド軸31により光軸方向Lにガイドされ、係合部44が副ガイド軸32により回転規制されつつ光軸方向Lにガイドされ、ベース10及びカバー20により画定される外輪郭から突出した自由端側のレンズ保持部42にレンズGを保持した片持ち梁状に形成されている。
また、レンズ枠40は、リードスクリュー60に螺合した後述するナット70の端面71をナット保持部43の平坦面43bに当接させた状態で、ナット70の外周とナット保持部43の端面43cとが非接触の状態を維持しつつ、ナット70をコイルスプリング80の付勢力に抗して光軸方向Lに離脱可能に保持する。
上記のように、レンズ枠40は、レンズGをベース10及びカバー20の外側に配置するように形成されているため、光学性能を高めつつも、設計の自由度を増加させることができる。
また、レンズ枠40では、図8に示すように、光軸方向Lに垂直な方向(例えば直線Sの伸びる方向)において、嵌合部41を挟むように、係合部44とレンズ保持部42とが対向配置されている。すなわち、主ガイド軸31にガイドされる嵌合部41がレンズGに近い側に配置されているため、レンズ枠40がその自由端側(レンズ保持部42)にレンズGを保持して片持ち梁状に形成されていても、レンズGの偏倚荷重(曲げモーメント)が嵌合部41(嵌合孔41a)に及ぼす摺動抵抗を極力小さくすることができる。これにより、レンズ枠40は光軸方向Lに円滑に移動できる。
また、レンズ枠40では、図8に示すように、レンズGの中心Lが直線S上又はその近傍に位置するように、レンズ保持部42が形成されている。図8の直線Sは、光軸方向Lに垂直な面(紙面)内において、嵌合部41(主ガイド軸31)の中心C1と係合部44(副ガイド軸32)の中心C2とを結ぶ線である。なお、符号Lは、レンズGの中心を指し、且つ光軸方向をも指すものである。このように、直線S上又はその近傍にレンズ保持部42(レンズGの中心L)が位置するため、主ガイド軸31(及び嵌合部41)又は副ガイド軸32(及び係合部44)に対して、直線Sに垂直な方向におけるレンズGの偏倚荷重(曲げモーメント)は殆ど作用せず、レンズ枠40はより円滑に移動することができる。
さらに、レンズ枠40は、図9に示すように、嵌合部41の主ガイド軸31に沿う長さD1が、主ガイド軸31の中心C1からレンズGの中心Lまでの距離D2よりも長くなるように形成されている。すなわち、主ガイド軸31に嵌合されてガイドされる嵌合部41の両端までの長さD1が、レンズGのオーバハング量(レンズGの偏倚荷重が作用する中心Lまでの偏倚距離)D2よりも長い。このため、嵌合部41は、主ガイド軸31の外周面に対してスティック(引っかかり)あるいはビビリ振動等を生じることなく、より円滑に摺動することができる。その結果、レンズ枠40は円滑かつ高精度に移動でき、高い光学性能が得られる。
モータ50は、所定の角度刻みでステップ的に回転し得るステッピングモータを含み、図1及び図12に示すように、ネジBによりベース10の底部14に固定されている。そして、モータ50は、直結されたリードスクリュー60に回転駆動力を及ぼす。このモータ50は、特に図1に示すように、ケース51、後フランジ52、前フランジ53を更に含んで構成されることができる。後フランジ52および前フランジ53は例えば金属薄板から成ることができ、この場合の後フランジ52および前フランジ53は、モータ50内部のステッピングモータで発生する熱を逃がす放熱板の役目を果たすことができる。
金属材料からなるリードスクリュー60は、図1、図8及び図12に示すように、光軸方向Lに伸長するように形成されている。また、リードスクリュー60の一端部がモータ50に直結され、他端部がカバー20の凹部26内に非接触にて入り込むように形成されている。
また、リードスクリュー60は、図8に示すように、光軸方向Lに垂直な面(紙面)内において、主ガイド軸31と副ガイド軸32の間に配置されている。これにより、リードスクリュー60の駆動力が、主ガイド軸31と副ガイド軸32の間に挟まれた状態で、レンズ枠40に及ぼされる。このため、この駆動力がレンズ枠40の姿勢に影響を及ぼすことを防止でき、レンズ枠40を円滑に光軸方向Lに移動させることができる。
さらに、図8に示すように、リードスクリュー60は、その中心C3が直線S上又はその近傍に位置するように、配置されている。この直線Sは、上述したように、嵌合部41(主ガイド軸31)の中心C1と係合部44(副ガイド軸32)の中心C2とを結ぶ線である。これにより、主ガイド軸31(及び嵌合部41)又は副ガイド軸32(及び係合部44)に対して、リードスクリュー60の駆動力が、この直線Sに垂直な方向における偏倚荷重(曲げモーメント)として作用することを防止できる。その結果、レンズ枠40をより円滑に光軸方向Lに移動させることができる。
また、リードスクリュー60は、図1及び図12に示すように、モータ50に直結されているため、装置の小型化を達成することができる。また、装置の重心を、主ガイド軸31及び副ガイド軸32の間に位置付け又は近づけることができるので、レンズ枠40が片持ち梁状であるにも拘わらず、装置の重量バランスを最適に設定することができる。
金属材料からなるナット70は、図1、図8及び図12に示すように、端面71、突起72等を備えている。端面71は、リードスクリュー60に螺合した状態で、光軸方向Lに向かい、レンズ枠40のナット保持部43に当接するものである。突起72は、ナット70の外周面から径方向に突出すると共に、カバー20のガイド溝22aに入り込んで、自らの回転を規制するものである。突起72は、ナット70がリードスクリュー60の回りに回転してガタツキを生じないような幅寸法で形成されている。また、突起72は、ガイド溝22aの長手方向(光軸方向L)に移動自在となるように形成されている。
緩衝部材75は、ゴム等の弾性材料を用いて環状に形成されており、図1に示すように、カバー20の凹部27に嵌め込まれる。緩衝部材75は、ナット70が光軸方向Lの前方に向けて最も移動したときに、カバー20に直接衝突することを防止するためのものである。
コイルスプリング80は、図1及び図10に示すように、主ガイド軸31の周りに外嵌させられている。また、コイルスプリング80は、所定の圧縮代に圧縮した状態で取り付けられており、その一端部がベース10の座面部15a´に当接され、その他端部がレンズ枠40の座面部41bに当接されている。したがって、コイルスプリング80は、レンズ枠40を光軸方向Lの前方に向けて付勢し、レンズ枠40のナット保持部43をナット70(の端面71)に押し付けるような付勢力を及ぼす。
検出センサ90は、発光素子及び受光素子をもつ透過型の光センサであり、レンズ枠40の被検出片45の有無により、レンズ枠40の初期位置(ホームポジション)を検出する。
配線基板100は、弾性変形可能なフレキシブル基板である。配線基板100上には、モータ50を駆動するのに必要な電力を通す配線、検出センサ90の信号を検出するのに必要な配線等が貼付ないし埋設されている。この配線基板100は、モータ50と電気的に接続されている。また、配線基板100は、モータ50のケース51に対してネジBにより固定されている。このため、配線基板100とモータ50とが接着剤のみで固定されている場合や、半田接着のみで固定されている場合に比べて、構成的強度が高まり、耐久性が向上する。
(装置の組付けについて)
次に、装置の組付けについて説明する。以下の説明は図1を主に参照することにより容易に理解できる。
先ず、リードスクリュー60が直結され配線基板100が取り付けられたモータ50を、ベース10の底部14にネジBで締結して固定する。また、主ガイド軸31(の一端部31a)及び副ガイド軸32(の一端部32a)をベース10(の嵌合穴15a,15b)に圧入して固定する。更に、検出センサ90をベース10の装着部16に組付けて固定する。
続いて、コイルスプリング80を主ガイド軸31に外嵌させて、その一端部を座面部15a´に着座させる。次に、光軸方向Lの前方からレンズ枠40を近づけて、座面部41bでコイルスプリング80の他端部を圧縮する。これと共に、嵌合部41に主ガイド軸31を摺動自在に通し、係合部44に副ガイド軸32を摺動自在に通す。更に、貫通孔43aにリードスクリュー60を非接触にて通した状態にて保持する。
続いて、ナット70を、光軸方向Lの前方から近づけて、リードスクリュー60に螺合させ、所定の深さまで(光軸方向Lの後方に向けて)移動させる。
そして、ナット70の突起72を所定の向きに方向付けた後、レンズ枠40を上記の圧縮から一旦開放する。すると、コイルスプリング80の付勢力により、レンズ枠40が光軸方向Lの前方に向けて移動され、そのナット保持部43がナット70の端面71に当接される。
続いて、カバー20を光軸方向Lの前方から近づけて、ナット70の突起72をガイド溝22aに入り込ませる。これと共に、嵌合孔24aに主ガイド軸31の他端部31bを嵌合させ、嵌合孔24bに副ガイド軸32の他端部32bを嵌合させる。また、第1位置決めピン23aを第1位置決め穴12aに嵌合させ、第2位置決めピン23bを第2位置決め穴12bに嵌合させる。更に、リードスクリュー60の先端を凹部26に入り込ませる。
そして、ネジBを、切り欠き部25に通してネジ穴13に捩じ込む。これにより、カバー20がベース10に結合されて、装置全体の組付けが完了する。
上記組付けによれば、主ガイド軸31及び副ガイド軸32が傾くことを防止できるとともに、光軸方向Lに平行に伸長されるようになる。その結果、装置を高精度に組付けることができ、レンズ枠40(レンズG)は光軸方向Lに高精度に移動するようにガイドされる。以上により、光学性能の高いレンズ駆動装置を得ることができる。
(装置の動作について)
次に、この装置の動作について説明する。
先ず、レンズ枠40が光軸方向Lの後方(初期位置)に位置するとき、検出センサ90は被検出片45を検出する。
そして、モータ50が正回転すると、リードスクリュー60が回転し、突起72がカバー20のガイド溝22aに回転不能に規制されつつ、光軸方向Lにのみ案内される。その結果、ナット70はネジ送り作用により光軸方向Lの前方に向けて移動する。
すると、コイルスプリング80の付勢力により、ナット保持部43はナット70に追従して移動する。このため、レンズ枠40はナット70と一緒になって、光軸方向Lの前方に向けて移動する。
そして、モータ50の起動からのステップ数をカウントして、レンズ枠40の駆動量を適宜制御して、レンズ枠40を所望の位置に位置決めする。
一方、モータ50が逆回転すると、リードスクリュー60が回転し、突起72がカバー20のガイド溝22aに回転不能に規制されつつ、光軸方向Lにのみ案内される。その結果、ナット70はネジ送り作用により光軸方向Lの後方に向けて移動する。
すると、コイルスプリング80の付勢力に抗しつつ、ナット保持部43はナット70に押される。このため、レンズ枠40はナット70と一緒になって、光軸方向Lの後方に向けて移動する。駆動量を適宜制御することでレンズ枠40を所望の位置に位置決めすることができ、レンズ枠40をさらに後方に移動させて初期位置に戻すことができる。
この駆動動作において、レンズ枠40が、主ガイド軸31及び副ガイド軸32により、主ガイド軸31回りの回転が規制されつつ、スティック、ビビリ振動等を生じることなく、光軸方向Lに円滑にかつ高精度に移動させられる。
すなわち、このレンズ駆動装置によれば、構造の簡素化、装置の小型化等を達成しつつ、レンズ枠40が片持ち梁状に形成されてその自由端側にレンズGを保持する構成であっても、ガタツキ、傾き、スティック、振動等を生じることなく、レンズ枠40(レンズG)を光軸方向Lに円滑に安定してかつ高精度に駆動できる。
したがって、このレンズ駆動装置が、例えば光ピックアップユニット等における収差補正・ビームエキスパンダユニットとして適用された場合に、レンズ枠40の駆動中においても光軸が変動せず、高い光学性能が得られる。
上記実施形態においては、光軸方向Lに移動するレンズ枠として一つのレンズ枠40を示したが、これに限定されるものではなく、複数のレンズ枠を備える構成において本発明を適用することができる。その場合、ガイド溝は、一つを共用してもよく、又、レンズ枠ごとに設けてもよい。
以上述べたように、本発明のレンズ駆動装置は、構造の簡略化、小型化等を達成しつつ、レンズ枠40が片持ち梁状に形成されてその自由端側にレンズGを保持する構成であっても、ガタツキ、傾き、スティック、振動等を生じることなく、レンズ枠40(レンズG)を光軸方向Lに円滑に安定してかつ高精度に駆動できるように、高精度に位置決めしつつ確実に組付けることができる。このため、本発明のレンズ駆動装置が、光ピックアップユニット等に適用できるのは勿論のこと、その他のレンズ光学系に対しても有用である。
【0002】
例えば特許文献1や特許文献2に記載されているように、従来のレンズ駆動装置は、ベース、レンズを保持したレンズ枠、レンズを挟んだ両側においてレンズ枠を光軸方向に案内するべくベースに固定された2つのガイドシャフト、ベースに固定されたモータ、モータに直結されて回転駆動されるリードスクリュー、レンズ枠に保持されてリードスクリューに螺合するナット、レンズ枠をナットに向けて付勢するコイルスプリング等を備えている。このような装置では、モータによりリードスクリューを回転させて、ナットをネジ送りすることにより、レンズ枠を光軸方向に移動させる。
【特許文献1】 特開2004−341392号公報
【特許文献2】特開2006−114117号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】

Claims (8)

  1. ベース、レンズを保持するレンズ枠、前記ベースに固定された駆動源、前記駆動源により回転駆動されるリードスクリュー、前記リードスクリューに螺合すると共に回転不能にかつ前記レンズ枠と一緒に移動するように保持されるナット、前記レンズ枠を光軸方向にガイドするべくその一端部が前記ベースに固定された主ガイド軸、前記レンズ枠を前記主ガイド軸回りの回転を規制しつつ前記光軸方向にガイドするべくその一端部が前記ベースに固定された副ガイド軸、前記ベースに対向して配置されると共に前記主ガイド軸の他端部及び前記副ガイド軸の他端部を嵌合させて固定するカバー、を備えたレンズ駆動装置であって、
    前記レンズ枠は、前記ベース及び前記カバーにより画定される外輪郭から突出した自由端側にレンズを保持するレンズ保持部を有し、
    前記ベース及び前記カバーの一方は、組付け時に相互の位置決めを行うべく、前記主ガイド軸の近傍に設けられた第1位置決めピンと、前記主ガイド軸に対して前記第1位置決めピンよりも離れた位置に設けられた第2位置決めピンを有し、
    前記ベース及び前記カバーの他方は、前記第1位置決めピンを嵌合する第1位置決め穴と、前記第2位置決めピンを嵌合する第2位置決め穴を有する、
    ことを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記第2位置決めピン及び前記第2位置決め穴は、前記副ガイド軸の近傍に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記レンズ枠は、前記主ガイド軸を摺動自在に嵌合させる嵌合部と、前記副ガイド軸を摺動自在に係合させる係合部と、前記光軸方向と交差する方向において前記嵌合部を挟むように前記係合部の反対側に形成された前記レンズ保持部を含む、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記レンズ保持部は、前記光軸方向と交差する面内において、前記嵌合部の中心及び前記係合部の中心を結ぶ直線上に又はその近傍に、レンズの中心を位置付けるように形成されている、
    ことを特徴とする請求項3記載のレンズ駆動装置。
  5. 前記嵌合部は、前記主ガイド軸に沿う長さが、前記主ガイド軸の中心から前記レンズ保持部に保持されたレンズの中心までの距離よりも長くなるように形成されている、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載のレンズ駆動装置。
  6. 前記リードスクリューは、前記主ガイド軸と前記副ガイド軸との間に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし5いずれかに記載のレンズ駆動装置。
  7. 前記リードスクリューは、前記光軸方向と交差する面内において、前記嵌合部の中心と前記係合部の中心を結ぶ直線上又はその近傍に、その中心を位置付けるように配置されている、
    ことを特徴とする請求項6記載のレンズ駆動装置。
  8. 前記リードスクリューは、前記駆動源に直結されている、
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載のレンズ駆動装置。
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