JPWO2008056551A1 - クロック信号分周回路 - Google Patents

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Abstract

分周クロック信号のサイクル時間が一定で、消費電力やレイアウト面積が小さく、設計・検証コストが小さい有理数分周回路を提供する。分周比がN/M(M、Nは正の整数、かつM>N)で規定されるクロック信号分周回路において、入力クロック信号CKIに制御値に基づく所定の遅延量を与えて出力クロック信号CKOとして出力する可変遅延回路200と、入力クロック信号CKIのサイクル毎に、MからNを引いた値を累積的に加算し、加算結果がN以上となった場合には、加算結果からNを引く演算を行って演算結果Kを得て、入力クロック信号CKIの1サイクルに相当する可変遅延回路200における最大遅延量に対して該最大遅延量のK/Nの遅延量に対応する制御値を求めて可変遅延回路200に与える可変遅延制御回路100と、を備える。

Description

本発明は、クロック信号分周回路に関し、特に、クロック信号を任意の有理数で分周するクロック信号分周回路に関する。
ある周波数のクロック信号を分周して、より低い周波数のクロック信号を生成するクロック分周回路において、分周比、すなわち分周前のクロック信号の周波数と分周後のクロック信号の周波数との比が1/M(Mは正の整数)の分周回路(整数分周回路)は、カウンタ回路を用いて実現することができる。
一方、分周比がN/M(N、Mは正の整数)であっても分周が可能な分周回路(有理数分周回路)が従来より提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。これらの従来技術によれば、分周比の分子を設定する値(分周比N/MにおけるNの値)を、入力クロック信号のサイクル毎に累積的に加算し、その加算結果が分周比の分母を設定する値(分周比N/MにおけるMの値)より大きくなった場合には、その加算結果からMを引く、という動作を行い、その加算結果を参照して入力クロック信号のパルスを適切に間引くことにより有理数分周を実現している。
また、従来技術として、位相補間回路(Phase Interpolator)を使用したクロック生成回路が提案されている(例えば、特許文献3参照)。特許文献3に記載の技術によれば、位相補間回路によって、入力クロック信号のエッジ以外のタイミングでエッジを生成することで、サイクル時間が一定の有理数分周クロック信号を生成することができる。
特開2005‐45507号公報 特開2006‐148807号公報 特開2002‐57578号公報
ところで、特許文献1、2に記載のクロック分周回路は、入力クロック信号のパルスを選択的に間引くことで分周を実現しているため、分周クロック信号のパルス出力のタイミングは、入力クロック信号のパルスのタイミングに制限される。その結果、分周クロック信号のサイクル時間がサイクル毎に大きく変化してしまうという問題がある。また、サイクル時間の最小値が分周比に比例して減少しないので、分周クロック信号で駆動される回路の最大遅延の制約を周波数に応じて緩和できないという問題がある。
また、特許文献3に記載のクロック分周回路は、位相補間回路によって、サイクル時間が一定の有理数分周クロック信号を生成することができるものの、位相補間回路は比較的低周波数の入力クロック信号、例えば500MHz以下の周波数の入力クロック信号を分周する場合、大きな容量を必要とする。このため、消費電力やレイアウト面積が大きく、ノイズに弱いという問題がある。また、アナログ回路のため専用設計を必要とし、設計・検証コストが大きいという問題がある。
本発明の目的は、上記問題点を鑑みて発明されたものであり、分周クロック信号のサイクル時間が一定であって、消費電力やレイアウト面積が小さく、設計・検証コストが小さい有理数分周回路を提供することにある。
本発明の一つのアスペクトに係るクロック信号分周回路は、分周比がN/M(M、Nは正の整数、かつM>N)で規定されるクロック信号分周回路において、入力クロック信号に制御値に基づく所定の遅延量を与えて出力クロック信号として出力する可変遅延回路と、入力クロック信号のサイクル毎に、MからNを引いた値を累積的に加算すると共に、加算結果がN以上となった場合には、加算結果からNを引く演算を行って演算結果Kを得て、入力クロック信号の1サイクルに相当する可変遅延回路における最大遅延量に対して該最大遅延量のK/Nの遅延量に対応する制御値を求めて可変遅延回路に与える可変遅延制御回路と、を備える。
本発明に係るクロック信号分周回路において、入力クロック信号と出力クロック信号との位相差を比較する位相比較器をさらに備え、可変遅延制御回路は、初期化状態において位相比較器の比較結果を元に最大遅延量を求めて記憶するようにしてもよい。
本発明に係るクロック信号分周回路において、可変遅延制御回路は、分周動作状態において位相比較器の比較結果を元に制御値に基づく所定の遅延量を周期的に補正するようにしてもよい。
本発明に係るクロック信号分周回路において、可変遅延回路は、複数の遅延ユニットを備え、入力クロック信号が通過する遅延ユニットの数を制御値に基づいて変化させることで所定の遅延量を制御するようにしてもよい。
本発明に係るクロック信号分周回路において、遅延ユニットは、入力クロック信号を往路方向に伝達する第1の遅延素子と、入力クロック信号を復路方向に伝達する第2の遅延素子と、第1の遅延素子の出力を第2の遅延素子の入力に接続可能とするバイパス回路とを含み、可変遅延回路は、制御値に基づいて選択された遅延ユニットに含まれるバイパス回路のみをアクティブにするようにしてもよい。
本発明に係るクロック信号分周回路において、可変遅延回路は、選択された遅延ユニットの往路方向に後続する遅延ユニットに含まれる第1の遅延素子を入力クロック信号の伝達ルートから切り離すように制御するようにしてもよい。
本発明に係るクロック信号分周回路において、可変遅延回路は、入力クロック信号に対して第1の制御値に基づく第1の遅延量を与えた第1の遅延信号と、入力クロック信号に対して第2の制御値に基づく第2の遅延量を与えた第2の遅延信号との論理演算によって出力クロック信号を出力する回路であって、第1の制御値は、最大遅延量のK/Nの遅延量に対応する制御値であって、可変遅延制御回路は、第1の制御値に所定値を加算して第2の制御値として可変遅延回路に与える遅延補正回路をさらに備えるようにしてもよい。
本発明に係るクロック信号分周回路において、可変遅延回路は、複数の遅延ユニットを備え、入力クロック信号が通過する遅延ユニットの数を第1および第2の制御値に基づいて変化させることで第1および第2の遅延量を制御するようにしてもよい。
本発明に係るクロック信号分周回路において、遅延ユニットは、入力クロック信号を往路方向に伝達する第1の遅延素子と、入力クロック信号を復路方向に伝達する第2の遅延素子と、第1の遅延素子の出力を第2の遅延素子の入力に接続可能とするバイパス回路とを含み、可変遅延回路は、第1の制御値に基づいて選択された第1の遅延ユニットに含まれるバイパス回路と、第2の制御値に基づいて選択された第2の遅延ユニットに含まれるバイパス回路とをアクティブにすると共に、第1の遅延ユニットに含まれる第2の遅延素子の入力において、第1の遅延ユニットに含まれるバイパス回路の出力と第1の遅延ユニットの復路方向の前段に位置する遅延ユニットに含まれる第2の遅延素子の出力とによって論理演算を行うようにしてもよい。
本発明に係るクロック信号分周回路において、可変遅延回路は、第2の遅延ユニットの往路方向に後続する遅延ユニットに含まれる第1の遅延素子を入力クロック信号の伝達ルートから切り離すようにしてもよい。
本発明に係るクロック信号分周回路において、所定値は、最大遅延量に(M−N)/(2N)を乗じた遅延量に対応する制御値であってもよい。
本発明に係るクロック信号分周回路において、第1の制御値は、入力クロック信号の第1のエッジに対する制御値であって、第2の制御値は、入力クロック信号の第1のエッジと逆向きの第2のエッジに対する制御値であってもよい。
本発明によれば、分周クロック信号のサイクル時間が一定であって、消費電力やレイアウト面積が小さく、設計・検証コストが小さい有理数分周回路を実現することができる。
本発明の実施形態に係るクロック信号分周回路は、分周比が2つの正の整数N及びMの比であるN/Mで規定されるクロック信号分周回路において、入力クロック信号(図1のCKI)に所定の遅延を付加して出力する可変遅延回路(図1の200)と、入力クロック信号と可変遅延回路が出力する出力クロック信号(図1のCKO)との位相差を比較する位相比較器(図1の300)と、可変遅延回路の遅延量を制御する制御値を生成する可変遅延制御回路(図1の100)とを備え、可変遅延制御回路は、入力クロック信号のサイクル毎に、可変遅延回路の遅延量を入力クロックの1サイクルの1/Nの単位で制御する。
また、可変遅延回路は、複数の遅延ユニット(図2の201)を備え、入力クロック信号が通過する遅延ユニットの数を、可変遅延制御回路から与えられる制御値に基づいて変化させることで、入力クロック信号に付加する遅延量を制御することが好ましい。
さらに、可変遅延制御回路は、分周比を規定する整数Mから整数Nを引いた値を入力クロックのサイクル毎に累積的に加算し、加算の結果が前記整数Nより大きくなった場合には、加算の結果から整数Nを引く動作を行うことを特徴とし、前記加算の結果に基づいて前記制御値を生成することが好ましい。
また、可変遅延制御回路は、可変遅延回路の遅延量を入力クロック信号の1サイクルに等しい遅延に設定する制御値を記憶する記憶手段を備え、可変遅延制御回路は、可変遅延回路の遅延量を入力クロック信号の1サイクルに等しい遅延に設定する制御値に基づいて、可変遅延回路の遅延量を制御する制御値を生成することが好ましい。
またさらに、可変遅延制御回路は、可変遅延制御回路が記憶する、可変遅延回路の遅延量を前記入力クロック信号の1サイクルに等しい遅延に設定する制御値を、位相比較器が出力する位相比較結果に基づいて求めることが好ましい。以下、実施例に即し図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施例に係るクロック信号分周回路の構成を示すブロック図である。図1において、クロック信号分周回路は、可変遅延制御回路100、可変遅延回路200、位相比較器300を備え、入力クロック信号CKIを分周比N/M(M、Nは正の整数、かつM>N)で分周し、出力クロック信号CKOとして出力する。
可変遅延制御回路100は、入力クロック信号CKIのタイミングで動作し、分周比の設定信号M−N、−N、N及び位相比較結果信号301を参照して、可変遅延制御信号101を生成する。より具体的には、分周比の設定信号M−N、−N、Nを入力し、入力クロック信号CKIの各サイクルにおける可変遅延回路200の遅延制御値を計算する。そして、計算した値に基づいて、可変遅延回路200の遅延量を入力クロック信号CKIのサイクル毎に、入力クロック信号CKIの1サイクルの1/Nの単位で制御する。
可変遅延回路200は、可変遅延制御信号101で与えられる遅延制御値に比例した遅延量の遅延を入力クロック信号CKIに対して付加し、出力クロック信号CKOとして出力する。なお、遅延制御値が0の場合は出力クロック信号CKOを出力しない。
位相比較器300は、初期状態および周期的に入力クロック信号CKIと出力クロック信号CKOの立ち上がりエッジの位相差を比較し、その結果を位相比較結果信号301として出力する。この時、入力クロック信号CKIの位相に対して、出力クロック信号CKOの位相が遅れている場合、UP要求を位相比較結果信号301に出力する。また、入力クロック信号CKIの位相に対して、出力クロック信号CKOの位相が進んでいる場合、DOWN要求を位相比較結果信号301に出力する。
次に、図3を参照して、可変遅延制御回路100の構成の詳細について説明する。可変遅延制御回路100は、遅延制御値計算回路110、乗算器120、カウンタ回路121を備える。また、遅延制御値計算回路110は、加算器111、大小比較器113、セレクタ回路115及び116、フリップフロップ回路117及び118から構成される。
カウンタ回路121は、小数点以下1桁の固定小数点数を記憶し、位相比較結果信号301で与えられる入力クロック信号CKIと出力クロック信号CKOとの位相比較結果(UP/DOWN)に基づいて、記憶している固定小数点数のカウントアップまたはカウントダウンを行い、記憶している固定小数点数を遅延基準値132として出力する。
乗算器120は、遅延計算値補正値131と遅延基準値132との乗算を行い、乗算結果の小数点以下を切り捨てた値を可変遅延制御信号101として出力する。
フリップフロップ回路117及び118、カウンタ回路121は、入力クロック信号CKIの立ち上がりエッジのタイミングに基づいて動作する(図3においては入力クロック信号CKIの図示を簡略化のため省略している)。
次に、図4を参照して、可変遅延制御回路100の動作について説明する。図4は、分周比N/M=5/8の時の可変遅延制御回路100の動作を示すタイミング図である。図4において、入力クロック信号CKI、出力クロック信号CKO、及び、加算器111の出力である遅延計算値130、セレクタ回路116の出力である遅延計算値補正値131、カウンタ回路121の出力である遅延基準値132、乗算器120の出力である可変遅延制御信号101、位相比較器300の出力である位相比較結果信号301を図示している。
まず、可変遅延制御回路100は、リセット動作直後、または分周比の変更直後、初期化中状態にある。可変遅延制御回路100は、初期化中状態において、可変遅延回路200の遅延量を入力クロック信号CKIの1サイクル分に制御する遅延制御値を求める動作を行う。
セレクタ回路116は、初期化中状態を表す初期化情報INIが与えられた時には、遅延計算値補正値131に入力N=5を選択して出力する。カウンタ回路121が記憶する値の初期値は、1.0である。例えば、遅延計算値補正値131が5、遅延基準値132が1.0であるサイクルでは、可変遅延制御信号101は5であり、可変遅延回路200は、遅延制御値=5に対応した遅延で出力クロック信号CKOを出力する。
位相比較器300は、出力クロック信号CKOの立ち上がりエッジと入力クロック信号CKIの次の立ち上がりエッジとを比較する。出力クロック信号CKOの立ち上がりエッジは、入力クロック信号CKIの次の立ち上がりエッジよりも位相が遅れているので、位相比較結果信号301にUP要求を出力する。カウンタ回路121は、入力する位相比較結果信号301からUP要求を受け取ると、記憶している固定小数点数1.0を、1.1にカウントアップする。
以下同様にして、出力クロック信号CKOの立ち上がりエッジと入力クロック信号CKIの次の立ち上がりエッジの位相が一致するまで、カウンタ回路121が記憶する値は、カウントアップされる。それに対応して可変遅延制御信号101の値、さらに可変遅延回路200の遅延量が増加していく。
遅延基準値132の値が20.0、可変遅延制御信号101の値が100に到達したときに、出力クロック信号CKOの立ち上がりエッジと入力クロック信号CKIの次の立ち上がりエッジとの位相が一致したとする。このとき位相比較器300は、位相比較結果信号301にUP要求を出力せず、ロックが検出される。カウンタ回路121には、可変遅延回路200の遅延量を入力クロック信号CKIの1サイクル分に制御する遅延制御値(=100)の1/N(=1/5)に相当する値(=20.0)が記憶される。
可変遅延制御回路100は、ロックを検出すると、初期化中状態から分周動作状態に遷移する。可変遅延制御回路100は、分周動作状態において、入力クロック信号CKIを分周比N/M=5/8で分周した出力クロック信号CKOを生成するように、可変遅延回路200の遅延量を制御する可変遅延制御信号101を出力する。
再び図4を参照して可変遅延制御回路100の分周動作状態における動作の詳細を説明する。図4において、分周動作状態のサイクル0では、遅延計算値130の値は、0であるとする。
分周動作状態では、セレクタ回路116は、大小比較器113による遅延計算値130とNの比較結果を参照して、遅延計算値130がN以上であれば値0を選択し、遅延計算値130がN未満であれば遅延計算値130の値を選択して、遅延計算値補正値131として出力する。
サイクル0では、セレクタ回路116は、遅延計算値130の値0を選択するので、遅延計算値補正値131の値は0である。遅延基準値132の値は、カウンタ回路121に記憶されている値20.0である。この値20.0は、可変遅延回路200の遅延量を入力クロック信号CKIの1サイクル分に制御する遅延制御値である100の1/N(N=5)に相当する値である。従って、可変遅延制御信号101の値は、0となり、可変遅延回路200は、出力クロック信号CKOを出力しない。
次にサイクル1において、フリップフロップ117は、サイクル0における大小比較器113の結果、すなわち遅延計算値130がN未満であった旨を保持している。セレクタ回路115は、フリップフロップ117に保持されている前サイクルの大小比較器113の結果を参照して、遅延計算値130がN以上であったならば入力「−N」を選択し、遅延計算値130がN未満であったならば入力「M−N」を選択する。従ってサイクル1では、セレクタ回路115は、入力「M−N」=8−5=3を選択する。
フリップフロップ118は、サイクル0における遅延計算値130の値0を保持している。従って遅延計算値130の値は、加算器111の出力0+3=3となる。遅延計算値130の値3は、N(N=5)未満であるので、セレクタ回路116は、遅延計算値130の値3を選択し、遅延計算値補正値131の値は、3となる。従って、可変遅延制御信号101の値は、3×20.0=60となる。
可変遅延回路200は、入力クロック信号CKIに対して遅延制御値である60に対応する遅延を施した出力クロック信号CKOを出力する。可変遅延回路200の遅延量は、遅延制御値が100のときに入力クロック信号CKIの1サイクル分に等しいので、遅延制御値が60のときは、図4に示すように、1サイクルの60/100=3/5の遅延量になる。
次にサイクル2において、フリップフロップ117は、サイクル1において遅延計算値130がN未満であった旨を保持している。従って、セレクタ回路115は入力「M−N」=3を選択して出力する。フリップフロップ118は、サイクル1における遅延計算値130の値3を保持している。従って遅延計算値130の値は、加算器111の加算結果である3+3=6となる。遅延計算値130の値6は、N(N=5)以上であるので、セレクタ回路116は、値0を選択し、遅延計算値補正値131の値は、0となる。従って、可変遅延制御信号101の値は、0×20.0=0となり、可変遅延回路200は、出力クロック信号CKOを出力しない。
次にサイクル3において、フリップフロップ117は、サイクル2において遅延計算値130の値がN以上であった旨を保持している。従って、セレクタ回路115は、入力「−N」=−5を選択して出力する。フリップフロップ118は、サイクル2における遅延計算値130の値6を保持している。従って、遅延計算値130の値は、加算器111の加算結果である6−5=1となる。遅延計算値130の値1は、N(N=5)未満であるので、セレクタ回路116は、遅延計算値130の値1を選択し、遅延計算値補正値131の値は、1となる。従って、可変遅延制御信号101の値は、1×20.0=20となり、可変遅延回路200は、入力クロック信号CKIを遅延制御値である20に対応する遅延量だけ遅延させた出力クロック信号CKOを出力する。可変遅延回路200の遅延量は、遅延制御値が100のときに入力クロック信号CKIの1サイクル分に等しいので、遅延制御値が20のときは、図4に示すように、入力クロック信号CKIの1サイクルの20/100=1/5=1/Nの遅延量になる。
同様にサイクル4において、遅延計算値130の値は、1+3=4、遅延計算値補正値131の値は4、可変遅延制御信号101の値は、80となる。したがって、入力クロック信号CKIを入力クロック信号CKIの1サイクルの80/100=4/5=4/Nだけ遅延した出力クロック信号CKOが出力される。
また、サイクル5において、遅延計算値130の値は、4+3=7、遅延計算値補正値131の値は0、可変遅延制御信号101の値は、0となる。したがって、出力クロック信号CKOは出力されない。
さらに、サイクル6において、遅延計算値130の値は、7−5=2、遅延計算値補正値131の値は2、可変遅延制御信号101の値は40となる。したがって、入力クロック信号CKIを入力クロック信号CKIの1サイクルの40/100=2/5=2/Nだけ遅延した出力クロック信号CKOが出力される。
またさらに、サイクル7において、遅延計算値130の値は、2+3=5、遅延計算値補正値131の値は5、可変遅延制御信号101の値は100となる。したがって、入力クロック信号CKIを入力クロック信号CKIの1サイクル分だけ遅延した出力クロック信号CKOが出力される。すなわち、出力クロック信号CKOの立ち上がりエッジの位相は、入力クロック信号CKIの次の立ち上がりエッジの位相と一致することになる。
次に、サイクル7の次のサイクル0において、フリップフロップ117は、サイクル7において遅延計算値130がN以上であった旨を保持している。従って、セレクタ回路115は、入力「−N」=−5を選択して出力する。フリップフロップ118は、サイクル7における遅延計算値130の値5を保持している。従って遅延計算値130の値は、加算器111の5−5=0となる。遅延計算値130の値0は、N(N=5)未満であるので、セレクタ回路116は、値0を選択し、遅延計算値補正値131の値は、0となる。従って、可変遅延制御信号101の値は、0×20.0=0となり、可変遅延回路200は、出力クロック信号CKOを出力しない。この状況は、先に説明したサイクル0の状況と同様である。
この後、サイクル0からサイクル7の動作を繰り返すこととなる。
以上のように、位相比較器300は、可変遅延制御回路100が初期化中状態にある場合は、入力クロック信号CKIの毎サイクルにおいて、入力クロック信号CKIと出力クロック信号CKOの立ち上がりエッジの位相差を比較し、その結果を位相比較結果信号301として出力する。また、可変遅延制御回路100が分周動作状態にある場合は、図4からも明らかなように、サイクル0において入力クロック信号CKIと出力クロック信号CKOの立ち上がりエッジの位相が一致する。
位相比較器300は、可変遅延制御回路100が分周動作状態にある場合は、サイクル0のタイミングで周期的に入力クロック信号CKIと出力クロック信号CKOの立ち上がりエッジの位相差を比較し、その結果を位相比較結果信号301として出力する。この時、入力クロック信号CKIの位相に対して、出力クロック信号の位相が遅れている場合、UP要求を位相比較結果信号301に出力する。また、入力クロック信号CKIの位相に対して、出力クロック信号の位相が進んでいる場合、DOWN要求を位相比較結果信号301に出力する。これにより、温度変動や電源電圧変動等によって可変遅延回路200の遅延量がばらついたとしても、遅延基準値132が、位相比較器300が出力する位相比較結果に基づいて調整されるので、サイクル0のタイミングで常に入力クロック信号CKIと出力クロック信号CKOの位相が一致するように動作する。すなわち、図4にも示すように、出力クロック信号CKOのサイクル時間(立ち上がりエッジ間の間隔)は、入力クロック信号CKIのサイクル時間の1/N×M=M/N=8/5倍で一定である。
次に、図2を参照して、可変遅延回路200の構成の詳細を説明する。可変遅延回路200は、複数の遅延ユニット201を直列に接続した構成である。具体的には、左からD1、D2、…、Dn(nは正の整数)のn個の遅延ユニット201が直列に接続されている。
入力クロック信号CKIは、まずD1の遅延ユニット201に入力されて右方向に伝播し、いずれかの遅延ユニット201で折り返して左方向に伝播し、D1の遅延ユニット201を再び通過し、最後にインバータ回路230を介して、出力クロック信号CKOとして出力される。折り返す遅延ユニット201の選択により、入力クロック信号CKIが通過する遅延ユニット201の段数を制御することが可能であって、可変遅延回路200は可変遅延を実現する。
遅延ユニット201は、AND回路205及び207、NAND回路206から構成される。AND回路205は、図2において左から右方向に伝播する入力クロック信号CKIを各遅延ユニット201に入力するか否かについて入力マスク信号210に基づいて制御する。NAND回路206は、図2において左から右方向に伝播する入力クロック信号CKIを各遅延ユニット201において、再び左方向に折り返して出力するか否かを折り返し制御信号211に基づいて制御するバイパス回路として機能する。AND回路207は、NAND回路206を通過して折り返されたクロック信号、または右に隣接する遅延ユニット201から伝播したクロック信号を、左に隣接する遅延ユニット201に出力する。このように主としてAND回路205及び207が遅延を生じさせる遅延素子として機能する。
デコード回路220は、可変遅延制御信号101で与えられる遅延制御値をデコードして、各遅延ユニット201の折り返し制御信号211を生成する。また、折り返し制御信号211をインバータ回路221で論理反転した信号を入力マスク信号210として使用する。
次に、図5及び図6を参照して、可変遅延回路200の動作の詳細を説明する。図5は、分周比N/M=3/4の時の可変遅延制御回路100の動作を示すタイミング図である。ここでは、可変遅延回路200の遅延量を入力クロック信号CKIの1サイクル分に制御する遅延制御値が12であるとすると、遅延基準値132の値は、12/N=12/3=4に設定されている。
サイクル0では、遅延計算値130の値は4、遅延計算値補正値131の値は0、可変遅延制御信号101の値は0、となる。サイクル1では、遅延計算値130の値は1、遅延計算値補正値131の値は1、可変遅延制御信号101の値は4、となる。サイクル2では、遅延計算値130の値は2、遅延計算値補正値131の値は2、可変遅延制御信号101の値は8、となる。サイクル3では、遅延計算値130の値は3、遅延計算値補正値131の値は3、可変遅延制御信号101の値は12、となる。このように分周比N/M=3/4では、サイクル0からサイクル3の動作が繰り返されて分周が実現される。
図6は、サイクル0からサイクル3の各サイクルでの、可変遅延回路200における入力クロック信号CKIの立ち上がり及び立ち下がりの伝播の様子を模式的に示す図である。図6には、D1からD16の16個の遅延ユニット201における入力マスク信号210、折り返し制御信号211、往路出力信号212、復路出力信号213の各値を示している。
まずサイクル0では、可変遅延制御信号101の値は0であるので、デコード回路220は、図4の最も左の折り返し制御信号211(接続される遅延ユニット201は存在しない)のみを値1、その他の折り返し制御信号211の値を0として出力する。従って、D1の遅延ユニットの入力マスク信号210の値は0となるので、入力クロック信号CKIの伝播は、D1の遅延ユニットにおいてマスクされ、出力クロック信号CKOは出力されない。
次にサイクル1では、可変遅延制御信号101の値は4であるので、デコード回路220は、D4の遅延ユニットの折り返し制御信号211のみを値1、その他の折り返し制御信号211の値を0として出力する。従って、入力クロック信号CKIの立ち上がり及び立ち下がりとも、D4の遅延ユニットで折り返されて伝播する。すなわち出力クロック信号CKOには、入力クロック信号CKIが遅延ユニット201の4個分の遅延だけ遅延したクロック信号が出力される。またD5の遅延ユニット201の入力マスク信号210の値は0となるので、入力クロック信号CKIは、D5の遅延ユニットより右側には伝播しない。
また、サイクル2では、可変遅延制御信号101の値は8であるので、デコード回路220は、D8の遅延ユニットの折り返し制御信号211のみを値1、その他の折り返し制御信号211の値を0として出力する。従って、入力クロック信号CKIの立ち上がり及び立ち下がりとも、D8の遅延ユニットで折り返されて伝播する。すなわち出力クロック信号CKOには、入力クロック信号CKIが遅延ユニット201の8個分の遅延だけ遅延したクロック信号が出力される。またD9の遅延ユニット201の入力マスク信号210の値は0となるので、入力クロック信号CKIは、D9の遅延ユニットより右側には伝播しない。
さらに、サイクル3では、可変遅延制御信号101の値は12であるので、デコード回路220は、D12の遅延ユニットの折り返し制御信号211のみを値1、その他の折り返し制御信号211の値を0として出力する。従って、入力クロック信号CKIの立ち上がり及び立ち下がりとも、D12の遅延ユニットで折り返されて伝播する。すなわち出力クロック信号CKOには、入力クロック信号CKIが遅延ユニット201の12個分の遅延だけ遅延したクロック信号が出力される。これは入力クロック信号CKIのサイクル時間と一致する。またD13の遅延ユニット201の入力マスク信号210の値は0となるので、入力クロック信号CKIは、D13の遅延ユニットより右側には伝播しない。
以降、サイクル0からサイクル3の動作を繰り返すことで、分周比N/M=3/4の分周を実現することができる。これは可変遅延制御回路100が可変遅延回路200の遅延量を、入力クロック信号CKIのサイクル毎に、入力クロック信号CKIの1サイクルの1/Nの単位で制御することで実現している。
また、図5からも明らかなように、出力クロック信号CKOのサイクル時間(立ち上がりエッジ間の間隔)は、入力クロック信号CKIのサイクル時間の1/N×M=M/N=4/3倍で一定である。
尚、本実施例では、可変遅延制御回路100は、分周比の設定信号M−N、−N、及びNを入力して使用したが、これに限るものではない。例えばM及びNを入力して、内部でM−N及び−Nを生成して使用しても良い。
また、本実施例では、カウンタ回路121は、可変遅延回路200の遅延量を入力クロック信号CKIの1サイクル分に制御する遅延制御値の1/Nに相当する値を記憶したが、入力クロック信号CKIの1サイクル分に制御する遅延制御値が導出できる値であれば、これに限るものではない。例えば、入力クロック信号CKIの1サイクル分に制御する遅延制御値そのものを記憶して、使用する際に1/Nの値を計算してもよい。
以上説明したように、本実施例によるクロック信号分周回路は、可変遅延回路200を適切に制御することにより、入力クロック信号CKIのエッジ以外のタイミングでエッジを生成するので、サイクル時間が一定となる有理数分周クロック信号を生成することができる。
また、本実施例によるクロック信号分周回路は、分周動作状態であっても周期的に入力クロック信号CKIと出力クロック信号CKOとの位相比較及び遅延基準値132の調整を行うので、温度変動や電源電圧変動等があっても変動に追従して、サイクル時間が一定の有理数分周クロック信号を生成することができる。
さらに、可変遅延回路200は、ディジタル論理回路のみで構成され、また可変遅延制御回路100から出力されるディジタル値に基づいて遅延量を決定するので、従来の位相補間回路による実現に比べて、比較的低周波数のクロックを生成する場合でも大きな容量を必要としないため、消費電力やレイアウト面積が小さい。
またさらに、アナログ回路や専用設計を必要とする回路を使用しないので、設計・検証コストが小さい。
また、可変遅延回路200は、入力クロック信号CKIを折り返した遅延ユニットより後段の遅延ユニットでは動作しない。すなわち、遅延の生成に必要な遅延ユニットしか動作しないので、消費電力が小さい。
さらに、可変遅延制御回路100は、M−Nの値をサイクル毎に累積的に加算し、その加算結果がNより大きくなった場合には、その加算結果からNを引く、という動作を行うので、加算結果をそのまま可変遅延回路の制御信号として使用することができる。
実施例1において、分周比がN/Mであれば、サイクル時間が入力クロック信号CKIのサイクル時間のM/N倍で一定である分周クロック信号を生成できることを説明した。ところで実施例1では、例えば入力クロック信号CKIのduty比が50%であっても、出力クロック信号CKOのduty比が50%になることは保証されない。ここでduty比とは、クロック信号のハイレベル期間(値が1の期間)またはローレベル期間(値が0の期間)とサイクル時間との比である。一般に、クロック信号のduty比は、50%であることが望ましい場合が多い。本実施例では、duty比が50%の出力クロック信号を生成する方法について説明する。尚、第1の実施例と同様の構成については、同一番号を付して詳細な説明を省略する。
図7は、本発明の第2の実施例に係るクロック信号分周回路の構成を示すブロック図である。図7において、クロック信号分周回路は、可変遅延制御回路150、可変遅延回路250、位相比較器300を備え、入力クロック信号CKIを分周比N/M(M、Nは正の整数、かつM>N)で分周し、出力クロック信号CKOとして出力する。
可変遅延制御回路150は、入力クロック信号CKIのタイミングで動作し、分周比の設定信号M−N、−N、N及び位相比較結果信号301を参照して、立ち上がり遅延制御信号151及び立ち下がり遅延制御信号152を生成する。すなわち、分周比の設定信号M−N、−N、Nを入力し、入力クロック信号CKIの各サイクルにおける可変遅延回路250の立ち上がり遅延制御値及び立ち下がり遅延制御値を計算する。
可変遅延回路250は、立ち上がり遅延制御信号151及び立ち下がり遅延制御信号152で与えられる遅延制御値に比例した遅延量の遅延を入力クロック信号CKIの立ち上がり及び立ち下がりにそれぞれ付加し、出力クロック信号CKOとして出力する。遅延制御値が0の場合は、出力クロック信号CKOを出力しない。
次に、図8を参照して、可変遅延制御回路150の構成の詳細について説明する。遅延制御値計算回路110、乗算器120、カウンタ回路121は、実施例1における可変遅延制御回路100と同様であり、これらに加えて立ち下がり遅延補正回路140が乗算器120の出力に付加される。乗算器120の出力が立ち上がり遅延制御信号151として、立ち下がり遅延補正回路140の出力が立ち下がり遅延制御信号152として、可変遅延回路250に出力される。
立ち下がり遅延補正回路140は、加算器141、1/2乗算器142、フリップフロップ143から構成される。1/2乗算器142は、サイクル1における立ち上がり遅延制御信号151の値の1/2の値を演算する。フリップフロップ143は、1/2乗算器142の演算結果を記憶する。加算器141は、立ち上がり遅延制御信号151の値に、フリップフロップ143に記憶されているサイクル1における立ち上がり遅延制御信号151の値の1/2の値を加算し、立ち下がり遅延制御信号152として出力する。
次に、図9を参照して、可変遅延回路250の構成の詳細を説明する。可変遅延回路250は、複数の遅延ユニット251を直列に接続した構成である。具体的には図9において、左からD1、D2、…、Dn(nは正の整数)のn個の遅延ユニット251が直列に接続されている。
入力クロック信号CKIは、まずD1の遅延ユニット251に入力されて右方向に伝播し、いずれかの遅延ユニット251で折り返して左方向に伝播し、D1の遅延ユニット251を再び通過し、最後にインバータ回路230を介して出力クロック信号CKOとして出力される。折り返す遅延ユニット251の選択により、入力クロック信号CKIが通過する遅延ユニット251の段数を制御することで、可変遅延回路250は可変遅延を実現する。
遅延ユニット251は、AND回路255及び257、NAND回路256から構成される。実施例1における遅延ユニット201との差異は、NAND回路256が3入力で構成され、右隣の遅延ユニット251からの復路出力信号263を参照していることである。
立ち上がり遅延デコード回路270は、立ち上がり遅延制御信号151で与えられる立ち上がり遅延制御値をデコードし、各遅延ユニット251の立ち上がりの折り返し制御信号を生成する。また、立ち下がり遅延デコード回路271は、立ち下がり遅延制御信号152で与えられる立ち下がり遅延制御値をデコードし、各遅延ユニット251の立ち下がりの折り返し制御信号を生成する。
立ち上がり遅延デコード回路270及び立ち下がり遅延デコード回路271が生成する折り返し制御信号は、各OR回路273によって論理和演算されて折り返し制御信号261として各遅延ユニット251のNAND回路256に供給される。また、立ち下がり遅延デコード回路271が出力する立ち下がりの折り返し制御信号をインバータ回路272で論理反転した信号は、各遅延ユニット251のAND回路255に供給される。
次に、図10及び図11を参照して、可変遅延回路250の動作の詳細を説明する。図10は、分周比N/M=3/4の時の可変遅延制御回路150の動作を示すタイミング図である。ここで、可変遅延回路250の遅延量を入力クロック信号CKIの1サイクル分に制御する遅延制御値が12であるとすると、遅延基準値132の値は、12/N=12/3=4に設定されている。また後述するように、サイクル1における立ち上がり遅延制御信号151の値は、4であるので、フリップフロップ回路143には、その1/2の値である2が記憶されている。
サイクル0では、遅延計算値130の値は4、遅延計算値補正値131の値は0、立ち上がり遅延制御信号151の値は0、立ち下がり遅延制御信号152の値は2、となる。サイクル1では、遅延計算値130の値は1、遅延計算値補正値131の値は1、立ち上がり遅延制御信号151の値は4、立ち下がり遅延制御信号152の値は6、となる。サイクル2では、遅延計算値130の値は2、遅延計算値補正値131の値は2、立ち上がり遅延制御信号151の値は8、立ち下がり遅延制御信号152の値は10、となる。サイクル3では、遅延計算値130の値は3、遅延計算値補正値131の値は3、立ち上がり遅延制御信号151の値は12、立ち下がり遅延制御信号152の値は14、となる。このように分周比N/M=3/4では、サイクル0からサイクル3の動作が繰り返されて分周が実現される。
図11は、サイクル0からサイクル3の各サイクルでの、可変遅延回路250における入力クロック信号CKIの立ち上がり及び立ち下がりの伝播の様子を模式的に示す図である。図11において、D1からD16の16個の遅延ユニット251における入力マスク信号260、折り返し制御信号261、往路出力信号262、復路出力信号263の各値を示している。
まずサイクル0では、立ち上がり遅延制御信号151の値は0であるので、立ち上がり遅延デコード回路270は、図9の最も左の折り返し制御信号(接続される遅延ユニット251は存在しない)のみを値1、その他の折り返し制御信号261の値を0として出力する。従って、D1の遅延ユニットの入力マスク信号260の値は0となるので、入力クロック信号CKIの伝播はD1の遅延ユニットにおいてマスクされ、出力クロック信号CKOは出力されない。
次にサイクル1では、立ち上がり可変遅延制御信号151の値は4であるので、立ち上がり遅延デコード回路270は、D4の遅延ユニットの折り返し制御信号のみを値1、その他の折り返し制御信号の値を0として出力する。一方、立ち下がり遅延デコード回路271は、D6の遅延ユニットの折り返し制御信号のみを値1、その他の折り返し制御信号の値を0として出力する。
まず、入力クロック信号CKIの立ち上がり伝播時においては、D4の遅延ユニットのNAND回路256に入力される復路出力信号263の値は1であるので、立ち上がりの遷移は、D4の遅延ユニットのNAND回路256を通過する。すなわち、入力クロック信号CKIの立ち上がりは、D4の遅延ユニットで折り返されて伝播する。すなわち出力クロック信号CKOには、入力クロック信号CKIの立ち上がりが遅延ユニット251の4個分の遅延だけ遅延した信号が出力される。同時に、入力クロック信号CKIの立ち上がりは、D6の遅延ユニットで折り返されて伝播するが、D1からD4の遅延ユニットの復路出力信号263は、D4の遅延ユニットの折り返しによって既に値1から値0へ遷移しているため、D4の遅延ユニットに到達した時点でそれ以降立ち上がりの遷移は伝播しない。また、D7の遅延ユニット251の入力マスク信号260の値は0であるので、入力クロック信号CKIはD7の遅延ユニットより右側には伝播しない。
次に、入力クロック信号CKIの立ち下がり伝播時においては、D4の遅延ユニットのNAND回路256に入力される復路出力信号263の値は0であるので、立ち下がりの遷移は、D4の遅延ユニットのNAND回路256を通過しない。一方、D6の遅延ユニットでは折り返されて伝播する。すなわち、出力クロック信号CKOには、入力クロック信号CKIの立ち下がりが遅延ユニット251の6個分の遅延だけ遅延した信号が出力される。
同様にサイクル2では、入力クロック信号CKIの立ち上がりは、D8の遅延ユニットで折り返され、入力クロック信号CKIの立ち下がりは、D10の遅延ユニットで折り返される。すなわち、出力クロック信号CKOには、入力クロック信号CKIの立ち上がりが遅延ユニット251の8個分の遅延だけ遅延した信号が出力され、入力クロック信号CKIの立ち下がりが遅延ユニット251の10個分の遅延だけ遅延した信号が出力される。
また、サイクル3では、入力クロック信号CKIの立ち上がりは、D12の遅延ユニットで折り返され、入力クロック信号CKIの立ち下がりは、D14の遅延ユニットで折り返される。すなわち、出力クロック信号CKOには、入力クロック信号CKIの立ち上がりが遅延ユニット251の12個分の遅延だけ遅延した信号が出力される。これは入力クロック信号CKIのサイクル時間と一致する。また、入力クロック信号CKIの立ち下がりが遅延ユニット251の14個分の遅延だけ遅延した信号が出力される。
以降、サイクル0からサイクル3の動作を繰り返すことで、分周比N/M=3/4の分周を実現する。このとき、出力クロック信号CKOのサイクル時間(立ち上がりエッジ間の間隔)は、入力クロック信号CKIのサイクル時間の、1/N×M=M/N=4/3倍で一定である。
さらに、本実施例では、図10からも明らかなように、入力クロック信号CKIの立ち上がりと立ち下がりとで異なる遅延を適切に付加するので、入力クロック信号CKIのduty比が50%であれば、出力クロック信号CKOのduty比も50%になるという特徴がある。
以上説明したように、本実施例によるクロック分周回路は、可変遅延回路250を適切に制御することにより、入力クロック信号CKIのエッジ以外のタイミングでエッジを生成するので、サイクル時間及びduty比が一定の有理数分周クロック信号を生成することができる。
また、本実施例による可変遅延回路250は、立ち上がりと立ち下がりで異なる遅延設定が可能であるが、遅延制御信号は各サイクルに高々一度設定すればよい。そのため、本実施例による可変遅延回路はタイミング設計が容易であるという特徴がある。
この出願は、2006年11月10日に出願された日本出願特願2006−305075を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明の第1の実施例に係るクロック信号分周回路の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る可変遅延回路の回路図である。 本発明の第1の実施例に係る可変遅延制御回路の回路図である。 本発明の第1の実施例に係る可変遅延制御回路の動作を示す第1のタイミング図である。 本発明の第1の実施例に係る可変遅延制御回路の動作を示す第2のタイミング図である。 本発明の第1の実施例に係る可変遅延回路の動作を模式的に示す図である。 本発明の第2の実施例に係るクロック信号分周回路の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施例に係る可変遅延制御回路の回路図である。 本発明の第2の実施例に係る可変遅延回路の回路図である。 本発明の第2の実施例に係る可変遅延制御回路の動作を示すタイミング図である。 本発明の第2の実施例に係る可変遅延回路の動作を模式的に示す図である。
符号の説明
100、150 可変遅延制御回路
101 可変遅延制御信号
110 遅延制御値計算回路
111、141 加算器
113 大小比較器
115、116 セレクタ回路
117、118、143 フリップフロップ回路
120 乗算器
121 カウンタ回路
130 遅延計算値
131 遅延計算値補正値
132 遅延基準値
140 立ち下がり遅延補正回路
142 1/2乗算器
151 立ち上がり遅延制御信号
152 立ち下がり遅延制御信号
200、250 可変遅延回路
201、251 遅延ユニット
205、207、255、257 AND回路
206、256 NAND回路
210、260 入力マスク信号
211、261 折り返し制御信号
212、262 往路出力信号
213、263 復路出力信号
220 デコード回路
221、230、272 インバータ回路
270 立ち上がり遅延デコード回路
271 立ち下がり遅延デコード回路
273 OR回路
300 位相比較器
301 位相比較結果信号
CKI 入力クロック信号
CKO 出力クロック信号
INI 初期化情報

Claims (12)

  1. 分周比がN/M(M、Nは正の整数、かつM>N)で規定されるクロック信号分周回路において、
    入力クロック信号に制御値に基づく所定の遅延量を与えて出力クロック信号として出力する可変遅延回路と、
    前記入力クロック信号のサイクル毎に、MからNを引いた値を累積的に加算すると共に、前記加算結果がN以上となった場合には、前記加算結果からNを引く演算を行って演算結果Kを得て、前記入力クロック信号の1サイクルに相当する前記可変遅延回路における最大遅延量に対して該最大遅延量のK/Nの遅延量に対応する制御値を求めて前記可変遅延回路に与える可変遅延制御回路と、
    を備えることを特徴とするクロック信号分周回路。
  2. 前記入力クロック信号と前記出力クロック信号との位相差を比較する位相比較器をさらに備え、
    前記可変遅延制御回路は、初期化状態において前記位相比較器の比較結果を元に前記最大遅延量を求めて記憶することを特徴とする請求項1に記載のクロック信号分周回路。
  3. 前記可変遅延制御回路は、分周動作状態において前記位相比較器の比較結果を元に前記制御値に基づく前記所定の遅延量を周期的に補正することを特徴とする請求項2に記載のクロック信号分周回路。
  4. 前記可変遅延回路は、複数の遅延ユニットを備え、前記入力クロック信号が通過する遅延ユニットの数を前記制御値に基づいて変化させることで前記所定の遅延量を制御することを特徴とする請求項1に記載のクロック信号分周回路。
  5. 前記遅延ユニットは、前記入力クロック信号を往路方向に伝達する第1の遅延素子と、前記入力クロック信号を復路方向に伝達する第2の遅延素子と、第1の遅延素子の出力を第2の遅延素子の入力に接続可能とするバイパス回路とを含み、
    前記可変遅延回路は、前記制御値に基づいて選択された遅延ユニットに含まれるバイパス回路のみをアクティブにすることを特徴とする請求項4に記載のクロック信号分周回路。
  6. 前記可変遅延回路は、前記選択された遅延ユニットの往路方向に後続する遅延ユニットに含まれる第1の遅延素子を前記入力クロック信号の伝達ルートから切り離すように制御することを特徴とする請求項5に記載のクロック信号分周回路。
  7. 前記可変遅延回路は、前記入力クロック信号に対して第1の制御値に基づく第1の遅延量を与えた第1の遅延信号と、前記入力クロック信号に対して第2の制御値に基づく第2の遅延量を与えた第2の遅延信号との論理演算によって前記出力クロック信号を出力する回路であって、
    前記第1の制御値は、前記最大遅延量のK/Nの遅延量に対応する制御値であって、
    前記可変遅延制御回路は、前記第1の制御値に所定値を加算して前記第2の制御値として前記可変遅延回路に与える遅延補正回路をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のクロック信号分周回路。
  8. 前記可変遅延回路は、複数の遅延ユニットを備え、前記入力クロック信号が通過する遅延ユニットの数を前記第1および第2の制御値に基づいて変化させることで前記第1および第2の遅延量を制御することを特徴とする請求項7に記載のクロック信号分周回路。
  9. 前記遅延ユニットは、前記入力クロック信号を往路方向に伝達する第1の遅延素子と、前記入力クロック信号を復路方向に伝達する第2の遅延素子と、第1の遅延素子の出力を第2の遅延素子の入力に接続可能とするバイパス回路とを含み、
    前記可変遅延回路は、前記第1の制御値に基づいて選択された第1の遅延ユニットに含まれるバイパス回路と、前記第2の制御値に基づいて選択された第2の遅延ユニットに含まれるバイパス回路とをアクティブにすると共に、第1の遅延ユニットに含まれる第2の遅延素子の入力において、第1の遅延ユニットに含まれるバイパス回路の出力と第1の遅延ユニットの復路方向の前段に位置する遅延ユニットに含まれる第2の遅延素子の出力とによって前記論理演算を行うことを特徴とする請求項8に記載のクロック信号分周回路。
  10. 前記可変遅延回路は、前記第2の遅延ユニットの往路方向に後続する遅延ユニットに含まれる第1の遅延素子を前記入力クロック信号の伝達ルートから切り離すように制御することを特徴とする請求項9に記載のクロック信号分周回路。
  11. 前記所定値は、前記最大遅延量に(M−N)/(2N)を乗じた遅延量に対応する制御値であることを特徴とする請求項7に記載のクロック信号分周回路。
  12. 前記第1の制御値は、前記入力クロック信号の第1のエッジに対する制御値であって、
    前記第2の制御値は、前記入力クロック信号の第1のエッジと逆向きの第2のエッジに対する制御値であることを特徴とする請求項7〜11のいずれか一に記載のクロック信号分周回路。
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