JP3487533B2 - 逓倍回路及び半導体集積回路装置 - Google Patents
逓倍回路及び半導体集積回路装置Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、逓倍回路に関する
ものであり、とくに外部の入力信号に対して半導体基板
内部を高速に動作させる半導体集積回路装置に関するも
のである。
ものであり、とくに外部の入力信号に対して半導体基板
内部を高速に動作させる半導体集積回路装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の逓倍回路を図19に示し、この逓
倍回路に用いるリングカウンタを図20に示す。この逓
倍回路は、位相比較器、n・m段リングカウンタ、LP
F(ローパス・フィルタ)及び排他的論理和回路で構成
されている。n・m段リングカウンタは、n個のフリッ
プフロップ(FF1、FF2、・・・、FFn)で構成
され、最終段の出力を入力に戻してリング状にしたもの
である。制御電圧によってカウンタの伝搬遅延時間を可
変できる。この従来の逓倍回路は、基準入力信号ref
とn・m段リングカウンタの出力を位相比較器に入力す
る。そして、基準入力信号とリングカウンタ出力とを位
相比較して、n・m段リングカウンタの出力周波数が基
準入力信号周波数と一致するようにn・m段リングカウ
ンタの各カウンタの伝搬遅延時間をLPFの出力電圧で
制御する。このような動作によって、位相が同期した状
態においてn・m段リングカウンタの途中段数から信号
を取り出し基準入力信号に対して位相のずれた信号を生
成することができる。そして生成した信号を論理回路に
より排他的論理和することで基準入力信号に対して速い
逓倍信号を出力する。
倍回路に用いるリングカウンタを図20に示す。この逓
倍回路は、位相比較器、n・m段リングカウンタ、LP
F(ローパス・フィルタ)及び排他的論理和回路で構成
されている。n・m段リングカウンタは、n個のフリッ
プフロップ(FF1、FF2、・・・、FFn)で構成
され、最終段の出力を入力に戻してリング状にしたもの
である。制御電圧によってカウンタの伝搬遅延時間を可
変できる。この従来の逓倍回路は、基準入力信号ref
とn・m段リングカウンタの出力を位相比較器に入力す
る。そして、基準入力信号とリングカウンタ出力とを位
相比較して、n・m段リングカウンタの出力周波数が基
準入力信号周波数と一致するようにn・m段リングカウ
ンタの各カウンタの伝搬遅延時間をLPFの出力電圧で
制御する。このような動作によって、位相が同期した状
態においてn・m段リングカウンタの途中段数から信号
を取り出し基準入力信号に対して位相のずれた信号を生
成することができる。そして生成した信号を論理回路に
より排他的論理和することで基準入力信号に対して速い
逓倍信号を出力する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の逓倍回路では、
アナログ回路を用いているためLPFが必要である。こ
のため、ゲートアレイなどを利用してLPFをLSI半
導体基板内部に設計するのは困難であった。したがっ
て、従来は通常は、LSI半導体基板の外部にLPFの
外付けにして対応しなければならない。これに伴い実装
基板にLPFを載せる領域が必要となり、基板面積が増
大する。 また、アナログ量の制御電圧を使用している
ため、電源ノイズの影響を受けやすく出力信号が変動し
やすい。本発明は、このような事情によりなされたもの
であり、遅延回路(Delay-Chain)の遅延素子数を制御し
て遅延量を調整することにより、任意の基準入力信号の
周波数に対応し、デジタル回路で構成された逓倍回路及
びこの逓倍回路を組み込んだ半導体集積回路装置を提供
する。
アナログ回路を用いているためLPFが必要である。こ
のため、ゲートアレイなどを利用してLPFをLSI半
導体基板内部に設計するのは困難であった。したがっ
て、従来は通常は、LSI半導体基板の外部にLPFの
外付けにして対応しなければならない。これに伴い実装
基板にLPFを載せる領域が必要となり、基板面積が増
大する。 また、アナログ量の制御電圧を使用している
ため、電源ノイズの影響を受けやすく出力信号が変動し
やすい。本発明は、このような事情によりなされたもの
であり、遅延回路(Delay-Chain)の遅延素子数を制御し
て遅延量を調整することにより、任意の基準入力信号の
周波数に対応し、デジタル回路で構成された逓倍回路及
びこの逓倍回路を組み込んだ半導体集積回路装置を提供
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、位相比較器、
遅延回路を用いて入力信号の1周期分(もしくは1/2
周期分)の遅延量を調整し、調整した遅延量(遅延素子
数)を基に基準入力信号に対して遅らせたい位相差分の
遅延量(遅延素子数)の設定を可能とし、基準入力信号
と複数の位相を遅らせた信号を排他的論理和(ExOR
もしくはExNOR)回路に入力することにより基準信
号より高い周波数の信号を出力する。電源ノイズの影響
を受け難くしたLPFを必要としないので設計が容易な
逓倍回路を得ることができる。
遅延回路を用いて入力信号の1周期分(もしくは1/2
周期分)の遅延量を調整し、調整した遅延量(遅延素子
数)を基に基準入力信号に対して遅らせたい位相差分の
遅延量(遅延素子数)の設定を可能とし、基準入力信号
と複数の位相を遅らせた信号を排他的論理和(ExOR
もしくはExNOR)回路に入力することにより基準信
号より高い周波数の信号を出力する。電源ノイズの影響
を受け難くしたLPFを必要としないので設計が容易な
逓倍回路を得ることができる。
【0005】 請求項1の発明は、複数の遅延素子から
なる遅延回路と、前記遅延回路の出力段数を選択する選
択回路と、基準入力信号と前記選択回路の出力のうち前
記基準入力信号より1周期分もしくは1/2周期分遅れ
た出力とを入力する位相比較器と、基準入力信号と前記
選択回路で遅延回路の出力信号とを前記位相比較器で位
相を比較し、前記基準入力信号の位相に同期するように
前記遅延回路の前記出力信号を前記基準入力信号の1周
期分又は1/2周期分遅らせるように遅延量を制御する
制御回路と、前記基準入力信号と前記選択回路の出力と
を入力し、N逓倍の信号を生成する排他的論理和回路と
を備えている逓倍回路を特徴とする。請求項2の発明
は、所定の遅延素子数を有する遅延回路と、基準入力信
号と前記遅延回路の出力信号の2信号の位相が同期する
ように前記遅延回路の遅延量を制御し、前記基準入力信
号に対して前記遅延回路の出力信号を所定の周期分だけ
遅らせてその遅延量を調整する選択回路と、前記基準入
力信号と前記選択回路の出力のうち前記基準入力信号よ
り1周期分もしくは1/2周期分遅れた出力信号とを入
力する位相比較器と、前記遅延量を基にして設定したい
位相差に相当する遅延量を少なくとも1つの遅延回路よ
り選択して得られた位相を遅らせた信号と前記基準入力
信号とを入力することにより前記基準入力信号に対して
高い周波数の信号を出力する排他的論理和回路とを備え
ている逓倍回路を特徴とする。請求項3の発明は、前記
所定の周期は1周期分もしくは1/2周期分である請求
項2に記載の逓倍回路を特徴とする。請求項4の発明
は、前記遅延量は前記遅延素子数により調整される請求
項2に記載の逓倍回路を特徴とする。請求項5の発明
は、前記排他的論理和回路はexORもしくはexNO
Rから選ばれる請求項2に記載の逓倍回路を特徴とす
る。
なる遅延回路と、前記遅延回路の出力段数を選択する選
択回路と、基準入力信号と前記選択回路の出力のうち前
記基準入力信号より1周期分もしくは1/2周期分遅れ
た出力とを入力する位相比較器と、基準入力信号と前記
選択回路で遅延回路の出力信号とを前記位相比較器で位
相を比較し、前記基準入力信号の位相に同期するように
前記遅延回路の前記出力信号を前記基準入力信号の1周
期分又は1/2周期分遅らせるように遅延量を制御する
制御回路と、前記基準入力信号と前記選択回路の出力と
を入力し、N逓倍の信号を生成する排他的論理和回路と
を備えている逓倍回路を特徴とする。請求項2の発明
は、所定の遅延素子数を有する遅延回路と、基準入力信
号と前記遅延回路の出力信号の2信号の位相が同期する
ように前記遅延回路の遅延量を制御し、前記基準入力信
号に対して前記遅延回路の出力信号を所定の周期分だけ
遅らせてその遅延量を調整する選択回路と、前記基準入
力信号と前記選択回路の出力のうち前記基準入力信号よ
り1周期分もしくは1/2周期分遅れた出力信号とを入
力する位相比較器と、前記遅延量を基にして設定したい
位相差に相当する遅延量を少なくとも1つの遅延回路よ
り選択して得られた位相を遅らせた信号と前記基準入力
信号とを入力することにより前記基準入力信号に対して
高い周波数の信号を出力する排他的論理和回路とを備え
ている逓倍回路を特徴とする。請求項3の発明は、前記
所定の周期は1周期分もしくは1/2周期分である請求
項2に記載の逓倍回路を特徴とする。請求項4の発明
は、前記遅延量は前記遅延素子数により調整される請求
項2に記載の逓倍回路を特徴とする。請求項5の発明
は、前記排他的論理和回路はexORもしくはexNO
Rから選ばれる請求項2に記載の逓倍回路を特徴とす
る。
【0006】請求項6の発明は、所定の遅延素子数を有
する第1の遅延回路と、所定の遅延素子数を有し、前記
第1の遅延回路とは遅延量の異なる第2の遅延回路と、
基準入力信号と前記第1の遅延回路の出力信号の2信号
の位相が同期するように前記第1の遅延回路の遅延量を
制御し、前記基準入力信号に対して前記第1の遅延回路
の出力信号を所定の周期分だけ遅らせてこの遅延量を調
整する第1の選択回路と、前記基準入力信号と前記第2
の遅延回路の出力信号の2信号の位相が同期するように
前記第2の遅延回路の遅延量を制御し、前記基準入力信
号に対して前記第2の遅延回路の出力信号を所定の周期
分だけ遅らせてこの遅延量を調整する第2の選択回路
と、前記基準入力信号と前記第1の選択回路が出力する
信号とを入力する位相比較器と、前記遅延量を基にして
設定したい位相差に相当する遅延量を少なくとも1つの
遅延回路より選択して得られた位相を遅らせた前記第2
の選択回路の出力信号と前記基準入力信号とを入力する
ことにより基準入力信号に対して高い周波数の信号を出
力する排他的論理和回路とを備えている逓倍回路を特徴
とする。請求項7の発明は請求項1乃至請求項6のいず
れかに記載の逓倍回路を半導体基板に配置形成した半導
体集積回路装置を特徴とする。
する第1の遅延回路と、所定の遅延素子数を有し、前記
第1の遅延回路とは遅延量の異なる第2の遅延回路と、
基準入力信号と前記第1の遅延回路の出力信号の2信号
の位相が同期するように前記第1の遅延回路の遅延量を
制御し、前記基準入力信号に対して前記第1の遅延回路
の出力信号を所定の周期分だけ遅らせてこの遅延量を調
整する第1の選択回路と、前記基準入力信号と前記第2
の遅延回路の出力信号の2信号の位相が同期するように
前記第2の遅延回路の遅延量を制御し、前記基準入力信
号に対して前記第2の遅延回路の出力信号を所定の周期
分だけ遅らせてこの遅延量を調整する第2の選択回路
と、前記基準入力信号と前記第1の選択回路が出力する
信号とを入力する位相比較器と、前記遅延量を基にして
設定したい位相差に相当する遅延量を少なくとも1つの
遅延回路より選択して得られた位相を遅らせた前記第2
の選択回路の出力信号と前記基準入力信号とを入力する
ことにより基準入力信号に対して高い周波数の信号を出
力する排他的論理和回路とを備えている逓倍回路を特徴
とする。請求項7の発明は請求項1乃至請求項6のいず
れかに記載の逓倍回路を半導体基板に配置形成した半導
体集積回路装置を特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して発明の実施
の形態を説明する。まず、図1乃至図10を参照して第
1の実施例を説明する。図1は、逓倍回路の回路構成図
である。この逓倍回路は、遅延回路1、位相比較器2、
アップダウンカウンタ(U/Dカウンタ)3、選択回路
4及び排他的論理和回路(ExNOR回路)5で構成さ
れている。遅延回路1は、基準入力信号refを入力
し、選択回路4へ出力する。位相比較器2は、基準入力
信号ref及び選択回路4の出力D0とを入力し、アッ
プダウンカウンタ3へ出力する。アップダウンカウンタ
3は、位相比較器2の出力を入力し、選択回路4へ出力
してこの選択回路を制御する。選択回路4は、遅延回路
1の出力、アップダウンカウンタ3の出力及びN逓倍設
定入力信号INを入力し、位相比較器2へ出力D0し、
かつ排他的論理和回路5へ出力(D1、D2、D3、・
・・、Dz)する。排他的論理和回路5は、選択回路4
の出力(D1、D2、D3、・・・、Dz)、基準入力
信号ref及びN逓倍設定入力信号INを入力し、出力
信号OUTを出力する。
の形態を説明する。まず、図1乃至図10を参照して第
1の実施例を説明する。図1は、逓倍回路の回路構成図
である。この逓倍回路は、遅延回路1、位相比較器2、
アップダウンカウンタ(U/Dカウンタ)3、選択回路
4及び排他的論理和回路(ExNOR回路)5で構成さ
れている。遅延回路1は、基準入力信号refを入力
し、選択回路4へ出力する。位相比較器2は、基準入力
信号ref及び選択回路4の出力D0とを入力し、アッ
プダウンカウンタ3へ出力する。アップダウンカウンタ
3は、位相比較器2の出力を入力し、選択回路4へ出力
してこの選択回路を制御する。選択回路4は、遅延回路
1の出力、アップダウンカウンタ3の出力及びN逓倍設
定入力信号INを入力し、位相比較器2へ出力D0し、
かつ排他的論理和回路5へ出力(D1、D2、D3、・
・・、Dz)する。排他的論理和回路5は、選択回路4
の出力(D1、D2、D3、・・・、Dz)、基準入力
信号ref及びN逓倍設定入力信号INを入力し、出力
信号OUTを出力する。
【0008】 図3は、遅延回路1の回路構成図であ
る。遅延回路(ディレイチェイン)1は、複数の遅延素
子(DC1、DC2、DC3、・・・、DCn)を直列
に接続して構成されている。この遅延回路1は、各遅延
素子間から出力信号が出力できるように構成されている
ので、遅延素子数を必要に応じて適宜選択することが可
能である。図2は、図1を詳細に説明する2〜4逓倍ま
での可変逓倍回路の構成図である。位相比較器2は、基
準入力信号refと選択回路(セレクタ)4からの出力
信号D0の2信号の位相の比較を行い、この出力信号D
Oが、基準入力信号refに対して位相が速いか遅いか
の判定信号を出力する。この判定信号をもとにアップダ
ウンカウンタ3で、カウント値のアップダウンを行う。
このアップダウンカウンタ3のカウント値で遅延回路1
の遅延素子数を制御する。カウントアップで遅延素子数
を増加させ、カウントダウンで遅延素子数を減少させ
る。遅延素子数を制御することにより位相を進めたり遅
らせたりして最終的に基準入力信号refに対して1周
期分遅れた出力信号D0を出力する。
る。遅延回路(ディレイチェイン)1は、複数の遅延素
子(DC1、DC2、DC3、・・・、DCn)を直列
に接続して構成されている。この遅延回路1は、各遅延
素子間から出力信号が出力できるように構成されている
ので、遅延素子数を必要に応じて適宜選択することが可
能である。図2は、図1を詳細に説明する2〜4逓倍ま
での可変逓倍回路の構成図である。位相比較器2は、基
準入力信号refと選択回路(セレクタ)4からの出力
信号D0の2信号の位相の比較を行い、この出力信号D
Oが、基準入力信号refに対して位相が速いか遅いか
の判定信号を出力する。この判定信号をもとにアップダ
ウンカウンタ3で、カウント値のアップダウンを行う。
このアップダウンカウンタ3のカウント値で遅延回路1
の遅延素子数を制御する。カウントアップで遅延素子数
を増加させ、カウントダウンで遅延素子数を減少させ
る。遅延素子数を制御することにより位相を進めたり遅
らせたりして最終的に基準入力信号refに対して1周
期分遅れた出力信号D0を出力する。
【0009】選択回路4は、乗算器41及びデコーダ4
2から構成される。また、選択回路4の各出力信号(D
0、D1、D2、D3)それぞれに1つのデコーダ42
を備えている。デコーダ42は、アップダウンカウンタ
3の出力信号の値によって遅延回路1のどの段数から信
号を出力するか制御する。ただし、出力信号D0用デコ
ーダ42は、アップダウンカウンタの出力信号値を乗算
器41で2・N倍にした値を入力する。 乗算器の出力値=(2・N)×(アップダウンカウンタ
値) (Nは、N逓倍設定入力端子b0、b1、b2から入力
された値) 遅延回路1の出力信号と選択回路4の各出力信号との接
続は、 (1) 信号D0,D1・・・遅延素子間から出力信号
を接続する、 (2) 信号D2 ・・・遅延素子1つおきに出力
信号を接続する、 (3) 信号D3 ・・・遅延素子2つおきに出力
信号を接続する、の3通りの接続を行う。この接続によ
り選択回路4の各出力信号は、図4に示す遅延素子数を
通過した信号を出力する。このためD1、D2、D3の
各出力信号は、基準入力信号refに対して特定の位相
が遅れた信号を出力する。ここで、出力信号D1は、1
/2N位相が遅れた信号、出力信号D2は、2/2N位
相が遅れた信号、出力信号D3は、3/2N位相が遅れ
た信号である。
2から構成される。また、選択回路4の各出力信号(D
0、D1、D2、D3)それぞれに1つのデコーダ42
を備えている。デコーダ42は、アップダウンカウンタ
3の出力信号の値によって遅延回路1のどの段数から信
号を出力するか制御する。ただし、出力信号D0用デコ
ーダ42は、アップダウンカウンタの出力信号値を乗算
器41で2・N倍にした値を入力する。 乗算器の出力値=(2・N)×(アップダウンカウンタ
値) (Nは、N逓倍設定入力端子b0、b1、b2から入力
された値) 遅延回路1の出力信号と選択回路4の各出力信号との接
続は、 (1) 信号D0,D1・・・遅延素子間から出力信号
を接続する、 (2) 信号D2 ・・・遅延素子1つおきに出力
信号を接続する、 (3) 信号D3 ・・・遅延素子2つおきに出力
信号を接続する、の3通りの接続を行う。この接続によ
り選択回路4の各出力信号は、図4に示す遅延素子数を
通過した信号を出力する。このためD1、D2、D3の
各出力信号は、基準入力信号refに対して特定の位相
が遅れた信号を出力する。ここで、出力信号D1は、1
/2N位相が遅れた信号、出力信号D2は、2/2N位
相が遅れた信号、出力信号D3は、3/2N位相が遅れ
た信号である。
【0010】排他的論理和回路(ExNOR)5は、図
5に示すように、N逓倍設定入力信号b0、b1、b2
の設定値によって2〜4入力ExNORの排他的論理演
算を行う。図4は、逓倍数と選択回路の出力信号(D
0、D1、D2、D3)の遅延素子数との関係を示す。
逓倍数は、N逓倍設定入力信号b2、b1、b0によっ
て決定される。countは、アップダウンカウンタ3
の出力によるカウント値である。図5は、排他的論理和
回路による逓倍出力信号の形成を示したものであり、基
準入力信号refと選択回路4の出力信号D1、D2、
D3とから形成され、2〜4逓倍の出力信号OUTを得
ることができる。基準入力信号と1つの出力信号D1と
から2逓倍信号を生成し、基準入力信号と2つの出力信
号D2とから3逓倍信号を生成し、基準入力信号と3つ
の出力信号D3とから4逓倍信号が生成される。一般
に、基準入力信号と(N−1)/2N周期遅れた信号と
のN信号からN逓倍信号が生成される。
5に示すように、N逓倍設定入力信号b0、b1、b2
の設定値によって2〜4入力ExNORの排他的論理演
算を行う。図4は、逓倍数と選択回路の出力信号(D
0、D1、D2、D3)の遅延素子数との関係を示す。
逓倍数は、N逓倍設定入力信号b2、b1、b0によっ
て決定される。countは、アップダウンカウンタ3
の出力によるカウント値である。図5は、排他的論理和
回路による逓倍出力信号の形成を示したものであり、基
準入力信号refと選択回路4の出力信号D1、D2、
D3とから形成され、2〜4逓倍の出力信号OUTを得
ることができる。基準入力信号と1つの出力信号D1と
から2逓倍信号を生成し、基準入力信号と2つの出力信
号D2とから3逓倍信号を生成し、基準入力信号と3つ
の出力信号D3とから4逓倍信号が生成される。一般
に、基準入力信号と(N−1)/2N周期遅れた信号と
のN信号からN逓倍信号が生成される。
【0011】次に、逓倍信号の生成される過程を図6乃
至図8のそれぞれ2、3、4逓倍時のタイムチャートを
参照して説明する。N逓倍出力時における選択回路4の
出力信号D0は、N×2個を1回の増減の遅延量とし
て、遅延回路3の遅延素子数を選択する。また、出力信
号D1は、遅延素子を1個ずつ、出力信号D2は、遅延
素子を2個ずつ、出力信号D3は、遅延素子を3個ず
つ、・・・、出力信号Dzは、遅延素子をz個ずつを1
回の増減の遅延量として選択する。すなわち、出力信号
D0で選択した遅延量に対して出力信号D1は、1/2
N、出力信号D2は、2/2N、出力信号D3は、3/
2N、・・・、出力信号dzは、z/2Nの遅延量を選
択することになる。2逓倍出力信号OUTは、基準入力
信号と1/4周期遅れた信号の2つの信号から生成され
(図6)、3逓倍出力信号OUTは、基準入力信号と1
/6、2/6周期遅れた信号の3つの信号から生成され
(図7)、4逓倍出力信号OUTは、基準入力信号と1
/8、2/8、3/8周期遅れた信号の4つの信号から
生成される(図8)。すなわち、選択回路4で選択され
た出力信号D1、D2、D3、・・・、Dzは、排他的
論理和回路(ExNOR回路)5に入力され、N逓倍の
出力信号を得る場合は、D1〜DN-1 )までの(N−
1)本の信号と基準信号refについてExNORを行
って基準入力信号refに対してN逓倍の出力信号OU
Tを得ることができる(図5参照)。
至図8のそれぞれ2、3、4逓倍時のタイムチャートを
参照して説明する。N逓倍出力時における選択回路4の
出力信号D0は、N×2個を1回の増減の遅延量とし
て、遅延回路3の遅延素子数を選択する。また、出力信
号D1は、遅延素子を1個ずつ、出力信号D2は、遅延
素子を2個ずつ、出力信号D3は、遅延素子を3個ず
つ、・・・、出力信号Dzは、遅延素子をz個ずつを1
回の増減の遅延量として選択する。すなわち、出力信号
D0で選択した遅延量に対して出力信号D1は、1/2
N、出力信号D2は、2/2N、出力信号D3は、3/
2N、・・・、出力信号dzは、z/2Nの遅延量を選
択することになる。2逓倍出力信号OUTは、基準入力
信号と1/4周期遅れた信号の2つの信号から生成され
(図6)、3逓倍出力信号OUTは、基準入力信号と1
/6、2/6周期遅れた信号の3つの信号から生成され
(図7)、4逓倍出力信号OUTは、基準入力信号と1
/8、2/8、3/8周期遅れた信号の4つの信号から
生成される(図8)。すなわち、選択回路4で選択され
た出力信号D1、D2、D3、・・・、Dzは、排他的
論理和回路(ExNOR回路)5に入力され、N逓倍の
出力信号を得る場合は、D1〜DN-1 )までの(N−
1)本の信号と基準信号refについてExNORを行
って基準入力信号refに対してN逓倍の出力信号OU
Tを得ることができる(図5参照)。
【0012】図9は、位相比較器の一例である。フリッ
プフロップ(FF)、NAND回路及びインバータ回路
INVとから構成され、アップ信号up及びダウン信号
dnをアップダウンカウンタ3に供給する。図10のタ
イミングチャート図に示すようにアップダウン信号が形
成される。次に、図11及び図12を参照して第2の実
施例を説明する。図11は、逓倍回路の回路構成図、図
12は、逓倍出力信号の生成過程を示すタイムチャート
図である。本発明では、遅延回路と選択回路の複数組を
備え、各組の遅延時間が互いに異なるように構成するこ
とも可能である。この実施例では遅延素子の遅延量が異
なる遅延回路(ディレイチェイン)を2つ備えた逓倍回
路を用いる。遅延回路は、第1の遅延回路10と第2の
遅延回路11とからなり、それぞれ第1の選択回路(セ
レクタ)45及び第2の選択回路46を備えている。遅
延回路11は、遅延回路10に対して各遅延素子がそれ
ぞれ1/4の遅延量となっている。また、選択回路4
5、46の出力信号d0、d1への遅延回路10、11
の出力信号の接続は、これら遅延回路を構成する遅延素
子間から行う。第1及び第2の選択回路45、46は、
遅延量の増減をそれぞれの遅延回路10、11について
同一個数の遅延素子を選択するように動作する。
プフロップ(FF)、NAND回路及びインバータ回路
INVとから構成され、アップ信号up及びダウン信号
dnをアップダウンカウンタ3に供給する。図10のタ
イミングチャート図に示すようにアップダウン信号が形
成される。次に、図11及び図12を参照して第2の実
施例を説明する。図11は、逓倍回路の回路構成図、図
12は、逓倍出力信号の生成過程を示すタイムチャート
図である。本発明では、遅延回路と選択回路の複数組を
備え、各組の遅延時間が互いに異なるように構成するこ
とも可能である。この実施例では遅延素子の遅延量が異
なる遅延回路(ディレイチェイン)を2つ備えた逓倍回
路を用いる。遅延回路は、第1の遅延回路10と第2の
遅延回路11とからなり、それぞれ第1の選択回路(セ
レクタ)45及び第2の選択回路46を備えている。遅
延回路11は、遅延回路10に対して各遅延素子がそれ
ぞれ1/4の遅延量となっている。また、選択回路4
5、46の出力信号d0、d1への遅延回路10、11
の出力信号の接続は、これら遅延回路を構成する遅延素
子間から行う。第1及び第2の選択回路45、46は、
遅延量の増減をそれぞれの遅延回路10、11について
同一個数の遅延素子を選択するように動作する。
【0013】このため第1の選択回路45の出力信号d
0に対して第2の選択回路の出力信号d1は、1/4の
遅延量を選択することになり、その結果、基準入力信号
refに対して1/4位相が遅れた信号となる。この出
力信号d1と基準入力信号refの2信号を排他的論理
和(2入力ExNOR)することにより基準入力信号r
efに対して2逓倍の出力信号OUTを得ることができ
る。遅延量の異なる複数の遅延回路を用いることによ
り、この遅延量の差をそのまま位相の遅れとすることが
できる。
0に対して第2の選択回路の出力信号d1は、1/4の
遅延量を選択することになり、その結果、基準入力信号
refに対して1/4位相が遅れた信号となる。この出
力信号d1と基準入力信号refの2信号を排他的論理
和(2入力ExNOR)することにより基準入力信号r
efに対して2逓倍の出力信号OUTを得ることができ
る。遅延量の異なる複数の遅延回路を用いることによ
り、この遅延量の差をそのまま位相の遅れとすることが
できる。
【0014】次に、図13を参照して第3の実施例を説
明する。図13は、逓倍回路の回路構成図であり、図3
の逓倍回路で用いた選択回路の乗算器を除算器としたこ
とに特徴がある。選択回路(セレクタ)4の出力信号D
1、D2、D3を制御するデコーダ42には、アップダ
ウンカウンタ(U/Dカウンタ)3の出力信号を除算器
43で各1/2N、2/2N、3/2N倍にした値を入
力する。また、選択回路4の出力信号D0、D1、D
2、D3への遅延回路1の出力信号の接続は、遅延回路
1を構成する遅延素子間から行う。アップダウンカウン
タ3の出力信号に対する遅延素子数の増減は、出力信号
D0は1個ずつ、出力信号D1は、1/2N個ずつ、出
力信号D2は、2/2N個ずつ、出力信号D3は、3/
2N個ずつの信号をそれぞれ出力する。これにより第1
の実施の形態と同様に2、3、4逓倍の出力信号(OU
T)を得ることができる。この実施例のように除算器を
用いると位相比較精度が向上する。
明する。図13は、逓倍回路の回路構成図であり、図3
の逓倍回路で用いた選択回路の乗算器を除算器としたこ
とに特徴がある。選択回路(セレクタ)4の出力信号D
1、D2、D3を制御するデコーダ42には、アップダ
ウンカウンタ(U/Dカウンタ)3の出力信号を除算器
43で各1/2N、2/2N、3/2N倍にした値を入
力する。また、選択回路4の出力信号D0、D1、D
2、D3への遅延回路1の出力信号の接続は、遅延回路
1を構成する遅延素子間から行う。アップダウンカウン
タ3の出力信号に対する遅延素子数の増減は、出力信号
D0は1個ずつ、出力信号D1は、1/2N個ずつ、出
力信号D2は、2/2N個ずつ、出力信号D3は、3/
2N個ずつの信号をそれぞれ出力する。これにより第1
の実施の形態と同様に2、3、4逓倍の出力信号(OU
T)を得ることができる。この実施例のように除算器を
用いると位相比較精度が向上する。
【0015】次に、図14及び図15を参照して第4の
実施例を説明する。この実施例は、位相比較器2の前段
にインバータ回路6を備えたことに特徴がある。図14
は、逓倍回路の回路構成図、図15は、図14の逓倍回
路の逓倍出力信号の生成過程を示すタイムチャート図で
ある。本発明では、遅延回路と選択回路の複数組を備
え、各組の遅延時間が互いに異なるように構成すること
も可能である。この実施例では遅延素子の遅延量が異な
る遅延回路(ディレイチェイン)を2つ備えた逓倍回路
を用いる。遅延回路は、第1の遅延回路12と第2の遅
延回路13とからなり、それぞれ第1の選択回路(セレ
クタ)47及び第2の選択回路48を備えている遅延回
路13は、遅延回路12に対して各遅延素子がそれぞれ
1/2の遅延量となっている。また、選択回路47、4
8の出力信号d0、d1への遅延回路12、13の出力
信号の接続は、これら遅延回路を構成する遅延素子間か
ら行う。位相比較器2への入力信号は、基準入力信号r
efをインバータ回路6で反転させた信号 /ref
(「 /」は、信号の反転を表わす。以下、同じである)
を入力する。また、遅延回路12、13へは基準入力信
号refを入力する。
実施例を説明する。この実施例は、位相比較器2の前段
にインバータ回路6を備えたことに特徴がある。図14
は、逓倍回路の回路構成図、図15は、図14の逓倍回
路の逓倍出力信号の生成過程を示すタイムチャート図で
ある。本発明では、遅延回路と選択回路の複数組を備
え、各組の遅延時間が互いに異なるように構成すること
も可能である。この実施例では遅延素子の遅延量が異な
る遅延回路(ディレイチェイン)を2つ備えた逓倍回路
を用いる。遅延回路は、第1の遅延回路12と第2の遅
延回路13とからなり、それぞれ第1の選択回路(セレ
クタ)47及び第2の選択回路48を備えている遅延回
路13は、遅延回路12に対して各遅延素子がそれぞれ
1/2の遅延量となっている。また、選択回路47、4
8の出力信号d0、d1への遅延回路12、13の出力
信号の接続は、これら遅延回路を構成する遅延素子間か
ら行う。位相比較器2への入力信号は、基準入力信号r
efをインバータ回路6で反転させた信号 /ref
(「 /」は、信号の反転を表わす。以下、同じである)
を入力する。また、遅延回路12、13へは基準入力信
号refを入力する。
【0016】これにより、基準入力信号refの反転信
号 /refと第1の選択回路(セレクタ)の出力信号d
0の位相比較を行うと、位相が同期した状態で第1の遅
延回路12の遅延量は、基準入力信号refの1/2周
期となる。このため、第2の遅延回路13を構成する遅
延素子を第1の遅延回路12に対して1/2の遅延量と
することで第2の選択回路48の出力信号d1は、基準
入力信号refに対して1/4位相が遅れた信号を出力
し、基準入力信号refと出力信号d1の2信号を排他
的論理和回路51で排他的論理回路和(2入力ExNO
R)することにより基準入力信号refに対して2逓倍
の出力信号OUTを得ることができる。遅延量の異なる
複数の遅延回路を用いることにより、この遅延量の差を
そのまま位相の遅れとすることができる。
号 /refと第1の選択回路(セレクタ)の出力信号d
0の位相比較を行うと、位相が同期した状態で第1の遅
延回路12の遅延量は、基準入力信号refの1/2周
期となる。このため、第2の遅延回路13を構成する遅
延素子を第1の遅延回路12に対して1/2の遅延量と
することで第2の選択回路48の出力信号d1は、基準
入力信号refに対して1/4位相が遅れた信号を出力
し、基準入力信号refと出力信号d1の2信号を排他
的論理和回路51で排他的論理回路和(2入力ExNO
R)することにより基準入力信号refに対して2逓倍
の出力信号OUTを得ることができる。遅延量の異なる
複数の遅延回路を用いることにより、この遅延量の差を
そのまま位相の遅れとすることができる。
【0017】次に、図16及び図17を参照して第5の
実施例を説明する。図16は、逓倍回路の回路構成図、
図17は、図16の逓倍回路の逓倍出力信号の生成過程
を示すタイムチャート図である。この実施例も第4の実
施例と同じ様にインバータ回路6を備えたことに特徴が
ある。前実施例では位相比較器2に入力される基準入力
信号refをインバータ回路6で反転させた反転信号 /
refを入力させていたが、この実施例では、位相比較
器2に入力される第1の選択回路47の出力信号d0を
インバータ回路6で反転させて位相の遅れた信号を生成
する。前実施例とこの実施例は位相比較器2への2つの
入力信号のいずれかの信号を反転しているのでどちらの
実施例を用いても同じ逓倍信号が得られる。
実施例を説明する。図16は、逓倍回路の回路構成図、
図17は、図16の逓倍回路の逓倍出力信号の生成過程
を示すタイムチャート図である。この実施例も第4の実
施例と同じ様にインバータ回路6を備えたことに特徴が
ある。前実施例では位相比較器2に入力される基準入力
信号refをインバータ回路6で反転させた反転信号 /
refを入力させていたが、この実施例では、位相比較
器2に入力される第1の選択回路47の出力信号d0を
インバータ回路6で反転させて位相の遅れた信号を生成
する。前実施例とこの実施例は位相比較器2への2つの
入力信号のいずれかの信号を反転しているのでどちらの
実施例を用いても同じ逓倍信号が得られる。
【0018】次に、図18を参照して第6の実施例を説
明する。図は、逓倍回路の回路構成図である。この実施
例では、4組の遅延回路(ディレイチェイン)と選択回
路(セレクタ)を備え、各組の遅延回路の遅延量が互い
に異なるように構成されていることを特徴としている。
遅延回路は、第1の遅延回路10、第2の遅延回路1
1、第3の遅延回路14及び第4の遅延回路15とから
なり、それぞれ第1の選択回路45、第2の選択回路4
6、第3の選択回路44及び第4の選択回路49とを備
えている。遅延回路11は、遅延回路10に対して各遅
延素子がそれぞれ1/4の遅延量となっている。遅延回
路14は、遅延回路10に対して各遅延素子がそれぞれ
1/6の遅延量となっている。遅延回路15は、遅延回
路10に対して各遅延素子がそれぞれ2/6の遅延量と
なっている。第1の遅延回路10の出力信号は、第1の
遅延回路を構成する遅延素子間から第1の選択回路45
の出力信号d0へ接続される。第2、第3及び第4の遅
延回路11、14、15の出力信号も、同様にそれぞれ
遅延回路を構成する出力信号d1、d2、d3へ接続さ
れる。
明する。図は、逓倍回路の回路構成図である。この実施
例では、4組の遅延回路(ディレイチェイン)と選択回
路(セレクタ)を備え、各組の遅延回路の遅延量が互い
に異なるように構成されていることを特徴としている。
遅延回路は、第1の遅延回路10、第2の遅延回路1
1、第3の遅延回路14及び第4の遅延回路15とから
なり、それぞれ第1の選択回路45、第2の選択回路4
6、第3の選択回路44及び第4の選択回路49とを備
えている。遅延回路11は、遅延回路10に対して各遅
延素子がそれぞれ1/4の遅延量となっている。遅延回
路14は、遅延回路10に対して各遅延素子がそれぞれ
1/6の遅延量となっている。遅延回路15は、遅延回
路10に対して各遅延素子がそれぞれ2/6の遅延量と
なっている。第1の遅延回路10の出力信号は、第1の
遅延回路を構成する遅延素子間から第1の選択回路45
の出力信号d0へ接続される。第2、第3及び第4の遅
延回路11、14、15の出力信号も、同様にそれぞれ
遅延回路を構成する出力信号d1、d2、d3へ接続さ
れる。
【0019】遅延回路10、11、14、15へは、基
準入力信号refが入力される。第1の選択回路45の
出力信号d0と基準入力信号refとを位相比較器2に
入力し、これらを位相比較し、その結果をアップダウン
カウンタ(U/Dカウンタ)3で制御して、その出力を
選択回路45、46、44、49へ入力させる。そし
て、選択回路46、44、49の出力信号d1、d2、
d3は、第5の選択回路7へ入力される。第5の選択回
路7は、マルチプレクサ及びExNOR回路を備え、N
逓倍設定入力信号INの入力によって 複数の遅延量が
異なる遅延回路を備え、選択回路に入力されるN逓倍設
定入力信号INに基づいて出力信号d1、d2、d3の
いづれかを選択し、基準入力信号refに対して2逓倍
及び3逓倍のいづれかの出力信号OUTを出力する。こ
のようにこの実施例の逓倍回路は、N逓倍設定入力信号
INによって基準入力信号refに対して2逓倍、3逓
倍の出力信号OUTを切り替え出力することができる。
準入力信号refが入力される。第1の選択回路45の
出力信号d0と基準入力信号refとを位相比較器2に
入力し、これらを位相比較し、その結果をアップダウン
カウンタ(U/Dカウンタ)3で制御して、その出力を
選択回路45、46、44、49へ入力させる。そし
て、選択回路46、44、49の出力信号d1、d2、
d3は、第5の選択回路7へ入力される。第5の選択回
路7は、マルチプレクサ及びExNOR回路を備え、N
逓倍設定入力信号INの入力によって 複数の遅延量が
異なる遅延回路を備え、選択回路に入力されるN逓倍設
定入力信号INに基づいて出力信号d1、d2、d3の
いづれかを選択し、基準入力信号refに対して2逓倍
及び3逓倍のいづれかの出力信号OUTを出力する。こ
のようにこの実施例の逓倍回路は、N逓倍設定入力信号
INによって基準入力信号refに対して2逓倍、3逓
倍の出力信号OUTを切り替え出力することができる。
【0020】
【発明の効果】前述のように、本発明の半導体集積回路
は、デジタル回路のみで回路構成しているため電源ノイ
ズによる出力周波数の変動を抑えることができる。ま
た、LPF等を必要としないゲートアレイ等でも容易に
逓倍回路を実現できる。
は、デジタル回路のみで回路構成しているため電源ノイ
ズによる出力周波数の変動を抑えることができる。ま
た、LPF等を必要としないゲートアレイ等でも容易に
逓倍回路を実現できる。
【図1】本発明の逓倍回路の回路構成図。
【図3】本発明の逓倍回路の回路構成図。
【図2】本発明の逓倍回路に用いる遅延回路の回路構成
図。
図。
【図4】本発明の逓倍数と選択回路の出力信号の遅延素
子数との関係を示す特性図。
子数との関係を示す特性図。
【図5】本発明の入力信号と排他的論理和との関係を示
す特性図。
す特性図。
【図6】本発明の2逓倍時のタイミングチャート図。
【図7】本発明の3逓倍時のタイミングチャート図。
【図8】本発明の4逓倍時のタイミングチャート図。
【図9】本発明の逓倍回路に用いる位相比較器の回路
図。
図。
【図10】図9の位相比較器のタイミングチャート図。
【図11】本発明の逓倍回路構成図。
【図12】図11の逓倍回路の2逓倍時のタイミングチ
ャート図。
ャート図。
【図13】本発明の逓倍回路構成図。
【図14】本発明の逓倍回路構成図。
【図15】図14の逓倍回路の2逓倍時のタイミングチ
ャート図。
ャート図。
【図16】本発明の逓倍回路構成図。
【図17】図14の逓倍回路の2逓倍時のタイミングチ
ャート図。
ャート図。
【図18】本発明の逓倍回路構成図。
【図19】従来の逓倍回路の回路構成図。
【図20】図19の逓倍回路に用いるリングカウンタの
回路構成図。
回路構成図。
1、10、11、12、13、14、15・・・遅延回
路、2・・・位相比較器、 3・・・アップダウンカ
ウンタ、4、7、44、45、46、47、48、49
・・・選択回路、5、51・・・排他的論理和回路、
6・・・インバータ回路、41・・・乗算器、 4
2・・・デコーダ、 43・・・除算器。
路、2・・・位相比較器、 3・・・アップダウンカ
ウンタ、4、7、44、45、46、47、48、49
・・・選択回路、5、51・・・排他的論理和回路、
6・・・インバータ回路、41・・・乗算器、 4
2・・・デコーダ、 43・・・除算器。
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フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H03K 5/00
H03B 19/00
H03L 7/08
Claims (7)
- 【請求項1】 複数の遅延素子からなる遅延回路と、 前記遅延回路の出力段数を選択する選択回路と、 基準入力信号と前記選択回路の出力のうち前記基準入力
信号より1周期分もしくは1/2周期分遅れた出力とを
入力する位相比較器と、基準入力信号と前記選択回路で遅延回路の出力信号とを
前記位相比較器で位相を比較し、前記基準入力信号の位
相に同期するように前記遅延回路の前記出力信号を前記
基準入力信号の1周期分又は1/2周期分遅らせるよう
に遅延量を 制御する制御回路と、 前記基準入力信号と前記選択回路の出力とを入力し、N
逓倍の信号を生成する排他的論理和回路とを備えている
ことを特徴とする逓倍回路。 - 【請求項2】 所定の遅延素子数を有する遅延回路と、 基準入力信号と前記遅延回路の出力信号の2信号の位相
が同期するように前記遅延回路の遅延量を制御し、前記
基準入力信号に対して前記遅延回路の出力信号を所定の
周期分だけ遅らせてその遅延量を調整する選択回路と、 前記基準入力信号と前記選択回路の出力のうち前記基準
入力信号より1周期分もしくは1/2周期分遅れた出力
信号とを入力する位相比較器と、 前記遅延量を基にして設定したい位相差に相当する遅延
量を少なくとも1つの遅延回路より選択して得られた位
相を遅らせた信号と前記基準入力信号とを入力すること
により前記基準入力信号に対して高い周波数の信号を出
力する排他的論理和回路とを備えていることを特徴とす
る逓倍回路。 - 【請求項3】 前記所定の周期は1周期分もしくは1/
2周期分であることを特徴とする請求項2に記載の逓倍
回路。 - 【請求項4】 前記遅延量は前記遅延素子数により調整
されることを特徴とする請求項2に記載の逓倍回路。 - 【請求項5】 前記排他的論理和回路はexORもしく
はexNORから選ばれることを特徴とする請求項2に
記載の逓倍回路。 - 【請求項6】 所定の遅延素子数を有する第1の遅延回
路と、 所定の遅延素子数を有し、前記第1の遅延回路とは遅延
量の異なる第2の遅延回路と、 基準入力信号と前記第1の遅延回路の出力信号の2信号
の位相が同期するように前記第1の遅延回路の遅延量を
制御し、前記基準入力信号に対して前記第1の遅延回路
の出力信号を所定の周期分だけ遅らせてこの遅延量を調
整する第1の選択回路と、 前記基準入力信号と前記第2の遅延回路の出力信号の2
信号の位相が同期するように前記第2の遅延回路の遅延
量を制御し、前記基準入力信号に対して前記第2の遅延
回路の出力信号を所定の周期分だけ遅らせてこの遅延量
を調整する第2の選択回路と、 前記基準入力信号と前記第1の選択回路が出力する信号
とを入力する位相比較器と、 前記遅延量を基にして設定したい位相差に相当する遅延
量を少なくとも1つの遅延回路より選択して得られた位
相を遅らせた前記第2の選択回路の出力信号と前記基準
入力信号とを入力することにより基準入力信号に対して
高い周波数の信号を出力する排他的論理和回路とを備え
ていることを特徴とする逓倍回路。 - 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
の逓倍回路を半導体基板に配置形成したことを特徴とす
る半導体集積回路装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31260996A JP3487533B2 (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | 逓倍回路及び半導体集積回路装置 |
US08/967,106 US6087864A (en) | 1996-11-11 | 1997-11-10 | Digital frequency multiplier circuit including delay circuit |
Applications Claiming Priority (1)
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