JPWO2008044507A1 - スクライブ装置及びスクライブ方法 - Google Patents

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Abstract

スクライブ装置に回転機構(首振り機構)を設けた場合であっても、振動子の振動を減衰させることなくカッターに伝達することができるスクライブ装置を提供する。スクライブ装置は、カッター11を振動させるスクライブヘッド12と、スクライブヘッド12をワーク17の表面に沿って移動させる移動機構13と、を備える。スクライブヘッド12は、ワーク17の表面に当接可能なカッター11と、カッター11をワーク17の表面と交差する方向に振動させる振動子19と、振動子19の振動方向Lの端部に密着して振動子19の振動をカッター11に伝える振動伝達部22と、を有する。振動子19、振動伝達部22及びカッター11が、振動子19の振動方向Lと平行な軸線を中心にして一緒に回転できる。

Description

本発明は、ガラス、半導体などの脆性材料からなるワークにスクライブ線を刻み付けるスクライブ装置及びスクライブ方法に関する。
脆性材料からなる薄板状のワークを切断する際には、ワークの表面にはあらかじめスクライブ線が刻み付けられる。スクライブ線に沿ってワークを曲げると、表面のクラックが裏面まで到達し、ワークが切断される。
ワークにスクライブ線を刻み付けるスクライブ方法としては、算盤玉状の回転可能なカッターホイールをワークの表面に押し付け、加圧したままカッターホイールをワークの表面上で転がす方法や、カッターホイールを転がす間、さらにカッターホイールを振動させる方法が知られている。カッターホイールを振動させると、ワークの表面に深い垂直クラックを形成することができるので、フルカットが可能になる。
ところで、カッターホイールは使用している間に劣化する。カッターホイールはホルダに回転可能に保持されていて、カッターホイールを交換するとき、カッターホイールはホルダごとスクライブ装置のホルダ取付け面に着脱される。ホルダ取付け面(カッターホイールの傾きと平行)とカッターホイールが走行する方向とが平行であるかどうかは、カッティング品質に重大な影響を及ぼす。カッターホイールの走行方向に対してカッターホイールが傾いていると、罫書き中のカッターホイールに無理な力がかかり、ワークのカッティング品質が悪くなる。したがって、ホルダ取付け面をカッターホイールの走行方向に対して精度よく平行にする作業が必要になる。後から精度が変わってもカッティング品質に悪影響を及ぼすので、平行であることを定期的に確認する必要がある。
カッターホイールの傾きとカッターホイールの走行方向とを平行にするため、出願人は、図5に示されるように、カッターホイール1を水平面内で旋回させる回転機構(首振り機構)2を組み込んだスクライブヘッドを提案した(特許文献1参照)。このスクライブヘッドにおいては、振動子3によって振動させられるシャフト4とホルダ5との間に、シャフト4に対してホルダ5を水平面内で回転させる回転機構2が設けられる。振動子3の振動はシャフト4、ホルダ5を介してカッターホイール1に伝達される。カッターホイール1はシャフト4に対して水平面内で自由に回転できるので、ワーク6の表面上を転がるときに最も抵抗の少ない方向を向く。このため、カッターホイール1の傾きはカッターホイール1の走行方向に受動的にならう。
特開2000−335929号公報
しかし、上記従来のスクライブヘッドにあっては、シャフト4とホルダ5との間に軸受7が介在されるので、ホルダ5に伝達するまでに振動子3の振動が減衰する。軸受7が振動を吸収するからである。たしかに軸受7の遊びを少なくすれば、振動が減衰するのを防止することができる。しかし、カッターホイールの振動データを測定してみると、たとえ軸受7の遊びを少なくしたとしても、首振り機構を設けたスクライブヘッドの振動の振幅は、首振り機構を設けないスクライブヘッドに比べて小さくなる。
また、スクライブ線を閉曲線などの異形の曲線にする場合、罫書き中にカッターホイールの回転を制御する必要がある。上記従来のスクライブ装置において、回転機構2にベルトをかけてカッターホイールの回転を制御すると、ベルトまで振動してしまう。ベルトが振動すると、カッターホイールの回転を制御するのが困難になるし、ベルトをかけること自体がカッターホイールの振動を減衰させる。
そこで、本発明は、スクライブ装置に回転機構(首振り機構)を設けた場合であっても、振動子の振動を減衰させることなくカッターに伝達することができるスクライブ装置及びスクライブ方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ワークの表面にスクライブ線を刻み付けるスクライブ装置であって、カッターを振動させるスクライブヘッドと、前記スクライブヘッドをワークの表面に沿って相対的に移動させる移動機構と、を備え、前記スクライブヘッドは、ワークの表面に当接可能なカッターと、前記カッターをワークの表面と交差する方向に振動させるための振動子と、前記振動子の振動を前記カッターに伝える振動伝達部と、を有し、前記振動子、前記振動伝達部及び前記カッターが、前記振動子の振動方向と平行な軸線を中心にして一緒に回転できるスクライブ装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスクライブ装置において、前記カッターは、車軸を中心にして回転可能なカッターホイールであると共に、前記振動伝達部に着脱可能に取り付けられるホルダに保持され、前記振動子、前記振動伝達部及び前記カッターホイールが前記軸線の回りを回転したとき、前記カッターホイールが前記軸線の回りを旋回するように、前記カッターホイールの前記車軸が、前記振動子の前記軸線からずれていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のスクライブ装置において、前記スクライブ装置はさらに、前記振動子、前記振動伝達部及び前記カッターを、前記軸線の回りを回転駆動させる駆動源と、前記駆動源のトルクを、前記振動子の、前記振動伝達部が接触する振動子側の端部とは反対側の端部を受ける受け部に伝動して、前記振動子、前記振動伝達部及び前記カッターを回転させる伝動機構と、を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載のスクライブ装置において、前記スクライブヘッドはさらに、前記振動子、及び前記振動伝達部の少なくとも一部が収容されるハウジングと、前記振動子が前記ハウジングに対して前記軸線の回りを回転するのを案内する回転軸受と、前記振動伝達部が前記ハウジングに対して前記軸線の回りを回転し、かつ前記軸線の方向に往復運動するのを案内する回転・往復運動軸受と、を有することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1又は2に記載のスクライブ装置において、前記スクライブヘッドはさらに、前記振動子に予圧を付加する予圧付加部材と、前記振動子、及び前記振動伝達部の少なくとも一部が収容されると共に、前記振動子が設けられる内側ハウジングと、前記内側ハウジングを覆う外側ハウジングと、前記外側ハウジングに対して前記内側ハウジングが前記振動子の振動方向と平行な軸線を中心にして回転するのを案内する回転軸受と、を有する。
請求項6に記載の発明は、ワークにスクライブ線を刻み付けるスクライブ装置であって、カッターを振動させるスクライブヘッドと、前記スクライブヘッドをワークの表面に沿って相対的に移動させる移動機構と、を備え、前記スクライブヘッドは、ワークの表面に当接可能なカッターと、前記カッターをワークの表面と交差する方向に振動させる振動子と、前記振動子の振動方向の一端部に密着する受け部と、前記振動子の振動方向の他端部に密着して前記振動子の振動を前記カッターに伝える振動伝達部と、前記振動子、前記受け部の少なくとも一部、及び前記振動伝達部の少なくとも一部が収容されるハウジングと、前記振動子、前記受け部、及び前記振動伝達部が前記ハウジングに対して前記振動子の振動方向と平行な軸線を中心にして回転するのを案内する回転軸受と、前記振動伝達部が前記ハウジングに対して前記軸線の回りを回転し、かつ前記軸線の方向に往復運動するのを案内する回転・往復運動軸受と、前記振動伝達部の前記ハウジングから露出する部分に取り付けられ、前記カッターを保持するホルダと、を有するスライブ装置である。
請求項7に記載の発明は、ワークにスクライブ線を刻み付けるスクライブ装置であって、カッターを振動させるスクライブヘッドと、前記スクライブヘッドをワークの表面に沿って相対的に移動させる移動機構と、を備え、前記スクライブヘッドは、ワークの表面に当接可能なカッターと、前記カッターをワークの表面と交差する方向に振動させる振動子と、前記振動子の振動方向の一端部に密着する受け部と、前記振動子の振動方向の他端部に密着して前記振動子の振動を前記カッターに伝える振動伝達部と、前記振動子、前記受け部の少なくとも一部、及び前記振動伝達部の一部が収容される内側ハウジングと、前記内側ハウジングに設けられると共に、前記振動子に予圧を付加する予圧付加部材と、前記振動伝達部が前記内側ハウジングに対して前記振動子の振動方向と平行な軸線の方向に往復運動するのを案内する往復運動軸受と、前記振動伝達部の前記内側ハウジングから露出する部分に取り付けられ、前記カッターを保持するホルダと、前記内側ハウジングを覆う外側ハウジングと、前記外側ハウジングに対して前記内側ハウジングが前記振動子の振動方向と平行な軸線を中心にして回転するのを案内する回転軸受と、を有するスライブ装置である。
請求項8に記載の発明は、ワークの表面にカッターを当接させ、振動子によって前記カッターをワークの表面と交差する方向に振動させながら前記カッターをワークの表面に沿って相対的に移動させて、ワークにスクライブ線を刻み付けるスクライブ方法において、前記カッターをワークの表面に沿って移動させる際に、前記振動子、前記カッター、並びに前記振動子の振動方向の端部に密着して前記振動子の振動を前記カッターに伝達する振動伝達部が、前記振動子の振動方向と平行な軸線を中心にして一緒に回転できるスクライブ方法である。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載のスクライブ方法において、前記カッターをワークの表面に沿って移動させる際に、前記振動子に予圧を付加する予圧付加部材も一緒に回転できることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、振動子、振動伝達部及びカッターが一緒に回転するので、振動伝達部に回転機構を設ける必要がなくなる。振動子の振動が振動伝達部において減衰されることがないので、カッターに振動を確実に伝達することができる。
請求項2に記載の発明によれば、カッターホイールがワークの表面を走行すると、あたかも椅子に取り付けたキャスターの如く、カッターホイールの傾きがカッターホイールの進行方向にならう。よって、カッターホイールの傾きとカッターホイールの進行方向とを平行にするための作業が不要になる。
請求項3に記載の発明によれば、能動的にカッターの回転方向を制御することで、異形の形状にスクライブ線を形成することができる。また、伝動機構が駆動源のトルクを振動伝達部とは反対側の受け部に伝動するので、伝動機構が振動するのを防止することができる。
請求項4に記載の発明によれば、ハウジングに対して、振動子、振動伝達部及びカッターを一緒に回転させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、予圧付加部材が振動子に付与する圧力を回転軸受に作用させないようにすることができる。回転軸受に回転の抵抗になる圧力が作用しないので、カッターの向きをカッターの進行方向に受動的にならわすことが容易になる。
請求項6に記載の発明によれば、振動子、振動伝達部及びカッターが一緒に回転するので、振動伝達部に回転機構を設ける必要がなくなる。振動子の振動が振動伝達部において減衰されることがないので、カッターに振動を確実に伝達することができる。
請求項7に記載の発明によれば、振動子、振動伝達部及びカッターが一緒に回転するので、振動伝達部に回転機構を設ける必要がなくなる。振動子の振動が振動伝達部において減衰されることがないので、カッターに振動を確実に伝達することができる。また、予圧付加部材が振動子に付与する圧力を回転軸受に作用させないようにすることができるので、カッターの向きをカッターの進行方向に受動的にならわすことが容易になる。
請求項8に記載の発明によれば、振動子、振動伝達部及びカッターが一緒に回転するので、振動伝達部に回転機構を設ける必要がなくなる。振動子の振動が振動伝達部において減衰されることがないので、カッターに振動を確実に伝達することができる。
請求項9に記載の発明によれば、予圧付加部材が振動子に付与する圧力を回転軸受に作用させないようにすることができるので、カッターの向きをカッターの進行方向に受動的にならわすことが容易になる。
本発明の第一の実施形態におけるスクライブ装置の垂直方向断面図 回転・往復運動軸受を示す斜視図(一部断面図を含む) カッターホイール及びホルダを示す詳細図 本発明の第二の実施形態におけるスクライブ装置の垂直方向断面図 従来のスクライブ装置のスクライブヘッドの垂直方向断面図
符号の説明
11…カッターホイール
11a…車軸
12…スクライブヘッド
13…移動機構
16…テーブル
17…ワーク
18…ハウジング
19…振動子
21…受け部
22…振動伝達部
23,26,48…回転軸受
25…ベルト(伝動機構)
28…モータ(駆動源)
29…回転・往復運動軸受
37…ホルダ
42…内側ハウジング
43…外側ハウジング
44…予圧付加部材
L…振動方向(軸線)
以下添付図面に基づいて、本発明の一実施形態におけるスクライブ装置を詳細に説明する。図1は、スクライブ装置の垂直方向断面図を示す。
スクライブ装置は、下端に設けられるカッターホイール11を上下方向に振動させるスクライブヘッド12と、スクライブヘッド12を水平面内のX及びY軸方向に移動させる移動機構13と、ワーク17を吸着・保持するテーブル16を備える。移動機構13はベース14を水平面内に移動させる。ベース14には、スクライブヘッド12が取り付けられる。リニアガイド15はスクライブヘッド12がベース14に対して上下方向にスライドするのを案内する。
スクライブ装置のテーブル16上には、真空吸着あるいは治具によりワーク17が固定される。ワーク17の上面にカッターホイールに当接するまでスクライブヘッド12を降下させ、移動機構によってスクライブヘッド12をワーク17の表面に沿って移動させると、ワーク17の表面にスクライブ線が刻み付けられる。スクライブ線は、ワーク17の表層に形成された垂直クラックが伝播したものである。なお、図示しないが、スクライブヘッド12はエアーシリンダなどの加圧手段によって、ワーク17に加圧されていてもよい。
スクライブヘッド12の筒状のハウジング18には、振動子19として、例えば外部電圧を加えると歪を生じる圧電素子(ピエゾアクチュエータ)が用いられる。圧電素子には電線20が接続される。圧電素子に印加する電圧を所定の周波数で変化させると、圧電素子が周期的に伸縮する。この圧電素子の伸縮方向が振動方向Lになる。なお、振動子19として、磁界を加えると磁性体に歪を生じる磁歪素子などの磁性材料を用いてもよい。磁歪素子に印加する磁界を所定の周波数で変化させると、磁歪素子が周期的に伸縮する。
振動子19を振動させる前に、あらかじめ圧力をかけてなじませてから、電圧をかけて振動子19を伸縮させる必要がある。振動子19に予圧を付加するため、受け部21の外側には予圧付加部材30が設けられる。予圧付加部材30の外周には、雄ねじが加工される。ハウジング18の筒状上部18aの内周面には、予圧付加部材30に螺合する雌ねじが加工される。予圧付加部材30を回転させると、ねじの作用によって、予圧付加部材30が下方向へ移動する。予圧付加部材30の下方向への押圧力は、外輪当接部材24→回転軸受23→受け部21→振動子19に順番に伝わる。予圧付加部材30のねじ込み量を調整することで、振動子19にかかる予圧の大きさを調整することができる。
振動子19の振動方向Lの上端部には、受け部21が密着して設けられ、下端部には、振動伝達部22が密着して設けられる。振動子19は、受け部21及び振動伝達部22によって振動方向Lの両側から挟まれる。振動子19の振動は振動伝達部22に伝達され、受け部21は振動の反作用を受ける。振動子19は、受け部21及び振動伝達部22はハウジング18に収容される。
受け部21は、振動子19の振動方向Lに軸状に細長く伸びる。受け部21の下端部には径を拡大させた大径部21aが設けられる。大径部21aの下面には、振動子19を受け入れる凹部21bが設けられる。受け部21には、振動子19の電線20を通すための貫通孔21cが空けられる。受け部21の大径部21aはハウジング18内に収容されるが、上端部はハウジング18から露出する。受け部21を回転駆動する伝動機構が設けられる場合には、この上端部に歯車が加工され、歯車にベルト25が掛け渡される。勿論、伝動機構が設けられない場合には、受け部21の上端部に歯車を加工する必要はない。受け部21はハウジングに設けた回転軸受23に回転可能に支持される。上述のように、受け部21は振動の反作用を受ける。この反作用は、受け部21→回転軸受23の内輪23a→転動体23b→回転軸受23の外輪23c→外輪当接部材24→ハウジング18に順次伝わる。
振動伝達部22は、振動子19の振動方向Lに軸状に細長く伸びる。振動伝達部22の上端部には径を拡大させた大径部22aが設けられる。大径部22aの上面には、振動子19を受け入れる凹部22bが設けられる。振動伝達部22の周囲には、振動子19が回転するのを案内する回転軸受26が設けられる。振動伝達部22と回転軸受26とは触れておらず、振動伝達部22と回転軸受26との間にはすきまが空く。振動伝達部22の大径部22aと回転軸受26の内輪26aとの間には、振動伝達部22を振動子19に押し付ける付勢部材として、皿ばね27が設けられる。振動子19が振動すると、振動子19に密着する振動伝達部22も振動する。皿ばね27を設けることで、振動子19の振動に振動伝達部22の振動を追従させることができる。振動伝達部22の振動によって、皿ばね27が伸縮する。
回転軸受26は皿ばね27を介して振動伝達部22が回転運動するのを案内する。すなわち、上側の回転軸受23は受け部21が回転するのを案内し、下側の回転軸受26は振動伝達部22が回転するのを案内する。受け部21と振動伝達部22との間には振動子19が挟まれているので、振動子19は間接的に一対の回転軸受23,26によって回転するのを案内される。振動子19が回転するときの軸線Lは、振動子19の振動方向Lと平行である(この実施形態では一致している)。
振動伝達部22は軸線Lの回りを回転するだけでなく、軸線方向に往復運動する。このため、振動伝達部22を直接的に回転軸受26で支持することはできない。振動伝達部22は、ハウジング18に設けた回転・往復運動軸受29に回転可能に、かつ振動方向Lに往復運動可能に支持される。
図2は、回転・往復運動軸受29の斜視図を示す。回転・往復運動軸受29は、円筒形の外筒31の内部に、ボールケージ32とボール33とを組み込んでなる。外筒31の内面はボール33が転がり運動するので精密に研削される。円筒形のボールケージ32には、荷重を均等に負荷するためにボール33が千鳥に配列される。外筒31の内径の両端には、止め輪34が設けられて、ボールケージ32のオーバーランを防止している。ボール33と振動伝達部22、及びボール33と外筒31の内面とは点接触するので、ボール33は極めて小さな摩擦係数で転がり運動する。回転・往復運動軸受29は、振動伝達部22の軸線Lの回りの回転運動と、軸線方向の往復運動を案内する。
図1及び図3に示されるように、ハウジング18から露出する振動伝達部22の小径の下端部には、ホルダ保持部36が固定される。ホルダ保持部36は、ホルダ取付け面36aを有し、このホルダ取付け面36aにホルダ37が着脱可能に取り付けられる。ホルダ37は、カッターホイール11を回転可能に保持する。ホルダ37をホルダ取付け面36aに取り付けると、ホルダ取付け面36aとカッターホイール11の傾きとが平行になる。
図3に示されるように、カッターホイール11は車軸11aを中心にして回転する。カッターホイール11の車軸11aは軸線Lから水平方向に所定の距離hだけ離れている。ホルダが軸線Lの回りを水平面内で回転するとき、カッターホイール11が水平面内で半径hの円形の軌道上を旋回する。
図1に示されるように、ワーク17の表面にスクライブヘッド12のカッターホイールを載せ、カッターホイール11を振動させながら、スクライブヘッド12をワーク17の表面に沿って移動させると、ワーク17の表面にスクライブ線が刻み付けられる。カッターホイール11がワーク17の表面に沿って走行するとき、あたかも椅子に取り付けられたキャスターの如く、カッターホイール11の傾きがカッターホイール11の進行方向にならう。カッターホイール11からワーク17に無理な力がかからず、しかもカッターホイール11が振動しているので、割れや欠けの少ない垂直クラックを形成することができる。よって、カッティング品質が向上する。
カッターホイール11が水平面内を旋回するとき、カッターホイール11だけでなく、振動子19、振動伝達部22も軸線Lの回りを一緒に回転する。振動伝達部22にカッターホイール11を旋回させるための回転機構を設ける必要がないので、回転機構で振動が減衰することがなく、カッターホイール11に振動を確実に伝達することができる。
振動子19を振動させたときに、受け部21には反作用が働き、この反作用は上側の回転軸受23にも伝わる。剛体で反作用を受ける場合に比べて、回転軸受23で反作用を受けると、わずかに振動が減衰するかもしれない。しかし、固定側の受け部21、ハウジング18、リニアガイド15などの質量は、振動側の振動伝達部22、ホルダ37、カッターホイール11などの質量に比べてかなり大きい。固定側の振動はごく僅かであるから、回転軸受23での振動の減衰もごく僅かなものになる。
図1の二点鎖線にて示されるように、受け部21にベルトを掛け渡し、受け部21を駆動源としてのモータ28で回転駆動させてもよい。モータ28の出力軸と受け部21との間には、伝動機構としてのベルト25が掛け渡される。モータ28でカッターホイール11の回転方向を能動的に制御すれば、ワーク17を異形に切断することができる。ベルト25は固定側の受け部21に掛け渡されているので、ベルト25が振動することもない。
図1に示される第一の実施形態のスクライブ装置においては、予圧付加部材30のねじ込み量を調整することで、振動子19にかかる予圧の大きさを調整することができる。予圧付加部材30の押圧力は、回転軸受23を介して振動子19に伝わる。具体的には、予圧付加部材30の押圧力は、外輪当接部材24→外輪23c→転動体23b→内輪23aに伝わる。回転軸受23が受けられる力が振動子19にかかる予圧よりも大きければ、回転軸受23が問題なく回転する。しかし、回転軸受23が受けられる力が振動子19にかかる予圧よりも大きければ、回転軸受23の回転に抵抗が発生する。回転に抵抗が発生すると、カッターホイール11の傾きをカッターホイール11の進行方向に受動的にならわせるのが困難になる。
この問題を解決するために、本発明の第二の実施形態のスクライブ装置においては、予圧付加部材を回転軸受23の内側に配置し、予圧付加部材までも回転させる。図4は、第二の実施形態のスクライブ装置を示す。この実施形態のスクライブ装置も第一の実施形態のスクライブ装置と同様に、カッターホイール11を上下方向に振動させるスクライブヘッド41と、スクライブヘッド41を水平面内で移動させる移動機構13と、ワーク17を吸着・保持するテーブル16と、を備える。
スクライブヘッド41は、内側ハウジング42と、内側ハウジング42を覆う外側ハウジング43と、から構成される。内側ハウジング42の内部には、振動子19,振動子19の下端部に密着して振動子19の振動をカッターホイール11に伝える振動伝達部22,振動子19の上端部に密着する受け部21が設けられる。振動子19,受け部21,振動伝達部22の構造は、上記第一の実施形態のスクライブ装置と同一なので、同一の符号を附してその説明を省略する。
内側ハウジング42の筒状上部42aには、予圧付加部材44が螺合する。予圧付加部材44の外周面には、雄ねじが加工される。内側ハウジング42の筒状上部42aの内周面には、予圧付加部材44に螺合する雌ねじが加工される。予圧付加部材44を回転させると、ねじの作用により、予圧付加部材44が下降する。予圧付加部材44は、受け部21を押圧して、振動子19に予圧を付与する。予圧量が所定値になったとき、予圧付加部材44を筒状上部42aにねじ込むのを停止し、予圧付加部材44に螺合するロックナット45で予圧付加部材44を固定する。
内側ハウジング42と振動伝達部22との間には、内側ハウジング42に対して振動伝達部22が振動子の振動方向に振動(往復運動)するのを案内する往復運動軸受46が設けられる。振動伝達部22は、内側ハウジング42に対して往復運動のみを行うので、往復運動軸受46は、振動伝達部22の往復運動のみを案内する。
内側ハウジング42と外側ハウジング43との間には、外側ハウジング43に対して内側ハウジング42が回転するのを案内する上下に二つの回転軸受48が設けられる。各回転軸受48は、内輪48aと、外輪48cと、内輪48aと外輪48cとの間に介在される転動体48bと、から構成される。内側ハウジング42には、予圧付加部材44、振動子19、受け部21の一部、振動伝達部22の一部が収容される。振動伝達部22には、ホルダ37を介してカッターホイール11が取り付けられる。これらは、振動子19の振動方向と平行な軸線を中心にして一緒に回転する。
この実施形態のスクライブ装置によれば、予圧付加部材44が回転軸受48の内側に配置されるので、予圧付加部材44が振動子19に付加する予圧が回転軸受48に影響しない。回転軸受48に余分な圧力がかかることがないので、カッターホイール11の傾きを走行方向に対して受動的にならわすことが容易になる。
なお本件発明は、上記実施形態に限られることなく、その要旨を変更しないで種々の実施形態に具現化できる。例えば、上記実施形態においては、ハウジング18に対して、振動子19、振動伝達部22、カッターホイールが回転するようにしているが、振動子、振動伝達部及びカッターホイールはハウジングに対して回転できずに、振動子、振動伝達部及びカッターホイールが収容されるハウジングごと回転するようにしてもよい。さらに、カッターには、算盤玉状の回転可能なカッターホイールの他に、ホルダに固定される四角錐状のカッターを用いてもよい。
さらに、上記実施形態においては、スクライブヘッドが図1の紙面に対して直交する方向に移動して、スクライブ線を形成しているが、ワークが図1の紙面の左右方向に移動してもよい。この場合、ホルダ及びカッターは水平面内で90度回転した方向、すなわち図3の向きに取り付けられる。そして、移動機構はスクライブ装置のテーブルを移動させる。
本明細書は、2006年10月5日出願の特願2006−274456に基づく。この内容はすべてここに含めておく。

Claims (9)

  1. ワークの表面にスクライブ線を刻み付けるスクライブ装置であって、
    カッターを振動させるスクライブヘッドと、前記スクライブヘッドをワークの表面に沿って相対的に移動させる移動機構と、を備え、
    前記スクライブヘッドは、ワークの表面に当接可能なカッターと、前記カッターをワークの表面と交差する方向に振動させるための振動子と、前記振動子の振動を前記カッターに伝える振動伝達部と、を有し、
    前記振動子、前記振動伝達部及び前記カッターが、前記振動子の振動方向と平行な軸線を中心にして一緒に回転できるスクライブ装置。
  2. 前記カッターは、車軸を中心にして回転可能なカッターホイールであると共に、前記振動伝達部に着脱可能に取り付けられるホルダに保持され、
    前記振動子、前記振動伝達部及び前記カッターホイールが前記軸線の回りを回転したとき、前記カッターホイールが前記軸線の回りを旋回するように、前記カッターホイールの前記車軸が、前記振動子の前記軸線からずれていることを特徴とする請求項1に記載のスクライブ装置。
  3. 前記スクライブ装置はさらに、
    前記振動子、前記振動伝達部及び前記カッターを、前記軸線の回りを回転駆動させる駆動源と、
    前記駆動源のトルクを、前記振動子の、前記振動伝達部が接触する振動子側の端部とは反対側の端部を受ける受け部に伝動して、前記振動子、前記振動伝達部及び前記カッターを回転させる伝動機構と、を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のスクライブ装置。
  4. 前記スクライブヘッドはさらに、前記振動子、及び前記振動伝達部の少なくとも一部が収容されるハウジングと、前記振動子が前記ハウジングに対して前記軸線の回りを回転するのを案内する回転軸受と、前記振動伝達部が前記ハウジングに対して前記軸線の回りを回転し、かつ前記軸線の方向に往復運動するのを案内する回転・往復運動軸受と、を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のスクライブ装置。
  5. 前記スクライブヘッドはさらに、
    前記振動子に予圧を付加する予圧付加部材と、
    前記振動子、及び前記振動伝達部の少なくとも一部が収容されると共に、前記振動子が設けられる内側ハウジングと、前記内側ハウジングを覆う外側ハウジングと、前記外側ハウジングに対して前記内側ハウジングが前記振動子の振動方向と平行な軸線を中心にして回転するのを案内する回転軸受と、を有する請求項1又は2に記載のスクライブ装置。
  6. ワークにスクライブ線を刻み付けるスクライブ装置であって、
    カッターを振動させるスクライブヘッドと、前記スクライブヘッドをワークの表面に沿って相対的に移動させる移動機構と、を備え、
    前記スクライブヘッドは、
    ワークの表面に当接可能なカッターと、前記カッターをワークの表面と交差する方向に振動させる振動子と、前記振動子の振動方向の一端部に密着する受け部と、前記振動子の振動方向の他端部に密着して前記振動子の振動を前記カッターに伝える振動伝達部と、前記振動子、前記受け部の少なくとも一部、及び前記振動伝達部の少なくとも一部が収容されるハウジングと、前記振動子、前記受け部、及び前記振動伝達部が前記ハウジングに対して前記振動子の振動方向と平行な軸線を中心にして回転するのを案内する回転軸受と、前記振動伝達部が前記ハウジングに対して前記軸線の回りを回転し、かつ前記軸線の方向に往復運動するのを案内する回転・往復運動軸受と、前記振動伝達部の前記ハウジングから露出する部分に取り付けられ、前記カッターを保持するホルダと、を有するスライブ装置。
  7. ワークにスクライブ線を刻み付けるスクライブ装置であって、
    カッターを振動させるスクライブヘッドと、前記スクライブヘッドをワークの表面に沿って相対的に移動させる移動機構と、を備え、
    前記スクライブヘッドは、
    ワークの表面に当接可能なカッターと、前記カッターをワークの表面と交差する方向に振動させる振動子と、前記振動子の振動方向の一端部に密着する受け部と、前記振動子の振動方向の他端部に密着して前記振動子の振動を前記カッターに伝える振動伝達部と、前記振動子、前記受け部の少なくとも一部、及び前記振動伝達部の一部が収容される内側ハウジングと、前記内側ハウジングに設けられると共に、前記振動子に予圧を付加する予圧付加部材と、前記振動伝達部が前記内側ハウジングに対して前記振動子の振動方向と平行な軸線の方向に往復運動するのを案内する往復運動軸受と、前記振動伝達部の前記内側ハウジングから露出する部分に取り付けられ、前記カッターを保持するホルダと、前記内側ハウジングを覆う外側ハウジングと、前記外側ハウジングに対して前記内側ハウジングが前記振動子の振動方向と平行な軸線を中心にして回転するのを案内する回転軸受と、を有するスライブ装置。
  8. ワークの表面にカッターを当接させ、振動子によって前記カッターをワークの表面と交差する方向に振動させながら前記カッターをワークの表面に沿って相対的に移動させて、ワークにスクライブ線を刻み付けるスクライブ方法において、
    前記カッターをワークの表面に沿って移動させる際に、前記振動子、前記カッター、並びに前記振動子の振動方向の端部に密着して前記振動子の振動を前記カッターに伝達する振動伝達部が、前記振動子の振動方向と平行な軸線を中心にして一緒に回転できるスクライブ方法。
  9. 前記カッターをワークの表面に沿って移動させる際に、前記振動子に予圧を付加する予圧付加部材も一緒に回転できることを特徴とする請求項8に記載のスクライブ方法。
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