JP2011245576A - 研磨装置 - Google Patents

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和彦 谷森
Hiroyuki Takebe
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Abstract

【課題】簡単な機構によりワークの形状ばらつきに追従して研磨加工を行う装置を提供する。
【解決手段】ワーク100を研磨する砥石42と、砥石42が取り付けられた砥石回転軸44と、砥石回転軸44を回転させる駆動部46と、砥石42を移動させるベース54,56とを備えた研磨装置10において、ベース54,56は、駆動部46が配設された第1ベース54と、砥石回転軸44が回転可能に配設され第1ベース54に対して砥石回転軸44に沿った方向へ移動可能に設けられた第2ベース56とを備え、砥石回転軸44の軸方向の移動を許容し、かつ、駆動部46から砥石回転軸44に対して回転力が伝達可能な動力伝達機構52が、駆動部46と砥石回転軸44との間に配設されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガラス基板などワークを研磨する研磨装置に関し、特に、ワークの端部を研磨して面取り加工するのに適した研磨装置に関する。
従来より、ガラス基板や半導体基板などの脆性材料からなるワークでは、ワーク製造工程において端部に生じた細かいバリを除去したり、ワーク端部の欠けを防止するため、端部をR面取りやC面取り加工が実施されている。
ところで、ワーク製造工程における製造精度のばらつきやワークの自重などにより、ワーク端部形状が直線状ではなく曲線状に撓んでいたりする。そのため、一定の取り代で端面研削加工を行うことができず、また、凸部では取り代が突発的に大きくなり研削負荷の増大によりその部分に割れや欠けが生じたりするという不具合があった。
これに対して、例えば、下記特許文献1では、センサにより検出したガラス板端面位置に基づいて砥石の位置をフィードフォワード制御することで、ワーク端部の形状ばらつきに追従して研磨加工を行う装置が提案されているが、このような研磨装置では砥石の位置制御が複雑となり装置が大掛かりとなる問題がある。
特開2008−213090号公報
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、簡単な機構によりワークの形状ばらつきに追従して研磨加工を行う装置を提供することを目的とする。
本発明の研磨装置は、ワークを研磨する砥石と、前記砥石が取り付けられた砥石回転軸と、前記砥石回転軸を回転させる駆動部と、前記砥石を移動させるベースとを備えた研磨装置において、前記ベースは、前記駆動部が配設された第1ベースと、前記砥石回転軸が回転可能に配設され前記第1ベースに対して前記砥石回転軸に沿った方向へ移動可能に設けられた第2ベースとを備え、前記砥石回転軸の軸方向の移動を許容し、かつ、前記駆動部から前記砥石回転軸に対して回転力が伝達可能な動力伝達機構が、前記駆動部と前記砥石回転軸との間に配設されていることを特徴とする。
本発明によれば、簡単な機構によりワークの形状ばらつきに追従して研磨加工を行う装置が得られる。
本発明の第1実施形態にかかる研磨装置の構成を示す正面図である。 図1の研磨装置におけるワークの上側周縁部を研磨する加工部の断面図である。 図1の研磨装置におけるワークの下側周縁部を研磨する加工部の断面図である。 研磨状態における図1の研磨装置の要部を拡大して示す図である。 本発明の変更例にかかる研磨装置の正面図である。 図5の研磨装置の研磨状態における砥石とワークとの位置関係を示す図である。
以下、本発明の1実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態にかかる研磨装置10は、例えば、ガラス基板や半導体基板などのワーク100の周縁を面取り加工する研磨装置である。この研磨装置10は、図1に示すように、加工対象のワーク100が載置される加工ステージ20と、加工ステージ20に載置されたワーク100に対して加工を行う加工部40とを備える。
加工ステージ20は、未加工のワーク100が載置固定されるもので、載置されたワーク100の周縁部が加工ステージ20よりはみ出すようにワーク100の外形より若干小さく形成されている。加工ステージ20の下面には、架台12上に載置されたステージ用モータ22の回転軸22aの上端部が固着されている。
加工部40は、例えば、加工ステージ20を挟んで左右にそれぞれ配置されており、一方(図1における左側)の加工部40aがワーク100の下側周縁部を研磨し、他方(図1における右側)の加工部40bがワーク100の上側周縁部を研磨する。
右側の加工部40bは、ワーク100を研磨する砥石42と、砥石42が取り付けられた砥石回転軸44と、砥石回転軸44を回転させる駆動部46と、砥石42、砥石回転軸44、および駆動部46を移動させるベース54,56と、駆動部46で発生した回転駆動力を砥石回転軸44に伝達する動力伝達機構52と、ベース54,56を上方へ付勢する第1付勢手段70および第2付勢手段80とを備える。
ベース54,56は、駆動部46および動力伝達機構52が配設された第1ベース54と、砥石回転軸44が配設された第2ベース56とを備える。
図1に示すように、第1ベース54は、X軸モータ55の回転に伴ってステージ用モータ22の回転軸22aと直交するX軸方向(例えば、図1における左右方向)へ移動可能に設けられ、Z軸モータ57の回転に伴ってステージ用モータ22の回転軸22aと平行なZ軸方向へ移動可能に設けられている。
また、第1ベース54は、架台12上に設けられたY軸テーブル16に配設されている。このY軸テーブル16は、架台12に設けられたX軸方向およびZ軸方向と直交するY軸方向(すなわち、図1における奥行き方向に相当する方向)に延びるガイドレール14上に設けられている。Y軸テーブル16は、Y軸テーブルモータ18の動作によりガイドレール14上を摺動することで、第1ベース54をY軸方向に往復移動させる。
第1ベース54に配設された駆動部46は、動力伝達機構52を介して砥石回転軸44に連結されており、駆動部46で発生した回転駆動力が砥石回転軸44に伝達され、これにより、砥石42が回転する。
動力伝達機構52は、例えば、軸方向に延びる直線状スプライン溝が外周面に形成されたスプライン軸58と、スプライン軸58が挿通されるスリーブ60と、スリーブ60の内周に固定されたリテーナ62とスプライン溝内に配設されたボール(不図示)とを備えるスプライン機構からなり、スリーブ60の外周面に配設される外部軸受64を介して第1ベース54に固定される。
このような動力伝達機構52は、スリーブ60の上端部に駆動部46の出力軸47が固定され、スプライン軸58の下端部に連結体66を介して砥石回転軸44がスプライン軸58と同軸上に連結されている。これにより、動力伝達機構52は、動力伝達機構52は、砥石回転軸44の軸方向(すなわち、本実施形態ではZ軸方向)の移動を許容しつつ、砥石回転軸44に対して駆動部46で発生した回転駆動力を伝達する。
第2ベース56は、クロスローラガイドなど摺動抵抗の小さいリニアガイドを介して第1ベース54に接続され、第1ベース54に対して砥石回転軸44の軸方向(本実施形態ではZ軸方向)に移動可能に接続されている。第2ベース56は、第1ベース54に向けて延びる押圧板69を備え、この押圧板69が第1ベース54に設けられた貫通孔59に挿通されている。第2ベース56は、第1ベース54に配設された第1付勢手段70および第2付勢手段80によって上方に付勢されている。
第1付勢手段70は、第1ベース54に配設されたスプリング72を備え、このスプリング72が圧縮状態で第1ベース54から延びる押圧板69の下面に当接することで、第1ベース54を上方に付勢する。また、スプリング72の下方には第1ベース54と螺合するボルト74が設けられている。このボルト74を回転操作させることで、スプリング72の下部を押し上げスプリング72の圧縮量を調整し、スプリング72が第2ベース56に付与する付勢力の大きさを調整する。
なお、第1付勢手段70として、本実施形態ではスプリング72を用いたが、このスプリング72に代えて、例えばエアシリンダや油圧シリンダを用いて第2ベース56を上方に付勢するように構成してもよい。
第2付勢手段80は、おもり82の重力により第2ベース56を上方へ引っ張る張力を用いた手段であり、具体的には、おもり82と、おもり82および第2ベース56上端部を接続するワイヤ84と、ワイヤ84が掛けられた滑車86とを備える(図1参照)。この第2付勢手段80は、おもり84の重さを調節することで第2ベース56に付与する付勢力の大きさを調節する。
なお、図2における符号76および符号78は、第1ベース54に設けられた上ストッパおよび下ストッパである。上ストッパ76は、所定間隔あけて押圧板69の上方に配置され、第2ベース56が過度に上方へ移動した際に押圧板69に当接し、第2ベース56の更なる上方への移動を規制する。下ストッパ78は、砥石42にワーク100が当接していない状態、つまり、砥石42に上向きの力が作用していない状態では、押圧板69の下面と当接しており、第1付勢手段70に設けられたスプリング72が過度に圧縮されるのを防止する。
第1付勢手段70および第2付勢手段80によって上方に付勢された第2ベース56には、軸受68を介して砥石回転軸44が配設されている。
砥石回転軸44はその長手方向(軸方向)がステージ用モータ22の回転軸22aと平行に配置され、上端部が連結体66を介してスプライン軸58の下端部と連結されて、下端部には砥石42が取り付けられている。
砥石42は、弾性体に砥粒を保持させた弾性砥石であって、一例として、ポリテトラフルオロエチレンなどの多孔質のフッ素樹脂とダイヤモンドなどの砥粒との混合物を所定形状にプレス成形し、得られた成形物を焼成してなる樹脂ボンド砥石からなる。
砥石42は、円板状をなし周面に下方に行くほど細くなる先細のテーパ面43が設けられ、このテーパ面が加工ステージ20に載置されたワーク100を研磨する研磨面をなしている。
このような構成の加工部40bでは、駆動部46およびスプライン軸58を除く動力伝達機構52の重量が第1ベース54に作用する。一方、第2ベース56には、砥石42、砥石回転軸44、軸受68、連結体66、およびスプライン軸58の重量が下向きに作用するとともに、第1付勢手段70および第2付勢手段80より上向きの付勢力が作用する。
第1付勢手段70が第2ベース56に付与する付勢力P1と、第2付勢手段80が第2ベース56に付与する付勢力P2との合計Pt(=P1+P2)は、砥石42、砥石回転軸44、軸受68、連結体66、およびスプライン軸58の重量とこれらを支える第2ベース56の重量を合わせた総重量(以下、第2ベース56の総重量という)Mtより小さく設定される。また、第2付勢手段80が付与する付勢力P2は、第1付勢手段70が付与する付勢力P1より小さく設定されることが好ましい。
ここで、第1付勢手段70および第2付勢手段80において設定される付勢力の一例を挙げると、第2ベース56の総重量Mtが、例えば10Kgの場合、第1付勢手段70の上向きの付勢力P1を8Kgに設定し、第2付勢手段80の上向きの付勢力P2を1.5kgに設定することができる。
このように第1付勢手段70および第2付勢手段80の付勢力P1、P2を設定すると、第2ベース56の総重量Mtから第1付勢手段70および第2付勢手段80の付勢力P1、P2を差し引いた大きさ(つまり、この例では0.5kg)以上の上向きの力が砥石42に作用すると、砥石42が上方へ移動して研磨圧を所定値以下に保つ。
なお、左側の加工部40aは、図3に示すように、砥石42の形状、ストッパ76,78の設定、および付勢手段70,80の設定が上記した右側の加工部40bと異なっているが、その他の構成は同一であるため、ここでは、右側の加工部40bとの相違点のみを説明し、その他の詳細な説明を省略する。
左側の加工部40aでは、砥石回転軸44の下端に取り付けられた砥石42は、右側の加工部40bに取り付けられた砥石42と同様の弾性砥石からなり、その形状が、円板状をなし周面に上方に行くほど細くなる奥細のテーパ面43が設けられ、このテーパ面43が加工ステージ20に載置されたワーク100を研磨する研磨面をなしている。
左側の加工部40aに設けられた上ストッパ76は、砥石42にワーク100が当接していない状態、つまり、砥石42に下向きの力が作用していない状態では、押圧板69の上面と当接しており、第2ベース56の上方への移動を規制している。左側の加工部40aに設けられた下ストッパ78は、所定間隔あけて押圧板69の下方に配置され、第2ベース56が過度に下方へ移動した際に押圧板69に当接し、第2ベース56の更なる下方への移動を規制する。
また、左側の加工部40aに設けられた第1付勢手段70および第2付勢手段80では、第1付勢手段70が第2ベース56に付与する付勢力P1と、第2付勢手段80が第2ベース56に付与する付勢力P2との合計Ptが、第2ベース56の総重量Mtより大きく設定されている。また、第2付勢手段80が付与する付勢力P2は、第1付勢手段70が付与する付勢力P1より小さく設定されることが好ましい。
ここで、左側の加工部40aの第1付勢手段70および第2付勢手段80において設定される付勢力の一例を挙げると、第2ベース56の総重量Mtが、例えば10Kgの場合、第1付勢手段70の上向きの付勢力P1を9Kgに設定し、第2付勢手段80の上向きの付勢力P2を1.5kgに設定することができる。
このように第1付勢手段70および第2付勢手段80の付勢力P1、P2を設定すると、第1付勢手段70および第2付勢手段80の付勢力P1、P2の合計から第2ベース56の総重量Mtを差し引いた大きさ(つまり、この例では0.5kg)以上の下向きの力が砥石42に作用すると、砥石42が下方へ移動して研磨圧を所定値以下に保つ。
次に、このような構成の研磨装置10の動作について図面を参照して説明する。
まず、図1に示すように、不図示の搬送手段により未加工のワーク100を加工ステージ20に載置した後、駆動部46を動作させて砥石回転軸44の周りに砥石42を回転させるとともに、第1ベース54を所定位置に移動させて回転する砥石42のテーパ面43をワーク100の周縁部に接触させる。
詳細には、左側の加工部40aに取り付けられた砥石42は、ワーク100の下側周縁部と当接し、右側の加工部40bに取り付けられた砥石42は、ワーク100の上側周縁部と当接する。
そして、ワーク100の周縁部に砥石42のテーパ面43を接触させた状態で、Y軸テーブルモータ18およびステージ用モータ22を駆動し、砥石42およびワーク100を相対的に移動させワーク100の周縁部全周を研磨して面取り加工する。
その際、ワーク100の角部ほど砥石42を圧縮する押圧力が大きいことから、ワーク100の周縁部と当接した砥石42は、砥石42が有する弾性によって、図4に示すように、断面形状がR形状に弾性変形することとなり、ワーク100も砥石42のR形状に倣った形状(つまり、R形状)に研磨される。
なお、砥石42のテーパ面43にワーク100を当接させたワーク100の研磨加工では、図1において矢符Lで示すように、第1ベース54を移動させることで砥石42をワーク100に対してテーパ面43に沿って移動させながら研磨する。これにより、砥石42の偏摩耗を抑えることができ、砥石42の耐久性を向上させることができる。
以上のように、本実施形態の研磨装置10では、砥石42が設けられた第2ベース56が、駆動部46および動力伝達機構52を配設した第1ベース54に対して上下動可能に設けられ、質量の大きい駆動部46および動力伝達機構52が第1ベース54を介して架台12に支持されているため、研磨加工時に砥石42とともに上下動する部材の質量を小さくすることができる。
このように研磨時において砥石42が上下動可能に設けられているため、ワーク100の周縁部の形状が直線状ではなく凹凸形状をなしている場合であっても、ワーク100の凹凸形状に倣って砥石42が上下動することで、取り代が突発的に大きくなり研削負荷の増大によりその部分に割れや欠けが生じたりする不具合を抑えることができる。
しかも、研磨時に砥石42とともに上下動する部材の質量が小さいため、砥石42が上下動する際に生じる慣性力を小さくして、砥石42が上下動することにより生じる研削負荷の変化を抑えることができ、砥石42が上下動しても安定してワーク100を研磨することができる。
また、本実施形態の研磨装置10では、第2ベース56を上方へ付勢する第1付勢手段70および第2付勢手段80が設けられているため、砥石42がワーク100に付与する研磨圧を小さく設定することができ、ワーク100の面取り加工に適して研磨加工が可能となる。
しかも、本実施形態では、付勢手段として、スプリング72を用いた第1付勢手段70と、おもり82を用いた第2付勢手段80とを併用しているため、次のような効果が得られる。
すなわち、第2付勢手段80は、砥石42の上下動時の摺動抵抗が小さく砥石42の変位量に関わらず付勢力の大きさを一定に保つことができるため、砥石42の上下動が緩やかな場合では、第2付勢手段80の寄与が大きいことから、砥石42がワーク100に付与する研磨圧を一定に保持することができる。
また、万一、砥石42を急激に上下動させる力が作用した場合には、おもり82自身の慣性力により砥石42の急激な変位におもり82が応答できないおそれがあるが、本実施形態では、第2付勢手段80の付勢力を第1付勢手段70より小さく設定し、第2ベース56の総重量Mtの大半を第1付勢手段70によって支持している。そのため、砥石42の急激な変位におもり82が応答できない場合であっても、第2ベース56に付与される付勢力の急激な変化量を抑え、砥石42がワーク100に激しく衝突してワーク100を破損するのを防止することができる。
次に、本実施形態の変更例について、図5および図6を参照して説明する。
本変更例では、図5に示すように、砥石回転軸44がZ軸方向(上下方向)より所定角度(例えば、45度)傾斜するように第1ベース54および第2ベース56が設けられている。砥石回転軸44の先端部に取り付けられる砥石42は、図6に示すようなカップ形状であって開口側端面45が研磨面をなしている弾性砥石が用いられる。そして、本変更例では、砥石42の開口側端面45にワーク100の周縁部を接触させ、砥石42およびワーク100を相対的に移動させワーク100の周縁部全周を研磨して面取り加工する。
このような変更例では、砥石42が回転することで、研磨面である砥石42の開口側端面45全域がワーク100と接触するため、砥石42を移動させることなく砥石42の偏摩耗を抑えることができ、砥石42の耐久性を向上させることができる。
なお、上記した構成及び作用効果以外は第1の実施形態と同様であり、詳細な説明は省略する。
10…研磨装置
12…架台
14…ガイドレール
20…加工ステージ
40…加工部
42…砥石
43…テーパ面
44…砥石回転軸
46…駆動部
47…出力軸
52…動力伝達機構
54…第1ベース
56…第2ベース
58…スプライン軸
70…第1付勢手段
72…スプリング
80…第2付勢手段
84…ワイヤ
86…滑車
100…ワーク

Claims (6)

  1. ワークを研磨する砥石と、前記砥石が取り付けられた砥石回転軸と、前記砥石回転軸を回転させる駆動部と、前記砥石を移動させるベースとを備えた研磨装置において、
    前記ベースは、前記駆動部が配設された第1ベースと、前記砥石回転軸が回転可能に配設され前記第1ベースに対して前記砥石回転軸に沿った方向へ移動可能に設けられた第2ベースとを備え、
    前記砥石回転軸の軸方向の移動を許容し、かつ、前記駆動部から前記砥石回転軸に対して回転力が伝達可能な動力伝達機構が、前記駆動部と前記砥石回転軸との間に配設されていることを特徴とする研磨装置。
  2. 前記砥石が弾性砥石であることを特徴とする請求項1に記載の研磨装置。
  3. 前記砥石は、先細または奥細のテーパ面を有し、前記テーパ面に前記ワークを研磨する研磨面が形成され、
    前記ワークの研磨時に、前記砥石および前記ワークが前記テーパ面に沿って相対的に移動することを特徴とする請求項1又は2に記載の研磨装置。
  4. 前記第2ベースを上方に付勢する付勢手段を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の研磨装置。
  5. 前記付勢手段は、少なくとも第1付勢手段および第2付勢手段を含む2種以上の手段を備え、前記第2ベースを付勢する付勢力の大きさが前記第1付勢手段と前記第2付勢手段とで異なることを特徴とする請求項4に記載の研磨装置。
  6. 前記付勢手段が有する2種以上の手段のうち最も小さい付勢力を前記第2ベースに付勢する手段が、おもりの重力により前記第2プレートを上方へ引っ張る張力を用いた手段であることを特徴とする請求項5に記載の研磨装置。
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