JPWO2007119448A1 - 流動性食品注出用アダプター - Google Patents
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Abstract
Description
さらに、他の接続構造として、例えば、特許文献10〜14に開示されたものが知られている。
この特許文献15に記載の胃ろう用コネクターは、一端にアダプター挿入部と他端に栄養剤取り出し部を系合し得る接続部を有し、該接続部の奥部に同心円状に嵌合壁を設けて接続部内壁との間に嵌合溝を形成し、さらに接続部内壁面にネジ山を有する構造になっている。
本発明で言う流動性食品包装体に充填されるものとしては、例えば食品分野のゼリー、プリン、マヨネーズ、流動食、濃厚流動食の他、医薬用の経管経腸栄養剤等を挙げることができる。これらは必要に応じて、増粘多糖類、ゲル化剤、凝固剤等で外力によって押し出されるゲル強度や粘度を増加させたものであってもよい。
また、前記滑り止め加工部は、前記テーパ状接続部の外周を梨地加工した粗面であってもよい。
本発明の流動性食品注出用アダプターにおいて、既存のPEG用バルーンタイプ・ボタン式胃瘻チューブに汎用で、接続チューブを使用することなく直接接続可能なように、テーパ状接続部の先端部から適宜距離を隔てた部分の外径を3.0mm〜3.8mmとし、そこから3mm〜15mm流動性食品包装袋の口部側によった部分の外径が4.2〜4.7mmであることが好ましい。
或いは、前記切断用薄肉部又はその近傍に、この切断用薄肉部の位置を表す表示部を設けてもよい。
前記切断用薄肉部は、前記テーパ状接続部の外側のみ、又はテーパ状接続部の外側と内側の両方を薄肉化して形成することが好ましい。
本発明の流動性食品注出用アダプターにおいて、流動性食品の流動を制御し、食品の漏れを防止する少なくとも1枚の弁を内部に設けることができる。
前記弁はアダプター内部を移動可能な可動性の弁であることができる。
また、アダプター先端部分の角度を変更することが可能な可撓性の延長部が設けられることが好ましい。
また、1つの流動性食品注出用アダプターで各種のPEG用カテーテルと流動性食品包装体とを接続することができるので、使用者が流動性食品を摂取する際の余分な手間や混乱が軽減され、利便性を高めることができる。
また、テーパ状接続部に少なくとも一箇所に切断用薄肉部を設けたことによって、径の太いPEG用カテーテルの注入口とテーパ状接続部とを接続する際、余分な細径部分を切断用薄肉部から切断除去することで、余分な細径部分が邪魔になってPEG用カテーテルに接続できなくなる不具合がなくなり、利便性が向上する。また、流動食品とアダプター壁との間に生ずる摩擦が低減でき注入が容易となる。
また、流動性食品包装体のスパウトから導入される流動性食品をその流動断面において少なくとも一箇所以上の切れ目を入れる、又は複数に分断するリブを内部に設けた構成としたことによって、仮に流動性食品包装体のスパウトで流動性食品が固まっていても、リブを通過する際に固まった部分が分断されてPEG用カテーテル側に注出できるので、流動性食品が途中で滞留することなく、スムーズに注出できる。
また、テーパ状接続部の最大外径を10mm〜15mmの範囲内とし、且つ最小外径が1.0mm〜4.0mmの範囲内と設定することで、現在市販されている各種のPEG用カテーテルのほぼ全てにテーパ状接続部が接続可能となる。
また、切断用薄肉部が、他部よりも光を透過することにより目視可能とするか、又は切断用薄肉部又はその近傍に、この切断用薄肉部の位置を表す表示部を設けた構成とすれば、切断用薄肉部を容易に且つ確実に識別でき、正確に切断用薄肉部の切断を行うことが可能となる。
なお、本発明の流動性食品注出用アダプターに可撓性を付与するよう、その厚みや樹脂を選定することで流動性食品を注入する際の注入角度を任意に調整でき好ましい。また、切断用薄肉部の厚みと幅を調整することでも同様に注入角度を調節することが可能となり好ましい。
また、アダプター内での流動性食品の流動を制御する弁を内部に設けた構成とすれば、流動性食品包装体の位置や向きがどのようなものであっても流動性食品のアダプター内での流動を制御することができ、内容物が漏れ出ることを防止することが可能になる。
また、アダプター先端部分に延長部を設ける構成とすれば、アダプター先端部の角度を自由に変更することが可能になり、流動性食品の注入を更に容易にすることができる。
2…スパウト接続部
2A…嵌合筒部
3…雌螺子
4…ローレット
5…テーパ状接続部
6…滑り止め凹凸
6A…滑り止め粗面
7,20…切断用薄肉部
8A,8B,9,10,11,12,13A,13B,13C…リブ
16…リング状表示部
18…マーク
21A,21B,21C,21D,21E,21F,22…弁
23…中空状円盤
24…弁支え
25…延長部
図1および図2は、本発明に係る流動性食品注出用アダプターの第1実施形態を示す図であり、図1(a)は流動性食品注出用アダプター1の左側面図、(b)は正面図、(c)は右側面図、図2は流動性食品注出用アダプター1の断面図である。これらの図中、符号1は流動性食品注出用アダプター、2はスパウト接続部、2Aは嵌合筒部、3は雌螺子、4はローレット、5はテーパ状接続部、6は滑り止め加工部、7は切断用薄肉部である。
さらに、この流動性食品注出用アダプターにおいて、既存のPEG用バルーンタイプ・ボタン式胃瘻チューブに汎用で直接接続可能なように、テーパ状接続部の先端部から適宜距離を隔てた部分の外径を3.0mm〜3.8mmとし、そこから3mm〜15mm流動性食品包装袋の口部側によった部分の外径が4.2〜4.7mmであることが好ましい。
また、1つの流動性食品注出用アダプター1で各種のPEG用カテーテルと流動性食品包装体とを接続することができるので、使用者が流動性食品を摂取する際の余分な手間や混乱が軽減され、利便性を高めることができる。
また、テーパ状接続部5に少なくとも一箇所に切断用薄肉部7を設けたことによって、径の太いPEG用カテーテルの注入口とテーパ状接続部5とを接続する際、余分な細径部分を切断用薄肉部7から切断除去することで、余分な細径部分が邪魔になってPEG用カテーテルに接続できなくなる不具合がなくなり、利便性が向上する。又、流動性食品とアダプター壁との間に生じる摩擦が低減でき注入が容易となる。
また、テーパ状接続部5の最大外径を10mm〜15mmの範囲内とし、且つ最小外径が1.0mm〜4.0mmの範囲内に設定することで、現在市販されている各種のPEG用カテーテルのほぼ全てにテーパ状接続部5が接続可能となる。
図3(a)〜(f)は、アダプターの内壁面から板状のリブ8A,8B,9,10,11,12を突出した場合を示す。
図3(a)、(b)に示す例示では、アダプターの全長にわたって、内壁面から穴中心付近まで突出した大きな1枚のリブ8Aと、内壁面からの突出長さが前記リブ8Aの半分程度である小さな2枚のリブ8Bの合計3枚のリブ8A,8Bをアダプターの内壁面から突設した場合を例示している。大きな1枚のリブ8Aのスパウト接続側の端部には、スパウトが嵌入される切欠が設けられている。また、小さなリブ8Bのスパウト接続側の端部は、スパウト接続側に向けて漸次突出高さを減じる傾斜が設けられている。これらのリブ8A,8Bは、流動性食品包装体のスパウトから注出される流動性食品の流動断面において複数の切れ目を入れる場合に用いるリブであり、このようなリブ8A,8Bは、流動性食品中に含まれる固形物を変形させ、注入口から押し出し易くすることが可能となる。なお、このリブ8A,8Bの厚みについては図3に示されているが、特に流動性食品包装体のスパウト側の端部において薄く刃物のように成形されていることが好ましい。
図3(d)に示すリブ10は、中央の環状部を4つのリブで支持している構造になっている。このリブ10は、注出される流動性食品の流動断面において複数に分断する場合に用いるリブである。
図3(e)に示すリブ11は、それぞれ傾斜した4枚のリブ11を内壁面から突設した例を示す。
図3(f)に示すリブ12は、凹凸面を形成した3枚のリブ12を内壁面から突設した例を示す。
図4(b)に示すリブ13Aは、断面が十字状であり、流動性食品をその流動断面において4分割することができる。
図4(c)に示すリブ13Bは、断面が星型であり、流動性食品をその流動断面において5分割することができる。
図4(d)に示すリブ13Cは、流動性食品をその流動断面において3分割することができる。
図8(a)〜(f)は、アダプターの内壁面から半円状の弁21A,21B,21Cを突設した場合を示す。
図8(a)、(d)に示す例では、アダプターの内壁面から長軸方向に対してほぼ垂直に、アダプターの中心を越えて延伸する1枚の弁21Aを設けた場合を示している。図8(d)の断面図に示されるように弁21Aの延伸端は直線状になっており、対向するアダプターの内壁面と共に半月状の流動性食品の流動路を形成する。この弁21Aにより、例えば、流動性食品包装体を横向きにして使用する場合や、不意にアダプターごと倒れた場合であっても、流動性食品のアダプター内での流動が制御され、内容物がアダプターから漏れ出ることが防止される。弁21Aはアダプターの内壁面に不動状態で設置されても、可撓性をもって設置されても良く、また、弁21Aの大きさ、形状、厚み、材質等は流動性食品抽出用アダプターの機能を阻害しないものである限り特に限定されない。弁21Aの内容物の流れに対する角度も特に限定されるものではないが、内容物の流れに影響を与えるという点からはアダプターの内壁面に対して直角又は若干の角度を設けることが好ましい。弁21Aの延伸端は直線状に限らず、曲線状、凹凸面を形成したもの、等であってもよい。加えて、弁21を流動性食品抽出用アダプターと一体形成することも、別個に形成してから内壁面に接合することも可能であり、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、等の合成樹脂から形成することができる。なお、弁はアダプター内における内容物の流れを完全に阻止するものである必要はなく、例えば1枚の板状のものであっても、内容物が漏れ出る量を減少させるか、流れる速度を遅くするようなものであればよい。特に内容物の粘度が高い場合には、そのようなもので、十分に漏れを防ぐことが可能である。
図8(g)は、2枚の同一又は類似した形状の弁21Dを、長軸方向から見て互いに重ならないように、アダプターの内壁面から流動性食品包装体側方向に向けて延伸した例を示すものである。
図8(h)は、3枚の同一又は類似した形状の弁21Eを、長軸方向から見て互いに重なるように、アダプターの内壁面から流動性食品包装体側方向に向けて延伸した例を示すものである。
図8(i)は、2枚の異なる形状の弁21Fを、長軸方向から見て互いに重ならないように、アダプターの内壁面からアダプター先端方向に向けて延伸した例を示すものである。
図9(a)〜(c)はアダプター内において可動性の弁22を中空状円盤23上に設置した場合を説明する図である。図9(d)は弁22の平面図、図9(e)は中空状円盤23の平面図である。
図9(a)には、アダプターの内壁面に設けられた中空状円盤23上に円盤状の弁22が載置され、アダプター内のより先端位置に設置された柱状の弁支え24が設けられた例が示されている。図9(b)の斜視図に示されるように、弁22は中空状円盤上に隙間ができないように載っており、アダプター内に特別の力が加わらない限り、円盤から離れないように設置されている。従って、弁22は流動性食品等の内容物の流動路を遮断する栓の機能を果たすものであるが、内容物を注入する際に容器を押圧する等、図9(c)に矢印で示されるように内容物に圧力が加わることにより、弁22が中空状円盤から外れて栓が開放される。外れた弁22は、弁支え24によってそれより先に進むことが出来ず、且つ弁支え24と弁22の間には、内容物が通過できる空間があるために、内容物はその空間を通って、アダプターの先端から出ることができる構成となっている。この弁22により、例えば、流動性食品包装体を横向きにして使用する場合や、不意にアダプターごと倒れた場合であっても、流動性食品のアダプター内での流動が制御され、内容物がアダプターから漏れ出ることが防止される。弁22及び中空状円盤23の大きさ、形状、厚み、材質等は流動性食品抽出用アダプターの機能を阻害しないものである限り特に限定されない。中空状円盤23のアダプター内壁面に対する角度も特に限定されるものではないが、内容物の流れに影響を与えるという点からはアダプターの内壁面に対して直角又は若干の角度を設けることが好ましい。弁22及び中空状円盤23の形状は円盤状に限らず、多角形状、楕円状、凹凸面を有する形状のもの、等であってもよい。また、図9において弁22は別個独立したものとして構成されているが、その一部が中空状円盤23又は弁支え24に直接的又は間接的に接続されていてもよい。加えて、弁22、中空状円盤23、及び弁支え24は、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、等の合成樹脂から形成することができる。また、弁支え24としては、弁22を支え且つ弁との間に内容物が通過できる空間を有するものであれば、特に限定されないが、例えば3本以上の柱によって弁を支えるものでもよい。或いは、側面に内容物が通過できる穴を有するものや、側面がメッシュ構造になっている中空円柱状のものでもよい。
図10(a)は、三本の同一又は類似した柱状の弁支え24Aを、アダプターの先端部分の内壁面から後端部分に向けて延伸した例を示すものである。
図10(b)は、四本の同一又は類似した柱状の弁支え24Bを、アダプターの先端部分の内壁面から後端部分に向けて延伸した例を示すものである。
図10(c)は、側面に内容物が通過できる複数の穴を有する円筒状の弁支え24Cを、アダプターの内壁面に設置した例を示すものである。
図10(d)は、側面がメッシュ構造とされた円筒状の弁支え24Dを、アダプターの内壁面に設置した例を示すものである。
アダプター先端部分の延長は延長部25を設置することによって行うことができ、延長部25は通常は折れ曲がりストローと同様の蛇腹構造を用いて可撓性を有するように構成される。この延長部25により、アダプター先端部分の角度を自由に、かつ、容易に変更することが可能になり、例えば、身体を動かすのが困難な患者であっても、アダプターの向きを変えるだけで、患者の体位を変えることなく流動性食品を注入することが可能になる。
延長部25の長さ、形状、厚み、材質等は流動性食品抽出用アダプターの機能を阻害しないものである限り特に限定されない。また、延長部25の構造は可撓性を有していれば、必ずしも蛇腹構造である必要はなく、他の全ての適切な構造を採用することができる。加えて、延長部25を流動性食品抽出用アダプターと一体形成しても、別個に形成してから接合してもよく、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、等の合成樹脂から形成することが可能である。
例えば、図12は、前記第1実施形態の流動性食品注出用アダプター1における切断用薄肉部の変形例を示す図である。この切断用薄肉部20は、テーパ状接続部5の外面と内面の両方を薄肉化して形成されている。
市販品で胃瘻チューブより注入を行うには持続チューブの使用が必須であり、接続チューブを介さずに胃瘻チューブに直接接続可能な実施例と比べると、チューブを通過する抵抗力が加わり、特に高粘度流動食では、容器から内容物を押し出すための押圧力が高く、排出時間も長い。
女性の握力でも負担なく短時間で投与を終えられる本発明に係る実施例を用いた流動食投与は、接合部の漏れもなく、また介護時間の短縮にもつながる。
また、1つの流動性食品注出用アダプターで各種のPEG用カテーテルと流動性食品包装体とを接続することができるので、使用者が流動性食品を摂取する際の余分な手間や混乱が軽減され、利便性を高めることができる。
また、細径部分を切断用薄肉部から切断除去することで、余分な細径部分が邪魔になってPEG用カテーテルに接続できなくなる不具合がなくなり、利便性が向上する。また、流動食品とアダプター壁との間に生ずる摩擦が低減でき注入が容易となる。更に、仮に流動性食品包装体のスパウトで流動性食品が固まっていても、リブを通過する際に固まった部分が分断されてPEG用カテーテル側に注出できるので、流動性食品が途中で滞留することなく、スムーズに注出できる。
また、現在市販されている各種のPEG用カテーテルのほぼ全てにテーパ状接続部が接続可能となる。加えて、切断用薄肉部を容易に且つ確実に識別でき、正確に切断用薄肉部の切断を行うことが可能となる。
また、流動性食品包装体の位置や向きがどのようなものであっても流動性食品のアダプター内での流動を制御することができ、内容物が漏れ出ることを防止することが可能となる。
また、アダプター先端部の角度を自由に変更することが可能になり、患者の体位を変えることなく、流動性食品の注入を容易にすることが可能となる。
Claims (12)
- 筒状をなし、その一端側の内面に、流動性食品包装体の口部をなしているスパウトの外周に設けられた雄螺子と螺着する雌螺子が設けられ、他端側に、他端に向けて漸次縮径されて延びるテーパ状接続部が形成され、該テーパ状接続部の外周に滑り止め加工部と少なくとも一箇所に切断用薄肉部とが設けられたことを特徴とする流動性食品注出用アダプター。
- 流動性食品包装体のスパウトから導入される流動性食品の流動断面において少なくとも一箇所以上の切れ目を入れるか又は複数に分断するリブが内部に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の流動性食品注出用アダプター。
- 前記滑り止め加工部が、前記テーパ状接続部の外周に多段に設けられた凹凸であることを特徴とする請求項1又は2に記載の流動性食品注出用アダプター。
- 前記滑り止め加工部が、前記テーパ状接続部の外周を梨地加工した粗面であることを特徴とする請求項1又は2に記載の流動性食品注出用アダプター。
- 前記テーパ状接続部の最大外径が10mm〜15mmの範囲内であり、且つ最小外径が1.0mm〜4.0mmの範囲内であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の流動性食品注出用アダプター。
- 前記切断用薄肉部が、他部よりも光を透過することにより目視可能であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の流動性食品注出用アダプター。
- 前記切断用薄肉部又はその近傍に、この切断用薄肉部の位置を表す表示部が設けられたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の流動性食品注出用アダプター。
- 前記切断用薄肉部が、前記テーパ状接続部の外側のみ、又はテーパ状接続部の外側と内側の両方を薄肉化して形成されたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の流動性食品注出用アダプター。
- 流動性食品の流動を制御し、食品の漏れを防止する少なくとも1枚の弁が内部に設けられたことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の流動性食品注出用アダプター。
- 前記弁が可動性の弁であることを特徴とする請求項9に記載の流動性食品注出用アダプター。
- アダプター先端部分の角度を変更することが可能な可撓性の延長部が設けられたことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の流動性食品注出用アダプター。
- 前記テーパ状接続部が、経皮内視鏡的胃瘻造設術用バルーンタイプ・ボタン式胃瘻チューブに直接接続可能であることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の流動性食品注出用アダプター。
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2007
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