JPWO2007074828A1 - 電力供給制御装置及びその閾値変更方法 - Google Patents
電力供給制御装置及びその閾値変更方法Info
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Abstract
Description
ところで、例えば負荷がモータやライトなどであるとき、電力供給制御装置の電源を投入した際、半導体スイッチ素子には負荷の定常電流よりも遥かに大きい電流、いわゆる突入電流が短時間流れることがある。ここで、上記過電流判定のための閾値を、例えば突入電流よりも低いレベルに設定した場合を考える。この場合、電源投入時から突入電流が治まるまで、半導体スイッチ素子は、突入電流によって遮断し所定時間後にオン状態に復帰する遮断・復帰動作を繰り返すことになり、負荷への電力供給制御になかなか移行できなくなるという問題が生じる。
本発明の電力供給制御装置の閾値変更方法は、電源から負荷への電力供給ラインに半導体スイッチ素子を配して、その半導体スイッチ素子に流れる負荷電流が第1閾値を超えた場合に前記半導体スイッチ素子に第1基準時間だけ第1遮断動作を行わせた後に通電状態に復帰させる過電流保護機能を有する電力供給制御装置の閾値変更方法であって、前記電力供給ラインが通電されたことを条件に前記第1閾値のレベルを経時的に低下させる。
11…負荷
12…電源
13…電力供給ライン
14…パワーMOSFET(半導体スイッチ素子)
18…センスMOSFET(電流検出素子)
28…ゲート駆動部(スイッチ制御回路)
30…電線(外部回路)
52,252…閾値電圧生成部(閾値変更回路)
58,258…比較回路(第1異常電流検出回路)
59…比較回路(通電検出回路、第2異常電流検出回路)
71…遮断時間カウンタ(過電流保護回路)
72…クリアカウンタ(正常時間積算回路、回数リセット回路)
73…ヒューズ時間カウンタ(時間積算回路、異常時間積算回路)
88…回数カウント回路(閾値初期化回路)
271…FRカウンタ(フリーランニングカウンタ回路)
272…クリアカウンタ(クリアカウンタ回路)
273…ヒューズカウンタ(ヒューズカウンタ回路)
277…FRCリセット生成回路(フリーランニングカウンタリセット回路)
292…CLCリセット生成回路(正常時間リセット回路)
CLR…クリア信号
OC…第1異常電流信号、オーバーカレント信号
FC…第2異常電流信号、ヒューズカレント信号(通電検出信号)
IL…負荷電流
ILoc…第1異常用閾値電流(第1閾値)
ILfc…第2異常用閾値電流(第2閾値)
Is…センス電流(電流検出信号)
OvF7…カウント指令信号(カウントアップ信号)
S1,On…制御信号
S2…出力信号
図1は、本実施形態に係る電力供給制御装置10の全体構成のブロック図である。この電力供給制御装置10は図示しない車両に搭載され、その車両用電源(以下、「電源12」)から負荷11として例えばデフォッガー用ヒータ(線形抵抗性の負荷)、車両用のランプ、クーリングファン用モータ及びワイパー用モータ(L負荷(誘導負荷))などへの電力供給制御を行うために使用される。なお、以下では、「負荷」は電力供給制御装置10の制御対象装置であって、電力供給制御装置10とその制御対象装置との間に連なる電線30を含まない意味とし、「外部回路」を負荷11と電線30とを含めた意味として説明する。
入力インターフェース部22は、入力側が入力端子P1に接続されており、操作スイッチ15がオフしているときにハイレベルの制御信号S1が、オンしているときにローレベルの制御信号S1が入力され、この制御信号S1が内部グランド生成部23及びコントロールロジック部27に与えられる。電力供給制御装置10は、後述するように、電流異常も温度異常も発生していない正常状態においては、上記ローレベルの制御信号S1を受けるとゲート駆動部28によってパワーMOSFET14をターンオンさせて通電状態とする一方で、ハイレベルの制御信号S1を受けるとゲート駆動部28によってパワーMOSFET14をターンオフさせて遮断状態にする。従って、本実施形態では、ローレベルの制御信号S1が「オン指令信号」の一例であり、ハイレベルの制御信号S1が「オフ指令信号」の一例であり、ゲート駆動部28が「スイッチ制御回路」として機能する。
定電圧電源生成回路としての内部グランド生成部23は、入力インターフェース部22からローレベルの制御信号S1(オン指令信号)、及び、後述するクリアカウンタ72からローレベルの出力信号S2(クリアカウンタ72がオーバーフローしていない状態)のいずれかを受けているときに通電して、電源電圧Vccよりも所定の定電圧分だけ低い内部グランドGND2を生成する。換言すれば、内部グランド生成部23は、入力インターフェース部22からハイレベルの制御信号S1(オフ指令信号)を受けても、クリアカウンタ72からローレベルの出力信号S2を受けている限り、通電状態が継続され内部グランドGND2を生成し続ける。そして、電源電圧Vccから内部グランドGND2を差し引いた定電圧がコントロールロジック部27に供給されることで、このコントロールロジック部27が動作可能な状態となる。
電流検出部24は、図1に示すように、カレントミラー部51と、閾値電圧生成部52と、過電流異常検出部53とを備えて構成されている。図4は、カレントミラー部51、閾値電圧生成部52及び過電流異常検出部53を拡大して示す回路であり、他の回路構成は一部省略されている。
カレントミラー部51は、パワーMOSFET14とセンスMOSFET18との出力側電位(ソース電位)を同電位に保持するための電位制御回路54と、1対のカレントミラー回路55,55とを備えている。
過電流異常検出部53は、複数(本実施形態では2つ)の比較回路58,59(本実施形態では、ヒステリシスコンパレータ)を備え、外部端子P5の端子電圧Voが比較回路58の一方の入力端子に与えられると共に、比較回路59の一方の入力端子に与えられる。
閾値電圧生成部52(「閾値変更回路」の一例)は、基準電圧を複数の抵抗で分圧する分圧回路を備え、この分圧回路によって生成される複数の分圧電圧から選択する分圧電圧を変更することで過電流異常検出部53に与える異常用閾値電圧を変更できるようになっている。具体的には、閾値電圧生成部52は、図4に示すように、パワーMOSFET14のソースとグランド端子P6との間に接続された分圧回路60を備える。この分圧回路60は、複数の抵抗(本実施形態では8つの抵抗60a〜60h)を直列接続して構成されており、抵抗60aと抵抗60bとの接続点Aの分圧電圧が上記第2異常用閾値電圧Vfcとして出力される。
過熱検出部25は、パワーチップ20に設けられた温度センサ19から当該パワーチップ20の温度に応じた温度信号S4を受ける。そして、過熱検出部25は、所定の閾値温度を超える温度信号S4を受けたときに温度異常としてローレベルの異常温度信号OTをコントロールロジック部27に与える。
図6は、コントロールロジック部27の回路図である。このコントロールロジック部27は、主として、遮断時間カウンタ71、クリアカウンタ72、ヒューズ時間カウンタ73、発振回路74、リセット信号発生回路75、及び、回数カウント回路88等を備える。また、コントロールロジック部27は、前述したように、入力インターフェース部22からの制御信号S1、電流検出部24からの第1異常電流信号OC及び第2異常電流信号FC、過熱検出部25からの異常温度信号OTを受ける。
発振回路74は、例えば2つ異なる周期のクロック信号CLK1(例えば125μsec),クロック信号CLK2(例えば4msec)を生成して出力する。リセット信号発生回路75は、上記内部グランド生成部23が通電しこのコントロールロジック部27が動作するのに十分な定電圧を生成し、上記発振回路74のクロック発生動作が安定する前まではローレベルの出力信号RST(リセット信号)を出力し、安定後はハイレベルの出力信号RSTを出力する。
遮断時間カウンタ71(「過電流保護回路」の一例)は、電流検出部24からのローレベルの第1異常電流信号OC、及び、過熱検出部25からのローレベルの異常温度信号OTのうち少なくともいずれか一方を受けたことを条件に、パワーMOSFET14に所定の第1基準時間(カウント値を「n」から「0」までカウントダウンするまでの時間 具体的には32msec)だけ強制的に遮断動作(「過電流保護機能の実行・過電流保護回路による半導体スイッチ素子の第1遮断動作」の一例)させた後に、その強制遮断状態を解除するものである。なお、本実施形態において、強制遮断とは、電力供給制御装置10がローレベルの制御信号S1(オン指令信号)を受けていてもパワーMOSFET14を遮断状態にすることをいう。
ヒューズ時間カウンタ73(「時間積算回路、異常時間積算回路」の一例)は、電流検出部24からのローレベルの第2異常電流信号FCを受けているとき、及び、上記遮断時間カウンタ71によってパワーMOSFET14が強制遮断されているときの双方の異常時間(以下、「ヒューズ時間」という)を積算していき、この積算時間が所定の基準ヒューズ時間(>上記第1基準時間 カウント値を「0」から「m(>n)」までカウントアップするまでの時間 具体的には1024msec 「第3基準時間」の一例)に達したことを条件に、パワーMOSFET15に強制遮断動作(「積算時間が第3基準時間に達したことを条件に半導体スイッチ素子に行わせる第2遮断動作」の一例)をさせるものである。
(1)リセット信号発生回路75からローレベルの出力信号RSTが出力されている(リセット状態)とき。
(2)クリアカウンタ72からハイレベルの出力信号S2(「クリア信号」の一例)が出力された(クリアカウンタ72がオーバーフローした)とき(但し、ヒューズ時間カウンタ73がオーバーフローしたとき以降は除く)。
(3)後述する回数カウント回路88がオーバーフローする前においてヒューズカレントが解消されハイレベルの第2異常電流信号FCを受けるようになったとき(但し、ヒューズ時間の積算時間が後述するリセット許可時間に達したとき以降は除く)。このリセットパターン(3)については後述する。
クリアカウンタ72(「正常時間積算回路、回数リセット回路」の一例)は、主として、ヒューズ時間カウンタ73がカウントアップ動作を開始した後、オーバーフローするまでの間に、上記電流異常及び温度異常のいずれも発生しなくなった正常状態が所定の第2基準時間(カウント値を「0」から「q」までカウントダウンするまでの時間 具体的には512msec)継続したことを条件に、ヒューズ時間カウンタ73の積算時間(カウンタ値)を初期値「0」にリセットするものである。具体的には、クリアカウンタ72は、上記クロック信号CLK2のクロックに同期して初期値「0」から「q(<n)」までカウントアップするものである。なお、クリアカウンタ72は、各クロックの立上りエッジでカウントアップを行う。また、第2基準時間は、例えばヒューズカレントやオーバーカレント状態が解消された後に負荷等の過熱状態が解消するまでの時間に基づいて定められている。
回数カウント回路88(「閾値初期化回路)の一例)は、主として、ヒューズカレントによってローレベルの第2異常電流信号FCを受けた後、ヒューズカレントが解消されハイレベルの第2異常電流信号FCを受けるようになったことを条件に、経時的にレベルダウンした第1異常用閾値電圧Voc(第1異常用閾値電流ILoc)を初期レベルに戻す初期化動作を、x回(「所定の回数」の一例 本実施形態では例えば7回)を限度に実行するものである。
図8は、ゲート駆動部28の構成を示した概要図である。ゲート駆動部28は、コントールロジック部27から制御信号S1、第2異常電流信号FC及び出力信号Inhibitとが入力される。ゲート駆動部28は、電源端子P2とパワーMOSFET14及びセンスMOSFET18(同図では省略)のゲートとの間に接続されたチャージポンプ90と、パワーMOSFET14及びセンスMOSFET18のゲートとソースの間に接続された通常放電用FET91とを備える。更に、ゲート駆動部28は、電源端子P2とパワーMOSFET14及びセンスMOSFET18のゲートとの間に接続された異常時急速充電用FET92及びダイオード93と、パワーMOSFET14及びセンスMOSFET18のゲートとソースとの間に接続された異常時急速放電用FET94とを備える。
(経時的に変化する第1異常用閾値電流ILocを超えない程度の突入電流が発生した場合)
図10は、電力供給制御装置10が、ローレベルの定電圧信号を制御信号S1として受ける場合のタイムチャートである。まず、ローレベルの制御信号S1を受けると、内部グランド生成部23において内部グランドGND2が生成される。そして、この内部グランドGND2が安定するとリセット信号発生回路75からハイレベルの出力信号RSTが出力されて各カウンタ71〜73,88のリセット状態が解除される。
前述したように、パワーMOSFET14の自己破壊を避けるためには、基準ヒューズ時間内における第1異常用閾値電流ILocの経時的変化レベルを、自己破壊特性曲線L2よりも電流レベルが低い領域に設定する必要がある。また、なるべく高いレベルの突入電流による強制遮断を避けるためには、第1異常用閾値電流ILocの初期レベルをなるべく高い設定する必要がある。従って、これらの条件を満たすために、本実施形態では、図5に示すように、基準ヒューズ時間内における第1異常用閾値電流ILocの経時的変化を、自己破壊特性曲線L2に沿わせつつ、当該自己破壊特性曲線L2になるべく近いレベルに設定している。
本発明の実施形態2を図14〜図20を参照しつつ説明する。なお、各図で各信号の符号に付された上付き下線はローアクティブを意味する。なお、実施形態1と同じ構成については同一符号を付して説明を省略することがある。
図14は、本実施形態に係る電力供給制御装置210の全体構成のブロック図である。この電力供給制御装置210は図示しない車両に搭載され、電源12から負荷11への電力供給制御を行うために使用される。
電流検出部224は、図14に示すように、ソース電位制御部251と、閾値電圧生成部252と、電流異常検出部253とを備えて構成されている。図15は、ソース電位制御部251、閾値電圧生成部252及び電流異常検出部253を主として示した回路図であり、他の回路構成は一部省略されている。
ソース電位制御部251は、パワーMOSFET14とセンスMOSFET18との出力側電位(ソース電位)同士を同電位に保持する。
電流異常検出部253は、1または複数(本実施形態では3つ)の比較回路254,258,259(本実施形態では、ヒステリシスコンパレータ)を備え、外部端子P5の端子電圧Voが、比較回路254,258,259のぞれぞれの一方の入力端子に与えられる。
閾値電圧生成部252(閾値変更回路」の一例)は、図15に示すように、主として、所定の定電圧に応じた電流Ibから、パワーMOSFET14のドレイン−ソース間電圧Vds(半導体スイッチ素子の入出力間電圧)に応じた電流Ids(<Ib)を差し引いた電流Icを出力する電流出力回路310と、この電流出力回路310からの出力電流Icが流れる閾値設定用抵抗260とを備えて構成されている。
図16は、コントロールロジック部227の回路図である。このコントロールロジック部227は、主として、FRカウンタ(フリーランニングカウンタ)271、クリアカウンタ272、ヒューズカウンタ(FCカウンタ)273、発振回路274、リセット信号発生回路275等を備える。また、コントロールロジック部227は、前述したように、入力インターフェース部22からの制御信号On、電流検出部224からの信号OC,FC,OP、過熱検出部25からの温度異常判定信号OTを受ける。
発振回路274は、クロック信号CLK(例えば125μsec)を生成して出力する。リセット信号発生回路275は、上記内部グランド生成部23が通電しこのコントロールロジック部227が動作するのに十分な定電圧を生成し、上記発振回路274のクロック発生動作が安定する前まではローレベルのリセット信号RST(ローアクティブ)を出力し、安定後はハイレベルのリセット信号RSTを出力する。
過電流保護回路は、主として、電流検出部224からのアクティブのオーバーカレント信号OC、及び、過熱検出部25からのアクティブの温度異常判定信号OTのうち少なくともいずれか一方を受けたことを条件に、パワーMOSFET14に所定の第1基準時間だけ強制的に遮断動作させた後に、その強制遮断状態を解除するものである。具体的には、過電流保護回路は、FRカウンタ271、OCメモリ276、FRCリセット生成回路277、FCメモリ278等を備えて構成されている。
ヒューズ異常保護回路(「異常時間積算回路」の一例)は、主として、電流検出部224からのアクティブのヒューズカレント信号FCを受けているとき、及び、上記過電流保護回路によってパワーMOSFET14が第1強制遮断されているときの双方の異常時間(以下、「ヒューズ時間」という)を積算していき、この積算時間が所定の基準ヒューズ時間(「第3基準時間」の一例 >上記第1基準時間)に達したことを条件に、パワーMOSFET14に強制遮断動作をさせるものである。具体的には、ヒューズ異常保護回路は、ヒューズカウンタ273、FCCリセット生成回路286等を備える。
正常時間積算回路を構成するクリアカウンタ272(「クリアカウンタ回路」の一例)は、主として、ヒューズカウンタ273がカウントアップ動作を開始した後、オーバーフローするまでの間に、上記電流異常及び温度異常のいずれも発生しなくなった正常状態(負荷電流ILが第2異常用閾値電流ILfc及び第1異常用閾値電流ILocに達していない状態。このときの負荷電流ILレベルが正常レベルである)が所定の第2基準時間だけ継続したことを条件に、ローレベルのクリア信号CLR(ローアクティブ)を出力して、ヒューズカウンタ273のヒューズ時間(カウンタ値)を初期値「0」にリセットするものである。なお、第2基準時間は、例えばヒューズカレントやオーバーカレント状態が解消された後に外部回路の過熱状態が解消するまでの時間に基づいて定められている。また、正常状態が上記第2基準時間継続したときにおけるクリアカウンタ272のカウント値が「基準クリアカウント値」の一例である。
なお、上述したように、NAND回路281には、上記制御信号Onをレベル反転した信号と、後述する強制遮断信号Inhibit(パワーMOSFET14を強制遮断させるときにローレベル)とが入力され、この出力信号をレベル反転した信号がNAND回路280,282に入力される。このような構成により、非アクティブの制御信号On(オフ指令信号)が入力されたときには、NAND回路281からハイレベルの出力信号が入力されることになるから、たとえアクティブのオーバーカレント信号OCやヒューズカレント信号FCが電流異常検出部253から出力されたり、アクティブの温度異常判定信号OTが過熱検出部25から出力されたとしても、NAND回路280,82の出力はハイレベルに維持され、OCメモリ276やFCメモリ278がセットされることが阻止される。つまり、アクティブのオーバーカレント信号OC、ヒューズカレント信号FC及びアクティブの温度異常判定信号OTが無効化(マスク)される。
フィルタ回路は、互いに直列接続された複数のメモリ回路(本実施形態では、2つのメモリ回路300,301(例えばDフリップフロップ)からなるカウンタ回路を備える。メモリ回路300は、そのD端子には内部グランドGND2が与えられており、そのQ端子が、次段のメモリ回路301のD端子に接続されている。両メモリ回路300,301のセット端子には上記クリア信号CLRが入力され、また、リセット端子には、NOR回路302の出力信号が入力される。このNOR回路302には、リセット信号発生回路275からのリセット信号RSTをレベル反転した信号と、断線異常判定信号OPとが入力される。
ゲート駆動部28は、コントロールロジック部227から制御信号On、出力信号FCM及び強制遮断信号Inhibitが入力される。ゲート駆動部28は、電源端子P2とパワーMOSFET14及びセンスMOSFET18のゲートとの間に接続されたチャージポンプ(図示せず)と、パワーMOSFET14及びセンスMOSFET18のゲートとソースの間に接続された放電用FET(図示せず)とを備える。
図18〜図20は、電力供給制御装置210の動作を説明するための各信号のタイムチャートである。このうち、図18は正常時であり、図19はオーバーカレント時であり、図20はヒューズカレント時を示す。なお、各図で、〔FRC〕はFRカウンタ271の最上位bitから上位5bit目までのbitによるカウント値、〔FCC〕はヒューズカウンタ273のカウント値、〔CLC〕はクリアカウンタ272のカウント値をそれぞれ示しており、ここでは16進数(A=10,B=11,C=12...)で表示されている。また、FRC7はFRカウンタ271の最上位bitを意味し、そのハイローレベルが示されており、FRC6はFRカウンタ271の上位2番目のbitを意味し、そのハイローレベルが示されている。また、各図中の「R」はリセットを意味する。
電力供給制御装置210は、アクティブの制御信号Onを受けると、内部グランド生成部23において内部グランドGND2が生成される。そして、この内部グランドGND2が安定するとリセット信号発生回路275のリセット信号RSTがアクティブから非アクティブとなり各カウンタ71〜73のリセット状態が解除される。
負荷11の短絡が発生した場合、図19に示すように、負荷電流ILは第2異常用閾値電流ILfcを超え、この時点で、ヒューズカレント信号FCがアクティブとなり、FCメモリ278の出力信号FCMがハイレベルからローレベルにレベル反転し、FRカウンタ271のカウント値がリセットされる。これにより、第1異常用閾値電流ILocは初期レベルに復帰し、その後に開始されるFRカウンタ271のカウント値に応じて再び経時的にレベルダウンしていく。
仮に、第3異常用閾値電流ILopを常時固定とした場合には、アクティブの断線異常判定信号OPが出力されるときの負荷抵抗値(外部回路の抵抗値)が電源電圧Vccの変動に応じて変化してしまう。断線異常を正確に検出するには、電源電圧Vccの変動にかかわらず、常に一定の負荷抵抗値で断線異常とすべきである。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
Claims (23)
- 電源から負荷への電力供給ラインに半導体スイッチ素子を配して、その半導体スイッチ素子に流れる負荷電流が第1閾値を超えた場合に前記半導体スイッチ素子に第1基準時間だけ第1遮断動作を行わせた後に通電状態に復帰させる過電流保護機能を有する電力供給制御装置の閾値変更方法であって、
前記電力供給ラインが通電されたことを条件に前記第1閾値のレベルを経時的に低下させる電力供給制御装置の閾値変更方法。 - 前記過電流保護機能の実行による前記半導体スイッチ素子の前記第1遮断動作が行われたことを条件に、前記第1閾値を初期レベルに戻す初期化動作を所定の回数を限度に実行する請求の範囲第1項に記載の電力供給制御装置の閾値変更方法。
- 電源から負荷への電力供給を制御する電力供給制御装置であって、
前記電源から前記負荷への電力供給ラインに配される半導体スイッチ素子と、
この半導体スイッチ素子に流れる負荷電流を検出する電流検出素子と、
前記電流検出素子からの電流検出信号に基づき前記半導体スイッチ素子に流れる負荷電流が第1閾値を超えているか否かを判断し、前記負荷電流が前記第1閾値を超えている場合に第1異常電流信号を出力する第1異常電流検出回路と、
前記第1異常電流検出回路から前記第1異常電流信号が出力されたことを条件に、前記半導体スイッチ素子に対し、第1基準時間だけ第1遮断動作を行わせた後に通電状態に復帰させる過電流保護回路と、
前記電力供給ラインの通電を検出する通電検出回路と、
前記通電検出回路から通電検出信号が出力されたことを条件に、前記第1閾値のレベルを低下させる閾値変更回路と、を備える電力供給制御装置。 - 前記通電検出回路から前記通電検出信号が出力された後に前記過電流保護回路による前記半導体スイッチ素子の前記第1遮断動作が行われたことを条件に、前記第1閾値を初期レベルに戻す初期化動作を所定の回数を限度に実行する閾値初期化回路と、を備える請求の範囲第3項に記載の電力供給制御装置。
- 前記通電検出回路は、前記電流検出素子からの電流検出信号に基づき前記半導体スイッチ素子に流れる負荷電流が前記第1閾値よりも低いレベルの第2閾値を超えているか否かを判断し、前記負荷電流が前記第2閾値を超えている場合に前記通電検出信号を出力する構成である請求の範囲第3項または第4項に記載の電力供給制御装置。
- 前記通電検出回路は、前記電流検出素子からの電流検出信号に基づき前記半導体スイッチ素子に流れる負荷電流が前記第1閾値よりも低いレベルの第2閾値を超えているか否かを判断し、前記負荷電流が前記第2閾値を超えている場合に第2異常電流信号を出力する第2異常電流検出回路であり、
前記第2異常電流検出回路から前記第2異常電流信号が出力されたことを条件に、少なくとも前記第2異常電流信号が出力されている異常時間を積算していく動作を開始する異常時間積算回路を備え、
前記閾値変更回路は、前記異常時間積算回路の積算時間に応じて前記第1閾値のレベルを下げる構成である請求の範囲第3項に記載の電力供給制御装置。 - 前記異常時間積算回路の積算開始後に、前記前記電流検出素子からの電流検出信号に基づき前記負荷電流が継続して前記第2閾値より低い正常レベル以下になっている正常時間を計測し、この正常時間が第2基準時間に達したときにクリア信号を出力して前記異常時間積算回路の前記積算時間をクリアする正常時間積算回路を備える請求の範囲第6項に記載の電力供給制御装置。
- 前記異常時間積算回路は、前記正常時間積算回路が正常時間を計測している間は積算動作を停止させる一方で、前記積算時間が第3基準時間に達したことを条件に前記半導体スイッチ素子に第2遮断動作を行わせる構成である請求の範囲第7項に記載の電力供給制御装置。
- 所定時間を繰り返しカウントし、当該所定時間をカウントアップする毎にカウントアップ信号を出力するフリーランニングカウンタ回路を備え、
前記異常時間積算回路は、前記第2異常電流検出回路から前記第2異常電流信号が出力されたことを条件に、前記フリーランニングカウンタ回路から前記カウントアップ信号が出力される毎にカウントを進め、そのカウント値が基準異常カウント値に達したときに前記半導体スイッチ素子に第2遮断動作をさせるヒューズカウンタ回路を備えて構成され、
前記正常時間積算回路は、前記フリーランニングカウンタ回路から前記カウントアップ信号が出力される毎にカウントを進め、そのカウント値が基準クリアカウント値に達したときに前記クリア信号を出力するクリアカウンタ回路と、前記第2異常電流検出回路からの前記第2異常電流信号の出力に基づき前記クリアカウンタ回路のカウント値をリセットする正常時間リセット回路とを備えて構成されている請求の範囲第7項または第8項に記載の電力供給制御装置。 - 前記過電流保護回路は、前記フリーランニングカウンタ回路が第1基準時間だけカウントしたときに前記半導体スイッチ素子の前記第1遮断の状態を解除する構成である請求の範囲第9項に記載の電力供給制御装置。
- 前記通電検出回路から前記通電検出信号が出力されない状態が第2基準時間だけ継続したことを条件に、前記閾値初期化回路における前記初期化動作の回数を初期回数にリセットする回数リセット回路を備える請求の範囲第4項に記載の電力供給制御装置。
- 前記通電検出回路からの通電検出信号が出力されたことを条件に、当該通電検出信号が出力されている時間を積算していく動作を開始する時間積算回路を備え、
閾値変更回路は、前記時間積算回路の積算時間に応じて前記第1閾値のレベルを経時的に低下させる構成とされ、
前記閾値初期化回路は、前記初期化動作が前記所定の回数に達するまでは当該初期化動作時において前記積算時間を初期時間にリセットすることで前記第1閾値を初期レベルに戻す一方で、前記初期化動作が前記所定の回数に達した後は前記積算時間を初期時間にリセットしないよう動作する請求の範囲第4項または第11項に記載の電力供給制御装置。 - 前記通電検出回路は、前記電流検出素子からの電流検出信号に基づき前記半導体スイッチ素子に流れる負荷電流が前記第1閾値よりも低いレベルの第2閾値を超えているか否かを判断し、前記負荷電流が前記第2閾値を超えている場合に第2異常電流信号を前記通電検出信号として出力する第2異常電流検出回路であり、
前記時間積算回路は、第2異常電流検出回路から前記第2異常電流信号が出力されたことを条件に、少なくとも当該第2異常電流信号が出力されている異常時間を積算していく動作を開始し、その積算時間が第3基準時間に達したことを条件に前記半導体スイッチ素子に第2遮断動作を行わせる異常時間積算回路であり、
前記閾値初期化回路は、前記第2異常電流信号の出力回数をカウントする回数カウント回路を有し、そのカウント回数が前記所定の回数に達していないときは前記異常時間積算回路の積算時間をリセットすることで前記初期化動作を実行する一方で、前記カウント回数が前記所定の回数に達したときは前記積算時間をリセットしないことで前記初期化動作を実行しないよう動作する請求の範囲第12項に記載の電力供給制御装置。 - 前記異常時間積算回路の積算開始後に、前記電流検出素子からの電流検出信号に基づき前記負荷電流が継続して前記第2閾値より低い正常レベル以下になっている正常時間を計測し、この正常時間が第2基準時間に達したときにクリア信号を出力して前記異常時間積算回路の前記積算時間をリセットするとともに前記回数カウント回路のカウント回数をリセットする正常時間積算回路を備える請求の範囲第13項に記載の電力供給制御装置。
- 前記異常時間積算回路の積算時間が前記第3基準時間よりも短いリセット許可時間に達したことを条件に、前記初期化動作による前記積算時間のリセットを不可とするリセット不可回路を備える請求の範囲第13項または第14項に記載の電力供給制御装置。
- 前記通電検出回路は、前記電流検出素子からの検出信号に基づき前記半導体スイッチ素子に流れる負荷電流が前記第1閾値よりも低いレベルの第2閾値を超えているか否かを判断し、前記負荷電流が前記第2閾値を超えている場合に前記通電検出信号として第2異常電流信号を出力する第2異常電流検出回路であり、
所定時間を繰り返しカウントし、当該所定時間をカウントアップする毎にカウントアップ信号を出力するフリーランニングカウンタ回路と、
前記第2異常電流検出回路から前記第2異常電流信号が出力されたときに前記フリーランニングカウンタ回路のカウント値をリセットするフリーランニングカウンタリセット回路と、
前記第2異常電流信号が出力されたことを条件に、前記フリーランニングカウンタ回路から前記カウントアップ信号が出力される毎にカウントを進め、そのカウント値が第3基準時間に対応する基準異常カウント値に達したときに前記半導体スイッチ素子に第2遮断動作をさせるヒューズカウンタ回路と、
前記フリーランニングカウンタ回路から前記カウントアップ信号が出力される毎にカウントを進め、そのカウント値が第2基準時間に対応する基準クリアカウント値に達したときにクリア信号を出力して前記ヒューズカウンタ回路のカウント値をリセットするクリアカウンタ回路と、
前記第2異常電流信号の出力に基づき前記クリアカウンタ回路のカウント値をリセットする正常時間リセット回路と、を備え、
前記ヒューズカウンタ回路のカウント値が前記基準異常カウント値よりも小さい初期化限界カウント値に達していないときは、前記閾値変更回路が前記フリーランニングカウンタ回路のカウント値に応じて前記第1閾値のレベル経時的に低下させ、当該フリーランニングカウンタ回路が前記所定時間カウントしてカウント値が初期値に戻ることで前記初期化動作を実行し、前記ヒューズカウンタ回路のカウント値が前記初期化限界カウント値に達したときに前記初期化動作を実行しないようにする構成である請求の範囲第4項または第11項に記載の電力供給制御装置。 - 前記過電流保護回路は、前記フリーランニングカウンタ回路が前記第1基準時間だけカウントしたことに基づき前記半導体スイッチ素子の前記第1遮断の状態を解除する構成とされている請求の範囲第16項に記載の電力供給制御装置。
- 前記半導体スイッチ素子はパワーFETであると共に、前記電流検出素子は前記パワーFETに流れる負荷電流に対し所定関係のセンス電流が流れるセンスFETとされ、前記第1異常電流検出回路は、前記センス電流と前記第1閾値とに基づいて前記第1異常電流信号の出力を行い、前記第2異常電流検出回路は、前記センス電流と前記第2閾値とに基づいて前記第2異常電流信号の出力を行う構成である請求の範囲第3項から第17項のいずれかに記載の電力供給制御装置。
- 前記第2基準時間は、前記半導体スイッチ素子に連なる外部回路が断続的な短絡によって発煙に至る短絡周期よりも長い時間に設定されている請求の範囲第7項、第8項から第18項のいずれかに記載の電力供給制御装置。
- オン指令信号とオフ指令信号とが交互に繰り返し入力され、前記オン指令信号が入力されたことに基づき前記半導体スイッチ素子に通電動作をさせ、前記オフ指令信号が入力されたことに基づき前記半導体スイッチ素子に遮断動作をさせるスイッチ制御回路を備え、
前記第2基準時間は、前記各オフ指令信号によって前記半導体スイッチ素子が遮断している遮断時間よりも長い時間に設定されている請求の範囲第7項、第8項から第19項のいずれかに記載の電力供給制御装置。 - 前記第2閾値は、前記負荷の定格電流よりも高く、かつ、前記半導体スイッチ素子に連なる外部回路を発煙させる電流よりも低いレベルに設定されている請求の範囲第5項から第20項のいずれかに記載の電力供給制御装置。
- 前記経時的に変更される各第1閾値は、それぞれに対応する経過時間と同じ時間だけ流したときに前記半導体スイッチ素子に連なる外部回路を発煙させる発煙電流よりも低いレベルに設定されている請求の範囲第3項から第21項のいずれかに記載の電力供給制御装置。
- 前記経時的に変更される各第1閾値は、それぞれに対応する経過時間と同じ時間だけ流したときに前記半導体スイッチ素子を自己破壊させる自己破壊電流よりも低いレベルに設定されている請求の範囲第3項から第22項のいずれかに記載の電力供給制御装置。
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