JPWO2006132309A1 - 坩堝式連続溶解炉 - Google Patents

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Abstract

被溶解材の溶解量を容易に制御することができる坩堝式連続溶解炉を提供することを目的とする。被溶解材aを収容し、上部に排気口34が形成された予熱タワー31と、予熱タワー31の下方に設置されており、予熱タワー31から被溶解材aの供給を受ける溶解用坩堝71を備えた溶解用坩堝炉11と、溶解用坩堝71を加熱する加熱バーナー3とを備え、溶解用坩堝炉71は、加熱バーナー3の燃焼ガスを予熱タワー31内部に導入する導入部を備え、溶解用坩堝71は、被溶解材aの溶湯bを排出する溶湯排出口74を側壁に備える坩堝式連続溶解炉1であって、加熱バーナー3よりも上方に配置され、被溶解材aを予熱する予熱バーナー4を備えることを特徴とする。

Description

本発明は、アルミニウム、銅、亜鉛等の非鉄金属溶解用の坩堝式連続溶解炉に関する。
従来の溶解用坩堝炉による非鉄金属溶解炉は、円筒形に築炉された炉の中に1個の溶解用坩堝を配置し、その溶解用坩堝を加熱バーナーにより加熱する「バッチ型」のものが主流であったが、本出願人は「連続溶解型」の溶解保持炉を提案している(例えば、特許文献1参照)。
図8に示すように、特許文献1に記載された連続溶解型の溶解保持炉は、被溶解材aの予熱タワー100と、予熱タワー100の直下に設置された溶解用坩堝炉101と、溶解用坩堝炉101に並置された保持用坩堝炉102とを備えている。予熱タワー100は、溶解用坩堝炉101に設置されているレール109上を移動できる構成になっている。溶解用坩堝炉101は、溶解用坩堝104及び加熱バーナー105を備えており、保持用坩堝炉102は、保持用坩堝107及び保持用バーナー105Aを備えている。
連続溶解型の溶解保持炉120の通常運転時には、加熱バーナー105から溶解用坩堝室103内に供給された燃焼ガスは、溶解用坩堝104を加熱し、予熱タワー100内に導入されて固体状の被溶解材aと接触することにより被溶解材aを予熱した後、排気口100Aから排出される。溶解用坩堝104の加熱により生成された溶湯bは、保持用坩堝炉102の保持用坩堝107に供給される。
一方、保持用バーナー105Aから保持用坩堝室106内に供給された燃焼ガスは、保持用坩堝107を加熱して溶湯bを保温し、溶解用坩堝室103内に導入されて加熱バーナー105の燃焼ガスと合流することにより、被溶解材aの予熱源として利用される。
特開2000−130948号公報
このような連続溶解型の溶解保持炉120において、被溶解材aの溶解量を増大させるためには、加熱バーナー105の燃焼量を増大する方法や、保持用バーナー105Aの燃焼量を増大する方法が考えられる。しかし、加熱バーナー105の燃焼量を増大させると、溶解用坩堝104が局部的に過熱されたり、溶解用坩堝104の上下方向の温度較差が大きくなる結果、溶解用坩堝104に割れや損傷が生じる原因となる。一方、保持用バーナー105Aの燃焼量は、被溶解材aの種類や溶湯の保持量、鋳造温度、鋳造頻度等の操業条件に応じて制御しなければならないので、保持用バーナー105Aの燃焼量の調整可能な範囲が自ずと限定されることになる。このような理由から、従来の溶解炉においては、加熱バーナー105及び保持用バーナー105Aを制御して被溶解材aの溶解量を制御することは困難であった。
そこで、本発明は、被溶解材の溶解量を容易に制御することができる坩堝式連続溶解炉を提供することを目的とする。
本発明の前記目的は、被溶解材を収容し、上部に排気口が形成された予熱タワーと、前記予熱タワーの下方に設置されており、該予熱タワーから被溶解材の供給を受ける溶解用坩堝を備えた溶解用坩堝炉と、前記溶解用坩堝を加熱する加熱バーナーとを備え、前記溶解用坩堝炉は、前記加熱バーナーの燃焼ガスを前記予熱タワー内部に導入する導入部を備え、前記溶解用坩堝は、被溶解材の溶湯を排出する溶湯排出口を側壁に備える坩堝式連続溶解炉であって、前記加熱バーナーよりも上方に配置され、前記被溶解材を予熱する予熱バーナーを備えることを特徴とする坩堝式連続溶解炉により達成される。
この坩堝式連続溶解炉において、前記予熱バーナーは、前記溶解用坩堝炉の内部において、前記溶解用坩堝の前記溶湯排出口よりも上方に燃焼ガスを噴射するように配置されていることが好ましい。
或いは、前記予熱バーナーは、前記予熱タワーに設けられていることが好ましい。
また、上記坩堝式連続溶解炉は、前記溶解用坩堝の内部に配置された鉄鍋を更に備え、前記鉄鍋は、溶湯が流出する溶湯流出孔を備えており、前記溶解用坩堝との間に隙間を有するように配置されていることが好ましい。
また、前記鉄鍋は、比重が高い金属を貯留する貯留部を最底部に備えることが好ましい。
また、前記導入部は、導入される燃焼ガスを下方に向けて案内することが好ましい。例えば、前記溶解用坩堝炉の炉蓋下面に、前記溶解用坩堝の内部に向けて突出するガイド部を備えることにより、前記導入部を、前記溶解用坩堝と前記ガイド部との間隙により構成することができる。
或いは、前記溶解用坩堝炉の炉蓋下面と前記溶解用坩堝の上端との間に挟持される円筒状の坩堝中継ぎを更に備えることにより、前記導入部を、前記坩堝中継ぎに形成された複数の孔により構成することもできる。
更に、前記導入部を、前記溶解用坩堝の側壁における前記溶湯排出口よりも上方に形成された複数の孔により構成することもできる。
また、坩堝式連続溶解炉は前記溶湯排出口に連結された移送部を更に備えており、前記移送部は、熱伝導性が良好な材質からなることが好ましい。
更に、以上の各坩堝式連続溶解炉において、前記溶解用坩堝が黒鉛坩堝であることが好ましい。
以上の各坩堝式連続溶解炉は、前記溶解用坩堝炉に並置された保持用坩堝炉を更に備えることができる。この場合、前記保持用坩堝炉は、前記溶湯排出口から排出された溶湯を保持する保持用坩堝と、前記保持用坩堝に保持された溶湯を保温する保持用バーナーとを備えることが好ましく、前記溶解用坩堝炉と前記保持用坩堝炉とは連通部を介して連通され、前記保持用バーナーの燃焼ガスが、前記溶解用坩堝炉に導入されるように構成されていることが好ましい。
本発明の坩堝式連続溶解炉によれば、被溶解材の溶解量を容易に制御することができる。
本発明の一実施形態に係る坩堝式連続溶解炉の概略構成図である。 坩堝中継ぎの側面断面図である。 坩堝中継ぎの他の実施形態の側面図である。 他の実施形態に係る坩堝式連続溶解炉の概略構成図である。 さらに他の実施形態に係る坩堝式連続溶解炉の概略構成図である。 さらに他の実施形態に係る坩堝式連続溶解炉の概略構成図である。 本発明の他の実施形態に係る連続型溶解保持炉の概略構成図である。 従来の連続溶解型の溶解保持炉の正面断面図である。 従来の直火焚式集中溶解炉の正面断面図である。 さらに他の実施形態に係る坩堝式連続溶解炉の概略構成図である。 さらに他の実施形態に係る坩堝式連続溶解炉の要部を示す縦断面図である。
符号の説明
a 被溶解材
b 溶湯
1 坩堝式連続溶解炉
2 連続型溶解保持炉
3 加熱バーナー
4 予熱バーナー
5 保持用バーナー
11 溶解用坩堝炉
12 溶解用坩堝室
14 炉蓋
15 ガイド部
31 予熱タワー
33 開閉蓋
34 排気口
51 保持用坩堝炉
52 保持用坩堝室
70 円筒部材
71 溶解用坩堝
73 坩堝中継ぎ
76 保持用坩堝
81 連通部
以下、本発明の実態形態について添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る坩堝式連続溶解炉の概略構成図である。
図1に示すように、この坩堝式連続溶解炉1は、被溶解材aを収容する予熱タワー31及び予熱タワー31の下方に設けられた溶解用坩堝炉11を備えている。
円筒状の予熱タワー31は、排気口34が形成された開閉蓋33を上部に備えている。開閉蓋33には、排気口34を通過する燃焼ガスの温度を検知する熱電対35が取り付けられている。開閉蓋33の開閉は、駆動装置を備えた自動開閉機構(図示せず)により行うことができる。また、予熱タワー31は、下部に台車36が取り付けられており、溶解用坩堝炉11に設置されたレール39上を移動可能に構成されている。
被溶解材aとしては、アルミニウム、亜鉛、銅合金、鉛等の非鉄金属インゴットの他、リターン材、切粉、空き缶、サッシ等のスクラップ材やそれらを加圧加工して減容化したもの、及び、鉄、鉛、ゴム、プラスチック等の部品類が付いた非金属材等が挙げられる。
溶解用坩堝炉11は、溶解用坩堝室12を備えており、上部が炉蓋14により構成されている。溶解用坩堝室12は、軽量断熱材で形成された円筒状の空間からなり、炉蓋14の開口部を介して予熱タワー31の内部と連通している。溶解用坩堝室12の上部には、溶解用坩堝炉11の内壁面を切り欠いてなる環状の凹部16が設けられている。また、溶解用坩堝炉11は、坩堝台72に載置された溶解用坩堝71と、側壁にそれぞれ取り付けられた加熱バーナー3及び予熱バーナー4とを備えている。
溶解用坩堝71は、本実施形態では、耐久性や耐酸化性、耐熱性等に優れた黒鉛坩堝であり、被溶解材aの溶湯bを排出する溶湯排出口74を備えている。溶解用坩堝71の口径は、予熱タワー31及び炉蓋14の開口部の内径よりも大きく形成されている。溶解用坩堝71の材質は、被溶解材aが融点の低い亜鉛等の場合には、熱伝導性、耐熱性、強度およびコストに優れた鉄や鋳鉄等であってもよい。溶湯排出口74から排出された溶湯bは、溶湯排出口74に連結された移送部75を介して外部に連続的に供給することができる。移送部75は、熱伝導性が良好な材質から形成されており、鉄、鋳鉄、ステンレス等の金属製であることが好ましく、その他、黒鉛坩堝と同様の耐火材、アルミナや炭化珪素等の耐火セラミックス材等から形成されていてもよい。また、移送部75に、セラミック質のコーティング剤を塗布してもよい。
加熱バーナー3は、燃焼ガスが坩堝台72の周囲を旋回するように、溶解用坩堝炉11の側壁下部に設置されている。一方、予熱バーナー4は、燃焼ガスが溶解用坩堝71における溶湯排出口74よりも上方に噴射されて、溶解用坩堝71の周囲を旋回するように、溶解用坩堝炉11の側壁上部に設置されている。本実施形態においては、予熱バーナー4が溶解用坩堝71の外壁面と近接して溶解用坩堝室12の内圧が過度に上昇しないように、予熱バーナー4が溶解用坩堝室12の凹部16に設けられている。
また、炉蓋14の下面と溶解用坩堝71の上端との間には、クッション材及び耐熱性接着剤(いずれも図示せず)を介して、耐火物からなる円筒状の坩堝中継ぎ73が挟持されており、両者の間が密封されている。坩堝中継ぎ73の側壁には、燃焼ガスの通気孔73aが形成されている。
図2に示すように、この通気孔73aは、溶解用坩堝71に導入される燃焼ガスが下方に向けて案内されるように、複数の傾斜孔からなる。通気孔73aは、被溶解材aが局部的に過熱されて酸化されないように、又、細かい被溶解材aが溶解用坩堝71の外部にこぼれ落ちないように、直径が小さいものを多数形成するのが好ましい。また、通気孔73aは、被溶解材aの上下方向の温度較差を解消するために坩堝中継ぎ73の軸方向に分散させて形成することが好ましい。また、通気孔73aは、燃焼ガスが溶解用坩堝71内にくまなく導入されるように坩堝中継ぎ73の円周方向に分散させて形成することが好ましい。また、通気孔73aは、傾斜孔の代わりに、水平孔や、水平孔と傾斜孔とを組み合わせて配置したものであってもよく、孔の径や数は用途に応じて変更可能である。例えば、坩堝中継ぎ73の上部には傾斜孔を形成し、下部には水平孔を形成することができる。これにより、被溶解材aを効率良く予熱でき、溶湯bの酸化を防止することができる。また、通気孔73aの形状は、円形に限らず、角形等であってもよい。通気孔73aの形成方法も特に限定はなく、例えば、図3に示すように、円筒部材70の一端に角形の溝79を複数形成し、この円筒部材70を積み重ねることにより、通気孔73aを有する坩堝中継ぎ73を構成してもよい。
坩堝中継ぎ73の材質は、黒鉛坩堝と同じ材質や、耐酸化性や耐摩耗性に優れた炭化珪素(SiC)、窒化珪素(Si),サイアロン(Si−Al固溶体)及び溶融石英等の焼成体又は焼結体、更に、経済性の点からはアルミナ−シリカ(Al−SiO)系耐火物の適用が可能であり、被溶解材aの種類や操業条件等に応じて選択することができる。
以上のような構成により、本発明に係る坩堝式連続溶解炉1は次のように作動する。
本発明に係る坩堝式連続溶解炉1により被溶解材aを溶解する場合、まず、溶解用坩堝炉11の上方が開放されるように予熱タワー31を移動させ、溶解用坩堝71内に被溶解材aを供給した後、予熱タワー31を溶解用坩堝炉11の上方に戻して設置する。次に、開閉蓋33を開いて、所望の量の被溶解材aを予熱タワー31に供給した後、加熱バーナー3を作動させて被溶解材aの溶解を開始する。
加熱バーナー3の作動により噴射された燃焼ガスは、溶解用坩堝71の下部を加熱し、内部の被溶解材aを溶解して溶湯bにする。溶解用坩堝71が熱伝導性の良好な黒鉛坩堝や鉄製容器等なので、被溶解材aを容易に溶解することができる。噴射された燃焼ガスは、溶解用坩堝室12を旋回上昇した後、通気孔73aを通過し、溶解用坩堝71及び予熱タワー31の内部を経て排気口34から炉外へ排出される。この間に、燃焼ガスは、被溶解材aの溶解を容易にするために、溶湯bに浸漬する前の被溶解材aを予熱する。加熱バーナー3の燃焼量は、被溶解材aの溶解量に応じて調節される。例えば、被溶解材aの溶解量を増大させたい時は、加熱バーナー3の燃焼量を増大させる。この時、加熱バーナー3の燃焼量が急激に増大すると、溶解用坩堝71に上下方向の温度較差が生じて、溶解用坩堝71の損傷原因となるので、これを防止するために、上方にある予熱バーナー4の燃焼量も併せて調節される。
予熱バーナー4の作動により噴射された燃焼ガスは、溶解用坩堝71の上部を加熱して溶解用坩堝71の上下方向の温度較差を解消する。また、この燃焼ガスは、加熱バーナー3からの燃焼ガスと合流して、被溶解材aを予熱する。予熱バーナー4の燃焼量は、被溶解材aが溶湯bの湯面より上方で溶解せず、また、被溶解材aの急激な酸化が進行しない程度に制御されることが好ましい。
加熱バーナー3及び予熱バーナー4からの燃焼ガスが通気孔73aを通過する際、傾斜に沿って溶解用坩堝71内の下方に案内されるので、溶湯面付近の被溶解材aも効率良く予熱できる。また、燃焼ガスがスムーズに流れるように通気孔73aが円周方向にも上下方向にも複数形成されているので、予熱タワー31及び溶解用坩堝71内の被溶解材aのうち溶湯面より上方部分を幅広く均一に予熱することができ、又、溶解用坩堝室12内の圧力が過度に上昇することがない。
一方、溶解された溶湯bは、溶解用坩堝71の被溶解材aが溶解されるに従い、溶湯排出口74から連続的に排出され、移送部75を経て図示しない保持用坩堝炉やレンガ式保持炉、搬送取鍋等に供給される。この時、移送部75を通過する溶湯bは、移送部75により保温される。このように、溶湯bが連続的に排出されるので、溶解用坩堝71内の溶湯面の高さは一定に保たれている。また、加熱バーナー3から噴射された燃焼ガスエネルギーの大部分は被溶解材aの溶解に消費され、溶湯bの温度上昇にはほとんど消費されないので、溶湯bの温度は、被溶解材aの融点よりも僅かに上の低温度に維持でき、酸化物の発生を防止できる。更に移送部75が熱伝導性の良好な材質であるので、移送部75上にある溶湯bを容易に保温することができる。
被溶解材aの溶解が進むにつれて、予熱タワー31内の被溶解材aは徐々に下降してゆき、溶解用坩堝71内の溶湯bに浸漬する。このように予熱タワー31内における被溶解材aの量が徐々に減少すると、燃焼ガスエネルギーが予熱のために消費されなくなるので、予熱タワー31内における燃焼ガスの温度が上昇する。燃焼ガスの温度が設定範囲(例えば、500℃)を超えると、熱電対35がこれを感知して被溶解材aの投入指示を出し、図示しない自動開閉機構が開閉蓋33を開くと共に加熱バーナー3及び予熱バーナー4を停止させる。その後、予熱タワー31の開口部から被溶解材aを自動投入し、投入が完了すると開閉蓋33が閉じられ、加熱バーナー3及び予熱バーナー4が再び作動する。
以上のような坩堝式連続溶解炉1では、加熱バーナー3及び予熱バーナー4の燃焼量を制御することにより、被溶解材aの溶解量を容易に制御することができる。またこれにより、溶解用坩堝71の上下方向の温度較差が解消されるので、損傷を確実に防止することができる。さらに、2つのバーナーを制御することにより、上記従来のような保持用バーナーからの燃焼ガスの供給が無くても多量溶解が可能となる。
以上、本発明の一実施形態について記述したが、本発明の具体的な態様は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、本実施形態においては、予熱バーナー4は溶解用坩堝炉11に取り付けられていたが、供給された被溶解材aが効率良く予熱されるのであれば、特に取り付け位置を限定するものではない。一例として、図4に示すように、予熱タワー31に取り付けられた構成であってもよい。このような構成によると、燃焼ガスが被溶解材aに向けて直接噴射されるので、被溶解材aを効率良く予熱でき、溶解量を容易に制御することができる。この場合、予熱タワー31内を上昇してゆく燃焼ガスを効率良く利用するために、予熱バーナー4は予熱タワー31の下部に取り付けられることが好ましい。
坩堝式連続溶解炉1は、予熱バーナー4が予熱タワー31に取り付けられている場合、図10に示すように、溶解用坩堝71の内部に配置された鉄鍋61を備える構成であってもよい。鉄鍋61は、溶解用坩堝71との間に隙間を有するように配置されており、溶湯が流出する溶湯流出孔63が複数形成され、上端部には、周縁部から外方へ張り出すフランジ62が設けられている。溶解用坩堝71と鉄鍋61との隙間は、溶解用坩堝71の内周面全体にわたって存在することが好ましい。鉄鍋61の内側には鉄鍋61の内周面に沿うように鉄網66が配置されている。また、溶解用坩堝炉11の側壁の内周面には、内方へ張り出して鉄鍋61を保持する保持部64が設けられており、保持部64には、燃焼ガスが通過するガス通過孔67が形成されている。また、保持部64は、断面がコの字状の係合部65を備えており、この係合部65にフランジ62が係合することにより鉄鍋61が保持される。このような構成によれば、予熱タワー31内に供給された被溶解材aは、鉄鍋61に落下して、鉄鍋61内で溶解される。溶解された被溶解材aは溶湯bとなり、溶湯流出孔63から鉄鍋61の外部へ流出し、溶湯排口74から排出される。この時、鉄鍋61が溶解用坩堝71の内周面との間に隙間を有するように溶解用坩堝71の内部に配置されているので、供給された被溶解材aが溶解用坩堝71に直接落下せず、鉄鍋61に落下する。これにより、溶解用坩堝71に落下の衝撃が伝わるのを防止することができ、溶解用坩堝71の損傷を防止することができる。特に、被溶解材aの供給量が増加した場合や、被溶解材aが大型化した場合には、落下の衝撃が大きくなるので効果的である。また、鉄鍋61の内側に鉄網66が配置されているので、被溶解材aに含まれる金属のうち溶融しない金属を鉄網66により溶湯bから容易に回収することができる。
また、図11に示すように、鉄鍋61の最底部に貯留部68が構成されるように、溶湯流出孔63を鉄鍋61の底部近傍には形成せず、溶湯bの液面近傍に形成してもよい。このような構成によれば、貯留部68に比重が高い金属が貯留されるので、溶湯bに含まれる金属の成分を、比重の違いを利用して容易に分離することができる。例えば、鉛のホイールバランサーが付いたアルミホイールを被溶解材aとして溶融する場合などのように、鉛およびアルミニウムが溶湯bに含まれる場合、鉛は比重が高いので溶融した際に貯留部68に沈澱し、溶湯bの液面近傍に形成された溶湯流出孔63から流出することはないが、アルミニウムは鉛より比重が低いので鉛より上方において溶融しており、溶湯流出孔63から流出する。このように、鉛を貯留部68に貯留する一方、アルミニウムを鉄鍋61の外部へ流出させることにより、鉛とアルミニウムとを分離することができる。同様に、鉄、ステンレスおよび亜鉛なども、それぞれ比重の違いを利用して分離することができる。
また、坩堝式連続溶解炉1は、図5に示すように、予熱バーナー4が溶解用坩堝炉11と予熱タワー31の双方に取り付けられた構成であってもよい。このような構成によると、2つの予熱バーナー4からの燃焼ガスにより、被溶解材aの予熱温度や予熱範囲を拡大できるので、それぞれの燃焼量を個別に制御することで、溶解量を容易に制御することができる。
本実施形態においては、炉蓋14の下面と溶解用坩堝71との間に坩堝中継ぎ73が設置された構成であったが、燃焼ガスが溶解用坩堝71内の下方に向けてスムーズに流れるような構成であれば、特に限定されるものではない。例えば、図6に示すように、炉蓋14の下面に溶解用坩堝71の内方に向けて突出するように形成されたガイド部15を設け、このガイド部15と溶解用坩堝71との間にある導入部を燃焼ガスが通過するような構成であってもよい。このような構成によると、ガイド部15に沿って、燃焼ガスが溶解用坩堝71内の下方に流れるので、溶湯面付近の被溶解材aを効率良く予熱できる。
また、燃焼ガスの導入部となる通気孔73aを溶解用坩堝71の側壁に形成して、溶解用坩堝71の上端を炉蓋14の下面に当接させた構成であってもよい。このような構成によると、通気孔73aと溶解用坩堝71が一体になっているので、燃焼ガスを通気孔73aに確実に通過させることができる。この場合、溶湯bが溶解用坩堝71の外部にこぼれ落ちるのを防止するために、通気孔73aは、溶解用坩堝71の側壁に形成された溶湯排出口74よりも上方に形成されていることが好ましい。
また、溶解用坩堝71が鉄製である場合、表面にアルマイトコーティングを施してもよい。
また、溶解用坩堝71における溶湯排出口74の高さは適宜変更可能である。
また、本実施形態は、被溶解材aの溶湯bを連続的に供給可能である連続溶解炉の一例であるが、本発明に係る坩堝式連続溶解炉1は、図7に示すように、連続型溶解保持炉2としても実施可能である。連続型溶解保持炉2は、坩堝式連続溶解炉1、保持用坩堝炉51及び連通部81を備えている。
保持用坩堝炉51は、坩堝式連続溶解炉1の溶解用坩堝炉11に並置されており、保持用坩堝室52を備え、上部が押さえ蓋54により構成されている。また、保持用坩堝炉51は、坩堝台77に載置された保持用坩堝76と、側壁に取り付けられた保持用バーナー5とを備えている。保持用坩堝76は、例えば黒鉛坩堝であり、用途に応じて鉄や鋳鉄等にすることもできる。
保持用坩堝室52は、軽量断熱材で形成された円筒状の空間からなり、連通部81の内部を介して溶解用坩堝室12に連通されている。
連通部81は、溶解用坩堝炉11と保持用坩堝炉51との間に形成されており、移送部75を覆うように構成されている。
以上のような構成により、連続型溶解保持炉2は次のように作動する。
坩堝式連続溶解炉1に係る動作は上記と同様なので省略する。
坩堝式連続溶解炉1で溶解された溶湯bは、溶解用坩堝71の排出口74から排出後、移送部75を経て保持用坩堝76に供給される。
保持用バーナー5から噴射された燃焼ガスは、保持用坩堝室52内を旋回上昇しながら保持用坩堝76を加熱して、内部の溶湯bを保温しつつ連通部81の内部を通過して溶解用坩堝室12内に導入される。溶解用坩堝71内に導入された燃焼ガスは、加熱バーナー3及び予熱バーナー4からの燃焼ガスと合流する。その後、燃焼ガスは溶解用坩堝71内を上昇して予熱タワー31内に導入され、排気口34から炉外へ排出される。その間に、被溶解材aを予熱する。保持用バーナー5の燃焼量は、被溶解材aの種類や溶湯bの保持量や保持温度に応じて調節される。
このような構成によると、保持用バーナー5からの燃焼ガスが加わるので、各バーナーを個別に制御することにより、溶解量を容易に制御することができる。
この実施形態において、保持用坩堝炉51は定置式であるが、移動式のものであってもよい。このような構成によると、溶解量や保持量に応じて保持用坩堝炉51の大きさ変更することができる。
以下、実施例及び比較例を用いて、本発明を更に詳細に説明する。ただし、本発明が本実施例に限定されるものではない。
図7に示す連続型溶解保持炉2(実施例)、図8に示す従来の連続溶解型の溶解保持炉120(比較例1及び2)及び図9に示す直火焚式集中溶解炉210(比較例3)により、ダイカスト合金ADC12を溶解した。
実施例並びに比較例1及び2は、同じサイズとしており、予熱タワー31、100は550mm(内径)×1000mm(高さ)、溶解用坩堝71、104は718mm(口径)×520mm(高さ)、及び保持用坩堝76、107は855mm(口径)×845mm(高さ)のものを使用した。
溶解用坩堝71の上端に、718mm(内径)×260mm(高さ)の坩堝中継ぎ73を設置した。坩堝中継ぎ73の通気孔73aは、溶湯面に対して30°傾斜した直径30mmの孔であり、坩堝中継ぎ73の周方向に16個又は8個形成され、これが高さ方向に交互に5段づつ形成されており、合計120個の孔が形成されている。
比較例3の直火焚式集中溶解炉210は、予熱タワー200及び予熱タワー200の下方に設置される溶解炉201を備えており、溶解炉201は、溶解室202及び貯湯室203から成り、2本の加熱バーナー205及び205Aと昇温バーナー206を備えている。
直火焚式集中溶解炉210の作動時には、予熱タワー200に投入された被溶解材aが、その下方の溶解室202内において2本の加熱バーナー205及び205Aからの燃焼ガスにより溶解されて、貯湯室203内に供給される。貯湯室203内に供給された溶湯bは、昇温バーナー206からの燃焼ガスにより所望の温度にまで加熱され、取鍋等により汲み出される。
実施例と比較例により、バーナーの燃焼量と溶解量との関係について、比較した。表1に、実施例及び比較例における各バーナーの燃焼量及び各炉の溶解量を示す。
まず、実施例及び比較例1において、各バーナーの燃焼量を表1に示すように設定して溶解を行った。その結果、表1から明らかなように、実施例及び比較例1の溶解量は、それぞれ1t/h及び300kg/hであり、実施例では比較例1に比べて溶解量を増大させることができた。
次に、比較例2において、実施例と同じ溶解量を得ることを目的として、表1に示すように、バーナーの合計燃焼量を実施例と同じに設定して溶解を行った。その結果、溶解中に溶解用坩堝104が損傷し、比較例2では実施例と同じ溶解量を得ることができなかった。
次に、比較例3において、溶解量を実施例と同じ1t/hに設定して、溶解を行った。また、この時、保持用坩堝76及び貯湯室203における溶湯bの貯湯温度も同一とし、700℃に維持した。その結果、表1から明らかなように、比較例3は実施例に比べて合計燃焼量が大きくなった。





Figure 2006132309
実施例と比較例3については、占有スペースについての比較も行った。表2に、比較例3を100とした場合の、実施例における高さ(床面から溶解炉の最上部までの高さ)、占有面積(溶解炉の設置面積)、占有体積(溶解炉の高さ×設置面積)及び燃焼量の各値を示す。表2から明らかなように、実施例では、溶解量が同じである比較例3に比べて、省スペース化及び省エネルギー化が図れた。
Figure 2006132309

Claims (12)

  1. 被溶解材を収容し、上部に排気口が形成された予熱タワーと、
    前記予熱タワーの下方に設置されており、該予熱タワーから被溶解材の供給を受ける溶解用坩堝を備えた溶解用坩堝炉と、
    前記溶解用坩堝を加熱する加熱バーナーとを備え、
    前記溶解用坩堝炉は、前記加熱バーナーの燃焼ガスを前記予熱タワー内部に導入する導入部を備え、
    前記溶解用坩堝は、被溶解材の溶湯を排出する溶湯排出口を側壁に備える坩堝式連続溶解炉であって、
    前記加熱バーナーよりも上方に配置され、前記被溶解材を予熱する予熱バーナーを備えることを特徴とする坩堝式連続溶解炉。
  2. 前記予熱バーナーは、前記溶解用坩堝炉の内部において、前記溶解用坩堝の前記溶湯排出口よりも上方に燃焼ガスを噴射するように配置されている請求項1に記載の坩堝式連続溶解炉。
  3. 前記予熱バーナーは、前記予熱タワーに設けられている請求項1に記載の坩堝式連続溶解炉。
  4. 前記溶解用坩堝の内部に配置された鉄鍋を更に備え、
    前記鉄鍋は、溶湯が流出する溶湯流出孔を備えており、前記溶解用坩堝との間に隙間を有するように配置されている請求項3に記載の坩堝式連続溶解炉。
  5. 前記鉄鍋は、比重が高い金属を貯留する貯留部を最底部に備える請求項4に記載の坩堝式連続溶解炉。
  6. 前記導入部は、導入される燃焼ガスを下方に向けて案内する請求項1から3のいずれかに記載の坩堝式連続溶解炉。
  7. 前記溶解用坩堝炉の炉蓋下面には、前記溶解用坩堝の内部に向けて突出するガイド部を備えており、
    前記導入部は、前記溶解用坩堝と前記ガイド部との間隙により構成されている請求項6に記載の坩堝式連続溶解炉。
  8. 前記溶解用坩堝炉の炉蓋下面と前記溶解用坩堝の上端との間に挟持される円筒状の坩堝中継ぎを更に備え、
    前記導入部は、前記坩堝中継ぎに形成された複数の孔により構成されている請求項6に記載の坩堝式連続溶解炉。
  9. 前記導入部は、前記溶解用坩堝の側壁における前記溶湯排出口よりも上方に形成された複数の孔により構成されている請求項6に記載の坩堝式連続溶解炉。
  10. 前記溶湯排出口に連結された移送部を更に備えており、
    前記移送部は、熱伝導性が良好な材質からなることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の坩堝式連続溶解炉。
  11. 前記溶解用坩堝が黒鉛坩堝であることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の坩堝式連続溶解炉。
  12. 前記溶解用坩堝炉に並置された保持用坩堝炉を更に備え、
    前記保持用坩堝炉は、前記溶湯排出口から排出された溶湯を保持する保持用坩堝と、前記保持用坩堝に保持された溶湯を保温する保持用バーナーとを備えており、
    前記溶解用坩堝炉と前記保持用坩堝炉とは連通部を介して連通され、前記保持用バーナーの燃焼ガスが、前記溶解用坩堝炉に導入されるように構成されている請求項1から11のいずれかに記載の坩堝式連続溶解炉。
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