JPWO2006006220A1 - 押圧部材および電子部品ハンドリング装置 - Google Patents

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Abstract

プッシャ30を、プッシャベース31と、プッシャベース31に着脱可能に取り付けられる押圧子32とから構成する。具体的には、押圧子32の基部にフランジ部321を設け、プッシャベース31に、平面視コの字状のプレート33を設ける。そして、プレート33によって押圧子32のフランジ部321を支持させながら、プッシャベース31に対して押圧子32をスライドさせることにより、工具を必要とすることなく、押圧子32をプッシャ30に着脱可能とする。

Description

本発明は、ICデバイス等の電子部品を試験するための装置において適切な荷重で電子部品を押圧することのできる押圧部材、そのような押圧部材を備えた電子部品ハンドリング装置に関するものである。
ICデバイス等の電子部品の製造過程においては、最終的に製造されたICデバイスやその中間段階にあるデバイス等の性能や機能を試験する電子部品試験装置が必要となる。
電子部品試験装置を用いたICデバイスの試験は、例えば、次のようにして行われる。ソケットが設けられたテストヘッドの上方に被試験ICデバイスをハンドラによって搬送した後、被試験ICデバイスをプッシャによりソケットに押圧することによりソケットの接続端子と被試験ICデバイスの外部端子とを接触させる。その結果、被試験ICデバイスは、ソケット、テストヘッドおよびケーブルを通じてテスタ本体に電気的に接続される。そして、テスタ本体からケーブルを通じてテストヘッドに供給されるテスト信号を被試験ICデバイスに印加し、被試験ICデバイスから読み出される応答信号をテストヘッドおよびケーブルを通じてテスタ本体に送ることにより、被試験ICデバイスの電気的特性を測定する。
上記ハンドラにおいて、被試験ICデバイスをソケットに押圧するプッシャは、被試験ICデバイスの外部端子とソケットの接続端子とが確実に接触するように、かつ、被試験ICデバイスやソケットの接続端子を破損しないように、適切な荷重をもって被試験ICデバイスを押圧するように構成されている。
したがって、被試験ICデバイスの品種を変更した際に、被試験ICデバイスの厚さが変わった場合には、それに対応するプッシャに交換する必要がある。
ところで、近年では、スループットを向上させるために、例えば32個、64個、さらには128個の被試験ICデバイスを同時に試験することが行われている。それに応じて、ハンドラには被試験ICデバイスの同時測定数と同数のプッシャが設置されており、プッシャは通常ボルトによってアダプタに固定されている。したがって、被試験ICデバイスの品種変更に伴うプッシャの交換作業は、レンチを使用して多数のプッシャを取り外し、そして取り付けることを必要とし、大変煩雑なものとなっていた。特に、被試験ICデバイスが多品種になれば、かかるプッシャの交換作業の負担はより大きなものとなる。
本発明は、このような実状に鑑みてなされたものであり、電子部品の品種変更に容易に対応することができ、適切な荷重をもって電子部品を押圧することのできる押圧部材および電子部品ハンドリング装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1に本発明は、電子部品ハンドリング装置において被試験電子部品の端子をテストヘッドのコンタクト部に押圧するためのプッシャであって、被試験電子部品に接触する押圧子と、前記押圧子を支持するプッシャベースとを備え、前記押圧子は、前記プッシャベースに、工具を必要とすることなく着脱可能に取り付けられることを特徴とするプッシャを提供する(発明1)。
上記発明(発明1)によれば、工具を使用することなく押圧子を交換することができるため、電子部品の厚さに応じた押圧子を適宜使用することにより、電子部品の品種変更に容易に対応することができ、適切な荷重をもって電子部品を押圧することができる。
上記発明(発明1)において、前記押圧子は、前記押圧子を前記プッシャベースに支持させるために前記プッシャベースに設けられた支持部材、または前記プッシャベースに対し、付勢部材によって押し付けられていることが好ましい(発明2)。かかる発明(発明2)によれば、押圧子はプッシャベースに確実に固定され得る。
上記発明(発明1,2)において、前記押圧子は、位置決め手段によって前記プッシャベースに位置決めされていることが好ましい(発明3)。かかる発明(発明3)によれば、プッシャベースに対する押圧子の位置決めを確実に行うことができ、したがって電子部品を適正な位置で押圧することが可能となる。
上記発明(発明1)において、前記押圧子は基部にフランジ部を備えており、前記プッシャベースには、前記押圧子のフランジ部を支持し得る支持部が設けられ、前記支持部の一部には開口部が形成されており、前記押圧子は、前記フランジ部を前記支持部の開口部から当該支持部に挿入することまたは前記支持部から抜き出すことにより、前記プッシャベースに着脱可能となっていてもよい(発明4)。
上記発明(発明4)において、前記プッシャベースには、前記押圧子側に突出可能であり、かつ前記プッシャベースの内部側に退避可能な突出部材が、前記押圧子側に対し付勢されるように設けられていることが好ましい(発明5)。かかる発明(発明5)によれば、押圧子のフランジ部をプッシャベースに設けられた支持部に押し付けることができ、したがって押圧子はプッシャベースに確実に固定され得る。なお、突出部材としては、ボールプランジャのボールを例示することができるが、これに限定されるものではない。
上記発明(発明5)において、前記押圧子には、前記プッシャベースに設けられた突出部材が係合し得る凹部が形成されていることが好ましい(発明6)。かかる発明(発明6)においては、押圧子の凹部とプッシャベースの突出部材とが係合することにより、プッシャベースに対する押圧子の位置決めを確実に行うことができる。
上記発明(発明4)において、前記押圧子には、前記プッシャベース側に突出可能であり、かつ前記押圧子の内部側に退避可能な突出部材が、前記プッシャベース側に対し付勢されるように設けられていてもよい(発明7)。かかる発明(発明7)によれば、押圧子のフランジ部をプッシャベースに設けられた支持部に押し付けることができ、したがって押圧子はプッシャベースに確実に固定され得る。
上記発明(発明7)において、前記プッシャベースには、前記押圧子に設けられた突出部材が係合し得る凹部が形成されていることが好ましい(8)。かかる発明(発明8)においては、プッシャベースの凹部と押圧子の突出部材とが係合することにより、プッシャベースに対する押圧子の位置決めを確実に行うことができる。
上記発明(発明4)において、前記プッシャベースには、前記押圧子が設けられる側の面から突出可能であり、かつ前記プッシャベースの内部側に退避可能な突出部材が、前記押圧子が設けられる側に対し付勢されるように設けられており、前記突出部材は、前記プッシャベースにおいて所定の位置に位置した前記押圧子の側端部に係合可能となっていてもよい(発明9)。
上記発明(発明9)においては、プッシャベースの側端部とプッシャベースの突出部材とが係合することにより、プッシャベースに対する押圧子の位置決めを確実に行うことができる。
上記発明(発明4)において、前記プッシャベースに設けられた支持部は、前記押圧子を前記プッシャベース側に押し付けていてもよい(発明10)。かかる発明(発明10)によれば、押圧子をプッシャベースに確実に固定することが可能である。
上記発明(発明10)において、前記プッシャベースに設けられた支持部は、前記プッシャベースに対して可動となっている支持部材によって構成されており、前記支持部材は、弾性体によって前記プッシャベース側に付勢されていてもよいし(発明11)、前記プッシャベースに設けられた支持部は、弾性体からなる支持部材によって構成されており、前記支持部材は、当該支持部材自体の弾性力により前記押圧子を前記プッシャベースに固定するようになっていてもよい(発明12)。
上記発明(発明1)において、前記押圧子は、前記プッシャベース側に凸になった凸部を備えており、前記プッシャベースには、前記押圧子の凸部が嵌合可能な空間部が形成されており、前記押圧子は、前記押圧子の凸部を前記プッシャベースの空間部に挿入することまたは前記空間部から抜き出すことにより、前記プッシャベースに着脱可能となっていてもよい(発明13)。
上記発明(発明13)において、前記プッシャベースには、前記空間部に突出可能であり、かつ前記プッシャベースの内部側に退避可能な突出部材が、前記空間部における前記突出部材と対向する壁部側に付勢されるように設けられていることが好ましい(発明14)。かかる発明(発明14)によれば、押圧子の凸部をプッシャベースの空間部の一壁部に押し付けることができ、したがって押圧子はプッシャベースに確実に固定され得る。
上記発明(発明14)において、前記押圧子の凸部には、前記プッシャベースに設けられた突出部材が係合し得る凹部が形成されていることが好ましい(発明15)。かかる発明(発明15)においては、押圧子の凸部の凹部とプッシャベースの突出部材とが係合することにより、プッシャベースに対する押圧子の位置決めを確実に行うことができる。
第2本発明は、電子部品の試験を行うために、被試験電子部品の端子をテストヘッドのコンタクト部に押し付けることのできる電子部品ハンドリング装置であって、前記プッシャ(発明1〜15)を備えたことを特徴とする電子部品ハンドリング装置を提供する(発明16)。
本発明の押圧部材および電子部品ハンドリング装置によれば、工具を使用することなく押圧子を交換することができるため、電子部品の厚さに応じた押圧子を適宜使用することにより、電子部品の品種変更に容易に対応することができ、適切な荷重をもって電子部品を押圧することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る電子部品ハンドリング装置(以下「ハンドラ」という。)を含むICデバイス試験装置の全体側面図、図2は同実施形態に係るハンドラの斜視図、図3は同実施形態に係るハンドラのテストチャンバ内の要部断面図、図4は同実施形態に係るハンドラにおけるプッシャおよびソケット付近の構造を示す分解斜視図、図5は同実施形態に係るハンドラにおけるプッシャの平面図(a)、一部断面正面図(b)、底面図(c)および断面図(d)、図6は同実施形態に係るハンドラにおけるマッチプレートを示す斜視図、図7は同実施形態に係るハンドラにおけるプッシャおよびソケット付近の断面図、図8は同実施形態に係るハンドラにおけるマッチプレートの交換作業を説明する斜視図である。
まず、本発明の実施形態に係るハンドラを備えたICデバイス試験装置の全体構成について説明する。図1に示すように、ICデバイス試験装置10は、ハンドラ1と、テストヘッド5と、試験用メイン装置6とを有する。ハンドラ1は、試験すべきICデバイス(電子部品の一例)をテストヘッド5に設けたソケットに順次搬送し、試験が終了したICデバイスをテスト結果に従って分類して所定のトレイに格納する動作を実行する。
テストヘッド5に設けたソケットは、ケーブル7を通じて試験用メイン装置6に電気的に接続してあり、ソケットに脱着可能に装着されたICデバイスを、ケーブル7を通じて試験用メイン装置6に接続し、試験用メイン装置6からの試験用電気信号によりICデバイスをテストする。
ハンドラ1の下部には、主としてハンドラ1を制御する制御装置が内蔵してあるが、一部に空間部分8が設けてある。この空間部分8に、テストヘッド5が交換自在に配置してあり、ハンドラ1に形成した貫通孔を通してICデバイスをテストヘッド5上のソケットに装着することが可能になっている。
このハンドラ1は、試験すべき電子部品としてのICデバイスを、常温よりも高い温度状態(高温)または低い温度状態(低温)で試験するための装置であり、ハンドラ1は、図2に示すように、恒温槽101とテストチャンバ102と除熱槽103とで構成されるチャンバ100を有する。図1に示すテストヘッド5の上部は、図3に示すようにテストチャンバ102の内部に挿入され、そこでICデバイス2の試験が行われるようになっている。
図2に示すように、本実施形態のハンドラ1は、これから試験を行うICデバイスを格納し、また試験済のICデバイスを分類して格納するIC格納部200と、IC格納部200から送られる被試験ICデバイスをチャンバ部100に送り込むローダ部300と、テストヘッドを含むチャンバ部100と、チャンバ部100で試験が行われた試験済のICを取り出して分類するアンローダ部400とから構成されている。ハンドラ1の内部では、ICデバイスは、テストトレイに収納されて搬送される。
ハンドラ1にセットされる前のICデバイスは、図示しないカスタマトレイ内に多数収納してあり、その状態で、図2に示すハンドラ1のIC収納部200へ供給され、そして、カスタマトレイから、ハンドラ1内で搬送されるテストトレイTSTにICデバイス2が載せ替えられる。ハンドラ1の内部では、図3に示すように、ICデバイスは、テストトレイTSTに載せられた状態で移動し、高温または低温の温度ストレスが与えられ、適切に動作するかどうか試験(検査)され、当該試験結果に応じて分類される。以下、ハンドラ1の内部について、個別に詳細に説明する。
第1に、IC格納部200に関連する部分について説明する。
図2に示すように、IC格納部200には、試験前のICデバイスを格納する試験前ICストッカ201と、試験の結果に応じて分類されたICデバイスを格納する試験済ICストッカ202とが設けてある。
これらの試験前ICストッカ201および試験済ICストッカ202は、枠状のトレイ支持枠203と、このトレイ支持枠203の下部から侵入して上部に向かって昇降可能とするエレベータ204とを具備している。トレイ支持枠203には、カスタマトレイが複数積み重ねられて支持され、この積み重ねられたカスタマトレイのみがエレベータ204によって上下に移動される。
図2に示す試験前ICストッカ201には、これから試験が行われるICデバイスが収納されたカスタマトレイが積層されて保持してある。また、試験済ICストッカ202には、試験を終えて分類されたICデバイスが収納されたカスタマトレイが積層されて保持してある。
第2に、ローダ部300に関連する部分について説明する。
試験前ICストッカ201に格納してあるカスタマトレイは、図2に示すように、IC格納部200と装置基板105との間に設けられたトレイ移送アーム205によってローダ部300の窓部306に装置基板105の下側から運ばれる。そして、このローダ部300において、カスタマトレイに積み込まれた被試験ICデバイスを、X−Y搬送装置304によって一旦プリサイサ(preciser)305に移送し、ここで被試験ICデバイスの相互の位置を修正したのち、さらにこのプリサイサ305に移送された被試験ICデバイスを再びX−Y搬送装置304を用いて、ローダ部300に停止しているテストトレイTSTに積み替える。
カスタマトレイからテストトレイTSTへ被試験ICデバイスを積み替えるX−Y搬送装置304は、図2に示すように、装置基板105の上部に架設された2本のレール301と、この2本のレール301によってテストトレイTSTとカスタマトレイとの間を往復する(この方向をY方向とする)ことができる可動アーム302と、この可動アーム302によって支持され、可動アーム302に沿ってX方向に移動できる可動ヘッド303とを備えている。
このX−Y搬送装置304の可動ヘッド303には、吸着ヘッドが下向に装着されており、この吸着ヘッドが空気を吸引しながら移動することで、カスタマトレイから被試験ICデバイスを吸着し、その被試験ICデバイスをテストトレイTSTに積み替える。
第3に、チャンバ100に関連する部分について説明する。
上述したテストトレイTSTは、ローダ部300で被試験ICデバイスが積み込まれたのちチャンバ100に送り込まれ、当該テストトレイTSTに搭載された状態で各被試験ICデバイスがテストされる。
図2に示すように、チャンバ100は、テストトレイTSTに積み込まれた被試験ICデバイスに目的とする高温または低温の熱ストレスを与える恒温槽101と、この恒温槽101で熱ストレスが与えられた状態にある被試験ICデバイスがテストヘッド上のソケットに装着されるテストチャンバ102と、テストチャンバ102で試験された被試験ICデバイスから、与えられた熱ストレスを除去する除熱槽103とで構成されている。
除熱槽103では、恒温槽101で高温を印加した場合は、被試験ICデバイスを送風により冷却して室温に戻し、また恒温槽101で低温を印加した場合は、被試験ICデバイスを温風またはヒータ等で加熱して結露が生じない程度の温度まで戻す。そして、この除熱された被試験ICデバイスをアンローダ部400に搬出する。
図3に示すように、テストチャンバ102には、その下部にテストヘッド5が配置され、テストヘッド5の上にテストトレイTSTが運ばれる。なお、テストトレイTSTには、ICデバイス2を収容したインサート16(図4参照)が取り付けられている。そこでは、テストトレイTSTにより保持された全てのICデバイス2を順次テストヘッド5に電気的に接触させ、テストトレイTST内の全てのICデバイス2について試験を行う。一方、試験が終了したテストトレイTSTは、除熱槽103で除熱され、ICデバイス2の温度を室温に戻したのち、図2に示すアンローダ部400に排出される。
また、図2に示すように、恒温槽101と除熱槽103の上部には、装置基板105からテストトレイTSTを送り込むための入口用開口部と、装置基板105へテストトレイTSTを送り出すための出口用開口部とがそれぞれ形成してある。装置基板105には、これら開口部からテストトレイTSTを出し入れするためのテストトレイ搬送装置108が装着してある。これら搬送装置108は、例えば回転ローラなどで構成してある。この装置基板105上に設けられたテストトレイ搬送装置108によって、除熱槽103から排出されたテストトレイTSTは、アンローダ部400に搬送される。
本実施形態のインサート16においては、図4に示すように、被試験ICデバイス2を収納する矩形凹状のIC収納部19が中央部に形成されている。また、インサート16の両端中央部には、後述するプッシャ30のガイドピン35が挿入されるガイド孔20が形成されており、インサート16の両端角部には、テストトレイTSTの取付け片への取付け用孔21が形成されている。
図4に示すように、テストヘッド5の上には、ソケットボード50が配置してあり、その上に接続端子であるプローブピン44を有するソケット40が固定してある。プローブピン44は、ICデバイス2の接続端子に対応する数およびピッチで設けられており、図外のスプリングによって上方向にバネ付勢されている。
また、図4に示すように、ソケットボード50の上には、ソケット40に設けられているプローブピン44が露出するように、ソケットガイド41が固定されている。ソケットガイド41の両側には、プッシャ30に形成してある2つのガイドピン35が挿入されて、これら2つのガイドピン35との間で位置決めを行うためのガイドブッシュ411が設けられている。また、ソケットガイド41には、プッシャ30の下限を規定するためのことのできるストッパ部412が4つ形成されている。
図3および図4に示すように、テストヘッド5の上側には、ソケット40の数に対応してプッシャ30が設けてある。本実施形態に係るプッシャ30は、図4および図5に示すように、後述するアダプタ62に固定されるプッシャベース31と、プッシャベース31の下側中央部に着脱自在に取り付けられる押圧子32とから構成される。
プッシャベース31の下側両端部には、インサート16のガイド孔20およびソケットガイド41のガイドブッシュ411に挿入されるガイドピン35が設けられており、プッシャベース31の下側四隅には、プッシャ30がZ軸駆動装置70の駆動によって下降移動する際に、ソケットガイド41のストッパ部412に当接して下限を規定することのできるストッパピン36が設けられている。
また、プッシャベース31の下側中央部には、プッシャベース31の正面側(図5(c)中の上側)にかけて、平面視略矩形の凹部311が形成されている。そして、その凹部311の3辺に沿って、平面視コの字状のプレート33が4本のピン331によってプッシャベース31に固定されている。プレート33は、その内側の3辺が若干凹部311側に差し出されるようにして設けられている。これらプッシャベース31の凹部311とプレート33との間隙部は、押圧子支持部を構成し、プッシャベース31の正面側に開口している。
プッシャベース31の中央部には、先端のボール341が凹部311内に突出するようにボールプランジャ34が埋設されている。ボールプランジャ34のボール341は、ボールプランジャ34の内部に設けられたスプリングの作用によって、プッシャベース31の凹部311方向に付勢されており、外力によって弾性的にボールプランジャ34内(プッシャベース31の内部側)に入り込み得る。
一方、押圧子32は、被試験ICデバイス2の厚さに対応する所定の高さを有しており、押圧子32における平面視矩形の基部(プッシャベース31側に位置する部分)の4辺にはフランジ部321が形成されている。押圧子32の基部の幅は、プッシャベース31の凹部311の幅よりもわずかに小さく設定されており、押圧子32のフランジ部321の幅は、プッシャベース31に設けられたプレート33が凹部311に差し出されている幅と略同じに設定されており、押圧子32のフランジ部321の厚さは、プッシャベース31の凹部311の深さよりもわずかに小さく設定されている。
また、押圧子32の基部の中央部には、プッシャベース31に設けられたボールプランジャ34のボール341が係合し得る凹孔322が形成されている。
押圧子32をプッシャベース31に取り付けるには、押圧子32の基部を、プッシャベース31の押圧子支持部の開口部(プッシャベース31の正面側における凹部311の開口部)から凹部311内に挿入し、プレート33によって押圧子32のフランジ部321を凹部311内に保持させながら、押圧子32をプッシャベース31の中央部方向にスライドさせる。
押圧子32がプッシャベース31の中央部まで来ると、ボールプランジャ34のボール341が押圧子32の凹孔322に係合し、これにより押圧子32の位置決めがなされる。また、ボールプランジャ34のボール341は押圧子32側に付勢されているため、押圧子32は、フランジ部321がプレート33に押し付けられることにより固定される。
押圧子32をプッシャベース31から取り外すには、上記と逆に、押圧子32をプッシャベース31の押圧子支持部の開口部方向に(プッシャベース31の正面側に)スライドさせればよい。このようにして、押圧子32はプッシャ31に着脱可能となっている。
プッシャ30は、図3および図6に示すように、2本のボルト63を使用してアダプタ62に支持固定されている。図6に示すように、各アダプタ62はマッチプレート60の装着孔61に保持されており、マッチプレート60は、Z軸駆動装置70に連結している駆動プレート72の両端部下側に設けられたレールRに支持されている(図8参照)。このマッチプレート60は、テストヘッド5の上部に位置するように、かつプッシャ30とソケット40との間にテストトレイTSTが挿入可能となるように駆動プレート72に支持されている。かかるマッチプレート60に保持されたプッシャ30は、テストヘッド5方向および駆動プレート72方向、すなわちZ軸方向に移動自在となっている。
なお、テストトレイTSTは、図3において紙面に垂直方向(X軸)から、プッシャ30とソケット40との間に搬送されてくる。チャンバ100内部でのテストトレイTSTの搬送手段としては、搬送用ローラなどが用いられる。テストトレイTSTの搬送移動に際しては、Z軸駆動装置70の駆動プレートは、Z軸方向に沿って上昇しており、プッシャ30とソケット40との間には、テストトレイTSTが挿入される十分な隙間が形成してある。
図3に示すように、駆動プレート72の下面には、押圧部74が固定してあり、マッチプレート60に保持してあるアダプタ62の上面を押圧可能にしてある。駆動プレート72には駆動軸78が固定してあり、駆動軸78にはモータ等の駆動源(図示せず)が連結してあり、駆動軸78をZ軸方向に沿って上下移動させ、アダプタ62を押圧可能となっている。
なお、マッチプレート60は、試験すべきICデバイス2の形状や、テストヘッド5のソケット数(同時に測定するICデバイス2の数)などに合わせて、アダプタ62およびプッシャ30とともに、交換自在な構造になっている。このようにマッチプレート60を交換自在にしておくことにより、Z軸駆動装置70を汎用のものとすることができる。
本実施形態では、上述したように構成されたチャンバ100において、図3に示すように、テストチャンバ102を構成する密閉されたケーシング80の内部に、温度調節用送風装置90が装着してある。温度調節用送風装置90は、ファン92と、熱交換部94とを有し、ファン92によりケーシング内部の空気を吸い込み、熱交換部94を通してケーシング80の内部に吐き出して循環させることで、ケーシング80の内部を、所定の温度条件(高温または低温)にする。
第4に、アンローダ部400に関連する部分について説明する。
図2に示すアンローダ部400にも、ローダ部300に設けられたX−Y搬送装置304と同一構造のX−Y搬送装置404,404が設けられ、このX−Y搬送装置404,404によって、アンローダ部400に運び出されたテストトレイTSTから試験済のICデバイスがカスタマトレイに積み替えられる。
図2に示すように、アンローダ部400の装置基板105には、当該アンローダ部400へ運ばれたカスタマトレイが装置基板105の上面に臨むように配置される一対の窓部406,406が二対開設してある。
それぞれの窓部406の下側には、カスタマトレイを昇降させるためのエレベータ204が設けられており、ここでは試験済の被試験ICデバイスが積み替えられて満杯になったカスタマトレイを載せて下降し、この満杯トレイをトレイ移送アーム205に受け渡す。
次に、以上説明したICデバイス試験装置10において、ICデバイス2を試験する方法について述べる。
ICデバイス2は、テストトレイTSTに搭載された状態、すなわち、図4に示すインサート16のIC収容部19に落とし込まれた状態で、恒温槽101にて所定の設定温度に加熱された後、テストチャンバ102内に搬送されてくる。
ICデバイス2を搭載したテストトレイTSTがテストヘッド5上で停止すると、Z軸駆動装置が駆動し、駆動プレート72に固定された押圧部74が、アダプタ62を介してプッシャ30を押圧する。そうすると、図7に示すように、プッシャ30の押圧子32は、ICデバイス2のパッケージ本体をソケット40側に押し付け、その結果、ICデバイス2の接続端子がソケット40のプローブピン44に接続される。
ここで、プッシャ30の下降移動は、プッシャ30のストッパピン36がソケットガイド41のストッパ部412に当接することで制限されるが、プッシャ30の押圧子32が、被試験ICデバイス2の厚さに対応する所定の高さを有していることにより、ICデバイス2やプローブピン44を破損しない適切な荷重をもって、プッシャ30はICデバイス2をソケット40に押し付けることができる。
この状態で、試験用メイン装置6からテストヘッド5のプローブピン44を介して被試験ICデバイス2に対して試験用電気信号を送信する。ICデバイス2から読み出された応答信号は、テストヘッド5を通じて試験用メイン装置6に送られ、これによりICデバイス2の性能や機能等が試験される。
ICデバイス2の試験が終了したら、X−Y搬送装置404は、試験済みのICデバイス2を試験結果に従ってカスタマトレイに格納する。
ICデバイス2の品種変更を行う場合において、ICデバイス2の厚さが変わるときには、図8に示すように、ハンドラ1のテストチャンバ102の背面側に設けられたドアDを開き、駆動プレート72のレールRに支持されているマッチプレート60を引き出す。
そして、マッチプレート60に保持されているプッシャ30の押圧子32をプッシャベース31から取り外し、その代わりに、品種変更に係るICデバイス2の厚さに対応する押圧子32をプッシャベース31に取り付け、マッチプレート60をハンドラ1内に押し込む。押圧子32の交換は、押圧子32をプッシャベース31に対してスライドさせるだけで行うことができ、レンチ等の工具を必要としないため、ICデバイス2の品種変更に容易に対応することができる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。例えば、本実施形態に係るプッシャ30は、以下のように変更されてもよい。
〔第1の変更例〕
図9は、本発明の他の実施形態に係るプッシャの平面図(a)および断面図(b)である。図9に示すプッシャ30Aのように、ボールプランジャ34Aは、押圧子32A側に埋設されてもよい。かかるプッシャ30Aにおいては、押圧子32Aの基部中央部からボールプランジャ34Aのボール341Aがプッシャベース31A側に突出している。一方、プッシャベース31Aの凹部311の中央部には、押圧子32Aに設けられたボールプランジャ34Aのボール341Aが係合し得る凹孔312Aが形成されている。
押圧子32Aをプッシャベース31Aに取り付けるには、押圧子32Aの基部を、プッシャベース31Aの正面側(図9(a)中の右側)における凹部311開口部から凹部311内に挿入し、押圧子32Aをプッシャベース31Aの中央部方向にスライドさせる。
押圧子32Aがプッシャベース31Aの中央部まで来ると、押圧子32Aに設けられたボールプランジャ34Aのボール341Aがプッシャベース31Aの凹孔312Aに係合し、これにより押圧子32Aの位置決めがなされる。また、ボールプランジャ34Aのボール341Aはプッシャベース31A側に付勢されているため、押圧子32Aは、そのフランジ部321がプレート33に押し付けられることにより固定される。
押圧子32Aをプッシャベース31Aから取り外すには、上記と逆に、押圧子32Aをプッシャベース31Aの正面側にスライドさせればよい。このようにして、押圧子32Aはプッシャ31Aに着脱可能となっている。
〔第2の変更例〕
図10は、本発明の他の実施形態に係るプッシャの平面図(a)および断面図(b)である。図10に示すプッシャ30Bのように、ボールプランジャ34Bは、プッシャベース31Bの凹部311の中央部ではなく、プッシャベース31Bにおける所定の位置に位置した押圧子32Bの基部の側端部に係合する位置に埋設されてもよい。かかるプッシャ30Bの押圧子32Bには、ボールプランジャ34Bのボール341Bが係合する凹部は不要である。
押圧子32Bをプッシャベース31Bに取り付けるには、押圧子32Bの基部を、プッシャベース31Bの正面側(図10(a)中の右側)における凹部311開口部から凹部311内に挿入し、押圧子32Bをプッシャベース31Bの中央部方向にスライドさせる。
押圧子32Bがプッシャベース31Bの中央部まで来て、押圧子32Bの基部の端部(プッシャベース31Bの背面側に位置する端部)がプッシャベース31Bの凹部311の最奥部に当接すると、ボールプランジャ34Bのボール341Bがプッシャベース31Bの基部の側端部(プッシャベース31Bの正面側の端部)に係合し、これにより押圧子32Bの位置決めがなされる。
押圧子32Bをプッシャベース31Bから取り外すには、上記と逆に、押圧子32Bをプッシャベース31Bの正面側にスライドさせればよい。このようにして、押圧子32Bはプッシャ31Bに着脱可能となっている。
〔第3の変更例〕
図11は、本発明の他の実施形態に係るプッシャの平面図(a)、プレートの斜視図(b)およびプッシャの断面図(c)である。図11に示すプッシャ30Cのように、ボールプランジャを使用することなく、弾性体(例えば板バネ材)からなるプレート33Cを使用してもよい。図11(b)に示すように、本実施形態におけるプレート33Cは、平面視コの字状となっているとともに、その2つの端部332Cは側面視略V字状となっている。
一方、図11(a)に示すように、プッシャベース31Cの凹部311Cは、プッシャベース31Cの正面側(図11(c)中の右側)においてプレート33Cの幅まで拡がっている。
プレート33Cは、4本のピン331によってプッシャベース31Cに固定されており、本実施形態におけるプレート33Cの端部332Cは、プレート33Cの幅まで拡がったプッシャベース31Cの凹部311C内に位置している。
押圧子32Cをプッシャベース31Cに取り付けるには、押圧子32Cの基部を、プッシャベース31Cの正面側における凹部311C開口部から凹部311C内に挿入し、プレート33Cによって押圧子32Cのフランジ部321を凹部311C内に保持させながら、押圧子32Cをプッシャベース31Cの中央部方向にスライドさせる。
押圧子32Cがプッシャベース31Cの中央部まで来て、押圧子32Cの基部の端部(プッシャベース31Cの背面側に位置する端部)がプッシャベース31Cの凹部311Cの最奥部に当接すると、押圧子32Cの基部の側端部(プッシャベース31Cの正面側の端部)がプレート33Cの端部332Cに係合し、これにより押圧子32Cの位置決めがなされる。このとき、プレート33Cの端部332Cは、その斜面において押圧子32Cをプッシャベース31Cの凹部311Cの最奥部方向および上方向に付勢し、これにより押圧子32Cはプッシャベース31Cに固定される。
押圧子32Cをプッシャベース31Cから取り外すには、上記と逆に、押圧子32Cをプッシャベース31Cの正面側にスライドさせればよい。このようにして、押圧子32Cはプッシャ31Cに着脱可能となっている。
なお、本実施形態では、プレート33Cの端部332Cは押圧子32Cの基部の側端部に係合するが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、押圧子32Cのフランジ部321に溝部を設け、かかる溝部にプレート33Cの端部332Cが係合するようにしてもよい。
〔第4の変更例〕
図12は、本発明の他の実施形態に係るプッシャの平面図(a)および断面図(b)である。図12に示すプッシャ30Dのように、ボールプランジャを使用することなく、プレート33Dをプッシャベース31Dに対して可動かつ弾性的に保持することにより押圧子32Dを固定してもよい。図12(b)に示すように、プレート33Dは、プッシャベース31Dを貫通しプッシャベース31Dの厚さ方向に摺動可能な4本のピン37Dによって支持されている。
ピン37Dの上端部はプッシャベース31Dの上側に突出しており、ピン37Dの上端部とプッシャベース31Dの上面との間には、ピン37Dの上端部をプッシャベース31Dから隔離する方向に付勢するスプリング38Dが設けられている。このスプリング38Dの弾性力によって、プレート33Dはプッシャベース31D側に付勢されている。
なお、本実施形態における押圧子32Dのフランジ部321Dの厚さは、プッシャベース31Dの凹部311の深さよりもわずかに大きく設定されている。
押圧子32Dをプッシャベース31Dに取り付けるには、押圧子32Dの基部を、プッシャベース31Dの正面側(図12(a)中の右側)における凹部311D開口部から凹部311D内に挿入し、プレート33Dによって押圧子32Dのフランジ部321Dを凹部311内に保持させながら、押圧子32Dをプッシャベース31Dの中央部方向にスライドさせる。
押圧子32Dがプッシャベース31Dの中央部まで来ると、押圧子32Dの基部の端部(プッシャベース31Dの背面側に位置する端部)がプッシャベース31Dの凹部311の最奥部に当接し、これにより押圧子32Dの位置決めがなされる。このとき、プレート33Dはスプリング38Dによってプッシャベース31D側に付勢されているため、押圧子32Dはプレート33Dの付勢力によってプッシャベース31Dに固定される。
押圧子32Dをプッシャベース31Dから取り外すには、上記と逆に、押圧子32Dをプッシャベース31Dの正面側にスライドさせればよい。このようにして、押圧子32Dはプッシャ31Dに着脱可能となっている。
〔第5の変更例〕
図13は、本発明の他の実施形態に係るプッシャの平面図(a)、押圧子の斜視図(b)およびプッシャの断面図(b)である。図13に示すプッシャ30Eのように、ボールプランジャ34Eは、ボール341Eが、プッシャベース31Eの中央部に形成された空間部313E(本実施形態では四角柱状)に突出するように水平方向に埋設されてもよい。かかるプッシャ30Eにおけるボールプランジャ34Eのボール341Eは、プッシャベース31Eの内部側に退避可能となっている。なお、本実施形態におけるプッシャベース31Eの空間部313Eの開口部周囲は、押圧子32Eの基部が嵌合し得る平面視矩形の凹部311Eとなっている。
一方、押圧子32Eは、プッシャベース31Eの空間部313Eに嵌合可能な四角柱状の凸部323Eを上部に備えており、凸部323Eの一側壁には、プッシャベース31Eに設けられたボールプランジャ34Eのボール341Eが係合し得る凹孔322Eが形成されている。
押圧子32Eをプッシャベース31Eに取り付けるには、押圧子32Eの凸部323Eをプッシャベース31Eの空間部313Eに挿入する。押圧子32Eの基部がプッシャベース31Eの凹部311Eに当接すると、プッシャベース31Eに設けられたボールプランジャ34Eのボール341Eが押圧子32Eの凸部323Eの凹孔322Eに係合し、これにより押圧子32Eの位置決めがなされる。また、ボールプランジャ34Eのボール341Eはプッシャベース31Eの空間部313E側に付勢されているため、押圧子32Eは、押圧子32Eの凸部323Eがプッシャベース31Eの空間部313Eの一側壁に押し付けられることにより固定される。
押圧子32Eをプッシャベース31Eから取り外すには、上記と逆に、押圧子32Eの凸部323Eをプッシャベース31Eの空間部313Eから抜き出せばよい。このようにして、押圧子32Eはプッシャ31Eに着脱可能となっている。
本発明の押圧部材および電子部品ハンドリング装置は、多品種の電子部品の試験を効率良く行うのに有用である。
本発明の一実施形態に係るハンドラを含むICデバイス試験装置の全体側面図である。 同実施形態に係るハンドラの斜視図である。 同実施形態に係るハンドラのテストチャンバ内の要部断面図である。 同実施形態に係るハンドラにおけるプッシャおよびソケット付近の構造を示す分解斜視図である。 同実施形態に係るハンドラにおけるプッシャの平面図(a)、一部断面正面図(b)、底面図(c)および断面図(d)である。 同実施形態に係るハンドラにおけるマッチプレートを示す斜視図である。 同実施形態に係るハンドラにおけるプッシャおよびソケット付近の断面図である。 同実施形態に係るハンドラにおけるマッチプレートの交換作業を説明する斜視図である。 本発明の他の実施形態に係るプッシャの平面図(a)および断面図(b)である。 本発明の他の実施形態に係るプッシャの平面図(a)および断面図(b)である。 本発明の他の実施形態に係るプッシャの平面図(a)、プレートの斜視図(b)およびプッシャの断面図(c)である。 本発明の他の実施形態に係るプッシャの平面図(a)および断面図(b)である。 本発明の他の実施形態に係るプッシャの平面図(a)、押圧子の斜視図(b)およびプッシャの断面図(b)である。
符号の説明
1…電子部品ハンドリング装置(ハンドラ)
10…ICデバイス(電子部品)試験装置
30,30A,30B,30C,30D,30E…プッシャ
31,31A,31B,31C,31D,31E…プッシャベース
32,32A,32B,32C,32D,32E…押圧子
33,33C,33D…プレート(支持部材)
34,34A,34B,34E…ボールプランジャ
341,341A,341B,341E…ボール(突出部材)

Claims (16)

  1. 電子部品ハンドリング装置において被試験電子部品の端子をテストヘッドのコンタクト部に押圧するためのプッシャであって、
    被試験電子部品に接触する押圧子と、前記押圧子を支持するプッシャベースとを備え、
    前記押圧子は、前記プッシャベースに、工具を必要とすることなく着脱可能に取り付けられる
    ことを特徴とするプッシャ。
  2. 前記押圧子は、前記押圧子を前記プッシャベースに支持させるために前記プッシャベースに設けられた支持部材、または前記プッシャベースに対し、付勢部材によって押し付けられていることを特徴とする請求項1に記載のプッシャ。
  3. 前記押圧子は、位置決め手段によって前記プッシャベースに位置決めされていることを特徴とする請求項1または2に記載のプッシャ。
  4. 前記押圧子は基部にフランジ部を備えており、
    前記プッシャベースには、前記押圧子のフランジ部を支持し得る支持部が設けられ、前記支持部の一部には開口部が形成されており、
    前記押圧子は、前記フランジ部を前記支持部の開口部から当該支持部に挿入することまたは前記支持部から抜き出すことにより、前記プッシャベースに着脱可能となっている
    ことを特徴とする請求項1に記載のプッシャ。
  5. 前記プッシャベースには、前記押圧子側に突出可能であり、かつ前記プッシャベースの内部側に退避可能な突出部材が、前記押圧子側に対し付勢されるように設けられていることを特徴とする請求項4に記載のプッシャ。
  6. 前記押圧子には、前記プッシャベースに設けられた突出部材が係合し得る凹部が形成されていることを特徴とする請求項5に記載のプッシャ。
  7. 前記押圧子には、前記プッシャベース側に突出可能であり、かつ前記押圧子の内部側に退避可能な突出部材が、前記プッシャベース側に対し付勢されるように設けられていることを特徴とする請求項4に記載のプッシャ。
  8. 前記プッシャベースには、前記押圧子に設けられた突出部材が係合し得る凹部が形成されていることを特徴とする請求項7に記載のプッシャ。
  9. 前記プッシャベースには、前記押圧子が設けられる側の面から突出可能であり、かつ前記プッシャベースの内部側に退避可能な突出部材が、前記押圧子が設けられる側に対し付勢されるように設けられており、
    前記突出部材は、前記プッシャベースにおいて所定の位置に位置した前記押圧子の側端部に係合可能となっていることを特徴とする請求項4に記載のプッシャ。
  10. 前記プッシャベースに設けられた支持部は、前記押圧子を前記プッシャベース側に押し付けていることを特徴とする請求項4に記載のプッシャ。
  11. 前記プッシャベースに設けられた支持部は、前記プッシャベースに対して可動となっている支持部材によって構成されており、
    前記支持部材は、弾性体によって前記プッシャベース側に付勢されていることを特徴とする請求項10に記載のプッシャ。
  12. 前記プッシャベースに設けられた支持部は、弾性体からなる支持部材によって構成されており、
    前記支持部材は、当該支持部材自体の弾性力により前記押圧子を前記プッシャベースに固定することを特徴とする請求項10に記載のプッシャ。
  13. 前記押圧子は、前記プッシャベース側に凸になった凸部を備えており、
    前記プッシャベースには、前記押圧子の凸部が嵌合可能な空間部が形成されており、
    前記押圧子は、前記押圧子の凸部を前記プッシャベースの空間部に挿入することまたは前記空間部から抜き出すことにより、前記プッシャベースに着脱可能となっている
    ことを特徴とする請求項1に記載のプッシャ。
  14. 前記プッシャベースには、前記空間部に突出可能であり、かつ前記プッシャベースの内部側に退避可能な突出部材が、前記空間部における前記突出部材と対向する壁部側に付勢されるように設けられていることを特徴とする請求項13に記載のプッシャ。
  15. 前記押圧子の凸部には、前記プッシャベースに設けられた突出部材が係合し得る凹部が形成されていることを特徴とする請求項14に記載のプッシャ。
  16. 電子部品の試験を行うために、被試験電子部品の端子をテストヘッドのコンタクト部に押し付けることのできる電子部品ハンドリング装置であって、
    請求項1〜15のいずれかに記載のプッシャを備えたことを特徴とする電子部品ハンドリング装置。
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