JPWO2005023140A1 - 義歯アタッチメント、並びに義歯及びその製造方法 - Google Patents

義歯アタッチメント、並びに義歯及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

歯根部に設けた軟磁性材料よりなるキーパ92に磁気吸引力により接合されるよう、義歯床に配設される義歯アタッチメント1である。義歯アタッチメント1は、磁気吸引力を発揮する磁石体10を内蔵しているアタッチメント本体部100と、アタッチメント本体部100におけるキーパ92に接合させる吸着面105とは反対側の面に位置する頭部面112に被せられたキャップ2とよりなる。キャップ2は、非磁性材料よりなると共に、頭部面112に当接した当接位置(A)と所定量離れた伸長位置(B)との間において移動可能なようにアタッチメント本体部100に係合している。

Description

本発明は、磁気吸引力を利用して義歯を配設するために用いる義歯アタッチメント、並びにこれを用いて構成した義歯及びその製造方法に関する。
歯科治療においては、義歯の着脱が容易であるという観点から、例えば特許文献1に開示されているように、磁気吸引力を利用する義歯アタッチメントが種々提案されている。
磁石体を内蔵した義歯アタッチメント91は、図10に示すごとく、人工歯81を固定した義歯床810に配設される。歯根側には、根面板82あるいはインプラント(図示略)に軟磁性材料よりなるキーパ92を配設する。これにより、義歯アタッチメント91を内蔵した義歯は、その磁気吸引力によってキーパ92に固定することができる。
ところで、例えば図11、図12に示すごとく、複数の人工歯81を義歯床810に植設した義歯9においては、上記義歯アタッチメント91の埋設位置に対応して配置された人工歯81aと、義歯アタッチメント91の埋設されていない位置、すなわち、キーパ92に対向していない位置に配置された人工歯81bとが存在する。
従来は、義歯が作製された後、この義歯に義歯アタッチメント(磁石構造体)を組み付けていない状態のまま、2週間ほど口腔内に装着して、歯肉の沈み込みが安定したところで、歯科医が上記義歯に義歯アタッチメントを組み付けていた。そのため、義歯アタッチメントが作用している支茎への応力は緩和されていた。但し、半年程度経過すると、歯肉の沈み込みが徐々に進行し、再度、義歯の修正及び義歯アタッチメントの再組み付けが必要となっていた。
一方、歯科医による義歯への義歯アタッチメントの設置作業を無くし、歯科医による作業の前段階である技工段階において義歯に義歯アタッチメントを組み付けてほしいというニーズが高くなっていた。しかし、技工段階で組付けを行うと、歯肉の沈み込みの部位および量を予測することができない。そのため、従来の技工段階で義歯アタッチメントを組み付けた義歯を装着すると、1週間程度で支茎の応力が集中して装着者は違和感あるいは痛みを感じていた。
更に詳細に説明すると、義歯を模型上で作製して完成させたものを使用すると、十分に口腔内に義歯がなじんでいないため、咬合応力によって、義歯アタッチメント配設位置以外の部分において、人工歯81b及びこれらを支える義歯床810が、歯茎88の形状変化に対応して沈み込もうとする。一方、義歯アタッチメント91を配設した部分は、キーパ92と義歯アタッチメント91との存在によって、沈み込むことができない。そのため、咬合圧力が、義歯アタッチメント91の埋設位置に対応して配置された人工歯81aに集中してしまい、義歯9の装着者に違和感あるいは痛みを感じさせてしまう。
よって、技工段階で義歯に義歯アタッチメントを組み付ける場合においては、特に、支茎への応力を緩和させるような機構を有する義歯アタッチメントの開発が望まれていた。
また、それを実現するための、義歯アタッチメントを有する義歯の製造方法の開発も望まれていた。
特開平7−136190号公報 実開平6−86715号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、使用が進んでも義歯アタッチメント組み付け部分への咬合応力の集中を抑制することができる義歯アタッチメント、並びにこれを用いた義歯およびその製造方法を提供しようとするものである。
第1の発明は、歯根部に設けた軟磁性材料よりなるキーパに磁気吸引力により接合されるよう、義歯床に配設される義歯アタッチメントにおいて、
該義歯アタッチメントは、磁気吸引力を発揮する磁石体を内蔵しているアタッチメント本体部と、該アタッチメント本体部における上記キーパに接合させる吸着面とは反対側の面に位置する頭部面に被せられたキャップとよりなり、
該キャップは、非磁性材料よりなると共に、上記頭部面に当接した当接位置と所定量離れた伸長位置との間において移動可能なように上記アタッチメント本体部に係合していることを特徴とする義歯アタッチメントにある(請求項1)。
本発明の義歯アタッチメントは、上記のごとく、上記当接位置と伸長位置との間において移動可能に配置された上記キャップを有している。そのため、上記キャップを固定するようにして上記義歯アタッチメントを埋設した義歯においては、上記アタッチメント本体部に対してキャップを含む義歯全体が進退可能となる。これにより、キーパとアタッチメント本体部との当接位置が一定であっても、上記キャップを把持した義歯全体を上記キーパに対して上記所定量の範囲内において相対的に位置変更させることができる。それ故、模型上で義歯を作製しても、上記義歯アタッチメントを用いた義歯は、歯茎の形状変化などの経時的変化が生じた場合に、その経時的変化に追従して装着位置を変化させることができる。
したがって、上記義歯アタッチメントを用いた義歯は、たとえ技工段階で模型上において完成させたとしても、咬合応力の集中を抑制することができる。
特に、従来のように、義歯が作製された後、義歯アタッチメントを組み付けていない状態のままの義歯を、2週間ほど口腔内に装着して歯肉の沈み込みを安定させる行為を行う必要がない。そのため、技工段階における模型上で義歯アタッチメントを有する義歯を完成させることが可能となる。また、再度の義歯の修正や義歯アタッチメントの再組み付けの必要性も低減させることができる。
なお、勿論、技工段階で義歯アタッチメントを義歯に組み付けることなく、従来と同様に歯肉の沈み込みが安定してから歯科医によって義歯アタッチメントを義歯に組み付けるる手法を用いても、上述した再度の義歯の修正や義歯アタッチメントの再組み付けの必要性の低減効果を得ることが可能であることはいうまでもない。
なお、本発明におけるアタッチメント本体(磁石構造体などと呼ばれることもある)は、公知のいかなる構造のものでもよい。また、この義歯アタッチメントと組み合わされるキーパも、公知のいかなる構造のものでも良い。
さらに、上記義歯アタッチメントにおける吸着面は、後述する実施例にも示すように、平面状でも良いし、所定の曲率を持った凹曲面あるいは凸曲面とすることもできる。
第2の発明は、義歯床に人工歯を植設してなると共に、歯根部に設けた軟磁性材料よりなるキーパに磁気吸引力により接合されるよう構成された義歯アタッチメントを上記義歯床に配設してなる義歯において、
上記義歯アタッチメントは、磁気吸引力を発揮する磁石体を内蔵しているアタッチメント本体部と、該アタッチメント本体部における上記キーパに接合させる吸着面とは反対側の面に位置する頭部面に被せられたキャップとよりなり、
該キャップは、非磁性材料よりなると共に、上記頭部面に当接した当接位置と所定量離れた伸長位置との間において移動可能なように上記アタッチメント本体部に係合しており、
かつ、上記キャップを上記義歯床によって把持し、該キャップに対して上記アタッチメント本体部を進退可能に配設してなることを特徴とする義歯にある(請求項6)。
本発明の義歯は、上記構成の義歯アタッチメントを有している。そして、上記のごとく、キャップを義歯床によって把持し、キャップに対して上記アタッチメント本体部を進退可能に配設してある。そのため、使用開始当初に上記アタッチメント本体部を前進させて頭部面とキャップとの間に所定の隙間が設けられるように設定しておくことにより、その後の使用によってアタッチメント本体部に対してキャップが相対的に前進し、義歯の装着位置を変化させることができる。これにより、上述したごとく、本発明の義歯は、義歯アタッチメント組み付け部分に咬合応力が集中することを抑制することができる。
第3の発明は、義歯床に人工歯を植設してなると共に、歯根部に設けた軟磁性材料よりなるキーパに磁気吸引力により接合されるよう構成された義歯アタッチメントを上記義歯床に配設してなる義歯を製造する方法であって、
上記義歯アタッチメントとしては、磁気吸引力を発揮する磁石体を内蔵しているアタッチメント本体部と、該アタッチメント本体部における上記キーパに接合させる吸着面とは反対側の面に位置する頭部面に被せられたキャップとよりなり、該キャップは、非磁性材料よりなると共に、上記頭部面に当接した当接位置と所定量離れた伸長位置との間において移動可能なように上記アタッチメント本体部に係合している義歯アタッチメントを用い、
上記人工歯を上記義歯床に植設してなると共に、該義歯床に上記義歯アタッチメントを挿入配置するための配置穴を設けてなる義歯本体を作製する義歯本体作製工程と、
上記歯根部を含む歯茎の形状を模擬した模擬歯茎部に上記キーパを配設してなるキーパ側模型を作製するキーパ側模型作製工程と、
該キーパ側模型の上記キーパに、上記義歯アタッチメントの上記キャップの移動可能量の範囲内の厚みを有するスペーサを載置すると共に、該スペーサに上記ディスクが当接するように義歯アタッチメントを載置し、かつ、該義歯アタッチメントの上記キャップを上記当接位置に配置する義歯アタッチメントセット工程と、
接着剤を内部に塗布した上記配置穴内に上記義歯アタッチメントを収容するように、上記義歯本体を上記キーパ側模型に被せる義歯アタッチメント接着工程とを含むことを特徴とする義歯の製造方法にある(請求項7)。
本発明の義歯の製造方法においては、少なくとも、上記義歯本体作製工程と、上記キーパ側模型作製工程と、上記義歯アタッチメントセット工程と、上記義歯アタッチメント接着工程とを行う。そして、本製造方法において最も注目すべき点は、上記義歯アタッチメント接着工程を行う前に、上記キーパ側模型のキーパ上に、上記スペーサを介在させ、かつ、上記キャップを上記当接位置に配した状態で上記義歯アタッチメントを配置するという義歯アタッチメントセット工程を実施することである。
このようなスペーサを用いた義歯アタッチメントセット工程を予め実施した後に上記義歯アタッチメント接着工程を実施することにより、義歯床に配設された義歯アタッチメントは、アタッチメント本体部の頭部面をキャップに当接させた状態で、キーパとアタッチメント本体部との間に上記スペーサの厚み分だけ間隙が設けられた構成となる。そのため、得られた義歯を、上記キーパ側模型と同形状の相手方である歯茎に装着して使用を開始する際には、キーパにアタッチメント本体部が対面した際に、アタッチメント本体部がキャップに対して相対的に前進してキーパと磁気的に接合される。これにより、上記スペーサの厚み分の間隙は、アタッチメント本体部の頭部面とキャップとの間に設けられる。その後は、上述したごとく歯茎の経時的な形状変化等に追従し、上記間隙を利用してアタッチメント本体部に対してキャップが相対的に前進する。これにより、義歯の装着位置が変化し、咬合応力の集中を抑制することができる。
[図1]実施例1における、義歯アタッチメントの構成を示す説明図。
[図2]実施例2における、義歯の構成を示す説明図。
[図3]実施例2における、義歯本体の構成を示す説明図。
[図4]実施例2における、キーパ側模型の構成を示す説明図。
[図5]実施例2における、キーパ側模型にスペーサ及び義歯アタッチメントをセットした状態を示す説明図。
[図6]実施例2における、義歯アタッチメント接着工程を行っている状態を示す説明図。
[図7]実施例2における、義歯アタッチメントを実際に使用開始した状態を示す説明図。
[図8]実施例3における、義歯アタッチメントの構成を示す説明図。
[図9]実施例4における、キーパ側模型にスペーサ及び義歯アタッチメントをセットした状態を示す説明図。
[図10]従来例における、義歯アタッチメントの使用状態を示す説明図。
[図11]従来例における、義歯を示す説明図。
[図12]従来例における、不具合を示す説明図。
上記第1の発明の義歯アタッチメントにおいて、上記アタッチメント本体部は、上記磁石体と、該磁石体を収容する凹部を有する軟磁性材料よりなるヨークと、上記凹部に上記磁石体を収容した状態で上記凹部の開口部を塞ぐように配置された軟磁性材料よりなるディスクと、該ディスクと上記ヨークとを接合する非磁性材料よりなるリング状接合部とを有してなり、上記ヨークの上記開口部を設けた面の反対側の面に位置する上記頭部面に、上記キャップが被せられていることが好ましい(請求項2)。
この場合には、上記ヨーク、ディスク及びこれらの間のリング状接合部の存在によって、理想的な磁気回路を形成することができ、上記磁石体の磁力をより有効に利用することができる。
また、上記ヨークを構成する軟磁性材料としては、様々な軟磁性材料を適用可能であるが、例えば、17Cr系ステンレス鋼、17Cr−2Mo系ステンレス鋼、19Cr−2Mo系ステンレス鋼等が好ましい。これらは、耐食性に優れ、義歯アタッチメントの耐久性を向上させることができる。
また、上記ディスクに適用可能な軟磁性材料としても、様々な軟磁性材料を適用可能であり、上記ヨークの場合と同様の材料を用いることができる。なお、上記ディスクと上記ヨークとの接合は、上記非磁性材料よりなるリング状接合部を用いて行う。具体的な接合方法としては溶接を適用することができる。
また、上記ヨーク内に内蔵する上記磁石体としては、単位体積あたりの起磁力が高い磁石を用いる。具体的には、例えば、Sm−Co系、Nd−Fe−B系をはじめとする高エネルギー積を持つ希土類磁石が好ましい。
また、上記アタッチメント本体部は、その外周側面に径方向外方に向けて突出したつば部を有しており、上記キャップは、上記頭部面に対面する底面部と上記アタッチメント本体部の上記外周側面に対面すると共に上記つば部を覆う側壁部とを有しており、かつ、該側壁部には上記アタッチメント本体部の上記外周側面に向けて突出した内方突出部を有しており、上記キャップが上記伸長位置に位置した際に該内方突出部と上記つば部とが係合するように構成してあることが好ましい(請求項3)。
このような構造を採用することによって、上記キャップと上記アタッチメント本体部の相対的な移動を実現することができると共に、その移動距離を上記つば部と上記内方突出部との係合によって容易に規制することができる。
また、上記キャップの側壁部の外周面には、上記底面部から離れるにつれて縮径するテーパ面または/および外方に突出する外方突出部を設けてあることが好ましい(請求項4)。この場合には、上記キャップを義歯の義歯床によって把持した際に、上記テーパ面又は外方突出部が義歯床内に食い込んで、所謂アンダーカットの効果を発揮し、両者の接合強度を高めることができる。
また、上記キャップは合成樹脂よりなることが好ましい(請求項5)。この場合には、キャップを構成する合成樹脂の柔軟性を利用して、アタッチメント本体部との嵌め合い作業等を容易に行うことができ、製造を簡単にすることができる。
なお、上記合成樹脂としては、例えば、POM(ポリオキシメチレン)、PE(ポリエチレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)等を用いることができる。
次に、第3の発明においては、上記スペーサは、永久磁石又は軟磁性材料よりなることが好ましい(請求項8)。この場合には、上記キーパ上にスペーサを載置した際に両者の位置関係を安定して維持することができ、更には、スペーサ上に義歯アタッチメントを載置した際においても両者の位置関係を安定して維持することができる。それ故、その後の義歯アタッチメント接着工程を安定して行うことができる。
[実施例1]
本発明の実施例にかかる義歯アタッチメントにつき、図1を用いて説明する。
本例の義歯アタッチメント1は、図1に示すごとく、歯根部に設けた軟磁性材料よりなるキーパ92に磁気吸引力により接合されるよう、義歯床に配設される義歯アタッチメントである。
義歯アタッチメント1は、磁気吸引力を発揮する磁石体10を内蔵しているアタッチメント本体部100と、該アタッチメント本体部100におけるキーパ92に接合させる吸着面105とは反対側の面に位置する頭部面112に被せられたキャップ2とよりなる。
キャップ2は、非磁性材料よりなると共に、上記頭部面112に当接した当接位置(A)と所定量離れた伸長位置(B)との間において移動可能なように上記アタッチメント本体部100に係合している。
上記アタッチメント本体部100は、同図に示すごとく、磁気吸引力を発揮する磁石体10と、該磁石体10を収容する凹部110を有する軟磁性材料よりなるヨーク11と、上記凹部110に上記磁石体10を収容した状態で上記凹部110の開口部を塞ぐように配置された軟磁性材料よりなるディスク12と、該ディスク12と上記ヨーク11とを接合する非磁性材料よりなるリング状接合部19とを有する。そして、上記ヨーク11の上記開口部を設けた面の反対側の面が上記頭部面112であり、これにキャップ2が被せられている。
以下、これをさらに詳説する。
図1に示すごとく、本例の義歯アタッチメント1のヨーク11は、略円形状を呈しており、その外周側面114に径方向外方に向けて突出したつば部115を有している。本例では、上記頭部面112側の端部において外周側面114の全周にわたってつば部115を設けた。なお、つば部115は、例えば周方向の複数箇所に分断して設けることも可能である。
また、上記ヨーク11は、軟磁性材料である19Cr−2Mo−0.2Ti−Feを用い、これを切削加工することにより作製した。
また、ヨーク11には、磁石体10を収容するための凹部110を切削加工により設けた。この凹部110の内径は、後述する磁石体10の外径に対応させた。また、この凹部110を設けた面の外周端の角部には、テーパ状の面取り部118を設けた。
また、上記磁石体10としては、(BH)max=42MGOeのNd−Fe−B系永久磁石を用いた。
また、上記ディスク12としては、軟磁性材料である19Cr−2Mo−0.2Ti−Feよりなる円板を用いた。そして、上記ヨーク11の凹部110に上記磁石体10を挿入した後、上記ディスク12を挿入し、その外周端をヨーク11に溶接して非磁性体よりなるリング状接合部19を設けて接合した。
また、キャップ2は、ヨーク11の頭部面112に対面する底面部21と上記ヨークの上記外周側面114に対面すると共に上記つば部115を覆う側壁部22とを有している。そして、側壁部22にはヨーク11の外周側面114に向けて突出した内方突出部225を有しており、キャップ2が伸長位置(B)に位置した際にその内方突出部225とつば部115とが係合するように構成してある。
また、キャップ2は、同図に示すごとく、その側壁部22の外周面には、上記底面部21から離れるにつれて縮径するテーパ面226を設けてある。
なお、キャップ2は、POM(ポリオキシメチレン)により作製し、上記ヨーク11の頭部面112側からヨーク11に装着した。
得られた義歯アタッチメント1は、当接位置(A)と伸長位置(B)との間において移動可能に配置されたキャップ2を有しており、当該キャップ2とヨーク11との相対的な位置関係を変更可能に構成されている。この構造を有しているので、上記キャップ2を義歯床に固定した義歯を構成することにより、ヨーク11(アタッチメント本体部100)に対する義歯全体の相対位置を変更可能な義歯を形成することができ、後述するような優れた作用効果を得ることができる。
[実施例2]
本例では、図2〜図5に示すごとく、実施例1の義歯アタッチメントを用いて作製した義歯及びその製造方法につき説明する。
本例の義歯3は、図2に示すごとく、義歯床31に人工歯32を植設してなると共に、上記義歯床31に実施例1の義歯アタッチメント1を配設してなる。そして、キャップ2を上記義歯床31によって把持させ、キャップ2に対してヨーク11(アタッチメント本体部100)を進退可能に配設してなる。
この義歯を製造するに当たっては、まず、図3に示すごとく、上記人工歯32を義歯床31に植設してなると共に、義歯床31に義歯アタッチメント1を挿入配置するための配置穴35を設けてなる義歯本体30を作製する義歯本体作製工程を行う。
また、図4に示すごとく、義歯3を装着しようとする歯根部を含む歯茎の形状を模擬した模擬歯茎部41にキーパ92を配設してなるキーパ側模型4を作製するキーパ側模型作製工程を行う。このキーパ側模型作製工程は、上記義歯本体作製工程の前後何れに行ってもよく、また、併行して行うことも可能である。
また、上記義歯本体作製工程及びキーパ側模型作製工程においては、いずれも義歯を装着しようとする歯根部を含む歯茎の形状を転写する印象採得という工程を経て行うことが必要である。この印象採得という工程は、従来と同様の瞬間接着剤や石膏を用いた方法により行うことができる。
次に、図5に示すごとく、フェライト磁石よりなり、かつ、その厚みが上記義歯アタッチメント1におけるキャップ2の移動距離と略同じ厚みを有する円盤状のスペーサ5を準備し、義歯アタッチメントセット工程を行う。
具体的には、同図に示すごとく、まず、キーパ側模型4の上記キーパ92に、上記スペーサ5を載置し、さらにその上に、キャップ2を当接位置に配した義歯アタッチメント1を載置する。このときディスク12をスペーサ5に当接させる。なお、本例では、上記のごとくスペーサ5が永久磁石よりなるので、キーパ92、スペーサ5及び義歯アタッチメント1の載置状態を安定させることができる。
次に、図6に示すごとく、上記義歯本体30の上記配置穴35の内部に接着剤310を塗布し、この配置穴35内に義歯アタッチメント1を収容するように、義歯本体30をキーパ側模型4に被せる義歯アタッチメント接着工程を行う。これにより、同図に示すごとく、配置穴35内に義歯アタッチメント1のキャップ2が接着剤310により固定され、義歯アタッチメント1を内蔵した義歯3が完成する。
このようにして得られた義歯3は、内蔵した義歯アタッチメント1のキャップ2が固定され、これに対してヨーク11(アタッチメント本体部100)が進退可能に保持された構成となっている。そして、ヨーク11の初期位置は、ヨーク11とキャップ2とが当接した当接位置から、上記スペーサ5の厚み分だけ前進した位置でキーパ92と当接する位置に設定されている。
そのため、図7に示すごとく、上記キーパ側模型4の元となった実際の歯茎88の歯根にキーパ92を配設し、これに義歯3を装着した際には、同図に示すごとく、ヨーク11がキャップ2に対してい相対的に前進してキーパ92に当接し、接合される。そのため、この使用初期段階では、キャップ2とヨーク11との間に一定の隙間Cが生じた状態となり、これが今後の経時変化に追従しうる余裕代となる。
すなわち、使用が進んで歯茎88の沈み込みが生じた場合には、これに接触する義歯床31も沈もうとする。このとき、本例の義歯アタッチメント1は、上記のごとくヨーク11とキャップ2との間の隙間Cを縮めるように両者が相対移動できる。そのため、義歯3が歯茎88の沈み込みという形状変化に追従し、最適な位置に移動することができる。これにより、本例の義歯3によれば、歯茎88などが経時的に変化した場合であっても、義歯アタッチメント組み付け部分への咬合応力の集中を抑制することができる。
なお、上記義歯3としては、複数の人工歯32を備えたものに特に有効であるが、人工歯32が1つであっても十分に上記義歯アタッチメント1の優れた作用効果を発揮させることができる。
[実施例3]
本例は、図8、実施例1における義歯アタッチメントの形状等を変更した例である。
図8に示すごとく、まず、アタッチメント本体部100の吸着面106を凹曲面(球面状)により構成した。そして、アタッチメント本体部100に対面するキーパ92としても、上記吸着面106に密着可能な凸曲面(球面状)により構成した被吸着面926を採用する。さらに、上記キーパ92は、その被吸着面926と反対側の裏面中央からポスト部928を延設したタイプとした。
また、アタッチメント本体部100の頭部面112に被せたキャップ2には、その側壁部22の基端側の外周面に、外方へ突出したキャップつば部228を全周に設けた。
その他の構成は、実施例1と同様である。
本例の義歯アタッチメントにおいては、上記のごとく凹曲面の吸着面106を有し、凸曲面の被吸着面926を有するキーパ92との組み合わせにより用いることができる。そのため、吸着面106と被吸着面926との位置関係を、互いの吸着状態を維持したまま初期状態から傾動させることが可能となる。そのため、義歯の種類によっては、この構造を採用することが非常に有効である。
また、本例においては、上記キャップ2にキャップつば部228を設けてある。これにより、キャップ2を接着剤310により義歯床31に接着した際に、キャップつば部228が接着剤310中に埋設され、キャップ2と義歯床31との接合強度を向上させることができる。なお、上記キャップつば部228としては、必ずしも全周に設ける必要はなく、周方向に1箇所以上突出した部分を設けた形状に変更することも可能である。
その他は、実施例1と同様の作用効果が得られる。
[実施例4]
本例では、図9に示すごとく、実施例3の義歯アタッチメントを用いて義歯を製造する方法につき説明する。
本例の製造方法は、基本的には実施例2に示した方法と同じであるが、スペーサ52の形状と材質を変更したものである。
すなわち、まず、実施例2と同様にして、義歯本体30を作製する義歯本体作製工程と、模擬歯茎部41にキーパ92を配設してなるキーパ側模型4を作製するキーパ側模型作製工程を行う。
次に、図9に示すごとく、軟磁性材料である19Cr−2Mo−0.2Tiよりなり、その厚みが上記義歯アタッチメント1におけるキャップ2の移動距離と略同じ厚みを有し、かつ、上記アタッチメント本体部100の吸着面106及びキーパ92の被吸着面926と同じ曲率の曲面形状を有する円盤状のスペーサ52を用いて義歯アタッチメントセット工程を行う。また、上記スペーサ52と上記キーパ92の被吸着面926との間は接着剤によって接合する。
その後の工程は実施例2と同様である。
以上のように、本例では、上記曲面形状を有する円盤状のスペーサ52を用いることによって、凹曲面の吸着面106を有する義歯アタッチメントを容易に義歯本体30に組み付けることができる。
その他は実施例2と同様の作用効果が得られる。

Claims (8)

  1. 歯根部に設けた軟磁性材料よりなるキーパに磁気吸引力により接合されるよう、義歯床に配設される義歯アタッチメントにおいて、
    該義歯アタッチメントは、磁気吸引力を発揮する磁石体を内蔵しているアタッチメント本体部と、該アタッチメント本体部における上記キーパに接合させる吸着面とは反対側の面に位置する頭部面に被せられたキャップとよりなり、
    該キャップは、非磁性材料よりなると共に、上記頭部面に当接した当接位置と所定量離れた伸長位置との間において移動可能なように上記アタッチメント本体部に係合していることを特徴とする義歯アタッチメント。
  2. 請求項1において、上記アタッチメント本体部は、上記磁石体と、該磁石体を収容する凹部を有する軟磁性材料よりなるヨークと、上記凹部に上記磁石体を収容した状態で上記凹部の開口部を塞ぐように配置された軟磁性材料よりなるディスクと、該ディスクと上記ヨークとを接合する非磁性材料よりなるリング状接合部とを有してなり、上記ヨークの上記開口部を設けた面の反対側の面に位置する上記頭部面に、上記キャップが被せられていることを特徴とする義歯アタッチメント。
  3. 請求項1又は2において、上記アタッチメント本体部は、その外周側面に径方向外方に向けて突出したつば部を有しており、上記キャップは、上記頭部面に対面する底面部と上記アタッチメント本体部の上記外周側面に対面すると共に上記つば部を覆う側壁部とを有しており、かつ、該側壁部には上記ヨークの上記外周側面に向けて突出した内方突出部を有しており、上記キャップが上記伸長位置に位置した際に該内方突出部と上記つば部とが係合するように構成してあることを特徴とする義歯アタッチメント。
  4. 請求項3において、上記キャップの側壁部の外周面には、上記底面部から離れるにつれて縮径するテーパ面または/および外方に突出する外方突出部を設けてあることを特徴とする義歯アタッチメント。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項において、上記キャップは合成樹脂よりなることを特徴とする義歯アタッチメント。
  6. 義歯床に人工歯を植設してなると共に、歯根部に設けた軟磁性材料よりなるキーパに磁気吸引力により接合されるよう構成された義歯アタッチメントを上記義歯床に配設してなる義歯において、
    上記義歯アタッチメントは、磁気吸引力を発揮する磁石体を内蔵しているアタッチメント本体部と、該アタッチメント本体部における上記キーパに接合させる吸着面とは反対側の面に位置する頭部面に被せられたキャップとよりなり、
    該キャップは、非磁性材料よりなると共に、上記頭部面に当接した当接位置と所定量離れた伸長位置との間において移動可能なように上記アタッチメント本体部に係合しており、
    かつ、上記キャップを上記義歯床によって把持し、該キャップに対して上記アタッチメント本体部を進退可能に配設してなることを特徴とする義歯。
  7. 義歯床に人工歯を植設してなると共に、歯根部に設けた軟磁性材料よりなるキーパに磁気吸引力により接合されるよう構成された義歯アタッチメントを上記義歯床に配設してなる義歯を製造する方法であって、
    上記義歯アタッチメントとしては、磁気吸引力を発揮する磁石体を内蔵しているアタッチメント本体部と、該アタッチメント本体部における上記キーパに接合させる吸着面とは反対側の面に位置する頭部面に被せられたキャップとよりなり、該キャップは、非磁性材料よりなると共に、上記頭部面に当接した当接位置と所定量離れた伸長位置との間において移動可能なように上記アタッチメント本体部に係合している義歯アタッチメントを用い、
    上記人工歯を上記義歯床に植設してなると共に、該義歯床に上記義歯アタッチメントを挿入配置するための配置穴を設けてなる義歯本体を作製する義歯本体作製工程と、
    上記歯根部を含む歯茎の形状を模擬した模擬歯茎部に上記キーパを配設してなるキーパ側模型を作製するキーパ側模型作製工程と、
    該キーパ側模型の上記キーパに、上記義歯アタッチメントの上記キャップの移動可能量の範囲内の厚みを有するスペーサを載置すると共に、該スペーサに上記ディスクが当接するように義歯アタッチメントを載置し、かつ、該義歯アタッチメントの上記キャップを上記当接位置に配置する義歯アタッチメントセット工程と、
    接着剤を内部に塗布した上記配置穴内に上記義歯アタッチメントを収容するように、上記義歯本体を上記キーパ側模型に被せる義歯アタッチメント接着工程とを含むことを特徴とする義歯の製造方法。
  8. 請求項7において、上記スペーサは、永久磁石又は軟磁性材料よりなることを特徴とする義歯の製造方法。
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