JPWO2004076196A1 - 印刷用ゴムブランケット - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、平版印刷用ゴムブランケットを使用した印刷では、文字や画像を形成したロール状の版胴に印刷インキを塗布し、この版胴と密接して回転するゴムブランケットの表層の平滑なゴム面に文字や画像を転写し、ついでこのゴムブランケット上の文字や画像と同じものを紙面に転写して印刷物を得る。ゴムブランケットを使用した印刷では、ゴムブランケットの面上に伸長や収縮、つまり「ズレ」が生じると、版胴の文字や画像が正確に印刷用紙上に転写されないという問題点を生じる。
特開平7−81267号公報には、複数枚の織布からなる支持体層と表面層とによって形成される印刷用ブランケットにおいて、支持体層を形成する織布のうち少なくとも表面層に近接した織布をブランケット胴の回転方向となる縦糸をポリエステル混紡糸とした織布により形成し、この織布の縦糸方向の残留伸度を20%以上にすることにより、高速印刷における繰り返し圧縮に対する耐久性を高くすることが記載されている。
しかしながら、前記公開公報に記載された印刷用ブランケットでは、印圧が加わった際のズレが大きいため、特に高速新聞輪転機印刷において、この「ズレ」に伴ってゴムブランケットの用紙の引き率(円周増加率)が大きくなり、印刷用紙の走行不安定性等の問題点を招く。
一方、特開2000−343852号公報の段落[0009]には、繊維表面に繊維軸方向に沿って第1次凹凸条を形成し、さらにこの第1次凹凸条中に微細な第2次凹凸条を形成したPVA系繊維を用いることによって、繊維間のずれを抑制して基布の寸法安定性を向上させることが記載されている。
しかしながら、特開2000−343852号公報のようにPVA系繊維に凹凸を形成しただけでは、高速輪転機印刷における「ズレ」に伴う用紙の引き率(円周増加率)を小さく制御することができないため、用紙の走行不安定性等の問題点を招く。
本発明に係る第1の印刷用ゴムブランケットは、表面ゴム層と、
前記表面ゴム層の裏面に接着される第1の基布層と、
前記第1の基布層に接着される圧縮層と、
前記圧縮層に接着される第2の基布層とを備える印刷用ゴムブランケットであり、
前記第1の基布層は、ナイロン系繊維、ポリエステル系繊維、ポリビニルアルコール系繊維、ポリオレフィン系繊維、レーヨン繊維及び綿繊維よりなる群から選択される少なくとも一種類の繊維を含み、厚さが0.17mm〜0.33mmの範囲内で、印刷方向における残留伸度が7%以上、15%未満の範囲内で、かつ印刷方向における破断強度が20kgf/cm〜70kgf/cmの範囲内である。
本発明に係る第2の印刷用ゴムブランケットは、表面ゴム層と、
第2の基布層と、
前記表面ゴム層と前記第2の基布層の間に配置される第1の基布層とを備える印刷用ゴムブランケットであり、
前記第1の基布層は、ナイロン系繊維、ポリエステル系繊維、ポリビニルアルコール系繊維、ポリオレフィン系繊維、レーヨン繊維及び綿繊維よりなる群から選択される少なくとも一種類の繊維を含み、厚さが0.17mm〜0.33mmの範囲内で、印刷方向における残留伸度が7%以上、15%未満の範囲内で、かつ印刷方向における破断強度が20kgf/cm〜70kgf/cmの範囲内である。
図2は、図1の印刷用ゴムブランケットの要部を拡大した断面図。
図3は、ゴムブランケットA,Bについての印刷圧と用紙引き率との関係を示す特性図。
図4は、ゴムブランケットB,Cについての印刷圧と用紙引き率との関係を示す特性図。
図5は、ゴムブランケットE,Dについてのシリンダー回転速度と用紙引き率との関係を示す特性図。
図6は、本発明に係る印刷用ゴムブランケットの別な例を示す断面図。
本発明に係る印刷用ゴムブランケットの一例を図1〜図2を参照して説明する。
図1及び図2に示す印刷用ゴムブランケットは、表面ゴム層1と、表面ゴム層1の裏面に接着層2により接着された第1の基布層3と、第1の基布層3に接着された圧縮層4と、圧縮層4に接着された第2の基布層5と、第2の基布層5に接着層6により接着された第3の基布層7と、第3の基布層7に接着層8により接着された第4の基布層9とを備える帯状の積層物から実質的になる。この印刷用ゴムブランケット10は、一端がシリンダー11のバー加工部12aに固定され、かつ他端がシリンダー11のバー加工部12bに固定され、これによりゴムブランケット10は張力がかかった状態でシリンダー11に巻き付けられている。
図2は図1のゴムブランケットの巻き付け角部を一部拡大したものである。シリンダーの角部でゴムブランケットは、大きく鋭角に折り曲げられるため、ゴムブランケットの表面に近い織布層ほど緊張状態にある。特に、表面ゴム層の裏面に接着された第1の基布層は、使用中に受ける動的衝撃により切断される危険性が高いため、第1の基布層より内側に位置する基布層(この場合、第2〜第4の基布層)に比べて残留伸度を大きくすることが望ましい。
まず、第1の基布層について詳しく説明する。
ナイロン系繊維の具体例としては、6,6−ナイロン、6−ナイロン等を挙げることができる。
ポリエステル系繊維の具体例としては、ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート等を挙げることができる。
ポリオレフィン系繊維の具体例としては、ポリエチレン、ポリプロピレン等を挙げることができる。
レーヨン繊維の具体例としては、ポリノジック繊維等を挙げることができる。
ポリビニルアルコール系繊維の具体例としては、(株)クラレ製のビニロン、K2ビニロン等を挙げることができる。
中でも、綿繊維、ナイロン系繊維、ポリビニルアルコール系繊維及びポリエステル系繊維よりなる群から選択される少なくとも1種類の繊維を含む第1の基布層は、ゴムブランケットの耐久性をより向上することができるため、好ましい。
第1の基布層の厚さを前記範囲に限定する理由を説明する。厚さを0.17mm未満にすると、高速印刷の繰り返しによってゴムブランケットが繰り返しうける動的ストレスに対する耐久性が不足する。一方、厚さが0.33mmを超えると、印刷面に布目が現れ易くなる。厚さのより好ましい範囲は、0.17mm〜0.25mmである。
第1の基布層の印刷方向における破断強度を前記範囲に限定する理由を説明する。ゴムブランケットは例えば前述した図1に示すように大きく鋭角に折り曲げられた状態でシリンダーに装着されるため、破断強度を20kgf/cm未満にすると、ゴムブランケットの折り曲げ部で破断しやすくなる。一方、破断強度が70kgf/cmを超えるものは、基布が硬くなる(剛性が高くなる)ため、ブランケットの装着性が悪くなる。破断強度のより好ましい範囲は、30kgf/cm〜70kgf/cmである。
第1の基布層の印刷方向における残留伸度を前記範囲に限定する理由を説明する。残留伸度を7%未満にすると、ゴムブランケットのシリンダーの角部に当る部分が破断しやすくなる。一方、残留伸度を15%以上にすると、印刷時のゴムブランケットの用紙引き率が大きくなる。残留伸度のより好ましい範囲は、7%〜11%である。
次いで、表面ゴム層、圧縮層及び第2の基布層について説明する。
1)表面ゴム層
表面ゴム層は、インキの受理を司る。
この表面ゴム層には、例えば、ゴム配合物のシートを加硫したものを使用することができる。ゴム配合物に含まれるゴム材料としては、例えば、ニトリルゴム等を挙げることができる。
表面ゴム層の厚さは、0.15mm〜0.45mmの範囲内にすることが望ましい。これは次のような理由によるものである。表面ゴム層の厚さが0.15mmより薄くなると、表面ゴム層の表面に、第1の基布層の布目と対応する凹凸が形成されやすくなるため、第1の基布層の布目が印刷物上に再現されて印刷物が不良品となる可能性がある。一方、表面ゴム層の厚さが0.45mmより厚くなると、印刷中に加わる圧力でブランケットの表面ゴムの変形歪みが大きくなって用紙引き率が大きくなる恐れがある。厚さのさらに好ましい範囲は、0.2mm〜0.35mmである。
2)圧縮層
圧縮層は、多孔質な耐油性ゴムマトリックスを主成分とすることが望ましい。耐油性ゴムマトリックスは、加硫させることにより得られるものである。非極性溶剤を使用したインクを用いて印刷が行われる場合、ゴム材料としては、例えば、アクリロニトリル・ブタジエンゴム(NBR)、クロロプレンゴム(CR)、フッ素ゴム(FKM)、ポリウレタンゴム(UR)等の極性ポリマーを用いることができる。一方、極性溶剤を使用したインクを用いて印刷が行われる場合、ゴム材料としては、例えば、エチレン・プロピレンゴム(EPDM)、ブチルゴム(IIR)等の非極性ポリマーを用いることができる。ゴム配合物には、ゴム材料の他に、ゴム弾性体を得るための添加剤を含有させることが望ましい。添加剤としては、例えば、加硫剤、D.M(ジベンゾチアゾル、ジスフィド)やM(2−メルカプトベンゾチアゾール)のような加硫促進剤、老化防止剤、補強剤、充填剤、可塑剤等を挙げることができる。
耐油性ゴムマトリックスを多孔質にする方法としては、例えば、マイクロカプセルの添加、含浸紙を使う方法、塩の溶出法、発泡剤法等を採用することができる。
圧縮層の厚さは、0.2mm〜0.5mmの範囲内にすることが望ましい。これは次のような理由によるものである。圧縮層の厚さを0.2mm未満にすると、圧縮性が損なわれる恐れがある。一方、圧縮層の厚さが0.5mmを超えると、ゴムブランケットのヘタリが大きくなる恐れがある。圧縮層の厚さのさらに好ましい範囲は、0.25mm〜0.45mmである。
3)第2の基布層
第2の基布層としては、例えば、織布、不織布等を使用することができる。各基布層の構成材料としては、前述した第1の基布層で説明したのと同様なものを挙げることができる。第1の基布層と第2の基布層は、同種類の材料から形成されていても、互いに異なる種類の材料から形成されていても良い。
前記第2の基布層の印刷方向における破断強度は、20kgf/cm〜70kgf/cmの範囲内にすることが望ましい。これは以下に説明する理由によるものである。破断強度を20kgf/cm未満にすると、高速印刷の繰り返しに伴ってゴムブランケットが繰り返し受ける動的ストレスに対して十分な耐久性を得られない恐れがある。一方、破断強度が70kgf/cmを超えるものは、基布が硬くなる(剛性が高くなる)ため、ブランケットの装着性が悪くなる恐れがある。破断強度のより好ましい範囲は、30kgf/cm〜70kgf/cmである。
第2の基布層の印刷方向の残留伸度は、3%〜7.5%の範囲内にすることが望ましい。これは以下に説明する理由によるものである。残留伸度を3%未満にすると、基布の柔軟性が低下してブランケットの装着性が悪くなる恐れがある。一方、残留伸度が7.5%を超える場合は、ブランケットが使用の経過に伴い印刷機上で弛みやすく、その為に印刷障害を引き起こす恐れがある。残留伸度のより好ましい範囲は、3.5%〜6.5%である。
第2の基布層の印刷方向の残留伸度は、第1の基布層の印刷方向の残留伸度と等しいか、あるいは小さくすることが望ましい。これにより、ゴムブランケットに印圧を加えた際の表面ゴム層の位置ずれをより小さくすることができるため、高速印刷時の用紙引き率変化をさらに低減することができると共に、見当性をより改善することができる。
第2の基布層の厚さは、0.2mm〜0.5mmの範囲内にすることが望ましい。これは以下に説明する理由によるものである。厚さを0.2mm未満にすると、基布の強度を維持するのが難しくなる。一方、厚さが0.5mmを超える場合は、基布のヘタリが大きくなる可能性がある。厚さのより好ましい範囲は、0.25mm〜0.45mmである。
4)第3〜第4の基布層
第3〜第4の基布層は、材質、厚さ、破断強度及び残留伸度を前述した第2の基布層で説明したのと同様なものにすることができる。第2〜第4の基布層は、互いに同じでも、あるいは互いに異なる構成を有していても良い。
5)接着層
接着層は、印刷用ゴムブランケットを構成する各層同士を接着するために使用される。
この接着層は、耐油性ゴムマトリックスを主成分として含む。耐油性ゴムマトリックスに用いられるゴム材料としては、前述した圧縮層で説明したのと同様なものを用いることができる。
なお、前述した図1では、表面ゴム層に第1の基布層を接着させた例を説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、表面ゴム層と第2の基布層の間に第1の基布層が配置されていれば、耐久性を損なわずに、すなわちブランケット胴に巻き付けた際に破断させることなく、印刷時の表面ゴム層のズレを抑えて高速印刷時における印刷用紙の走行安定性を高くすることができる。表面ゴム層と第2の基布層の間に第1の基布層を配置し、この第1の基布層と表面ゴム層の間に圧縮層を配置する例を図6を参照して説明する。なお、図6では、前述した図2で説明したのと同様な構成部材に同符号を付す。
図6に例示される印刷用ゴムブランケットは、表面ゴム層1と、表面ゴム層1の裏面に接着された圧縮層4と、圧縮層4に接着層10を介して接合された第1の基布層3と、第1の基布層3に接着層10を介して接合された第2の基布層5と、第2の基布層5に接着層10を介して接合された第3の基布層7と、第3の基布層7に接着層10を介して接合された第4の基布層9とを備える。
このような構成の印刷用ゴムブランケットによれば、印圧が加えられた際の圧縮層4の伸びを第1の基布層3により抑えることができるため、表面ゴム層1の位置ずれを抑制することができる。その結果、必要な耐久性を確保しつつ、印刷速度を速くした際の用紙引き率変化を小さくすることができると共に、見当性を高くすることができる。
本発明に係る印刷用ゴムブランケットにおいては、前述した図1,図6に示すように基布層の枚数を4枚にしても良いが、基布層の枚数は、4枚に限らず、2枚(第1,2基布層のみ)あるいは3枚(第1〜第3の基布層)にすることができる。
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
まず、以下に説明する方法でゴムブランケットA,Bを作製した。
<ゴムブランケットAの作製>
中高ニトリルゴム(NBR)100重量部に、イオウ、加硫促進剤M(2−メルカプトベンゾチアゾール)、老化防止剤、補強剤および可塑剤を混合し、得られた混合物をメチル・エチル・ケトンに溶解させ、ゴム糊Iとした。
前述したゴム糊Iに、メタアクリロニトリルとアクリロニトリルとの共重合体製のマイクロカプセル(ノーベル・インダストリー社製で商品名がエクスバンセル092DE、平均粒径80μm)を10重量部加え、ゴム糊IIを得た。
一方、縦糸密度が30番手糸を72本/吋で、横糸密度が30番手糸を108本/吋の綿製の厚さ0.27mmの織布に、ゴムブランケット胴の回転方向(印刷方向)となる縦方向に加熱(150℃)ストレッチ加工を施すことにより、ブランケット胴の回転方向(印刷方向)となる縦方向の残留伸度が35%で、かつ同縦方向の破断強度が10kgf/cmである第1の基布層を得た。残留伸度と破断強度の測定方法を下記に示す。
破断強度と残留伸度の測定は、以下に説明する方法で行った。
測定機:TENSILON(ORIENTEC CRTC−1250A)。
測定条件:試験片の幅が20mmで、長さが200mm(但し、チャック間である)。測定方法:引っ張り速度が50mm/min。
また、第2〜第4の基布層として、厚さが0.35mmで、縦方向の破断強度が30kgf/cmで、かつ縦方向の残留伸度が6%の綿織布を用意した。
第2の基布層の片面に前記ゴム糊IIを0.3mmの厚さにコーティングした。次いで、コーティングされたゴム糊II(未加硫の圧縮層)上に第1の基布層を貼り合わせた。
第2の基布層のもう一方の面にゴム糊Iを0.1mmの厚さにコーティングして未加硫の接着層を形成した後、第3の基布層を貼り合わせた。この第3の基布層の表面にゴム糊Iを0.1mmの厚さにコーティングして未加硫の接着層を形成した後、第4の基布層を貼り合わせた。
最後に、第1の基布層の表面にゴム糊Iを0.05mmの厚さにコーティングして未加硫の接着層を形成した後、未加硫の表面ゴム層としてニトリルゴム配合物のシートを積層し、厚さがおよそ2.2mmで、未加硫の圧縮性ゴムブランケット(ブランケット前駆体)を得た。
<加硫工程>
この未加硫の圧縮性ゴムブランケットを150℃で6時間加熱して加硫を完了させた。
ひきつづき、冷却した後、320メッシュのサンドペーパーで表面ゴム層を研磨し、前述した図2に示す構造を有し、厚さが2.06mmのオフセット印刷用ゴムブランケットAを得た。
<ゴムブランケットBの作製>
第1の基布層の厚さと残留伸度と破断強度を下記表1に示すように変更すること以外は、前述したゴムブランケットAで説明したのと同様な構成のゴムブランケットBを用意した。
得られたゴムブランケットA,Bについて、印刷圧を変化させた際の用紙引き率を測定し、その結果を図3に示す。
図3から明らかなように、残留伸度の小さいゴムブランケットBの方が、印刷圧の増加に伴う用紙引き率の変化が小さいことが理解できる。
実際の多色刷り印刷において、各印刷ユニットの印刷圧は常に一定しているとは言えない。各印刷ユニットにおけるゴムブランケットは、使用経過に伴い厚みの変化(厚み現象)が起きる。しかも、この厚さ変化は、各ユニット間で必ずしも一定でないため、各ユニット間で印刷圧に差が生じる結果となる。この各印刷ユニット間における印刷圧の変化が、各ユニット間の用紙引き率(ゴムブランケットの円周増加率)に差を引き起こすため、前述したゴムブランケットBでは、印刷用紙の走行不安定に見当不良などの問題が生じる。
<ゴムブランケットCの作製>
第1の基布層の厚さと残留伸度と破断強度を下記表1に示すように変更すること以外は、前述したゴムブランケットAで説明したのと同様な構成のゴムブランケットCを用意した。
得られたゴムブランケットB,Cについて、印刷圧を変化させた際の用紙引き率を測定し、その結果を図4に示す。
図4から明らかなように、破断強度が20kgf/cm〜70kgf/cmの範囲内で、かつ残留伸度が7%以上、15%未満である第1の基布層を用いたブランケットC(実施例1)は、破断強度が20kgf/cm〜70kgf/cmの範囲内であるものの、残留伸度が15%を超える第1の基布層を用いたブランケットB(比較例2)に比較して、印刷圧を増加させた際の用紙引き率変化がさらに小さくなることが理解できる。
また、本発明者らは、印刷速度が変動している間は、ゴムブランケットの用紙引き率(ゴムブランケットの円周増加率)にも変動が見られることを見出した。実際の印刷において、印刷機の始動時及び終了時に印刷速度は変化する。連続的に変化する印刷速度に対して、ゴムブランケットの用紙引き率(ゴムブランケットの円周増加率)に変動があれば用紙走行性が不安定となり、損紙が多くなる。連続的に変化する印刷速度に対し、表面ゴム層に接着された織布(第1の基布層)の残留伸度が用紙引き率(ゴムブランケットの円周増加率)に影響を与えることもわかった。
<ゴムブランケットE,Dの作製>
第1の基布層の厚さと残留伸度と破断強度を下記表1に示すように変更すること以外は、前述したゴムブランケットAで説明したのと同様な構成のゴムブランケットE,Dを用意した。
得られたゴムブランケットE,Dについて、印刷時のゴムブランケット胴の回転速度を変化させた際の用紙引き率変化を測定し、その結果を図5に示す。
図5から明らかなように、破断強度が20kgf/cm〜70kgf/cmの範囲内で、かつ残留伸度が7%以上、15%未満である第1の基布層を用いたブランケットE(実施例2)は、シリンダーの回転速度の増加に伴い、ほぼ一定の割合で用紙引き率が増加していることがわかる。
これに対し、残留伸度が15%を超える第1の基布層を用いたブランケットD(比較例3)は、シリンダーの回転速度変化と用紙引き率変化との間に規則性が見られなかった。
<ゴムブランケットF、G,H,Iの作製>
第1の基布層の厚さと残留伸度と破断強度を下記表1に示すように変更すること以外は、前述したゴムブランケットAで説明したのと同様な構成のゴムブランケットF〜Iを用意した。
<ゴムブランケットJ、K,Lの作製>
第1の基布層として、下記表1に示す残留伸度と破断強度と厚さとを有し、かつ綿繊維とポリビニルアルコール繊維(PVA繊維)の混合繊維からなる織布を用いること以外は、前述したゴムブランケットAで説明したのと同様にしてゴムブランケットJ,K,Lを作製した。
厚さ、構成繊維の種類、残留伸度及び破断強度が下記表1に示す条件の第1の基布層と、前述したゴムブランケットAで説明したのと同様な種類の第2〜第4の基布層とを用い、これら第1〜第4の基布層を前述したゴムブランケットAで説明したのと同様にして貼り合わせた。
一方、前述したゴム糊Iに、前述したゴムブランケットAで説明したのと同様な種類のマイクロカプセルを4重量部加え、ゴム糊IIIを得た。
次いで、第1の基布層の表面にゴム糊Iを0.05mmの厚さにコーティングして未加硫の接着層を形成した後、ゴム糊IIIを0.25mmの厚さにコーティングし、さらに未加硫の表面ゴム層としてニトリルゴム配合物のシートを積層し、厚さがおよそ2.2mmで、未加硫の圧縮性ゴムブランケット(ブランケット前駆体)を得た。
この未加硫の圧縮性ゴムブランケットに加硫、冷却及び研磨を前述したゴムブランケットAで説明したのと同様にして行ない、オフセット印刷用ゴムブランケットMを得た。
比較例7
<ゴムブランケットNの作製>
前述したゴムブランケットAで説明したのと同様な種類の第1〜第4の基布層を前述したゴムブランケットAで説明したのと同様にして貼り合わせた。
次いで、第1の基布層の表面にゴム糊Iを0.05mmの厚さにコーティングして未加硫の接着層を形成した後、ゴム糊IIIを0.25mmの厚さにコーティングし、さらに未加硫の表面ゴム層としてニトリルゴム配合物のシートを積層し、厚さがおよそ2.2mmで、未加硫の圧縮性ゴムブランケット(ブランケット前駆体)を得た。
この未加硫の圧縮性ゴムブランケットに加硫、冷却及び研磨を前述したゴムブランケットAで説明したのと同様にして行ない、オフセット印刷用ゴムブランケットNを得た。
ゴムブランケットA〜Nについて、以下に説明する方法で特性評価を行い、その結果を下記表1に示す。
<速度変化に対する用紙引き率変化>
各ゴムブランケットについて、0rpmから500rpmまで段階的に速度変化させ、それぞれの回転速度において0.2mmの印圧をかけた際の用紙引き率を測定し、その変化を観察した。速度変化に対して用紙引き率の変化量(最大用紙引き率と最小用紙引き率との差)が0.2%未満のものを◎、0.2%以上、0.3%未満のものを○、0.3%以上のものを×とした。
<印刷時の布目の有無>
各ゴムブランケットについて、RIテスター(簡易印刷試験機:明製作所)を使った印刷試験による印刷物試験で布目が出るかどうか判定した。布目が出なかったものを○、出たものを×とした。
<第1基布層の耐久性>
ブランケット耐久試験機による耐久性をみた。ブランケット耐久試験機で500万回転まで問題なかったものを○、500万回転までに耐久性の問題が発生したものを×とした。
<見当性>
見当性とは、多色印刷における重ね合わせの位置精度のことであり、トンボ(印刷時に印刷物余白に印刷される見当合わせの指標)に「にじみ」および「ずれ」のないものを○、良くないものを×とした。
<総合評価>
表1の総合評価では、用紙引き率変化、布目の有無、耐久性及び見当性の4つの項目全てが○であるものを○とし、その中で◎があるものを◎とした。4つの項目のうち一項目でも×であるものは×とした。
表1から明らかなように、厚さが0.17mm〜0.33mmの範囲内で、印刷方向における残留伸度が7%以上、15%未満の範囲内で、かつ印刷方向における破断強度が20kgf/cm〜70kgf/cmの範囲内である第1の基布層を備えた実施例1〜7のゴムブランケット(ブランケットC,E,H,J,K、L、M)は、速度変化に対する用紙引き率変化、印刷時の布目の有無、第1の基布層の耐久性およびゴムブランケットの見当性のいずれも優れていることが理解できる。中でも、厚さが0.17mm〜0.25mmで、残留伸度が7%〜11%で、かつ破断強度が30kgf/cm〜70kgf/cmである実施例4〜6のゴムブランケットは、速度変化に対する用紙引き率変化が0.2%未満と優れていた。速度変化に対しての用紙引き率の変化量が小さいほど、印刷速度に依存しない良好な印刷物を得ることができる。
これに対し、残留伸度が15%以上で、かつ破断強度が20kgf/cm未満である比較例1のゴムブランケット(ブランケットA)は、速度変化に対する用紙引き率変化と耐久性と見当性が劣っていた。用紙引き率の変化量が0.3%以上になると、印刷物として問題を生じる。また、残留伸度が15%より大きい比較例2,3のゴムブランケット(ブランケットB,D)は、見当性が劣っていた。一方、残留伸度が7%より小さい比較例4のゴムブランケット(ブランケットI)は、耐久性に劣っていた。厚さが0.33mmを超える比較例5のゴムブランケット(ブランケットF)は、印刷物に布目が現れた。さらに、厚さが0.17mmより小さく、かつ破断強度が20kgf/cm未満である比較例6のゴムブランケット(ブランケットG)は、速度変化に対する用紙引き率変化と耐久性が低かった。
一方、比較例7(ゴムブランケットN)では、表面ゴム層と第2の基布層の間に第1の基布層が配置されているものの、第1の基布層の残留伸度が15%以上で、かつ破断強度が20kgf/cmより小さいため、用紙引き率変化と耐久性と見当性が劣ったものになった。
Claims (10)
- 表面ゴム層と、
前記表面ゴム層の裏面に接着される第1の基布層と、
前記第1の基布層に接着される圧縮層と、
前記圧縮層に接着される第2の基布層とを備える印刷用ゴムブランケットであり、
前記第1の基布層は、ナイロン系繊維、ポリエステル系繊維、ポリビニルアルコール系繊維、ポリオレフィン系繊維、レーヨン繊維及び綿繊維よりなる群から選択される少なくとも一種類の繊維を含み、厚さが0.17mm〜0.33mmの範囲内で、印刷方向における残留伸度が7%以上、15%未満の範囲内で、かつ印刷方向における破断強度が20kgf/cm〜70kgf/cmの範囲内である印刷用ゴムブランケット。 - 前記第1の基布層の厚さは0.17mm〜0.25mmの範囲内で、前記残留伸度が7%〜11%の範囲内で、かつ前記破断強度が30kgf/cm〜70kgf/cmの範囲内である請求項1記載の印刷用ゴムブランケット。
- 前記第1の基布層は、綿繊維、ナイロン繊維、ポリビニルアルコール系繊維及びポリエステル繊維よりなる群から選択される少なくとも一種類の繊維を含む請求項2記載の印刷用ゴムブランケット。
- 前記第2の基布層は、厚さが0.2mm〜0.5mmの範囲内で、印刷方向における残留伸度が3%〜7.5%の範囲内で、印刷方向における破断強度が20kgf/cm〜70kgf/cmの範囲内で、かつ綿繊維及びポリビニルアルコール系繊維から選択される少なくとも一種類の繊維を含む請求項1記載の印刷用ゴムブランケット。
- 前記表面ゴム層の厚さは、0.15mm〜0.45mmの範囲内である請求項1記載の印刷用ゴムブランケット。
- 前記第2の基布層に接着される第3の基布層と、前記第3の基布層に接着される第4の基布層とをさらに備える請求項1記載の印刷用ゴムブランケット。
- 表面ゴム層と、
第2の基布層と、
前記表面ゴム層と前記第2の基布層の間に配置される第1の基布層とを備える印刷用ゴムブランケットであり、
前記第1の基布層は、ナイロン系繊維、ポリエステル系繊維、ポリビニルアルコール系繊維、ポリオレフィン系繊維、レーヨン繊維及び綿繊維よりなる群から選択される少なくとも一種類の繊維を含み、厚さが0.17mm〜0.33mmの範囲内で、印刷方向における残留伸度が7%以上、15%未満の範囲内で、かつ印刷方向における破断強度が20kgf/cm〜70kgf/cmの範囲内である印刷用ゴムブランケット。 - 前記表面ゴム層と前記第1の基布層の間に配置される圧縮層をさらに備える請求項7記載の印刷用ゴムブランケット。
- 前記第2の基布層の印刷方向における残留伸度は、前記第1の基布層に比較して小さい請求項7記載の印刷用ゴムブランケット。
- 前記第2の基布層は、厚さが0.2mm〜0.5mmの範囲内で、印刷方向における残留伸度が3%〜7.5%の範囲内で、印刷方向における破断強度が20kgf/cm〜70kgf/cmの範囲内で、かつ綿繊維及びポリビニルアルコール系繊維から選択される少なくとも一種類の繊維を含む請求項7記載の印刷用ゴムブランケット。
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