JP2002301880A - 印刷用ブランケット - Google Patents

印刷用ブランケット

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JP2002301880A
JP2002301880A JP2001104955A JP2001104955A JP2002301880A JP 2002301880 A JP2002301880 A JP 2002301880A JP 2001104955 A JP2001104955 A JP 2001104955A JP 2001104955 A JP2001104955 A JP 2001104955A JP 2002301880 A JP2002301880 A JP 2002301880A
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JP2001104955A
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Hiromasa Okubo
博正 大久保
Yasuhiko Kondo
康彦 近藤
Toshio Kamata
敏生 鎌田
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベタ着肉性と印刷画像の再現性との両立を図
り、高速印刷においても高品質の印刷画像を得ることの
できる印刷用ブランケットを提供する。 【解決手段】 本発明の印刷用ブランケット10は、表
面印刷層11と、補強層13と、圧縮性層14とをこの
順に備える。補強層13を構成する補強布130は、印
刷用ブランケットの印刷方向において2%の伸びを得る
のに要する荷重が20〜200N/cmであり、かつ全
体の厚みtが0.19mmとなるように圧縮したときの
圧縮応力Ec が200〜450N/cm2 であることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオフセット印刷に用
いられる印刷用ブランケットに関し、より詳しくは、精
密印刷や高速印刷に好適な印刷用ブランケットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の印刷用ブランケットは、一般に、
綿布、レーヨン、ポリエステル等からなる基布層上に、
接着用ゴム糊を介して、アクリロニトリル−ブタジエン
ゴム(NBR)等からなる表面印刷層を設けたものであ
る。一方、近年、表面印刷層と基布層に加えて、発泡ゴ
ム等からなる圧縮性層を設けたブランケットが用いられ
ている。
【0003】かかる圧縮性ブランケットは、印刷時に圧
縮性層自体が変形して、ニップ部で発生する表面印刷層
の変形を吸収することから、バルジの発生を抑制でき、
印刷版上のインキ画像を正確にかつ鮮明に被印刷物上に
再現することができる。従って、圧縮性層を有しない非
圧縮性ブランケットに比べて、印刷の高速化や印刷画像
の鮮明化への対応に優れている。しかしながら、圧縮性
ブランケットは、被印刷物に圧接させたときの圧縮応力
が非圧縮性ブランケットに比べて小さくなるため、イン
キ画像を被印刷物に転写させる働きが劣っており、イン
キの着肉性(ベタ着肉性)が低いという問題がある。
【0004】バルジの発生を抑制すること、およびこれ
に伴って印刷版に形成されたインキ画像の被印刷物上で
の再現性を優れたものにすることと、ベタ着肉性を良好
なものにすることとは、相反する要求であることから、
これらを両立させることは極めて難しい。従って、実際
に用いられている圧縮性ブランケットは、圧縮性層の空
隙率や厚みを調節することで両方の特性のバランスをと
ったり、要求される印刷品質等に応じていずれかの特性
を優先させたりするの対策が採られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方、表面印刷層と圧
縮性層との間に伸び弾性を規制した補強層を設けること
によって、画像の再現性とベタ着肉性との両立を図るこ
とが試みられている。従来の印刷用ブランケットでは、
表面印刷層と圧縮性層との間の補強層として、比較的伸
び易い布地(上層布)からなる層が設けられていたが、
特開平10−272860号公報に開示の発明では、前
記上層布の上に、短繊維を印刷方向に配向分散した弾性
物質からなる伸び止め層を設けることによって、バルジ
を抑制することを提案している。しかしながら、同公報
に開示の印刷用ブランケットは、層構成が1層増えるこ
とによって製造が複雑になるという問題がある。
【0006】また、特開平10−217630号公報に
は、表面層(表面印刷層)と圧縮層(圧縮性層)との間
にモジュラスが異なる2層以上の補強布を有する複合補
強層(補強層)を設けた印刷用ブランケットが開示され
ているが、かかるブランケットについても、層構成の増
加に伴って製造工程が複雑になる問題がある。印刷品質
の観点からみると、上記公報のように、表面印刷層と圧
縮性層との間に補強層を設けることでダブリやスラーの
発生を抑制することができ、印刷方向への網点の変形も
抑制できるという効果が得られるものの、特開平10−
217630号公報に開示の印刷用ブランケットのよう
に複合補強層の厚みが大きく、圧縮層(圧縮性層)から
表面層(表面印刷層)までの距離が大きくなると、かえ
って網点の太りが大きくなるなど、画像の再現性が低下
する問題が生じる。
【0007】一方、特開平9−295468号公報に
は、例えばポリエステルフィルムやアルミニウムフィル
ム等からなる遮蔽フィルムの層と基布層とを、受理転移
層(表面印刷層)とスポンジ層(圧縮性層)との間に設
けた印刷用ブランケットが開示されており、特公平7−
17114号公報には、表面印刷層と弾性層(圧縮性
層)との間に金属フィルム層を設けた印刷用ブランケッ
トが開示されている。しかしながら、補強層としてポリ
エステルフィルム等の樹脂フィルムや、アルミニウムフ
ィルム等の金属フィルムを用いると、印刷用ブランケッ
トが剛直なものとなってしまうことから、これをブラン
ケット胴に装着する際には屈曲部分が生じてしまう。こ
のため、印刷用ブランケットとブランケット胴との間に
隙間が生じて、両者を密着させた状態で固定することが
できなくなる。その結果、印刷用ブランケットに十分な
張力をかけることができなくなって、印刷精度の低下を
招く原因となる。
【0008】そこで本発明の目的は、ベタ着肉性と印刷
画像の再現性との両立を図り、高速印刷においても高品
質の印刷画像を得ることのできる印刷用ブランケットを
提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段および発明の効果】本発明
者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結
果、印刷用ブランケットの表面印刷層と圧縮性層との間
に、張力に対する抵抗が十分に大きい補強布からなる補
強層を配置するとともに、印刷時における印刷用ブラン
ケット全体の圧縮応力が十分に大きな値となるように設
定したときは、印刷時のバルジの発生を防止し、優れた
画像再現性を発揮するとともに、十分なベタ着肉性を得
ることができ、しかもかかる効果を表面印刷層と圧縮性
層との間に特定の補強層を配置する極めて簡易な操作に
よって達成することができるという、全く新たな事実を
見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】すなわち、本発明に係る印刷用ブランケッ
トは、表面印刷層と、補強層と、圧縮性層とをこの順に
備えており、前記補強層を構成する補強布は、印刷用ブ
ランケットの印刷方向において2%の伸びを得るのに要
する荷重が20〜200N/cmであり、かつ、全体の
厚みが0.19mmとなるように圧縮したときの圧縮応
力Ec が200〜450N/cm2 であることを特徴と
する。
【0011】本発明の印刷用ブランケットは、その補強
層の張力に対する抵抗が、前述の公報に開示のものを含
む従来の印刷用ブランケットに比べて高い範囲に設定さ
れており、しかも、ブランケットを被印刷物に圧接し
て、当該ブランケット上のインキ画像を転移させるとき
(すなわち、ブランケットに通常の印刷時の印圧をかけ
て、その総厚みを1.9mmとなるように圧縮させたと
き)の圧縮応力が適度な範囲に設定されている。
【0012】従って、バルジの発生を防止し、印刷時の
スラーや網点太りの発生を抑制し、優れた画像再現性を
得ることができるとともに、優れたベタ着肉性をも得る
ことができる。本発明の印刷用ブランケットにおいて、
前記圧縮性層は1または2以上の基布からなる基布層上
に形成されてなるものであるのが、高速印刷時における
ブランケットの安定性が向上すること等の理由により、
好ましい。
【0013】本発明の印刷用ブランケットにおいて、前
記補強層は1枚の補強布からなるものであるのが好まし
い。また、本発明の印刷用ブランケットは、前記補強層
の厚みが0.1〜0.25mmであり、表面印刷層の厚
みが0.2〜0.5mmであるのが好ましい。この場
合、表面印刷層から圧縮性層までの厚みが小さくなるこ
とで網点の太りを抑制することができる。さらに、画像
の再現性を維持できること等の利点がある。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の印刷用ブランケッ
トについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。本発明
の印刷用ブランケット10は、例えば図1に示すよう
に、支持体層12上に表面印刷層11を設けたものであ
って、支持体層12は、表面印刷層11側から順に、1
枚の補強布130からなる補強層13と、圧縮性層14
と、3枚の基布層15a,15b,15cとを積層した
ものである。
【0015】本発明の印刷用ブランケット10に用いら
れる補強布130は、表面印刷層11の直下に配置され
る補強層13を構成する部材であって、この補強布13
0には、印刷用ブランケットの印刷方向において2%の
伸びを得るのに要する荷重が当該補強布の幅1cmあた
り20〜200Nであることが求められる。補強布を印
刷用ブランケットの印刷方向に引張って、当該補強布に
2%の伸びを与えるのに要する荷重が20〜200N/
cmの範囲に設定されることによって、バルジの発生を
防止し、スラーや網点太りの発生を抑制することがで
き、画像の再現性を優れたものとすることができる。
【0016】補強布の2%の伸びを得るのに要する荷重
が上記範囲を下回ると、バルジの発生の防止や、スラー
・網点太りの抑制を実現できなくなる。逆に、2%の伸
びを得るのに要する荷重が上記範囲を超えると、印刷用
ブランケットの圧力吸収性が低下するため、かえってバ
ルジが大きくなり、スラーや網点太りが大きくなる。補
強布の2%の伸びを得るのに要する荷重は、上記範囲の
中でも特に50〜150N/cmであるのが好ましく、
70〜130N/cmであるのがより好ましい。
【0017】なお、補強布の2%の伸びを得るのに要す
る荷重は、補強布の全方向について同じ値をとらなくて
もよい。本発明においては、少なくとも印刷用ブランケ
ットの印刷方向(ブランケット胴の周方向)において、
補強布に関する前記荷重の範囲が前述の範囲を満足する
ように設定されていればよい。本発明に用いられる補強
布については、さらに、破断強度が幅1cm当たり25
0〜600N(250〜600N/cm)であり、破断
時伸びが5〜20%であり、織り密度が60〜160本
/インチであり、番手が20〜80程度であるのが好ま
しい。
【0018】本発明の印刷用ブランケットは、前述のよ
うに、通常の印刷時における印圧をかけて、その総厚み
t(図1参照)が1.9mmとなるように圧縮させたと
き(ブランケットを被印刷物に圧接して、当該ブランケ
ット上のインキ画像を転移させるとき)の圧縮応力Ec
が、200〜450N/cm2 であることを特徴とす
る。前記圧縮応力Ec を上記範囲に設定することで、印
刷用ブランケットのベタ着肉性を良好な状態に維持する
ことができる。前記圧縮応力Ec が上記範囲を下回る
と、従来の圧縮性ブランケットと同様に、インキの着肉
性(ベタ着肉性)が低くなるおそれがある。逆に、圧縮
応力Ec が上記範囲を超えると、印刷用ブランケット全
体の剛性が高くなりすぎて、バルジを防止する効果が得
られなくなるおそれがある。
【0019】前記圧縮応力Ec は、上記範囲の中でも特
に、220〜400N/cm2 であるのが好ましく、2
50〜370N/cm2 であるのがより好ましい。 (補強層)本発明の印刷用ブランケット10における補
強層13は、ある一定の方向に引っ張って2%の伸びを
得るのに要する荷重が幅1cmあたり20〜200N
(20〜200N/cm)である補強布130からなる
ものである。
【0020】前記補強布の具体例は、これに限定される
ものではないが、ビニロン繊維、アラミド繊維、ナイロ
ン、ポリエステル、カーボン繊維、綿等からなる不織布
または織布が挙げられる。補強層13は、通常、表面印
刷層11と圧縮性層14とを積層する際に、その間に上
記補強布を介在させることによって形成される。上記補
強布を圧縮性層14形成時の基材として併用する場合に
は、圧縮性層14の成形と同時に補強層13が形成され
る。
【0021】また、補強層13は、上記補強布にゴム糊
を含浸させ、その状態で表面印刷層11と圧縮性層14
との間に介在させることによって形成することもでき
る。ゴム糊に用いるゴムとしては、例えばアクリロニト
リル−ブタジエンゴム(NBR)、アクリルゴム、クロ
ロプレンゴム(CR)、ウレタンゴム等の、耐油性の高
いゴムが挙げられる。また、これらの合成ゴムと多硫化
ゴムとの混合物を用いることもできる。ゴム糊は、上記
の例示のゴムに、従来公知の加硫剤、加硫促進剤、充填
剤、老化防止剤、可塑剤、補強剤、増粘剤等を、常法に
従って適宜配合し、こうして得られるゴム組成物をトル
エン、メチルエチルケトン等の適当な有機溶剤(または
これらの混合溶剤)に溶解、膨潤させたものである。
【0022】圧縮性層14から表面印刷層11までの厚
みが大きくなると、網点の太りが大きくなったり、画像
の再現低が低下したりするおそれがある。このため、補
強層13の厚みは、十分なモジュラスを得ることのでき
る範囲であれば極力薄くするのが好ましい。具体的に
は、0.1〜0.25mmの範囲に設定するのが好まし
く、0.15〜0.20mmの範囲に設定するのがより
好ましい。 (圧縮性層)本発明の印刷用ブランケット10における
圧縮性層14は、前記補強層13の表面印刷層11側と
は逆側の面に設けられる層であって、内部に連続気孔構
造または独立気孔構造からなる微小気泡を備えた層であ
る。
【0023】圧縮性層14の圧縮性の程度は、印刷用ブ
ランケット10全体の圧縮応力が前記範囲を満足するよ
うに、当該圧縮応力の程度に応じて設定する必要があ
る。従って、圧縮性層14の硬さや空隙率についても印
刷用ブランケット10全体の圧縮応力に応じて設定する
必要があり、その範囲について特に限定されるものでは
ないが、通常、圧縮性層の硬さがJIS A硬度で表し
て40〜80の範囲内であり、その空隙率が30〜60
%であるのが、良好な圧縮性を発揮するという観点から
好ましい。
【0024】圧縮性層の硬さが上記範囲を下回ったり、
空隙率が上記範囲を超えたりすると、圧縮性層全体の強
度が低下して、復元性が低下したり、印刷に必要な印圧
が得られなくなったりするおそれがある。逆に、硬さが
上記範囲を超えたり、空隙率が上記範囲を下回ったりす
ると、圧縮性が低下して、印刷時の圧縮性層の体積変化
が妨げられるため、印刷障害を引き起こすおそれがあ
る。圧縮性層の硬さは、上記範囲の中でも特に45〜7
5であるのが好ましく、50〜70であるのがより好ま
しい。
【0025】圧縮性層の空隙率が上記範囲を下回ると、
印刷時の体積変化が少なくなり、衝撃を吸収する効果が
不十分になるおそれがある。逆に、空隙率が上記範囲を
超えると、圧縮性層全体の強度が低下するため、復元性
が低下したり、印刷に必要な印圧が得られなくなったり
するおそれがある。圧縮性層の空隙率は、上記範囲の中
でも特に35〜60%であるのが好ましく、40〜55
%であるのがより好ましい。
【0026】圧縮性層の硬さや空隙率は、空隙を形成す
る中空微小球や水溶性微粒子の粒径、添加量によって、
あるいは発泡剤の添加量によって、適宜調節することが
できる。また、圧縮性層の硬さについては、加硫度を調
整したり、補強剤、充填剤、可塑剤等の添加量を調整し
たりすることで調節することができる。圧縮性層の厚み
は、圧縮性層の硬さや空隙率に応じて、ひいては印刷用
ブランケット全体の圧縮応力に要求される値に応じて適
宜設定されるものであるが、通常、印刷用ブランケット
全体の厚みの10〜50%となるように設定される。圧
縮性層の厚みが上記範囲を下回ると、印刷時の衝撃を吸
収する効果が不十分になる。逆に、上記範囲を超える
と、印刷用ブランケット全体の圧縮応力が低下して、印
刷に必要な印圧が得られなくなるおそれがある。
【0027】圧縮性層14は、圧縮性層形成用のゴム糊
を、例えば前述の補強層13の表面に所定の厚みに糊引
きし、次いで、使用する気泡形成用粒子に応じて、常法
に従い、層内部に微小気泡を形成させることにより得ら
れる。圧縮性層用ゴム糊は、前述の補強布に含浸させる
ゴム糊用のゴム材料として例示したものと同様のゴム材
料と、所定の気泡形成用粒子とを、トルエン、メチルエ
チルケトン等の適当な有機溶剤(またはこれらの混合溶
剤)に溶解、膨潤させたものであって、かかるゴム糊中
には、従来公知の加硫剤、加硫促進剤、充填剤、老化防
止剤、可塑剤、補強剤、増粘剤等が、常法に従って適宜
配合される。
【0028】前記気泡形成用粒子は、圧縮性層内部の微
小気泡の形成方法に応じて選択されるものであって、例
えば、抽出法によって連続気泡構造の微小気泡を形成す
る場合には、気泡形成用粒子として水溶性微粒子が用い
られる。かかる水溶性微小粒子には、例えば食塩、でん
ぷん、砂糖、ポリビニルアルコール、ゼラチン、尿素、
セルロース、硫酸ナトリウム、塩化カリウム等の、種々
の有機物、無機物の粒子が挙げられる。水溶性微粒子の
粒径は、気泡に求められる径の大きさに応じて、一般に
は10〜50μmの範囲で設定しておくのが好ましい。
【0029】マイクロバルーン法によって独立気泡構造
の微小気泡を形成する場合には、気泡形成用粒子として
熱可塑性の中小微小球等が用いられる。中小微小球とし
ては、例えばノーベル・インダストリー社製のマイクロ
バルーン「エクスパンセル」シリーズ、松本油脂製薬
(株)製のマイクロカプセル等が挙げられる。前記熱可
塑性の中小微小球に代えて、フェノール樹脂等の熱硬化
性樹脂や、ガラス等の無機物質から形成された殻体中に
空気等の気体を封入したものを用いることもできる。
【0030】発泡剤法によって独立気泡構造の微小気泡
を形成する場合には、気泡形成用粒子として有機発泡剤
等が用いられる。有機発泡剤としては、例えばアゾジカ
ルボンアミド、N,N’−ジニトロソペンタメチレンテ
トラミン、p,p’−オキシビスベンゼンスルホニルヒ
ドラジド等が挙げられる。 (表面印刷層)本発明の印刷用ブランケット10におけ
る表面印刷層11は、印刷用ブランケットの表面にあっ
て、印刷用版からインキ画像を受理し、これを被印刷物
に転写するためのものである。
【0031】この表面印刷層11は、補強層13の表面
(圧縮性層14が形成されている側とは逆側の面)に表
面印刷層用のゴム糊を所定の厚みに糊引きすることによ
って得られる。表面印刷層用のゴム糊は、前述の補強布
に含浸させるゴム糊用のゴム材料として例示したものと
同様のゴム材料を、トルエン、メチルエチルケトン等の
適当な有機溶剤(またはこれらの混合溶剤)に溶解、膨
潤させたものであって、かかるゴム糊中には従来公知の
加硫剤、加硫促進剤、充填剤、老化防止剤、可塑剤、補
強剤、増粘剤等が、常法に従って適宜配合される。
【0032】(基布層)本発明の印刷用ブランケット1
0において、圧縮性層14よりも下層には(圧縮性層1
4の表面印刷層11側とは逆側の面には)、さらに1ま
たは2以上の基布層15a〜15cを設けてもよい。基
布層の積層数の上限は特に限定されるものではなく、印
刷用ブランケット全体の厚みに応じて適宜設定すればよ
いが、通常、積層数を3〜5層とするのが適当である。
【0033】基布層15a〜15cは、基布150にゴ
ム糊を含浸させたものであって、本発明に使用可能な基
布150としては、印刷用ブランケットの凹凸を極力少
なくするという観点から、綿、ポリエステル、レーヨン
等からなる平織りの布をが好適である。
【0034】
〔印刷用ブランケットの製造〕
実施例1〜9および比較例1〜8 (1) 基布層15a〜15cの作製 下記の表1に示すプライマー用ゴム組成物とトルエンと
を1:1の重量比で混合して、プライマー用のゴム糊を
得た。
【0035】
【表1】
【0036】表1に示す「高ニトリル量アクリロニトリ
ル−ブタジエンゴム(NBR)」には、日本ゼオン
(株)製の商品名「Nipol DN103」(ニトリ
ル含量41.5%)を用いた。「加硫促進剤 ノクセラ
ーDM」はジベンゾチアジルジスルフィド〔大内新興化
学(株)製〕である。綿製の基布150に上記プライマ
ー用ゴム糊を糊引きし、こうして得られた3枚の基布層
15を図1に示すように貼り合わせた。基布層15a,
15b,15cの厚みは、順に0.4mm、0.3m
m、0.4mmであった。
【0037】(2) 補強層13および圧縮性層14の作製 補強布130としては、各実施例および比較例につい
て、下記のものを使用した。実施例1〜3では、補強布
として、ビニロン繊維製の布を使用した。この布は、所
定の方向に引っ張って2%の伸びを得るのに要する荷重
が20N/cmであり、引張強さTB が400N/cm
(「補強布の幅1cm当たり」400N;以下、同
じ。)、切断時伸びEB が15%、厚みが0.25mm
であった。また、その織り密度は、縦糸(20番手/2
本撚り)が83本/インチ,横糸(30番手/1本撚
り)が71本/インチであった。
【0038】実施例4〜6および比較例7,8では、補
強布として、ビニロン繊維製の布を使用した。この布
は、所定の方向に引っ張って2%の伸びを得るのに要す
る荷重が100N/cmであり、引張強さTB が500
N/cm、切断時伸びEB が8%、厚みが0.25mm
であった。また、その織り密度は、縦糸(20番手/2
本撚り)が115本/インチ,横糸(30番手/1本撚
り)が71本/インチであった。
【0039】実施例7〜9では、補強布として、アラミ
ド繊維製の布を使用した。この布は、所定の方向に引っ
張って2%の伸びを得るのに要する荷重が200N/c
mであり、引張強さTB が550N/cm、切断時伸び
B が7%、厚みが0.25mmであった。また、その
織り密度は、縦糸(30番手/1本撚り)が125本/
インチ,横糸(30番手/1本撚り)が71本/インチ
であった。比較例1,2および5では、補強布として、
レーヨン繊維製の布を使用した。この布は、所定の方向
に引っ張って2%の伸びを得るのに要する荷重が13N
/cmであり、引張強さTB が200N/cm、切断時
伸びEB が25%、厚みが0.25mmであった。ま
た、その織り密度は、縦糸(20番手/2本撚り)が1
00本/インチ,横糸(30番手/1本撚り)が71本
/インチであった。
【0040】比較例3,4および6では、補強布とし
て、アラミド繊維製の布を使用した。この布は、所定の
方向に引っ張って2%の伸びを得るのに要する荷重が2
30N/cmであり、引張強さTB が650N/cm、
切断時伸びEB が5%、厚みが0.25mmであった。
また、その織り密度は、縦糸(30番手/1本撚り)が
150本/インチ,横糸(30番手/1本撚り)が71
本/インチであった。上記補強布130に、(1) 「基布
層15a〜15cの作製」で使用したのと同じプライマ
ー用ゴム組成物を糊引きして、乾燥させることにより、
補強層13を得た。補強層13の厚みは、いずれの実施
例、比較例についても0.25mmとなるように調整し
た。また、上記補強布は、いずれも「2%の伸びを得る
のに要する荷重」を測定した方向が印刷用ブランケット
の印刷方向(ブランケット胴に装着したとき、その周方
向に該当する方向)と一致するようにして使用した。
【0041】次いで、下記の表2に示す圧縮性層用ゴム
組成物とトルエンとを1:1の重量比で混合して、圧縮
性層用のゴム糊を得た。
【0042】
【表2】
【0043】表2に示す「中高ニトリル量アクリロニト
リル−ブタジエンゴム(NBR)」には、日本ゼオン
(株)製の商品名「Nipol DN219」(ニトリ
ル含量33.5%)を用いた。「加硫促進剤 ノクセラ
ーDM」は前出のものと同じであって、「加硫促進剤
ノクセラーTT」はテトラメチルチウラムジスルフィド
〔大内新興化学(株)製〕である。また、「中空微小球
マイクロセルF50D」は、松本油脂製薬(株)製の
商品名「マイクロバルーンF50D」(ポリアクリロニ
トリル製のセル中にペンタンを充填したもの)である。
【0044】上記圧縮性層用ゴム糊を、前述の補強層1
3の表面に糊引きした後、これを加硫して、所定の厚み
になるまで研磨した。これにより、多孔質(独立気泡構
造)の圧縮性層14を得た。各実施例および比較例にお
ける中空微小球の配合量および圧縮性層14の空隙率
は、下記の表4および表5に示すとおりである。圧縮性
層14の厚みは0.3mmであった。
【0045】(3) 支持体層12の作製 上記(1) で得られた基布層15a〜15cのうち、外側
の基布層15aの表面に前記プライマー用ゴム糊を糊引
きして、さらにこの基布層15aに、上記(2)で得られ
た補強層13と圧縮性層14との積層体における圧縮性
層14側の表面を貼り合わせた。こうして、支持体層1
2を得た。 (4) 表面印刷層11の作製 下記の表3に示す表面印刷層用ゴム組成物とトルエンと
を1:1の重量比で混合して、表面印刷層用のゴム糊を
得た。
【0046】
【表3】
【0047】表3に示す「極高ニトリル量アクリロニト
リル−ブタジエンゴム(NBR)」には、日本ゼオン
(株)製の商品名「Nipol DN009」(ニトリ
ル含量50%)を用いた。「加硫促進剤 ノクセラーD
M」および「加硫促進剤 ノクセラーTT」は前出のも
のと同じである。次いで、上記(3) で得られた支持体層
12のうち、補強層13側の表面に上記表面印刷層用ゴ
ム糊を糊引きして、圧力1kgf/cm2 の減圧下、温
度150℃にて、30分間加熱し、加硫した。
【0048】さらに、表面仕上げとしての研磨処理を施
すことにより、総厚み1.95mm(表面印刷層の厚み
0.3mm)の印刷用ブランケット10を得た。 〔印刷用ブランケットの特性試験〕上記実施例および比
較例の印刷用ブランケットを、それぞれオフセット印刷
機〔リョービ(株)製の「560」型〕の転写胴シリン
ダに巻きつけて、コート紙に対するベタ印刷と網点印刷
とを行った。
【0049】印刷条件は、印刷速度を毎時10000枚
とした。また、印刷インキには東洋インキ(株)製の商
品名「マークVニュー」を、コート紙には大王製紙
(株)製の商品名「ユトリトコート110kg」をそれ
ぞれ使用した。コート紙への印刷を100枚繰り返し行
った後、以下の項目についての評価を行った。 (スラーの有無)印刷方向への網点の流れ具合(楕円
度)を、スラーゲージによって網点の縦横の線幅比(横
線幅/縦線幅)を求めることによって評価した。
【0050】線幅比の値が小さいほど、スラーの影響が
少なく、印刷画像が良好であることを示す。スラー(線
幅比)の値は、実用上、1.10以下、好ましくは1.
08以下であることが求められる。 (網点太り)印刷された網点をマイクロスコープにて拡
大観察し、印刷版の網点(新円)の面積を1としたとき
の面積比を算出することにより、網点太りの有無および
その程度を評価した。
【0051】面積比の値が小さいほど、網点太りの影響
が少なく、印刷画像が良好であることを示す。網点太り
(面積比)の値は、実用上、1.10以下、好ましくは
1.07以下であることが求められる。 (ベタ着肉性)印刷された画像のベタ部のうち、1cm
角の部分をサンプリングして、画像解析によりベタ部の
濃度分布を測定するとともに、その標準偏差を求めるこ
とにより、ベタ着肉性を評価した。
【0052】標準偏差の値が小さいほど、ベタ着肉性が
良好であることを示す。前記標準偏差の値は、実用上、
4.5以下、好ましくは4.0以下であることが求めら
れる。以上の結果を、補強層の2%の伸びを得るのに要
する荷重の値や、圧縮性層の空隙率、中空微小球の配合
量とともに、表4、表5および表6に示す。
【0053】
【表4】
【0054】
【表5】
【0055】
【表6】
【0056】表4、表5および表6より明らかなよう
に、補強層を構成する補強布の2%の伸びを得るのに要
する荷重が20〜200N/cmの範囲にあって、かつ
全体の厚みが0.19mmとなるように圧縮したときの
圧縮応力Ec が200〜450N/cm2 の範囲にある
実施例1〜9の印刷用ブランケットでは、スラー、網点
太り、ベタ着肉性のいずれについても良好な結果が得ら
れた。従って、補強布の2%の伸びを得るのに要する荷
重と、ブランケット全体についての前記圧縮応力Ec
を上記範囲に設定することにより、画像再現性とベタ着
肉性とを両立できることがわかった。
【0057】これに対し、補強布の2%の伸びを得るの
に要する荷重と、全体の厚みが0.19mmとなるよう
に圧縮したときの圧縮応力Ec とがいずれも前記範囲を
下回っていた比較例1では、ベタ着肉性が不十分となっ
た。比較例2では、補強布の2%の伸びを得るのに要す
る荷重が前記範囲を下回っており、圧縮応力Ec が前記
範囲を超えていた。この場合には、スラーや印刷太りの
発生を抑制することができなかった。
【0058】逆に、補強布の2%の伸びを得るのに要す
る荷重が前記範囲を超えており、圧縮応力Ec が前記範
囲を下回っていた比較例3では、前記荷重が高すぎるた
めにバルジが大きくなってしまい、スラーや印刷太りの
発生を抑制することができなかった。また、圧縮応力E
c が低すぎるために、ベタ着肉性も不十分であった。補
強布の2%の伸びを得るのに要する荷重と、圧縮応力E
c とがいずれも前記範囲を下回っていた比較例4では、
ベタ着肉性が良好であったものの、スラーや印刷太りの
発生を抑制することができなかった。
【0059】比較例5〜8では、補強布の2%の伸びを
得るのに要する荷重と、圧縮応力E c とのいずれか一方
が前記範囲を満足するものの、他の一方が前記範囲を満
足していないため、表6に示すように、スラー、網点太
りおよび/またはベタ着肉性の評価のうち少なくともい
ずれか1つが不十分になるという問題があった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印刷用ブランケットの一実施形態
を示す断面図である。
【符号の説明】
10 印刷用ブランケット, 11 表面印刷層, 1
3 補強層, 14圧縮性層, 130 補強布, 1
5a〜15c 基布層, 150 基布,t 厚み
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鎌田 敏生 兵庫県神戸市中央区脇浜町3丁目6番9号 住友ゴム工業株式会社内 Fターム(参考) 2H114 CA01 CA02 CA03 CA10 FA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面印刷層と、補強層と、圧縮性層とをこ
    の順に備えており、 前記補強層を構成する補強布は、印刷用ブランケットの
    印刷方向において2%の伸びを得るのに要する荷重が2
    0〜200N/cmであり、かつ、 全体の厚みが0.19mmとなるように圧縮したときの
    圧縮応力Ec が200〜450N/cm2 である印刷用
    ブランケット。
  2. 【請求項2】前記圧縮性層が1または2以上の基布から
    なる基布層上に形成されてなるものである請求項1記載
    の印刷用ブランケット。
  3. 【請求項3】前記補強層が1枚の補強布からなるもので
    ある請求項1または2記載の印刷用ブランケット。
  4. 【請求項4】前記補強層の厚みが0.1〜0.25mm
    であり、表面印刷層の厚みが0.2〜0.5mmである
    請求項1〜3のいずれかに記載の印刷用ブランケット。
  5. 【請求項5】前記補強層を構成する補強布の、印刷用ブ
    ランケットの印刷方向における2%の伸びを得るのに要
    する荷重が50〜150N/cmである請求項1〜4の
    いずれか記載の印刷用ブランケット。
  6. 【請求項6】前記圧縮応力Ec が220〜400N/c
    2 である請求項1〜5のいずれか記載の印刷用ブラン
    ケット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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