JPWO2004068570A1 - Cmp研磨剤及び研磨方法 - Google Patents

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智明 山岸
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和宏 榎本
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Abstract

酸化セリウム粒子、分散剤、水溶性高分子および水を含有し、前記水溶性高分子がアクリルアミド、メタアクリルアミドおよびそれらのα−置換体からなる群のいずれかの、N−モノ置換体およびN,N−ジ置換体のいずれかの骨格を有する化合物であるCMP研磨剤であり、好ましくは、該研磨剤100重量部に対して前記水溶性高分子が0.01重量部以上10重量部以下である。これにより、層間絶縁膜、BPSG膜、シャロー・トレンチ分離用絶縁膜等を平坦化するCMP技術において、研磨を効率的、高速にし、かつプロセス管理も容易に行える研磨剤および研磨方法を提供できる。

Description

本発明は、半導体素子製造技術である、基板表面の平坦化工程、特に、層間絶縁膜、BPSG(ボロン、リンをドープした二酸化珪素膜)膜の平坦化工程、シャロー・トレンチ分離の形成工程等において使用される半導体絶縁膜用のCMP研磨剤及びこれらCMP研磨剤を使用した基板の研磨方法に関する。
現在の超々大規模集積回路では、実装密度を高める傾向にあり、種々の微細加工技術が研究、開発されている。既に、デザインルールは、サブハーフミクロンのオーダーになっている。このような厳しい微細化の要求を満足するために開発されている技術の一つにCMP(ケミカルメカニカルポリッシング)技術がある。この技術は、半導体装置の製造工程において、露光を施す層を完全に平坦化し、露光技術の負担を軽減し、歩留まりを安定させることができるため、例えば、層間絶縁膜、BPSG膜の平坦化、シャロー・トレンチ分離等を行う際に必須となる技術である。
従来、半導体装置の製造工程において、プラズマ−CVD(Chemical Vapor Deposition、化学的蒸着法)、低圧−CVD等の方法で形成される酸化珪素絶縁膜等無機絶縁膜層を平坦化するためのCMP研磨剤として、フュームドシリカ系の研磨剤が一般的に検討されていた。フュームドシリカ系の研磨剤は、シリカ粒子を四塩化珪酸に熱分解する等の方法で粒成長させ、pH調整を行って製造している。しかしながら、この様な研磨剤は無機絶縁膜の研磨速度が十分な速度をもたず、実用化には低研磨速度という技術課題があった。
従来の層間絶縁膜を平坦化するCMP技術では、研磨速度の基板上被研磨膜のパターン依存性が大きく、パターン密度差或いはサイズ差の大小により凸部の研磨速度が大きく異なり、また凹部の研磨も進行してしまうため、ウエハ面内全体での高いレベルの平坦化を実現することができないという技術課題があった。
また、層間膜を平坦化するCMP技術では、層間膜の途中で研磨を終了する必要があり、研磨量の制御を研磨時間で行うプロセス管理方法が一般的に行われている。しかし、パターン段差形状の変化だけでなく、研磨布の状態等でも、研磨速度が顕著に変化してしまうため、プロセス管理が難しいという問題があった。
デザインルール0.5μm以上の世代では、集積回路内の素子分離にLOCOS(シリコン局所酸化)が用いられていた。その後さらに加工寸法が微細化すると素子分離幅の狭い技術が要求され、シャロー・トレンチ分離が用いられつつある。シャロー・トレンチ分離では、基板上に成膜した余分の酸化珪素膜を除くためにCMPが使用され、研磨を停止させるために、酸化珪素膜の下に研磨速度の遅いストッパ膜が形成される。ストッパ膜には窒化珪素などが使用され、酸化珪素膜とストッパ膜との研磨速度比が大きいことが望ましい。
一方、フォトマスクやレンズ等のガラス表面研磨剤として、酸化セリウム研磨剤が用いられている。酸化セリウム粒子はシリカ粒子やアルミナ粒子に比べ硬度が低く、したがって、研磨表面に傷が入りにくいことから、仕上げ鏡面研磨に有用であり、このことに注目し、酸化セリウム研磨剤が提案された(日本特開2002−353175号公報参照。)。しかし、この酸化セリウム研磨剤には、近年要求が厳しくなってきた平坦性が、必ずしも充分ではない、という問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑み、層間絶縁膜、BPSG膜、シャロー・トレンチ分離用絶縁膜を平坦化するCPM技術において、酸化珪素膜の研磨を効率的、高速に、かつプロセス管理も容易に行うことができる研磨剤および研磨方法を提供するものである。
本発明のCMP研磨剤は、(1)酸化セリウム粒子、分散剤、水溶性高分子および水を含有し、前記水溶性高分子がアクリルアミド、メタアクリルアミドおよびそれらのα−置換体からなる群のいずれかの、N−モノ置換体およびN,N−ジ置換体のいずれかの骨格を有する化合物であるCMP研磨剤に関する。
(2)また、本発明のCMP研磨剤は、水溶性高分子が、下記一般式(I)
Figure 2004068570
(式(I)中、Rは水素原子、メチル基、フェニル基、ベンジル基、クロル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基またはシアノ基を示し、R、Rはそれぞれ独立に水素原子、C〜C18のアルキル鎖、メチロール基またはアセチル基を示し、RとRとの両方が水素原子である場合は含まれない。)および下記一般式(II)
Figure 2004068570
(式(II)中、Rは式(I)中のRと共通すなわち水素原子、メチル基、フェニル基、ベンジル基、クロル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基またはシアノ基を示し、Rはモルホリノ基、チオモルホリノ基、ピロリジノ基またはピペリジノ基を示す。)からなる群から選ばれる少なくとも1種類の重合性単量体から構成される繰り返し単位を含む重合体である前記(1)記載のCMP研磨剤に関する。
(3)さらに本発明のCMP研磨剤は、水溶性高分子の添加量が、研磨剤100重量部に対して0.01重量部以上10重量部以下である前記(1)または(2)記載のCMP研磨剤に関する。
また、本発明の基板の研磨方法は、(4)被研磨膜を形成した基板を研磨定盤の研磨布に押しあて加圧し、前記(1)〜(3)のいずれか一つ記載のCMP研磨剤を被研磨膜と研磨布との間に供給しながら、基板の被研磨膜と研磨布とを相対的に動かして被研磨膜を研磨するものである。
一般に酸化セリウムは、炭酸塩、硝酸塩、硫酸塩、しゅう酸塩のセリウム化合物を酸化することによって得られる。TEOS−CVD法等で形成される酸化珪素膜の研磨に使用する酸化セリウム研磨剤は、一次粒子径が大きく、かつ結晶ひずみが少ないほど、すなわち結晶性が良いほど高速研磨が可能であるが、研磨傷が入りやすい傾向がある。そこで、本発明で用いる酸化セリウム粒子は、その製造方法を限定するものではないが、酸化セリウム結晶子径は5nm以上300nm以下であることが好ましい。また、半導体製造に係る基板研磨に使用することから、アルカリ金属及びハロゲン類の含有率は酸化セリウム粒子中10ppm以下に抑えることが好ましい。
本発明において、酸化セリウム粉末を作製する方法として焼成または過酸化水素等による酸化法が使用できる。焼成温度は350℃以上900℃以下が好ましい。
上記の方法により製造された酸化セリウム粒子は凝集しているため、機械的に粉砕することが好ましい。粉砕方法として、ジェットミル等による乾式粉砕や遊星ビーズミル等による湿式粉砕方法が好ましい。ジェットミルは、例えば化学工業論文集第6巻第5号(1980)527〜532頁に説明されている。
本発明におけるCMP研磨剤は、例えば、上記の特徴を有する酸化セリウム粒子と分散剤と水からなる組成物を分散させ、さらに後述する水溶性高分子、添加剤を添加することによって得られる。なお、特に各組成の添加順は限定されるものではない。
CMP研磨剤における酸化セリウム粒子の濃度に制限はないが、分散液(スラリー)の取り扱いやすさから0.5重量%以上20重量%以下の範囲が好ましい。
また、分散剤として、半導体製造に係る基板研磨に使用することから、ナトリウムイオン、カリウムイオン等のアルカリ金属及びハロゲン、イオウの含有率は10ppm以下に抑えることが好ましく、例えば、重合性単量体成分としてアクリル酸アンモニウム塩を含む高分子分散剤が好ましい。また、重合性単量体成分としてアクリル酸アンモニウム塩を含む高分子分散剤と水溶性陰イオン性分散剤、水溶性非イオン性分散剤、水溶性陽イオン性分散剤、水溶性両性分散剤から選ばれた少なくとも1種類を含む2種類以上の分散剤を使用してもよい。
水溶性陰イオン性分散剤としては、例えば、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸アンモニウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸トリエタノールアミン、特殊ポリカルボン酸型高分子分散剤等が挙げられ、水溶性非イオン性分散剤としては例えばポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレン高級アルコールエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン誘導体、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノパルミテート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンソルビタントリステアレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート、ポリオキシエチレンソルビタントリオレエート、テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット、ポリエチレングリコールモノラウレート、ポリエチレングリコールモノステアレート、ポリエチレングリコールジステアレート、ポリエチレングリコールモノオレエート、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、アルキルアルカノールアミド等が挙げられ、水溶性陽イオン性分散剤としては、例えば、ポリビニルピロリドン、ココナットアミンアセテート、ステアリルアミンアセテート等が挙げられ、水溶性両性分散剤としては、例えば、ラウリルベタイン、ステアリルベタイン、ラウリルジメチルアミンオキサイド、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン等が挙げられる。
これらの分散剤添加量は、スラリー状の研磨剤中の粒子の分散性及び沈降防止、さらに研磨傷と分散剤添加量との関係から酸化セリウム粒子100重量部に対して、0.01重量部以上2.0重量部以下の範囲が好ましい。分散剤の分子量は、100〜50,000が好ましく、1,000〜10,000がより好ましい。分散剤の分子量が100未満の場合は、酸化珪素膜あるいは窒化珪素膜を研磨するときに、十分な研磨速度が得られず、分散剤の分子量が50,000を超えた場合は、粘度が高くなり、CMP研磨剤の保存安定性が低下するからである。
これらの酸化セリウム粒子を水中に分散させる方法としては、通常の攪拌機による分散処理の他にホモジナイザー、超音波分散機、湿式ボールミル等を用いることができる。
こうして作製されたCMP研磨剤中の酸化セリウム粒子の平均粒径は、0.01μm〜1.0μmであることが好ましい。酸化セリウム粒子の平均粒径が0.01μm未満であると研磨速度が低くなりすぎ、1.0μmを超えると研磨する膜に傷がつきやすくなるためである。
なお、本発明において、酸化セリウム粒子の平均粒径は、必要に応じてスラリーを適当な濃度に希釈し、レーザ回折式粒度分布計で測定し、粒子径の中央値を採用する。
本発明における水溶性高分子は、アクリルアミド、メタアクリルアミドおよびそれらのα−置換体からなる群のいずれかの、N−モノ置換体およびN,N−ジ置換体のいずれかの骨格を有する化合物であれば特に制限はない。
水溶性高分子は、ラジカル重合等によって得られる重量平均分子量が500以上である化合物が好ましい。
好ましくは、水溶性高分子は、下記一般式(I)および下記一般式(II)
Figure 2004068570
で表されるモノマの群から選ばれる少なくとも1種類の重合性単量体から構成される繰り返し単位を含む重合体である。前記一般式(I)および(II)で表される単量体(モノマ)の双方を使用した共重合体も使用できる。
なお、上式(I)中、Rは水素原子、メチル基、フェニル基、ベンジル基、クロル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基またはシアノ基を示す。R、Rはそれぞれ独立に水素原子、C〜C18のアルキル鎖、メチロール基またはアセチル基を示し、RとRとの両方が水素原子である場合は含まれない。
上式(II)中、Rは式(I)のRと共通でありすなわち水素原子、メチル基、フェニル基、ベンジル基、クロル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基またはシアノ基を示し、Rはモルホリノ基、チオモルホリノ基、ピロリジノ基またはピペリジノ基を示す。
前記一般式(I)および(II)以外のモノマとして、例えばアクリル酸、C〜C18のアクリル酸エステル、メタクリル酸、C〜C18のメタクリル酸エステル、アクリルアミド、ビニルアルコール、アクリロニトリル、ビニルピロリドン、ビニルピリジン、酢酸ビニル、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、p−スチレンカルボン酸等のラジカル重合可能なモノマ等が挙げられる。
本発明におけるアクリルアミド、メタアクリルアミドおよびそれらのα−置換体からなる群のいずれかの、N−モノ置換体およびN,N−ジ置換体のいずれかの骨格を有する化合物類としては、N−メチルアクリルアミド、N−エチルアクリルアミド、N−プルピルアクリルアミド、N−イソプロピルアクリルアミド、N−ブチルアクリルアミド、N−イソブチルアクリルアミド、N−ターシャリブチルアクリルアミド、N−ヘプチルアクリルアミド、N−オクチルアクリルアミド、N−ターシャリオクチルアクリルアミド、N−ドデシルアクリルアミド、N−オクタデシルアクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、N−アセチルアクリルアミド、N−ジアセトンアクリルアミド、N−メチルメタクリルアミド、N−エチルメタクリルアミド、N−プルピルメタクリルアミド、N−イソプロピルメタクリルアミド、N−ブチルメタクリルアミド、N−イソブチルメタクリルアミド、N−ターシャリブチルメタクリルアミド、N−ヘプチルメタクリルアミド、N−オクチルメタクリルアミド、N−ターシャリオクチルメタクリルアミド、N−ドデシルメタクリルアミド、N−オクタデシルメタクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミド、N−アセチルメタクリルアミド、N−ジアセトンメタクリルアミド等のN−モノ置換体骨格を有する化合物類;
N,N−ジメチルアクリルアミド、N,N−ジエチルアクリルアミド、N,N−ジプルピルアクリルアミド、N,N−ジイソプロピルアクリルアミド、N,N−ジブチルアクリルアミド、N,N−ジイソブチルアクリルアミド、N,N−ジターシャリブチルアクリルアミド、N,N−ジヘプチルアクリルアミド、N,N−ジオクチルアクリルアミド、N,N−ジターシャリオクチルアクリルアミド、N,N−ジドデシルアクリルアミド、N,N−ジオクタデシルアクリルアミド、N,N−ジメチロールアクリルアミド、N,N−ジアセチルアクリルアミド、N,N−ジジアセトンアクリルアミド、N,N−ジメチルメタクリルアミド、N,N−ジエチルメタクリルアミド、N,N−ジプルピルメタクリルアミド、N,N−ジイソプロピルメタクリルアミド、N,N−ジブチルメタクリルアミド、N,N−ジイソブチルメタクリルアミド、N,N−ジターシャリブチルメタクリルアミド、N,N−ジヘプチルメタクリルアミド、N,N−ジオクチルメタクリルアミド、N,N−ジターシャリオクチルメタクリルアミド、N,N−ジドデシルメタクリルアミド、N,N−ジオクタデシルメタクリルアミド、N,N−ジメチロールメタクリルアミド、N,N−ジアセチルメタクリルアミド、N,N−ジジアセトンメタクリルアミド、アクリロイルピペリジン、アクリロイルモルホリン、アクリロイルチオモルホリン、アクリロイルピロリジン等のN,N−ジ置換体骨格を有する化合物を例示することができる。これらは、1種単独または2種以上組み合わせて用いることができる。
水溶性高分子を添加する量は、研磨剤100重量部に対して、0.01重量部以上10重量部以下の範囲が好ましい。この添加量が少なすぎると高平坦化特性が得られず、多すぎるとゲル化のため流動性が低下する場合がある。
また、本発明の研磨剤は、粘度、pH、表面張力等の液状特性をコントロールするために、他の水溶性ポリマーを併用してもよい。水溶性ポリマーとしては、特に制限はなく、例えばアルギン酸、ペクチン酸、カルボキシメチルセルロース、ポリメタクリル酸、ポリメタクリル酸アンモニウム塩、ポリマレイン酸、ポリイタコン酸、ポリフマル酸、ポリ(p−スチレンカルボン酸)、ポリアクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸アンモニウム塩、ポリアミド酸、ポリアミド酸アンモニウム塩;ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等のビニル系ポリマー;ノニオン性界面活性剤等が挙げられる。水溶性ポリマーは、重量平均分子量が500以上であるのが好ましい。
本発明の研磨剤には上述した材料の他に、染料、顔料等の着色剤や、pH調整剤などの、一般に研磨剤に添加される添加剤を、研磨剤の作用効果を阻害しない範囲で添加しても良い。
本発明におけるpHは、平坦性の点で6〜9が好ましい。pHは酸や、アンモニア、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド等のアルカリ成分によって調整可能である。
本発明の研磨剤は、酸化セリウム粒子、分散剤及び水からなる酸化セリウムスラリーと、水溶性高分子を含む添加剤及び水からなる添加液とを分けた二液式CMP研磨剤として保存しても、また予め添加剤を含む一液式研磨剤として保存しても、安定した特性が得られる。
酸化セリウムスラリーと添加液とを分けた二液式研磨剤として保存する場合、これら二液の配合を任意に変えられることにより平坦化特性と研磨速度の調整が可能となる。二液式の場合、添加液は、酸化セリウムスラリーと別々の配管で送液し、これらの配管を合流させて供給配管出口の直前で混合して研磨定盤上に供給する方法か、研磨直前に酸化セリウムスラリーと混合する方法がとられる。
本発明のCMP研磨剤が使用される無機絶縁膜の作製方法として、低圧CVD法、プラズマCVD法等が挙げられる。低圧CVD法による酸化珪素膜形成は、Si源としてモノシラン:SiH、酸素源として酸素:Oを用いる。このSiH−O系酸化反応を400℃以下の低温で行わせることにより得られる。場合によっては、CVD後1000℃またはそれ以下の温度で熱処理される。高温リフローによる表面平坦化を図るためにリン:Pをドープするときには、SiH−O−PH系反応ガスを用いることが好ましい。
プラズマCVD法は、通常の熱平衡下では高温を必要とする化学反応が低温でできる利点を有する。プラズマ発生法には、容量結合型と誘導結合型の2つが挙げられる。反応ガスとしては、Si源としてSiH、酸素源としてNOを用いたSiH−NO系ガスとテトラエトキシシラン(TEOS)をSi源に用いたTEOS−O系ガス(TEOS−プラズマCVD法)が挙げられる。基板温度は250℃〜400℃、反応圧力は67〜400Paの範囲が好ましい。このように、本発明の研磨剤が適用される酸化珪素膜にはリン、ホウ素等の元素がドープされていても良い。同様に、低圧CVD法による窒化珪素膜形成は、Si源としてジクロルシラン:SiHCl、窒素源としてアンモニア:NHを用いる。このSiHCl−NH系酸化反応を900℃の高温で行わせることにより得られる。プラズマCVD法は、反応ガスとしては、Si源としてSiH、窒素源としてNHを用いたSiH−NH系ガスが挙げられる。基板温度は300℃〜400℃が好ましい。
本発明の研磨方法は、上記本発明のCMP研磨剤で基板の被研磨膜を研磨することを特徴とする。基板として、例えば半導体製造に係る基板すなわち回路素子と配線パターンが形成された段階の半導体基板、回路素子が形成された段階の半導体基板等の、半導体基板上に無機絶縁層が形成された基板が使用できる。そして、被研磨膜は、前記無機絶縁層、例えば酸化珪素膜層あるいは窒化珪素膜層及び酸化珪素膜層等が挙げられる。
そして、本発明の研磨方法は、被研磨膜を形成した基板を研磨定盤の研磨布に押しあて加圧し、本発明のCMP研磨剤を被研磨膜と研磨布との間に供給しながら、基板の被研磨膜と研磨布とを相対的に動かして被研磨膜を研磨する。具体的には研磨装置の基板と研磨定盤との少なくとも一方を動かせば良い。被研磨膜を形成した基板とは、上記のように少なくとも酸化珪素膜層が形成された半導体基板が挙げられる。以下、無機絶縁層が形成された半導体基板の場合について本発明の研磨方法を説明する。
半導体基板上に形成された酸化珪素膜層あるいは窒化珪素膜層を上記CMP研磨剤で研磨することによって、酸化珪素膜層表面の凹凸を解消し、半導体基板全面にわたって平滑な面とすることができる。また、シャロー・トレンチ分離にも使用できる。シャロー・トレンチ分離に使用するためには、酸化珪素膜研磨速度と窒化珪素膜研磨速度の比、酸化珪素膜研磨速度/窒化珪素膜研磨速度が10以上であることが好ましい。この比が10未満では、酸化珪素膜研磨速度と窒化珪素膜研磨速度の差が小さく、シャロー・トレンチ分離をする際、所定の位置で研磨を停止することができなくなる傾向がある。この比が10以上の場合は窒化珪素膜の研磨速度がさらに小さくなって研磨の停止が容易になり、シャロー・トレンチ分離により好適である。また、シャロー・トレンチ分離に使用するためには、研磨時に傷の発生が少ないことが好ましい。
研磨する装置としては、半導体基板を保持するホルダーと、研磨布(パッド)を貼り付けてあり、回転数が変更可能なモータ等を取り付けてある研磨定盤とを有する一般的な研磨装置が使用できる。研磨定盤上の研磨布としては、一般的な不織布、発泡ポリウレタン、多孔質フッ素樹脂などが使用でき、特に制限がない。また、研磨布にはCMP研磨剤がたまるような溝加工を施すことが好ましい。研磨条件に制限はないが、定盤の回転速度は半導体基板が飛び出さないように200rpm以下の低回転が好ましく、半導体基板にかける圧力は研磨後に傷が発生しないように約98kPa(1kg/cm)以下が好ましい。研磨している間、研磨布にはスラリー状の本発明の研磨剤をポンプ等で連続的に供給する。研磨剤の供給量に制限はないが、研磨布の表面が常に研磨剤で覆われていることが好ましい。
研磨終了後の半導体基板は、流水中で良く洗浄後、スピンドライヤ等を用いて半導体基板上に付着した水滴を払い落としてから乾燥させることが好ましい。このようにして平坦化されたシャロー・トレンチを形成したあと、酸化珪素絶緑膜層の上に、アルミニウム配線を形成し、さらにその配線間及び配線上に再度上記方法により酸化珪素絶縁膜を形成後、上記CMP研磨剤を用いて同様に研磨することによって、絶縁膜表面の凹凸を解消し、半導体基板全面にわたって平滑な面とする。この工程を所定数繰り返すことにより、所望の層数を製造する。
凹凸が存在する被研磨膜(酸化珪素膜)のグローバル平坦化を達成するには、凸部が選択的に研磨されることが必要である。本発明の水溶性高分子を含有するCMP研磨剤を用いると、酸化セリウム粒子と被研磨膜との間で水溶性高分子が緩衝剤として作用する。すなわち、実効研磨荷重の小さい凹部の被研磨膜は保護されるが、実効研磨荷重の大きい凸部被研磨膜は水溶性高分子が排除されることで選択的に研磨され、パターン依存性の少ないグローバル平坦化が達成可能である。
本発明のCMP研磨剤および研磨方法は、半導体基板に形成された酸化珪素膜だけでなく、所定の配線を有する配線板に形成された酸化珪素膜、ガラス、窒化珪素等の無機絶縁膜、ポリシリコン、Al、Cu、Ti、TiN、W、Ta、TaN等を主として含有する膜、フォトマスク・レンズ・プリズム等の光学ガラス、ITO等の無機導電膜、ガラス及び結晶質材料で構成される光集積回路・光スイッチング素子・光導波路、光ファイバーの端面、シンチレータ等の光学用単結晶、固体レーザ単結晶、青色レーザLED用サファイヤ基板、SiC、GaP、GaAs等の半導体単結晶、磁気ディスク用ガラス基板、磁気ヘッド等を研磨することができる。
次に、本発明を実施例及び比較例を挙げて説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。なお、合成例の「部」は重量部を示す。
[酸化セリウム粒子の作製例]
炭酸セリウム水和物2kgを白金製容器に入れ、800℃で2時間空気中で焼成することにより黄白色の粉末を約1kg得た。この粉末をX線回折法で相同定を行ったところ酸化セリウムであることを確認した。焼成粉末粒子径は30〜100μmであった。焼成粉末粒子表面を走査型電子顕微鏡で観察したところ、酸化セリウムの粒界が観察された。粒界に囲まれた酸化セリウム一次粒子径を測定したところ、体積分布の中央値が190nm、最大値が500nmであった。
酸化セリウム粉末1kgをジェットミルを用いて乾式粉砕を行った。粉砕粒子について走査型電子顕微鏡で観察したところ、一次粒子径と同等サイズの小さな粒子の他に、1〜3μmの大きな粉砕残り粒子と0.5〜1μmの粉砕残り粒子が混在していた。
[水溶性高分子の合成]
(合成例1)
脱イオン水400部を2リットルのフラスコに投入し、窒素ガス雰囲気下で撹拌しながら90℃に昇温後、N,N−ジメチルアクリルアミド100部に重合開始剤(和光純薬工業株式会社製、商品名「V−085」)1部を溶解させたものを1時間かけてフラスコ中に注入した。その後90℃で5時間保温後、室温まで冷却して取り出して水溶性高分子溶液を得た。
(合成例2)
アクリロイルモルホリン95部、アクリル酸5部を合成例1と同様の条件で重合させ、室温まで冷却後、アンモニア水でpH:7.8に調整して水溶性高分子溶液を得た。
(合成例3)
N−イソプロピルアクリルアミド95部、アクリル酸5部を合成例1と同様の条件で重合させ、室温まで冷却後、アンモニア水でpH:7.5に調整して水溶性高分子溶液を得た。
[研磨剤の作製]
(実施例1:研磨剤例1)
上記作製の酸化セリウム粒子1kgとポリアクリル酸アンモニウム塩水溶液(40重量%)23gと脱イオン水8977gを混合し、撹拌しながら超音波分散を10分間施した。得られたスラリーを1ミクロンフィルターでろ過をし、さらに脱イオン水を加えて5重量%の酸化セリウムスラリーを得た。
スラリーのpHは8.3であった。スラリー粒子をレーザ回折式粒度分布計で測定するために、適当な濃度に希釈して測定した結果、粒子径の中央値が190nmであった。
上記の酸化セリウムスラリー(固形分:5重量%)600gと合成例1で得た水溶性高分子溶液30gと脱イオン水2370gとを混合して、水溶性高分子を含む酸化セリウム研磨剤(固形分:1重量%)を作製した。その研磨剤pHは8.1であった。また、研磨剤中の粒子をレーザ回折式粒度分布計で測定するために、適当な濃度に希釈して測定した結果、粒子径の中央値がいずれも190nmであった。
(実施例2:研磨剤例2)
水溶性高分子溶液として、合成例2の溶液を用いた以外は、研磨剤例1と同様の方法で調整および評価した。研磨剤pHは7.8、また、研磨剤中の粒子をレーザ回折式粒度分布計で測定するために、適当な濃度に希釈して測定した結果、粒子径の中央値がいずれも190nmであった。
(実施例3:研磨剤例3)
水溶性高分子溶液として、合成例3の溶液を用いた以外は、研磨剤例1および2と同様の方法で調整および評価した。研磨剤pHは7.5、また、研磨剤中の粒子をレーザ回折式粒度分布計で測定するために、適当な濃度に希釈して測定した結果、粒子径の中央値がいずれも190nmであった。
[絶縁膜層の研磨]
(実施例1:研磨例1)
直径200mmのSi基板上にLine/Space幅が0.05〜5mmで高さが1000nmのAl配線Line部を形成した後、その上にTEOS−プラズマCVD法で酸化珪素膜を2000nm形成したパターンウエハを作製した。
上記で作製したパターンウエハ(以下、ウエハともいう。)を、研磨装置の、保持する基板取り付け用の吸着パッドを貼り付けたホルダーにセットした。多孔質ウレタン樹脂製の研磨パッド(研磨布)を貼り付けた直径600mmの研磨定盤上に、ホルダーをウエハの絶縁膜(酸化珪素膜)面を下にして載せ、さらに加工荷重を29.4kPa(300gf/cm)に設定した。
研磨定盤上に研磨剤例1の酸化セリウム研磨剤(固形分:1重量%)を200cc/minの速度で滴下しながら、研磨定盤及びウエハを50rpmで2分間回転させ、パターンウエハの絶縁膜を研磨した。研磨後のウエハを純水で良く洗浄後、乾燥した。同様に、研磨時間を3分、4分、5分、6分にして上記パターンウエハの研磨を行った。
光干渉式膜厚測定装置を用いて、研磨前後の膜厚差を測定し、研磨速度を計算した。Line/Space幅1mmのLine部分の研磨速度RとLine/Space幅3mmのLine部分の研磨速度R、及びLine/Space幅5mmのLine部分の研磨速度Rとの研磨速度比R/R及びR/Rは、研磨時間2〜4分の間は、研磨時間とともに値が大きくなり、研磨時間4〜6分ではほぼ一定であった。
研磨速度のパターン幅依存性が一定になった研磨時間4分の場合、Line/Space幅1mmのLine部分の研磨速度Rは344nm/分(研磨量1376nm)、Line/Space幅3mmのLine部分の研磨速度Rは335nm/分(研磨量1340nm)、Line/Space幅5mmのLine部分の研磨速度Rは315nm/分(研磨量1260nm)であり、研磨速度比R/R及びR/Rは、それぞれ0.92及び0.97であった。また、研磨時間が5分、6分の場合の各Line/Space幅のLine部分の研磨量は4分の場合とほぼ同じであり、4分以降研磨がほとんど進行していないことがわかった。
(実施例2:研磨例2)
研磨剤例2の酸化セリウム研磨剤を用いた以外は、研磨例1と同様にしてパターンウエハを研磨した。研磨例1と同様に、光干渉式膜厚測定装置を用いて、研磨前後の膜厚差を測定し、研磨速度を計算した。Line/Space幅1mmのLine部分の研磨速度RとLine/Space幅3mmのLine部分の研磨速度R、及びLine/Space幅5mmのLine部分の研磨速度Rとの研磨速度比R/R及びR/Rは、研磨時間2〜4分の間は、研磨時間とともに値が大きくなり、研磨時間4〜6分ではほぼ一定であった。
研磨速度のパターン幅依存性が一定になった研磨時間4分の場合、Line/Space幅1mmのLine部分の研磨速度Rは343nm/分(研磨量1372nm)、Line/Space幅3mmのLine部分の研磨速度Rは335nm/分(研磨量1338nm)、Line/Space幅5mmのLine部分の研磨速度Rは313nm/分(研磨量1252nm)であり、研磨速度比R/R及びR/Rは、それぞれ0.91及び0.98であった。また、研磨時間が5分、6分の場合の各Line/Space幅のLine部分の研磨量は4分の場合とほぼ同じであり、4分以降研磨がほとんど進行していないことがわかった。
(実施例3:研磨例3)
研磨剤例3の酸化セリウム研磨剤を用いた以外は、研磨例1および2と同様にしてパターンウエハを研磨した。研磨例1および2と同様に、光干渉式膜厚測定装置を用いて、研磨前後の膜厚差を測定し、研磨速度を計算した。Line/Space幅1mmのLine部分の研磨速度RとLine/Space幅3mmのLine部分の研磨速度R、及びLine/Space幅5mmのLine部分の研磨速度Rとの研磨速度比R/R及びR/Rは、研磨時間2〜4分の間は、研磨時間とともに値が大きくなり、研磨時間4〜6分ではほぼ一定であった。
研磨速度のパターン幅依存性が一定になった研磨時間4分の場合、Line/Space幅1mmのLine部分の研磨速度Rは346nm/分(研磨量1384nm)、Line/Space幅3mmのLine部分の研磨速度Rは337nm/分(研磨量1348nm)、Line/Space幅5mmのLine部分の研磨速度Rは317nm/分(研磨量1268nm)であり、研磨速度比R/R及びR/Rは、それぞれ0.92及び0.97であった。また、研磨時間が5分、6分の場合の各Line/Space幅のLine部分の研磨量は4分の場合とほぼ同じであり、4分以降研磨がほとんど進行していないことがわかった。
(比較例1)
(酸化セリウム研磨剤の作製]
上記実施例1と同様にして5重量%酸化セリウムスラリーを得た。スラリーpHは8.3であった。この酸化セリウムスラリー(固形分:5重量%)600gと脱イオン水2400gを混合して、酸化セリウム研磨剤A(固形分:1重量%)を作製した。その研磨剤pHは7.4であり、また、研磨剤中の粒子をレーザ回折式粒度分布計で測定するために、適当な濃度に希釈して測定した結果、粒子径の中央値が190nmであった。
[絶縁膜層の研磨]
上記で作製した酸化セリウム研磨剤Aを研磨剤として使用し、かつ定盤及びウエハを50rpmで1分間回転させた以外は研磨例1〜3と同様にして、パターンウエハの絶縁膜を研磨した。研磨後のウエハを純水で良く洗浄後、乾燥した。
同様に、研磨時間を1.5分、2分にして上記パターンウエハの研磨を行った。
実施例の研磨例1〜3と同様に、光干渉式膜厚測定装置を用いて、研磨前後の膜厚差を測定し、研磨速度を計算した。
Line/Space幅1mmのLine部分の研磨速度RとLine/Space幅3mmのLine部分の研磨速度R、及びLine/Space幅5mmのLine部分の研磨速度Rとの研磨速度比R/R及びR/Rは、研磨時間1〜2分の間ではほぼ一定であった。研磨速度のパターン幅依存性が研磨時間により一定である研磨時間が1.5分の場合、Line/Space幅1mmのLine部分の研磨速度Rは811nm/分(研磨量1216nm)、Line/Space幅3mmのLine部分の研磨速度Rは616nm/分(研磨量924nm)、Line/Space幅5mmのLine部分の研磨速度Rは497nm/分(研磨量746nm)であり、研磨速度比R/R及びR/Rは、それぞれ0.61及び0.76であった。研磨時間2分では、Line/Space幅0.05〜1mmのLine部分で、研磨が酸化珪素膜の下地のAl配線まで達してしまった。
産業上の利用の可能性
本発明により、層間絶縁膜、BPSG膜、シャロー・トレンチ分離用絶縁膜等を平坦化するCMP技術において、酸化珪素等の膜の研磨を効率的、高速に、かつプロセス管理も容易に行うことができる研磨剤および研磨方法を提供することができる。

Claims (4)

  1. 酸化セリウム粒子、分散剤、水溶性高分子および水を含有し、前記水溶性高分子がアクリルアミド、メタアクリルアミドおよびそれらのα−置換体からなる群のいずれかの、N−モノ置換体およびN,N−ジ置換体のいずれかの骨格を有する化合物であるCMP研磨剤。
  2. 前記水溶性高分子が、下記一般式(I)
    Figure 2004068570
    (式(I)中、Rは水素、メチル基、フェニル基、ベンジル基、クロル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基またはシアノ基を示し、R、Rはそれぞれ独立に水素、C〜C18のアルキル鎖、メチロール基またはアセチル基を示し、RとRとの両方が水素である場合は含まれない。)および
    下記一般式(II)
    Figure 2004068570
    (式(II)中、Rは式(I)のRと共通であり、Rはモルホリノ基、チオモルホリノ基、ピロリジノ基またはピペリジノ基を示す。)からなる群から選ばれる少なくとも1種類の重合性単量体から構成される繰り返し単位を含む重合体である請求の範囲第1項記載のCMP研磨剤。
  3. 水溶性高分子の添加量が、研磨剤100重量部に対して0.01重量部以上10重量部以下である請求の範囲第1項又は第2項記載のCMP研磨剤。
  4. 被研磨膜を形成した基板を研磨定盤の研磨布に押しあて加圧し、請求の範囲第1項〜第3項のいずれか一項記載のCMP研磨剤を被研磨膜と研磨布との間に供給しながら、基板の被研磨膜と研磨布とを相対的に動かして被研磨膜を研磨する研磨方法。
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