JP4836731B2 - 磁気ディスク用ガラス基板の製造方法 - Google Patents

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Description

磁気ディスク用ガラス基板、その主表面の研磨方法および磁気ディスクに関する。
ハードディスクドライブなどの情報処理機器に搭載される磁気ディスクに対する高記録密度化の要請は近年強くなっており、このような状況の下、従来のアルミニウム基板に替わってガラス基板が広く用いられるようになってきている。
高記録密度化の要請はさらに強くなっており、このような要請に応えるべくガラス基板主表面を高精度で研磨する方法としてコロイダルシリカを含有する研磨スラリーを用いる方法が提案されている(たとえば特許文献1、2参照)。
特許文献1の方法は、コロイダルシリカを含む研磨液にアルカリを含有させ研磨液のpHを10.2超12以下とするものである。
特許文献2の方法は、特許文献1の方法を適用した主表面に微小な凸状の突起が形成されている問題を解決すべくなされたものとされており、研磨砥粒として有機ケイ素化合物を加水分解することで生成したコロイダルシリカを含む研磨砥粒を用いるものである。
特開2003−173518号公報 特開2006−82138号公報
有機ケイ素化合物を加水分解することで生成したコロイダルシリカを用いる特許文献2の方法には、そのようなコロイダルシリカは従来のケイ酸ソーダ法で製造されたコロイダルシリカに比べて高価であり、安価であることが求められる磁気ディスク用ガラス基板の製造には適用しにくいという問題があった。
また、従来のケイ酸ソーダ法で製造されたコロイダルシリカを用いるとしても軟らかい研磨パッドを用いれば表面粗さを小さくすることはある程度は可能であると考えられるが、この場合、研磨に要する時間が長くなるという問題があった。
また、研磨時間を長くして表面粗さを小さくすることはある程度は可能であると考えられるが、微小な凸状の突起が形成される問題を解決することは困難であった。
本発明は、コロイダルシリカが有機ケイ素化合物を加水分解することで生成したものでなくともガラス基板主表面を高精度で研磨できるなど上述の問題を解決することが可能な方法の提供を目的とする。
なお、前記微小な凸状の突起とはいわゆるマスキングによる凸欠点である。この凸欠点は、研磨中に基板に付着したゲル状シリカなどによって被覆された当該基板の微小部がその他の基板部分に比べて研磨レートが小さくなるために研磨後に微小な凸状の突起となったものである。
本発明は、円形ガラス板を研磨して磁気ディスク用ガラス基板を製造する方法であって、アミノ基を有する水溶性有機高分子、アミン塩基を有する水溶性有機高分子および第4級アンモニウム塩基を有する水溶性有機高分子からなる群から選ばれる1以上の水溶性高分子およびコロイダルシリカを含有するスラリー(以下、このスラリーを本発明のスラリーという。)を用いて円形ガラス板の主表面を研磨する工程を有する磁気ディスク用ガラス基板の製造方法を提供する。
また、主表面について原子間力顕微鏡によって測定された算術平均粗さ(以下、この算術平均粗さをRaという。)が0.16nm以下であり、主表面外周部のロールオフの大きさが50nm以下である磁気ディスク用ガラス基板を提供する。
なお、本発明におけるロールオフの大きさについて以下に説明する。
図1は主表面外周部、チャンファー面(面取りされた面)および外周端面を含む部分の断面の概念図である。
aはチャンファー面、bは外周端面、cは主表面外周部であり、dはチャンファー面aと主表面外周部cの境界である。
図中点線で示されている直線はロールオフ(端部だれ)の大きさを定めるための基準線gである。この基準線gは、主表面外周部cのうち境界dから主表面中心に向かって2.5mm以上5mm以下の部分fと重なるかこの部分fを最もよく近似する直線として定められる。
主表面外周部cのうち境界dから主表面中心に向かって0.25mm以上5mm以下の部分はロールオフ測定領域eである。
ロールオフの大きさはロールオフ測定領域eにおける主表面外周部cの基準線gからの最大高さおよび最小高さの差である。なお、主表面外周部cが基準線gよりも上方にある場合は高さを正、下方にある場合は高さを負とする。
また、前記磁気ディスク用ガラス基板の製造方法によって製造された磁気ディスク用ガラス基板または前記磁気ディスク用ガラス基板の上に、記録層となるべき磁性層を含む複数の層が積層されている磁気ディスクを提供する。
本発明者は、コロイダルシリカを含有するスラリーにポリオキシプロピレンジアミンを添加して円形ガラス板の主表面を硬度が大きい研磨パッドを用いて研磨したところ、それを添加しないで研磨したものに比べてRaが低くなることを見出し、本発明に至った。
本発明の磁気ディスク用ガラス基板の製造方法によれば、硬度が大きい研磨パッドを用いても従来の方法では得られなかったRaが0.16nm以下である磁気ディスク用ガラス基板が得られるようになる。
また、主表面のRaが0.16nm以下かつ主表面外周部のロールオフの大きさが50nm以下である磁気ディスク用ガラス基板が得られるようになる。
また、前記マスキングによる凸欠点を減少させることが可能になる。
本発明の磁気ディスク用ガラス基板の製造方法(以下、本発明の製造方法という。)においては通常次のような各工程を経てガラス基板が製造される。すなわち、円形ガラス板の中央に円孔を開け、面取り、主表面ラッピング、端面鏡面研磨を順次行う。その後、このような加工が行われた円形ガラス板を積層して内周端面をエッチング処理し、そのエッチング処理された内周端面にたとえばポリシラザン化合物含有液をスプレー法等によって塗布し、焼成して内周端面に被膜(保護被膜)を形成する。次に、内周端面に被膜が形成された円形ガラス板の主表面を研磨して平坦かつ平滑な面とし磁気ディスク用ガラス基板とされる。
本発明の製造方法はこのようなものに限らず、たとえば、内周端面に対する保護被膜形成に替えて内周端面のブラシ研磨を行ってもよいし、特許文献2に記載されているように主表面ラッピング工程を粗ラッピング工程と精ラッピング工程に分けそれらの間に形状加工工程(円形ガラス板中央の孔開け、面取り、端面研磨)を設けてもよいし、主表面研磨工程の後に化学強化工程を設けてもよい。なお、中央に円孔を有さないガラス基板を製造する場合には当然、円形ガラス板中央の孔開けは不要である。
主表面ラッピングは通常、平均粒径が6〜8μmである酸化アルミニウム砥粒または酸化アルミニウム質の砥粒を用いて行う。
ラッピングされた主表面は通常、30〜40μm研磨され、その後、本発明のスラリーを用いて研磨され、そのRaは典型的には0.16nm以下となる。
主表面の研磨においてはまず、平均粒径が0.9〜1.8μmである酸化セリウムを含有するスラリーとウレタン製研磨パッドとを用いて研磨する。
次に、本発明のスラリーを用いてたとえば研磨圧力が0.5〜30kPaの条件でさらに研磨する。なお、研磨圧力は4kPa以上であることが好ましい。4kPa未満では研磨時のガラス基板の安定性が低下してばたつきやすくなり、その結果主表面のうねりが大きくなるおそれがある。
本発明のスラリーを用いた研磨に使用される研磨パッドとしては、ショアD硬度が45〜75、圧縮率が0.1〜10%かつ密度が0.5〜1.5g/cmである発泡ウレタン樹脂、ショアA硬度が30〜99、圧縮率が0.5〜10%かつ密度が0.2〜0.9g/cmである発泡ウレタン樹脂、または、ショアA硬度が5〜65、圧縮率が0.1〜60%かつ密度が0.05〜0.4g/cmである発泡ウレタン樹脂からなるものが典型的である。なお、研磨パッドのショアA硬度は20以上であることが好ましい。20未満では研磨速度が低下するおそれがある。
なお、ショアD硬度およびショアA硬度はそれぞれJIS K7215に規定されているプラスチックのデュロメータA硬さおよびD硬さを測定する方法によって測定される。
また、圧縮率(単位:%)は次のようにして測定される。すなわち、研磨パッドから適切な大きさに切り出した測定試料について、ショッパー型厚さ測定器を用いて無荷重状態から10kPaの応力の負荷を30秒間加圧した時の材料厚さtを求め、次に厚さがtの状態から直ちに110kPaの応力の負荷を5分間加圧した時の材料厚さt1を求め、tおよびtの値から(t−t)×100/tを算出し、これを圧縮率とする。
研磨パッドのショアD硬度およびショアA硬度の測定においては研磨パッド試料を重ね合わせてそれら硬度が測定されるので研磨現象を支配する研磨パッドの硬度として適切ではないおそれがあった。
そこで、本発明者は研磨パッド試料1枚毎にその硬度を測定できるH・バーレイス社製ゴム用汎用自動硬度計デジテストとIRHDマイクロ検出器を用いて測定した硬度をもって研磨パッドの硬度とすることとした(以下、この硬度をパッド硬度という)。すなわち、パッド硬度の測定はISO48が規定する国際ゴム硬さ(IRHD)試験のM法(中硬さ用マイクロサイズ試験)によって一定の静荷重を用いて行われる。
主表面研磨の工程はこのようなものに限らず、たとえば本発明のスラリーを用いる研磨の前に、平均粒径が0.15〜0.25μmである酸化セリウムを含有するスラリーとウレタン製研磨パッドを用いて研磨し、Raを0.4〜0.6nm、三次元表面構造解析顕微鏡(たとえばZygo社製NV200)を用いて波長領域がλ≦0.25mmの条件で1mm×0.7mmの範囲で測定された微小うねり(Wa)をたとえば0.2nm以下としてもよいし、上記酸化セリウム含有スラリーに替えて従来知られているコロイダルシリカスラリーを用いるなどしてもよい。なお、この付加された研磨における板厚の減少量(研磨量)は典型的には1〜2μmである。
次に、本発明のスラリーについて説明する。なお、スラリー中の各成分の含有量は質量百分率で表示する。
スラリーのpHは8〜12であることが好ましい。8未満ではコロイダルシリカがケイ酸ソーダ法で製造されたものである場合等においてコロイダルシリカが凝集しやすくなる。より好ましくは9以上である。12超では取扱いがしにくくなる。
コロイダルシリカの種類は限定されないが、フジミインコーポレーテッド社製COMPOL−80などケイ酸ソーダ法で製造されたものが一般的である。
本発明のスラリー中のコロイダルシリカの含有量は典型的には5〜40%である。
アミノ基を有する水溶性有機高分子、アミン塩基を有する水溶性有機高分子および第4級アンモニウム塩基を有する水溶性有機高分子は主表面のRaを小さくする成分であり、いずれか1種以上を含有しなければならない。これら水溶性高分子はいずれもシリケートガラスに付着しやすいアミノ基またはアミン塩基を有しており、その結果凸部分が選択的に削れやすくなってRaが小さくなると考えられる。
これら水溶性高分子のスラリー中の含有量は0.001〜10%であることが好ましい。0.001%未満では前記Raが十分には小さくならないおそれがある。より好ましくは0.1%以上、特に好ましくは0.5%以上である。10%超では研磨速度が著しく低下するおそれがある。より好ましくは5%以下である。
アミノ基を有する水溶性有機高分子(以下、水溶性ポリアミンという。)としては、一分子中に2個以上のアミノ基を有する水溶性の化合物であればどのようなものでもよい。なお、本明細書にいう水溶性は、研磨剤として使用する濃度においてその研磨剤液中に目視で完全に溶解している状態となる限り、どの程度のものであってもよい。通常は、純水に1質量%以上、好ましくは5質量%以上、より好ましくは30質量%以上溶解するものをいう。具体的には、水溶性ポリエーテルポリアミン、水溶性ポリアルキレンポリアミン、ポリエチレンイミン、水溶性ポリビニルアミン、水溶性ポリアリルアミン、水溶性ポリリジンおよび水溶性キトサンからなる群から選ばれた1種以上の水溶性高分子が好ましい。特に好ましい水溶性ポリアミンは、水溶性ポリエーテルポリアミンおよび水溶性ポリアルキレンポリアミンである。
水溶性ポリアミンの分子量は水溶性を有する範囲の分子量である限り限定されるものではないが、重量平均分子量で、100〜100000の範囲にあることが好ましく、100〜2000の範囲にあることがより好ましい。重量平均分子量が100未満の場合はその効果が小さい。100000を超えると、たとえ水溶性であっても研磨剤の流動性等の物性に悪影響を与えるおそれがある。2000を超えると純水への溶解性が低下する場合が多い。特に好ましい水溶性ポリアミンは、重量平均分子量が100〜2000の水溶性ポリエーテルポリアミンと水溶性ポリアルキレンポリアミンである。
本発明において特に好ましい水溶性ポリアミンは、重量平均分子量が100〜2000の水溶性ポリエーテルポリアミンおよび重量平均分子量が100〜2000の水溶性ポリアルキレンポリアミンからなる群から選ばれた1種以上の水溶性ポリアミンである。コロイダルシリカに対する分散安定化効果が高いと言う観点からは、この水溶性ポリエーテルポリアミンのより好ましい重量平均分子量は150〜800であり、さらにより好ましくは重量平均分子量は100〜400である。
上記ポリエーテルポリアミンとは、2個以上のアミノ基と2個以上のエーテル性酸素原子を有する化合物を意味する。アミノ基としては1級アミノ基(−NH)が好ましい。
アミノ基として2級アミノ基(−NH−)や3級アミノ基を有していてもよいが、本発明におけるポリエーテルポリアミンとしては、2個以上の1級アミノ基を有し、他のアミノ基を実質的に有しない化合物が好ましく、特に1級アミノ基のみを2個有するポリエーテルジアミンが好ましい。ポリエーテルポリアミンは、多価アルコールやポリエーテルポリオールの水酸基の水素原子をアミノアルキル基に置換した構造を有する化合物が好ましい。多価アルコールとしては2〜6価のアルコール、特に2価アルコールが好ましく、ポリエーテルポリオールとしては2〜6価のポリオキシアルキレンポリオール、特にポリオキシアルキレンジオールが好ましい。アミノアルキル基としては、2−アミノエチル基、2−アミノプロピル基、2−アミノ−1−メチルエチル基、3−アミノプロピル基、2−アミノ−1、1−ジメチルエチル基、4−アミノブチル基などの炭素数2〜6のアミノアルキル基が好ましい。
上記多価アルコールとしては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコールなどのエーテル性酸素原子を有していてもよい炭素数2〜8の2価アルコールが好ましい。ポリエーテルポリオールとしては、トリエチレングリコールやテトラエチレングリコールなどのポリエチレングリコール(すなわち、ポリオキシエチレンジオール)、トリプロピレングリコールやテトラプロピレングリコールなどのポリプロピレングリコール(すなわち、ポリオキシプロピレンジオール)、ポリ(オキシプロピレン・オキシエチレン)ジオールなどの2種以上のオキシアルキレン基を有するポリオキシアルキレンジオールなどの繰り返し単位が炭素数2〜6のオキシアルキレン基であるポリエーテルジオールが好ましい。
上記ポリアルキレンポリアミンとは、3個以上のアミノ基がアルキレン基を介して結合した化合物を意味する。末端のアミノ基は1級アミノ基であり分子内のアミノ基は2級アミノ基であることが好ましい。より好ましくは、両分子末端に1級アミノ基を有し、分子内に1個以上の2級アミノ基を有する線状ポリアルキレンポリアミンである。アミノ基と他のアミノ基との間に挟まれ、アルキレン基よりなる結合部分は、一分子内に三つ以上に存在することになるが、これら複数のアミノ基間結合部分は、互いに同一でも異なっていてもよく、すべて同一であるか、両末端の1級アミノ基に結合する2個のアミノ基間結合部分は同一で、かつ他のアミノ基間結合部分とは異なっていることが好ましい。一つのアミノ基間結合部分に含まれる炭素数は2〜8が好ましく、特に両末端の1級アミノ基に結合する2個のアミノ基間結合部分に含まれる炭素数は2〜8、それ以外のアミノ基間結合部分に含まれる炭素数は2〜6が好ましい。
上記ポリエーテルジアミンとポリアルキレンポリアミンとしては、下記式(1)で表される構造を有する化合物が好ましい。
N−(R−X−)−R−NH (1)
ただし、Rは炭素数2〜8のアルキレン基を表し、Xは酸素原子または−NH−を表し、kは、ポリエーテルジアミンの場合には2以上の整数を表し、ポリアルキレンポリアミンの場合には1以上の整数を表す。1分子中の複数のRは互いに異なっていてもよい。
特にポリエーテルジアミンとしては下記式(2)で表される構造を有する化合物が好ましく、ポリアルキレンポリアミンとしては、下記式(3)で表される構造を有する化合物が好ましい。
N−R−O−(R−O−)−R−NH (2)
N−R−NH−(R−NH−)−R−NH (3)
ただし、Rはエチレン基またはプロピレン基、Rは炭素数2から6のアルキレン基、Rは炭素数2から6のアルキレン基、Rは炭素数2〜8のアルキレン基、mは1以上の整数、nは1以上の整数を表し、RとRは同一でも異なっていてもよく、RとRは同一でも異なっていてもよい。
式(2)で表される具体的なポリエーテルジアミンとしては、例えば、ポリオキシプロピレンジアミン(R、Rがプロピレン基、mが1以上の化合物)、ポリオキシエチレンジアミン(R、Rがエチレン基、mが1以上の化合物)、4,7,10−トリオキサ−トリデカン−1,13−ジアミン(Rがエチレン基、Rがトリメチレン基、mが2の化合物)などがある。式(3)で表される具体的なポリアルキレンポリアミンとしては、例えば、テトラエチレンペンタミン(R、Rがエチレン基、nが2の化合物)、ペンタエチレンヘキサミン(R、Rがエチレン基、nが3の化合物)、ヘプタエチレンオクタミン(R、Rがエチレン基、nが5の化合物)、N,N’−ビス(3−アミノプロピル)−エチレンジアミン(Rがエチレン基、Rがトリメチレン基、nが1の化合物)、N,N’−ビス(2−アミノエチル)−1、4−ブタンジアミン(Rがテトラメチレン基、Rがエチレン基、nが1の化合物)などがある。
アミン塩基を有する水溶性有機高分子としては、ヤシアミン、硬化牛脂アミン、ロジンアミン、エチレンオキサイド付加型高級アルキルアミンが例示される。
第4級アンモニウム塩基を有する水溶性有機高分子としては、第4級アンモニウム塩基がエチレンオキサイド付加型4級アンモニウム塩、ジ4級アンモニウム塩であるものが例示される。
次に、本発明のガラス基板について説明する。
Raとロールオフの大きさとはトレードオフの関係にあり、磁気ヘッドの浮上量を小さくしてもクラッシュ等の障害が起こらないようにし、かつ、磁気ヘッドの浮上姿勢を乱すことなく端部付近におけるクラッシュ等の障害を起こらないようにすることが困難であった。
しかし、本発明の磁気ディスク用ガラス基板(本発明のガラス基板)はロールオフの大きさが50nm以下という小さなものでありながらRaが0.16nm以下という小さなものであるので、従来解決することが困難であった上記の問題の解決が可能になると考えられる。
本発明のガラス基板のRaおよびロールオフの大きさはそれぞれ0.13nm以下、20nm以下であることが好ましい。
本発明の磁気ディスクはその基板に本発明のガラス基板または本発明の製造方法によって製造されたガラス基板を用いることを特徴とするものであり、ガラス基板の上に記録層となるべき磁性層を含む複数の層を積層するなどその製造は周知の方法によって行われる。
(例1)
フロート法で成形されたシリケートガラス板を、外径65mm、内径20mm、板厚0.635mmのガラス基板が得られるようなドーナツ状円形ガラス板(中央に円孔を有する円形ガラス板)に加工した。なお、内周面および外周面の研削加工はダイヤモンド砥石を用いて行い、ガラス板上下面のラッピングは酸化アルミニウム砥粒を用いて行った。
次に、内外周の端面を、面取り幅0.15mm、面取り角度45°となるように面取り加工を行った。内外周加工の後、研磨材として酸化セリウムスラリーを用い、研磨具としてブラシを用い、ブラシ研磨により端面の鏡面加工を行った。加工量は半径方向の除去量で30μmであった。
その後、研磨材として酸化セリウムスラリー(酸化セリウム平均粒径:約1.1μm)を用い、研磨具としてウレタンパッドを用いて、両面研磨装置により上下主表面の研磨加工を行った。加工量は上下主表面の厚さ方向で計35μmであった。
さらに、研磨剤として上記の酸化セリウムよりも平均粒径が小さい酸化セリウム(平均粒径:約0.2μm)を用い、研磨具としてウレタンパッドを用いて、両面研磨装置により上下主表面の研磨加工を行った。加工量は上下面の厚さ方向で計1.6μmであった。
このようにして作製された円形ガラス板の主表面をVeeco社製AFMを用いて測定したところその表面粗さRaは0.48nmであった。
一方、本発明のスラリーを次のようにして作製した。
フジミインコーポレーテッド社製COMPOL−80を蒸留水で希釈し、固形分濃度24質量%のコロイダルシリカと水を有するスラリー原液を2kg調製した。
また、200gの重量平均分子量230のBASF社製ポリオキシプロピレンジアミン(商品名:ポリエーテルアミンD230)を1.8kgの蒸留水に添加し、撹拌してポリエーテルアミン水溶液を調製した。この水溶液のポリエーテルアミンの含有量は10質量%である。
このようにして作製されたスラリー原液および水溶液を混合してスラリー(分散体)を得た。スラリーのpHは10.9であった。
Raが0.48nmである前記円形ガラス板の主表面を、研磨剤として前記スラリーを、研磨具としてパッド硬度が55.5、ショアA硬度が53.5°、圧縮率が1.9%かつ密度が0.24g/cmである発泡ウレタン樹脂からなる研磨パッドを用い、研磨圧力を14.7kPa、キャリア周速を14m/minとして20分間研磨した。その結果、主表面のRaが0.129nmであるガラス基板が得られた。除去量は0.18μmであった。
なお、Raの測定前に次のような洗浄を行った。すなわち、純水シャワー洗浄、ベルクリンおよび水によるスクラブ洗浄、ベルクリンおよびアルカリ洗剤によるスクラブ洗浄、ベルクリンおよび水によるスクラブ洗浄、純水シャワー洗浄を順次行い、その後エアブローを行った。
(例2)
スラリー原液と混合する水溶液を次のようにして作製した。すなわち、120gのポリエーテルアミンを1.88kgの蒸留水に添加し、撹拌してポリエーテルアミン水溶液を調製した。この水溶液のポリエーテルアミンの含有量は6質量%である。このポリエーテルアミン水溶液を例1と同じスラリー原液2kgと混合してpH10.8のスラリーを得た。
スラリーとしてこのスラリーを用いた以外は例1と同様にして20分間研磨を行い、主表面のRaが0.130nmであるガラス基板が得られた。除去量は0.18μmであった。
(例3)
スラリー原液と混合する水溶液を次のようにして作製した。すなわち、40gのポリエーテルアミンを1.96kgの蒸留水に添加し、撹拌してポリエーテルアミン水溶液を調製した。この水溶液のポリエーテルアミンの含有量は2質量%である。このポリエーテルアミン水溶液を例1と同じスラリー原液2Lと混合してpH10.6のスラリーを得た。
スラリーとしてこのスラリーを用いた以外は例1と同様にして20分間研磨を行い、主表面のRaが0.146nmであるガラス基板が得られた。除去量は0.19μmであった。
(例4)
研磨具としてパッド硬度が40.6、ショアA硬度が79°、圧縮率が0.5%かつ密度が0.54g/cm3である発泡ウレタン樹脂からなる研磨パッドを用い、研磨圧力を12kPa、キャリア周速を40m/min、研磨時間を50分間として両面研磨した以外は例1と同様にして研磨を行った。その結果、主表面のRaが0.125nm、ロールオフの大きさが15.2nmであるガラス基板が得られた。除去量は0.90μmであった。なお、ロールオフの大きさは前記Zygo社製NV200を用いて測定した。
また、このようにして得られたガラス基板の主表面に存在する微小欠点19個についてSEM−EDXを用いて欠点の形状と成分の分析したところいずれもマスキングによる凸欠点ではなかった。
(比較例1)
前記COMPOL−80を蒸留水で希釈し、固形分濃度が12質量%であるスラリーを作製した。スラリーとしてこのスラリーを用いた以外は例1と同様にして研磨を行い、主表面のRaが0.176nmであるガラス基板が得られた。除去量は0.37μmであった。
(比較例2)
スラリーとして前記COMPOL−80を蒸留水で希釈し、固形分濃度を12質量%としたものを用いて45分間研磨した以外は例4と同様にして研磨を行い、主表面のRaが0.132nm、ロールオフの大きさが112.3nmであるガラス基板が得られた。除去量は0.90μmであった。
Raが例4と同程度の小さい値になったのはパッド硬度が40.6という軟らかい研磨パッドを用いて50分間という長い時間研磨したためと考えられる。
一方、比較例2と同じスラリーを用いてその他は比較例2と類似した条件で研磨して得られたガラス基板の主表面に存在する微小欠点5個について例4で述べたと同様にして欠点の形状と成分の分析したところ3個はマスキングによる凸欠点であった。
磁気ディスク用ガラス基板の製造に利用できる。
主表面外周部、チャンファー面(面取りされた面)および外周端面を含む部分の断面の概念図である。
符号の説明
a:チャンファー面
b:外周端面
c:主表面外周部
d:チャンファー面aと主表面外周部cの境界
e:ロールオフ測定領域
g:ロールオフの大きさを定めるための基準線

Claims (7)

  1. 円形ガラス板を研磨して磁気ディスク用ガラス基板を製造する方法であって、水溶性ポリエーテルポリアミンおよびコロイダルシリカを含有するスラリーを用いて円形ガラス板の主表面を研磨する工程を有する磁気ディスク用ガラス基板の製造方法。
  2. 水溶性ポリエーテルポリアミンが1級アミノ基を有するものである請求項1の磁気ディスク用ガラス基板の製造方法。
  3. 水溶性ポリエーテルポリアミンがポリエーテルジアミンである請求項1の磁気ディスク用ガラス基板の製造方法。
  4. ポリエーテルジアミンが、ポリオキシプロピレンジアミン、ポリオキシエチレンジアミンおよび4,7,10−トリオキサ−トリデカン−1,13−ジアミンからなる群から選ばれる1以上のものである請求項3の磁気ディスク用ガラス基板の製造方法。
  5. 前記スラリーがアミン塩基を有する水溶性有機高分子および第4級アンモニウム塩基を有する水溶性有機高分子からなる群から選ばれる1以上の水溶性高分子を含有する請求項1〜のいずれかの磁気ディスク用ガラス基板の製造方法。
  6. 前記スラリー中の前記水溶性高分子の質量百分率表示含有量が0.001〜10%である請求項1〜のいずれかの磁気ディスク用ガラス基板の製造方法。
  7. 前記スラリーのpHが8〜12である請求項1〜のいずれかの磁気ディスク用ガラス基板の製造方法。
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