JPWO2003046654A1 - ストロボ装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

本発明のストロボ装置は、電源部の電源電圧を変圧するトランス部(14)と、このトランス部(14)から供給される電気エネルギーを充電しておくための主コンデンサ(17)からなる充電部(16)と、反射傘(19)に内挿され、トリガー電極(21)への電圧印加によって主コンデンサ(17)の充電エネルギーを消費して発光する閃光放電管(20)を備えた発光部(4)と、トリガー電極(21)に印加する電圧を生成するためのトリガー回路部(10)とで構成され、少なくとも発光部(4)が絶縁性物質により被覆されてなることを特徴とするものである。

Description

技術分野
本発明は、銀塩フィルムまたは電荷結合素子(CCD)やCMOSセンサ等の撮像素子を感光材として備えたカメラ(撮像装置)を用いて撮影を行う際、人工照明源として有用されている、閃光放電管を光源として用いるストロボ装置及びその製造方法に関する。
背景技術
一般的なストロボ装置は、図7に示す如く、例えばキセノン放電管からなる閃光放電管20(反射傘に内挿されるが、該反射傘は図示しない)及びトリガー電極21を備えた発光部4と、トリガーコイル11及びトリガーコンデンサ13等を備えたトリガー回路部10と、トランスコイル15からなるトランス部14と、主コンデンサ17からなる充電部16と、直流電源23からなる電源部22とを基本的構成とし、直流電源23により主コンデンサ17が例えば300Vに充電された状態で、トリガー回路10を動作させ、閃光放電管20のトリガー電極21に数kVのトリガー電圧が印加されると、閃光放電管20が励起されて主コンデンサ17の充電エネルギーを消費し発光するものである。
また、IGBT26及び光学センサー27等を備えた調光回路部25を加えて構成し、調光回路部25により発光光量を制御して発光するものもある。
かかるストロボ装置は、銀塩カメラや、CCDやCMOSセンサを撮像素子として用いる周知のデジタルカメラ、あるいはフィルムを内蔵した容器に簡易なレンズユニットを組み込んだレンズ付きフィルムに内蔵されているものが多数提供される。
また、内蔵のデジタルカメラを用いて撮影画像を配信可能な携帯電話端末が市場に出回るようになったことに対応して、携帯電話端末に着脱可能なものも提供され始めている。そして、これらのストロボ装置は、近年のカメラや携帯電話端末の小型化志向や携帯電話端末への内蔵化の要求により、さらなる小型化が要請されている。
しかし、ストロボ装置の小型化に当たっては、いわゆる「トリガー飛び」という問題を解決しなければならない。「トリガー飛び」とは、閃光放電管20のガラスバルブ表面に施したトリガー電極21と閃光放電管20の主電極20aとの間隔が狭まることで沿面放電が生じ、閃光放電管20が有効に励起されない結果、発光不良が生じる問題である。
発明の開示
電源部の電源電圧を変圧するトランス部と、トランス部から供給される電気エネルギーを充電する主コンデンサからなる充電部と、反射傘に内挿され、トリガー電極への電圧印加によって主コンデンサの充電エネルギーを消費して発光する閃光放電管を備えた発光部と、トリガー電極に印加する電圧を生成するためのトリガー回路部とを有し、少なくとも発光部が絶縁性物質により被覆されることを特徴とするストロボ装置が提供される。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら、説明する。
(実施の形態1)
図7に、発光部4、トリガー回路部10、トランス部14、調光回路部25及び充電部16が絶縁被覆される例を示す。
実施の形態1に係るストロボ装置は、CCDもしくはCMOSセンサを用いているデジタルカメラを内蔵した携帯電話端末のイヤホンジャックに着脱自在に取り付けられて、携帯電話端末から電力供給及び撮像開始信号を受けることにより発光するものである。また、図1に示すように、前後に分割可能な樹脂成型品である略箱形のハウジング2内に、プリント基板3と、前側のハウジング2に形成された開口部2aを介して臨出する光学パネル5の光学面5aを除く発光部4と、プラグ(外部端子)6の基部6aとが密閉状態で収容されたものである。
プリント基板3は、ストロボ回路用の回路パターンを備えている。そして、プリント基板3の回路には、回路構成要素として、プラグ用リード線7、閃光放電管用リード線8、トリガー電極用リード線9といった各種のリード線や、トリガーコイル11、トリガーコンデンサ(図示しない)等からなるトリガー回路部10や、IGBT(図示しない)、光学センサー(図示しない)等からなる調光回路部25や、トランスコイル15からなるトランス部や、主コンデンサ17からなる充電部などが電気的に接続されている。
発光部4は、図2、図3に示すように、上述した光学パネル5の他に、プリント基板3に取り付けられる樹脂成型品である枠体18と、反射傘19と、ガラスバルブの外表面にトリガ電極である例えば透明の導電性被膜を施してなる閃光放電管20と、閃光放電管のトリガ電極に反射傘19を介して電気接触しているトリガー電極21とを備えている。
次に、枠体18の開口部18aに前方から反射傘19を嵌め込んだ後、枠体18の開口部18aの後方に突出した反射傘19の側方開口部19aから閃光放電管20を反射傘19内に内挿し、次に一対の閃光放電管用リード線8,8をそれぞれ閃光放電管20の主電極20aに半田付けすると共に、トリガー電極用リード線9を反射傘19の背面に当接させたトリガー電極21に半田付けした後、光学パネル5を枠体18の前面に嵌め込むか、あるいはハウジング2の開口部2aに嵌め込んだ状態で、ハウジング2内に収容した構成となっている。
反射傘19は、一枚の薄い光輝性のアルミ板を所定形状に裁断して、略U字状に折り曲げ、さらにその端部を内側に折り曲げて作製されたもので、内面がストロボ光の反射面となる断面U字状の凹面部と、左右それぞれ一対の側面板19b,19bとで構成されている。
側方開口部19aは、一対の側面板19b,19bの形成を設定することにより、閃光放電管20の外径よりもやや大きな形状に設定されており、一方の側方開口部19aから挿入された閃光放電管20の両端部(主電極20a,20aを含む)が、それぞれ側方開口部19aから外部に臨出するようになっている。
閃光放電管20は、直管状のガラスバルブのそれぞれ端部に、金属棒からなる主電極20a,20aが封着され、主電極20aの一部が軸方向に沿って外部に突出して、内部に例えばキセノンガスが封入された構成からなる。閃光放電管20は、一方の主電極20aが、主コンデンサ17に接続されたリード線8に接続され、また、他方の主電極20aが、例えば直接アースに接続されたリード線8に接続されている。
トリガー電極21は、銅板のシートを反射傘19に対応して円弧状に湾曲させたものである。実際には、銅板21、反射傘19及び閃光放電管20のガラスバルブ表面に形成された導電性被膜が一つのトリガー電極を構成するが、トリガー電極用リード線9を反射傘19あるいは閃光放電管20のガラスバルブ表面に直接接続が可能であれば、銅板21は用いられない。
また、図4のように、反射傘19の一部分19cを端子として延伸させ、トリガーコイル11の高圧端子11aに直接接続させることもできる。このようにすれば、トリガー電極用リード線9や銅板21が必要でなくなるうえ、銅板21の貼り付け作業やトリガー電極用リード線9の半田付け作業をなくすことができる。
図1では、ハウジング2は、各種の回路構成要素を含めたプリント基板3、発光部4、プラグ(外部端子)6の基部6aを密閉(気密)状態で収容することは上述の如くである。
光学パネル5の光学面5aは、ハウジング2の開口部2aに嵌合されるものであり、プラグの基部6aは、ハウジング2の分割面に形成された窪み部2bに嵌合されるものであるから、該箇所も密閉(気密)状態であるが、完全な密閉(気密)状態ではない。
なぜならば、ハウジング2には、微細な一対の通孔2c,2dが形成されているからである。この通孔2c,2dは、ハウジング2の分割面に半割り状態で形成されており、ハウジング2を組み合わせることで、円孔となるようになっているが、通孔2c,2dを形成する箇所は特に限定されない。
通孔のうち、一方側2cは、絶縁性樹脂(絶縁性物質)をハウジング2内に充填するための樹脂充填用孔であり、他方側2dは、充填の際にハウジング2内の空気を排出するための排気用孔である。具体的には、ハウジング2の下方に位置する通孔2cに充填用ノズルを装着した状態で充填を行い、その際、ハウジング2内の空気を上方に位置する通孔2dを介して外部に逃がすようにしているが、通孔は充填および排気が可能であれば一対でなくても良く、円孔でなくても構わない。充填される絶縁性樹脂としては、例えばポリウレタン、シリコン、エポキシ、ポリイミド等が採用でき、また絶縁性物質としてガラスでもよい。
また、絶縁性物質が、ガラスまたは絶縁性を有する透明若しくは半透明な樹脂であり、このガラスまたは樹脂が反射傘内に充填されてなる構成を採用することができる。この構成によれば、ガラスまたは樹脂を発光部に流し込むことで絶縁被覆を行うが、この際、ガラスまたは樹脂が反射傘内にも流れ込んで充填されることとなる。このガラス及び樹脂は、透明若しくは半透明であり、ガラスまたは樹脂が充填されていない場合における、反射傘内の空気層から光学パネルへの入射時の、閃光放電管の発光光量が減少するのを防止する効果があり、ストロボ装置としての性能を向上させることができる。
また、樹脂内にガラスビーズを混入することができる。これにより、光拡散作用を向上させることができる。
このようにハウジング2内の密閉空間全体に樹脂が充填されることで、図5に示す如く、プリント基板3(トリガー回路部10、トランス部14、充電部16、調光回路部25等を含む)及び発光部4からなるストロボモジュールは、樹脂で完全に被覆された状態となる(樹脂がハウジング2内に充填されている状態は図示していない)。とりわけ、閃光放電管20の主電極20a,20aとトリガー電極21(反射傘19)との間、トリガーコイル11の端子部、トランスコイル15(特に二次側のコイル)、そして主コンデンサ17の端子部(特に高圧側の端子部)といった絶縁の必要性が高い部位が電気的に絶縁状態となることで、トリガーとびやハウジング2が損傷した場合に起こり得る感電を無くすことができるとともに、トリガーコイル11、トランスコイル15自身の絶縁性を向上させ、落下時等の衝撃に対し強くなる。
(実施の形態2)
図7の発光部4が絶縁被覆される例を図6Aに示す。
実施の形態2に係るストロボ装置は、図6Aに示すように、発光部4のみを独立したハウジング2内に収容されたものであり、発光部4が、ストロボ装置本体(カメラや携帯電話端末に内蔵されるストロボ装置であれば、カメラ筐体や携帯電話端末筐体)に対して可動するタイプに適した構成である。
一面が開放し且つ反対面に光学パネル5が施された箱形のハウジング2内には、反射傘19、閃光放電管20、トリガー電極21が収容されている。一対の閃光放電管用リード線8,8及びトリガー電極用リード線9は、半田付け部分を含む先端部がハウジング2内に収容されており、かかる状態で、ハウジング2内に絶縁性樹脂が充填される(図示していない)。
これにより、閃光放電管20の主電極20a,20aとトリガー電極21(反射傘19)との間が電気的に絶縁状態となり、トリガーとびを無くすことができるとともに、落下時等の衝撃に対し強くなる。
(実施の形態3)
図7の発光部4、トリガー回路部10、トランス部14及び調光回路部25が絶縁被覆される例を図6Bに示す。
実施の形態3に係るストロボ装置は、図6Bに示すように、発光部4及びプリント基板3が、独立したハウジング2内に収容され、主コンデンサ17が、ハウジング2から露呈するものである。
一面に光学パネル5が、施された箱形のハウジング2内には、反射傘19、閃光放電管20、トリガー電極21、そして、主コンデンサ17を除く回路構成要素(トリガー回路部10、トランス部14及び調光回路部25等)を備えたプリント基板3が収容されている。主コンデンサ17の端子部に接続されるリード線及び外部から電力や信号を受けるためのリード線は、ハウジング2を貫通して内部のプリント基板3に接続されている。
かかる状態で、ハウジング2内に絶縁性を有する物質が充填される。これにより、閃光放電管20の主電極20a,20aとトリガー電極21(反射傘19)との間、トリガーコイル11の端子部、そして、トランスコイル15が電気的に絶縁状態となり、トリガーとびやハウジング2が損傷した場合に起こり得る感電を無くすことができるとともに、落下時等の衝撃に対し強くなる。
(実施の形態4)
図7の発光部4、トリガー回路部10、トランス部14、調光回路部25及び主コンデンサ17の端子部が絶縁被覆される例を図6Cに示す。
実施の形態4に係るストロボ装置は、図6Cに示すように、発光部4、プリント基板3及び主コンデンサ17の一部が独立したハウジング2内に収容され、主コンデンサ17の他部(端子部を除く)がハウジング2から露呈するものである。
一面に光学パネル5が施された箱形のハウジング2内には、反射傘19、閃光放電管20、トリガー電極21、そして、回路構成要素(トリガー回路部10、トランス部14、調光回路部25及び充電部16等)を備えたプリント基板3が収容されている。
主コンデンサ17は、端子側の半分がハウジング2に内装される一方、防爆弁17a側の半分がハウジング2から臨出する格好となる。外部から電力や信号を受けるためのリード線は、ハウジング2を貫通して内部のプリント基板3に接続されている。かかる状態で、ハウジング2内に絶縁性を有する物質が充填される。これにより、閃光放電管20の主電極20a,20aとトリガー電極21(反射傘19)との間、トリガーコイル11の端子部、トランスコイル15、そして主コンデンサ17の端子部が、電気的に絶縁状態となり、トリガーとびやハウジング2が損傷した場合に起こり得る感電を無くすことができるとともに、落下時等の衝撃に対し強くなる。
また、主コンデンサ17の防爆弁17aは、主コンデンサ17の内圧が異常に上昇した際に破裂することで、コンデンサ全体の破損を防止するためのものである。これは、万が一の事態を想定して設けられたものであり、防爆弁17aが破裂することは通常考えられないが、このようなケースが起こり得ることを想定するならば、当該部分をハウジング2から外部に予め臨出させておいて、主コンデンサ17の破損の影響をハウジング2に与えないようにするのが賢明である。
したがって、防爆弁17aがハウジング2から臨出することで、主コンデンサ17の異常時(過電流時)であっても、ハウジング2に影響を与えることはない。
(実施の形態5)
図7に示す発光部4、トリガー回路部10、トランス部14、調光回路部25及び主コンデンサ17の端子部が絶縁被覆される例を図6Dに示す。
実施の形態5に係るストロボ装置は、図6Dに示すように、発光部4、プリント基板3及び主コンデンサ17の一部が独立したハウジング2内に収容され、主コンデンサ17の一部(端子部を除く)及び外部から電力や信号を受けるための引き出し端子24がハウジング2から露呈するものである。
このように、電源部に電気的に接続するための引き出し端子をさらに備え、引き出し端子の先端部がハウジングから臨出してなる構成を採用することができる。即ち、電源部を備える例えばカメラや携帯電話端末に引き出し端子と接続可能な端子を設けておけば、ストロボ装置を着脱自在化させることができる。
一面に光学パネル5が施された箱形のハウジング2内には、反射傘19、閃光放電管20、トリガー電極21、そして、回路構成要素(トリガー回路部10、トランス部14、調光回路部25及び充電部16等)を備えたプリント基板3が収容されている。主コンデンサ17は、端子側を含む大部分がハウジング2に内挿される一方、防爆弁17a端部がハウジング2から臨出する形態である。
引き出し端子24は、先端部をハウジング2から臨出させて該ハウジング2を貫通して内部のプリント基板3に接続されるか、引き出し端子部を備えた基板の先端がハウジング2から臨出している。
かかる状態で、ハウジング2内に絶縁性を有する物質が充填される。これにより、閃光放電管20の主電極20a,20aとトリガー電極21(反射傘19)との間、トリガーコイル11の端子部、トランスコイル15、そして主コンデンサ17の端子部が電気的に絶縁状態となり、トリガーとびやハウジング2が損傷した場合に起こり得る感電を無くすことができるとともに、落下時等の衝撃に対し強くなる。
(その他の実施の形態)
尚、本発明は、上記何れの実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、ストロボ装置の外装部材としてハウジングを用いる場合(例えば発光部4のみというように、ストロボ装置の一部の構成要素に対してハウジングを用いる場合も含める)、ハウジングに導電性を持たせて電気的あるいは磁気的なノイズのシールドを行うべく、ハウジングの内面(あるいは外面)に導電性樹脂や金属をメッキや塗布等でコーティングしてシールド層を形成し、シールド層の内部に絶縁性樹脂を充填するのがより好ましい。
このように、ハウジングに、シールド層が形成されてなる構成により、電気的なノイズを遮断することができる。
また、「ハウジングが内部構成を密封する」とは、ハウジング2内外の空気流通が完全に遮断されているという意味ではなく、充填される樹脂が外部に漏れ出ないという意味であり、この点、上記何れのハウジング2も、完全な気密状態を確保できるまでの精度は要求されていない。但し、ハウジング2内外の空気流通経路を少なくするという観点から、光学パネル5をハウジング2と同一部材で一体的に形成するのが好ましい。また、これにより、光学パネルの周縁部をハウジング2への取付可能な形状にしたり、光学パネル5の取付構造を備える開口部をハウジング2に形成する必要が無くなり、光学パネル5の薄肉化やハウジング2の小型化に基づくストロボ装置の小型化を図ることができる。
また、反射傘の正面開口部に配置される光学パネル5がハウジング2に一体形成されてなる構成を採用することによれば、光学パネルをハウジングに取り付けるための構成が不要となるため、光学パネル5の薄肉化及びハウジング2の小型化を図ることができ、その結果、ストロボ装置の小型化を実現することができる。また、光学パネル5とハウジング2との接合部も無くなるため、部分から絶縁性物質が漏れ出る心配も無くなり、品質の高いストロボ装置を得ることができる。
さらに、樹脂としては、外部から通孔等を介してハウジング内に注入するものに限定されず、例えば樹脂を組み合わせ前のそれぞれハウジングに注入しておき、ハウジングを組み合わせるようにしてもよい。
また、充填される樹脂は、ある程度弾力性を有するものであるのがより好ましい。ストロボモジュールの発熱による絶縁体の膨張作用により、ハウジングやハウジング内に内封される部品が破損するのを防止するためである。
さらに、絶縁体内に気泡が発生するのを防止すべく、ハウジング内に樹脂を充填する間若しくはその後に、ハウジングを真空状態に置いて真空引きを行い、しかる後、その気圧以上の条件下で、樹脂を硬化させるのが好ましい。
また、樹脂充填作業において、真空引きを行うことにより、反射傘内の空気も抜かれ、反射傘内にも樹脂が充填されることとなるが、反射傘の側方開口部と閃光放電管との隙間あるいは側面板間の隙間をシール手段(例えばシリコンボンドやゴムブッシング等)で塞ぐことにより、反射傘内への樹脂の侵入を防ぐことができる(反射傘の正面開口部は、光学パネルにより塞がれているため、ここからの侵入はない)。
反射傘内に樹脂が充填される場合のメリットは、反射傘内の空気層から光学パネルへの入射時の光量ロスが無くなる(透明樹脂の場合)ので、光量が減らないことであり、デメリットは、光学パネルと樹脂の屈折率が近似することにより、光学パネルの裏面に形成された光拡散面の光拡散作用が落ちることである。
したがって、反射傘内に樹脂を充填する場合、添加剤として拡散剤を混入した樹脂を採用するのが好ましく、拡散剤として例えばガラスビーズを混入すると光拡散作用が向上する。
さらに、上記実施の形態では、ハウジングを型として中に樹脂を充填するようにしているが、この代わりに、別個な型を設け、この中にストロボモジュール(一部又は全部)をセットし、この中に樹脂を充填した後、型から離型させて得た、ハウジングの有無を問わない(ハウジングを必要とする場合は、ハウジングを被せる)ストロボ装置であってもよい。
また、ハウジング内に樹脂を充填してストロボ装置を得る場合、内部のモジュールを、絶縁が必要な高圧部(例えば、発光部、トリガー回路部、トランス部の少なくとも二次側、主コンデンサの少なくとも高圧側端子部など)と、それ以外の低圧部とに区画して配置し、低圧部を上に、そして高圧部を下にして、樹脂を注入・硬化させれば、樹脂がハウジング内に完全に充填されないような場合における真空状態の際の泡の発散による樹脂上面の上下変動にあっても、高圧部は必ず樹脂中に浸漬された状態が確保されるため、高圧部に対して効果的な絶縁被覆を行うことができる。
さらに、絶縁性物質を充填し、絶縁する発光部4等の各部材は絶縁性物質にディップする等して一度表面に塗布した後、絶縁性物質を充填することが好ましい。これにより、各部品の細かな隙間等が確実に充填され効果的な絶縁被膜を行うことができる。
以上述べた通り、本発明は、ストロボ装置の構成要素のうち、少なくとも発光部が絶縁被膜されることで、トリガー電極(あるいは反射傘そのもの又はトリガー電極が取付けられる反射傘)と閃光放電管の主電極との間が絶縁されることになり、その結果、沿面放電が生じることはなく、トリガーとびの発生を好適に防止することができる。そして、トリガーとびの問題が解決されることで、ストロボ装置のさらなる小型化を実現することが可能となる。
産業上の利用可能性
本発明は、閃光放電管を光源として用いるストロボ装置及びその製造方法に関するもので、小型化を実現しつつ、小型化に伴って顕著となるトリガー飛びの発生を確実に防止することができるストロボ装置及びその製造方法を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の実施の形態1に係るストロボ装置を正面側から見た分解斜視図である。
図2は、本発明の実施の形態1に係る発光部を正面側から見た分解斜視図である。
図3は、本発明の実施の形態1に係る発光部を背面側から見た斜視図である。
図4は、本発明の実施の形態1に係る発光部の別の形態を正面側から見た一部断面の概略斜視図である。
図5は、本発明の実施の形態1に係るストロボ装置の断面側面図である。
図6Aは、実施の形態2に係るストロボ装置の背面から見た斜視図である。
図6Bは、実施の形態3に係るストロボ装置の正面から見た斜視図である。
図6Cは、実施の形態4に係るストロボ装置の正面から見た斜視図である。
図6Dは、実施の形態5に係るストロボ装置の正面から見た斜視図である。
図7は、一般的なストロボ装置の電気的構成図である。
図面の参照符号の一覧表
1 ストロボ装置
2 ハウジング
2c 通孔(樹脂充填用孔)
2d 通孔(排気用孔)
3 プリント基板
4 発光部
5 光学パネル
6 プラグ(外部端子)
10 トリガー回路部
11 トリガーコイル
13 トリガーコンデンサ
14 トランス部
15 トランスコイル
16 充電部
17 主コンデンサ
17a 防爆弁
19 反射傘
20 閃光放電管
20a 主電極
21 トリガー電極
22 電源部
23 直流電源
24 引き出し端子
25 調光回路部
26 IGBT
27 光学センサー
本発明は、銀塩フィルムまたは電荷結合素子(CCD)やCMOSセンサ等の撮像素子を感光材として備えたカメラ(撮像装置)を用いて撮影を行う際、人工照明源として有用されている、閃光放電管を光源として用いるストロボ装置及びその製造方法に関する。
一般的なストロボ装置は、図7に示す如く、例えばキセノン放電管からなる閃光放電管20(反射傘に内挿されるが、該反射傘は図示しない)及びトリガー電極21を備えた発光部4と、トリガーコイル11及びトリガーコンデンサ13等を備えたトリガー回路部10と、トランスコイル15からなるトランス部14と、主コンデンサ17からなる充電部16と、直流電源23からなる電源部22とを基本的構成とし、直流電源23により主コンデンサ17が例えば300Vに充電された状態で、トリガー回路10を動作させ、閃光放電管20のトリガー電極21に数kVのトリガー電圧が印加されると、閃光放電管20が励起されて主コンデンサ17の充電エネルギーを消費し発光するものである。
また、IGBT26及び光学センサー27等を備えた調光回路部25を加えて構成し、調光回路部25により発光光量を制御して発光するものもある。
かかるストロボ装置は、銀塩カメラや、CCDやCMOSセンサを撮像素子として用いる周知のデジタルカメラ、あるいはフィルムを内蔵した容器に簡易なレンズユニットを組み込んだレンズ付きフィルムに内蔵されているものが多数提供される。
また、内蔵のデジタルカメラを用いて撮影画像を配信可能な携帯電話端末が市場に出回るようになったことに対応して、携帯電話端末に着脱可能なものも提供され始めている。そして、これらのストロボ装置は、近年のカメラや携帯電話端末の小型化志向や携帯電話端末への内蔵化の要求により、さらなる小型化が要請されている。
しかし、ストロボ装置の小型化に当たっては、いわゆる「トリガー飛び」という問題を解決しなければならない。「トリガー飛び」とは、閃光放電管20のガラスバルブ表面に施したトリガー電極21と閃光放電管20の主電極20aとの間隔が狭まることで沿面放電が生じ、閃光放電管20が有効に励起されない結果、発光不良が生じる問題である。
電源部の電源電圧を変圧するトランス部と、トランス部から供給される電気エネルギーを充電する主コンデンサからなる充電部と、反射傘に内挿され、トリガー電極への電圧印加によって主コンデンサの充電エネルギーを消費して発光する閃光放電管を備えた発光部と、トリガー電極に印加する電圧を生成するためのトリガー回路部とを有し、少なくとも発光部が絶縁性物質により被覆されることを特徴とするストロボ装置が提供される。
本発明は、閃光放電管を光源として用いるストロボ装置及びその製造方法に関するもので、小型化を実現しつつ、小型化に伴って顕著となるトリガー飛びの発生を確実に防止することができるストロボ装置及びその製造方法を提供するものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら、説明する。
(実施の形態1)
図7に、発光部4、トリガー回路部10、トランス部14、調光回路部25及び充電部16が絶縁被覆される例を示す。
実施の形態1に係るストロボ装置は、CCDもしくはCMOSセンサを用いているデジタルカメラを内蔵した携帯電話端末のイヤホンジャックに着脱自在に取り付けられて、携帯電話端末から電力供給及び撮像開始信号を受けることにより発光するものである。また、図1に示すように、前後に分割可能な樹脂成型品である略箱形のハウジング2内に、プリント基板3と、前側のハウジング2に形成された開口部2aを介して臨出する光学パネル5の光学面5aを除く発光部4と、プラグ(外部端子)6の基部6aとが密閉状態で収容されたものである。
プリント基板3は、ストロボ回路用の回路パターンを備えている。そして、プリント基板3の回路には、回路構成要素として、プラグ用リード線7、閃光放電管用リード線8、トリガー電極用リード線9といった各種のリード線や、トリガーコイル11、トリガーコンデンサ(図示しない)等からなるトリガー回路部10や、IGBT(図示しない)、光学センサー(図示しない)等からなる調光回路部25や、トランスコイル15からなるトランス部や、主コンデンサ17からなる充電部などが電気的に接続されている。
発光部4は、図2、図3に示すように、上述した光学パネル5の他に、プリント基板3に取り付けられる樹脂成型品である枠体18と、反射傘19と、ガラスバルブの外表面にトリガ電極である例えば透明の導電性被膜を施してなる閃光放電管20と、閃光放電管のトリガ電極に反射傘19を介して電気接触しているトリガー電極21とを備えている。
次に、枠体18の開口部18aに前方から反射傘19を嵌め込んだ後、枠体18の開口部18aの後方に突出した反射傘19の側方開口部19aから閃光放電管20を反射傘19内に内挿し、次に一対の閃光放電管用リード線8,8をそれぞれ閃光放電管20の主電極20aに半田付けすると共に、トリガー電極用リード線9を反射傘19の背面に当接させたトリガー電極21に半田付けした後、光学パネル5を枠体18の前面に嵌め込むか、あるいはハウジング2の開口部2aに嵌め込んだ状態で、ハウジング2内に収容した構成となっている。
反射傘19は、一枚の薄い光輝性のアルミ板を所定形状に裁断して、略U字状に折り曲げ、さらにその端部を内側に折り曲げて作製されたもので、内面がストロボ光の反射面となる断面U字状の凹面部と、左右それぞれ一対の側面板19b,19bとで構成されている。
側方開口部19aは、一対の側面板19b,19bの形成を設定することにより、閃光放電管20の外径よりもやや大きな形状に設定されており、一方の側方開口部19aから挿入された閃光放電管20の両端部(主電極20a,20aを含む)が、それぞれ側方開口部19aから外部に臨出するようになっている。
閃光放電管20は、直管状のガラスバルブのそれぞれ端部に、金属棒からなる主電極20a,20aが封着され、主電極20aの一部が軸方向に沿って外部に突出して、内部に例えばキセノンガスが封入された構成からなる。閃光放電管20は、一方の主電極20aが、主コンデンサ17に接続されたリード線8に接続され、また、他方の主電極20aが、例えば直接アースに接続されたリード線8に接続されている。
トリガー電極21は、銅板のシートを反射傘19に対応して円弧状に湾曲させたものである。実際には、銅板21、反射傘19及び閃光放電管20のガラスバルブ表面に形成された導電性被膜が一つのトリガー電極を構成するが、トリガー電極用リード線9を反射傘19あるいは閃光放電管20のガラスバルブ表面に直接接続が可能であれば、銅板21は用いられない。
また、図4のように、反射傘19の一部分19cを端子として延伸させ、トリガーコイル11の高圧端子11aに直接接続させることもできる。このようにすれば、トリガー電極用リード線9や銅板21が必要でなくなるうえ、銅板21の貼り付け作業やトリガー電極用リード線9の半田付け作業をなくすことができる。
図1では、ハウジング2は、各種の回路構成要素を含めたプリント基板3、発光部4、プラグ(外部端子)6の基部6aを密閉(気密)状態で収容することは上述の如くである。
光学パネル5の光学面5aは、ハウジング2の開口部2aに嵌合されるものであり、プラグの基部6aは、ハウジング2の分割面に形成された窪み部2bに嵌合されるものであるから、該箇所も密閉(気密)状態であるが、完全な密閉(気密)状態ではない。
なぜならば、ハウジング2には、微細な一対の通孔2c,2dが形成されているからである。この通孔2c,2dは、ハウジング2の分割面に半割り状態で形成されており、ハウジング2を組み合わせることで、円孔となるようになっているが、通孔2c,2dを形成する箇所は特に限定されない。
通孔のうち、一方側2cは、絶縁性樹脂(絶縁性物質)をハウジング2内に充填するための樹脂充填用孔であり、他方側2dは、充填の際にハウジング2内の空気を排出するための排気用孔である。具体的には、ハウジング2の下方に位置する通孔2cに充填用ノズルを装着した状態で充填を行い、その際、ハウジング2内の空気を上方に位置する通孔2dを介して外部に逃がすようにしているが、通孔は充填および排気が可能であれば一対でなくても良く、円孔でなくても構わない。充填される絶縁性樹脂としては、例えばポリウレタン、シリコン、エポキシ、ポリイミド等が採用でき、また絶縁性物質としてガラスでもよい。
また、絶縁性物質が、ガラスまたは絶縁性を有する透明若しくは半透明な樹脂であり、このガラスまたは樹脂が反射傘内に充填されてなる構成を採用することができる。この構成によれば、ガラスまたは樹脂を発光部に流し込むことで絶縁被覆を行うが、この際、ガラスまたは樹脂が反射傘内にも流れ込んで充填されることとなる。このガラス及び樹脂は、透明若しくは半透明であり、ガラスまたは樹脂が充填されていない場合における、反射傘内の空気層から光学パネルへの入射時の、閃光放電管の発光光量が減少するのを防止する効果があり、ストロボ装置としての性能を向上させることができる。
また、樹脂内にガラスビーズを混入することができる。これにより、光拡散作用を向上させることができる。
このようにハウジング2内の密閉空間全体に樹脂が充填されることで、図5に示す如く、プリント基板3(トリガー回路部10、トランス部14、充電部16、調光回路部25等を含む)及び発光部4からなるストロボモジュールは、樹脂で完全に被覆された状態となる(樹脂がハウジング2内に充填されている状態は図示していない)。とりわけ、閃光放電管20の主電極20a,20aとトリガー電極21(反射傘19)との間、トリガーコイル11の端子部、トランスコイル15(特に二次側のコイル)、そして主コンデンサ17の端子部(特に高圧側の端子部)といった絶縁の必要性が高い部位が電気的に絶縁状態となることで、トリガーとびやハウジング2が損傷した場合に起こり得る感電を無くすことができるとともに、トリガーコイル11、トランスコイル15自身の絶縁性を向上させ、落下時等の衝撃に対し強くなる。
(実施の形態2)
図7の発光部4が絶縁被覆される例を図6Aに示す。
実施の形態2に係るストロボ装置は、図6Aに示すように、発光部4のみを独立したハウジング2内に収容されたものであり、発光部4が、ストロボ装置本体(カメラや携帯電話端末に内蔵されるストロボ装置であれば、カメラ筐体や携帯電話端末筐体)に対して可動するタイプに適した構成である。
一面が開放し且つ反対面に光学パネル5が施された箱形のハウジング2内には、反射傘19、閃光放電管20、トリガー電極21が収容されている。一対の閃光放電管用リード線8,8及びトリガー電極用リード線9は、半田付け部分を含む先端部がハウジング2内に収容されており、かかる状態で、ハウジング2内に絶縁性樹脂が充填される(図示していない)。
これにより、閃光放電管20の主電極20a,20aとトリガー電極21(反射傘19)との間が電気的に絶縁状態となり、トリガーとびを無くすことができるとともに、落下時等の衝撃に対し強くなる。
(実施の形態3)
図7の発光部4、トリガー回路部10、トランス部14及び調光回路部25が絶縁被覆される例を図6Bに示す。
実施の形態3に係るストロボ装置は、図6Bに示すように、発光部4及びプリント基板3が、独立したハウジング2内に収容され、主コンデンサ17が、ハウジング2から露呈するものである。
一面に光学パネル5が、施された箱形のハウジング2内には、反射傘19、閃光放電管20、トリガー電極21、そして、主コンデンサ17を除く回路構成要素(トリガー回路部10、トランス部14及び調光回路部25等)を備えたプリント基板3が収容されている。主コンデンサ17の端子部に接続されるリード線及び外部から電力や信号を受けるためのリード線は、ハウジング2を貫通して内部のプリント基板3に接続されている。
かかる状態で、ハウジング2内に絶縁性を有する物質が充填される。これにより、閃光放電管20の主電極20a,20aとトリガー電極21(反射傘19)との間、トリガーコイル11の端子部、そして、トランスコイル15が電気的に絶縁状態となり、トリガーとびやハウジング2が損傷した場合に起こり得る感電を無くすことができるとともに、落下時等の衝撃に対し強くなる。
(実施の形態4)
図7の発光部4、トリガー回路部10、トランス部14、調光回路部25及び主コンデンサ17の端子部が絶縁被覆される例を図6Cに示す。
実施の形態4に係るストロボ装置は、図6Cに示すように、発光部4、プリント基板3及び主コンデンサ17の一部が独立したハウジング2内に収容され、主コンデンサ17の他部(端子部を除く)がハウジング2から露呈するものである。
一面に光学パネル5が施された箱形のハウジング2内には、反射傘19、閃光放電管20、トリガー電極21、そして、回路構成要素(トリガー回路部10、トランス部14、調光回路部25及び充電部16等)を備えたプリント基板3が収容されている。
主コンデンサ17は、端子側の半分がハウジング2に内装される一方、防爆弁17a側の半分がハウジング2から臨出する格好となる。外部から電力や信号を受けるためのリード線は、ハウジング2を貫通して内部のプリント基板3に接続されている。かかる状態で、ハウジング2内に絶縁性を有する物質が充填される。これにより、閃光放電管20の主電極20a,20aとトリガー電極21(反射傘19)との間、トリガーコイル11の端子部、トランスコイル15、そして主コンデンサ17の端子部が、電気的に絶縁状態となり、トリガーとびやハウジング2が損傷した場合に起こり得る感電を無くすことができるとともに、落下時等の衝撃に対し強くなる。
また、主コンデンサ17の防爆弁17aは、主コンデンサ17の内圧が異常に上昇した際に破裂することで、コンデンサ全体の破損を防止するためのものである。これは、万が一の事態を想定して設けられたものであり、防爆弁17aが破裂することは通常考えられないが、このようなケースが起こり得ることを想定するならば、当該部分をハウジング2から外部に予め臨出させておいて、主コンデンサ17の破損の影響をハウジング2に与えないようにするのが賢明である。
したがって、防爆弁17aがハウジング2から臨出することで、主コンデンサ17の異常時(過電流時)であっても、ハウジング2に影響を与えることはない。
(実施の形態5)
図7に示す発光部4、トリガー回路部10、トランス部14、調光回路部25及び主コンデンサ17の端子部が絶縁被覆される例を図6Dに示す。
実施の形態5に係るストロボ装置は、図6Dに示すように、発光部4、プリント基板3及び主コンデンサ17の一部が独立したハウジング2内に収容され、主コンデンサ17の一部(端子部を除く)及び外部から電力や信号を受けるための引き出し端子24がハウジング2から露呈するものである。
このように、電源部に電気的に接続するための引き出し端子をさらに備え、引き出し端子の先端部がハウジングから臨出してなる構成を採用することができる。即ち、電源部を備える例えばカメラや携帯電話端末に引き出し端子と接続可能な端子を設けておけば、ストロボ装置を着脱自在化させることができる。
一面に光学パネル5が施された箱形のハウジング2内には、反射傘19、閃光放電管20、トリガー電極21、そして、回路構成要素(トリガー回路部10、トランス部14、調光回路部25及び充電部16等)を備えたプリント基板3が収容されている。主コンデンサ17は、端子側を含む大部分がハウジング2に内挿される一方、防爆弁17a端部がハウジング2から臨出する形態である。
引き出し端子24は、先端部をハウジング2から臨出させて該ハウジング2を貫通して内部のプリント基板3に接続されるか、引き出し端子部を備えた基板の先端がハウジング2から臨出している。
かかる状態で、ハウジング2内に絶縁性を有する物質が充填される。これにより、閃光放電管20の主電極20a,20aとトリガー電極21(反射傘19)との間、トリガーコイル11の端子部、トランスコイル15、そして主コンデンサ17の端子部が電気的に絶縁状態となり、トリガーとびやハウジング2が損傷した場合に起こり得る感電を無くすことができるとともに、落下時等の衝撃に対し強くなる。
(その他の実施の形態)
尚、本発明は、上記何れの実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、ストロボ装置の外装部材としてハウジングを用いる場合(例えば発光部4のみというように、ストロボ装置の一部の構成要素に対してハウジングを用いる場合も含める)、ハウジングに導電性を持たせて電気的あるいは磁気的なノイズのシールドを行うべく、ハウジングの内面(あるいは外面)に導電性樹脂や金属をメッキや塗布等でコーティングしてシールド層を形成し、シールド層の内部に絶縁性樹脂を充填するのがより好ましい。
このように、ハウジングに、シールド層が形成されてなる構成により、電気的なノイズを遮断することができる。
また、「ハウジングが内部構成を密封する」とは、ハウジング2内外の空気流通が完全に遮断されているという意味ではなく、充填される樹脂が外部に漏れ出ないという意味であり、この点、上記何れのハウジング2も、完全な気密状態を確保できるまでの精度は要求されていない。但し、ハウジング2内外の空気流通経路を少なくするという観点から、光学パネル5をハウジング2と同一部材で一体的に形成するのが好ましい。また、これにより、光学パネルの周縁部をハウジング2への取付可能な形状にしたり、光学パネル5の取付構造を備える開口部をハウジング2に形成する必要が無くなり、光学パネル5の薄肉化やハウジング2の小型化に基づくストロボ装置の小型化を図ることができる。
また、反射傘の正面開口部に配置される光学パネル5がハウジング2に一体形成されてなる構成を採用することによれば、光学パネルをハウジングに取り付けるための構成が不要となるため、光学パネル5の薄肉化及びハウジング2の小型化を図ることができ、その結果、ストロボ装置の小型化を実現することができる。また、光学パネル5とハウジング2との接合部も無くなるため、部分から絶縁性物質が漏れ出る心配も無くなり、品質の高いストロボ装置を得ることができる。
さらに、樹脂としては、外部から通孔等を介してハウジング内に注入するものに限定されず、例えば樹脂を組み合わせ前のそれぞれハウジングに注入しておき、ハウジングを組み合わせるようにしてもよい。
また、充填される樹脂は、ある程度弾力性を有するものであるのがより好ましい。ストロボモジュールの発熱による絶縁体の膨張作用により、ハウジングやハウジング内に内封される部品が破損するのを防止するためである。
さらに、絶縁体内に気泡が発生するのを防止すべく、ハウジング内に樹脂を充填する間若しくはその後に、ハウジングを真空状態に置いて真空引きを行い、しかる後、その気圧以上の条件下で、樹脂を硬化させるのが好ましい。
また、樹脂充填作業において、真空引きを行うことにより、反射傘内の空気も抜かれ、反射傘内にも樹脂が充填されることとなるが、反射傘の側方開口部と閃光放電管との隙間あるいは側面板間の隙間をシール手段(例えばシリコンボンドやゴムブッシング等)で塞ぐことにより、反射傘内への樹脂の侵入を防ぐことができる(反射傘の正面開口部は、光学パネルにより塞がれているため、ここからの侵入はない)。
反射傘内に樹脂が充填される場合のメリットは、反射傘内の空気層から光学パネルへの入射時の光量ロスが無くなる(透明樹脂の場合)ので、光量が減らないことであり、デメリットは、光学パネルと樹脂の屈折率が近似することにより、光学パネルの裏面に形成された光拡散面の光拡散作用が落ちることである。
したがって、反射傘内に樹脂を充填する場合、添加剤として拡散剤を混入した樹脂を採用するのが好ましく、拡散剤として例えばガラスビーズを混入すると光拡散作用が向上する。
さらに、上記実施の形態では、ハウジングを型として中に樹脂を充填するようにしているが、この代わりに、別個な型を設け、この中にストロボモジュール(一部又は全部)をセットし、この中に樹脂を充填した後、型から離型させて得た、ハウジングの有無を問わない(ハウジングを必要とする場合は、ハウジングを被せる)ストロボ装置であってもよい。
また、ハウジング内に樹脂を充填してストロボ装置を得る場合、内部のモジュールを、絶縁が必要な高圧部(例えば、発光部、トリガー回路部、トランス部の少なくとも二次側、主コンデンサの少なくとも高圧側端子部など)と、それ以外の低圧部とに区画して配置し、低圧部を上に、そして高圧部を下にして、樹脂を注入・硬化させれば、樹脂がハウジング内に完全に充填されないような場合における真空状態の際の泡の発散による樹脂上面の上下変動にあっても、高圧部は必ず樹脂中に浸漬された状態が確保されるため、高圧部に対して効果的な絶縁被覆を行うことができる。
さらに、絶縁性物質を充填し、絶縁する発光部4等の各部材は絶縁性物質にディップする等して一度表面に塗布した後、絶縁性物質を充填することが好ましい。これにより、各部品の細かな隙間等が確実に充填され効果的な絶縁被膜を行うことができる。
以上述べた通り、本発明は、ストロボ装置の構成要素のうち、少なくとも発光部が絶縁被膜されることで、トリガー電極(あるいは反射傘そのもの又はトリガー電極が取付けられる反射傘)と閃光放電管の主電極との間が絶縁されることになり、その結果、沿面放電が生じることはなく、トリガーとびの発生を好適に防止することができる。そして、トリガーとびの問題が解決されることで、ストロボ装置のさらなる小型化を実現することが可能となる。
本発明は、閃光放電管を光源として用いるストロボ装置及びその製造方法に関するもので、小型化を実現しつつ、小型化に伴って顕著となるトリガー飛びの発生を確実に防止することができるストロボ装置及びその製造方法を提供するものである。
本発明の実施の形態1に係るストロボ装置を正面側から見た分解斜視図 本発明の実施の形態1に係る発光部を正面側から見た分解斜視図 本発明の実施の形態1に係る発光部を背面側から見た斜視図 本発明の実施の形態1に係る発光部の別の形態を正面側から見た一部断面の概略斜視図 本発明の実施の形態1に係るストロボ装置の断面側面図 Aは、実施の形態2に係るストロボ装置の背面から見た斜視図、Bは、実施の形態3に係るストロボ装置の正面から見た斜視図、Cは、実施の形態4に係るストロボ装置の正面から見た斜視図、Dは、実施の形態5に係るストロボ装置の正面から見た斜視図 一般的なストロボ装置の電気的構成図
符号の説明
1 ストロボ装置
2 ハウジング
2c 通孔(樹脂充填用孔)
2d 通孔(排気用孔)
3 プリント基板
4 発光部
5 光学パネル
6 プラグ(外部端子)
10 トリガー回路部
11 トリガーコイル
13 トリガーコンデンサ
14 トランス部
15 トランスコイル
16 充電部
17 主コンデンサ
17a 防爆弁
19 反射傘
20 閃光放電管
20a 主電極
21 トリガー電極
22 電源部
23 直流電源
24 引き出し端子
25 調光回路部
26 IGBT
27 光学センサー

Claims (18)

  1. 電源部の電源電圧を変圧するトランス部(14)と、
    前記トランス部(14)から供給される電気エネルギーを充電する主コンデンサ(17)からなる充電部(16)と、
    反射傘(19)に内挿され、トリガー電極(21)への電圧印加によって前記主コンデンサ(17)の充電エネルギーを消費して発光する閃光放電管(20)を備えた発光部(4)と、
    前記トリガー電極(21)に印加する電圧を生成するためのトリガー回路部(10)とを有し、
    少なくとも前記発光部(4)が絶縁性物質により被覆されることを特徴とするストロボ装置。
  2. 前記絶縁性物質がガラスまたは絶縁性を有する透明若しくは半透明な樹脂であり、前記ガラスまたは前記樹脂が前記反射傘(19)内に充填されていることを特徴とする請求項1に記載のストロボ装置。
  3. 前記絶縁性樹脂内にガラスビーズを充填することを特徴とする請求項2に記載のストロボ装置。
  4. 前記トリガー回路部(10)が絶縁性物質により被覆されていることを特徴とする請求項1から3に記載のストロボ装置。
  5. 前記トランス部(14)が絶縁性物質により被覆されていることを特徴とする請求項4に記載のストロボ装置。
  6. 前記主コンデンサ(17)のうちの少なくとも端子部が絶縁性物質により被覆されていることを特徴とする請求項5に記載のストロボ装置。
  7. 外装部材としてのハウジング(2)を更に有し、
    前記ハウジング(2)内に絶縁性物質を充填することにより、所望部位が絶縁被覆されている請求項1から7のいずれか1つに記載のストロボ装置。
  8. 前記主コンデンサ(17)の防爆弁が前記ハウジング(2)から臨出している請求項7に記載のストロボ装置。
  9. 前記電源部に電気的に接続するための引き出し端子(24)を更に有し、
    前記引き出し端子(24)の先端部が前記ハウジング(2)から臨出している請求項7から8のいずれか1つに記載のストロボ装置。
  10. 前記反射傘(19)の正面開口部に配置される光学パネル(5)が前記ハウジング(2)に一体形成されることを特徴とする請求項7から9のいずれか1つに記載のストロボ装置。
  11. 前記ハウジング(2)に、シールド層が形成されることを特徴とする請求項7から10のいずれか1つに記載のストロボ装置。
  12. 前記反射傘(19)とトリガーコイル(11)の高圧端子が直接接続されることを特徴とする請求項4から11のいずれか1つに記載のストロボ装置。
  13. 前記反射傘(19)の一部が前記トリガーコイル(11)の高圧端子まで延伸され直接接続されることを特徴とする請求項12に記載のストロボ装置。
  14. 電源部の電源電圧を変圧するトランス部(14)と、前記トランス部(14)から供給される電気エネルギーを充電する主コンデンサ(17)からなる充電部(16)と、
    反射傘(19)に内挿され、トリガー電極(21)への電圧印加によって前記主コンデンサ(17)の充電エネルギーを消費して発光する閃光放電管(20)を備えた発光部(4)と、
    前記トリガー電極(21)に印可する電圧を生成するためのトリガー回路部(10)とを有するストロボ装置の製造方法であって、少なくとも前記発光部(4)を型内に配置した状態で前記型内に絶縁性を有する樹脂を充填するステップと、前記樹脂を硬化させることで、少なくとも前記発光部(4)を絶縁被覆するステップとを、
    有するストロボ装置の製造方法。
  15. 前記反射傘(19)内に前記樹脂が充填されないよう、前記反射傘の隙間を塞いだ状態で前記反射傘を前記型内に配置するステップを更に有する請求項14に記載のストロボ装置の製造方法。
  16. 前記樹脂の充填中若しくはその直後は、前記型を真空雰囲気中に置くステップと、
    しかる後の前記樹脂を硬化させる間は、前記型を真空以上の雰囲気中に置くステップとを更に有する請求項14から15のいずれか1つに記載のストロボ装置の製造方法。
  17. 前記ストロボ装置の構成要素を高圧部と低圧部とに区画し、前記高圧部よりも前記低圧部が上になるように前記型内に配置した状態で前記型内に前記樹脂を充填し、硬化させるステップとを更に有する請求項14から16のいずれか1つに記載のストロボ装置の製造方法。
  18. 前記樹脂充填により絶縁被覆する部分の表面に一度前記樹脂を塗布した後、前記樹脂を充填し硬化させるステップを更に有する請求項14から17のいずれか1つに記載のストロボ装置の製造方法。
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