JP2000180925A - ストロボ装置 - Google Patents
ストロボ装置Info
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Abstract
発光や、トリガ漏れによる未発光を防止した小型のスト
ロボ装置を提供する。 【解決手段】少なくとも2つのXe管19,20を有す
るストロボ装置において、2つのXe管19,20を発
光させるT側、W側トリガコイル11,13と、T側、
W側トリガコイル11,13に電気的に接続されるフレ
キ12とを具備し、フレキ12は、T側トリガコイル1
1とW側トリガコイル13との間の空間に配置される。
Description
るものである。
従来より用いられており、主として、発光管と、この発
光管を発光させるトリガコイルと、発光管に対応して設
けられた反射傘とから構成される。
ラが普及しており、このようなカメラに内蔵されたスト
ロボ装置には、ズームのワイド側とテレ側とで異なる画
角に対応するために、複数の発光管とこれに対応した複
数の反射傘を備えたものがある。
ラの限られたスペース内に配置する場合にはスペースを
かせぐために、反射傘どうし、及びこの反射傘とトリガ
ーコイルとをできるだけ近接させて配置する必要があ
る。
は、複数の発光管のうち、一方のみを発光させようとし
て一方の反射傘に発光トリガ電圧を印加すると、複数の
反射傘どうしの容量結合によって他方の反射傘に誘起電
圧が発生してしまい、該他方の発光管が誤発光してしま
う場合がある。
善が種々提案されている。例えば、特開平9−5842
号公報は2つの反射傘の間にフレキシブルプリント基板
を挿入することで誘導電圧を下げる方法を開示してい
る。また、トリガ漏れによる未発光の問題も指摘されて
いるが、特開平9−61895号公報は、発光管として
のキセノン管と電気的に接続するフレキシブルプリント
基板によりトリガ漏れを防止することを開示している。
た特開平9−5842号公報では、2つの反射傘間の誘
導電圧の発生のみに注目しており、トリガコイル間ある
いは、トリガコイル−反射傘間の誘導電圧による誤発光
の問題については考慮していない。また、シールド部材
は別体にて構成されており、トリガ漏れによる未発光に
ついては何ら記載していない。
ては、発光管の近くにトリガコイルを配置した場合のト
リガコイルと反射傘あるいは発光管間のトリガ漏れによ
る未発光や、トリガコイルどうし、反射傘どうし、トリ
ガコイルと反射傘間の誘導電圧による誤発光については
記載していない。
たものであり、その目的とするところは、部品点数を増
やすことなしに誘導電圧による誤発光や、トリガ漏れに
よる未発光を防止した小型のストロボ装置を提供するこ
とにある。
めに、第1の発明は、少なくとも2つの発光管を有する
ストロボ装置において、上記2つの発光管を発光させる
少なくとも2つのトリガ手段と、上記トリガ手段に電気
的に接続されるプリント基板とを具備し、上記プリント
基板は、トリガ手段とトリガ手段との間の空間に配置さ
れる。
とにより閃光する発光管と、この発光管に対応して設け
られた反射傘とを有するストロボ装置において、上記発
光管を発光させるトリガ手段と、上記トリガ手段に電気
的に接続されるプリント基板とを具備し、上記プリント
基板は、上記トリガ手段と上記反射傘との間の空間に配
置される。
光管と、この発光管に各々対応して設けられた反射傘と
を有するストロボ装置において、上記発光管を発光させ
る少なくとも2つのトリガ手段と、上記トリガ手段に電
気的に接続されるプリント基板とを具備し、上記プリン
ト基板は、トリガ手段とトリガ手段との間の空間及びト
リガ手段と反射傘との間の空間に配置される。
施形態を詳細に説明する。
管(ここではXe管)を持つストロボ装置において、2
個のトリガコイル(トリガ手段)間、トリガコイル−反
射傘間、2個の反射傘間を、トリガコイルへの配線パタ
ーンを備え、トリガコイルに電気的に接続される1枚の
フレキシブルプリント基板(以下、単にフレキと呼ぶ)
によりシールドしたことを特徴とし、このような構成に
よって、部品点数を増やすことなしに誘導電圧による誤
発光やトリガ漏れによる未発光を防止しつつ、トリガコ
イル、反射傘間の間隔をできるだけ小さくしてストロボ
装置全体を小型にすることができる。
れるカメラの概観図である。図1(A)、(B)に示す
ようにストロボ装置100はカメラの上部に設けられ、
図はT側反射傘15とW側反射傘16とを備えたストロ
ボ装置がポップアップした状態を示している。
フレキ12の展開図である。ベース部12−5にはトリ
ガコイルへのGND(グラウンド)パターン(銅パター
ン)12−1が設けられるとともに、トリガコイルの端
子に接続される接点部12−2,12−3と、ストロボ
回路へのリード線が接続される接点部12−4とを備え
ている。接点部12−2,12−3,12−4以外はカ
バーレイで覆われている。
装置の構成を示しており,図3はストロボ装置の各要素
を分解した状態を示す分解斜視図である。
その端子11A,11Bが、フレキ12のGNDパター
ン12−1が設けられたベース部12−5から延在した
部分である接点部12−3に設けられた開口12A,1
2Bに挿入されることでフレキ12上の所定の位置に配
置される。また、W側トリガコイル13は、その端子1
3A,13Bが、フレキ12のベース部12−5から延
在した部分である接点部12−2に設けられた開口12
C,12Dに挿入されることでフレキ12上の所定の位
置に配置される。T側トリガコイル11及びW側トリガ
コイル13が取り付けられたフレキ12は受け台10上
に配置される。
ン(Xe)管19は、ゴムバンド21の開口21A,2
1Bを通してアルミ材からなるT側反射傘15に挿入さ
れるとともに、その側面にはT側トリガコイル11の電
極11Cに接続されたリード線が半田付けされる。キセ
ノン(Xe)管19の両端部にはリード線50A,50
Bがそれぞれ接続される。同様にして、表面に導電コー
トが施されたキセノン(Xe)管20は、ゴムバンド2
2の開口22A,22Bを通してアルミ材からなるW側
反射傘16に挿入されるとともに、その側面にはW側ト
リガコイル13の電極13Cに接続されたリード線が半
田付けされる。ゴムバンド21,22はその形状が異な
っていてもよい。キセノン(Xe)管20の両端部には
リード線51A,51Bがそれぞれ接続される。
反射傘15と、キセノン(Xe)管20が挿入されたW
側反射傘16とは、アクリル透明部材からなり、キセノ
ン管19,20からの光線が通過する部分を有する窓部
17に取り付けられる。
み立てた状態を示す断面図である。図3で説明した各要
素と同一のものについては同一の参照番号が付けられて
いる。
窓部17と飾り板18によりストロボ装置の各要素を収
納するのに必要な空間を有する筐体を形成している。受
け台10は筐体の内部空間に延在する突出部を有し、そ
の先端は2つに分離して突起部10A、10Bを構成し
ている。また、窓部17は筐体の内部空間に延在する突
起部17Aを有する。フレキ12はこのような受け台1
0の突起部10A及び10Bを有する突出部の片方の表
面全体に渡って当該表面形状にほぼ沿うように折り曲げ
られて配置されるとともに、窓部17の突起部17Aに
接触するまで延在した後、外装部14の方向へ折り返さ
れて外装部14の内壁にほぼ到達するまで延在してい
る。
フレキ12の配置により、筐体の内部空間は、T側トリ
ガコイル11、W側トリガコイル13、T側反射傘1
5、W側反射傘16、W側反射傘16の各々を配置する
ための4つの空間に分離される。
14の内壁と、突起部10Aを含む受け台10とにより
画成される第1の空間に収納されている。また、W側ト
リガコイル13は、外装部14の内壁と突起部10A及
び10Bとフレキ12とにより画成される第2の空間に
収納されている。また、キセノン(Xe)管19が挿入
されたT側反射傘15は、窓部17の内壁及び突起部1
7A、受け台10の内壁及び突起部10Bを含む突出
部、フレキ12により画成される第3の空間に収納され
ている。また、キセノン(Xe)管20が挿入されたW
側反射傘16は、窓部17の内壁及び突起部17A、外
装部14の内壁、フレキ12により画成される第4の空
間に収納されている。
リガコイルどうしの間(ここではT側トリガコイル11
とW側トリガコイル13との間の空間)と、トリガコイ
ルと反射傘との間(ここではT側トリガコイル11及び
W側トリガコイル13と、T側反射傘15及びW側反射
傘16との間の空間)と、反射傘どうしの間(ここでは
T側反射傘15とW側反射傘16との間の空間)とをシ
ールドすることを可能にし、これによって、部品点数を
増やすことなしに誘導電圧による誤発光や、トリガ漏れ
による未発光を防止した小型のストロボ装置を提供する
ことができる。
ような発明が含まれている。
発光管に各々対応して設けられた反射傘とを有するスト
ロボ装置において、上記発光管を発光させる少なくとも
2つのトリガ手段と、上記トリガ手段に電気的に接続さ
れるプリント基板と、を具備し、上記プリント基板は、
トリガ手段とトリガ手段との間の空間、トリガ手段と反
射傘との間の空間及び反射傘と反射傘との間の空間に配
置される構成である。
板は,1枚のフレキシブルプリント基板である。
プリント基板は接地されている。
いて、電圧が印加されることにより閃光を発生する少な
くとも2つの発光管と、上記発光管を発光させる少なく
とも2つのトリガ手段と、上記トリガ手段に電気的に接
続されるプリント基板と、を具備し、上記プリント基板
は、トリガ手段とトリガ手段との間の空間に配置される
構成である。
いて、電圧が印加されることにより閃光を発生する発光
管と、上記発光管からの閃光を反射する反射傘と、上記
発光管を発光させるトリガ手段と、上記トリガ手段に電
気的に接続されるプリント基板と、を具備し、上記プリ
ント基板は、上記トリガ手段と上記反射傘との間の空間
に配置される構成である。
すことなしに誘導電圧による誤発光や、トリガ漏れによ
る未発光を防止した小型のストロボ装置を提供すること
ができる。
よれば、部品点数を増やすことなしに誘導電圧による誤
発光や、トリガ漏れによる未発光を防止した小型のスト
ロボ装置を提供することができる。
の概観図である。
開図である。
解斜視図である。
状態を示す断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも2つの発光管を有するストロ
ボ装置において、 上記2つの発光管を発光させる少なくとも2つのトリガ
手段と、 上記2つのトリガ手段に電気的に接続されるプリント基
板と、を具備し、 上記プリント基板は、トリガ手段とトリガ手段との間の
空間に配置されることを特徴とするストロボ装置。 - 【請求項2】 電圧が印加されることにより閃光する発
光管と、この発光管に対応して設けられた反射傘とを有
するストロボ装置において、 上記発光管を発光させるトリガ手段と、 上記トリガ手段に電気的に接続されるプリント基板と、
を具備し、 上記プリント基板は、上記トリガ手段と上記反射傘との
間の空間に配置されることを特徴とするストロボ装置。 - 【請求項3】 少なくとも2つの発光管と、この発光管
に各々対応して設けられた反射傘とを有するストロボ装
置において、 上記発光管を発光させる少なくとも2つのトリガ手段
と、 上記トリガ手段に電気的に接続されるプリント基板と、
を具備し、 上記プリント基板は、トリガ手段とトリガ手段との間の
空間及びトリガ手段と反射傘との間の空間に配置される
ことを特徴とするストロボ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35454198A JP4157207B2 (ja) | 1998-12-14 | 1998-12-14 | ストロボ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35454198A JP4157207B2 (ja) | 1998-12-14 | 1998-12-14 | ストロボ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000180925A true JP2000180925A (ja) | 2000-06-30 |
JP4157207B2 JP4157207B2 (ja) | 2008-10-01 |
Family
ID=18438255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35454198A Expired - Fee Related JP4157207B2 (ja) | 1998-12-14 | 1998-12-14 | ストロボ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4157207B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003021860A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-01-24 | Pentax Corp | カメラのストロボユニット |
CN101430478B (zh) * | 2007-11-09 | 2010-08-25 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 补光装置 |
JP2011013380A (ja) * | 2009-06-30 | 2011-01-20 | Nikon Corp | 照明装置および撮像装置 |
-
1998
- 1998-12-14 JP JP35454198A patent/JP4157207B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN101430478B (zh) * | 2007-11-09 | 2010-08-25 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 补光装置 |
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JP4157207B2 (ja) | 2008-10-01 |
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