JPH11271933A - ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット、及びその包装体 - Google Patents

ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット、及びその包装体

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JPH11271933A
JPH11271933A JP7740998A JP7740998A JPH11271933A JP H11271933 A JPH11271933 A JP H11271933A JP 7740998 A JP7740998 A JP 7740998A JP 7740998 A JP7740998 A JP 7740998A JP H11271933 A JPH11271933 A JP H11271933A
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JP
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battery
strobe
built
film unit
electrode terminal
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JP7740998A
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Hiromi Nakanishi
博美 中西
Takuro Masuda
拓朗 増田
Hiroshi Yamaguchi
宏 山口
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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    • Y02E60/12

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  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Primary Cells (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント基板に半田付けする電池接片を従来
の如き一方が長い電池接片を用いることなく、両方共短
い長さにすることができるストロボ内蔵レンズ付きフィ
ルムユニット。 【解決手段】 円柱状若しくは角柱状に形成され、長手
方向の一方の端面に正極端子と負極端子とを有する電池
をストロボ用電源として用いたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレンズ付きフィルム
ユニットに内蔵したストロボの電源として用いる電池に
関する。
【0002】
【従来の技術】レンズ付きフィルムユニットに内蔵した
ストロボの電源としては、従来より単3型アルカリ乾電
池や単4型アルカリ乾電池が用いられている。これらの
電池は、未露光フィルムを製造工程で予め巻回しておく
ロールフィルム室の外壁近傍に縦方向に配置するか、撮
影レンズやシャッタの下方に横方向に配置することが多
い。また、これらの電池の両電極に圧着する電池接片を
プリント基板に半田付けするが、このプリント基板をロ
ールフィルム室の外壁近傍から、撮影レンズやシャッタ
によってフィルムに画像を形成する画像形成部の外壁近
傍にかけて配置することが多い。
【0003】また、ストロボのメインスイッチをオンに
したまま放置したりすると、稀ではあるがアルカリ乾電
池からアルカリ性の電解液が漏液することがある。ユー
ザーが気づかずにこのようなレンズ付きフィルムユニッ
トを用いて撮影しようとし、電解液が皮膚等に付着する
と、火傷等の重大な事故となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】単3型アルカリ乾電池
等の電池をロールフィルム室の外壁近傍に縦方向に配置
する場合は、電池の前方にもプリント基板が配置され、
電池の長さとプリント基板の長さとが略等しいので、電
池接片をプリント基板に半田付けし、後方の電池の方に
突出させたとき、電池接片の長さは短くて済む。しか
し、電池を撮影レンズ等の下方にて横方向に配置する場
合は、プリント基板を撮影レンズ等の下方まで延長して
配置することは困難である。このために、電池の一方の
電極はプリント基板に近い位置であるが、他方の電極は
プリント基板からかなり遠い位置となる。従って、プリ
ント基板に近い電極の電池接片の長さは短くて済むが、
プリント基板から遠い他方の電極の電池接片の長さはか
なり長くなってしまう。
【0005】このような状態の電池と電池接片の斜視図
を図1に示す。電池90において、91は負極端子、9
2は正極端子であり、負極用接片96が負極端子91に
圧着し、正極用接片97が正極端子92に圧着してい
る。そして、負極用接片96と正極用接片97はプリン
ト基板98に半田付けによって固定されている。プリン
ト基板98に近い電極用の負極用接片96の長さは短く
て済むが、プリント基板98から突出した遠い電極用の
正極用接片97の長さは図の如くかなり長くなる。この
結果、正極用接片97の部品費が高価になると共に、ス
トロボユニットにおいては正極用接片97のみが突出し
ているので、変形し易く、また輸送用のトレーに収納し
たときも、収納密度が低く輸送費が高価になるという問
題がある。
【0006】本発明はかかる問題に鑑みてなされたもの
であり、電池の配置上の理由から電池がプリント基板の
側方に突出して配置した場合でも、長い電池接片を用い
ずに済むストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットを提
案することを第1の課題とする。
【0007】また、電池から漏液が生ずると、火傷等の
重大な事故を引き起こす危険性があるので、例え確率的
に非常に小さい事故だとしても事前に充分な対策を講じ
ておくことが必要である。
【0008】本発明はかかる問題に鑑みてなされたもの
であり、例え電池から漏液が生じても電池室から外部に
流れ出さないストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット
や、漏液が生じたことを外部から容易に視認可能なスト
ロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット及びストロボ内蔵
レンズ付きフィルムユニットの包装体を提案することを
第2の課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の課題は下記の
手段の何れかにより解決される。
【0010】円柱状若しくは角柱状に形成され、長手
方向の一方の端面に正極端子と負極端子とを有する電池
をストロボ用電源として用いたことを特徴とするストロ
ボ内蔵レンズ付きフィルムユニット。
【0011】円柱状若しくは角柱状に形成され、長手
方向の一方の端面に正極端子若しくは負極端子の何れか
一方の電極端子を有し、前記端面の近傍に位置する周壁
に他方の電極端子を有する電池をストロボ用電源として
用いたことを特徴とするストロボ内蔵レンズ付きフィル
ムユニット。
【0012】円柱状に形成され、長手方向の一方の端
面に正極端子若しくは負極端子の何れか一方の電極端子
を有し、前記端面の近傍に位置する周壁にて金属外装部
を露出して他方の電極端子とすると共に、前記金属外装
部の一部を円周方向に括らせた電池をストロボ用電源と
して用い、前記一方の電極端子に第1の電池接片を圧着
させると共に、前記金属外装部の括れた部所に略U字
状、若しくは略V字状に形成した第2の電池接片を圧着
させることを特徴とするストロボ内蔵レンズ付きフィル
ムユニット。
【0013】上記第2の課題は下記の手段の何れかによ
り解決される。
【0014】ストロボ用電源として用いる電池を収納
する電池室を有するストロボ内蔵レンズ付きフィルムユ
ニットにおいて、前記電池室を水密構造としたことを特
徴とするストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット。
【0015】ストロボ用電源として用いる電池を収納
する電池室を有するストロボ内蔵レンズ付きフィルムユ
ニットにおいて、電池から漏液した電解液を中和する部
材を、前記電池室を形成するユニット本体と他の部材と
の間隙に配置したことを特徴とするストロボ内蔵レンズ
付きフィルムユニット。
【0016】電池から漏液した電解液により変色する
部材を外装部材の一部に設けたことを特徴とするストロ
ボ内蔵レンズ付きフィルムユニット。
【0017】電池から漏液した電解液により変色する
部材を、ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットを包
装する包装体の一部に設けたことを特徴とするストロボ
内蔵レンズ付きフィルムユニット用包装体。
【0018】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]前述の第1
の課題を解決する実施の形態を以下に説明する。
【0019】図2はアルカリ乾電池と電池接片の斜視図
である。一般的に電池は薄板を深絞りした筒形の金属外
装部材によって被覆され、更に金属外装部材の周壁と端
面の一部を商品名等を印刷したラベルにより被覆してい
る。そして、アルカリ乾電池においては、正極端子と金
属外装部材が一体的に形成され、負極端子が位置する端
面まで延長されている。10はアルカリ乾電池であり、
11は負極端子、12は正極端子である。また、13は
ラベルであるが、アルカリ乾電池10においては金属外
装部材を全て被覆せず、金属外装部材の一部である負極
側端面14a及び負極側周壁14bを露出している。従
って、負極側端面14a及び負極側周壁14bは正極端
子12と電気的には等価であり、これらを正極端子とし
て用いても何ら問題がない。
【0020】従って、負極用接片21と正極用接片22
とを樹脂の保持部23と一体にアウトサート成型した電
池接片ユニット20を用い、負極用接片21を負極端子
11に圧着し、正極用接片22を金属外装部材の負極側
端面14aに圧着することにより、電池接片をアルカリ
乾電池10の負極端子11周辺に集中させることがで
き、図1の如く電池の一部がプリント基板の側方に突出
していても、長い電池接片を用いる必要がない。
【0021】なお、電池接片ユニット20において、2
1a,21bは各々負極用接片21と正極用接片22と
一体化された脚部であり、図示していないが電池接片ユ
ニット20の手前に位置するプリント基板に半田付けす
る脚部である。
【0022】図3に示す電池はマンガン乾電池であり、
電極と金属外装部材との関係が前述のアルカリ乾電池と
逆である。即ち、マンガン乾電池においては、負極端子
と金属外装部材が一体的に形成され、正極端子がある端
面まで延長されている。従って、図3の如くマンガン乾
電池30において、負極端子32と一体的に形成された
金属外装部材は正極端子31がある端面まで延長されて
おり、ラベル33によって被覆されていない金属外装部
材の一部である正極側端面34a及び正極側周壁34b
は負極端子32と電気的に等価であるので、例えば正極
側端面34aを負極端子として用いることができる。従
って、この場合も図2と同様に、電池接片をマンガン乾
電池30の正極端子31周辺に集中させることができ
る。
【0023】なお、リチウム電池も図3に示す構成と同
一である。
【0024】図4は図2と類似したアルカリ乾電池と電
池接片の図であり、図2と同様にアルカリ乾電池40の
正極端子42と一体的に形成された金属外装部材の負極
側端面44aから負極側周壁44bまではラベル43に
よって被覆されていない。そして、ラベル43によって
被覆されていない金属外装部材には括れた部分、即ち括
れ部44cが形成されている。
【0025】負極用接片51と正極用接片52とを樹脂
の保持部53と一体にアウトサート成型した電池接片ユ
ニット50を用い、負極用接片51を負極端子41に圧
着し、先端を略U字形に形成した正極用接片52を金属
外装部材の括れ部44cに圧着することにより、同様に
電池接片を電池10の負極端子41周辺に集中させるこ
とができる。
【0026】なお、正極用接片52の先端形状はV字形
でもよい。
【0027】また、マンガン乾電池若しくはリチウム電
池の場合は図5に示す如くなり、マンガン乾電池60の
負極端子62と一体的に形成され、ラベル63によって
被覆されていないた金属外装部材の正極側端面64aか
ら正極側周壁64bの間に括れ部64cが形成されてい
る。従って、正極用接片を正極端子61に圧着し、先端
を略U字形若しくは略V字形に形成した負極用接片を金
属外装部材の括れ部64cに圧着することにより、同様
に電池接片をマンガン乾電池60の正極端子61周辺に
集中させることができる。
【0028】なお、図4に示した正極用接片52に代え
て図6に示すような正極用接片72を用い、略U字形の
部所の内側に互いに対向して形成した鋸歯状の凹凸72
aをアルカリ乾電池40の括れ部44cに圧着させるこ
とにより、電気的導通が一層確実になる。
【0029】また、図7に示すように正極用接片82の
先端を折り曲げ、アルカリ乾電池40の括れ部44cを
負極用接片51の方向に弾性的に押圧することにより、
更に電気的導通が確実になる。
【0030】また、アルカリ乾電池40の括れ部44c
に圧着する正極用接片82の先端は前述と同様に鋸歯と
することが一層望ましい。
【0031】また、図6及び図7において、略U字形に
代えて略V字形でもよいし、アルカリ乾電池40に代え
てマンガン乾電池60やリチウム電池でもよい。
【0032】更に、以上の実施の形態は円柱型の電池と
して説明したが、角柱状の電池にも適用できる。
【0033】[第2の実施の形態]前述の第2の課題を
解決する実施の形態を以下に説明する。
【0034】先ず、電池室が水密状態に構成されたレン
ズ付きフィルムユニットについて図8乃至図11に基づ
いて説明する。図8はストロボ内蔵レンズ付きフィルム
ユニットにおける電池室側の横断面図、図9は電池室の
縦断面図である。
【0035】101はユニット本体であり、図示してい
ないが撮影を行うための各種の機構が搭載されており、
ユニット本体101の前方は前カバー102により被覆
され、後方は後カバー103によって被覆されている。
Lは撮影レンズであり、シャッタ104が開放したとき
被写体光をフィルムFに露光し画像を形成する。このよ
うに撮影が行われ画像を形成する部所を画像形成部10
5と称す。
【0036】レンズ付きフィルムユニットにおいては、
未露光のフィルムFが製造工程で予めスプール106に
巻き取られており、撮影の度に1駒ずつ矢印方向に巻き
上げられている。このようにフィルムFが巻き取られて
いる部所を本願においてはロールフィルム室107と称
す。
【0037】ロールフィルム室107の隣にはストロボ
の電源である電池108を収納する電池室109が設け
られている。
【0038】以上の如く、画像形成部105、ロールフ
ィルム室107、及び電池室109が順に配設され、こ
れらの外壁前方と前カバー102の内壁とにより囲まれ
た空間には、ストロボ用電気部品が実装されたプリント
基板111が配置されている。
【0039】ここで電池室109の大部分はユニット本
体101により形成され、背面側を後カバー103によ
って被覆している。稀ではあるが、アルカリ乾電池等か
ら電解液が漏液して電池室109の外に流れ出し、スト
ロボ回路部品をショートさせたり、ストロボのアルミニ
ュウム製反射傘を変色させたりする。更に、最悪の場合
は外部に流れ出して、それに触れた人が火傷するといっ
たことも有り得る。
【0040】本実施の形態においては、このようなこと
が生じないようにユニット本体101と後カバー103
とが係合する部所にはゴム等からなるパッキン112を
挿着して漏液した電解液が電池室109の外部に流出し
ないようにしている。
【0041】また、電池接片113,114の一端がプ
リント基板111に半田付けされ、他端がユニット本体
101の一部である電池室109の側壁に開けられた孔
101aを通して電池108の正極108a及び負極1
08bに各々圧着している。従って、この孔101aを
通して漏液した電解液が流出する恐れがあるので、図1
0のA部拡大図に示すように、この孔101aと電池接
片113(114)との間隙にゴム等から形成されたパ
ッキン115を挿入して水密状態にしている。
【0042】なお、電池接片の形状によりパッキン11
5を設けることが困難な場合には、図11に示すように
シリコン等からなる絶縁性のコーキング剤116を孔1
01aに充填すればよい。
【0043】更に、プリント基板111に実装する電気
部品には大型の部品もあり、電池室109の側壁に孔1
01bをあけてスペースを作らなければ配置できない場
合がある。このような場合は、電池室108の内部から
絶縁性のシート材117にて孔101bを密閉すればよ
い。
【0044】その他に、漏液した電解液が外部に流出す
る可能性がある部所に、電解液を中和させる部材を設け
てもよい。電解液を中和させる部材としては、アルカリ
乾電池の場合は、ホウ酸やパラトリ塩スルフォン酸を含
浸させたスポンジが好ましい。この結果、アルカリ性の
電解液が中和されるので、例え外部に流れ出してユーザ
ーに触れるような事態になっても、火傷等の問題にはな
らない。
【0045】なお、電池室109には電池108を収納
する空間以外に、電解液が漏液した場合に電解液が溜ま
る液溜まりとなる空腔を設けることが望ましい。
【0046】次に、上記とは異なる実施の形態を以下に
述べる。以下の実施の形態は上記の如く電池室を水密状
態に構成することが困難な場合の対策である。このよう
な場合は漏液した電解液がレンズ付きフィルムユニット
の内部のあちこちに流出し、更に前カバーや後カバーに
設けた孔や間隙を通して外表面にまで流出することがあ
る。従って、このような場合には漏液した電解液を容易
に視認できる必要がある。
【0047】この1例を図12に示す。図12はストロ
ボ内蔵レンズ付きフィルムユニットの外観斜視図であ
り、使用している電池はアルカリ乾電池である。そし
て、周知の如く外装部材であるラベル121が貼着され
ている。また、このラベル121の一部には「漏液」と
記載した小ラベル122が更に貼着されている。ラベル
121における小ラベル122が貼着される部所、及び
その下の前カバー123には小孔が開いていて、レンズ
付きフィルムユニット内部の漏液した電解液がラベル1
21の裏面に触れ易くなっている。
【0048】小ラベル122において、「漏液」の文字
は通常は赤く描かれ、地の色も赤色である。従って、通
常は文字を非常に判読し難いが、漏液した電解液が小ラ
ベル122まで流れ出すと文字が青色に変色し、文字を
明確に視認できるものである。この文字はpH判定用の
リトマス試験紙と同様の原理で形成したものであり、ア
ゾリトミンなどを含む紫色の色素のリトマス溶液を塩化
水素ガスで赤変させたものであり、アルカリ性溶液によ
って青色を呈するものである。
【0049】また、他の例として図13に示すように、
ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットを包装する包
装体131の一部に孔を開け、その孔を小ラベル122
と同様な小ラベル132で塞いでおけば、漏液した電解
液がレンズ付きフィルムユニットの外部に流れ出したと
き、ラベル132の文字が青色となるので、例えば店頭
等にて漏液が生じた場合に包装状態でも容易に漏液を発
見することができる。
【0050】なお、電解液によって赤色が青色に変色す
る部分は文字等に限定されるものではなく、リトマス試
験紙を用いた一様に赤色のラベルでもよい。
【0051】
【発明の効果】請求項1〜9に記載のストロボ内蔵レン
ズ付きフィルムユニットによれば、長手方向の一方の側
に正極端子と負極端子が集中した電池を使用するので、
プリント基板に半田付けする電池接片を両方共短い長さ
にすることができる。この結果、ストロボユニットとし
ても従来の如く電池接片が変形することがなく、輸送用
トレーにも無理なく収納できるので輸送費が高くなるこ
ともない。
【0052】請求項10〜13に記載のストロボ内蔵レ
ンズ付きフィルムユニットによれば、電池から電解液が
漏液した場合でも電解液が電池室の外部に流れ出さない
ので、漏液の被害を最小限に留めることができる。
【0053】請求項14〜15に記載のストロボ内蔵レ
ンズ付きフィルムユニットによれば、漏液したアルカリ
性の電解液を中和するので、例え外部に流れ出しても少
なくとも火傷等の人体への被害は生じない。
【0054】請求項16〜17に記載のストロボ内蔵レ
ンズ付きフィルムユニットによれば、漏液した電解液が
流れ出してもその状態を早めに視認することができる。
【0055】請求項18〜19に記載のストロボ内蔵レ
ンズ付きフィルムユニット用包装体によれば、漏液した
電解液が流れ出したことを包装状態でも早めに視認する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電池と電池接片の斜視図である。
【図2】アルカリ乾電池と電池接片の斜視図である。
【図3】マンガン乾電池の斜視図である。
【図4】アルカリ乾電池と電池接片の斜視図である。
【図5】マンガン乾電池の斜視図である。
【図6】電池接片とアルカリ乾電池の断面図である。
【図7】電池接片とアルカリ乾電池の側面図である。
【図8】ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットにお
ける電池室側の横断面図である。
【図9】電池室の縦断面図である。
【図10】図9におけるA部拡大図である。
【図11】コーキング剤を充填した拡大図である。
【図12】ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットの
外観斜視図である。
【図13】ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットを
包装する包装体の斜視図である。
【符号の説明】
10,40 アルカリ乾電池 11,91,32,62 負極端子 12,92,31,42 正極端子 13,33,43,63,121 ラベル 14a,44a 負極側端面 14b,44b 負極側周壁 21,51,96 負極用接片 22,52,97,72,82 正極用接片 30,60 マンガン乾電池 34a,64a 正極側端面 34b,64b 正極側周壁 44c 括れ部 90,108 電池 98,111 プリント基板 101 ユニット本体 103 後カバー 109 電池室 112,115 パッキン 116 コーキング剤 117 シート材 122,132 小ラベル 131 包装体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01M 2/10 H01M 2/10 M 2/30 2/30 B 6/06 6/06 Z 6/16 6/16 Z

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円柱状若しくは角柱状に形成され、長手
    方向の一方の端面に正極端子と負極端子とを有する電池
    をストロボ用電源として用いたことを特徴とするストロ
    ボ内蔵レンズ付きフィルムユニット。
  2. 【請求項2】 円柱状若しくは角柱状に形成され、長手
    方向の一方の端面に正極端子若しくは負極端子の何れか
    一方の電極端子を有し、前記端面の近傍に位置する周壁
    に他方の電極端子を有する電池をストロボ用電源として
    用いたことを特徴とするストロボ内蔵レンズ付きフィル
    ムユニット。
  3. 【請求項3】 前記電池は、一方の端面に負極端子を有
    し、該負極端子の近傍に正極端子として用いる金属外装
    部を露出したアルカリ乾電池であることを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載のストロボ内蔵レンズ付きフ
    ィルムユニット。
  4. 【請求項4】 前記電池は、一方の端面に正極端子を有
    し、該正極端子の近傍に負極端子として用いる金属外装
    部を露出したマンガン乾電池若しくはリチウム電池であ
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスト
    ロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット。
  5. 【請求項5】 円柱状に形成され、長手方向の一方の端
    面に正極端子若しくは負極端子の何れか一方の電極端子
    を有し、前記端面の近傍に位置する周壁にて金属外装部
    を露出して他方の電極端子とすると共に、前記金属外装
    部の一部を円周方向に括らせた電池をストロボ用電源と
    して用い、 前記一方の電極端子に第1の電池接片を圧着させると共
    に、前記金属外装部の括れた部所に略U字状、若しくは
    略V字状に形成した第2の電池接片を圧着させることを
    特徴とするストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット。
  6. 【請求項6】 前記第2の電池接片における略U字状、
    若しくは略V字状の部所の内側に鋸歯状の凹凸を互いに
    対向させて配設したことを特徴とする請求項5に記載の
    ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット。
  7. 【請求項7】 前記第2の電池接片は、前記金属外装部
    の括れた部所を前記第1の電池接片の方向に押圧するこ
    とを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のストロボ
    内蔵レンズ付きフィルムユニット。
  8. 【請求項8】 前記電池用の電池接片を半田付けしたプ
    リント基板の面と、前記電池の長手方向とを平行に配置
    し、前記電池が前記プリント基板の側面より突出してい
    ることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の
    ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット。
  9. 【請求項9】 前記電池は撮影レンズ及びシャッタによ
    ってフィルムに画像を形成する画像形成部の下方に配置
    されていることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項
    に記載のストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット。
  10. 【請求項10】 ストロボ用電源として用いる電池を収
    納する電池室を有するストロボ内蔵レンズ付きフィルム
    ユニットにおいて、 前記電池室を水密構造としたことを特徴とするストロボ
    内蔵レンズ付きフィルムユニット。
  11. 【請求項11】 前記電池室の一部を形成するユニット
    本体と、前記電池室の他の一部を形成する後カバーとの
    係合部にゴム製のパッキンを配置したことを特徴とする
    請求項10に記載のストロボ内蔵レンズ付きフィルムユ
    ニット。
  12. 【請求項12】 前記電池の電極に圧着する電池接片
    と、該電池接片を貫通させるために前記電池室の壁部に
    穿設した貫通孔との間隙をゴム製のパッキンにより閉塞
    させたことを特徴とする請求項10又は請求項11に記
    載のストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット。
  13. 【請求項13】 前記電池室の中に電池から漏液した電
    解液を収納する空腔を設けたことを特徴とする請求項1
    0〜12の何れか1項に記載のストロボ内蔵レンズ付き
    フィルムユニット。
  14. 【請求項14】 ストロボ用電源として用いる電池を収
    納する電池室を有するストロボ内蔵レンズ付きフィルム
    ユニットにおいて、 電池から漏液した電解液を中和する部材を、前記電池室
    を形成するユニット本体と他の部材との間隙に配置した
    ことを特徴とするストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニ
    ット。
  15. 【請求項15】 前記電解液を中和する部材はホウ酸若
    しくはパラトリ塩スルフォン酸を含浸したスポンジであ
    ることを特徴とする請求項14に記載のストロボ内蔵レ
    ンズ付きフィルムユニット。
  16. 【請求項16】 電池から漏液した電解液により変色す
    る部材を外装部材の一部に設けたことを特徴とするスト
    ロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット。
  17. 【請求項17】 前記変色する部材がリトマス溶液を用
    いたものであることを特徴とする請求項16に記載のス
    トロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット。
  18. 【請求項18】 電池から漏液した電解液により変色す
    る部材を、ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットを
    包装する包装体の一部に設けたことを特徴とするストロ
    ボ内蔵レンズ付きフィルムユニット用包装体。
  19. 【請求項19】 前記変色する部材がリトマス溶液を用
    いたものであることを特徴とする請求項18に記載のス
    トロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット用包装体。
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