JP2003178727A - 電池パック - Google Patents

電池パック

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JP2003178727A
JP2003178727A JP2001378531A JP2001378531A JP2003178727A JP 2003178727 A JP2003178727 A JP 2003178727A JP 2001378531 A JP2001378531 A JP 2001378531A JP 2001378531 A JP2001378531 A JP 2001378531A JP 2003178727 A JP2003178727 A JP 2003178727A
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JP
Japan
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case
oxide film
battery
battery case
coating layer
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Application number
JP2001378531A
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English (en)
Inventor
Tomotaka Ueda
朋孝 上田
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Sanyo GS Soft Energy Co Ltd
Original Assignee
Sanyo GS Soft Energy Co Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な小型化を図りつつ、外観及び印字品質
を保つことができる二次電池を提供する。 【解決手段】 アルミニウム製の電池ケース1に発電要
素及び保護回路を収納し、この電池ケース1に陽極酸化
法によって酸化膜40を形成する。酸化膜40形成後、
レーザマーキング装置で電池ケース1の上側面23にバ
ーコード等を印字して表示部24を設ける。さらに端面
21にはこの酸化膜40と同系色のインクをインクジェ
ット方式によって噴射してロット番号25を印字する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池パックに関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、携帯電話等の小型電子機器に
は、リチウムイオン電池等の二次電池を用いた電池パッ
クが使用されている。この電池パックは、従来、例えば
次のような構造であった。すなわち、発電要素がアルミ
ニウム製の電池ケースに収納され、これが保護回路と共
に樹脂ケースに収納されている。この樹脂ケース外表面
には、二次電池の種類を識別するためのロット番号やバ
ーコード等に加え、使用上の注意事項等を印字した紙や
金属製の銘板が貼り付けられている。
【0003】ところで、近年、例えば携帯電話の更なる
小型軽量化に伴って、電池パックの一層の小型化が要請
されている。そこで、電池ケースに保護回路を収納する
スペースを設けて、発電要素と共に保護回路を収納する
構造が考えられている。この様にすることで、電池ケー
スと保護回路とを収納するための樹脂ケースが不要とな
り、電池パックを小型化することが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、樹脂ケース
を除いた構造では、電池ケースの金属面が剥き出しの状
態となるため、樹脂ケースを取付けた場合に比べて外観
が見劣りしてしまう。また、樹脂ケースに貼り付けてい
た銘板を前記電池ケースに直接に貼り付けることとなる
が、その銘板の厚さ分、小型化の制約がある。仮に電池
ケースに直接に印字したとすると、金属にはインクが付
着しづらいために、品質よく印字されないおそれがあ
る。
【0005】本発明は上記のような事情に基づいて完成
されたものであって、十分に小型化できながら、良好な
外観及び印字品質を保つことができる電池パックを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、電池ケースの外表
面にはコーティング層が形成されると共に、前記コーテ
ィング層を変色又は除去させた表示部が設けられている
ところに特徴を有する。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記コーティング層にはその色と同系色のイ
ンクによって文字、図形が併せて印字されているところ
に特徴を有する。
【0008】尚、コーティング層としては、電池ケース
をアルミニウム製とした場合には、例えば陽極酸化処理
によって酸化膜を形成しても良い。この場合は、層厚は
10μmであることが好ましい。また、ポリテトラフル
オロエチレンによってコーティング層を形成しても良
く、この場合の層厚は3〜8μmであることが好まし
い。これらの層厚にすることによって、表示部とコーテ
ィング層とのコントラストが最適になる。
【0009】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>本発明で
は、電池ケースの金属が露出するものでありながら電池
ケースの金属部分にコーティング層を形成しているた
め、金属が露出する場合よりも外観の質を向上させるこ
とができる。また、コーティング層に表示部を設けるこ
とにより、銘板や紙を貼り付ける必要がなく、電池パッ
クの小型化が可能である。尚、本発明は、金属製の電池
ケースを用いた種々の電池パックに適用できるが、発電
要素と保護回路とを収納する樹脂ケースが不要となるよ
うな、発電要素と共に保護回路をも電池ケースに収納し
た構造の、小型化が可能な電池パックに適用することが
好ましい。また、コーティング層に印字をして表示部と
する方法としては、種々の方法を用いることができる
が、レーザ照射による方法を用いることが好ましい。こ
の場合には、レーザ照射の強度や時間を変えることによ
りコーティング層と表示部とのコントラストを任意に設
定することができ、良好な印字品質を得ることができ
る。
【0010】<請求項2の発明>例えば、電池のロット
番号等、電池パックの最終ユーザーにとっては不要であ
るが、製造者等にとっては必要な文字、図形を印字する
ときには、その文字、図形をコーティング層の色と同系
色で印字すればよい。これにより、最終ユーザーにとっ
ては不要なロット番号等を目立たなくすることができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1を参照
して説明する。本実施形態の電池パックは図1に示すよ
うに全体として偏平角型をなし、この電池ケース1内に
図示しない発電要素とこの発電要素に連なる保護回路を
収納してなる。
【0012】電池ケース1は一端面を開口したケース本
体2と、このケース本体2の開口部を覆うように形成さ
れた蓋3とからなる。ケース本体2は、例えばアルミニ
ウム製で、深絞り形成によって角型容器状に形成され、
他の端面21には電解液を注入するための微小円形の注
液口22が設けられている。蓋3も同じくアルミニウム
製でケース本体2の開口部とほぼ同一の大きさの角型板
状に形成されており、保護回路に連なる2つの電極31
とガス抜き孔32とが設けられている。
【0013】電池ケース1外表面は略全体がコーティン
グ処理されている。このコーティング層は、例えば陽極
酸化法によって形成された黒色をなすアルミニウム酸化
膜40であり、その酸化膜40の膜厚は、例えば10μ
mである。ここで、ケース本体2の注液口22とその周
辺部分にはマスキングを行なって、アルミニウム地金を
露出状態とする。
【0014】また、ケース本体2の上側面23に、例え
ばレーザマーキング装置のレーザ照射によって酸化膜4
0をはがして、アルミニウム地金を露出させることによ
り、表示部24を構成する電池の種類、注意事項及びバ
ーコードが印字されている。さらに、ケース本体2の端
面21には、ロット番号25(請求項2の文字、図形に
相当)が印字されている。これは、酸化膜40の色と同
系色のインクをインクジェット方式により噴射して印字
したものである。
【0015】このケース本体2内には、発電要素と保護
回路とが収納されており、発電要素を収納した後に、保
護回路を収納するようになっている。これらの収納が完
了すると、蓋3をケース本体2の開口部に被せ、この開
口部と蓋3との接触部分を溶接して、電池ケース1内が
密閉される。尚、ケース本体2に収納される発電要素は
帯状の負極と正極とがセパレータを挟んで巻回され、偏
平な渦巻き状をなし、一方、保護回路3は、例えばPT
C素子及び電流ブレーカからなり、この電流ブレーカか
ら蓋3の一方の電極31に連なっている。
【0016】上記の電池ケース1の密閉が終了すると、
注液口22から電池ケース1内に電解液が注入される。
電解液の注液が完了した後、注液口22に、例えばアル
ミニウム製の封口用ボール26が嵌め込まれて溶接され
る。
【0017】本実施形態の二次電池によれば、発電要素
と共に保護回路をなすPTC素子と電流ブレーカとが収
納されているから、PTC素子と電流ブレーカとを収納
する樹脂ケースが不要となり、その分小型化が可能とな
る。また、電池ケース1表面に酸化膜40を形成するこ
とにより、樹脂ケースに劣らない外観とすることができ
る。さらに、この酸化膜40にレーザマーキング装置で
印字を行なって表示部24を設けているから、銘板や紙
にこれらを印字して貼りつけるということが必要なく、
二次電池を十分に小型化することができる。これに加え
て、酸化膜40の膜厚を10μmとしたことによって表
示部24と酸化膜40とのコントラストが最適な状態と
なり、結果として、印字品質が向上するという効果も奏
する。
【0018】さらに、製造者等に必要であって使用者等
には不要なロット番号25については酸化膜40の色と
同系色のインクで印字することによって、このロット番
号25を目立たなくさせることができる。一方、製造者
等がロット番号25を確認するには、端面21を見る角
度を所定の角度に変化させることによって、ロット番号
25を目視により確認することが可能である。
【0019】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施例では、酸化膜40によってコーティン
グ層を形成していたが、例えば、ポリテトラフルオロエ
チレンで形成するものであっても良く、この場合には、
その層厚を3〜8μmとすると、レーザマーキングの際
に印字部分とコーティング層とのコントラストが最適と
なる。また、クロムメッキ処理をしても良い。
【0020】(2)上記実施形態では、黒色の酸化膜4
0を形成するものであったが、例えば、白色のコーティ
ング層であっても良い。この場合は、レーザマーキング
装置でコーティング層にレーザ照射をするにあたって、
アルミニウムが露出しない程度のレーザ照射エネルギー
で印字すると良いコントラストが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る電池パックの斜視図
【符号の説明】
1…電池ケース 24…表示部 25…ロット番号 40…酸化膜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池ケースの外表面にはコーティング層
    が形成されると共に、前記コーティング層を変色又は除
    去させた表示部が設けられていることを特徴とする電池
    パック。
  2. 【請求項2】 前記コーティング層にはその色と同系色
    のインクによって文字、図形が併せて印字されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電池パック。
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