JPH10241647A - 電池のケースカバー及びこのケースカバーへの電池の収納方法 - Google Patents

電池のケースカバー及びこのケースカバーへの電池の収納方法

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JPH10241647A
JPH10241647A JP9043262A JP4326297A JPH10241647A JP H10241647 A JPH10241647 A JP H10241647A JP 9043262 A JP9043262 A JP 9043262A JP 4326297 A JP4326297 A JP 4326297A JP H10241647 A JPH10241647 A JP H10241647A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池ユニット3を肉厚の極めて薄いケース6
とカバー7で覆うことにより保護することができる電池
のケースカバー及びこのケースカバーへの電池の収納方
法を提供する。 【解決手段】 プラスチック製のケース6の底板6a上
に電池ユニット3を載置して、このケース6の側壁6b
の段差部6cに、プラスチック製のカバー7の側壁7b
の段差部7cを嵌合させ、溶剤注入部6d,7dに溶剤
を注入することにより、これらケース6とカバー7を接
合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯用電子機器等
に内蔵する電池のケースカバー及びこのケースカバーへ
の電池の収納方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の携帯用電子機器のコンパクト化に
伴い、この電子機器に使用する電池(通常は二次電池)
も小型軽量化の要望が高まっている。例えば最近のPH
S(Personal Handyphone System)電話機は、特に小型
軽量化の要請が強いために、二次電池を電池パックに収
納し電話機本体に装着するのではなく、この二次電池を
直接電話機に内蔵しリード線とコネクタを介し機器本体
に接続するようにして、電池パック自体やこれの装着機
構による容積や重量の増加を回避するようにしている。
ただし、このように二次電池を電話機本体に内蔵する場
合にも、電池交換は可能であるため、ユーザが二次電池
を取り出して容易に分解や改造を行うことができないよ
うに、この二次電池をカバーで覆って保護する必要があ
る。しかも、特にリチウム二次電池の場合には、必ず保
護回路を用いるので、この保護回路を分離して不正に使
用したり改造等を行うことができないように、二次電池
と保護回路とを確実に一体化してカバーで覆う必要があ
る。
【0003】そこで、従来のPHS電話機に内蔵するリ
チウム二次電池は、図6に示すように、単電池1と保護
回路2に絶縁性の外装テープ8を巻き付けて電池ユニッ
ト3を構成すると共に、この電池ユニット3に収縮チュ
ーブ9を被せ、図7に示すように、この収縮チューブ9
を収縮させて一体化していた。これにより、電池ユニッ
ト3は、ある程度の硬さを有する収縮チューブ9に覆わ
れるので、容易に単電池1と保護回路2を分離したり改
造を行うことができないようになり、しかも、薄いフィ
ルム状の収縮チューブ9を用いるので、電池ユニット3
の容積や重量が必要以上に増加するようなおそれも生じ
ない。なお、このリチウム二次電池は、リード線4の先
端のコネクタ5を電話機本体と接続して使用する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記収縮チ
ューブ9は、0.1mm程度の厚さの合成樹脂のフィル
ム状であるため、カッターナイフ等を用いれば簡単に切
断することが可能である。このため、従来のPHS電話
機に内蔵するリチウム二次電池は、ユーザの不正使用を
確実に防止するにはまだ不十分であるという問題があっ
た。また、電池ユニット3を薄いフィルム状の収縮チュ
ーブ9で覆っているだけなので、外部からの衝撃に対し
て単電池1や保護回路2を十分に保護することができな
いという問題もあった。
【0005】ところで、一般の携帯用電子機器では、従
来から電池をプラスチック製の箱型容器状のケース内に
収納し同様の形状のカバーで覆って、超音波や接着剤に
よりこれらケースとカバーを接合することにより、ユー
ザの不正使用を確実に防止すると共に、衝撃に対しても
十分な保護を行うようにする場合があった。しかし、超
音波を用いてケースとカバーの接合を行う場合には、図
8に示すように、超音波振動をカバー10の側壁10a
の下端に設けた突起部10bに伝えて、ケース11の側
壁11aに設けた接合面11bに融着させるものである
ため、これらカバー10とケース11の肉厚が最低でも
1.5mm〜2mm程度必要になる。また、接着剤を用
いる場合にも、図9に示すように、例えばケース11の
側壁11aに粘度の高い接着剤12を塗布してカバー1
0の側壁10aの下端を嵌入させる構造が必要となるの
で、これらカバー10とケース11の肉厚を超音波の場
合と同様に厚くしなければならない。このため、従来の
カバー10とケース11では、これらの肉厚が厚くなり
すぎるために電池が大きくなり、例えばPHS電話機等
に用いる場合に、小型軽量化の要請を十分に満足させる
ことができないという問題が発生する。しかも、特にリ
チウム二次電池を用いる場合には、単電池1自身や保護
回路2がデリケートであるために、カバー10とケース
11に超音波振動を加えて接合するのは好ましくないと
いう問題もあった。
【0006】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、ケースとカバーの側壁の段差部同士を嵌合さ
せると共に、溶剤注入部からこれらの嵌合部に溶剤を注
入して接合することにより、内部の電池を確実に保護し
電池が大きくなりすぎることもない電池のケースカバー
及びこのケースカバーへの電池の収納方法を提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、上記課
題を解決するために、電池ユニットを載置する底板の
周縁からこの電池ユニットを取り囲むように上方に向け
て突設された側壁を備え、この側壁の上部に外周側から
肉厚を薄くした段差部が設けられたプラスチック製のケ
ースと、電池ユニット上に被せる天井板の周縁からこの
電池ユニットを取り囲むように下方に向けて突設された
側壁を備え、この側壁の下部に内周側から肉厚を薄くし
てケースの側壁の段差部の外周面にほぼ嵌合する内周面
を形成した段差部が設けられたプラスチック製のカバー
とからなる電池のケースカバーであって、少なくともカ
バーの側壁の段差部の適宜箇所に切り欠き状の溶剤注入
部が設けられたことを特徴とする。
【0008】の手段によれば、ケースの側壁の段差部
の外周面にカバーの側壁の段差部の内周面を嵌合させる
ことにより、電池ユニットをこれらケースとカバー内に
収納することができる。また、カバーの溶剤注入部に
は、ケースの側壁の段差部の外周面が露出するので、こ
こに溶剤を注入すれば、嵌合部の隙間に溶剤を容易に染
み込ませて確実に融着させることができる。従って、電
池ユニットは、これらのケースとカバーに保護されて、
ユーザが容易に分解したり改造を行うことができないよ
うにすることができる。また、これらのケースとカバー
には、側壁に段差部を設けるだけでよいので、肉厚を極
めて薄くすることができる。さらに、このようなプラス
チック製のケースとカバーで覆うことにより、耐衝撃性
も十分に高めることができる。
【0009】なお、の手段では、ケースを下にしてカ
バーを上方から被せるようにしたが、これらケースとカ
バーの位置関係は相対的なものであって任意である。ま
た、電池ユニットは、単電池等の電池本体だけを意味す
る場合と、この電池本体に保護回路等を組み合わせたも
のを意味する場合とがある。さらに、電池は、一般には
二次電池であるが、一次電池を排除する理由は存在しな
い。
【0010】また、前記のケースの側壁におけるカ
バーの溶剤注入部と対向する位置に、段差部と同じ薄い
肉厚部分をこの段差部よりも下方まで形成した溶剤注入
部が設けられたことを特徴とする。
【0011】の手段によれば、溶剤注入部がケース側
の側壁にも設けられるので、この溶剤注入部がカバー側
の溶剤注入部と合わさって溶剤が注入し易くなる。
【0012】さらに、前記のケースとカバーの側
壁における互いに対向する位置に、電池ユニットのリー
ド線を引き出すための切り欠き状のリード線引出部が設
けられたことを特徴とする。
【0013】の手段によれば、電池ユニットが機器本
体とリード線を介して接続される場合に、このリード線
をケースとカバーのリード線引出部から引き出すことが
できる。
【0014】さらに、前記〜のケースとカバーを
用い、電池ユニットをケースの底板上に載置すると共
に、この電池ユニット上にカバーの天井板を被せて、ケ
ースの側壁の段差部の外周面にカバーの側壁の段差部の
内周面を嵌合させる工程と、カバーの各溶剤注入部、又
は、カバーとケースの各溶剤注入部に、外部から溶剤を
注入する工程とを備えたことを特徴とする。
【0015】の手段によれば、ケース内に電池ユニッ
トを載置しカバーを被せて段差部同士を嵌合させると共
に、溶剤注入部から溶剤を注入するだけで、簡単に電池
を収納することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0017】図1〜図5は本発明の一実施形態を示すも
のであって、図1は電池ユニットを収納するケースとカ
バーの組み立て斜視図、図2は電池ユニットの斜視図、
図3はケースとカバーの縦断面図、図4は電池ユニット
を収納したケースにカバーを被せた状態を示す斜視図、
図5は電池ユニットを収納したケースにカバーを被せた
状態を示す縦断面図である。なお、図6〜図9に示した
従来例と同様の機能を有する構成部材には同じ番号を付
記する。
【0018】本実施形態は、PHS電話機に内蔵するリ
チウム二次電池のケースカバーとこのケースカバーへの
電池の収納方法について説明する。本実施形態のリチウ
ム二次電池の単電池1は、図2に示すように、方形の箱
型をなし、保護回路2は、細長いプリント基板2a上に
実装されている。そして、この保護回路2を単電池1の
側面に配置し、正極リード2bと負極リード2cを介し
て単電池1の正負極端子に接続することにより電池ユニ
ット3を構成する。また、この保護回路2からは、リー
ド線4が引き出され、先端のコネクタ5を介して電話機
本体と接続できるようになっている。
【0019】上記単電池1と保護回路2からなる電池ユ
ニット3は、図1に示すように、ケース6とカバー7の
間に収納される。ケース6は、図1及び図3に示すよう
に、電池ユニット3よりもわずかに大きい方形の底板6
aと、この底板6aの周縁から上方に向けて突設された
同じ高さの側壁6bとを備えたプラスチック製の箱型容
器である。そして、この側壁6bには、所定高さ以上の
上部に外周側から肉厚を薄くした段差部6cが設けられ
ると共に、方形の長辺側に2箇所ずつと短辺側に1箇所
ずつ、段差部6cと同じ薄い肉厚部分をこの段差部6c
よりも下方まで凹状に窪ませた溶剤注入部6dが設けら
れている。また、この側壁6bは、方形の長辺の端が1
箇所だけ切り欠かれてリード線引出部6eが設けられて
いる。
【0020】カバー7は、ケース6の底板6aと同じ大
きさの方形の天井板7aと、この天井板7aの周縁から
下方に向けて突設された同じ高さの側壁7bとを備えた
プラスチック製の上下逆向きの箱型容器である。そし
て、この側壁7bの所定高さ以下の下部には、内周側か
ら肉厚を薄くした段差部7cが設けられる。この際、段
差部7cの内周面は、ケース6の側壁6bの段差部6c
の外周面にほぼ嵌合するように形成される。また、この
段差部7cには、ケース6の6箇所の溶剤注入部6dに
対応した位置に、凹状の切り欠きである溶剤注入部7d
がそれぞれ設けられている。さらに、この側壁7bは、
ケース6のリード線引出部6eに対応した位置が1箇所
だけ切り欠かれてリード線引出部7eが設けられてい
る。
【0021】上記構成のケース6とカバー7に電池ユニ
ット3を収納する方法を説明する。まず、図1に示すよ
うに、ケース6の底板6a上に電池ユニット3を載置す
る。次に、この電池ユニット3上にカバー7の天井板7
aを被せ、図4及び図5に示すように、側壁7bの段差
部7cの内周面をケース6の側壁6bの段差部6cの外
周面に嵌合させる。すると、段差部6cの外周面は、大
部分が段差部7cに覆われて、この段差部7cの内周面
にほとんど隙間のない状態で接する。また、ケース6の
各溶剤注入部6dとカバー7の各溶剤注入部7dは、周
囲6箇所でそれぞれ向かい合って対向し、これらの溶剤
注入部6d,7dが合わさって比較的広い範囲で段差部
6cの外周面を外部に露出させることになる。なお、こ
の際、電池ユニット3のリード線4は、リード線引出部
6e,7eを通して外部に引き出される。
【0022】上記のようにしてケース6にカバー7を被
せると、溶剤注入部6d,7dによって露出した段差部
6cの外周面に溶剤を注入することにより、この溶剤を
段差部6c,7cの隙間に染み込ませる。溶剤は、接着
剤と異なり粘度が低いので、段差部6c,7cの隙間に
容易に染み込ませることができる。そして、このように
して染み込んだ溶剤は、段差部6cの外周面と段差部7
cの内周面のプラスチックを軟化溶融させて互いに融着
させ、これによってケース6とカバー7を確実に接合す
ることができる。なお、この溶剤は、例えば軸心に貫通
孔を形成した針の先から定量ポンプにより一定量ずつ供
給することにより、適量を注入することができる。
【0023】ここで、ケース6とカバー7のプラスチッ
クは、例えばPC(ポリカ−ボネート)、ABS樹脂、
又は、PC−ABSアロイ等を用いるのが好適である。
そして、溶剤は、これらのプラスチックを軟化融着させ
ることができるMEK(メチル・エチル・ケトン)、ト
ルエン、若しくは、シクロヘキサン等、又は、これらの
混合溶剤を用いるのが好適である。また、ケース6とカ
バー7に塩化ビニル樹脂を用いる場合には、溶剤にTH
F(テトラ・ヒドロ・フロン)を用いてもよい。これら
プラスチックと溶剤は、この溶剤がプラスチックを軟化
融着させ得るものであれば、どのような組み合わせを用
いてもよい。
【0024】以上説明したように、本実施形態のリチウ
ム二次電池のケースカバーとこのケースカバーへの電池
の収納方法によれば、電池ユニット3をプラスチック製
のケース6に収納しカバー7を被せて接合することによ
り覆うので、ユーザが容易に単電池1や保護回路2を分
解したり改造することができないようにすると共に、耐
衝撃性も十分に高めることができる。しかも、これらの
ケース6とカバー7は、側壁6b,7bの段差部6c,
7cを嵌合させて隙間に溶剤を染み込ませるだけで接合
できるので、例えば段差部6c,7cを0.4mm程度
とし側壁6b,7bを0.8mm程度として肉厚を極め
て薄く形成することができ、PHS電話機に内蔵する際
に必要以上のスペースを占領するようなことがなく、電
池の小型軽量化に貢献することができる。
【0025】なお、上記実施形態では、PHS電話機に
内蔵するリチウム二次電池について説明したが、使用す
る電子機器や電池の種類はこれに限定されるものではな
い。また、上記実施形態は、ぼぼ方形箱型の電池ユニッ
ト3を用いたが、この電池ユニット3の形状も限定され
ない。そして、ケース6とカバー7の形状も、この電池
ユニット3の形状に応じたものとすることができる。さ
らに、上記実施形態では、ケース6にも溶剤注入部6d
を設けたが、カバー7だけに溶剤注入部7dを設けても
よい。しかも、これら溶剤注入部6d,7dの形状は、
凹状に限らず任意である。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の電池のケースカバー及びこのケースカバーへの電池の
収納方法によれば、ケースとカバーの側壁の段差部同士
を嵌合させて溶剤注入部から溶剤を注入することにより
嵌合部を確実に融着させることができるので、ユーザが
電池ユニットを容易に分解したり改造を行うことができ
ないようにすることができる。また、ケースとカバーに
は側壁に段差部を設けるだけでよいので、これらの肉厚
を極めて薄くすることができ、電池の小型軽量化を損な
うようなこともなくなる。さらに、電池ユニットをケー
スとカバーで確実に覆うことにより、耐衝撃性も十分に
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すものであって、電池
ユニットを収納するケースとカバーの組み立て斜視図で
ある。
【図2】本発明の一実施形態を示すものであって、電池
ユニットの斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態を示すものであって、ケー
スとカバーの縦断面図である。
【図4】本発明の一実施形態を示すものであって、電池
ユニットを収納したケースにカバーを被せた状態を示す
斜視図である。
【図5】本発明の一実施形態を示すものであって、電池
ユニットを収納したケースにカバーを被せた状態を示す
縦断面図である。
【図6】従来例を示すものであって、単電池と保護回路
に収縮チューブを被せた状態を示す斜視図である。
【図7】従来例を示すものであって、図6の収縮チュー
ブを収縮させた状態を示す斜視図である。
【図8】他の従来例を示すものであって、超音波を用い
て接合を行うケースとカバーの接合部の部分拡大縦断面
図である。
【図9】さらに他の従来例を示すものであって、接着剤
を用いて接合を行うケースとカバーの接合部の部分拡大
縦断面図である。
【符号の説明】
3 電池ユニット 4 リード線 6 ケース 6a 底板 6b 側壁 6c 段差部 6d 溶剤注入部 6e リード線引出部 7 カバー 7a 天井板 7b 側壁 7c 段差部 7d 溶剤注入部 7e リード線引出部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池ユニットを載置する底板の周縁から
    この電池ユニットを取り囲むように上方に向けて突設さ
    れた側壁を備え、この側壁の上部に外周側から肉厚を薄
    くした段差部が設けられたプラスチック製のケースと、 電池ユニット上に被せる天井板の周縁からこの電池ユニ
    ットを取り囲むように下方に向けて突設された側壁を備
    え、この側壁の下部に内周側から肉厚を薄くしてケース
    の側壁の段差部の外周面にほぼ嵌合する内周面を形成し
    た段差部が設けられたプラスチック製のカバーとからな
    る電池のケースカバーであって、 少なくともカバーの側壁の段差部の適宜箇所に切り欠き
    状の溶剤注入部が設けられたことを特徴とする電池のケ
    ースカバー。
  2. 【請求項2】 前記ケースの側壁におけるカバーの溶剤
    注入部と対向する位置に、段差部と同じ薄い肉厚部分を
    この段差部よりも下方まで形成した溶剤注入部が設けら
    れたことを特徴とする請求項1に記載の電池のケースカ
    バー。
  3. 【請求項3】 前記ケースとカバーの側壁における互い
    に対向する位置に、電池ユニットのリード線を引き出す
    ための切り欠き状のリード線引出部が設けられたことを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電池のケース
    カバー。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    のケースとカバーを用い、 電池ユニットをケースの底板上に載置すると共に、この
    電池ユニット上にカバーの天井板を被せて、ケースの側
    壁の段差部の外周面にカバーの側壁の段差部の内周面を
    嵌合させる工程と、 カバーの各溶剤注入部、又は、カバーとケースの各溶剤
    注入部に、外部から溶剤を注入する工程とを備えたこと
    を特徴とするケースカバーへの電池の収納方法。
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