JPH0728139A - カメラのフラッシュ装置 - Google Patents

カメラのフラッシュ装置

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Publication number
JPH0728139A
JPH0728139A JP17283993A JP17283993A JPH0728139A JP H0728139 A JPH0728139 A JP H0728139A JP 17283993 A JP17283993 A JP 17283993A JP 17283993 A JP17283993 A JP 17283993A JP H0728139 A JPH0728139 A JP H0728139A
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JP
Japan
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flash
point
flash unit
lead wire
xenon tube
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Application number
JP17283993A
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English (en)
Inventor
Junji Mori
淳二 森
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フラッシュユニットの移動によるリード線の
折畳み状態をなくし、スペース性、動作特性の向上を図
る。 【構成】 フラッシュユニット1と基板とを接続するリ
ード線21の一点をファインダー蓋18上に設けた挟持
突起25でかしめて固定点21bとし、この固定点21
bを支点として、前記リード線21のキセノン管4との
接続端部側の移動点21aが前記ユニット1の前後移動
に従って直線的に前後移動するように構成し、さらに固
定点21bと移動点21aとの最長直線距離が、最短直
線距離に対してほぼ1.5倍以内となるようにして、リ
ード線21の移動時の撓み変形を小さく抑制することに
より、リード線21が折畳まれないようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラレンズの焦点距
離に対応して照明する画角を変化させることが可能なフ
ラッシュ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のフラッシュ装置とし
ては、例えばズームレンズを備えたカメラに内蔵され、
ズームレンズの焦点距離の変動に逐次対応して照明画角
が自動的に変化するように構成されたものが知られてい
る。
【0003】図27は従来のフラッシュ装置における発
光部と駆動部間の接続構造の一例を示している。この図
に示された従来装置は固定体としてのカメラ本体(図示
せず)に、移動体としてのフラッシュユニット101を
カメラ本体に対し前後の2位置間で直線的に移動可能に
装着する一方、フラッシュユニット101の背後側とな
るカメラ本体内の適所に駆動部の一部を構成するハード
基板(図示せず)を固定している。
【0004】フラッシュユニット101は前面が開口し
た枠体状を呈するフラッシュホルダー102を有し、こ
のフラッシュホルダー102内に反射傘103を該ホル
ダー102の前面開口部に面して配設し、さらにフラッ
シュホルダー102の対向側壁における同一軸線上に管
装着用孔102aを形成して、これらの孔102aを貫
通する状態で発光部としてのキセノン管104を配設し
てある。
【0005】そして、該キセノン管104をトリガー端
子104cと反射傘103との間に該端子104cのス
プリング性によって挟持してなり、フラッシュホルダー
102がズームレンズの鏡胴(図示せず)に連動して、
該レンズが短焦点側に移動するときは前進し、逆にレン
ズが長焦点側に移動するときは後退するように構成され
ている。
【0006】なお、実線図は該フラッシュホルダー10
2が前端まで前進して広角位置にある状態を示し、想像
線図はフラッシュホルダー102が矢印P方向に後端ま
で後退して望遠位置にある状態を示している。
【0007】前記キセノン管104の両端端子104
a、104b及びトリガー端子104cは、それぞれ樹
脂被覆電線等からなるリード線121〜123を介し
て、それぞれ基板の対応する電極に電気的に接続され、
該基板に設けられた制御回路によって発光動作を制御さ
れるようになっている。
【0008】上記構成の従来装置では、各リード線12
1〜123はキセノン管104と接続された一端側が一
つに束ねられてフラッシュホルダー102の一側壁に適
宜な結紮手段105によって固定されているとともに、
他端側も同様に束ねられて基板近傍のカメラ本体部位に
固定されており、フラッシュホルダー102が広角側端
部まで前進した位置では伸びきった状態となり、逆にフ
ラッシュホルダー102が望遠側端部まで後退移動した
位置では該フラッシュホルダー102の背後で折畳まれ
た状態に撓曲変形するようになっている。
【0009】また、他の従来例としては図28に示すよ
うに、各リード線121〜123の両端を単にキセノン
管105の各端子104a、104b、104cと、基
板106の電極に接続するだけで、特に、固定手段を設
けていないものもある。なお、同図において、実線図は
フラッシュユニット101が最前進位置にある状態を示
し、想像線図は該フラッシュユニット101が最後退位
置にある状態を示している。
【0010】さらに他の従来例としては、図29に示す
ようにフラッシュユニット101と基板106との中間
部にガイド壁107を設け、あるいは図30に示すよう
にガイドピン108を設けることにより、フラッシュホ
ルダー101の進退移動時に各リード線121〜123
がガイド壁107またはガイドピン108に沿って撓曲
変形するように構成し、これによって各リード線121
〜123の折畳み時及び伸長時の妄動を規制するように
したものも知られている。
【0011】なお、図29においては、実線図はフラッ
シュユニット101が最前進位置にある状態を示し、想
像線図は該フラッシュユニット101が最後退位置にあ
る状態を示している。また、図30においては、逆に実
線図はフラッシュユニット101が最後退位置にある状
態を示し、想像線図は該フラッシュユニット101が最
前進位置にある状態を示している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たいずれの従来構成の場合も、次のような共通の問題点
があった。即ち、これらの従来構成では、フラッシュユ
ニット101が後退移動するとき、リード線121〜1
23は撓曲変形しながら折畳まれるように構成されてい
るため、該リード線121〜123を折畳み状態で収納
するためのスペースを該フラッシュユニット101の背
後に設ける必要がある。このためカメラ本体の前後厚さ
は該収納スペースを確保できるだけの寸法にしなければ
ならず、これがカメラのコンパクト化を阻む障害要因の
一つとなっていた。
【0013】また、通常、リード線121〜123は前
述した樹脂被覆電線等により構成されていることから、
折畳み状態では必然的に弾性復原力が発生し、丁度圧縮
バネのように作用することになる。このバネ作用はフラ
ッシュユニット101を前進方向に付勢するものとなる
ため、該ユニット101を動作させるためのカメラ本体
側の機構部分に大きな負荷を与えるという問題点があっ
た。
【0014】より具体的には、フラッシュユニット10
1には、カメラ本体に内蔵のモータの駆動力がギア群に
よる駆動伝達手段を介して伝達されるが、前記リード線
121〜123の折畳みによって発生する負荷の分だけ
余計にモータの駆動力を要することになり、モータ駆動
用電池電源を無駄に消費することになる。
【0015】また低温状態では、リード線121〜12
3は柔軟性が低下することにより保形力が増大するた
め、一旦、折畳まれた状態になると、フラッシュユニッ
ト101を前進させるとき、該リード線121〜123
の保形力によって該ユニット101を引き戻そうとする
力が作用する。このためモータに加わる負荷が増大して
作動不良を起こすという不都合があるだけでなく、ギア
群のバックラッシ分、発光位置に誤差が生じる虞もあ
る。
【0016】本発明は、発光部と、これを通電駆動する
駆動部間に配線されるリード線の存在及びその動作に関
わる従来の問題点を解消するためになされたもので、リ
ード線の配線構成を工夫することにより、コンパクト化
及び動作特性に優れたカメラのフラッシュ装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係るカメラのフ
ラッシュ装置は、閃光を発生する発光部と、この発光部
を通電駆動する駆動部とを備え、該駆動部が固定体に配
設されているとともに、該固定体に対し前後の2位置間
で閃光光軸に沿って直線的に移動可能に装着された移動
体に前記発光部が配設され、且つ、前記発光部と駆動部
との間がリード線によって電気的に接続された基本構成
を有するものを対象としている。
【0018】そして、上記目的を達成するために本発明
では、前記リード線の一端側の一点を前記移動体に固定
支持して移動点とするとともに、該移動点の前記移動体
の移動に従う直線状移動域を底辺とする三角形を構成す
る前記固定体上の部位に前記リード線の他端側の一点を
固定支持して固定点とし、さらに該固定点と前記移動点
との最長直線距離Lmax が、最短直線距離Lminに対し
てほぼ1.5倍以内となるように前記固定点の位置を設
定している。なお、より具体的には、略鋭角二等辺三角
形となるように固定端の位置を設定するのが望ましい。
【0019】
【作用】上記構成によると、リード線が固定点と移動点
との2点を支持されていることにより、移動体が固定体
に対して前後の2位置間を移動するとき、該リード線は
固定点を支点として直線状移動域上を移動する。この移
動点の移動に従って、リード線は最長直線距離Lmax で
はほぼ直線状となるのに対し、最短直線距離Lmin では
固定点と移動点間で例えばアーチ状に撓曲変形するが、
前記Lmax:Lminが最大1:1.5 内に設定されている
ことにより、移動体が前記2位置間のいずれの位置にあ
っても折畳まれることがない。
【0020】従って、移動体が後退するときリード線が
折畳まれる従来技術とは異なり、リード線を収納するた
めのスペースが不要となる。また、リード線の僅かな撓
曲変形は固定点と移動点間で生じるものであり、移動体
に直接作用するものではないから、該移動体にはその移
動のための駆動力の増大を招くような過大な負荷が加わ
るといった不都合も生じない。さらに、リード線が折畳
まれないことにより該リード線に折癖が付かないため、
寒冷な環境での使用に際してもリード線の保形力が前記
移動体にこれを引き戻すように作用するといった不都合
も生じない。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1〜図18は本発明に係るフラッシュ装置
の第1実施例を示している。図1において、Aは固定体
としてのカメラ本体であって、前面中央にズームレンズ
Bが装備されているとともに、該ズームレンズBの上方
近傍にファインダーCが設けられている。本実施例装置
の移動体としてのフラッシュユニット1はカメラ本体A
の一隅でファインダーCと隣合う部位に組み込まれてい
る。
【0022】図2は本実施例装置を示し、また、図3〜
図9はそれぞれフラッシュユニット1を示している。図
3は正面を、図4は平面を、図5は背面を、図6は背面
から見た内部構造を、図7は図3における切断線VII−V
IIに沿う断面を、図8は側面を、そして図9は中央縦断
側面をそれぞれ示している。
【0023】これらの図に示すように、フラッシュユニ
ット1は前後両面が開口した直方体状のフラッシュホル
ダー2を有し、このフラッシュホルダー2内に反射傘3
を該ホルダー2の前面開口部に面して配設し、さらにフ
ラッシュホルダー2の対向側壁における同一軸線上にキ
セノン管装着用孔2aが形成され、これらの孔2aを貫
通する状態で発光部としてのキセノン管4が配設されて
いる。
【0024】より具体的には、図7に示すように、反射
傘3は前方に向かって拡開した形状に形成されており、
その前面開口縁の両側に取付用フランジ部3bが設けら
れているとともに、該開口縁の上下中央部に係合部3c
が設けられている。一方、図5に示すように、フラッシ
ュホルダー2の前面開口部上下中央には前記反射傘3の
係合部3cに係合する係止爪2bが突設されている。
【0025】そして、反射傘3は取付用フランジ部3b
をフラッシュホルダー2の開口部両側面に当接させて後
方への入り込みを規制し、且つ、係合部3cに係止爪2
bを係合させて前方への離脱を規制することにより、フ
ラッシュホルダー2に取り付けられている。
【0026】キセノン管4の両端端子4a、4bには後
述するリード線21、22(図2参照)が半田付けされ
ている。また、該キセノン管4の表面には導電性膜(図
示せず)が部分的に形成されており、この導電性膜に一
対のトリガー端子4cが導電状態で装着され、図6に符
号4xで示すように、該トリガー端子4cにトリガー線
23が半田付けされている。
【0027】前記トリガー端子4cは中央部をキセノン
管4の導電性膜に接触させるとともに、該中央部から接
線方向に伸びる両端部を反射傘3の両側に設けられた端
子挿入孔3d(図9参照)を貫通して背後に突出させて
あり、これによって反射傘3の前面側中央に配設されて
いるキセノン管4がトリガー端子4cと該反射傘3に挟
持される形で固定されるものであり、同時にトリガー端
子4cは該キセノン管4を挟持することにより反射傘3
に固定されるものである。一方、トリガー線23は図8
に示す引出孔5を介してフラッシュホルダー2内に導入
されており、トリガー端子4cの接続片部4xに半田付
けされている。
【0028】これらキセノン管4の両端端子4a、4b
及びトリガー端子4cに接続された各リード線21、2
2の他端は、それぞれカメラ本体A内に設けられた制御
回路を有するハード基板(図示せず)の対応する電極に
接続されている。また、一端をキセノン管4のトリガー
端子4cに半田付けされたトリガー線23は後述するト
リガー回路12の構成部品であるトリガーコイル12a
(図2参照)に接続されている。
【0029】前述のように、本実施例のフラッシュ装置
はカメラ本体A内においてファインダーCと並列状態で
配設されている。この配置関係を利用して本実施例で
は、フラッシュユニット1のフラッシュホルダー2の左
端下部からアーム6を延設し、該アーム6に軸挿通孔7
を設けるとともに、レンズ取付窓8aを有するファイン
ダーレンズ支持枠8を設け、且つ、このレンズ支持枠8
の上面中央に回転止め突起9を突設している。
【0030】図10はキセノン管4を通電駆動する駆動
回路を示している。この図において、10は直流電源、
11はその直流電源電圧を昇圧する昇圧回路、12はキ
セノン管4をトリガーするトリガー回路、13はキセノ
ン管4の駆動用パワーを蓄えるコンデンサである。
【0031】周知のように、このような回路において
は、直流電源10から供給される電源電圧を昇圧回路1
1で高電圧に変換してコンデンサ13に蓄え、該コンデ
ンサ13からキセノン管4の両端端子4a、4bに対し
て約300Vの直流高電圧を印加する。一方、キセノン
管4のトリガー端子4cに対しては、トリガー回路12
から約4kVの電圧を印加することにより、キセノン管
4内のキセノンガスをイオン化させることにより、管内
抵抗が破られて放電が始まり、極短時間に昼光に近い閃
光を発生するものである。
【0032】図11〜図13はフラッシュユニット1が
最も前進している状態を示しており、図11は側面を、
図12はフラッシュユニット1のみを断面した側面を、
そして、図13は平面をそれぞれ示している。また、図
14及び図15はフラッシュユニット1が最も後退して
いる状態を示しており、図14は側面を、図15は平面
をそれぞれ示している。
【0033】図2及び図11〜図15において、14は
カメラ本体Aの骨組を構成するカメラフレームであっ
て、該フレーム14の一端上部にファインダーホルダー
15が固定されている。
【0034】ファインダーホルダー15は前面中央に方
形の窓15aが切抜かれた前後に長い枠体に構成され、
その下端右隅部前後には軸受16(一方のみ図示)が形
成されているとともに、上面前側部分には前後に長い突
起嵌合孔17が形成されている。18はファインダー蓋
であって、このファインダー蓋18はファインダーホル
ダー15上面の前記突起嵌合孔17に干渉しない後方部
位に固定されている。従って、前記ファインダーホルダ
ー15及びファインダー蓋18は共に、カメラ本体Aと
ともに固定体に含まれるものである。
【0035】前記フラッシュユニット1はファインダー
ホルダー15に前後移動可能に装着されている。即ち、
フラッシュユニット1のレンズ支持枠8は、そのレンズ
取付窓8aがファインダーホルダー15の窓15aと位
置合わせされた状態で、該ファインダーホルダー15の
前壁背面側にセットされる。
【0036】これによってアーム6の軸挿通孔7とファ
インダーホルダー15の前後の軸受16とが前後で同軸
上に位置し、また、レンズ支持枠8上の回転止め突起9
がファインダーホルダー15の突起嵌合孔17に前後摺
動自在に嵌合する。そして、前後の軸受16間にガイド
軸19が挿通されることにより、フラッシュユニット1
がアーム6を介してファインダーホルダー15に装着さ
れるものである。
【0037】この装着状態においてフラッシュユニット
1は回転止め突起9が突起嵌合孔17に嵌合しているこ
とによってガイド軸19周りの姿勢が規制され、ガイド
軸19にアーム6が嵌合していることによって該ガイド
軸19に沿って前後方向、つまりキセノン管4の閃光光
軸方向と平行に摺動自在架着されている。またフラッシ
ュユニット1は駆動モータの制御により前端、後端の止
まり位置が決定されていることにより、その前後摺動ス
トロークが設定されている。なお、該前後摺動ストロー
クは突起嵌合孔17の前後長さによって設定することも
可能である。
【0038】また、フラッシュユニット1のアーム6の
外周面上にはピン状のカムフォロア20が突設されてお
り、このカムフォロア20がカメラ本体Aに設けられた
図外のカムによって駆動されるように構成されている。
【0039】即ち、カムはズームレンズBの鏡胴を進退
駆動する駆動機構と連動連結されており、これによって
フラッシュユニット1はカムとカムフォロア20とを介
して、ズームレンズBの鏡胴に連動して、該レンズBが
短焦点(広角)側に移動するときは前進し、逆にレンズ
Bが長焦点(望遠)側に移動するときは後退するように
構成されている。
【0040】上記構成において、本実施例では、キセノ
ン管4の両端端子4a、4bに接続された左右のリード
線21、22及び、トリガー端子4cに接続されたトリ
ガー線23をそれぞれ次のように配線している。
【0041】まず、トリガー線23はトリガー端子4c
から、フラッシュホルダー2の反射傘3背面側空間及び
引出孔5を経てフラッシュホルダー2の右側壁外面に引
き出された後、下垂し、さらにカメラフレーム14の上
面を経て該フレーム14の前面に配設されたトリガーコ
イル12aの接続端子に接続されている。
【0042】このようにトリガー線23はフラッシュユ
ニット1の側方に配線されているため、図11に示すフ
ラッシュユニット1の最前進状態から、図14に示す該
ユニット1の最後退状態に至るまで、該トリガー線23
はユニット1の側方空間で撓曲変形するのみである。従
って、トリガー線23が細径の被覆電線を使用している
ことも相俟って、該ユニット1の前後進移動を殆ど阻害
しない。
【0043】次に、左側リード線22はキセノン管4の
左側端子4bから後方に引き出された後、フラッシュホ
ルダー2の背後において右向きに屈曲させるとともに傾
斜状態で下降させ、さらに図13に示すように、中間部
でUターン状に屈曲させた後、カメラフレーム14の前
面に沿って下垂し、その下垂部分をフレーム前面に設け
られたガイド部材24(図2参照)に支持され、さらに
図外のカメラ本体Aに固定された基板に導かれるように
している。
【0044】このように左側リード線22はファインダ
ーユニットの底面に植立されたボス14a、14b間に
通すことにより位置決め固定されており、その中間Uタ
ーン部分22aよりも手前側となる端子寄りの傾斜部分
22bのみがフラッシュユニット1の移動に追従して図
13に示す姿勢から図15に示す姿勢へと姿勢変位す
る。
【0045】この場合、左側リード線22の傾斜部分2
2bは従来のように折畳まれるものではないため、フラ
ッシュユニット1の進退動作に与える作用力は図11に
示すように、左側リード線22に生じる外力Fを分解し
た水平ベクトル成分Fhのみとなる。しかも、該リード線
22の撓曲変形によって、その水平ベクトル成分Fhも相
当量が吸収されるので、実際には左側リード線22の撓
曲変形はフラッシュユニット1の移動動作に殆ど影響し
ない。
【0046】上記左側リード線22及びトリガー線23
に対し、右側リード線21の配線はキセノン管4の右側
端子4aと基板の電極間で固定せずに自然に下垂するよ
うにすると、フラッシュユニット1の背後に回り込み、
該ユニット1の前後移動に確実に干渉することになる。
【0047】このため、本実施例では、右側リード線2
1のキセノン管4との接続端部からほぼ垂直方向に引き
出して、フラッシュホルダー2の上面に被さるファイン
ダー蓋18の上面に導いており、その屈曲部を移動点2
1aとしている。このファインダー蓋18の上面にはリ
ード線かしめ止め用の一対の挟持突起25を突設してお
り、この挟持突起25間に右側リード線21の中間部を
かしめ止め固定することにより該リード線中間部を固定
点21bとしている。
【0048】固定点21bの後方の右側リード線21部
分はファインダー蓋18の後方で屈曲下垂し、この下垂
部分をガイド部材26に支持されている。さらに該リー
ド線21の下垂部下流側はカメラフレーム14の上面を
経て、該フレーム14の右側面に沿って屈曲下垂し、そ
の下垂部分をフレーム側面に設けられたガイド溝27に
支持され、図外の基板へと導かれている。
【0049】図16はフラッシュユニット1の前後移動
に伴う右側リード線21の動作を示している。この図を
参照しながら、前記固定点21aの設定、つまり挟持突
起25の設置場所の決定手順について説明すると、前記
移動点21aはフラッシュユニット1の前後移動に従っ
てキセノン管4の光軸に沿う方向に、ほぼ該ユニット1
の移動ストローク分だけ往復直線移動することになる。
【0050】そこで、この移動点21aの直線移動域を
底辺とする三角形、望ましくは2等辺三角形を構成する
ファインダー蓋18上の部位を固定点21bとして、該
固定点21bが右側リード線21の屈曲支点となるよう
に、その近傍に挟持突起25を配設するのである。
【0051】このようにすれば、右側リード線21が移
動点21aと固定点21bとの2点で支持されているの
で、フラッシュユニット1がカメラ本体Aに対して前後
方向に往復直線移動するとき、該リード線21は固定点
21bを支点として直線状移動域上を移動することにな
る。この移動点の移動に従ってリード線21は最長直線
距離Lmax ではほぼ直線状となるのに対し、最短直線距
離Lmin では固定点21bと移動点21a間で撓曲変形
する。
【0052】この変形量が過大であれば、該リード線2
1の変形時に生じるバネ力がフラッシュユニット1の移
動動作に影響を与える虞が生じる。このような不具合が
発生しないようにするためには、右側リード線21の最
短直線距離Lminに対して最長直線距離Lmax を約1.5
倍以内に設定する必要があり、好ましくは1.2倍程度
までとする。
【0053】上記構成によれば、右側リード線21はフ
ラッシュユニット1の進退動作に追従して固定点21b
を支点とする振り子状の往復運動を行うこととなる。ま
た、右側リード線21の移動時に生じる固定点21bと
移動点21a間での僅かな撓曲変形はキセノン管4の右
側端子4aとの接続部と固定点21bとの間で吸収さ
れ、フラッシュユニット1の動きには殆ど影響しないた
め、該ユニット1にはその移動のための駆動力の増大を
招くような過大な負荷が加わるといった不都合は生じな
い。
【0054】次に、前記フラッシュユニット1における
トリガー飛び防止構造について説明する。キセノン管4
を発光させるときは前述のように、高電圧が印加されて
いるキセノン管4表面の導電性膜に金属部品であるトリ
ガー端子4cを介して超高電圧であるトリガー電圧を印
加するのが一般的であるが、このような構成をとるとき
は次のような問題点が生じる。
【0055】図17はフラッシュユニット1の放電が発
生し得る不都合な構造を示し、図18は図17における
XVIII部を拡大して示している。図17に示すような一
般的なフラッシュユニット1の構成では、反射傘3にト
リガー端子4cが接しているので、該反射傘3がトリガ
ー端子4cと同電位(−4kV)となる。このため、キ
セノン管端子4a、4bとトリガー端子4cの電位差が
大きくなって図18の破線Eで示すように空中放電して
しまい、キセノン管4が発光しないという虞がある。
【0056】このような不都合を防止するために、従来
では例えば図31に示すように、長いキセノン管204
を用い、キセノン管4の両端端子204a、204bを
フラッシュホルダー202から突出させることによって
キセノン管204の両端端子204a、204bと反射
傘203との距離を空中放電し得ない程度の長さとした
ものがある。しかしながら、この場合、フラッシュユニ
ット201をキセノン管204の長さに対応して大きく
する必要があり、カメラ本体内のフラッシュ装置の設置
スペースも大きくなるという問題点がある。
【0057】また、上記とは別の従来例として図32に
示すように、キセノン管304の両端端子304a、3
04bとリード線321、322との半田付け部分が露
出しないように、当該部分をシリコンボンド等の絶縁性
の高い接着剤328等で被覆したものがある。しかし、
この場合も、接着剤の充填部分がキセノン管端子304
a、304bの両側に膨出するため、キセノン管304
の長さ方向に余分なスペースを要することになる。
【0058】また、接着剤328の塗工時において、例
えばピンホール等が発生して半田付け部分が完全に被覆
されていないと、十分な空中放電の防止効果が得られな
いにも拘らず、形状の整わない半田付け部分を完全に被
覆するように接着剤328を付与する作業は、技術的に
も困難が伴う。
【0059】このような実情に鑑みて本実施例では、キ
セノン管4をフラッシュホルダー2の装着用孔2aから
突出させた構成において、キセノン管4と装着用孔2a
間に形成される空隙Cを絶縁性接着剤で埋めることによ
り、該キセノン管4と反射傘3間の空中放電による障害
を防止するようにしている。
【0060】即ち、キセノン管4をフラッシュホルダー
2の装着用孔2aに挿通した時点では、図19に示すよ
うに、キセノン管4の両端部とフラッシュホルダー2の
各装着用孔2aとの間にはそれぞれ、該孔2aとほぼ同
心円状の空隙cが生じる。
【0061】このため本実施例では図7に示すように、
該空隙cにシリコンボンド等の絶縁性を有する接着剤2
8を充填しており、これによってキセノン管4の両端端
子4a、4bと反射傘3間を高度に絶縁し、トリガー電
圧が空中放電によってキセノン管4の両端端子4a、4
bに印加されないようにしている。
【0062】このような構成では、接着剤28を環状空
隙cに注入するだけの簡単な作業を行うだけで済み、ま
た、注入された接着剤28はフラッシュホルダー2の装
着用孔2aの孔壁面とキセノン管4の外周面とにより円
筒状に成形されるので、図32に示した従来例のように
接着剤328の外形形状を成形する等の手間も不要とな
る上、ピンホール等の欠陥を目視により容易に確認する
ことができるので、信頼性の高い絶縁構造を得ることが
できる。
【0063】また、従来例では、キセノン管304の長
さ方向に絶縁性接着剤328または長いキセノン管20
4を設けるためのスペースを要したが、本実施例では、
このような無駄なスペースが一切不要であり、カメラ本
体Aのコンパクト化に寄与するものとなる。さらに本実
施例では接着剤28の塗布量を一定量にできるため、従
来例と比較して接着剤の無駄を抑制できる上、キセノン
管4をフラッシュホルダー2に強固に固定でき、機械的
強度も向上する。
【0064】ところで、フラッシュホルダー2は前述の
ように、前後両面が開口しているが、このうち背面側開
口部はトリガー端子4cを組み込むために形成されたも
のである。従って、図20に示すように、トリガー端子
4cを組み込んだ後は該背面側開口部からの光線の漏洩
を防止するために遮光シート29を張設し、この遮光シ
ート29により該開口部を全面的に隠蔽している。
【0065】また、遮光シート29を張設しただけで
は、該遮光シート29片面の粘着層にピンホール等があ
いていると、そこから空中放電してキセノン管4が発光
しなくなるという障害が発生する虞がある。このような
不都合を防止するために、本実施例では図9及び図20
に示すように、フラッシュホルダー2の背面側開口部に
遮光シート29に重なるようにして絶縁性を有するテー
プ部材30を側面視コ字形状となるように張設してあ
り、これによって反射傘3等からの空中放電障害をほぼ
完全に防止している。
【0066】前記遮光シート29としては例えばポリエ
チレンテレフタレート樹脂等の絶縁性を有する合成樹脂
からなる黒色シートが好適であり、また、絶縁テープ部
材30も同様の樹脂テープが好適に使用できる。なお、
必要な遮光性能、絶縁性能に応じて、絶縁テープ部材3
0に遮光シート29の機能も担わせることで、該遮光シ
ート29を省略できることは言うまでもない。
【0067】このように本実施例では、フラッシュホル
ダー2の遮光及びトリガー電圧印加時における空中放電
障害、いわゆるトリガー飛びを遮光シート29及び絶縁
テープ部材30によって防止するように構成しているの
で、特に、フラッシュユニット1の移動のために必要と
なる該ユニット1の背後及び上下方向のスペースを従来
よりも小さくできる。
【0068】図21〜図26は、フラッシュユニットの
移動機構及びキセノン管の通電機構の別の態様を示して
おり、図21は正面を、図22は側面を、図23は平面
を、図24は底面をそれぞれ示している。また、図25
はフラッシュユニットの縦断側面を示している。
【0069】この別態様の実施例では、フラッシュユニ
ット1' の外殻を構成するフラッシュホルダー2' を前
面のみ開口した直方体形状に形成し、このフラッシュホ
ルダー2' 内にその前面開口部に面して、反射傘3'及
びキセノン管4'を配設する一方、フラッシュホルダー
2' の上面中央部にピン状突起からなるカムフォロア3
1を立設するとともに、該フラッシュホルダー2' の外
底面に摺動筒32をキセノン管4' の光軸方向に沿って
形成している。
【0070】フラッシュユニット1' の上方には固定板
33を配設するとともに、該固定板33上に移動板34
を配設している。また、図26に示すように、固定板3
3にキセノン管4' の光軸方向に沿い、且つ、フラッシ
ュユニット1' の移動ストローク分の長さを有する長孔
からなるガイド孔35を設ける一方、前記移動板34に
該ガイド孔35に対して一定角度で傾斜した長孔からな
るカム孔36を設け、前記フラッシュホルダー2' 上の
カムフォロア31をガイド孔35及びカム孔36に摺動
自在に嵌合している。
【0071】移動板34は例えばラック・ピニオン等に
よる駆動伝達機構(図示せず)を介して撮影レンズ駆動
系(図示せず)と連動連結されており、該撮影レンズ駆
動系と連動してキセノン管4' の光軸方向と直交する方
向に直線移動されるように構成されている。
【0072】一方、フラッシュユニット1'の下方には
キセノン管4'の光軸方向と同方向に延びるガイド軸3
7を架設してあり、このガイド軸37にフラッシュホル
ダー2' の摺動筒32を前後摺動自在に嵌合させてあ
る。38はガイド軸37の両端を支持する軸受である。
39は電極設置板であって、フラッシュ装置が内装され
るカメラ本体側にフラッシュユニット1' の移動方向と
平行に形成されている。
【0073】前記フラッシュホルダー2'の左右側壁に
はキセノン管装着用孔2a'がそれぞれ穿設されている
とともに、該装着用孔2a' 周囲の左右側壁外面に門形
状の接片取付枠部40が形成されている。前記キセノン
管4' は両端部が左右の装着用孔2a'に挿通支持され
た状態でフラッシュホルダー2'内に配設され、また、
その両端端子4a'、4b'はそれぞれ装着用孔2a' か
ら突出して接片取付枠部40内に臨んでいる。なお、キ
セノン管4’は前記実施例と同様に反射傘3’とトリガ
ー端子4c’に挟持されている。
【0074】41はキセノン管4' の両端端子4a'、
4b'に対応して設けられた摺動接片であって、この摺
動接片41は上半部が固定部41aとして接片取付枠部
40とほぼ同寸同大の長方形状に形成されており、下半
部が弾性摺接部41bとして板バネ状に形成されてい
る。
【0075】これらの摺動接片41はそれぞれ、上半固
定部41aが接片取付枠部40内に係入されることによ
り、該枠38内で回転止めされるとともに、該固定片4
1aに形成された孔41cにキセノン管端子4a'(4
b')が挿通後、半田付けされることにより各端子4
a'、4b'と接続されている。また、フラッシュホルダ
ー2'への装着状態において、下半弾性摺接部41bは
フラッシュユニット1'の底面左右両側部分を支承し得
る位置に配置されるようにしてある。
【0076】前記電極設置板39には摺動接片41の弾
性摺接部41bと対向し、且つ、キセノン管4' の光軸
方向と同方向にパターン電極42a、42bが形成され
ている。これらのパターン電極42a、42bはそれぞ
れキセノン管4' の両端端子4a'、4b'の極性に対応
して、右側電極42aが+極に、左側電極42bが−極
になるもので、それぞれ端部にリード線43a、43b
の一端が半田付けされている。なお、各リード線43
a、43bの他端は共に制御回路を有する基板側の電極
に接続されている。
【0077】このような構成においては、フラッシュユ
ニット1' は摺動筒32がガイド軸37に嵌合するとと
もに、カムフォロア31が固定板33のガイド孔35
と、移動板34のカム孔36とに嵌合することによりキ
セノン管4' の光軸方向に移動自在に支持される。
【0078】そして、移動板34がズームレンズの鏡胴
と連動して光軸と直交する方向へ移動することに伴っ
て、ガイド孔35とカム孔36との交差位置が前後方向
に遷移することにより、カムフォロア31がカム孔36
の周面に押されて前後方向に移動し、これによってフラ
ッシュユニット1' が、レンズが短焦点(広角)側に移
動するときは前進し、逆にレンズが長焦点(望遠)側に
移動するときは後退するものである。
【0079】このフラッシュユニット1' の移動時にお
いて、各摺動接片41は常時パターン電極42a、42
bと摺接しており、これによってキセノン管4' の両端
に直流電源電圧が供給される。なお、この摺動接片41
がパターン電極42a、42bに弾性的に摺接している
ことにより、フラッシュユニット1'は該摺動接片41
の弾性摺接部41bに支承されるので、ガイド軸37の
負荷が軽減され、該ユニット1'の移動の安定化を図る
ことができる。
【0080】このようにキセノン管4' の両端端子4
a'、4b'と基板間の電気的接続構造を、摺動接片41
と、その下方に配されたパターン電極42a、42bと
が摺接する構造とすることにより、前記実施例における
リード線を省略でき、これによってリード線を収納する
ためのスペースが不必要になる上、負荷変動の極めて少
ない安定した駆動を実現することができる。
【0081】なお、キセノン管4' の導電性膜に接続さ
れたトリガー端子4cからは前記実施例と同様にトリガ
ー線23が接続されている。このトリガー線23はフラ
ッシュホルダー2'の背壁に設けた挿通孔43から引き
出されている。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るカメラ
のフラッシュ装置によるときは、移動体に配設された発
光部と、固定体に配設された駆動部との間がリード線に
よって電気的に接続され、且つ、移動体が固定体に対し
前後の2位置間で閃光光軸に沿って直線的に移動可能に
構成されたものにおいて、リード線の一端側の一点を前
記移動体に固定支持して移動点とするとともに、該移動
点の前記移動体の移動に従う直線状移動域を底辺とする
三角形を構成する前記固定体上の部位に前記リード線の
他端側の一点を固定支持して固定点とし、さらに該固定
点と前記移動点との最長直線距離Lmax が、最短直線距
離Lminに対してほぼ1.5倍以内となるように前記固定
点の位置を設定したものとした。
【0083】従って、リード線は移動体が前記2位置間
のいずれの位置にあっても折畳まれることがないので、
該リード線を収納するためのスペースが不要となり、フ
ラッシュ装置または、これが組み込まれたカメラの小型
コンパクト化を促進でき、あるいは従来不可能であった
小型機種のカメラにもズーム機構付きのフラッシュ装置
を組み込むことが可能になった。
【0084】また、リード線の僅かな撓曲変形は固定点
と移動点間で生じるものであり、移動体に直接作用する
ものではないから、該移動体にはその移動のための駆動
力の増大を招くような過大な負荷が加わることがないの
で、駆動力を小さくできる。さらに、リード線が折畳ま
れないことにより該リード線に折癖が付かないので、寒
冷な環境での使用に際しても、リード線の保形力が前記
移動体にこれを引き戻すように作用するといった不具合
も解消されるなど、従来に見られない優れた効果を発揮
するものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係るフラッシュ装置のカメ
ラ本体上における配設部位を示す概略正面図。
【図2】 本実施例に係るフラッシュ装置の正面図。
【図3】 フラッシュユニットの拡大正面図。
【図4】 その拡大平面図。
【図5】 その拡大背面図。
【図6】 その遮光シート及び絶縁テープを取外した状
態を示す拡大背面図。
【図7】 図3における切断線VII−VIIに沿う断面図。
【図8】 フラッシュユニットの接着剤充填後の状態を
示す拡大側面図。
【図9】 フラッシュユニットの拡大中央縦断側面図。
【図10】 一般的なフラッシュ装置の電気的構成を示
す回路図。
【図11】 フラッシュユニットが最前進位置にある状
態を示す側面図。
【図12】 フラッシュユニットが最前進位置にある状
態における要部縦断側面図。
【図13】 フラッシュユニットが最前進位置にある状
態における平面図。
【図14】 フラッシュユニットが最後退位置にある状
態における側面図。
【図15】 フラッシュユニットが最後退位置にある状
態における平面図。
【図16】 リード線の軌跡を示す要部拡大平面図。
【図17】 フラッシュユニットの放電が発生し得る不
都合な構造を示す概略横断正面図。
【図18】 その XVIII部拡大図。
【図19】 フラッシュユニットの接着剤充填前の状態
を示す拡大側面図。
【図20】 遮光シート及び絶縁テープの取付け手順を
説明するためのフラッシュユニットの拡大中央縦断側面
図。
【図21】 フラッシュユニットの移動機構及びキセノ
ン管の通電機構の別の態様を示す側面図。
【図22】 図21における切断線XXII−XXIIに沿う断
面図。
【図23】 その横断平面図。
【図24】 その底面図。
【図25】 フラッシュユニットの縦断側面図。
【図26】 駆動カムを示す平面図。
【図27】 第1の従来構成を示す概略横断平面図。
【図28】 第2の従来構成を示す概略横断平面図。
【図29】 第3の従来構成を示す概略縦断側面図。
【図30】 第4の従来構成を示す概略横断平面図。
【図31】 第5の従来構成を示す概略横断平面図。
【図32】 第6の従来構成を示す概略横断平面図。
【符号の説明】
1 フラッシュユニット 2 フラッシュホルダー 2a 装着用孔 3 反射傘 4 キセノン管 4a キセノン管右側端子 15 ファインダーホルダー 18 ファインダー蓋 19 ガイド軸 21 右側リード線 21a 移動点 21b 固定点 28 接着剤 29 遮光シート 30 絶縁テープ部材 A カメラ本体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閃光を発生する発光部と、この発光部を
    通電駆動する駆動部とを備え、該駆動部が固定体に配設
    されているとともに、該固定体に対し前後の2位置間で
    閃光光軸に沿って直線的に移動可能に装着された移動体
    に前記発光部が配設され、且つ、前記発光部と駆動部と
    の間がリード線によって電気的に接続されているカメラ
    のフラッシュ装置において、前記リード線の一端側の一
    点を前記移動体に固定支持して移動点とするとともに、
    該移動点の前記移動体の移動に従う直線状移動域を底辺
    とする三角形を構成する前記固定体上の部位に前記リー
    ド線の他端側の一点を固定支持して固定点とし、さらに
    該固定点と前記移動点との最長直線距離Lmax が、最短
    直線距離Lminに対してほぼ1.5倍以内となるように前
    記固定点の位置を設定したことを特徴とするカメラのフ
    ラッシュ装置。
JP17283993A 1993-07-13 1993-07-13 カメラのフラッシュ装置 Pending JPH0728139A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003046654A1 (fr) * 2001-11-30 2003-06-05 West Electric Co., Ltd. Appareil stroboscopique et procede de fabrication associe

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003046654A1 (fr) * 2001-11-30 2003-06-05 West Electric Co., Ltd. Appareil stroboscopique et procede de fabrication associe
US7652434B2 (en) 2001-11-30 2010-01-26 Panasonic Photo & Lighting Co., Ltd. Electronic flash unit and manufacturing method thereof
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