JPWO2002040783A1 - 建設機械の表示装置及び表示制御装置 - Google Patents

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Abstract

自動制御に係わる作業の目標となる面や領域の設定を容易に行え、かつ制御中かどうかに係わらず表示内容を自由に切り換え可能で、オペレータが見たい情報を即座に表示することができる建設機械の表示装置を提供する。表示装置40の表示器41に車体の姿勢情報を表示する標準モニタ画面60、自動制御のための目標掘削面の深さ、勾配の設定状態を表示する掘削設定画面61、掘削設定画面で設定した目標掘削面とバケットの相対位置を拡大表示する掘削モニタ画面62を選択的に表示する。各画面は「画面切換」の項目とそれぞれの画面情報に応じた項目を設定したメニュー領域64を有し、操作装置43の上下の選択キー43a,43bを操作してメニュー領域のカーソルを上下に移動し、メニュー領域64上の希望する項目を選び、決定キー43eを押すことで反転表示した項目の内容を実行する。これにより自動制御に係わる作業の目標となる面や領域の設定を容易に行え、かつ制御中かどうかに係わらず表示内容を自由に切り換え可能で、オペレータが見たい情報を即座に表示することができる。

Description

技術分野
本発明は、建設機械の運転室内に設けられ、バケット先端位置などのフロント作業機の位置情報を表示する建設機械の表示装置及び表示制御装置に関する。
背景技術
建設機械の代表例として油圧ショベルがある。この油圧ショベルではオペレータがフロント作業機の構成部材であるブーム等のフロント部材をそれぞれ手動操作レバーによって操作しているが、フロント作業機の動作を目視だけで所定深さの溝若しくは所定勾配の法面を正確に掘削しているかどうかを判断することは困難である。
そこで、油圧ショベルにおいて、フロント作業機の先端に位置する作業具であるバケットの位置情報を表示したり、予め設定された目標掘削面よりもバケット位置がはみ出さないような制御を行うもので、その目標掘削面の設定を行うための装置として、米国特許5,887,365号の明細書の図12に示される日立建機株式会社製のEX−200Xレベルマスターのモニタ装置がある。このモニタ装置はバケットの位置情報や目標掘削面の設定情報を数値で表示するものである。
また、フロント作業機を自動制御するための深さ及び勾配の設定値を入力し、設定値に基づく目標掘削面とバケットの位置を表示する装置として特開平10−103925号公報に開示された表示装置がある。この表示装置は、4種類の制御モードに対応して目標掘削面等の設定情報を数値で表示する4種類のセットアップ画面を有し、このセットアップ画面を用いて目標掘削面等の設定を行うものである。また、それぞれのセットアップ画面で、別途設けたトリガースイッチを押すと自動制御が開始され、各セットアップ画面はバケットと目標掘削面等をイラストで表示した制御中の画面に切り替わる。更に、表示装置をタッチパネルとし、セットアップ画面間の切り換え及び各セットアップ画面での数値入力はそのタッチパネルを用いて行うものとなっている。
発明の開示
米国特許5,887,365号に記載のモニタ装置は、フロント作業機の先端に位置する作業具の位置情報や目標掘削面の設定情報を数値で表示するものであり、このような数値だけの表示ではオペレータが作業具の位置や目標掘削面の設定状態が視覚的に認識しにくいという問題がある。
特開平10−103925号公報に記載の表示装置についても、目標掘削面等の設定を行うのに用いるセットアップ画面は設定情報を数値で表示するものであり、同様の問題がある。
また、この表示装置は、自動制御のための設定を第一の目的としているため、以下のような問題がある。
1)自動制御が開始されると、バケットと目標掘削面等をイラストで表示した画面に切り替わるが、表示内容の選択に柔軟性が無く、一度制御中の画面に入ると、その制御を終了させるまでは他の画面に移ることができない。このため、自動制御中に車体の傾斜角度やバケット先端の高さなどの位置情報を見ることはできない。
2)制御中でないときはセットアップ画面が表示されるだけであり、非制御中は車体やバケットの姿勢或いは目標掘削面を見ることができない。
3)自動制御のための数値入力は表示装置のタッチパネルを用いて行うようになっている。しかし、油圧ショベルが稼働するような現場では埃、温度などの条件が悪く、更にオペレータが手袋などをしてタッチパネルを操作することもあり、操作性、耐久性が問題となる。
本発明の第1の目的は、自動制御に係わる作業の目標となる面や領域の設定を容易に行え、かつ制御中かどうかに係わらず表示内容を自由に切り換えることができ、オペレータが見たい情報を即座に表示することができる建設機械の表示装置及び表示制御装置を提供することにある。
本発明の第2の目的は、上記に加え、操作性・耐久性に優れた建設機械の表示装置を提供することにある。
(1)上記第1の目的を達成するために、本発明は、フロント作業機を有する建設機械の運転室内に設けられ、前記フロント作業機の位置情報やフロント作業機の自動制御のための設定情報を表示する表示部と、この表示部の表示内容の切り換えを指示する操作部とを備え、この操作部の指示に応じて前記表示内容を制御する建設機械の表示装置において、前記表示部は、前記自動制御に係わる作業の目標となる面や領域の設定状態を数値と動くイラストで表示する第1画面と、それ以外の表示を行う少なくとも1つの第2画面とを選択的に表示可能であり、前記第1及び第2画面は、それぞれ、前記操作部の指示に応じて第1及び第2画面間を切り換えるメニュー領域を有するものとする。
このように作業の目標となる面や領域の設定状態を数値と動くイラストで表示する第1画面と、それ以外の表示を行う少なくとも1つの第2画面とを表示部に選択的に表示可能とすることにより、第1画面を表示することで自動制御のための各種設定を容易に行うことができる。また、第1及び第2画面のそれぞれに画面切り換えのメニュー領域を設けることにより、操作部を操作して画面切り換えを指示することで第1画面から第2画面へ又はその逆へ画面を切り換えることができる。このため、制御中であっても第2画面に切り換え、車体の位置情報等を確認することができ、非制御中であっても第1画面に切り換え、自動制御の設定をしたり設定状態を確認することができる。このように制御中かどうかに係わらず表示内容を自由に切り換えることができ、オペレータが見たい情報を即座に表示することができるようになり、作業効率の向上が期待できる。
(2)また、上記第2の目的を達成するために、本発明は、上記(1)において、前記操作部は選択キーと数値入力キーと決定キーとを有し、前記第1画面は、前記数値入力キーの操作で前記設定状態の表示を変え、前記第1及び第2画面のメニュー領域は、前記選択キーと決定キーの操作で前記第1及び第2画面間を切り換えるものとする。
これにより表示部はタッチパネルを使用する必要がなく、建設機械が稼動するような現場での操作性・耐久性を向上できる。
(3)上記(1)において、好ましくは、前記第1及び第2画面は、前記自動制御が開始されているときは制御中であることを表示する。
これにより表示部がどの画面に切り換えられていても、オペレータは現在自動制御中であることを知ることができ、安心して作業を行うことができる。
(4)また、上記(1)において、好ましくは、前記第2画面は、前記作業の目標となる面や領域に対する前記フロント作業機の先端部の位置関係を動くイラストで拡大表示する画面を含む。
これによりオペレータはバケット先端の位置を目視できない位置で作業するとき、第2画面を見ることでバケット先端の位置と作業の目標となる面や領域との位置を常時確認しながら作業をすることができる。また、自動制御がOFFであっても第2画面に切り換えれるので、第2画面を見ながらオペレータの操作で目標となる面や領域を掘削するという作業が行える。
(5)また、上記(1)において、好ましくは、前記メニュー領域は、画面切換の項目を含む複数の項目を有し、前記操作部は、前記メニュー領域の複数の項目のうちの所望の項目を選択する第1入力手段と、その選択を決定する第2入力手段とを有し、前記表示部は、前記第1入力手段で前記画面切換の項目が選択され、前記第2入力手段でその選択が決定されると、前記第1及び第2画面間を切り換える。
これにより操作部(第1及び第2入力手段)とメニュー領域を用いて第1及び第2画面間を切り換えることができる。
(6)更に、上記(1)において、好ましくは、前記第1画面のメニュー領域は、画面切換の項目と自動制御ON/OFFの項目を有し、前記表示部は、前記画面切換の項目に前記操作部の指示があると、前記自動制御ON/OFFの項目の操作状態に係わらず、第1及び第2画面間を切り換える。
これによりメニュー領域は、制御中かどうかに係わらず第1及び第2画面間を自由に切り換えることができる。
(7)また、上記(1)において、好ましくは、前記第1画面のメニュー領域は、画面切換の項目と自動制御ON/OFFの項目を含む複数の項目を有し、前記第2画面のメニュー領域は、画面切換の項目を含む複数の項目を有し、前記操作部は、前記メニュー領域の複数の項目のうちの所望の項目を選択する第1入力手段と、その選択を決定する第2入力手段とを有し、前記表示部は、前記第1入力手段で1つの項目が選択され、前記第2入力手段でその選択が決定されると、その選択した項目を実行する。
これによりメニュー領域は、第1及び第2入力手段の操作で、制御中かどうかに係わらず第1及び第2画面間を自由に切り換えることができる。
(8)また、上記第1の目的を達成するために、本発明は、フロント作業機を有する建設機械の運転室内に設けられ、前記フロント作業機の位置情報やフロント作業機の自動制御のための設定情報を表示する表示部と、この表示部の表示内容の切り換えを指示する操作部とを備え、この操作部の指示に応じて前記表示内容を制御する建設機械の表示装置において、前記表示部は、前記自動制御に係わる作業の目標となる面や領域の設定状態を数値と動くイラストで表示する第1画面と、建設機械の車体及びフロント作業機の状態を数値と動くイラストで表示する第2画面と、前記作業の目標となる面や領域に対する前記フロント作業機の先端部の位置関係を動くイラストで拡大表示する第3画面とを選択的に表示可能であり、前記第1、第2及び第3画面は、それぞれ、前記操作部の指示に応じて第1、第2及び第3画面間を切り換えるメニュー領域を有するものとする。
これにより上記(1)で述べたように、自動制御に係わる作業の目標となる面や領域の設定を容易に行え、かつ制御中かどうかに係わらず表示内容を自由に切り換えることができ、オペレータが見たい情報を即座に表示することができ、作業効率を向上できる。
(9)更に、上記第1の目的を達成するために、本発明は、フロント作業機を有する建設機械の運転室内に設けられ、前記フロント作業機の位置情報やフロント作業機の自動制御のための設定情報を表示する表示部の表示内容を、操作部の指示に応じて制御する建設機械の表示制御装置において、前記表示部に、前記自動制御に係わる作業の目標となる面や領域の設定状態を数値と動くイラストで表示する第1画面と、それ以外の表示を行う少なくとも1つの第2画面とを選択的に表示させるとともに、前記第1及び第2画面のそれぞれに、画面切換の項目を含むメニュー領域を表示させる第1制御手段と、前記操作部の指示に応じて前記画面切換の項目を操作し、前記第1及び第2画面間を切り換える第2制御手段とを有するものとする。
これにより上記(1)で述べたように、自動制御に係わる作業の目標となる面や領域の設定を容易に行え、かつ制御中かどうかに係わらず表示内容を自由に切り換えることができ、オペレータが見たい情報を即座に表示することができ、作業効率を向上できる。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1は本発明の実施形態による表示装置を備えた油圧ショベルの運転室内の様子を示す平面図である。
図1において、符号6は運転室全体を指しており、この運転室6はコーナフレームa,b,c,d、サイドフレームe,f、及び窓ガラスg〜lにより四方を囲まれており、その内部に運転席308がある。また、運転室6内において、運転席308の前側両側部にはフロント作業機及び旋回用の操作レバー装置303L,303Rが、運転席308前方に走行用ペダル301L,301R及び走行用レバー302L,303Rが、運転席308両側にコンソールボックス307L,307Rがそれぞれ配置されている。コンソールボックス307L,307Rには、作動油温や燃料の残量等のモニタや作業モード及びエンジンの目標回転数の設定を行うスイッチ類を備えた操作盤304、エアコンユニット305、ラジオ306等が備えられている。
図2は本発明の一実施の形態である表示装置を油圧ショベル及びその油圧回路図と共に示す図である。油圧ショベル1は下部走行体2、上部旋回体3、フロント作業機7を有し、上部旋回体3は下部走行体2の図示しない旋回モータにより旋回駆動され、フロント作業機7は上部旋回体3の前部に上下動可能に取り付けられている。上部旋回体3は収納室4、カウンタウェイト5、運転室6等から構成されている。フロント作業機7はブーム8、アーム9、バケット10を有する多関節構造であり、ブーム8はブームシリンダ11により、アーム9はアームシリンダ12により、バケット10はバケットシリンダ13によりそれぞれ回転駆動される。
ブームシリンダ11、アームシリンダ12、バケットシリンダ13はそれぞれ制御弁24,25,26を介して油圧ポンプ19に接続され、制御弁24,25,26によって油圧ポンプ19から各シリンダ11,12,13に供給される圧油の流量及び方向が調整される。ここで、図の簡単のため省略したが、油圧ショベル1は上記の旋回モータとそれに対応する旋回用制御弁を更に有し、旋回用制御弁によって油圧ポンプ19から旋回モータに供給される圧油の方向及び流量が制御される。
制御弁24,25,26及び旋回用制御弁に対しては操作レバー装置303L,303Rが設けられ、操作レバー303L,303Rはそれぞれ操作レバー31,32とポテンショメータ31a,31b,32a,32bとを有し、操作レバー31が前後方向Aに操作されるとその操作量をポテンショメータ31aが検出し、当該操作量に応じた電気的な操作信号X1を出力し、操作レバー31が左右方向Bに操作されるとその操作量をポテンショメータ31bが検出し、当該操作量に応じた電気的な操作信号X2出力し、操作レバー32が前後方向Cに操作されるとその操作量をポテンショメータ32aが検出し、当該操作量に応じた電気的な操作信号X3を出力し、操作レバー32が左右方向Dに操作されるとその操作量をポテンショメータ32bが検出し、当該操作量に応じた電気的な操作信号X4を出力する。
ポテンショメータ31a,31b,32a,32bから出力された操作信号X1,X2,X3,X4は制御ユニット50に送られ、この制御ユニット50は操作信号X1,X2,X3,X4に基づいて所定の演算を行い、電磁比例弁24L,24R,25L,25R,26L,26R及び図示しない旋回用制御弁に設けられた電磁比例弁に制御信号を出力する。電磁比例弁24L,24R,25L,25R,26L,26Rは制御弁24,25,26のそれぞれの油圧駆動に対応して設けられ、制御弁24,25,26は電磁比例弁24L,24R,25L,25R,26L,26Rにより指示されるパイロット圧力により応じて切り替え方向及び開度を調整し、旋回用制御弁の電磁比例弁も同様であり、これにより油圧ポンプ19からブームシリンダ11、アームシリンダ12、バケットシリンダ13、及び図示しない旋回モータへ供給される圧油の方向及び流量が制限される。
また、ブーム8にはブーム8の回転角度を検出する回転角度検出器34が、アーム9にはアーム9の回転角度を検出するアーム回転角検出器35が、バケット10にはバケット10の回転角度を検出するバケット角度検出器36がそれぞれ設けられており、ブーム回転角検出器34、アーム回転角検出器35、バケット回転角検出器36は、それぞれフロント作業機7の姿勢に応じて電気的な角度信号α、β、γを出力する。
更に、運転室6内には車体の左右傾斜角度を検出する左右傾斜角度検出器37が備えられており、車体の左右傾斜角度に応じて電気的な角度信号σを出力する。
ブーム回転角検出器34、アーム回転角検出器35、バケット回転角検出器36、左右傾斜角検出器37から出力された角度信号α、β、γ、σは、また上記の制御ユニット50に入力され、制御ユニット50は各角度信号α、β、γに基づいてバケット10の先端の位置等を演算し、シリアル通信ライン39を介して本実施の形態に係わる表示装置40にその演算結果を表示データとして出力する。また、制御ユニット50は、自動制御の開始指示(後述)に従い、オペレータの操作によりフロント作業機7が設定された範囲を出ないように制御する範囲制限制御、フロント作業機7が設定された範囲から出そうになるとその範囲に沿って動作させる領域制限掘削制御、あるいは設定された軌跡に沿ってフロント作業機7を動作させる軌跡制御などを行う。
表示装置40は表示器41、表示用制御ユニット42、操作装置43を備え、制御ユニット50からの表示データは表示用制御ユニット42に入力され、表示用制御ユニット42は入力した表示データを表示器41に表示したり、操作装置43の操作信号に基づいて制御ユニット50に要求する表示内容、演算内容の指示データあるいは自動制御のための目標掘削面の深さ、傾きなどの数値データを同じくシリアル通信ライン39を介して制御ユニット50に送信する。
図1に戻り、表示器41は運転室6内の運転席308から見て斜め左側のコーナフレームaに取り付けられ、表示用制御ユニット42は右側コンソールボックス307Rの内部に収納され、操作装置43は同じく右側コンソールボックス307Rに備えられている。
表示器41は画像表示部として例えば表示用LCD41aを備えている。
操作装置43は、図2に示すように、上下の選択キー43a,43bと、増減の数値入力キー43c,43dと、決定キー43eとを有している。
図3に制御ユニット50の構成を示す。制御ユニット50はブーム回転角検出器34、アーム回転角検出器35、バケット回転角検出器36、左右傾斜角検出器37からそれぞれ入力される角度信号α,β,γ,σ及びポテンショメータ31a,31b,32a,32bから入力される操作信号X1,X2,X3,X4をディジタル信号に変換するA/D変換器110、中央演算処理装置(CPU)120、制御手順のプログラムや制御に必要な定数を格納するリードオンリーメモリー(ROM)130、演算結果あるいは演算途中の数値を一時的に記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)140、表示装置40の制御ユニット42と通信を行うためのシリアルコミュニケーションインターフェース(SCI)150、ディジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器160を含むシングルチップマイコン100と、機種別あるいはグレード別の制御定数、寸法データなどを記憶しておく不揮発性メモリ(EEPROM)170と、増幅器180とで構成されている。
図4に表示装置40の表示用制御ユニット42の構成を示す。表示用制御ユニット42は操作装置43からの操作信号を取り込むインターフェース(I/O)210、中央演算処理装置(CPU)220、制御手順のプログラムや制御に必要な定数を格納するリードオンリーメモリー(ROM)230、演算結果あるいは演算途中の数値を一時的に記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)240、制御ユニット50と通信を行うためのシリアルコミュニケーションインターフェース(SCI)250を含むシングルチップマイコン200と、表示器41に表示する表示内容を描画したり加工するためのメモリ270と、表示させるための演算を行う表示演算部280と、表示演算部280で作成された表示内容を表示器41に出力するためのインターフェース290とで構成されている。
次に、表示器41に表示する内容を説明する。
図5A、図6A及び図7Aは表示器41の表示用LCD41aに選択的に表示する3種類の画面を示すものであり、図5Aは車体の姿勢情報を表示する標準モニタ画面60を、図6Aは自動制御のための目標掘削面の深さ、勾配の設定状態を表示する掘削設定画面61を、図7Aは掘削設定画面で設定した目標掘削面とバケットの相対位置を拡大表示する掘削モニタ画面62をそれぞれ示している。また、図5B、図6B及び図7Bはそれらの表示内容を説明する図である。
図5A、図6A及び図7Aにおいて、画面60,61,62はそれぞれ目的とする情報を表示する主画面領域63と、その右側に位置する副画面領域としてのメニュー領域64とを有し、メニュー領域64にはそれぞれの画面情報に応じて複数の項目が設定されている。また、メニュー領域64の各項目の選択・実行は、操作装置43の上下の選択キー43a,43bと決定キー43eを用いて行う。つまり、メニュー領域64には各項目を反転表示するカーソルが設けられており、操作装置43の上下の選択キー43a,43bを操作してカーソルを上下に移動し、メニュー領域64上の希望する項目を選び、決定キー43eを押すことで反転表示した項目の内容を実行する。
標準モニタ画面60、掘削設定画面61、掘削モニタ画面62の詳細を説明する。
図5Aにおいて、標準モニタ画面60の主画面領域63は、制御ユニット50で計算され、送信されてくる図5Bに示すようなバケット10の先端の高さ、車体の左右傾斜角度、バケット角度の各情報をそれぞれの領域に数値と動くイラストで同時に表示する。バケット10の先端の高さのイラスト表示は、地面を示す直線及び地面を意味するGLの文字と、制御ユニット50で計算されたバケット10の先端の高さに応じて地面に対する高さ位置が変化するバケットのシンボルを表示することにより行う。車体の左右傾斜角度のイラスト表示は、制御ユニット50で計算された車体の左右傾斜角度に応じて傾く車体のシンボルを表示することにより行う。バケット角度のイラスト表示は、制御ユニット50で計算されたバケット10の角度に応じて回転するバケットのシンボルを表示することにより行う。バケット10の角度は対地角度(水平面に対するバケット背面の角度)である。
また、標準モニタ画面60のメニュー領域64には「0点設定」、「角度単位」、「画面切換」の各項目がある。操作装置43の上下の選択キー43a,43bと決定キー43eを用いて、メニュー領域64の「角度単位」を選択・実行すると、主画面領域63に表示される左右傾斜角度とバケット角の角度単位を「°」→「%」→「割分」表示に順次切り替えることができる。また、「0点設定」を選択・実行すると、現在のバケット10の高さ位置に矢印を表示し、それ以降、制御ユニット50ではその位置を基準としてバケット高さが計算され、そのバケット高さを数値で表示する。再度、0点設定を選択・実行すると、元の表示、つまり地面GLに対するバケット高さ位置の表示に戻る。
メニュー領域64の「画面切換」を選択・実行すると、標準モニタ画面60から掘削設定画面61に切り替わる。
図6Aにおいて、掘削設定画面61の主画面領域63は、車体をシンボルで表示すると共に、自動制御のための目標掘削面の深さ、勾配の設定状態を数値と設定値に応じて動く直線で表示する。また、図6Bに示すようにレーザ基準面を外部基準として用いた場合は、当該レーザ基準面を上下に動く破線で表示する。
また、掘削設定画面61のメニュー領域64には「制御ON/OFF」、「勾配」、「深さ」、「画面切換」の各項目がある。操作装置43の選択キー43a,43bを用いてメニュー領域64の「勾配」を選択し、数値入力キー43c,43dを操作し決定キー43eを押すことで目標掘削面の勾配を設定することができる。このとき、数値入力キー43c,43dを操作すると画面上の勾配の数値が増減し、かつ目標掘削面を示す直線の傾きが変化する。また、レーザ基準面を用いるときは、目標掘削面はレーザ基準面に平行に表示され、数値入力キー43c,43dを操作するとレーザ基準面を示す破線の傾きも変化する。レーザ基準面は、フロント作業機の所定位置(図示の例ではブームに対するアームの回動支点)がレーザ基準面一致したときに、図示しない外部基準設定スイッチを押すことにより設定・表示される。レーザ基準面を用いないときは、目標掘削面の勾配は例えば車体下面の中心を基準として設定・表示される。
また、同様に選択キー43a,43bを用いて「深さ」を選択し、数値入力キー43c,43dを操作し決定キー43eを押すことで目標掘削面の深さを設定することができる。このとき、数値入力キー43c,43dを操作すると画面上の設定深さの数値が増減し、かつ目標掘削面を示す直線が上下に移動する。また、レーザ基準面を用いるときは、目標掘削面の深さはレーザ基準面からの値として設定され、レーザ基準面に対して上下に移動する。レーザ基準面を用いないときは、目標掘削面の深さは例えば地面を基準として設定・表示される。
更に、作動油温検出器(図示せず)を設け、その信号を制御ユニット50に取り込んで作動油の温度状態を判別し、制御ユニット50から表示用制御ユニット42に対し、暖機運転を行うよう注意を促すメッセージを表示させるコマンドを送信することで、図6Aのように警告を表示させることもできる。
操作装置43の選択キー43a,43bと決定キー43eを用いてメニュー領域64の「制御ON/OFF」を選択・実行すると自動制御が開始される。制御中は画面中に図示の如く「制御中」の表示を行う。この「制御中」の表示は他画面、つまり図5Aに示した標準モニタ画面60及びこれから説明する図7Aに示す掘削モニタ画面62に切り換えたときにも行う。また、上記の目標掘削面の設定は制御のON/OFFに係わらず行える。再度、「制御ON/OFF」を選択・実行すると自動制御を終了させる。
メニュー領域64の「画面切換」を選択・実行すると、掘削設定画面61から掘削モニタ画面62に切り替わる。
図7Aにおいて、掘削モニタ画面62の主画面領域63は、図7Bに示すような掘削設定画面61で設定した目標掘削面とバケット10の位置関係を数値と動くイラストで拡大表示する。目標掘削面の表示は、掘削設定画面61と同様、設定状態に応じて動く直線を表示することにより行う。バケット10のイラスト表示は、制御ユニット50で計算されたバケット10の姿勢及び目標掘削面との位置関係に応じて移動、回転するバケットのシンボルを表示することにより行う。オペレータはこの画面を見ることでバケット先端の位置と目標掘削面との位置を常時確認しながら作業することができる。この画面はオペレータがバケット先端の位置を目視できない位置で作業するときに有効である。また、自動制御がOFFでもこの画面でそのような作業を行える。
掘削モニタ画面62のメニュー領域64には「角度単位」、「画面切換」の各項目がある。「角度単位」を選択・実行したときの動きは標準モニタ画面60のものと同じである。
メニュー領域64の「画面切換」を選択・実行すると、掘削モニタ画面62から標準モニタ画面60に切り替わる。
図8は前述した「標準モニタ画面60」、「掘削設定画面61」、「掘削モニタ画面62」の画面遷移を示す。オペレータは操作装置43の上下の選択キー43a,43bと決定キー43eを用い、上述したように各画面でメニュー領域64の「画面切換」を選択し実行することで、自由に順次表示内容を切り換えることができる。
上記のような表示制御を行う表示用制御ユニット42の処理手順を図9〜図16に示すフローチャートにより説明する。この処理手順は表示用制御ユニット42に格納されているプログラムにより実行される。
図9は表示用制御ユニット42の電源が投入されたときの処理手順を示すフローチャートである。表示用制御ユニット42の電源が投入されると、初期画面として標準モニタ画面60を表示し、メニュー領域64のカーソル初期位置を「画面切換」に設定する(ステップS100)。このとき、標準モニタ画面60に表示される左右傾斜角度、バケット角の角度の単位の初期値は「°」を表示する。次いで、操作装置43の決定キー43eが押されたかどうか(ステップS101)、あるいは上下の選択キー43a,43bが押されたかどうかを判断する(ステップS102、103)。決定キー43eが押されると画面を掘削設定画面61に切り換え(ステップS104)、上選択キー43aが押されるとカーソルを「角度単位」に移動し(ステップS105)、下選択キー43bが押されるとカーソルを「0点設定」に移動する(ステップS106)。
図10は、図9に示したフローチャートのステップS105で、標準モニタ画面60のメニュー領域64のカーソルを「角度単位」に移動したときの処理手順を示すフローチャートである。操作装置43の決定キー43eが押されたかどうか(ステップS111)、あるいは上下の選択キー43a,43bが押されたかどうかを判断する(ステップS112、113)。決定キー43eが押されると、現在の角度単位が「°」であるかどうか(ステップS114)、あるいは「%」であるかどうか(ステップS116)が判断され、その判断結果に応じて角度単位を「%」(ステップS115)、「割分」(ステップS117)、「°」(ステップS118)に設定する。標準モニタ画面60には左右傾斜角度、バケット角の角度単位の初期値として「°」が表示されており、電源投入後、始めて決定キー43eが押された場合は、現在の角度単位が「°」であるのでステップS105で肯定され、ステップS115で角度単位を「%」に変更する。その後、再度決定キー43eが押されると、ステップS114で否定され、ステップS115で肯定され、ステップS117で角度単位を「割分」に変更する。その後、更に決定キー43eが押されると、ステップS114,S115で否定され、ステップS118で角度単位を「°」に変更する。
また、上選択キー43aが押されるとカーソルを「0点設定」に移動し(ステップS120)、下選択キー43bが押されるとカーソルを「画面切換」に移動する(ステップS121)。
図11は、図9に示したフローチャートのステップS106で、標準モニタ画面60のメニュー領域64のカーソルを「0点設定」に移動したときの処理手順を示すフローチャートである。操作装置43の決定キー43eが押されたかどうか(ステップS131)、あるいは上下の選択キー43a,43bが押されたかどうかを判断する(ステップS132、133)。操作装置43の決定キー43eが押されると、0点設定処理を行う。すなわち、現在のバケット高さを0として、以降の高さ表示を行う。また、上選択キー43aが押されるとカーソルを「画面切換」に移動し(ステップS135)、下選択キー43bが押されるとカーソルを「角度単位」に移動する(ステップS136)。
図12は、図9に示したフローチャートのステップS104で、画面を掘削設定画面61に切り換えたときの処理手順を示すフローチャートである。操作装置43の決定キー43eが押されたかどうか(ステップS141)、あるいは上下の選択キー43a,43bが押されたかどうかを判断する(ステップS142、143)。このとき、メニュー領域のカーソルは「画面切換」にあり、操作装置43の決定キー43eが押されると、掘削モニタ画面62に切り換え(ステップS144)、上選択キー43aが押されるとカーソルを「深さ」に移動し(ステップS145)、下選択キー43bが押されるとカーソルを「制御ON/OFF」に移動する(ステップS146)。
図13は、図12に示したフローチャートのステップS145で、掘削設定画面61のメニュー領域64のカーソルを「深さ」に移動したときの処理手順を示すフローチャートである。操作装置43の上下の選択キー43a,43bが押されたかどうか(ステップS151、1512)、あるいは増減の数値入力キー43c,43dが押されたかどうかを判断する(ステップS153、154)。上選択キー43aが押されるとカーソルを「勾配」に移動させ(ステップS155)、下選択キー43bが押されるとカーソルを「画面切換」に移動させる(ステップS156)。また、増の数値入力キー43cが押されると深さ設定値の数値を増やし(ステップS157)、減の数値入力キー43dが押されると深さ設定値の数値を減らす(ステップS158)。
図14は、図13に示したフローチャートのステップS155で、掘削設定画面61のメニュー領域64のカーソルを「勾配」に移動したときの処理手順を示すフローチャートである。操作装置43の上下の選択キー43a,43bが押されたかどうか(ステップS161、162)、あるいは増減の数値入力キー43c,43dが押されたかどうかを判断する(ステップS163、164)。上選択キー43aが押されるとカーソルを「制御ON/OFF」に移動させ(ステップS165)、下選択キー43bが押されるとカーソルを「深さ」に移動させる(ステップS166)。また、増の数値入力キー43cが押されると勾配設定値の数値を増やし(ステップS167)、減の数値入力キー43dが押されると勾配設定値の数値を減らす(ステップS168)。
図15は、図14に示したフローチャートのステップS165で、掘削設定画面61のメニュー領域64のカーソルを「制御ON/OFF」に移動させたときの処理手順を示すフローチャートである。操作装置43の上下の選択キー43a,43bが押されたかどうか(ステップS171、172)、あるいは決定キー43eが押されたかどうかを判断する(ステップS172)。上選択キー43aが押されるとカーソルを「画面切換」に移動させ(ステップS174)、下選択キー43bが押されるとカーソルを「勾配」に移動させる(ステップS175)。決定キー43eが押されると、制御状態で「制御中」が表示されているかどうかを判断し(ステップS176)、制御状態であると「制御中」の表示をOFFにし、かつ制御ユニットに制御OFF指令のコマンドを送る(ステップS177)。制御状態でないと「制御中」を表示し、かつ制御ユニット50に制御ON指令のコマンドを送る(ステップS178)。
図16は、図12に示したフローチャートのステップS144で、掘削モニタ画面62に切り換えたときの処理手順を示すフローチャートである。このとき、カーソルは「画面切換」位置にある。また、掘削モニタ画面62に表示されるバケット角の角度の単位の初期値は「°」を表示する。操作装置43の決定キー43eが押されたかどうか(ステップS181)、あるいは上下の選択キー43a,43bが押されたかどうかを判断する(ステップS183,184)。操作装置43の決定キー43eが押されると、標準モニタ画面60に切り換える(ステップS182)。上選択キー43aまたは下選択キー43bが押されるとカーソルを「角度単位」に移動させ(ステップS185)。
図17は、図16に示したフローチャートのステップS185で、カーソルを「角度単位」に移動したときの処理手順を示すフローチャートである。図17のステップS191、ステップS194〜S198は図10に示したフローチャートのステップS111、ステップS114〜S118と同じである。また、操作装置43の決定キー43eが押されない場合、上選択キー43aが押されるとカーソルを「0点設定」に移動し(ステップS120)、上選択キー43a又は下選択キー43bが押されるとカーソルを「画面切換」に移動する(ステップS199)。
以上のように構成した本実施の形態によれば次の効果が得られる。
1)掘削設定画面61では、自動制御のための目標掘削面の深さ、勾配の設定状態を数値で表示するだけでなく、シンボル表示した車体との関連で、目標掘削面の設定状態を入力した深さ、勾配の数値に応じて動く直線で表示するので、自動制御のための各種設定を容易に行うことができる。
2)上記の掘削設定画面61も含め、3種類の画面60,61,62のそれぞれに「画面切換」の項目を含むメニュー領域64を設け、操作部43をキー操作し「画面切換」の項目の選択・実行することで画面を切り換えれるので、制御中であるかどかに係わらず自由に画面を切り換えることができる。例えば、掘削設定画面61により自動制御の設定を行い、自動制御をONにして作業を行った後、標準モニタ画面60に戻り姿勢情報を見ることができる。また、制御中でないときでも掘削モニタ画面62で作業をした後、掘削設定画面61に戻り、設定状態を確認したり、設定の変更をすることができる。このようにオペレータが必要とする情報を即座に選択・表示することができ、作業効率を向上できる。
3)自動制御がOFFであっても、掘削モニタ画面62に切り換えることができ、かつこの画面には目標掘削面とバケット10の位置関係を数値と動くイラストで拡大表示されるので、バケット先端の位置を目視できない位置で作業するときでも、オペレータはこの掘削モニタ画面62を見ることで、目標掘削面とバケット位置を確認しながら作業を行うことができ、これも作業効率の向上につながる。
4)設定値の入力やメニュー領域の各項目の選択・実行をキー操作で行うので、油圧ショベルが稼動するような現場でもタッチパネル型の表示装置に比べ容易に操作でき、かつ表示用LCDの寿命を長くすることができる。
5)自動制御をONにしたときは、3種類の全画面に「制御中」の文字を表示するので、3種類のどの画面に切り換えられていても、オペレータは現在自動制御中であることを知ることができ、安心して作業を行うことができる。
以上、本発明の一実施の形態を説明したが、本発明はそれに制限されるものではなく、本発明の精神の範囲内で種々の変更、追加が可能である。例えば、上記の実施の形態では、自動制御に係わる作業の目標となる面や領域の設定状態を数値と動くイラストで表示する画面(掘削設定画面61)以外の画面として標準モニタ画面60と掘削モニタ画面62を設けたが、これらに代え、或いはこれらに加え、別の画面を表示するようにしてもよい。別の画面としては、例えば燃料計、油圧温度計、エンジン冷却水温時計等の計器情報を表示する計器情報画面や、水温異常や油温異常を表示する異常警告情報画面、エンジン回転数、掘削負荷、走行負荷、旋回負荷等の稼動情報を表示する稼動情報画面等が考えられる。いずれにしても、これら画面には、操作部の指示に応じて画面間を切り換えるメニュー領域が設けられる。
また、上記の実施の形態では、操作装置32を表示器41と別体にしたが、表示器41と一体であってもよい。また、操作装置32の上下の選択キー43a,43b、増減の数値入力キー43c,43d、決定キー43eの配列及び形態も種々変更が可能である。
産業上の利用可能性
本発明によれば、自動制御に係わる作業の目標となる面や領域の設定を容易に行うことができ、かつ制御中かどうかに係わらず表示内容を自由に切り換え留ことができ、オペレータが見たい情報を即座に表示することができ、作業効率を向上できる。
また、本発明によれば、建設機械が稼動するような現場での表示装置の操作性及び耐久性を向上できる。
更に、本発明によれば、自動制御をONにしたときは、3種類の全画面に「制御中」の文字を表示するので、オペレータはどの画面に切り換えても現在自動制御中であることを知ることができ、安心して作業を行うことができる。
また、本発明によれば、バケット先端の位置を目視できない位置で作業するときでも、オペレータは画面を見ることで目標掘削面とバケット位置を確認しながら作業を行うことができ、しかもこの作業を自動制御がOFFであっても行うことができ、この点でも作業効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の一実施形態による表示装置を備えた油圧ショベルの運転室内の様子を示す平面図である。
図2は、本発明の一実施形態による表示装置を油圧ショベル及びその油圧回路図と共に示す図である。
図3は、図2に示した油圧ショベルの制御ユニットの構成を示す図である。
図4は、図2に示した表示用制御ユニットの構成を示す図である。
図5Aは本発明の一実施形態による表示装置に表示される標準モニタ画面を示す図であり、図5Bはその表示内容を説明する図である。
図6Aは同表示装置に表示される掘削設定画面を示す図であり、図6Bはその表示内容を説明する図である。
図7Aは同表示装置の掘削モニタ画面を示す図であり、図7Bはその表示内容を説明する図である。
図8は、同表示装置に表示される画面の遷移を示す図である。
図9は、表示用制御ユニットの電源が投入されたときの処理手順を示すフローチャートである。
図10は、標準モニタ画面のメニュー領域のカーソルを「角度単位」に移動したときの処理手順を示すフローチャートである。
図11は、標準モニタ画面のメニュー領域のカーソルを「0点設定」に移動したときの処理手順を示すフローチャートである。
図12は、標準モニタ画面から掘削設定画面に切り換えたときの処理手順を示すフローチャートである。
図13は、掘削設定画面のメニュー領域のカーソルを「深さ」に移動したときの処理手順を示すフローチャートである。
図14は、掘削設定画面のメニュー領域のカーソルを「勾配」に移動したときの処理手順を示すフローチャートである。
図15は、掘削設定画面のメニュー領域のカーソルを「制御ON/OFF」に移動させたときの処理手順を示すフローチャートである。
図16は、掘削設定画面から掘削モニタ画面に切り換えたときの処理手順を示すフローチャートである。
図17は、掘削モニタ画面のメニュー領域のカーソルを「角度単位」に移動したときの処理手順を示すフローチャートである。

Claims (9)

  1. フロント作業機(7)を有する建設機械の運転室(6)内に設けられ、前記フロント作業機の位置情報やフロント作業機の自動制御のための設定情報を表示する表示部(41a)と、この表示部の表示内容の切り換えを指示する操作部(43)とを備え、この操作部の指示に応じて前記表示内容を制御する建設機械の表示装置において、
    前記表示部(41a)は、前記自動制御に係わる作業の目標となる面や領域の設定状態を数値と動くイラストで表示する第1画面(61)と、それ以外の表示を行う少なくとも1つの第2画面(60,62)とを選択的に表示可能であり、
    前記第1及び第2画面は、それぞれ、前記操作部(43)の指示に応じて第1及び第2画面間を切り換えるメニュー領域(64)を有することを特徴とする建設機械の表示装置。
  2. 請求項1記載の建設機械の表示装置において、
    前記操作部(43)は選択キー(43a,43b)と数値入力キー(43c,43d)と決定キー(43e)とを有し、
    前記第1画面(61)は、前記数値入力キーの操作で前記設定状態の表示を変え、
    前記第1及び第2画面(60,61,62)のメニュー領域(64)は、前記選択キーと決定キーの操作で前記第1及び第2画面間を切り換えることを特徴とする建設機械の表示装置。
  3. 請求項1記載の建設機械の表示装置において、
    前記第1及び第2画面(60,61,62)は、前記自動制御が開始されているときは制御中であることを表示することを特徴とする建設機械の表示装置。
  4. 請求項1記載の建設機械の表示装置において、
    前記第2画面は、前記作業の目標となる面や領域に対する前記フロント作業機(7)の先端部の位置関係を動くイラストで拡大表示する画面(62)を含むことを特徴とする建設機械の表示装置。
  5. 請求項1記載の建設機械の表示装置において、
    前記メニュー領域(64)は、画面切換の項目を含む複数の項目を有し、
    前記操作部(43)は、前記メニュー領域の複数の項目のうちの所望の項目を選択する第1入力手段(43a,43b)と、その選択を決定する第2入力手段(43e)とを有し、
    前記表示部(41a)は、前記第1入力手段で前記画面切換の項目が選択され、前記第2入力手段でその選択が決定されると、前記第1及び第2画面間を切り換えることを特徴とする建設機械の表示装置。
  6. 請求項1記載の建設機械の表示装置において、
    前記第1画面(61)のメニュー領域(64)は、画面切換の項目と自動制御ON/OFFの項目を有し、
    前記表示部(41a)は、前記画面切換の項目に前記操作部(43)の指示があると、前記自動制御ON/OFFの項目の操作状態に係わらず、第1及び第2画面間を切り換えることを特徴とする建設機械の表示装置。
  7. 請求項1記載の建設機械の表示装置において、
    前記第1画面(61)のメニュー領域(64)は、画面切換の項目と自動制御ON/OFFの項目を含む複数の項目を有し、
    前記第2画面(60,62)のメニュー領域(64)は、画面切換の項目を含む複数の項目を有し、
    前記操作部(43)は、前記メニュー領域の複数の項目のうちの所望の項目を選択する第1入力手段(43a,43b)と、その選択を決定する第2入力手段(43e)とを有し、
    前記表示部(41a)は、前記第1入力手段で1つの項目が選択され、前記第2入力手段でその選択が決定されると、その選択した項目を実行することを特徴とする建設機械の表示装置。
  8. フロント作業機(7)を有する建設機械の運転室(6)内に設けられ、前記フロント作業機の位置情報やフロント作業機の自動制御のための設定情報を表示する表示部(41a)と、この表示部の表示内容の切り換えを指示する操作部(43)とを備え、この操作部の指示に応じて前記表示内容を制御する建設機械の表示装置(40)において、
    前記表示部(41a)は、前記自動制御に係わる作業の目標となる面や領域の設定状態を数値と動くイラストで表示する第1画面(61)と、建設機械の車体(2,3)及びフロント作業機(7)の状態を数値と動くイラストで表示する第2画面(60)と、前記作業の目標となる面や領域に対する前記フロント作業機の先端部の位置関係を動くイラストで拡大表示する第3画面(62)とを選択的に表示可能であり、
    前記第1、第2及び第3画面は、それぞれ、前記操作部(43)の指示に応じて第1、第2及び第3画面間を切り換えるメニュー領域(64)を有することを特徴とする建設機械の表示装置。
  9. フロント作業機(7)を有する建設機械の運転室(6)内に設けられ、前記フロント作業機の位置情報やフロント作業機の自動制御のための設定情報を表示する表示部(41a)の表示内容を、操作部(43)の指示に応じて制御する建設機械の表示制御装置(42)において、
    前記表示部(41a)に、前記自動制御に係わる作業の目標となる面や領域の設定状態を数値と動くイラストで表示する第1画面(61)と、それ以外の表示を行う少なくとも1つの第2画面(60,62)とを選択的に表示させるとともに、前記第1及び第2画面のそれぞれに、画面切換の項目を含むメニュー領域を表示させる第1制御手段(200,S100,S104,S144)と、
    前記操作部(43)の指示に応じて前記画面切換の項目を操作し、前記第1及び第2画面間を切り換える第2制御手段(200,S101,S113,S132,S141,S152,S171,S182)とを有することを特徴とする建設機械の表示制御装置。
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