JP3461216B2 - 建設機械におけるフロント装置の制御角度設定システム - Google Patents

建設機械におけるフロント装置の制御角度設定システム

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JP3461216B2
JP3461216B2 JP02660695A JP2660695A JP3461216B2 JP 3461216 B2 JP3461216 B2 JP 3461216B2 JP 02660695 A JP02660695 A JP 02660695A JP 2660695 A JP2660695 A JP 2660695A JP 3461216 B2 JP3461216 B2 JP 3461216B2
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    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
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  • Mining & Mineral Resources (AREA)
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建設機械におけるフロン
ト装置の制御角度設定システムに係り、特に複数の作業
用フロント部材で構成される多関節型のフロント装置を
設定角度の規制下で動くように制御する建設機械におけ
るフロント装置の制御角度設定システムに関する。
【0002】
【従来の技術】建設機械の代表例として油圧ショベルが
ある。油圧ショベルはブーム、アーム、バケットといっ
た作業用フロント部材で構成される多関節型のフロント
装置を有しており、このフロント装置を駆動して掘削な
どの作業を行う。この油圧ショベルには、フロント装置
を所定の掘削角度に従って自動的に動くように制御する
自動掘削(軌跡制御)システムや、フロント装置を所定
の掘削領域内でのみ動くように制御する動作範囲制限掘
削システムが設けられているものが知られている。この
ような油圧ショベルでは、自動掘削システムの場合は掘
削角度を、動作範囲制限掘削システムの場合は掘削領域
の境界面の角度を設定する必要があり、そのために、そ
のような制御角度を設定する制御角度設定システムが設
けられている。
【0003】従来の建設機械におけるフロント装置の制
御角度設定システムとしては、例えば特開平5−287
782号公報に開示のものが知られている。このシステ
ムは、自動掘削角度の設定時、スイッチ部により掘削角
度を入力し、その角度を表示部に数値により表示させる
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、掘削角度の設定時にスイッチ部によ
り入力した角度を数値でのみ表示するにすぎないので、
オペレータは設定した掘削角度がバケットを車両前方下
方から掻き上げる方向なのか、あるいはバケットを車両
前方上方から掻き下げる方向なのか視覚的に分かりにく
く、角度設定における操作性が低下するという課題があ
った。
【0005】本発明の目的は、フロント装置の制御角度
設定における操作性を向上させることができる建設機械
におけるフロント装置の制御角度設定システムを提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、複数の作業用フロント部材で構成される
多関節型のフロント装置を設定角度の規制下で動くよう
に制御する建設機械に設けられ、前記設定角度を入力す
る角度入力手段と、この入力角度に基づき前記設定角度
を設定する設定手段と、前記設定角度に関する表示を行
う表示手段とを有する建設機械におけるフロント装置の
制御角度設定システムにおいて、前記角度入力手段によ
り入力された角度に基づき、これに対応する設定角度
車両前側水平方向の場合は、車両前側水平方向地面のイ
ラストデータを生成し、前記設定角度が車両前側下方か
らの掻き上げ方向である場合は、前記角度入力手段によ
り入力された角度に応じて前記設定角度が変更される都
度、前記入力角度に対応する車両前側下方からの掻き上
げ方向の設定角度に応じた地面のイラストデータを生成
し、前記設定角度が車両前側上方からの掻き下げ方向で
ある場合は、前記角度入力手段により入力された角度に
応じて前記設定角度が変更される都度、前記入力角度に
対応する車両前側上方からの掻き下げ方向の地面のイラ
ストデータを生成し、前記表示手段に前記設定角度に対
応する車両前側水平方向、車両前側下方からの掻き上げ
方向、車両前側上方からの掻き下げ方向の地面のイラス
トを表示させる表示制御手段を有する構成とする。
【0007】上記建設機械におけるフロント装置の制御
角度設定システムにおいて、好ましくは、前記フロント
装置は前記複数の作業用フロント部材の1つとして先端
に位置する作業具を有し、前記角度入力手段は前記設定
角度として前記作業具の制御角度を入力する手段であ
る。
【0008】また、好ましくは、前記フロント装置はブ
ーム、アーム、バケットからなる油圧ショベルのフロン
ト装置であり、前記角度入力手段は前記設定角度として
前記フロント装置の掘削角度を入力する手段である
【0009】さらに、好ましくは、前記表示制御手段
は、前記表示手段に前記設定角度に応じた地面のイラス
トとともに設定角度を数値で表示させる手段である。
【0010】この場合、例えば、前記表示制御手段は、
前記角度入力手段により入力された角度に応じて前記設
定角度が変更される都度前記表示手段にそのイラスト
を連続的に表示させる手段である。
【0011】
【0012】
【0013】また、前記表示制御手段は、前記設定角度
をθとし、−方向の所定角度をθaとし、+方向の所定
角度をθbとしたとき、設定角度θが「0」か「θa≦
θ<0」か「θ<θa」か「0<θ≦θb」か「θb<
θ」かに応じて車両前側水平方向、車両前側下方から車
両に向かう第1の斜め上方向、車両前側下方から車両に
向かう第2の斜め上方向、車両前側上方から車両に向か
う第1の斜め下方向、車両前側上方から車両に向かう第
2の斜め下方向の5種類のイラストデータを用意し、前
記角度入力手段により入力された角度に応じて前記5種
類のイラストデータから対応するものを選択し、前記表
示手段にそのイラストを表示させる手段であってもよ
い。
【0014】
【作用】以上のように構成した本発明の建設機械におけ
るフロント装置の制御角度設定システムにおいては、表
示制御手段は角度入力手段により入力された角度に基づ
き対応する設定角度に応じた地面のイラストデータを生
成し、表示手段に設定角度に応じた地面のイラストを表
示させることにより、オペレータは表示手段を見ながら
角度入力手段により設定角度を入力する時、その設定角
度をイラストにより視認でき、これによりオペレータの
設定が容易になり、フロント装置の制御角度設定におけ
る操作性が向上する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。まず、本発明の第1の実施例を図1〜図4により
説明する。図1は本実施例の掘削角度設定システムを含
む自動掘削システムを示し、この自動掘削システムは油
圧アクチュエータ8及び油圧制御装置9を備えた油圧シ
ョベルに設けられている。
【0016】油圧ショベルは、図2に示すように、ブー
ム10a、アーム10b、作業具としてのバケット10
cからなる多関節型のフロント装置10Aと、上部旋回
体10d及び下部走行体10eからなる車両10Bとで
構成されている。ブーム10a、アーム10b、バケッ
ト10cはそれぞれブームシリンダ8a、アームシリン
ダ8b、バケットシリンダ8cで駆動され、上部旋回体
10d及び下部走行体10eはそれぞれ図示しない左右
走行モータ及び旋回モータで駆動される。ブームシリン
ダ8a、アームシリンダ8b、バケットシリンダ8cは
油圧アクチュエータ8を構成し、この油圧アクチュエー
タ8への圧油の供給は油圧制御装置9により制御され
る。また、ブーム10a、アーム10b、バケット10
cのそれぞれの回動支点には、フロント装置10Aの位
置と姿勢に関する状態量としてそれぞれの回動角を検出
するブーム角度センサ5、アーム角度センサ6、バケッ
ト角度センサ7が設けられている。
【0017】自動掘削システムはフロント装置10Aを
所定の掘削角度θに従って自動的に動くように制御する
システムであり、表示器1と、設定部2a、フロント装
置制御部2b、表示制御部2cを有する演算装置2と、
アップボタン3及びダウンボタン4と、上述のブーム角
度センサ5、アーム角度センサ6、バケット角度センサ
7とを有し、表示器1と、演算装置2の設定部2a及び
表示制御部2cと、アップボタン3及びダウンボタン4
とで本実施例のフロント装置の掘削角度設定システムが
構成される。表示器1は掘削角度θに関する表示を行う
ものであり、アップボタン3及びダウンボタン4は掘削
角度θを入力するスイッチであり、1回ボタンを押す毎
に所定の値例えば1度ずつ増減する。
【0018】演算装置2の設定部2aはアップボタン3
及びダウンボタン4により入力された角度αに基づき掘
削角度θを設定する。フロント装置制御部2bは、ブー
ム角度センサ5、アーム角度センサ6、バケット角度セ
ンサ7でそれぞれ検出したブーム角度、アーム角度、バ
ケット角度に基づきフロント装置10Aの姿勢を演算
し、バケット10cの先端が設定部2aに設定した掘削
角度θで動くように油圧制御装置9を制御する。表示制
御部2cは、アップボタン3及びダウンボタン4により
入力された角度αに基づき対応する掘削角度θに応じた
地面のイラストデータを生成し、表示器1にその掘削角
度θに応じた地面のイラストを表示させるとともに掘削
角度θを数値で表示させる。ここで、表示制御部2cは
掘削角度θに応じた地面のイラストとして、アップボタ
ン3及びダウンボタン4により入力された角度αに応じ
て変化する車両10B前側水平方向、車両10B前側下
方からの掻き上げ方向(車両10B前側下方から車両1
0Bに向かう斜め上方向)、車両10B前側上方からの
掻き下げ方向(車両10B前側上方から車両10Bに向
かう斜め下方向)のイラストを表示器1に表示させる。
【0019】表示制御部2cの表示制御機能の詳細を図
3のフローチャートに示す。まずステップ100におい
て、アップボタン3またはダウンボタン4による角度α
を入力し、続いてステップ101において、その入力角
度αに対応する掘削角度θに応じた地面のイラストデー
タを生成し、続いてステップ102において、表示器1
にその掘削角度θに応じた地面のイラストを表示させる
とともに掘削角度θを数値で表示させる。
【0020】以上により表示制御部2cは、アップボタ
ン3またはダウンボタン4により入力された角度αに応
じて掘削角度θが変更される度に、入力角度αに対応す
る掘削角度θに応じた地面のイラストデータを生成し、
表示器1にその掘削角度θに応じた地面のイラストを連
続的に表示させるとともに掘削角度θを数値で表示させ
ることになる。
【0021】このときの表示器1の表示例を図4に示
す。入力角度αが0度のときは、車両10B前側水平方
向のイラスト及び「±0°」を表示(図示(a))し、
入力角度αが−15度のときは、車両10B前側下方1
5度の位置からの掻き上げ方向のイラスト及び「−15
°」を表示(図示(b))し、入力角度αが−30度の
ときは、車両10B前側下方30度の位置からの掻き上
げ方向のイラスト及び「−30°」を表示(図示
(c))し、入力角度αが−45度のときは、車両10
B前側下方45度の位置からの掻き上げ方向のイラスト
及び「−45°」を表示(図示(d))する。また、入
力角度αが+15度のときは、車両10B前側上方15
度の位置からの掻き下げ方向のイラスト及び「+15
°」を表示(図示(e))し、入力角度αが+30度の
ときは、車両10B前側上方30度の位置からの掻き下
げ方向のイラスト及び「+30°」を表示(図示
(f))し、入力角度αが+45度のときは、車両10
B前側上方45度の位置からの掻き下げ方向のイラスト
及び「+45°」を表示(図示(g))する。
【0022】本実施例によれば、演算装置2の表示制御
部2cは、アップボタン3またはダウンボタン4により
入力角度αが変更される都度、その入力角度αに対応す
る掘削角度θに応じた地面のイラストデータを生成し、
表示器1にその掘削角度θに応じた地面のイラストを連
続的に表示させるとともに掘削角度θを数値で表示させ
るので、オペレータが表示器1を見ながらアップボタン
3またはダウンボタン4により掘削角度θの設定を行う
時、その掘削角度θをイラストにより視認できる。この
ため、オペレータはバケット10Cを車両10B前方下
方から掻き上げる方向なのか、バケット10Cを車両1
0B前方上方から掻き下げる方向なのか確実に確認する
ことができ、これにより設定が容易になり、掘削角度θ
設定における操作性が向上する。
【0023】なお、本実施例では1回ボタンを押す毎に
所定の値ずつ増減するアップボタン3及びダウンボタン
4を用いて掘削角度θの設定を行ったが、図5に示すよ
うに掘削角度θを数値により入力する角度入力スイッチ
13を用いて掘削角度θを設定してもよい。
【0024】本発明の第2の実施例を図6〜図8により
説明する。本実施例は掘削角度θに応じて3種類の地面
のイラストの1つを選択して表示するものである。な
お、本実施例のシステム構成は第1の実施例の図1に示
すものと同じであり、以下の説明では図1を参照して説
明する。
【0025】本実施例において、演算装置2の表示制御
部2cには、設定部2aに設定した掘削角度θが「0」
か「−」か「+」かに応じて、図6に示す3種類のイラ
ストを表示するためのイラストデータ、すなわち車両1
0B前側水平方向のイラスト(図中A、以下イラスト
)を表示するためのイラストデータ、車両10B前側
下方からの掻き上げ方向のイラスト(図中B、以下イラ
スト)を表示するためのイラストデータ、車両10B
前側上方からの掻き下げ方向のイラスト(図中C、以下
イラスト)を表示するためのイラストデータが用意さ
れており、表示制御部2cはアップボタン3またはダウ
ンボタン4により入力された角度αに応じて上記3種類
のイラストデータから対応するものを選択し、表示器1
にそのイラストを表示させる。
【0026】表示制御部2cの表示制御機能の詳細を図
7のフローチャートにより説明する。まずステップ12
0において、アップボタン3またはダウンボタン4によ
る角度αを入力する。次にステップ121において、入
力角度α>0度かどうかを判定し、入力角度α>0度と
判定されたときはステップ122に進み、入力角度α>
0度でないすなわち入力角度α≦0度と判定されたとき
はステップ123に進む。
【0027】ステップ123においては、入力角度α<
0度かどうかを判定し、入力角度α<0度と判定された
ときはステップ124に進み、入力角度α<0度でない
すなわち入力角度α=0度と判定されたときはステップ
125において、3種類のイラストデータの中からイラ
ストを表示するためのイラストデータを選択し、図8
(a)に示すように、表示器1にイラストを表示させ
るとともにそのときの掘削角度θとして「0°」を表示
させる。ステップ124においては、3種類のイラスト
データの中からイラストを表示するためのイラストデ
ータを選択し、図8(b)に示すように、表示器1にイ
ラストを表示させるとともにそのときの掘削角度θを
表示させる。
【0028】ステップ122においては、3種類のイラ
ストデータの中からイラストを表示するためのイラス
トデータを選択し、図8(c)に示すように、表示器1
にイラストを表示させるとともにそのときの掘削角度
θを表示させる。
【0029】本実施例によっても、掘削角度θをイラス
トにより視認できるので、第1の実施例と同様に、オペ
レータの設定が容易になり、掘削角度θ設定における操
作性が向上する。
【0030】本発明の第3の実施例を図9〜図11によ
り説明する。本実施例は掘削角度θに応じて5種類の地
面のイラストの1つを選択して表示するものである。な
お、本実施例のシステム構成も第1の実施例の図1に示
すものと同じであり、以下の説明では図1を参照して説
明する。
【0031】本実施例において、演算装置2の表示制御
部2cには、設定部2aに設定した掘削角度θが「0」
か「−30≦θ<0」か「θ<−30」か「0<θ≦+
30」か「+30<θ」かに応じて、図9に示す5種類
のイラストを表示するためのイラストデータ、すなわち
車両10B前側水平方向のイラスト(図中A、以下イラ
スト)を表示するためのイラストデータ、車両10B
前側下方からの第1の掻き上げ方向のイラスト(図中
B、以下イラスト)を表示するためのイラストデー
タ、車両10B前側下方からの第2の掻き上げ方向のイ
ラスト(図中C、以下イラスト)を表示するためのイ
ラストデータ、車両10B前側上方からの第1の掻き下
げ方向のイラスト(図中D、以下イラスト)を表示す
るためのイラストデータ、車両10B前側上方からの第
2の掻き下げ方向のイラスト(図中E、以下イラスト
)を表示するためのイラストデータが用意されてお
り、表示制御部2cはアップボタン3またはダウンボタ
ン4により入力された角度αに応じて上記5種類のイラ
ストデータから対応するものを選択し、表示器1にその
イラストを表示させる。
【0032】表示制御部2cの表示制御機能の詳細を図
10のフローチャートにより説明する。まずステップ1
40において、アップボタン3またはダウンボタン4に
よる角度αを入力する。次にステップ141において、
入力角度α>0度かどうかを判定し、入力角度α>0度
と判定されたときはステップ142に進み、入力角度α
>0度でないすなわち入力角度α≦0度と判定されたと
きはステップ143に進む。
【0033】ステップ142においては、入力角度α>
30度かどうかを判定し、入力角度α>30度と判定さ
れたときはステップ144に進み、入力角度α>30度
でないすなわち0度<入力角度α≦30度と判定された
ときはステップ145に進む。
【0034】ステップ143においては、入力角度α<
0度かどうかを判定し、入力角度α<0度と判定された
ときはステップ146に進み、入力角度α<0度でない
すなわち入力角度α=0度と判定されたときはステップ
149において、5種類のイラストデータの中からイラ
ストを表示するためのイラストデータを選択し、図1
1(a)に示すように、表示器1にイラストを表示さ
せるとともにそのときの掘削角度θとして「0°」を表
示させる。
【0035】ステップ146においては、入力角度α<
−30度かどうかを判定し、入力角度α<−30度と判
定されたときはステップ147に進み、入力角度α<−
30度でないすなわち−30度≦入力角度α<0度と判
定されたときはステップ148において、5種類のイラ
ストデータの中からイラストを表示するためのイラス
トデータを選択し、図11(b)に示すように、表示器
1にイラストを表示させるとともにそのときの掘削角
度θを表示させる。ステップ147においては、5種類
のイラストデータの中からイラストを表示するための
イラストデータを選択し、図11(c)に示すように、
表示器1にイラストを表示させるとともにそのときの
掘削角度θを表示させる。
【0036】ステップ145においては、5種類のイラ
ストデータの中からイラストを表示するためのイラス
トデータを選択し、図11(d)に示すように、表示器
1にイラストを表示させるとともにそのときの掘削角
度θを表示させる。ステップ144においては、5種類
のイラストデータの中からイラストを表示するための
イラストデータを選択し、図11(e)に示すように、
表示器1にイラストを表示させるとともにそのときの
掘削角度θを表示させる。
【0037】本実施例によっても、掘削角度θをイラス
トにより視認できるので、第1の実施例と同様に、オペ
レータの設定が容易になり、掘削角度θ設定における操
作性が向上する。
【0038】なお、本実施例では、演算装置2の表示制
御部2cは掘削角度θが「0」か「−30≦θ<0」か
「θ<−30」か「0<θ≦+30」か「+30<θ」
かに応じて5種類のイラストデータを用意しているが、
特にこれには限らず、−方向の所定角度をθaとし、+
方向の所定角度をθbとしたとき、設定角度θが「0」
か「θa≦θ<0」か「θ<θa」か「0<θ≦θb」
か「θb<θ」かに応じて5種類のイラストデータを用
意すればよい。
【0039】以上の実施例は、本発明を自動掘削システ
ムにおける掘削角度設定システムに適用したものである
が、本発明はこれに限らず、フロント装置を所定の掘削
領域内でのみ動くように制御する動作範囲制限掘削シス
テム等、その他のシステムにも適用できる。本発明を動
作範囲制限掘削システムに適用した場合には、フロント
装置の制御角度として掘削領域の境界面の角度が設定さ
れる。また、以上の実施例は、本発明を油圧ショベルの
自動掘削システムにおける掘削角度設定システムに適用
したものであるが、多関節のフロント装置を持つもので
あれば、その他の建設機械におけるフロント装置の制御
角度設定システムにも本発明を同様に適用できる。
【0040】また、第2の実施例では、演算装置2の表
示制御部2cは掘削角度θが「0」か「−」か「+」か
に応じて3種類のイラストデータを用意し、第3の実施
例では、演算装置2の表示制御部2cは掘削角度θが
「0」か「−30≦θ<0」か「θ<−30」か「0<
θ≦+30」か「+30<θ」かに応じて5種類のイラ
ストデータを用意しているが、表示制御部2cは、特に
3種類または5種類のイラストデータには限らず、それ
以外の複数のイラストデータを用意することもできる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、表示制御手段は角度入
力手段により入力された角度に基づき対応する設定角度
に応じた地面のイラストデータを生成し、表示手段に設
定角度に応じた地面のイラストを表示させるようにした
ので、フロント装置の制御角度設定時、オペレータはそ
の設定角度をイラストにより視認でき、これにより制御
角度設定における操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による掘削角度設定シス
テムを含む自動掘削システムの構成図である。
【図2】本発明が適用される油圧ショベルの側面図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施例による表示制御部の表示
機能の詳細を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施例による表示器の表示例を
示す図である。
【図5】本発明の第1の実施例による他の掘削角度設定
システムを含む自動掘削システムの構成図である。
【図6】本発明の第2の実施例による表示制御部が表示
器に表示させる3種類のイラストを示す図である。
【図7】本発明の第2の実施例による表示制御部の表示
機能の詳細を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施例による表示器の表示例を
示す図である。
【図9】本発明の第3の実施例による表示制御部が表示
器に表示させる5種類のイラストを示す図である。
【図10】本発明の第3の実施例による表示制御部の表
示機能の詳細を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第3の実施例による表示器の表示例
を示す図である。
【符号の説明】
1 表示器 2 演算装置 2a 設定部 2c 表示制御部 3 アップスイッチ 4 ダウンスイッチ 10A フロント装置 10B 車両 10a ブーム 10b アーム 10c バケット 13 角度入力スイッチ
フロントページの続き (72)発明者 藤島 一雄 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 株式会社 土浦工場内 (72)発明者 足立 宏之 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 株式会社 土浦工場内 (56)参考文献 特開 平5−287782(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02F 9/26

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の作業用フロント部材で構成される多
    関節型のフロント装置を設定角度の規制下で動くように
    制御する建設機械に設けられ、前記設定角度を入力する
    角度入力手段と、この入力角度に基づき前記設定角度を
    設定する設定手段と、前記設定角度に関する表示を行う
    表示手段とを有する建設機械におけるフロント装置の制
    御角度設定システムにおいて、 前記角度入力手段により入力された角度に基づき、これ
    に対応する設定角度が車両前側水平方向の場合は、車両
    前側水平方向地面のイラストデータを生成し、前記設定
    角度が車両前側下方からの掻き上げ方向である場合は、
    前記角度入力手段により入力された角度に応じて前記設
    定角度が変更される都度、前記入力角度に対応する車両
    前側下方からの掻き上げ方向の設定角度に応じた地面の
    イラストデータを生成し、前記設定角度が車両前側上方
    からの掻き下げ方向である場合は、前記角度入力手段に
    より入力された角度に応じて前記設定角度が変更される
    都度、前記入力角度に対応する車両前側上方からの掻き
    下げ方向の設定角度に応じた地面のイラストデータを生
    成し、前記表示手段に前記設定角度に対応する車両前側
    水平方向、車両前側下方からの掻き上げ方向、車両前側
    上方からの掻き下げ方向の地面のイラストを表示させる
    表示制御手段を有することを特徴とする建設機械におけ
    るフロント装置の制御角度設定システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の建設機械におけるフロント
    装置の制御角度設定システムにおいて、前記フロント装
    置は前記複数の作業用フロント部材の1つとして先端に
    位置する作業具を有し、前記角度入力手段は前記設定角
    度として前記作業具の制御角度を入力する手段であるこ
    とを特徴とする建設機械におけるフロント装置の制御角
    度設定システム。
  3. 【請求項3】請求項1記載の建設機械におけるフロント
    装置の制御角度設定システムにおいて、前記フロント装
    置はブーム、アーム、バケットからなる油圧ショベルの
    フロント装置であり、前記角度入力手段は前記設定角度
    として前記フロント装置の掘削角度を入力する手段で
    ことを特徴とする建設機械におけるフロント装置の制
    御角度設定システム。
  4. 【請求項4】請求項1記載の建設機械におけるフロント
    装置の制御角度設定システムにおいて、前記表示制御手
    段は、前記表示手段に前記設定角度に応じた地面のイラ
    ストとともに設定角度を数値で表示させる手段であるこ
    とを特徴とする建設機械におけるフロント装置の制御角
    度設定システム。
  5. 【請求項5】請求項1記載の建設機械におけるフロント
    装置の制御角度設定システムにおいて、前記表示制御手
    段は前記角度入力手段により入力された角度に応じて前
    記設定角度が変更される都度前記表示手段に前記地面
    のイラストを連続的に表示させる手段であることを特徴
    とする建設機械におけるフロント装置の制御角度設定シ
    ステム。
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