JP2007009432A - 建設機械および建設機械に用いられる制御装置 - Google Patents

建設機械および建設機械に用いられる制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 オペレータの操作を尊重しながらも目標面に沿った作業を効率よく行える建設機械を提供する。
【解決手段】 複数のフロント作業装置駆動用のアクチュエータ3a〜3fに対応してそれぞれ設けられ、これら各アクチュエータ3a〜3fの駆動をそれぞれ指令する複数の操作部材4a〜4fと、各操作部材4a〜4fの操作による駆動指令に応じてアクチュエータ3a〜3fをそれぞれ駆動する駆動手段5a〜5fと、フロント作業装置の作業目標面を設定する設定手段7と、各操作部材4a〜4fの操作によりフロント作業装置が作業目標面に接近する場合にフロント作業装置の作業目標面への接近の度合いと動作方向に応じて、作業目標面に沿った動作となるような操作をオペレータに教示する操作教示手段である補助力発生部40a〜40fとを備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、フロント作業装置の駆動を指令する操作レバー等に対して操作量を教示する操作教示装置を備えた建設機械および建設機械に用いられる制御装置に関する。
油圧ショベルで、水平引き、法面仕上げ等、ある目標面に対してブーム操作、アーム操作、バケット操作の複合操作により掘削作業を行うことがある。このような状況のもと、角度センサ等によりバケットの位置を検出し、ある目標領域に対して領域制限制御を行うことにより、目標面外に作業をしないように制御する装置が知られている。(例えば特許文献1参照)
この特許文献1に記載の装置では、予めバケットの制限作業領域を設定し、バケットがこの制限作業領域に近づくに従ってバケット先端の速度ベクトルを変化させ制御することにより、目標面外を作業しないように制御する。
特許 第3056254号公報
上述した特許文献1記載の装置では、目標面に近づくにつれ目標面に近づく方向の速度を減速させ速度ベクトルを変化させるため、目標面付近での作業効率の低下につながる恐れがあった。また、オペレータが目標面付近で目標面方向にレバーを操作しても、フロント動作は領域制限制御により目標面に進入しない方向に制御されることがある。このため、レバー操作方向とフロント動作方向が必ずしも一致せず、オペレータが操作方向を勘違いし、次の操作をしようとした場合に、誤操作を起こす恐れがあった。さらに、特許文献1記載の装置では、予め設定した目標面に沿うようにバケットの作業領域を制御するので、仮にオペレータが目標面より少し離れた場所を掘削作業したい場合でもそれが出来ず、改めて目標面を設定し直す必要があり、作業効率向上の面からも改善の余地があった。
本発明の目的は、オペレータの操作を尊重しながらも目標面に沿った作業を効率よく行える建設機械を提供することにある。
本発明による建設機械の操作装置は、複数のフロント作業装置駆動用のアクチュエータに対応してそれぞれ設けられ、これら各アクチュエータの駆動をそれぞれ指令する複数の操作部材と、前記各操作部材の操作による駆動指令に応じて前記アクチュエータをそれぞれ駆動する駆動手段とを備えた建設機械において、前記フロント作業装置の作業目標面を設定する設定手段と、前記各操作部材の操作により前記フロント作業装置が前記作業目標面に接近する場合に前記フロント作業装置の前記作業目標面への接近の度合いと動作方向に応じて、前記作業目標面に沿った動作となるような操作をオペレータに教示する操作教示手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、フロント作業装置駆動指令用の各操作部材の操作によるフロント作業装置の掘削目標面付近において、フロント作業装置を掘削目標面に沿って操作するときに、操作補助付与手段を用いてオペレータの操作を補助することにより、掘削目標面に沿った最適な操作量をオペレータに伝えることが出来るので、目標面に沿った操作を行うことができる。
以下、図1〜図16を参照して本発明による建設機械の実施の形態について説明する。
図1は、本発明が適用される油圧ショベルの外観斜視図であり、図2はこの油圧ショベルに設けられた油圧アクチュエータの駆動回路図である。油圧ショベルは、それぞれ地面に対する垂直面内で回動するブーム1a,アーム1bおよびバケット1cからなる多間接型のフロント作業装置1Aと、上部旋回体1dおよび下部走行体1eなどの車体1Bとにより構成される。
フロント作業装置1Aのブーム1aは上部旋回体1dの前部に回動可能に支持され、ブームシリンダ3aにより駆動される。アーム1bはブーム1aの先端部に回動可能に支持され、アームシリンダ3bにより駆動される。バケット1cはアーム1bの先端部に回動可能に支持され、バケットシリンダ3cにより駆動される。ブーム1aの基端部には上部旋回体1dに対するブーム角度を検出する角度検出器8aが設けられ、アーム1bの基端部にはブーム1bに対するアーム角度を検出する角度検出器8bが設けられ、バケット1cの基端部にはアーム1bに対するバケット角度を検出する角度検出器8cが設けられている。
油圧ショベルは、ブーム1a,アーム1b,バケット1cの回動により図示のように地面を掘削する。ここで、例えば地下に埋設物がある場合には埋設物を損傷しないように掘削深さを制限する必要がある。そこで、本実施の形態では、後述するように掘削目標面を設定し、バケット1cの先端が掘削目標面に近づくと操作を補助するように操作補助力を付与して、オペレータにブーム1a,アーム1b,バケット1cの操作をそれぞれどのように行えばよいかを体感させる。
図2に示すように、油圧ショベルにはブームシリンダ3a,アームシリンダ3b,バケットシリンダ3cの他、上部旋回体1dを旋回させる旋回モータ3dおよび下部走行体1eを駆動する左右一対の走行モータ3e,3fなどの油圧アクチュエータが設けられている。これら油圧アクチュエータ3a〜3fにはそれぞれ電磁式流量制御弁5a〜5fを介して油圧ポンプ2からの駆動圧油が供給される。なお、油圧ポンプ2の最高圧はリリーフ弁6により規制される。
流量制御弁5a〜5fは、それぞれ操作量に応じた操作信号を発生する操作レバー(電気レバー)4a〜4fの操作量に応じて駆動される。すなわち制御ユニット9に操作レバー4a〜4fの操作信号がそれぞれ入力され、操作信号に応じた制御信号が制御ユニット9から方向制御弁5a〜5fのソレノイドに出力される。この制御信号により流量制御弁5a〜5fがそれぞれ切り換わり、油圧アクチュエータ3a〜3fへの圧油の流れが制御されて、油圧アクチュエータ3a〜3fが駆動される。制御ユニット9には角度検出器8a〜8cからの信号と設定器7からの信号も入力される。設定器7は操作パネルあるいは操作レバーのグリップ上に設けられるスイッチ7a,7bを有し、スイッチ7a,7bの操作により後述する操作補助制御の開始と目標面の設定をそれぞれ指示する。
本実施の形態の操作レバー4a〜4fは、それぞれ操作レバー4a〜4fの操作に対して、後述する操作補助力を付与する操作補助力発生部40a〜40fを有する。操作補助力発生部40a〜40fは、例えば操作レバー4a〜4fの回動軸に設けられた電磁アクチュエータであり、この電磁アクチュエータに出力する制御信号に応じて任意の大きさの操作補助力を発生させる。なお、図3に電磁アクチュエータを回転モータとした場合の操作レバー4a,4cの例を示す。なお、回転モータの代わりに例えば補助力シリンダと補助力シリンダの駆動を制御する電磁比例弁とにより補助力発生部40a〜40fを構成し、油圧により操作補助力を発生させることもできる。
図4は、本実施の形態に係る建設機械の制御ユニット9の構成を示すブロック図である。制御ユニット9は、角度検出器8a〜8c,操作レバー4a〜4f,設定器7のスイッチ7a,7bからの各信号をそれぞれ取り込んでデジタル信号に変換するA/D変換器91、後述する制御プログラムを実行するCPU92、制御プログラムや制御に必要な各種定数を格納するROM93、演算結果あるいは演算途中の数値を一時的に記憶するRAM94、および流量制御弁5a〜5f,補助力発生部40a〜40fへの制御信号をアナログ信号に変換するD/A変換器95を含むシングルチップマイコン96と、フロント作業装置1Aと車体1Bの各寸法データ(ブーム長さやアーム長さ等)を記憶する不揮発性メモリ(EEPROM)97と、補助力発生部40a〜40fへの制御信号を増幅するアンプ98とにより構成される。
制御ユニット9では、設定器7からの指示により例えば以下のようにバケット先端部の掘削目標面(目標深さ)を設定する。この場合、始めに目標深さの初期値として、バケット先端部が到底届かない深さ(例えば−20m)をセットする。これは、目標深さの設定はバケット先端部を実際に目標面まで移動することにより行うため、目標深さの設定の際にバケット1cが目標面に到達する前に操作補助力が付与されることがないようするためである。この場合、例えばスイッチ7bを一定時間(例えば2秒以上)長押しすることにより予め定めた初期値(−20m)がセットされる。
次に、操作レバー4a〜4fを操作して図5に示すようにバケット先端部P1を目標面まで移動し、スイッチ7bを今度は1回押し操作する。このスイッチ7bの操作により制御ユニット9に目標深さ演算信号が入力され、制御ユニット9は角度検出器8a〜8cからの信号を読み込んでバケット先端部P1の位置を演算する。なお、角度検出器8aは上部旋回体1dに対するブーム角度αを検出し、角度検出器8bはブーム1aに対するアーム角度βを検出し、角度検出器8cはアーム1bに対するバケット角度γを検出する。この場合、先端部P1の位置は、ブーム1aの回動支点を原点としたXY座標系の座標値(X1,Y1)として次式(1),(2)により求まる。
X1=L1sinα+L2sin(α+β)+L3sin(α+β+γ) (1)
Y1=L1cosα+L2cos(α+β)+L3cos(α+β+γ) (2)
なお、上式(1),(2)でL1はブーム1aの回動支点とアーム1bの回動支点との距離(ブーム長さ)、L2はアーム1bの回動支点とバケット1cの回動支点との距離(アーム長さ),L3はバケット1cの回動支点とバケット1cの先端との距離(バケット長さ)であり、これらは制御ユニット9の不揮発性メモリ97に予め記憶されている。制御ユニットのRAM94には、バケット先端部P1のy座標値であるY1が目標面として記憶される。
制御ユニット9は、上述の目標面Y1に基づき、以下のように操作補助力制御を行う。図6は補助力制御処理の一例を示すフローチャートである。まず、ステップS110で設定器7のスイッチ7a(補助力制御開始スイッチともいう)がオンか否か、すなわち補助力制御開始指令の有無を判定する。ステップS110が否定されるとステップS250に進み、操作レバー4a,4bからの操作信号を読み込み、ステップS240で操作信号に対応した制御信号を流量制御弁5a,5bのソレノイドにそれぞれ出力する。この場合は補助力発生部40a,40bへの信号は出力されず、操作補助力は発生しない。
一方、ステップS110が肯定されるとステップS120に進み、操作レバー4a,4bからの操作信号を読み込み、ステップS130で角度検出器8a〜8cからの信号を読み込む。次いで、ステップS140で、検出した角度α,β,γと予め記憶されたフロント作業装置1Aの各部寸法(L1,L2,L3)に基づき上式(1),(2)によりバケット先端部P1の現在位置(X、Y)を演算する。
次いで、ステップS190でバケット1cの先端部P1が補助力制御領域内にあるか否かを判定する。ここで、補助力制御領域内にある場合とは、図7に示すようにバケット先端部P1と目標面との距離Dが所定値である補助力制御領域Da以内にある場合であり、ステップS190ではこの距離Dを演算して補助力制御領域内か否かを判定する。なお、補助力制御領域Daは不揮発性メモリ97あるいはRAM94に予め記憶されている。ステップS190が否定されるとステップS240に進む。ステップS190が肯定されるとステップS200に進み、操作レバー4a,4bに付与する操作補助力の大きさ及び方向を演算する。
図8にステップS200の処理の詳細を示す。まず、ステップS201で操作レバー4a,4bの各操作に対応したバケット先端部P1の所定時間後の動作速度ベクトルの方向と大きさVa,Vbをそれぞれ演算する。ここで、図9に示すように、操作レバー4aの操作によるバケット先端部P1の速度ベクトルVaの方向はブーム1aの回動方向に等しく、ブーム1aの回動支点とバケット先端部P1とを結ぶ直線に対し垂直な方向である。同様に、操作レバー4bの操作によるバケット先端部P1の速度ベクトルVbの方向はアーム1bの回動支点とバケット先端部P1とを結ぶ直線に対し垂直な方向である。
また、操作レバー4aの操作によるバケット先端部P1の速度ベクトルVaの大きさは操作レバー4aの操作速度とブームシリンダ3aの動作特性により求まり、操作レバー4bの操作によるバケット先端部P1の速度ベクトルVbの大きさは操作レバー4bの操作速度とアームシリンダ3bの動作特性により求まる。なお、シリンダ3a,3bの動作特性とは、それぞれ操作レバー4a,4bの操作速度に対するシリンダ3a,3bの駆動速度の関係であり、これらはフロント作業装置固有の値として予め不揮発性メモリ97に記憶されている。
次いで、ステップS202で操作レバー4a,4bの操作によるバケット先端部P1の速度ベクトルVを演算する。ここで、速度ベクトルVは、図10に示すように上述したVa,Vbの合成ベクトルである。次いで、ステップS203で目標面ベクトルVt(ショベル本体側から遠ざかる方向を正とする)と速度ベクトルVが成す角度Aが180〜360度であるか否かを判定する。即ち、速度ベクトルVが目標面に近づく方向にあるか否かを判定する。
ステップS203が肯定されるとステップS204へ進み、ステップS203が否定されるとステップS204をパスしてステップS210へ進む。
ステップS204では、バケット先端部P1の速度ベクトルVが目標面に沿うように、速度ベクトルVa,Vbのうち目標面から遠ざかる速度ベクトルの操作レバーに対し目標操作補助力Fを付与する。(例えば、速度ベクトルVaが目標面から遠ざかる場合には操作レバー4aに対して目標操作補助力Faを付与する)。この目標操作補助力Fは予め設定された図11、図12に示す特性に基づき演算される。図11に示す特性によれば、角度Aが180度あるいは360度に遠いほど、目標操作補助力F1(F1=F1a,F1b)は大きくなる。図12に示す特性によれば、目標面との距離Dが遠いほど目標操作補助力F2(F2=F2a,F2b)は小さくなる。なお、目標操作補助力Fは、図11の補助力F1と図12の補助力F2を乗じたものになり、操作レバー4aに付与する目標操作補助力FをFa、操作レバー4bに付与する目標操作補助力FをFbとする。
以上のように目標操作補助力Fが演算されるとステップS210でこの目標操作補助力Fに対応する制御信号を演算する。この場合、不揮発性メモリ97には予め図13に示すように、目標操作補助力Fの増加に対し出力電圧vが比例的に増加するような関係が定められており、ステップS210ではこの関係を用いて目標操作補助力Fに対応する出力電圧vを演算し、補助力発生部40に出力する。次いで、ステップS240で、ステップS120で読み込まれた操作信号に対応した制御信号を流量制御弁5のソレノイドに出力する。
次に、本実施の形態に係る操作装置の動作をより具体的に説明する。
予めバケット先端部P1の目標面をセットした後、設定器7の補助力制御開始スイッチであるスイッチ7aをオンし、ブーム用操作レバー4aとアーム用操作レバー4bを同時に操作すると、その操作量に応じて流量制御弁5a,5bがそれぞれ駆動され、ブームシリンダ3aとアームシリンダ3bが伸縮する。
ここで、例えば操作レバー4a、4bを複合操作して水平引きのような掘削作業に対応したブーム上げおよびアーム引き動作を行うと、各操作レバー4a,4bの操作によるバケット先端部P1の速度ベクトルVa,Vbはそれぞれ図14に示すようになる。図14では、バケット先端部P1は補助力制御領域Da内にあり、速度ベクトルVaは目標面から遠ざかる方向、速度ベクトルVbは目標面に近づく方向である。バケット先端部P1の速度ベクトルV(VaとVbの合成)は、図14のように目標面ベクトルVtとの成す角が180〜360度の範囲(目標面に向かう方向)にある(ステップS203が肯定)。
ステップS204で、図14の状態では、速度ベクトルVaが目標面から遠ざかるベクトルとなるので、速度ベクトルVaをさらに遠ざけるように操作レバー4aに対して目標操作補助力Faを図11、図12の特性に基づき演算し、操作レバー4aに目標操作補助力Faを付与する。この目標操作補助力Faに従いオペレータが操作レバー4aを操作することにより、速度ベクトルVaはより目標面から遠ざかる大きさとなるので、速度ベクトルVの向きが目標面に対して平行に近づき、目標面以上に掘削しないようにオペレータに最適な操作量を知らせることが出来る。
また、バケット先端部P1が補助力制御領域Da内にあるときに、例えば操作レバー4a,4bを複合操作して放土作業に対応したブーム下げおよびアーム押し操作を行うと、各操作レバー4a,4bの操作によるバケット先端部の速度ベクトルVa,Vbはそれぞれ図15に示すようになる。この場合、速度ベクトルVaは目標面に近づく方向、速度ベクトルVbは目標面から遠ざかる方向にある。そして、目標面ベクトルVtと速度ベクトルVの成す角度Aは、180〜360度になるので、速度ベクトルが遠ざかる方向にあるVbをより大きくするような操作補助力Fbを操作レバー4bに対して付与する。
一方、バケット先端部P1が補助力制御領域Da内にあり、且つ速度ベクトルVが目標面に向かうような図10に示すような場合であっても、Va、Vbともに目標面に向かうような場合にはステップS204おいて、目標面から遠ざかるベクトルがないため、操作補助力Fa、Fbともに働かない。即ち、オペレータが意図的に目標面に近づけようとしていると判断し、補助力制御を行わない。この結果、目標面付近でもオペレータの操作を尊重することができる。
また、バケット先端部P1が補助力制御領域Da外にある場合にも、操作補助力は付与されない(S190→S240)。
スイッチ7aをオフしたときも同様に、操作レバー4a,4bに操作補助力は付与されない(S110→S240)。
したがって、目標面を設定する必要がない場合にはスイッチ7aをオフすることで、通常通りの操作性を確保できる。
なお、上記では、図5のように目標面が水平な場合について説明したが、図16に示すように目標面が水平面に対して角度θで傾斜している場合にも同様に補助力制御を行うことができる。この場合、ブーム基端部から鉛直方向下方の目標面までの距離をLθとすると、目標面とバケット先端部P1(X1,Y1)との距離Dは次式(3)で求まる。
D=|−X1tanθ+Y1−Lθ|×cosθ (3)
上記では、深さ方向のバケット先端部P1の移動を制限するように目標面を設定したが、高さ方向や幅方向,前後方向の移動を制限するように目標面を設定してもよい。したがって、操作レバー4a,4b以外の操作レバー4c〜4fを複合操作する場合にも本発明は適用可能である。
また、操作補助力に対抗してオペレータが更なる操作をした場合には、その操作方向にフロント作業装置を操作することが可能である。したがって、設定した目標面の少し先を掘削作業したい場合でも、改めて目標面の設定をする必要がなく、作業効率の向上が期待できる。
以上の実施の形態によれば、以下のような作用効果を奏することができる。
(1)バケット先端部P1の速度ベクトルVを求め、この速度ベクトルVに対応する操作補助力を付与するようにしたので、操作補助力を介して正しい操作を覚知することができ、適切な複合操作を行うことができる。
(2)操作レバー4a〜4fのうち、目標面から遠ざかる方向に操作される操作レバーにのみ操作補助力を付与するようにしたので、オペレータが意図した方向と反対方向に補助力が加わることがなく、良好な操作性が維持される。
(3)バケット先端部P1の位置と目標面との距離Dを演算し、その距離に応じて操作補助力を与えるため、目標面との距離に応じた適切な操作補助力を付与できる。
(4)目標面と速度ベクトルの成す角度に応じて操作補助力を与えるため、目標面との角度に応じた適切な操作補助力を付与できる。
(5)バケット先端部P1の位置が補助力制御領域Da内にあるときにのみ操作補助力を付与するようにしたので、操作補助力の付与を必要最小限に抑えることができ、オペレータに良好な操作性を提供することができる。
(6)補助力制御を指令するスイッチ7aを設け、スイッチ7aがオフのときに操作補助力の付与を停止するようにしたので、目標面の設定が不要な作業においてスイッチ7aをオフすることで、通常通りの操作性を確保できる。
なお、各操作レバー4a〜4fの操作によるバケット先端部P1の目標面への角度と距離に応じて操作補助力を付与するのであれば、補助力制御手段としての制御ユニット9における処理は上述したものに限らない。また、目標操作補助力Fを図11、図12の特性により演算したが、操作補助力を付与することでバケット先端部P1の動作が目標面に沿って作業できるようにオペレータを補助することが出来るのであれば、操作補助力の算出はこれに限らない。
上記実施の形態では、目標面をスイッチ7bにより設定したが、設定手段の構成はこれに限らず、数値で目標面を直接入力したり、予め入力した作業情報に基づき目標面を設定してもよい。また、操作レバー4a〜4fにより油圧アクチュエータ3a〜3fの駆動指令を出力するようにしたが、操作レバーの種類およびアクチュエータの種類は上述したものに限らない。また、操作レバー4a〜4fを電気レバーとしたが、操作量に応じた油圧パイロット圧を発生する油圧パイロット式の操作レバーでもよく、操作レバー以外の操作部材を用いてもよい。したがって操作検出手段も圧力センサ等であってもよい。また、姿勢検出手段として角度検出器8a〜8cを用いたが、ストロークセンサ等によりシリンダ3a〜3cのストロークを検出してフロント作業装置1Aの姿勢を検出するようにしてもよい。
さらに、操作レバーに補助力を与えることにより、必要な操作量をオペレータに伝えるようにしたが、必要な操作量をオペレータに伝える方法はこれに限らない。例えば、モニタ表示、ランプ点滅速度の変化、音などの視覚や聴覚などを利用してオペレータに必要な操作量を伝えるようにしても良い。
上記実施の形態は、回動可能なブーム1a,アーム1b,バケット1cを有する油圧ショベルに適用したが、これに限らず、フロント作業装置の位置を制限する必要がある他の建設機械においても同様に適用可能である。すなわち、本発明の特徴、機能を実現できる限り、本発明は実施の形態の操作装置に限定されない。
本発明が適用される油圧ショベルの外観斜視図である。 図1の油圧ショベルに設けられた油圧アクチュエータの駆動回路図である。 本発明の実施の形態に係る操作装置の補助力発生部を示す図である。 本発明の実施の形態に係る制御ユニットの構成を示すブロック図である。 本発明による目標面の設定を説明する図である。 図4の制御ユニットにおける処理の一例を示すフローチャートである。 本発明による補助力制御領域の説明図である。 図6のステップS200の処理の詳細を示すフローチャートである。 速度ベクトルの方向を示す図である。 本発明による操作装置の動作の第1の例を示す図である。 角度に対する目標操作補助力の特性図である。 距離に対する目標操作補助力の特性図である。 目標操作補助力と出力電圧の関係を示す図である。 本発明による操作装置の動作の第2の例を示す図である。 本発明による操作装置の動作の第3の例を示す図である。 図5の変形例を示す図である。
符号の説明
1A フロント作業装置
1a ブーム
1b アーム
1c バケット
3a〜3f 油圧アクチュエータ
4a〜4f 操作レバー(電気レバー)
5a〜5f 流量制御弁
7 設定器
8a〜8c 角度検出器
9 制御ユニット
40a〜40f 補助力発生部
P1 バケット先端部

Claims (7)

  1. 複数のフロント作業装置駆動用のアクチュエータに対応してそれぞれ設けられ、これら各アクチュエータの駆動をそれぞれ指令する複数の操作部材と、
    前記各操作部材の操作による駆動指令に応じて前記アクチュエータをそれぞれ駆動する駆動手段とを備えた建設機械において、
    前記フロント作業装置の作業目標面を設定する設定手段と、
    前記各操作部材の操作により前記フロント作業装置が前記作業目標面に接近する場合に、前記フロント作業装置の前記作業目標面への接近の度合いと動作方向に応じて、前記作業目標面に沿った動作となるような操作をオペレータに教示する操作教示手段とを備えることを特徴とする建設機械。
  2. 請求項1に記載の建設機械において、
    前記操作教示手段は、前記操作部材に対して力覚により適切な操作量をオペレータに教示する力覚操作教示手段であることを特徴とする建設機械。
  3. 請求項1または2に記載の建設機械において、
    前記フロント作業装置の姿勢を検出する姿勢検出手段と、
    前記各操作部材の操作量を検出する操作量検出手段とをさらに備え、
    前記操作教示手段は、前記姿勢検出手段により検出されたフロント作業装置の姿勢と前記操作量検出手段により検出された前記各操作部材の操作量とに基づき、前記各操作部材の操作による前記フロント作業装置の前記作業目標面への接近の度合いをそれぞれ演算することを特徴とする建設機械。
  4. 請求項3に記載の建設機械において、
    前記操作教示手段は、前記姿勢検出手段により検出された前記フロント作業装置の現在位置と前記作業目標面との距離を演算し、この距離が所定値以下のときに前記力覚操作教示手段により、前記各操作部材に対してそれぞれ教示するようにしたことを特徴とする建設機械。
  5. 請求項3または4に記載の建設機械において、
    前記操作教示手段は、前記姿勢検出手段により検出されたフロント作業装置の姿勢と前記操作量検出手段により検出された前記各操作部材の操作量とに基づき、前記各操作部材の操作による所定時間後の前記フロント作業装置の速度ベクトルをそれぞれ演算し、演算された速度ベクトルが、前記作業目標面よりも遠ざかるような前記操作部材の操作方向に対して、力を付与することを特徴とする建設機械。
  6. 請求項5に記載の建設機械において、
    前記力覚操作教示手段により前記力が付与されている場合でも、前記操作部材を前記力が付与されている方向と反対の方向に操作可能としたことを特徴とする建設機械。
  7. 建設機械のフロント作業装置の姿勢検出手段の情報と、
    フロント作業装置を操作する操作部材の操作量検出手段の情報と、
    作業目標面を設定する設定手段の情報とを取り込み、
    所定時間後のフロント作業装置の速度ベクトルをそれぞれ演算し、演算された速度ベクトルが、前記作業目標面よりも遠ざかるような前記操作部材の操作方向に対して適切な操作になるような力覚情報を付与する力を演算し、前記操作部材に力覚情報を付与する指令信号を出力することを特徴とする制御装置。
JP2005188354A 2005-06-28 2005-06-28 建設機械および建設機械に用いられる制御装置 Expired - Fee Related JP4444884B2 (ja)

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