JP4481206B2 - 建設機械の操作装置 - Google Patents

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本発明は、フロント作業装置の駆動を指令する操作レバーなどの操作に対して操作反力を付与する建設機械の操作装置に関する。
運転席からバケットの位置を目視しにくい状態で油圧ショベルによる掘削作業を行うことがある。このような状況の下、角度センサ等によりバケットの位置を検出し、操作レバーの操作に対してバケットの位置に応じた操作反力を付与するようにした装置が知られている(例えば特許文献1、2参照)。これによれば予めバケットの制限作業領域を設定し、バケットがこの制限作業領域の境界に近づくに従って操作反力を増加させる。
特開平11−158930号公報 特開平11−210015号公報
しかしながら、上記特許文献記載の装置では、例えばブームとアームを複合操作する場合に、ブーム用操作レバーの操作によるバケットの制限作領域の境界への接近の度合いとアーム用操作レバーの操作による接近の度合いのうち、どちらがどの程度大きいかをオペレータは認識することができない。そのため、オペレータは適切な複合操作を行うことが困難であった。
本発明による建設機械の操作装置は、複数のフロント作業装置移動用のアクチュエータに対応してそれぞれ設けられ、これら各アクチュエータの駆動をそれぞれ指令する複数の操作部材と、各操作部材の操作による駆動指令に応じてアクチュエータをそれぞれ駆動する駆動手段と、各操作部材にそれぞれ操作反力を付与する反力付与手段と、フロント作業装置の移動を制限するための作業範囲境界を設定する設定手段と、各操作部材の操作によるフロント作業装置の作業範囲境界への接近の度合いをそれぞれ演算し、演算された接近度合いに応じた操作反力を各操作部材の操作に対してそれぞれ付与するように反力付与手段を制御する反力制御手段と、フロント作業装置の姿勢を検出する姿勢検出手段と、操作部材の操作を検出する操作検出手段とを備え、姿勢検出手段により検出されたフロント作業装置の姿勢と操作検出手段により検出された各操作部材の操作とに基づき、各操作部材の各操作によるフロント作業装置の作業範囲境界への接近の度合いをそれぞれ演算することを特徴とする。
ロント作業装置の姿勢と各操作部材の操作とに基づき、各操作部材の操作による所定時間後のフロント作業装置と作業範囲境界との距離をそれぞれ演算し、演算された距離が、フロント作業装置の現在位置と作業範囲境界との距離よりも短くなるような操作部材の操作に対してのみ操作反力を付与することもできる。
フロント作業装置の現在位置と作業範囲境界との距離を演算し、少なくともこの距離が所定値以下のときに各操作部材の操作に対して操作反力を付与することもできる。
操作反力が付与された回数もしくは時間を積算し、回数もしくは時間の積算量が所定値を越えると操作部材の操作に対して付与する操作反力を小さくするように反力付与手段を制御することが好ましい。
フロント作業装置を目視した状態で行う第1の作業モードおよびフロント作業装置を目視しないで行う第2の作業モードを設定する作業モード設定手段を有し、第1の作業モードが設定されたときのみ操作反力を小さくすることもできる。
本発明によれば、フロント作業装置駆動指令用の各操作部材の操作によるフロント作業装置の作業範囲境界への接近の度合いをそれぞれ演算し、この接近度合いに応じた操作反力を各操作部材の操作に対して付与するようにしたので、オペレータは各操作部材の操作によるフロント作業装置の作業範囲境界への接近度合いを、操作反力を介して認識することができ、適切な複合操作を行うことが可能となる。
−第1の実施の形態−
以下、図1〜図14を参照して本発明による建設機械の操作装置の第1の実施の形態について説明する。
図1は、本発明が適用される油圧ショベルの外観斜視図であり、図2はこの油圧ショベルに設けられた油圧アクチュエータの駆動回路図である。油圧ショベルは、それぞれ地面に対する垂直面内で回動するブーム1a,アーム1bおよびバケット1cからなる多間接型のフロント作業装置1Aと、上部旋回体1dおよび下部走行体1eなどの車体1Bとにより構成される。
フロント作業装置1Aのブーム1aは上部旋回体1dの前部にブームシリンダ3aにより回動可能に支持され、アーム1bはブーム先端部にアームシリンダ3bにより回動可能に支持され、バケット1cはアーム先端部にバケットシリンダ3cにより回動可能に支持されている。ブーム1aの基端部には上部旋回体1dに対するブーム角度αを検出する角度検出器8aが設けられ、アーム1bの基端部にはブーム1bに対するアーム角度βを検出する角度検出器8bが設けられ、バケット1cの基端部にはアーム1cに対するバケット角度γを検出する角度検出器8cが設けられている。
油圧ショベルは、ブーム1a,アーム1b,バケット1cの回動により図示のように地面を掘削する。ここで、例えば地下に埋設物がある場合には埋設物を損傷しないように掘削深さを制限する必要がある。そこで、本実施の形態では、後述するように目標掘削深さ(目標面)を作業領域の境界面として設定し、バケット1cの先端が目標面に近づくと操作方向と逆向きに操作反力を付与して、オペレータにバケット1cの目標面への接近状態を体感させる。
図2に示すように、油圧ショベルにはブームシリンダ3a,アームシリンダ3b,バケットシリンダ3cの他、上部旋回体1dを旋回させる旋回モータ3dおよび下部走行体1eを駆動する左右一対の走行モータ3e,3fなどの油圧アクチュエータが設けられている。これら油圧アクチュエータ3a〜3fにはそれぞれ電磁式流量制御弁5a〜5fを介して油圧ポンプ2からの駆動圧油が供給される。なお、油圧ポンプ2の最高圧はリリーフ弁6により規制される。
流量制御弁5a〜5fは、それぞれ操作量に応じた操作信号を発生する操作レバー(電気レバー)4a〜4fの操作量に応じて駆動される。すなわち制御ユニット9に操作レバー4a〜4fの操作信号がそれぞれ入力され、操作信号に応じた制御信号が制御ユニット9から方向制御弁5a〜5fのソレノイドに出力される。この制御信号により流量制御弁5a〜5fがそれぞれ切り換わり、油圧アクチュエータ3a〜3fへの圧油の流れが制御されて、油圧アクチュエータ3a〜3fが駆動される。制御ユニット9には角度検出器8a〜8cからの信号と設定器7からの信号も入力される。設定器7は操作パネルあるいは操作レバーのグリップ上に設けられるスイッチ7a,7bを有し、スイッチ7a,7bの操作により後述する反力制御の開始と目標面の設定をそれぞれ指示する。
本実施の形態の操作レバー4a〜4fは、それぞれ操作レバー4a〜4fの操作に対して操作反力を付与する反力発生部40a〜40fを有する。反力発生部40a〜40fは、例えば操作レバー4a〜4fの回動軸に設けられた電磁アクチュエータであり、この電磁アクチュエータに出力する制御信号に応じて任意の大きさの操作反力を発生させる。なお、電磁アクチュエータの代わりに例えば反力シリンダと反力シリンダの駆動を制御する電磁比例弁とにより反力発生部40a〜40fを構成し、油圧により操作反力を発生させることもできる。
図3は、第1の実施の形態に係る操作装置の構成を示すブロック図である。制御ユニット9は、角度検出器8a〜8c,操作レバー4a〜4f,設定器7a,7bからの各信号をそれぞれ取り込んでデジタル信号に変換するA/D変換器91、後述する制御プログラムを実行するCPU92、制御プログラムや制御に必要な各種定数を格納するROM93、演算結果あるいは演算途中の数値を一時的に記憶するRAM94、および流量制御弁5a〜5f,反力発生部40a〜40fへの制御信号をアナログ信号に変換するD/A変換器を含むシングルチップマイコン96と、フロント作業装置1Aと車体1Bの各寸法データ(ブーム長さやアーム長さ等)を記憶する不揮発性メモリ(EEPROM)97と、反力発生部40a〜40fへの制御信号を増幅するアンプ98とにより構成される。
制御ユニット9では、設定器7からの指示により例えば以下のようにバケット先端部の目標深さを設定する。この場合、始めに目標深さの初期値として、バケット先端部が到底届かない深さ(例えば−20m)をセットする。これは、目標深さの設定はバケット先端部を実際に目標面まで移動することにより行うため、目標深さの設定の際にバケット1cが目標面に到達する前に操作反力の付与されることがないようするためである。この場合、例えばスイッチ7bの一定時間(例えば2秒以上)の長押しにより予め定めた初期値(−20m)がセットされる。
次に、操作レバー4a〜4fを操作して図4に示すようにバケット先端部P1を目標面まで移動し、スイッチ7bを今度は1回押し操作する。このスイッチ7bの操作により制御ユニット9に目標深さ演算信号が入力され、制御ユニット9は角度検出器8a〜8cからの信号を読み込んでバケット先端部P1の位置を演算する。この場合、先端部P1の位置は、ブーム1aの回動支点を原点としたXY座標系の座標値(X1,Y1)として次式(I),(II)により求まる。
X1=L1sinα+L2sin(α+β)+L3sin(α+β+γ) (I)
Y1=L1cosα+L2cos(α+β)+L3cos(α+β+γ) (II)
なお、上式(I),(II)でL1はブーム1aの回転支点とアーム1bの回動支点との距離(ブーム長さ)、L2はアーム1bの回動支点とバケット1cの回動支点との距離(アーム長さ),L3はバケット1cの回動支点とバケット1cの先端との距離(バケット長さ)であり、これらは制御ユニット9の不揮発性メモリ97に予め記憶されている。制御ユニットのRAM94には、バケット先端部P1のy座標値であるY1が目標面(目標深さ)として記憶される。
制御ユニット9は、上述の目標面Yに基づき、以下のように反力制御を行う。図5は反力制御処理の一例を示すフローチャートである。まず、ステップS110で設定器7のスイッチ7a(反力制御開始スイッチともいう)がオンか否か、すなわち反力制御開始指令の有無を判定する。ステップS110が否定されるとステップS250に進み、操作レバー4a〜4fからの操作信号を読み込み、ステップS240で操作信号に対応した制御信号を流量制御弁5a〜5fのソレノイドにそれぞれ出力する。この場合は反力発生部40a〜40fへの信号は出力されず、操作反力は発生しない。
一方、ステップS110が肯定されるとステップS120に進み、操作レバー4a〜4fからの操作信号を読み込み、ステップS130で角度検出器8a〜8cからの信号を読み込む。次いで、ステップS140で、検出した角度α,β,γと予め記憶されたフロント作業装置1Aの各部寸法(L1,L2,L3)に基づき上式(I),(II)によりバケット先端部P1の現在位置(X、Y)を演算する。
次いで、ステップS190でバケット先端部P1が反力制御領域内にあるか否かを判定する。ここで、反力制御領域とは、図6に示すようにバケット先端部P1と目標面との距離Dが所定値Da以内にある領域であり、ステップS190ではこの距離Dを演算して反力制御領域内か否かを判定する。なお、所定値Daは不揮発性メモリ97あるいはRAM94に予め記憶されている。ステップS190が肯定されるとステップS200に進み、操作レバー4a〜4fに付与する操作反力の大きさを演算する。
図8にステップS200の処理の詳細を示す。まず、ステップS201で操作レバー4a〜4fの各操作に対応したバケット先端部P1の動作速度ベクトルの方向と大きさをそれぞれ演算する。ここで、操作レバー4aの操作によるバケット先端部P1の速度ベクトルの方向はブーム1aの回動方向に等しく、ブーム1aの回動支点とバケット先端部P1とを結ぶ直線に対し垂直な方向である。同様に、操作レバー4bの操作によるバケット先端部P1の速度ベクトルの方向はアーム1bの回動支点とバケット先端部P1とを結ぶ直線に対し垂直な方向であり、操作レバー4cの操作によるバケット先端部P1の速度ベクトルの方向はバケット1cの回動支点とバケット先端部P1とを結ぶ直線に対し垂直な方向である。
また、操作レバー4aの操作によるバケット先端部P1の速度ベクトルの大きさは操作レバー4aの操作速度とブームシリンダ3aの動作特性により求まり、操作レバー4bの操作によるバケット先端部P1の速度ベクトルの大きさは操作レバー4bの操作速度とアームシリンダ3bの動作特性により求まり、操作レバー4cの操作によるバケット先端部P1の速度ベクトルの大きさは操作レバー4cの操作速度とバケットシリンダ3cの動作特性により求まる。なお、シリンダ3a〜3cの動作特性とは、それぞれ操作レバー4a〜4cの操作速度に対するシリンダ3a〜3cの駆動速度の関係であり、これらはフロント作業装置固有の値として予め不揮発性メモリ97に記憶されている。
次いで、ステップS202で操作レバー4a〜4fの操作による速度ベクトルに基づき、操作レバー4a〜4f毎に所定時間後のバケット先端部P1と目標面との距離Dea〜Def(推定距離)を演算する(図10〜12参照)。次いで、ステップS203で推定距離Dea〜Defのいずれかが、ステップS190で演算したバケット先端部P1の現在位置と目標面との距離Dより短いか否かを判定する。ステップS203が肯定されるとステップS204へ進み、ステップS203が否定されるとステップS204をパスしてステップS210へ進む。ステップS204では予め設定された図7の特性に基づき、推定距離Dea〜Defに応じた目標操作反力Ta〜Tfを各操作レバー4a〜4f毎にそれぞれ演算する。なお、図7の特性によれば、D>Daのときは目標操作反力Tは0であり、D≦Daでは距離Dが減少するに従い目標操作反力Tが増加し、D=0のときに目標操作反力Tが最大(Tmax)となる。
以上のように目標操作反力Ta〜Tfが演算されるとステップS210でこの目標操作反力Ta〜Tfに対応する制御信号を演算する。この場合、不揮発性メモリ97には予め図9に示すように、目標操作反力Tの増加に対し出力電圧vが比例的に増加するような関係が定められており、ステップS210ではこの関係を用いて目標操作反力Ta〜Tfに対応する出力電圧vを演算し、反力発生部40a〜40fに出力する。次いで、ステップS240で、ステップS120の操作信号に対応した制御信号を流量制御弁5a〜5fのソレノイドにそれぞれ出力する。なお、ステップS240では、バケット先端部P1と目標面との距離Dが0以下になった場合には、バケット先端部P1がそれ以上下方に移動しないように、流量制御弁5a〜5fへの制御信号の出力を制限する。
次に、本実施の形態に係る操作装置の動作をより具体的に説明する。
予めバケット先端部P1の目標面をセットした後、設定器7のスイッチ7aをオンし、ブーム用操作レバー4aとアーム用操作レバー4bを同時に操作すると、その操作量に応じて流量制御弁5a,5bがそれぞれ駆動され、ブームシリンダ3aとアームシリンダ3bが伸縮する(ステップS240)。
ここで、例えば操作レバー4a、4bを複合操作して掘削作業に対応したブーム下げおよびアーム引き動作を行うと、各操作レバー4a,4bの操作によるバケット先端部の速度ベクトル4A,4Bはそれぞれ図10に示すようになる。図10では、バケット先端部P1は反力制限領域Da内にあり、速度ベクトル4A,4Bは双方とも目標面に向いている。このため、操作レバー4a,4bの操作による所定時間後のバケット先端部P1と目標面との推定距離Dea,Deb(ステップS202)は、バケット先端位置P1と目標面との距離Dよりも短く、操作レバー4a,4bの複合操作(速度ベクトル4A,4Bの合成)によりバケット先端部P1が目標面に近づく。
図10の状態では、速度ベクトル4Aが目標面に向かう大きさは速度ベクトル4Bが目標面に向かう大きさよりも大きく、操作レバー4bの操作よりも操作レバー4aの操作による方がバケット先端部P1の目標面への接近の度合いが大きい。この場合、推定距離Dea,Debに応じた目標操作反力Ta,Tbが図7の特性により演算されるが、図7では推定距離Dea,Debが小さいほど操作反力が大きいため、操作レバー4aの操作に対する操作反力Taは操作レバー4bの操作に対する操作反力Tbよりも大きい。これによりオペレータは操作レバー4a,4bの操作によるバケット1cの目標面への接近の度合いを体感することができ、操作レバー4a,4bの適切な操作が可能となる。バケット先端部P1が目標面に達すると流量制御弁5a,5bへの制御信号の出力が制限され、バケット1cがそれ以上下方へ移動することが阻止される(ステップS240)。これにより地下に埋設物がある場合に、埋設物とバケット1cの接触を防止できる。
一方、バケット先端部が反力作業領域Da内にあるときに、例えば操作レバー4a,4bを複合操作して、放土作業に対応したブーム下げおよびアーム押し操作を行うと、各操作レバー4a,4bの操作によるバケット先端部の速度ベクトル4A,4Bはそれぞれ図11に示すようになる。この場合、速度ベクトル4Aは目標面に向いているのに対し、速度ベクトル4Bは目標面の反対側に向いている。このため、Dea<D,Deb>Dとなり、操作レバー4aの操作によりバケット先端部P1は目標面に接近し、操作レバー4bの操作によりバケット先端部P1は目標面から離れる。このとき、操作レバー4aの操作に対してのみ、すなわちバケット先端部P1を目標面に接近させる操作に対してのみ推定距離Deaに応じた操作反力Taが付与される(ステップS203→ステップS204)。これによりオペレータは操作レバー4aの操作によりバケット先端部P1が目標面に接近状態にあることを認識する。この場合、速度ベクトル4Aが大きいほど推定距離Deaは短く、操作反力Taは大きくなるため、オペレータはバケット先端部P1の目標面への接近の程度を良好に体感することができる。
図12に示すようにバケット先端部P1が反力作業領域Daの外側にあるときは、操作レバー4a,4bの操作により推定距離Dea,Debが距離Dより短くなったとしても、操作レバー4a,4bに操作反力は付与されない(ステップS190→ステップS240)。これによりバケット先端部P1が目標面に接近状態にない場合には、操作レバー4a,4bを少ない操作力でスムーズに操作することができ、良好な操作性が得られる。スイッチ7aをオフしたときも同様に、操作レバー4a,4bに操作反力は付与されない。したがって、目標面を設定する必要ながい場合にはスイッチ7aをオフすることで、良好な操作性を確保できる。
なお、以上では、図4のように目標面が水平な場合について説明したが、図14に示すように目標面が水平面に対して角度θで傾斜している場合にも同様に反力制御を行うことができる。この場合、ブーム基端部から鉛直方向下方の目標面までの距離をLθとすると、目標面とバケット先端部P1(X1,Y1)との距離Dは次式(III)で求まる。
D=|−X1tanθ+Y1−Lθ|×cosθ (III)
目標面が傾斜した状態で掘削作業を行うと、例えば図13に示すように操作レバー4bの操作によるバケット先端部P1の速度ベクトル4Bの方向が目標面と平行になる(Deb=D)。これにより上述した図10の場合と異なり、操作レバー4aのみに操作反力Tbが付与される。すなわち目標面の傾斜角θに応じて、操作レバー4a,4bの操作に対し異なる操作反力が付与され、オペレータは適切な掘削作業を行うことができる。
以上では、深さ方向のバケット先端部P1の移動を制限するように目標面を設定したが、高さ方向や幅方向,前後方向の移動を制限するように目標面を設定してもよい。したがって、操作レバー4a,4b以外の操作レバー4c〜4fを複合操作する場合にも本発明は適用可能である。
以上の第1の実施の形態によれば、以下のような作用効果を奏することができる。
(1)操作レバー4a,4bの各操作によるバケット先端部P1の速度ベクトル4A,4Bをそれぞれ求め、この速度ベクトル4A,4Bにより各操作レバー4a,4bの操作に応じたバケット先端部P1の目標面への接近度合いをそれぞれ求め、接近度合いに応じた操作反力Ta,Tbを操作レバー4a,4bの操作に対しそれぞれ付与するようにした。これによりオペレータは操作レバー4a,4bの操作によるバケット先端部P1の目標面への接近の度合いを操作反力を介して認識することができ、適切な複合操作を行うことができる。
(2)バケット先端部P1の現在位置と操作レバー4a,4bの操作速度により、各操作レバー4a,4bの操作による所定時間後のバケット先端部P1の位置と目標面との推定距離Dea,Debをそれぞれ演算し、推定距離Dea,Debが短いほど操作反力が大きくなるようにした。これにより所定時間後のバケット先端部P1の位置を予測して操作反力を付与するため、目標面への接近速度に応じた適切な操作反力を付与できる。
(3)推定距離Dea,Debが現在のバケット先端部P1と目標面との距離Dより短くなるような操作に対してのみ操作反力を付与するようにしたので、必要最小限に操作力を軽減することができ、操作性が向上する。
(4)バケット先端部P1の位置が反力制限領域Da内にあるときにのみ操作反力を付与するようにしたので、操作反力の付与を必要最小限に抑えることができる。
(5)反力制御を指令するスイッチ7aを設け、スイッチ7aがオフのときに操作反力の付与を停止するようにしたので、目標面の設定が不要な作業においてスイッチ7aをオフすることで、操作性が向上する。
−第2の実施の形態−
図15〜図19を参照して本発明による建設機械の操作装置の第2の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態では、バケット先端部P1の目標面への接近度合いに応じた操作反力を付与するようにしたが、同一の作業を繰り返し行う場合に目標面への接近度合いに応じた操作反力を常に付与すると、オペレータにとって負担が大きい。そこで、第2の実施の形態では、同一の作業を繰り返し行う場合に、操作反力を徐々に小さくしてオペレータの負担を軽くする。以下では第1の実施の形態との相違点を主に説明する。
図15は第2の実施の形態に係る操作装置の構成を示すブロック図である。第2の実施の形態では、作業モードを選択するための設定器10が新たに設けられ、設定器10により各種作業、例えばバケット先端部を目視して行う通常掘削作業モードとバケット先端部を目視しないで行うブラインド作業モードを設定する。制御ユニット9には、A/D変換器91を介して角度検出器8a〜8c,操作レバー4a〜4f,設定器7a,7bからの各信号が取り込まれるとともに、設定器10からの信号が取り込まれる。
第2の実施の形態でも上述した図5と同様に反力制御処理を行う。この場合、設定器10からの信号に基づき作業モードに応じた操作反力を演算する。すなわち、ブラインド作業モードが設定されると第1の実施の形態と同様な処理(図8)を行って操作反力を演算する。一方、通常掘削作業モードが設定されたときは以下のような処理により操作反力を演算する。
図16は、通常掘削作業モードが設定されたときの操作反力演算処理(ステップS200)の詳細を示すフローチャートである。なお、図8と同一の箇所には同一の符号を付し、相違点を主に説明する。ステップS203では、バケット先端部P1と目標面との推定距離Dea〜Defのいずれかが、バケット先端部P1の現在位置と目標面との距離Dより短いか否かを判定する。ステップS203が否定されるとステップS209に進み、フラグfを0とする。なお、フラグfは操作反力の付与状態を示すものであり、操作反力が付与されるとセットされ(f=1)、操作反力が除去されるとリセットされる(f=0)。初期状態、つまり電源がオンされた直後や目標面が変更された直後ではフラグf=0である。
ステップS203が肯定されるとステップS204に進み、図7の特性に基づき、推定距離Dea〜Defに応じた目標操作反力Ta〜Tfを演算する。次いで、ステップS205で、フラグfの値を判定する。ステップS205でフラグf=0、すなわち前回の処理で操作反力を付与していないと判定されるとステップS206に進み、回数Nに1を加算し(N=N+1)、カウントアップする。なお、Nは電源がオフされた場合や目標面が変更された場合に0になる。次いで、ステップS207でフラグf=1をセットし、ステップS208に進む。一方、ステップS205でフラグf=1、すなわち前回の処理で操作反力を付与したと判定されるとステップS206,ステップS207をパスしてステップS208に進む。つまり、ステップS205〜ステップS207では操作反力の付与された回数Nがカウントされる。
ステップS208では、予め定めた図17の特性に基づき、回数Nに応じた係数αを演算し、その係数αにステップS204で求めた目標操作反力Ta〜Tfを乗じて、新たな目標操作反力Ta〜Tfを演算する。ここで、係数αは、回数Nが所定回数N1以上に増加すると、回数Nの増加に伴い徐々に小さくなるように設定される。図17では、N=N1(例えば3回)でα=α1(例えば0.66)とし、N=N2(例えば4回)でα=α2(例えば0.33)とし、N=N3(例えば5回)でα=0とする。これにより操作反力の付与される回数(反力付与回数)Nが増加すると、それに伴い目標操作反力Ta〜Tfが徐々に小さくなり、最終的には目標操作反力Ta〜Tfは0になる。
この場合の目標操作反力の特性を図18に示す。なお、図18において、図7と同一の特性をFT1、図7の特性に係数α1を乗じたものをFT2、図7の特性に係数α2を乗じたものをFT3でそれぞれ示す。操作レバー4a〜4fにはこのいずれかの特性FT1〜FT3に基づき距離Dに応じた操作反力Ta〜Tfが付与される。
例えば設定器10を通常掘削作業モードに設定した状態で、操作レバー4a,4bを複合操作して掘削作業を行う場合、操作レバー4a,4bの操作回数(反力付与回数)が2回までは係数α=1であり、操作レバー4a,4bには特性FT1に基づく操作反力Ta,Tbが付与される(ステップS208)。操作回数が3回目のときは係数α=α1となり、操作レバー4a,4bには特性FT2に基づく操作反力Ta,Tbが付与される。このとき操作反力Ta,Tbは1回目,2回目よりも小さくなる。操作回数が4回目のときは係数α=α2となり、操作レバー4a,4bには特性FT3に基づく操作反力が付与される。このとき操作反力Ta,Tbは3回目よりも小さくなる。操作回数が5回目以降は係数α=0となり、操作レバー4a,4bには操作反力が付与されない。
このように第2の実施の形態では、同様な操作を繰り返して行う作業において、反力の付与される操作回数が増加するに伴い操作反力Ta,Tbを段階的に小さくするので、オペレータにとっての負担が軽くなり、作業性が向上する。この場合、操作回数が所定回数N1に達するまでは特性FT1に基づき通常の操作反力を付与するため、オペレータがバケット1cの目標面への接近の度合いを体感した後に、つまり操作レバー4a,4bをどの程度操作すればバケット1cがどの程度目標面に接近するかを認識した場合に操作反力が減少することとなり、オペレータが目標面を越えて操作することを防止できる。また、通常掘削作業モードが設定されたときに操作反力を小さくし、ブラインド作業モードが設定されたときは操作回数に拘わらず通常の操作反力を付与するので、バケット1cを目視可能な状態でのみ操作反力が小さくなり、目標面を越えて作業を行うことを防止できる。
なお、第2の実施の形態では反力付与回数Nに応じて係数αを変化させたが、例えば図19に示すように操作反力が付与された時間(反力付与時間)tに応じて係数αを変更するようにしてもよい。反力付与時間はフラグf=1の状態を積算した時間である。この場合、反力付与時間が所定時間t1(例えば20秒)に至るまでは係数α=1に設定し、時間tが所定時間t1を超えて増加するとそれに伴い係数αを減少させる。これにより操作時間が長くなると操作反力が小さくなり、オペレータの負担を軽くすることができる。
操作反力が付与された回数Nもしくは時間tを積算し、回数Nもしくは時間tの積算量が所定値N1,t1を越えると操作反力を小さくするのであれば、係数αの特性は図示したものに限らずいかなるものでもよい。係数αを一定の割合で減少させるのでなく、回数Nと時間tの増加に伴い係数αの減少の割合を変化させてもよい。操作反力が小さくなったことをランプ等によりオペレータに報知するようにしてもよい。設定器10により通常掘削作業モード(第1の作業モード)とブライド作業モード(第2の作業モード)を設定するようにしたが、他の作業モード設定手段により作業モードを設定してもよい。例えば操作レバー4a〜4fの操作や作業機先端アタッチメントに応じて作業モードを自動的に判定し、作業モードに応じて操作反力を付与するようにしてもよい。
なお、各操作レバー4a〜4fの操作によるバケット先端部P1の目標面への接近度合いに応じて操作反力を付与するのであれば、反力制御手段としての制御ユニット9における処理は上述したものに限らない。目標操作反力Tを図7の特性により演算したが、操作反力を付与することでバケット先端部P1が目標面に近づいたことをオペレータに認識させることができるのであれば、操作反力の算出はこれに限らない。速度ベクトル4A,4Bの目標面に対する垂直成分、すなわち目標面に垂直に近づく成分をそれぞれ求め、この速度成分に比例する操作反力を付与するようにしてもよい。速度ベクトル4A,4Bの合成ベクトルを求め、この合成ベクトルが目標面に接近するような場合にだけ、操作反力を付与するようにしてもよい。
上記実施の形態では、目標面をスイッチ7bにより設定したが、設定手段の構成はこれに限らず、数値で目標面を直接入力したり、予め入力した作業情報に基づき目標面を設定してもよい。操作レバー4a〜4fにより油圧アクチュエータ3a〜3fの駆動指令を出力するようにしたが、操作レバーの種類およびアクチュエータの種類は上述したものに限らない。また、操作レバー4a〜4fを電気レバーとしたが、操作量に応じた油圧パイロット圧を発生する油圧パイロット式の操作レバーでもよく、操作レバー以外の操作部材を用いてもよい。したがって操作検出手段も圧力センサ等であってもよい。
操作レバーの操作に応じて流量制御弁5a〜5fを切り換え、アクチュエータ3a〜3fへ駆動圧を供給するようにしたが、他の駆動手段を用いてもよい。操作レバー4a〜4fに設けた反力発生部40a〜40fにより操作反力を発生させるようにしたが、反力付与手段の構成はこれに限らない。姿勢検出手段として角度検出器8a〜8cを用いたが、ストロークセンサ等によりシリンダ3a〜3cのストロークを検出してフロント作業装置1Aの姿勢を検出するようにしてもよい。
上記実施の形態は、回動可能なブーム1a,アーム1b,バケット1cを有する油圧ショベルに適用したが、これに限らず、フロント作業装置の位置を制限する必要がある他の建設機械においても同様に適用可能である。すなわち、本発明の特徴、機能を実現できる限り、本発明は実施の形態の操作装置に限定されない。
本発明が適用される油圧ショベルの外観斜視図。 図1の油圧ショベルに設けられた油圧アクチュエータの駆動回路図。 本発明の第1の実施の形態に係る操作装置の構成を示すブロック図。 本発明による目標面の設定を説明する図。 図3の制御ユニットにおける処理の一例を示すフローチャート。 本発明による反力制御領域の説明図。 目標操作反力の特性図。 図5のステップS200の処理の詳細を示すフローチャート。 目標操作反力と出力電圧の関係を示す図。 本発明による操作装置の動作の第1の例を示す図。 本発明による操作装置の動作の第2の例を示す図。 本発明による操作装置の動作の第3の例を示す図。 本発明による操作装置の動作の第4の例を示す図。 図4の変形例を示す図。 本発明の第2の実施の形態に係る操作装置の構成を示すブロック図。 通常掘削作業モードが設定されたときの操作反力演算処理の一例を示すフローチャート。 図16のステップS208の処理に用いる特性を示す図。 第2の実施の形態に係る操作装置により得られる目標操作反力特性の一例を示す図。 図17の変形例を示す図。
符号の説明
1A フロント作業装置
1a ブーム
1b アーム
1c バケット
3a〜3f 油圧アクチュエータ
4a〜4f 操作レバー(電気レバー)
5a〜5f 流量制御弁
7 設定器
8a〜8c 角度検出器
9 制御ユニット
10 設定器
40a〜40f 反力発生部
P1 バケット先端部

Claims (5)

  1. 複数のフロント作業装置移動用のアクチュエータに対応してそれぞれ設けられ、これら各アクチュエータの駆動をそれぞれ指令する複数の操作部材と、
    前記各操作部材の操作による駆動指令に応じて前記アクチュエータをそれぞれ駆動する駆動手段と、
    前記各操作部材にそれぞれ操作反力を付与する反力付与手段と、
    前記フロント作業装置の移動を制限するための作業範囲境界を設定する設定手段と、
    前記各操作部材の操作による前記フロント作業装置の前記作業範囲境界への接近の度合いをそれぞれ演算し、演算された接近度合いに応じた操作反力を前記各操作部材の操作に対してそれぞれ付与するように前記反力付与手段を制御する反力制御手段と、
    前記フロント作業装置の姿勢を検出する姿勢検出手段と、
    前記各操作部材の操作を検出する操作検出手段とを備え、
    前記反力制御手段は、前記姿勢検出手段により検出されたフロント作業装置の姿勢と前記操作検出手段により検出された前記各操作部材の操作とに基づき、前記各操作部材の操作による前記フロント作業装置の前記作業範囲境界への接近の度合いをそれぞれ演算することを特徴とする建設機械の操作装置。
  2. 請求項1に記載の建設機械の操作装置において、
    前記反力制御手段は、前記姿勢検出手段により検出されたフロント作業装置の姿勢と前記操作検出手段により検出された前記各操作部材の操作とに基づき、前記各操作部材の操作による所定時間後の前記フロント作業装置と前記作業範囲境界との距離をそれぞれ演算し、演算された距離が、前記姿勢検出手段により検出されたフロント作業装置の現在位置と前記作業範囲境界との距離よりも短くなるような前記操作部材の操作に対してのみ、前記操作反力を付与するように前記反力付与手段を制御することを特徴とする建設機械の操作装置。
  3. 請求項1または2に記載の建設機械の操作装置において、
    前記反力制御手段は、前記姿勢検出手段により検出された前記フロント作業装置の現在位置と前記作業範囲境界との距離を演算し、少なくともこの距離が所定値以下のときに前記操作反力を前記各操作部材の操作に対してそれぞれ付与するように前記反力付与手段を制御することを特徴とする建設機械の操作装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の建設機械の操作装置において、
    前記反力制御手段は、前記操作反力が付与された回数もしくは時間を積算し、回数もしくは時間の積算量が所定値を越えると前記操作部材の操作に対して付与する操作反力を小さくするように前記反力付与手段を制御することを特徴とする建設機械の操作装置。
  5. 請求項4に記載の建設機械の操作装置において、
    前記フロント作業装置を目視した状態で行う第1の作業モードおよび前記フロント作業装置を目視しないで行う第2の作業モードを設定する作業モード設定手段を有し、
    前記反力制御手段は、前記第1の作業モードが設定されたときのみ操作反力を小さくするように前記反力制御手段を制御することを特徴とする建設機械の操作装置。
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