JP2912495B2 - 多機能ディスプレイモニタ装置とその操作方法 - Google Patents

多機能ディスプレイモニタ装置とその操作方法

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JP2912495B2
JP2912495B2 JP4135512A JP13551292A JP2912495B2 JP 2912495 B2 JP2912495 B2 JP 2912495B2 JP 4135512 A JP4135512 A JP 4135512A JP 13551292 A JP13551292 A JP 13551292A JP 2912495 B2 JP2912495 B2 JP 2912495B2
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angle
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藤井  敏
祥二 戸澤
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Caterpillar Japan Ltd
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Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/26Indicating devices

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  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多機能ディスプレ
イモニタ装置とその操作方法に関し、特に、パワーショ
ベルなどのショベル型掘削機のアタッチメントとして使
用される多機能ディスプレイモニタ装置とその操作方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、パワーショベルなどのショベル
型掘削機を操縦するにあたり、本出願人がこれまでに開
発してきたディスプレイモニタシステムを装備して使用
するとバケット刃先位置表示において、ショベルのイラ
ストが表示パネルに印刷であったためバケットの高さの
方向については、実際のバケットの高さとイラストとは
相違しオペレータにはいる情報の信頼性は少なく紛らわ
しいのが実情であった。また、バケット刃先での計測表
示では、バケット刃先による溝の深さ、溝の長さしかな
く法面角の計測は無かった。また、フロントリンケージ
制御において法面角は予め判かっている値しか設定でき
なかったので、既にある法面に合わせて法面成形を行な
う場合、法面角が不明であるので、その法面角を計測す
る必要があった。また、制御パラメータの設定は、シス
テムの外部コントローラに対して例えばパーソナルコン
ピュータ(以下、単に「パソコン」という)などをター
ミナルとして別途用意して設定する必要があった。ま
た、アタッチメントで用意されているリンケージの寸法
データは用意してあるが、ユーザにて特別製作されたリ
ンケージには別途ターミナル例えばパソコンを用いてシ
ステムの外部コントローラの設定を変更する必要があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のパワーショベル
などのショベル型掘削機のディスプレイモニタシステム
には、上述のような実際の掘削機の状態とイラストとの
間で生じる紛らわしさによる信頼性の低下などの問題点
があるので、それらの問題点を解決することを本発明の
目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、表示器の表示
パネルに表示部とスイッチ部を設け、外部のコントロー
ラ、センサからのデータを送受信することにより掘削機
の状態を計測し、前記表示器の表示パネルの表示部に前
記掘削機の状態を、異なる複数の掘削機のイラストから
計測内容に応じて自動的に選択したイラストとともに
示し、所望の掘削機の状態を設定しうるようにした多機
能ディスプレイモニタ装置である。
【0005】さらに、前記多機能ディスプレイモニタ装
置は、表示器の表示パネルの表示部に複数のパワーショ
ベルなどの掘削機のイラストを表示し、それらの表示さ
れたイラストから所望の目的で必要なイラストを選択し
うるようにしたものである。
【0006】さらに、前記多機能ディスプレイモニタ装
置は、表示器の表示パネルの表示部に、二つのパワーシ
ョベルなどのショベル型掘削機のイラストが表示してあ
り、 その表示されているイラストを前記掘削機のバケッ
ト刃先の高さの位置が前記掘削機の本体の位置を基準に
して上下のいずれかの側になることをこの多機能ディス
プレイモニタ装置で確認し、前記掘削機のバケット刃先
の高さの位置を、二つのパワーショベルなどのショベル
型掘削機のイラストのいずれかの側のイラストとともに
表示しうるようにしたものである。
【0007】さらに、前記多機能ディスプレイモニタ装
置は、表示器の表示パネルの表示部に複数のパワーショ
ベルなどの掘削機の作動状態を計測して、その計測値を
前記表示器の表示パネルの表示部の表面にイラストとと
もに表示しうるようにし、そこで表示されたイラストを
所望の目的のためスイッチなどの切り替えにより或は自
動式で必要なイラストを切り替え或は選択しうるように
したものである。
【0008】さらに、前記多機能ディスプレイモニタ装
置は、表示器の表示パネルの表示部に複数のパワーショ
ベルなどの掘削機の作動状態を計測して、その計測値を
前記表示器の表示パネルの表示部の表面にイラストとと
もに表示しうるようにし、前記掘削機のバケット刃先の
高さおよび水平距離を計測して、その計測値を前記表示
器の表示パネルの表示部の表面にイラストとともに表示
することにより前記掘削機のバケット刃先の位置を確認
しうるようにしたものである。
【0009】さらに、前記多機能ディスプレイモニタ装
置は、表示器の表示パネルの表示部に複数のパワーショ
ベルなどの掘削機の作動状態を計測して、その計測値を
前記表示器の表示パネルの表示部の表面にイラストとと
もに表示しうるようにし、水平方向に対する前記掘削機
のバケットの前部底面板の角度を計測して、その計測値
を前記表示器の表示パネルの表示部の表面にイラストと
ともに表示することにより前記掘削機のバケットの前部
底面板の角度を確認しうるようにしたものである。
【0010】さらに、前記多機能ディスプレイモニタ装
置は、表示器の表示パネルの表示部に複数のパワーショ
ベルなどの掘削機の作動状態を計測し、その計測値を前
記表 示器の表示パネルの表示部の表面にイラストととも
に表示しうるようにし、水平方向に対する前記掘削機の
バケットの開口部の周縁部の角度を計測し、その計測値
を前記表示器の表示パネルの表示部の表面にイラストで
表示して前記掘削機のバケットの開口部の周縁部の角度
を確認しうるようにしたものである。
【0011】さらに、前記多機能ディスプレイモニタ装
置は、表示器の表示パネルに表示部とスイッチ部を設
け、外部のコントローラ、センサからのデータを送受信
することにより掘削機の状態を計測し、前記表示器の表
示パネルの表示部に前記掘削機の状態を表示し、所望の
掘削機の状態を設定しうるようにしてなり、水平方向お
よび垂直方向に対する前記掘削機の水平距離および垂直
距離を計測するにあたり、バケット刃先位置2点入力に
より計測して計測表示しうるようにし、また、掘削した
法面の角度を計測するにあたり、バケット刃先位置2点
入力により計測して計測表示しうるようにしたものであ
る。
【0012】さらに、前記多機能ディスプレイモニタ装
置は、表示器の表示パネルの表示部に複数のパワーショ
ベルなどの掘削機のイラストを表示しその表示されたイ
ラストを所望の目的で必要なイラストの選択をしうるよ
うにし、前進キーと後退キーのいずれかを操作すること
により必要なイラストの表示を得ることができるように
したものである。
【0013】さらに、前記多機能ディスプレイモニタ装
置は、表示器の表示パネルの表示部に複数のパワーショ
ベルなどの掘削機の作動状態を計測して、その計測値を
前記表示器の表示パネルの表示部の表面にイラストとと
もに表示しうるようにし、そこで表示されたイラストを
所望の目的のためスイッチなどの切り替えにより或は自
動式で必要なイラストを切り替え或は選択しうるように
し、前記掘削機のバケット角即ち水平方向を基準にした
バケットの前部底面の傾斜角を計測し、バケット刃先位
置を計測し、バケット刃先による溝の深さ、溝の長さお
よび傾斜角の計測により地面形状の計測表示のイラスト
を表示しうるようにしたものである。
【0014】さらに、前記多機能ディスプレイモニタ装
置は、表示器の表示パネルの表示部に複数のパワーショ
ベルなどの掘削機の作動状態を計測して、その計測値を
前記表示器の表示パネルの表示部の表面にイラストとと
もに表示しうるようにし、そこで表示されたイラストを
所望の目的のためスイッチなどの切り替えにより或は自
動式で必要なイラストを切り替え或は選択しうるように
し、フロントリンケージ制御の法面角設定において数値
を入力し、またはバケット刃先の二点位置を計測して入
力し、またはバケット底面を法面角に当てることによっ
て前記掘削機のバケット角を入力し法面角が解るように
したものである。
【0015】さらに、前記多機能ディスプレイモニタ装
置は、表示器の表示パネルの表示部に複数のパワーショ
ベルなどの掘削機の作動状態を計測して、その計測値を
前記表示器の表示パネルの表示部の表面にイラストとと
もに表示しうるようにし、そこで表示されたイラストを
所望の目的のためスイッチなどの切り替えにより或は自
動式で必要なイラストを切り替え或は選択しうるように
し、前進キーと後退キーのいずれかを操作することによ
り必要なイラストの表示を得ることができるようにし、
前進キーで前記掘削機の作動状態を計測して、その計測
値を前記表示器の表示パネルの表示部の表面にイラスト
で表示するため、そのイラストの表示を順次切り替え或
は選択して確認しうるようにし、または、逆の手順で、
後退キーにより、そのイラストの表示を順次切り替え或
は選択して確認するために前記掘削機の作動状態を前記
表示器の表示パネルの表示部の表面にイラストで表示し
うるようにし、バケット刃先の位置が地上または地下の
いずれかで前記表示器の表示パネルの表示部の表面の二
つのパワーショベルなどの掘削機の作動状態を表示した
イラストの画面が自動的に切り替わるようにしたもので
ある。
【0016】さらに、前記多機能ディスプレイモニタ装
置は、表示器の表示パネルの表示部に、二つのパワーシ
ョベルなどのショベル型掘削機のイラストが表示してあ
り、バケット刃先の位置が地上または地下のいずれかで
前記表示器の表示パネルの表示部の表面の二つのパワー
ショベルなどの掘削機の作動状態を表示したイラスト
画面が自動的に切り替わるようにし、それとは別に、パ
ワーショベルなどのショベル型掘削機を、その前後方向
の垂直面を基準にしたパワーショベルなどのショベル型
掘削機の車両本体の上下方向の傾斜角を示したイラスト
が表示してあり、かつ前記ショベル型掘削機を、その左
右方向の水平面を基準にした前記パワーショベルなどの
ショベル型掘削機の車両本体の左右方向の傾斜角を示し
たイラストが表示してあり、スイングフレームの前後、
左右、合成の傾斜角および傾き方向がリアルタイムで表
示されるようにし、スイングフレームの前後、左右、合
成の傾き角最大値で表示されるようにしたものである。
【0017】さらに、前記多機能ディスプレイモニタ装
置は、表示器の表示パネルに表示部とスイッチ部を設
け、外部のコントローラ、センサからのデータを送受信
することにより掘削機の状態を計測し、前記表示器の表
示パネルの表示部に前記掘削機の状態を表示し、所望の
掘削機の状態を設定しうるようにするために表示機能、
入力機能、通信機能、自己診断機能を有したものであ
る。
【0018】このように、表示機能、入力機能、通信機
能、自己診断機能を有する多機能ディスプレイモニタ装
置を装備したパワーショベルなどのショベル型掘削機を
開発し、それらのショベル型掘削機において、コントロ
ーラ、センサなどの外部からのデータを送受信すること
で計測、表示、設定ができるようにし、バケット角、バ
ケット刃先位置(高さ、水平位置)の表示とバケット刃
先による地面形状(溝の深さ、長さ、傾斜角)の計測表
示とフロントリンケージ制御において設定および設定値
表示と車両傾斜角および傾斜方向表示と装置のエラー表
示とバケット負荷重量表示とフロントリンケージ制御に
おける制御パラメータの設定および設定値表示とフロン
トリンケージの寸法の設定および設定値表示など多機能
にわたる計測、表示、設定をなしうるようにした。
【0019】また、本発明は、表示器の表示パネルの表
示部に、二つのパワーショベルなどのショベル型掘削機
のイラストが表示してあり、その表示されているイラス
トを前記掘削機のバケット刃先の高さの位置が前記掘削
機の本体の位置を基準にして 上下のいずれかの側になる
ことを前記多機能ディスプレイモニタ装置で確認し、前
記掘削機のバケット刃先の高さの位置を、二つのパワー
ショベルなどのショベル型掘削機のイラストのいずれか
の側のイラストとともに表示しうるようにし、次に前記
掘削機のバケット角即ち水平方向を基準にしたバケット
の前部底面の傾斜角を計測し、バケット刃先位置とバケ
ットの枢支部の位置を計測し、その2位置によって形成
される斜面と前記バケットの枢支部の位置を含んだ水平
面との間の角度を計測し、その角度を表わす角即ちクリ
ープ角と前記バケット角とを表示パネルの表面に表示し
うるようにし、さらにバケット刃先による溝の深さ、溝
の長さおよび傾斜角の計測により地面形状の計測表示の
イラストを表示しうるようにした多機能ディスプレイモ
ニタ装置の操作方法である。
【0020】さらに、前記多機能ディスプレイモニタ装
置の操作方法は、表示器の表示パネルに表示部とスイッ
チ部を設け、外部のコントローラ、センサからのデータ
を送受信することにより掘削機の状態を計測し、前記表
示器の表示パネルの表示部に前記掘削機の状態を表示
し、所望の掘削機の状態を設定しうるようにした表示機
能、入力機能、通信機能、自己診断機能を有する多機能
ディスプレイモニタ装置のアタッチメント部分を、パワ
ーショベルなどのショベル型掘削機のアタッチメントと
し、コントローラ、センサなどの外部からのデータを送
受信することで計測、表示、設定ができる多機能ディス
プレイモニタ装置の諸情報を表示器の表示パネルの表示
部に表示させうるようにするために、前記表示器の表示
パネルの表示部とは別の部分に設けたスイッチ部のスイ
ッチを操作することにより、掘削機の所望の状態を計
測、表示、設定する方法である。
【0021】
【作用】本発明は、外部のコントローラ、センサからの
データを送受信することにより掘削機の状態を計測し、
表示器の表示パネルの表示部に掘削機の状態を、異なる
複数の掘削機のイラストから計測内容に応じたイラスト
を自動的に選択して表示し、所望の掘削機の状態を設定
しうるから、実際の掘削機の状態とイラストとの間で生
じる紛らわしさを防止でき、表示の信頼性を向上でき
る。
【0022】
【実施例】以下、本発明を図面に示された種々の実施例
を参照しながら説明する。
【0023】図5および図6に示されるように表示パネ
ル1に表示部2とスイッチ部3とを備えた表示器4、ま
たは図7に示されるように表示パネル1に表示部2とス
イッチ部3とを備えた表示器4が、図4に示されるよう
にモニタ5の上側に一体的に取付けられている。
【0024】このモニタ5は、図5および図7に示され
るように制御装置6に接続され、こけらのモニタ5およ
び制御装置6は、さらに制御装置7に接続されている。
この制御装置7には、パワーショベルなどのショベル型
掘削機の油圧シリンダの位置および速度を検出するシリ
ンダ位置速度センサ8、2軸傾斜センサ9、圧力スイッ
チまたはオンオフスイッチ10がそれぞれ接続されてい
る。パソコンなどの外部ターミナル11,12は必要としな
い。
【0025】図7は、制御装置7に切替バルブまたは比
例電磁バルブ13が接続されたものであり、また図6は、
前記表示器4に2軸傾斜センサ9が直接接続されたもの
である。
【0026】図1乃至図3は、前記表示器4の各種実施
例を示す。これらの表示部2は共通のものを用いるが、
スイッチ部3は、図1のものより図2のものが簡略化さ
れ、図2のものより図3のものがさらに簡略化されてい
る。
【0027】図1に示されたスイッチ部3には、電源キ
ー3a、スロープキー3b、バケットキー3c、計測キー3d、
セットキー3e、度・%切替キー3f、表示部2上の数値を
増減させるアップキー3gおよびダウンキー3h、表示部2
のスクリーンを順送りおよび逆送りする前進キー3iおよ
び後退キー3jにより操作される各種スイッチが配列され
ている。
【0028】次に、図1、図2、図3および図8を参照
しながら、前記表示器4における表示パネル1の表示部
2を説明する。
【0029】多機能ディスプレイモニタシステムの主要
部である表示器4の表示パネル1の表示部2に、二つの
パワーショベルなどのショベル型掘削機の本体21a およ
びアーム部22a と、本体21b およびアーム部22b のイラ
ストが上下位置に表示してあり、上側のアーム部22a お
よび下側のアーム部22b の先端には共通のバケット23の
イラストが表示してある。
【0030】さらに、平面的に見たショベル型掘削機24
のイラスト、後側から見たショベル型掘削機25のイラス
ト、そのスイングフレームの左右方向の傾斜を示す印2
6、前後方向の傾斜を示す印27、バケット姿勢制御モー
ドを示すバケット形半円形状部28などが表示されてい
る。
【0031】その表示されている上側の本体21a および
アーム部22a と、下側の本体21b およびアーム部22b の
いずれかの側のイラストを選択するために、前記掘削機
のバケットの刃先の高さの位置が前記掘削機の本体の位
置を基準にして上下のいずれかの側になることを、前記
多機能ディスプレイモニタシステムで確認し、前記掘削
機のバケット23の高さの位置を、二つのパワーショベル
などのショベル型掘削機の本体21a およびアーム部22a
と、本体21b およびアーム部22b のイラストのいずれか
の側に表示しうるようにする。
【0032】そして、前記掘削機のバケット23の刃先の
位置は前記掘削機の本体21a ,21bからの高さ「H」
と、前記掘削機の本体21a ,21b からの水平距離「L」
とで位置設定されるが、その高さ「H」と水平距離
「L」とは、バケットチップ即ちバケット先端部即ちバ
ケット刃先の位置と前記掘削機の本体21a ,21b の所定
位置との間の垂直距離と水平距離とで計測され、そし
て、その計測値を表示器4の表示パネル1の表示部2に
表示する。これを図8の(D1),(D2)で示す。
【0033】次に、前記掘削機のバケット角「B」が計
測され、そして、その計測値を表示器4の表示パネル1
の表示部2に表示する。ところで、前記掘削機のバケッ
ト角「B」を計測するためには、バケット先端部即ちバ
ケット23の刃先の位置を起点にして水平方向を基準にし
たバケット23の前部底面部分の底面に沿ってできた傾斜
角を計測し、そして、その傾斜角をバケット角「B」と
して、その計測値を表示器4の表示パネル1の表示部2
に表示する。これを図8の(D3)で示す。
【0034】次に、水平方向に対する前記掘削機のバケ
ット23の開口部の周縁部の角度「C」を計測し、その計
測値を前記表示器4の表示パネル1の表示部2の表面に
イラストで表示することにより、前記掘削機のバケット
23の開口部の周縁部の角度「C」を確認しうるようにす
る。これを図8の(D4)で示す。
【0035】次に、前記掘削機でスロープ角が計測さ
れ、そして、その計測値を表示器4の表示パネル1の表
示部2に表示する。ところで、前記掘削機でスロープ角
を計測するため、バケット刃先位置を2点で入力するこ
とで2点間のスロープを計算し、そして、その傾斜角を
スロープ角として、その計測値を「SLOPE」の表示
とともに表示器4の表示パネル1の表示部2に表示す
る。
【0036】次に、スイングフレームの前後、左右、合
成の傾斜角および傾き方向がリアルタイムで表示される
ようにするため、表示器4の表示パネル1の表示部2
に、二つのパワーショベルなどのショベル型掘削機のイ
ラストが表示してあり、バケットチップの位置が地上ま
たは地下のいずれかで前記表示器4の表示パネル1の表
示部2の表面の二つのパワーショベルなどの掘削機の作
動状態を表示したイラストの画面が自動的に切り替わる
ようにする。
【0037】それとは別に、パワーショベルなどのショ
ベル型掘削機を、その前後方向の垂直面を基準にしたパ
ワーショベルなどのショベル型掘削機の車両本体の上下
方向の傾斜角を示したイラストが表示してあり、かつ前
記ショベル型掘削機を、その 左右方向の水平面を基準に
した前記掘削機パワーショベルなどのショベル型掘削機
の車両本体の左右方向の傾斜角を示したイラストが表示
してあり、スイングフレームの前後、左右、合成の傾斜
角および傾き方向がリアルタイムで表示されるように
し、スイングフレームの前後、左右、合成の傾き角MA
Xで表示されるようにする。これを図8の(D5),
(D6)で示す。
【0038】また、法面角設定においては、法面角設定
に際し、まず、バケット刃先位置を計測し、バケット刃
先による溝の深さ、溝の長さおよび傾斜角の計測により
地面形状の計測表示のイラストを表示しうるようにする
ことにより、予め判かっている値ばかりでなく、既にあ
る法面を計測する必要がなく法面成形が出来るようにし
うるのである。
【0039】次に、多機能ディスプレイモニタシステム
を、パワーショベルなどのショベル型掘削機に装備して
種々の作業をするが、図8乃至図14を参照しながら、
この多機能ディスプレイモニタシステムの操作手順を説
明する。
【0040】バケットの働きについて、その計測表示モ
ードは、図8(D1)乃至(D6)のどの画面において
も、計測キー3dにより図9(M1)の画面に入ることが
できる。そして、図9(M1)乃至(M5)のどの画面
においても、再度、計測キー3dにより図8(D1)乃至
(D6)の元の画面に戻るようになっている。
【0041】そして、計測表示は、図9(M1)乃至
(M5)において、計測モードを表す「M」で表示さ
れ、最初に、図9(M1)のように2点入力の1点目を
表す「P1」が表示される。次に、計測したい1点にバ
ケット刃先を移動させ、セットキー3eで入力すると、図
9(M2)のように2点目を表す「P2」が表示され
る。そして、計測したいもう1点にバケット刃先を移動
させ、セットキー3eを押すと、図9(M3)のように2
点間高さを表わす「H」が表示される。
【0042】次は、図9(M4),(M5)のように前
進キー3iにより2点間距離およびス ロープ角が順次表示
される。そして、距離は「L」で表示し、スロープ角に
は、「SLOPE」が表示される。
【0043】「L」および「H」の表示がなされた時
に、2点目の入力のバケット刃先位置がプラスの時、車
両は画面の下側に表示され、そして、2点目の入力のバ
ケット刃先位置がマイナスの時、車両は画面の上側に表
示される。図9(M5)に示されるように、掻き上げ斜
面は、マイナスでその数値が表示される。また、角度の
単位は度・%切替キー3fにより%と度との間で切り替わ
るようにしてある。
【0044】また、画面の切り替えは前進キー3iによっ
て図9(M1)乃至(M5)の間を(M1)→(M3)
→(M4)→(M5)→(M1)と、順次、切り替わる
ようにしてある。そして、後退キー3jによって逆順に切
り替わるようにしてある。また、計測数値は事前の値を
記憶しておくことができるようにしてある。
【0045】次に、図10に示されるように車両の傾斜
角を計測し表示するためには、メインキースイッチをオ
ンにした後、電源キー3aでモニタをオン/オフできるよ
うにしてある。電源投入時には、モニタを常にオフに
し、電源キー3aでモニタをオンにすると、オフする前の
画面に戻るようにしてある。また、前進キー3iにより
(10−11)と(10−12)との間で表示が切り替わる
ようにしてある。
【0046】次に、図11に基づき半自動掘削における
操作手順を述べると、メインキースイッチをオンにした
後、電源キー3aでモニタをオン/オフできるようにして
ある。電源投入時には、モニタを常にオフにし、電源キ
ー3aでモニタをオンにすると、オフする前の画面に戻る
ようにしてある。ただし、計測中およびセット中にオフ
した場合には、計測モードおよびセットモードの最初の
画面に戻るようにしてある。そして、下記のキーの状態
で下記の各モードに入ることができる。
【0047】まず、始めに計測キー3dをオンにすると図
11(M3)に示される計測表示モードに入ることがで
きる。
【0048】次に、スロープキー3bをオンにすると図1
1(CS1)に示されるスロープフィニッシュ制御モー
ドに入ることができる。
【0049】次に、バケットキー3cをオンにすると図1
1(CB1)に示されるバケット姿勢制御モードに入る
ことができる。
【0050】次に、スロープキー3bおよびバケットキー
3cをオンにすると図11(CSB1)に示されるスロー
プ・バケット姿勢制御モードに入ることができる。
【0051】次に、グリッププッシュボタンスイッチ
(図示せず)をオンにすると図11(AR1)に示され
るバケット角オートリターン制御モードに入ることがで
きる。ただし、バケット姿勢制御モードおよびスロープ
フィニッシュ制御モードのみに有効である。
【0052】次に、セットキー3eをオンにするとセット
モードに入ることができる。また、上述の各モード以外
は、図11(D1)に示される一般表示モードである。
【0053】ただし、計測キー3dは、スロープキー3bお
よびバケットキー3cより優先され、計測表示モード中は
他のモードに入れない。また、セット中はセット完了ま
で他のモードに入れない。
【0054】次に、図12により各制御モードを更に具
体的に説明すると、スロープフィニッシュ制御モードで
は、図12(CS1)において、制御モードを表す「S
LOPE」と、表示数値が設定値であることを表す「S
ET」が表示される。数値は既設定値を表示する。設定
値は掻き下げ斜面はプラスで表示され、掻き上げ斜面は
マイナスで表示され、水平斜面は零で表示される。
【0055】次にバケット姿勢制御モードでは、図12
(CB1)においてその制御モード を表すバケット形半
円形状部28と、表示数値が設定値であることを表す「S
ET」が表示される。数値は既設定値を表示する。バケ
ット刃先位置が地上の時には、車両は画面の下側に表示
され、そして、バケット刃先位置が地下の時には、車両
は画面の上側に表示される。また、前進キー3iで図12
(CB1)のバケット角表示と図12(CS1)のスロ
ープ角表示とが切り替わる。
【0056】またスロープフィニッシュ制御にバケット
角姿勢制御を加えた制御モードは、図12(CSB1)
においてその制御モードを表わす「SLOPE」とバケ
ット形半円形状部28が表示される。そして、表示数値が
設定値であることを表す「SET」が表示される。数値
は既設定値を表示する。
【0057】また、バケット角オートリターン制御モー
ド(AR1)では、その制御モードはバケット角姿勢制
御モード(CB1)の時と、スロープフィニッシュ制御
にバケット角姿勢制御を加えた制御モード(CSB1)
の時にのみ有効である。図12(CSB1)においてグ
リッププッシュボタンスイッチを押すと、現バケット角
数値が既設定のオートリターン角表示に切り替わり、同
時にバケットが動き設定角になると「AR」が表示され
る。それを図12(AR1)で表わす。表示はバケット
角が設定値と異なるまで表示される。
【0058】また、図13に示されるセットモードで
は、スロープフィニッシュ制御用スロープ角の設定とオ
ートリターン用バケット角の設定ができる。設定順序
は、まずスロープ角を設定し、オートリターン用バケッ
ト角の設定にはいることになる。そして、スロープ角セ
ットモードではセットキー3eでまずスロープフィニッシ
ュ制御用スロープ角のセットモードにはいる。セットモ
ードを表わす「SET」および「SLOPE」が図13
(SS1)に示すように点滅する。数値は既設定値が表
示される。ここで既設定値を変更しない場合は、セット
キー3eで次に進む。スロープ角設定には下記の3モード
がありセットモードにはいって最初に行なう操作により
各モードにはいる。
【0059】先ず、デジタル入力についてであるが、図
13(SS1)において、数値単位は度・%切替キー3f
で、図13(SS1),(SS4)の時、%と度とを切
り替えられる。まず、アップボタンまたはダウンボタン
を押すとデジタル入力モードにはいり、アップボタンに
より数値を増大し、ダウンボタンにより数値を減少させ
ることができる。そして、数値をデジタルで設定し、セ
ットキー3eによりスロープ角のセットが完了する。そし
て、そのように完了すると、図13(SS4)に示すよ
うに「SLOPE」の表示が点滅する。
【0060】次に、2点位置入力についてであるが、図
13(SS1)において、まず、計測キー3dを押すと、
2点位置入力モードにはいる。図13(SS2)に示す
ように入力の1点目を表すP1が表示される。次に、設
定したい1点にバケット刃先を移動させ、セットキー3e
により入力し、図13(SS3)に示すように、2点目
を表すP2が表示される。次に、もう1点にバケット刃
先を移動させ、セットキー3eにより入力し、図13(S
S4)に示すように、スロープ角のセットが完了する。
そして、完了すると「SLOPE」の点滅が点灯する。
【0061】次に、バケット角入力についてであるが、
図13(SS1)において、セットキー3eまたは計測キ
ー3dを押す前に、バケットを動かすとそのバケット角が
表示されバケット角入力モードにはいる。
【0062】次に、デジタル入力についてであるが、図
14(SAR1),(SAR2)において、前進キー3i
でバケット角表示またはスロープ角表示が切り替えられ
る。図14(SAR1)において、アップボタンまたは
ダウンボタンを押すとデジタル入力モードにはいり、ア
ップボタンにより数値を増大し、ダウンボタンにより数
値を減少させることができる。そして、数値をデジタル
で設定し、セットキー3eによりオートリターン角のセッ
トが完了する。そして、そのように完了すると、図14
(SAR2)に示すように「AR」の表示の点滅が点灯
する。
【0063】次に、バケット角入力についてであるが、
図14(SAR1)において、アップボタンまたはダウ
ンボタンを押す前に、バケットを動かすとそのバケット
角が表示されバケット角入力モードにはいる。バケット
を設定した角度に操作する。そのときバケット角はリア
ルタイムで表示している。また、図14(SAR2)に
示すように、セットキー3eによりオートリターン角のセ
ットが完了する。そして、そのように完了すると図14
(SAR2)に示すように「AR」の表示の点滅が点灯
する。図14(SAR2)においてセットキー3eを押す
とスロープ角セットモードにはいった元の画面に戻るの
である。
【0064】以上のように、表示機能、入力機能、通信
機能、自己診断機能を有する多機能ディスプレイモニタ
システムを操作させることにより所望の機能を奏しうる
のである。
【0065】次に、以上の表示機能、入力機能、通信機
能、自己診断機能を用いた多機能ディスプレイモニタシ
ステムおよびそのシステムの操作方法を下記の種々の実
施例で説明する。
【0066】実施例1は、表示器の表示パネルの表示部
に複数のパワーショベルなどの掘削機のイラストを表示
しその表示されたイラストを所望の目的で必要なイラス
トの選択をしうるようにしてなる多機能ディスプレイモ
ニタシステムである。
【0067】実施例2は、表示器の表示パネルの表示部
に、二つのパワーショベルなどのショベル型掘削機のイ
ラストが表示してあり、その表示されているイラストを
前記掘削機のバケットの高さの位置が前記掘削機の本体
の位置を基準にして上下のいずれかの側になることを
多機能ディスプレイモニタシステムで確認し、前記掘
削機のバケットの高さの位置を、二つのパワーショベル
などのショベル型掘削機のイラストのいずれかの側のイ
ラストとともに表示しうるようにしてなる多機能ディス
プレイモニタシステムである。
【0068】実施例3は、表示器の表示パネルの表示部
に複数のパワーショベルなどの掘削機の作動状態を計測
して、その計測値を前記表示器の表示パネルの表示部の
表面にイラストとともに表示しうるようにし、そこで表
示されたイラストを所望の目的のためスイチなどの切
り替えにより或は自動式で必要なイラストを切り替え或
は選択しうるようにしてなる多機能ディスプレイモニタ
システムである。
【0069】実施例4は、表示器の表示パネルの表示部
に複数のパワーショベルなどの掘削機の作動状態を計測
して、その計測値を前記表示器の表示パネルの表示部の
表面にイラストとともに表示しうるようにし、前記掘削
機のバケット刃先の高さおよび水平距離を計測して、そ
の計測値を前記表示器の表示パネルの表示部の表面にイ
ラストとともに表示することにより前記掘削機のバケッ
ト刃先の位置を確認しうるようにしてなる多機能ディス
プレイモニタシステムである。
【0070】実施例5は、表示器の表示パネルの表示部
に複数のパワーショベルなどの掘削機の作動状態を計測
して、その計測値を前記表示器の表示パネルの表示部の
表面にイラストとともに表示しうるようにし、水平方向
に対する前記掘削機のバケットの前部底面板の角度を計
測して、その計測値を前記表示器の表示パネルの表示部
の表面にイラストとともに表示することにより前記掘削
機のバケットの前部底面板の角度を確認しうるようにし
てなる多機能ディスプレイモニタシステムである。
【0071】実施例6は、表示器の表示パネルの表示部
に複数のパワーショベルなどの掘削機の作動状態を計測
し、その計測値を前記表示器の表示パネルの表示部の表
面にイラストとともに表示しうるようにし、水平方向に
対する前記掘削機のバケットの開口部の周縁部の角度を
計測し、その計測値を前記表示器の表示パネルの表示部
の表面にイラストで表示して前記掘削機のバケットの開
口部の周縁部の角度を確認しうるようにしてなる多機能
ディスプレイモニタシステムである。
【0072】実施例7は、表示器の表示パネルに表示部
とスイッチ部を設け、外部のコントローラ、センサから
のデータを送受信することにより掘削機の状態を計測
し、前記表示器の表示パネルの表示部に前記掘削機の状
態を表示し、所望の掘削機の状態を設定しうるようにし
てなり、水平方向および垂直方向に対する前記掘削機
平距離および垂直距離を計測するにあたり、バケット
刃先位置2点入力により計測して計測表示しうるように
し、また、掘削した法面の角度を計測するにあたり、バ
ケット刃先位置2点入力により計測して計測表示しうる
ようにしてなる多機能ディスプレイモニタシステムであ
る。
【0073】実施例8は、表示器の表示パネルの表示部
に複数のパワーショベルなどの掘削機のイラストを表示
その表示されたイラストを所望の目的で必要なイラ
ストの選択をしうるようにし、前進キー3iと後退キー3j
のいれかを操作することにより必要なイラストの表示
を得ることができるようにしてなる多機能ディスプレイ
モニタシステムである。
【0074】実施例9は、表示器の表示パネルの表示部
に複数のパワーショベルなどの掘削機の作動状態を計測
して、その計測値を前記表示器の表示パネルの表示部の
表面にイラストとともに表示しうるようにし、そこで表
示されたイラストを所望の目的のためスイチなどの切
り替えにより或は自動式で必要なイラストを切り替え或
は選択しうるようにし、前記掘削機のバケット角即ち水
平方向を基準にしたバケットの前部底面の傾斜角を計測
し、バケット刃先位置を計測し、バケット刃先による溝
の深さ、溝の長さおよび傾斜角の計測により地面形状の
計測表示のイラストを表示しうるようにしてなる多機能
ディスプレイモニタシステムである。
【0075】実施例10は、表示器の表示パネルの表示
部に複数のパワーショベルなどの掘削機の作動状態を計
測して、その計測値を前記表示器の表示パネルの表示部
の表面にイラストとともに表示しうるようにし、そこで
表示されたイラストを所望の目的のためスイチなどの
切り替えにより或は自動式で必要なイラストを切り替え
或は選択しうるようにし、フロントリンケージ制御の法
面角設定において数値を入力し、またはバケット刃先の
二点位置を計測して入力し、またはバケット底面を法面
角に当てることによって前記掘削機のバケット角を入力
し法面角が解るようにしてなる多機能ディスプレイモニ
タシステムである。
【0076】実施例11は、表示器の表示パネルの表示
部に複数のパワーショベルなどの掘削機の作動状態を計
測して、その計測値を前記表示器の表示パネルの表示部
の表面にイラストとともに表示しうるようにし、そこで
表示されたイラストを所望の目的のためスイチなどの
切り替えにより或は自動式で必要なイラストを切り替え
或は選択しうるようにし、前進キー3iと後退キー3jのい
れかを操作することにより必要なイラストの表示を得
ることができるようにし、前進キー3iで前記掘削機の作
動状態を計測して、その計測値を前記表示器の表示パネ
ルの表示部の表面にイラストで表示するため、そのイラ
ストの表示を順次切り替え或は選択して確認しうるよう
にし、または、逆の手順で、後退キー3jにより、そのイ
ラストの表示を順次切り替え或は選択して確認するため
に前記掘削機の作動状態を前記表示器の表示パネルの表
示部の表面にイラストで表示しうるようにし、バケット
刃先の位置が地上または地下のいずれかで前記表示器の
表示パネルの表示部の表面の二つのパワーショベルなど
の掘削機の作動状態を表示したイラストの画面が自動的
に切り替わるようにしてなる多機能ディスプレイモニタ
システムである。
【0077】実施例12は、表示器の表示パネルの表示
部に、二つのパワーショベルなどのショベル型掘削機の
イラストが表示してあり、バケット刃先の位置が地上ま
たは地下のいずれかで前記表示器の表示パネルの表示部
の表面の二つのパワーショベルなどの掘削機の作動状態
を表示したイラストの画面が自動的に切り替わるように
し、それとは別に、パワーショベルなどのショベル型掘
削機を、その前後方向の垂直面を基準にしたパワーショ
ベルなどのショベル型掘削機の車両本体の上下方向の傾
斜角を示したイラストが表示してあり、かつ前記ショベ
ル型掘削機を、その左右方向の水平面を基準にした前記
掘削機パワーショベルなどのショベル型掘削機の車両本
体の左右方向の傾斜角を示したイラストが表示してあ
り、スイングフレームの前後、左右、合成の傾斜角およ
び傾き方向がリアルタイムで表示されるようにし、スイ
ングフレームの前後、左右、合成の傾き角最大値で表示
されるようにしてなる多機能ディスプレイモニタシステ
ムである。
【0078】実施例13は、表示器の表示パネルに表示
部とスイッチ部を設け、外部のコントローラ、センサか
らのデータを送受信することにより掘削機の状態を計測
し、前記表示器の表示パネルの表示部に前記掘削機の状
態を表示し、所望の掘削機の状態を設定しうるようにす
るために表示機能、入力機能、通信機能、自己診断機能
を有することを特徴とする多機能ディスプレイモニタシ
ステムである。
【0079】実施例14は、表示器の表示パネルの表示
部に、二つのパワーショベルなどのショベル型掘削機の
イラストが表示してあり、その表示されているイラスト
を前記掘削機のバケット刃先の高さの位置が前記掘削機
の本体の位置を基準にして上下のいずれかの側になるこ
とを前記多機能ディスプレイモニタシステムで確認し、
前記掘削機のバケット刃先の高さの位置を、二つのパワ
ーショベルなどのショベル型掘削機のイラストのいずれ
かの側のイラストとともに表示しうるようにし、次に前
記掘削機のバケット角即ち水平方向を基準にしたバケッ
トの前部底面の傾斜角を計測し、バケット刃先位置とバ
ケットの枢支部の位置を計測し、その2位置によって形
成される斜面と前記バケットの枢支部の位置を含んだ水
平面との間の角度を計測し、その角度を表わす角即ちク
リープ角と前記バケット角とを表示パネルの表面に表示
しうるようにし、さらにバケット刃先による溝の深さ、
溝の長さおよび傾斜角の計測により地面形状の計測表示
のイラストを表示しうるようにしてなる多機能ディスプ
レイモニタシステムの操作方法である。
【0080】実施例15は、表示器の表示パネルに表示
部とスイッチ部を設け、外部のコントローラ、センサか
らのデータを送受信することにより掘削機の状態を計測
し、前記表示器の表示パネルの表示部に前記掘削機の状
態を表示し、所望の掘削機の状態を設定しうるようにし
た表示機能、入力機能、通信機能、自己診断機能を有す
る多機能ディスプレイモニタシステムのアタッチメント
部分を、パワーショベルなどのショベル型掘削機のアタ
ッチメントとし、コントローラ、センサなどの外部から
のデータを送受信することで計測、表示、設定ができる
多機能ディスプレイモニタシステムの諸情報を表示器の
表示パネルの表示部に表示させうるようにするために前
記表示器の表示パネルの表示部とは別の部分に設けたス
イッチ部のスイッチを操作することにより掘削機の所望
の状態を計測、表示、設定しうるようにさせうる多機能
ディスプレイモニタシステムの操作方法である。
【0081】このように、多機能ディスプレイモニタシ
ステムを、パワーショベルなどのショベル型掘削機に装
備して種々の作業をすることになるが、多機能ディスプ
レイモニタシステムの主要部である表示器の表示パネル
の表示部に、二つのパワーショベルなどのショベル型掘
削機のイラストが表示してあり、その表示されているイ
ラストのいずれかの側のイラストを選択するために前記
掘削機のバケット刃先の高さの位置が前記掘削機の本体
の位置を基準にして上下のいずれかの側になることを多
機能ディスプレイモニタシステムで確認し、前記掘削機
のバケットの高さの位置を、二つのパワーショベルなど
のショベル型掘削機のイラストのいずれかの側のイラス
トのところに表示しうる効果がある。
【0082】そして、前記掘削機のバケットの位置は前
記掘削機の本体からの高さと前記掘削機の本体からの水
平距離とで位置設定されるが、その高さと水平距離とは
バケットチップ即ちバケット先端部即ちバケット刃先の
位置と前記掘削機の本体の所定位置との間の垂直距離と
水平距離とが計測され、そして、その計測値を表示器の
表示パネルの表示部に表示する。
【0083】次に、前記掘削機のバケット角が計測さ
れ、そして、その計測値を表示器の表示パネルの表示部
に表示することによりバケットの状態を表示パネルの表
示部を介して確認しうる効果がある。
【0084】ところで、前記掘削機のバケット角を計測
するためには、バケット先端部即ちバケット刃先の位置
を起点にして水平方向を基準にしたバケットの前部底面
部分 の底面に沿ってできた傾斜角をバケットシリンダの
長さをセンサで読み取りバケット角を外部コントローラ
が計算しモニタのデータが送信される。その傾斜角をバ
ケット角として、その計測値を表示器の表示パネルの表
示部に表示する。
【0085】次に、前記掘削機でスロープ角が計測さ
れ、そして、その計測値を表示器の表示パネルの表示部
に表示する。それから、前記掘削機でスロープ角を計測
するためバケット刃先位置を2点入力することで2点間
のスロープを計算し、そして、その傾斜角をスロープ角
として、その計測値を表示器の表示パネルの表示部に表
示するためバケットによる土砂などの掬い加減を確認し
うる効果がある。
【0086】次に、スイングフレームの前後、左右、合
成の傾斜角および傾き方向がリアルタイムで表示される
ようにするため、表示器の表示パネルの表示部に、二つ
のパワーショベルなどのショベル型掘削機のイラストが
表示してあり、バケットチップの位置が地上または地下
のいずれかで前記表示器の表示パネルの表示部の表面の
二つのパワーショベルなどの掘削機の作動状態を表示し
たイラストの画面が自動的に切り替わるようにし、それ
とは別に、パワーショベルなどのショベル型掘削機を、
その前後方向の垂直面を基準にしたパワーショベルなど
のショベル型掘削機の車両本体の上下方向の傾射角を示
したイラストが表示してあり、かつ前記ショベル型掘削
機を、その左右方向の水平面を基準にした前記掘削機パ
ワーショベルなどのショベル型掘削機の車両本体の左右
方向の傾斜角を示したイラストが表示してあり、スイン
グフレームの前後、左右、合成の傾斜角および傾き方向
がリアルタイムで表示されるようにし、スイングフレー
ムの前後、左右、合成の傾き角MAXで表示されるよう
にしたので所望の仕事を確実に、そして、能率的に進め
ることができる効果がある。
【0087】また、法面角設定においては、法面角設定
に際し、まず、バケット刃先位置を計測し、バケット刃
先による溝の深さ、溝の長さおよび傾斜角の計測により
地面形状の計測表示のイラストを表示しうるようにする
ことにより予め判かっている値ばかりでなく、既にある
法面を計測する必要がなく法面成形が出来るようにし
る効果がある。
【0088】上述の事柄を、次にまとめてみると、表示
内容に応じてショベルのイラストが切り替わるように
し、地上または地下に位置するバケットの位置によりイ
ラストが切り替わることでオペレータへの情報が紛らわ
しくなくなる効果がある。
【0089】また、法面角についても、計測できるの
で、法面角を垂直距離、水平距離より別途計算する必要
がなくなる効果がある。また、法面角設定に数値入力以
外の設定方法が用意されたので、法面角設定において予
め判っている値ばかりでなく既にある法面に倣って、計
測することなく法面成形をなしうるようになる効果があ
る。
【0090】また、システムの外部コントローラに対
し、例えば、パソコンのような別途ターミナルを必要と
せずに設定できるようにしたので、別途ターミナル無し
に、制御パラメータ、フロントリンケージ寸法を設定で
きる効果がある。
【0091】とにかく、種々の具体的な効果があるが、
結局、表示器の表示パネルに表示部とスイッチ部を設
け、外部のコントローラ、センサからのデータを送受信
することにより掘削機の状態を計測し、前記表示器の表
示パネルの表示部に前記掘削機の状態を表示し、所望の
掘削機の状態を設定しうるようにした表示機能、入力機
能、通信機能、自己診断機能を有する多機能ディスプレ
イモニタシステムであって、そのアタッチメント部分
を、パワーショベルなどのショベル型掘削機のアタッチ
メントとし、コントローラ、センサなどの外部からのデ
ータを送受信することで計測、表示、設定ができる多機
能ディスプレイモニタシステムの諸情報を表示器の表示
パネルの表示部に表示させうるようにするために前記表
示器の表示パネルの表示部の横の部分に設けたスイッチ
部のスイッチを操作することにより掘削機の所望の状態
を計測、表示、設定しうるようにした多機能ディスプレ
イモニタシステムの操作方法であるから、上記の種々の
具体的な機能の全ての機能を一つのモニタに集約させる
ことにより経験不足のオペレータでも熟練者に劣らない
作業をなしうる効果がある。
【0092】さらに、表示機能、入力機能、通信機能、
自己診断機能を有する多機能ディスプレイモニタシステ
ムを装備したパワーショベルなどのショベル型掘削機を
提供でき、それらのショベル型掘削機において、コント
ローラ、センサなどの外部からのデータを送受信するこ
とで計測、表示、設定でき、バケット角やバケット刃先
位置(高さ、水平位置)の表示、バケット刃先による地
面形状(溝の深さ、長さ、傾斜角)の計測表示、フロン
トリンケージ制御における設定および設定値表示、車両
傾斜角および傾斜方向表示、システムのエラー表示、バ
ケット負荷重量表示、フロントリンケージ制御における
制御パラメータの設定および設定値表示、フロントリン
ケージの寸法の設定および設定値表示などの、多機能に
わたる計測、表示、設定をなしうる。
【0093】
【発明の効果】本発明によれば、表示器の表示パネルに
表示部とスイッチ部を設け、外部のコントローラ、セン
サからのデータを送受信することにより掘削機の状態を
計測し、前記表示器の表示パネルの表示部に前記掘削機
の状態を、異なる複数の掘削機のイラストから計測内容
に応じて自動的に選択したイラストとともに表示し、所
望の掘削機の状態を設定しうるようにしたから、実際の
掘削機の状態とイラストとの間で生じる紛らわしさを防
止でき、表示の信頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多機能ディスプレイモニタ装置の主要
部である表示器の表示パネルの表示部とスイッチ部とか
らなる表示パネルの平面部の平面図である。
【図2】図1とは別のスイッチ部のスイッチの配置でな
る表示パネルの平面部の平面図である。
【図3】図1および図2とは別のスイッチ部のスイッチ
の配置でなる表示パネルの平面部の平面図である。
【図4】本発明の多機能ディスプレイモニタ装置の主要
部である表示部とスイッチ部とからなる表示パネルを有
する表示器の配置状態とその場所を示すとともに前記表
示器と他の機能部材との位置関係を示した斜視図であ
る。
【図5】本発明の多機能ディスプレイモニタ装置のブロ
ック線図である。
【図6】図5とは別の本発明のディスプレイモニタ装置
のブロック線図である。
【図7】図5および図6とは別の本発明の多機能ディス
プレイモニタ装置のブロック線図である。
【図8】本発明の多機能ディスプレイモニタ装置の操作
手順を示した図である。
【図9】図8とは別の本発明の多機能ディスプレイモニ
装置の操作手順を示した図である。
【図10】図8および図9とは別の本発明の多機能ディ
スプレイモニタ装置の操作手順を示した図である。
【図11】図8図9および図10とは別の本発明の多
機能ディスプレイモニタ装置の操作手順を示した図であ
る。
【図12】図8図9図10および図11とは別の本
発明の多機能ディスプレイモニタ装置の操作手順を示し
た図である。
【図13】図8図9図10図11および図12と
は別の本発明の多機能ディスプレイモニタ装置の操作手
順を示した図である。
【図14】図8図9図10図11図12および
図13とは別の本発明の多機能ディスプレイモニタ装置
の操作手順を示した図である。
【符号の説明】
1 表示パネル 2 表示部 3 スイッチ 4 表示器 5 モニタ 6 制御装置 7 制御装置 8 シリンダ位置速度センサ 9 2軸傾斜センサ 10 圧力スイッチまたはオンオフスイッチ 13 切替バルブまたは比例電磁バルブ

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示器の表示パネルに表示部とスイッチ
    部を設け、外部のコントローラ、センサからのデータを
    送受信することにより掘削機の状態を計測し、前記表示
    器の表示パネルの表示部に前記掘削機の状態を、異なる
    複数の掘削機のイラストから計測内容に応じて自動的に
    選択したイラストとともに表示し、所望の掘削機の状態
    を設定しうるようにしたことを特徴とする多機能ディス
    プレイモニタ装置
  2. 【請求項2】 表示器の表示パネルの表示部に複数の掘
    削機のイラストを表示しれらの表示されたイラスト
    から所望の目的で必要なイラストを選択しうるようにし
    たことを特徴とする請求項1記載の多機能ディスプレイ
    モニタ装置
  3. 【請求項3】 表示器の表示パネルの表示部に、二つ
    ョベル型掘削機のイラストが表示してあり、その表示
    されているイラストを前記掘削機のバケット刃先の高さ
    の位置が前記掘削機の本体の位置を基準にして上下のい
    ずれかの側になることを請求項1記載の多機能ディスプ
    レイモニタ装置で確認し、前記掘削機のバケット刃先の
    高さの位置を、二つのショベル型掘削機のイラストのい
    ずれかの側のイラストとともに表示しうるようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の多機能ディスプレイモニ
    装置
  4. 【請求項4】 表示器の表示パネルの表示部に複数の掘
    削機の作動状態を計測して、その計測値を前記表示器の
    表示パネルの表示部の表面にイラストとともに表示しう
    るようにし、そこで表示されたイラストを所望の目的の
    ためスイチなどの切り替えにより或は自動式で必要な
    イラストを切り替え或は選択しうるようにしたことを特
    徴とする請求項1記載の多機能ディスプレイモニタ
  5. 【請求項5】 表示器の表示パネルの表示部に複数の掘
    削機の作動状態を計測して、その計測値を前記表示器の
    表示パネルの表示部の表面にイラストとともに表示しう
    るようにし、前記掘削機のバケット刃先の高さおよび水
    平距離を計測して、その計測値を前記表示器の表示パネ
    ルの表示部の表面にイラストとともに表示することによ
    り前記掘削機のバケット刃先の位置を確認しうるように
    たことを特徴とする請求項1記載の多機能ディスプレ
    イモニタ装置
  6. 【請求項6】 表示器の表示パネルの表示部に複数の掘
    削機の作動状態を計測して、その計測値を前記表示器の
    表示パネルの表示部の表面にイラストとともに表示しう
    るようにし、水平方向に対する前記掘削機のバケットの
    前部底面板の角度を計測して、その計測値を前記表示器
    の表示パネルの表示部の表面にイラストとともに表示す
    ることにより前記掘削機のバケットの前部底面板の角度
    を確認しうるようにしたことを特徴とする請求項1記載
    の多機能ディスプレイモニタ装置
  7. 【請求項7】 表示器の表示パネルの表示部に複数の掘
    削機の作動状態を計測し、その計測値を前記表示器の表
    示パネルの表示部の表面にイラストとともに表示しうる
    ようにし、水平方向に対する前記掘削機のバケットの開
    口部の周縁部の角度を計測し、その計測値を前記表示器
    の表示パネルの表示部の表面にイラストで表示して前記
    掘削機のバケットの開口部の周縁部の角度を確認しうる
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の多機能ディ
    スプレイモニタ装置
  8. 【請求項8】 表示器の表示パネルに表示部とスイッチ
    部を設け、外部のコントローラ、センサからのデータを
    送受信することにより掘削機の状態を計測し、前記表示
    器の表示パネルの表示部に前記掘削機の状態を表示し、
    所望の掘削機の状態を設定しうるようにしてなり、水平
    方向および垂直方向に対する前記掘削機の水平距離およ
    び垂直距離を計測するにあたり、バケット刃先位置2点
    入力により計測して計測表示しうるようにし、また、掘
    削した法面の角度を計測するにあたり、バケット刃先位
    置2点入力により計測して計測表示しうるようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の多機能ディスプレイモニ
    装置
  9. 【請求項9】 表示器の表示パネルの表示部に複数の掘
    削機のイラストを表示しその表示されたイラストを所望
    の目的で必要なイラストの選択をしうるようにし、前進
    キーと後退キーのいれかを操作することにより必要な
    イラストの表示を得ることができるようにしたことを特
    徴とする請求項1記載の多機能ディスプレイモニタ
  10. 【請求項10】 表示器の表示パネルの表示部に複数
    削機の作動状態を計測して、その計測値を前記表示器
    の表示パネルの表示部の表面にイラストとともに表示し
    うるようにし、そこで表示されたイラストを所望の目的
    のためスイチなどの切り替えにより或は自動式で必要
    なイラストを切り替え或は選択しうるようにし、前記掘
    削機のバケット角即ち水平方向を基準にしたバケットの
    前部底面の傾斜角を計測し、バケット刃先位置を計測
    し、バケット刃先による溝の深さ、溝の長さおよび傾斜
    角の計測により地面形状の計測表示のイラストを表示し
    うるようにしたことを特徴とする請求項1記載の多機能
    ディスプレイモニタ装置
  11. 【請求項11】 表示器の表示パネルの表示部に複数
    削機の作動状態を計測して、その計測値を前記表示器
    の表示パネルの表示部の表面にイラストとともに表示し
    うるようにし、そこで表示されたイラストを所望の目的
    のためスイチなどの切り替えにより或は自動式で必要
    なイラストを切り替え或は選択しうるようにし、フロン
    トリンケージ制御の法面角設定において数値を入力し、
    バケット刃先の二点位置を計測して入力し、バケット底
    面を法面角に当てることによって前記掘削機のバケット
    角を入力し法面角が解るようにしたことを特徴とする請
    求項1記載の多機能ディスプレイモニタ装置
  12. 【請求項12】 表示器の表示パネルの表示部に複数
    削機の作動状態を計測して、その計測値を前記表示器
    の表示パネルの表示部の表面にイラストとともに表示し
    うるようにし、そこで表示されたイラストを所望の目的
    のためスイチなどの切り替えにより或は自動式で必要
    なイラストを切り替え或は選択しうるようにし、前進キ
    ーと後退キーのいれかを操作することにより必要なイ
    ラストの表示を得ることができるようにし、前進キーで
    前記掘削機の作動状態を計測して、その計測値を前記表
    示器の表示パネルの表示部の表面にイラストで表示する
    ため、そのイラストの表示を順次切り替え或は選択して
    確認しうるようにし、または、逆の手順で、後退キーに
    より、そのイラストの表示を順次切り替え或は選択して
    確認するために前記掘削機の作動状態を前記表示器の表
    示パネルの表示部の表面にイラストで表示しうるように
    し、バケット刃先の位置が地上または地下のいずれかで
    前記表示器の表示パネルの表示部の表面の二つの掘削機
    の作動状態を表示したイラストの画面が自動的に切り替
    わるようにしたことを特徴とする請求項1記載の多機能
    ディスプレイモニタ装置
  13. 【請求項13】 表示器の表示パネルの表示部に、二つ
    のショベル型掘削機のイラストが表示してあり、バケッ
    ト刃先の位置が地上または地下のいずれかで前記表示器
    の表示パネルの表示部の表面の二つの掘削機の作動状態
    を表示したイラストの画面が自動的に切り替わるように
    し、それとは別に、ショベル型掘削機を、その前後方向
    の垂直面を基準にしたショベル型掘削機の車両本体の上
    下方向の傾斜角を示したイラストが表示してあり、かつ
    前記ショベル型掘削機を、その左右方向の水平面を基準
    にした前記ショベル型掘削機の車両本体の左右方向の傾
    斜角を示したイラストが表示してあり、スイングフレー
    ムの前後、左右、合成の傾斜角および傾き方向がリアル
    タイムで表示されるようにし、スイングフレームの前
    後、左右、合成の傾き角最大値で表示されるようにし
    ことを特徴とする請求項1記載の多機能ディスプレイモ
    ニタ装置
  14. 【請求項14】 表示器の表示パネルに表示部とスイッ
    チ部を設け、外部のコントローラ、センサからのデータ
    を送受信することにより掘削機の状態を計測し、前記表
    示器の表示パネルの表示部に前記掘削機の状態を表示
    し、所望の掘削機の状態を設定しうるようにするために
    表示機能、入力機能、通信機能、自己診断機能を有した
    ことを特徴とする請求項1記載の多機能ディスプレイモ
    ニタ装置
  15. 【請求項15】 表示器の表示パネルの表示部に、二つ
    のショベル型掘削機のイラストが表示してあり、その表
    示されているイラストを前記掘削機のバケット刃先の高
    さの位置が前記掘削機の本体の位置を基準にして上下の
    いずれかの側になることを請求項1乃至14のいずれか
    に記載の多機能ディスプレイモニタ装置で確認し、前記
    掘削機のバケット刃先の高さの位置を、二つのショベル
    型掘削機のイラストのいずれかの側のイラストとともに
    表示しうるようにし、次に前記掘削機のバケット角即ち
    水平方向を基準にしたバケットの前部底面の傾斜角を計
    測し、バケット刃先位置とバケットの枢支部の位置を計
    測し、その2位置によって形成される斜面と前記バケッ
    トの枢支部の位置を含んだ水平面との間の角度を計測
    し、その角度を表わす角即ちクリープ角と前記バケット
    角とを表示パネルの表面に表示しうるようにし、さらに
    バケット刃先による溝の深さ、溝の長さおよび傾斜角の
    計測により地面形状の計測表示のイラストを表示しうる
    ようにしたことを特徴とする多機能ディスプレイモニタ
    装置の操作方法。
  16. 【請求項16】 表示器の表示パネルに表示部とスイッ
    チ部を設け、外部のコントローラ、センサからのデータ
    を送受信することにより掘削機の状態を計測し、前記表
    示器の表示パネルの表示部に前記掘削機の状態を表示
    し、所望の掘削機の状態を設定しうるようにした表示機
    能、入力機能、通信機能、自己診断機能を有する多機能
    ディスプレイモニタ装置のアタッチメント部分を、シ
    ベル型掘削機のアタッチメントとし、コントローラ、セ
    ンサなどの外部からのデータを送受信することで計測、
    表示、設定ができる多機能ディスプレイモニタ装置の諸
    情報を表示器の表示パネルの表示部に表示させうるよう
    にするために前記表示器の表示パネルの表示部とは別
    の部分に設けたスイッチ部のスイッチを操作することに
    より、掘削機の所望の状態を計測、表示、設定しうるよ
    うにしたことを特徴とする請求項15記載の多機能ディ
    スプレイモニタ装置の操作方法。
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