JPH11303151A - 建設機械の表示制御装置 - Google Patents

建設機械の表示制御装置

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JPH11303151A
JPH11303151A JP10108095A JP10809598A JPH11303151A JP H11303151 A JPH11303151 A JP H11303151A JP 10108095 A JP10108095 A JP 10108095A JP 10809598 A JP10809598 A JP 10809598A JP H11303151 A JPH11303151 A JP H11303151A
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display
control device
construction machine
failure
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Hiroshi Ogura
弘 小倉
Hiroshi Watanabe
洋 渡邊
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転室内の居住空間を広くすると共に、オペ
レータの作業効率を向上することのできる建設機械の表
示制御装置を提供する。 【解決手段】 建設機械各部に設けた検出手段から入手
した情報に基づいて、建設機械各部の動作を制御する複
数の制御装置20,22,25と、建設機械各部の状況
を表示する表示装置26とを備え、これらの制御装置お
よび表示装置を共通の通信ラインで接続してなる建設機
械の表示制御装置において、表示装置26は、前記建設
機械各部の状況を表す表示情報の切換表示を指令する入
力手段28と、前記指令に対応する表示情報を前記各制
御装置から取り込み表示する表示手段27,29とから
構成されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設機械の表示制
御装置に係わり、特に油圧ショベル等の建設機械を制御
する複数の制御装置からの検出情報や故障情報を表示す
ることのできる建設機械の表示制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧ショベル等の建設機械に設けられる
制御装置は、概略、建設機械への操作指令を行う第1の
制御装置と、この第1の制御装置からの操作指令に基づ
いて、建設機械各部の操作に必要な制御演算指令を行う
第2の制御装置と、この第2の制御装置からの演算制御
指令を建設機械各部を駆動するためのアクチュエータに
出力する第3の制御装置と、建設機械に係わる各種の情
報を表示する表示装置とから構成されている。これらの
制御装置や表示装置間には相互に関連する信号を授受す
るための電気信号線が多数配設されている。
【0003】この電気信号線の多数配設は、配線接続に
よって行うために構造が複雑化し、高コスト化を招いて
いた。これを解決するために、特公平7−113854
号公報には、分散配置した各制御装置や表示装置間を共
通のデータバスで接続して制御信号を授受する建設機械
の表示制御装置が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術によれ
ば、電気信号線の接続を簡素化し、コストの低減を図る
ことができ、その結果、建設機械の制御装置の改善を図
ることができる。
【0005】一方、建設機械は、建設機械の操作性の向
上を図るために、種々の情報、例えば、通常の運転時に
必要な燃料残量、エンジン回転数、作動油温等の情報を
表示する表示装置や、機械の故障情報およびその履歴情
報を表示するための表示装置や、さらには高機能化され
た建設機械では建設機械本体の前部に設けられたフロン
ト機構の姿勢を表示するとともに自動制御の始動、停止
のための操作スイッチを備える表示装置を設けることが
望まれている。
【0006】しかし、上述した複数の表示装置を、共通
の通信ラインを介して分散配置される上述の複数の制御
装置に接続する場合、そのための接続配線が増えて配線
が複雑になる。また、複数の表示装置を建設機械の運転
室内に設置すると、運転室内の空間が狭くなり、居住性
が悪化するという問題がある。
【0007】また、上述のような複数個の操作部を兼ね
る表示装置を運転室に設置する場合、通常、運転室内に
おけるオペレータの右前方に設置することになるが、オ
ペレータは操作レバーの操作以外に前記表示装置への注
視および表示装置に付設した操作部の操作を行わなけれ
ばならず、オペレータにとって大きな負担になるという
問題があった。
【0008】本発明の目的は、上記種々の問題点を考慮
して、運転室内の空間を十分に確保することができると
ともに、オペレータの負担を軽減することのできる建設
機械の表示制御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、次のような手段を採用した。
【0010】建設機械各部に設けた検出手段から入手し
た情報に基づいて、建設機械各部の動作を制御する複数
の制御装置と、建設機械各部の状況を表示する表示装置
とを備え、これらの制御装置および表示装置を共通の通
信ラインで接続してなる建設機械の表示制御装置におい
て、前記表示装置は、前記建設機械各部の状況を表す表
示情報の切換表示を指令する入力手段と、前記指令に対
応する表示情報を前記各制御装置から取り込み表示する
表示手段とから構成されることを特徴とする。
【0011】また、請求項1に記載の建設機械の表示制
御装置において、前記表示手段は、前記切換表示される
各種の表示情報を表示する単一の表示部を備えることを
特徴とする。
【0012】また、請求項1ないしは請求項2のいずれ
か1つの請求項に記載の建設機械の表示制御装置におい
て、前記各制御装置は、各制御装置に係わる検出手段お
よび制御対象の故障を診断する故障診断手段を備えるこ
とを特徴とする。
【0013】また、請求項3に記載の建設機械の表示制
御装置において、前記制御装置の故障診断手段は、少な
くとも、前記検出手段および当該建設機械のアクチュエ
ータの故障を診断することを特徴とする。
【0014】また、請求項3ないしは請求項4のいずれ
か1つの請求項に記載の建設機械の表示制御装置におい
て、前記表示装置は、前記各制御装置の故障診断手段に
おいて故障を検出したときは、故障情報以外の表示情報
に優先して故障情報を表示することを特徴とする。ま
た、請求項3ないしは請求項4のいずれか1つの請求項
に記載の建設機械の表示制御装置において、前記指令
は、前記故障情報の送信指令を含むことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
1から図24を用いて説明する。
【0016】図1は、本実施形態に係る建設機械の表示
制御装置を示す図である。
【0017】図において、1は油圧ショベル等の建設機
械であり、建設機械1は、概略、走行体2と、走行体2
上に設けた旋回体3と、旋回体3の前部に設けた運転室
4と、旋回体3の前部に装備したフロント機構5と、旋
回体3に俯仰動可能に設けたブーム6と、ブーム6先端
に回動可能に設けたアーム7と、アーム7の先端に回動
可能に設けたバケット8と、ブーム6を俯仰動させるた
めの油圧シリンダ9と、アーム7を回動させるための油
圧シリンダ10と、バケット8を回動させるための油圧
シリンダ11と、油圧シリンダ11とバケット8とを連
結するリンク機構12とから構成されている。
【0018】なお、図1の建設機械1の外部に示される
電気系統および油圧系統は建設機械1内部に搭載される
ものである。
【0019】これらの制御系統において、13は油タン
ク、14は油圧ポンプ、15は油圧ポンプ14からブー
ム駆動用の油圧シリンダ9に供給される圧油の流量を制
御する制御弁、16は油圧ポンプ14の吐出圧力を検出
する圧力検出器、17は油圧ポンプ14の斜板の傾転位
置を検出する斜板傾転位置検出器、18は油タンク内の
作動油の温度を検出する作動油温検出器、a1は油圧ポ
ンプ14の斜板傾転位置を制御する斜板傾転位置制御装
置である。
【0020】また、20は油圧ポンプ14の制御装置で
あり、この装置20は圧力検出器16からの圧力信号P
dおよび斜板傾転位置検出器17からの斜板角度信号θ
に基づいて斜板傾転位置制御装置19を介して油圧ポン
プ14の斜板の傾転位置を調整し、油圧ポンプ14の押
しのけ容積すなわち吐出流量を制御するものである。
【0021】また、21はブーム操作レバー、22はブ
ーム操作レバー21に接続するブーム制御装置であり、
この装置22はブーム操作レバー21の操作信号Xに基
づき制御弁15を操作し、その弁開度を調整してブーム
駆動するものである。なお、図1においては、ブーム駆
動用の油圧シリンダ9を制御するための制御弁15、ブ
ーム操作レバー21、ブーム制御装置22からなる制御
系統のみ示したが、アーム駆動用の油圧シリンダ10、
バケット駆動用の油圧シリンダ11、旋回体駆動用の油
圧モータおよび走行体駆動用の油圧モータを駆動するた
めの制御系統も同様に設けられるが、ここでは説明の煩
雑化を避けるためそれらの制御系統は省略されている。
【0022】23はブーム6の回転角度を検出するブー
ム角度検出器、24はアーム7の回転角度を検出するア
ーム角度検出器、25はフロント機構5の姿勢を演算す
るための姿勢演算装置であり、この装置25はブーム角
度検出器23およびアーム角度検出器24からの検出信
号αおよび検出信号βに基づいてフロント機構5の姿勢
を演算するものである。
【0023】26は表示装置、27は表示処理装置、2
8は表示切換部、29は表示部である。
【0024】また、表示処理装置27、姿勢演算装置2
5、ブーム制御装置22、および油圧ポンプ14の制御
装置20は、双方向通が信可能なように共通の通信ライ
ン30に接続される。
【0025】図2は、図1に示す制御装置20の構成を
示す図である。なお、図1に示す符号と同符号のものは
同一部分を示す。
【0026】図において、201は圧力検出器16から
の圧力信号Pdと斜板傾転位置検出器17からの斜板傾
転位置信号θとを入力してデジタル信号に変換するA/
D変換器、202は中央演算処理装置(CPU)、20
3は制御処理を行うための制御プログラム、故障診断プ
ログラム等の各種プログラム、および制御に必要な定数
を格納するリードオンリーメモリ(ROM)、204は
演算処理の結果あるいは演算処理の途中の数値を一時記
憶するランダムアクセスメモリ(RAM)、205は出
力用のインターフェース(I/O)、206は油圧ポン
プ14の斜板の駆動信号を斜板位置制御装置19に出力
する増幅器、207は共通の通信ライン30に接続され
ている各制御装置との間の通信を制御する通信手段、2
08は故障情報の履歴を記憶しておく不揮発性メモリと
してのEEPROM(Electrically Erasable Programma
ble Read Only Memory)であり、電源オフの状態におい
ても故障情報を記憶している。
【0027】図3は図1に示す制御装置22の構成を示
す図である。なお、図1に示す符号と同符号のものは同
一部分を示す。
【0028】図において、221は、ブーム操作レバー
21からの操作信号Xをデジタルに変換するA/D変換
器、222は中央演算処理装置(CPU)、223は制
御処理のための制御プログラム、故障診断プログラム等
の各種プログラム、および制御に必要な定数を格納する
リードオンリーメモリ(ROM)、224は演算処理の
結果あるいは演算処理の途中の数値を一時記憶するラン
ダムアクセスメモリ(RAM)、225はデジタル信号
をアナログ信号に変換するD/A変換器、226はD/
A変換器225からの信号を制御弁15に出力するため
の増幅器、227は共通の通信ライン30に接続されて
いる各制御装置との間の通信を制御するとともに、各種
データを記憶するメモリを備える通信手段、228は故
障情報の履歴を記憶しておく不揮発性メモリであるEE
PROMである。
【0029】図4は図1に示す姿勢演算装置25の構成
を示す図である。なお、図1に示す符号と同符号のもの
は同一部分を示す。
【0030】図において、251はブーム角度検出器2
3からの角度信号αとブーム角度検出器24からの角度
信号βとを入力してデジタル信号に変換するA/D変換
器、252は中央演算処理装置(CPU)、253は制
御処理のための制御プログラム、故障診断プログラム等
の各種プログラム、および制御に必要な定数を格納する
リードオンリーメモリ(ROM)、254は演算処理の
結果あるいは演算処理の途中の数値を一時記憶するラン
ダムアクセスメモリ(RAM)、255はデジタル信号
をアナログ信号に変換するD/A変換器、256は共通
の通信ライン30で接続されている制御装置との間の通
信を制御するとともに、各種データを記憶するメモリを
備える通信手段、257は故障情報の履歴を記憶してお
く不揮発性メモリであるEEPROMである。
【0031】図5は、本実施形態に係る表示装置26、
表示処理装置27、および表示切換部28、表示部29
を示す図である。なお、図1に示す符号と同符号のもの
は同一部分を示す。
【0032】図において、281、282、283はオ
ペレータが表示内容を切り換えたい時に操作する複数の
表示切換スイッチである。
【0033】271は表示切換スイッチ281〜283
からの信号を入力するためのインターフェース、272
は中央演算処理装置(CPU)、273は制御処理に必
要な制御プログラム、故障診断プログラム等の各種プロ
グラム、および制御に必要な定数を格納するリードオン
リーメモリ(ROM)、274は演算結果あるいは演算
途中の数値を一時記憶するランダムアクセスメモリ(R
AM)、275は出力用のインターフェース(I/
O)、276は表示部29への表示指令を受けて、表示
部29にデータを送る画面表示制御装置、277は故障
情報の履歴を記憶しておく不揮発性メモリとしてのEE
PROM、278は共通の通信ライン30で接続されて
いる制御装置との間の通信を制御する通信手段278で
ある。なお、図2〜図5に示す装置20,22,25,
27において、点線の範囲内に示されるA/D変換器ま
たはインターフェース、中央演算処理装置(CPU)、
リードオンリーメモリ(ROM)、ランダムアクセスメ
モリ(RAM)、および出力用のインターフェース(I
/O)は、シングルチップマイコンで構成される。
【0034】次に、図2に示す制御装置20の動作につ
いて図6から図8を用いて説明する。
【0035】図6は、図2に示す制御装置20における
油圧ポンプ14の吐出量制御の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【0036】はじめに、ステップ60において、制御処
理に必要な定数をROM203あるいはEEPROM2
08から読み込む。次に、ステップ61において、A/
D変換器201を介して圧力検出器16から検出される
圧力信号Pd、斜板傾転位置検出器17から検出される
斜板角度信号θ、および油タンク13の作動油温検出信
号tを読み込む。次に、ステップ62において、読み込
んだ数値データに基づいて故障診断を行う。故障診断
は、数値データが予め設定された上限値以上、あるいは
予め設定された下限値以下であると故障であると判定す
ることにより行う。詳細は後述する。次に、ステップ6
3において、油圧ポンプ14の目標傾転角θrを計算
し、ステップ64において、目標傾転角θrに斜板傾転
位置信号θが一致するように斜板傾転位置制御装置19
に制御信号を出力し、油圧ポンプ14の傾転角の制御を
行い、油圧ポンプ14の吐出量を制御する。
【0037】図7は、制御装置20における共通の通信
ライン30を介して他の装置22,25,27から送信
されてきたデータの処理手順を示すフローチャートであ
る。
【0038】まず、図2に示す通信手段207が他の装
置22,25,27からのデータの受信を正常に完了す
ると、受信処理を正常に完了したことを示すフラグを立
て、制御装置20に受信完了割込み信号を送る。このと
き、受信したデータは通信手段207内のメモリに蓄え
られる。制御装置20は受信完了割込み信号を受信する
と、図7に示す受信完了割込み処理プログラムを自動的
に開始する。
【0039】割り込み処理が開始されると、ステップ7
0において、通信手段207に格納されているデータが
RAM204に転送される。次に、ステップ71におい
て、受信が完了したのでフラグをクリアする。
【0040】制御装置20は、RAM204に格納され
たデータを利用してROM203に格納されている制御
プログラムに従って所定の演算処理を行う。
【0041】なお、以上の説明は、制御装置20に他の
装置からのデータが送信されてきた場合の受信処理につ
いて説明したが、他のそれぞれの装置においても、制御
装置20と同様のデータの受信処理が行われる。
【0042】図8は、制御装置20における共通の通信
ライン30を介して他の装置22,25,27にデータ
を送信する処理手順を示すフローチャートである。
【0043】ステップ80において、送信するデータを
図2に示すRAM204から通信手段207内のメモリ
に転送する。次に、ステップ81において、送信要求フ
ラグを立てる。通信手段207は、送信要求フラグが立
てられたデータを、時系列のシリアルのデータに変換し
て共通の通信ライン30に送出する。
【0044】以上の説明は、制御装置20から他の装置
にデータを送信する場合の送信処理について説明した
が、他のそれぞれの装置においても制御装置20と同様
のデータの送信処理が行われる。
【0045】図9は、図3に示す制御装置22における
制御弁15の圧油の流量制御の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【0046】はじめに、ステップ90において、制御演
算に必要な定数をROM223あるいはEEPROM2
28から読み込む。次に、ステップ91において、A/
D変換器221を通して、ブーム操作レバー21からの
操作信号Xを読み込む。次に、ステップ92において、
操作信号Xを利用して故障診断を行う。故障診断は、操
作信号Xが予め設定された上限値以上、あるいは予め設
定された下限値以下であると故障であると判定すること
により行う。詳細は後述する。次に、ステップ93にお
いて、操作信号Xに応じた制御弁15の操作量の演算を
行う。次に、ステップ94において、D/A変換器22
5、増幅器226を介して制御弁15の操作量を出力す
る。
【0047】図10は、図4に示す姿勢演算装置25に
おけるフロント機構5の姿勢を演算する処理手順を示す
フローチャートである。
【0048】はじめに、ステップ100において、フロ
ント機構5の姿勢を演算するために、フロント機構5を
構成するブーム6、アーム7等の寸法データを、ROM
253あるいはEEPROM257から読み込む。次
に、ステップ101において、A/D変換器251を通
して、ブーム角度検出器23からの角度信号αおよびア
ーム角度検出器24からの角度信号βを読み込む。次
に、ステップ102において、前記操作信号を利用して
故障診断を行う。故障診断は、角度信号αおよび角度信
号βが予め設定された上限値以上、および予め設定され
た下限値以下であると故障であると判定することにより
行う。詳細は後述する。次に、ステップ103におい
て、上記フロント機構5の各部の寸法データと角度信号
α、βを用いて、フロント機構5の姿勢を演算し、RA
M254に記憶する。
【0049】次に、制御装置20における斜板傾転位置
検出器17から検出される斜板傾転位置信号θに基づく
故障診断について図11から図13を用いて説明する。
【0050】図11は、図2に示すA/D変換器201
における入出力特性の一例を示す図である。
【0051】図において、斜板傾転位置検出器17は、
油圧ポンプ14の斜板の傾転位置である傾転角を検出
し、検出した角度に応じて0V〜5Vの電圧信号を出力
する。この電気信号はA/D変換器201によってアナ
ログ信号からa0からa4の8ビットのデジタル信号に
変換されるとすると、斜板位置検出器17が−20°か
ら160°までの範囲を0Vから5Vとして検出可能な
場合、−20°の場合のデジタル値をa0に、160°
の場合をデジタル値a4に対応させ、その間の対応を直
線的な比例関係に設定する。
【0052】ここで、油圧ポンプ14の斜板傾転角の可
動範囲が最大45°としたときのデジタル値をa2と
し、最小傾転位置において斜板傾転位置検出器17が0
°を表す信号を出力するように斜板傾転位置検出器17
を取り付けた場合、A/D変換器201を通じて得られ
る値はほぼa1からa2となる。a1より小さな値ある
いはa2より大きな値は、構造上入力されないことにな
る。この原理を利用することにより斜板傾転位置検出器
17の故障診断を行うことができる。
【0053】図12は、図2に示すRAM204および
EEPROM208に記憶される故障フラグおよび故障
履歴フラグの関係を示す図である。
【0054】図において、2041は斜板傾転角θに係
わる故障を判定したときセットされるθ故障フラグ、2
042は圧力信号Pdに係わる故障を判定したときセッ
トされるPd故障フラグ、2043は斜板傾転角θに係
わるθ故障履歴フラグ、2044は圧力信号Pdに係わ
るPd故障履歴フラグ、2081は斜板傾転角θに係わ
るθ故障履歴フラグ、2082は圧力信号Pdに係わる
Pd故障履歴フラグである。
【0055】θ故障履歴フラグ2081には、過去に斜
板傾転位置信号θの値が故障診断領域に入ったことがあ
れば「1」が書き込まれている。RAM204内のθ故
障履歴フラグ2043およびはPd故障履歴フラグ20
44はそれぞれEEPROM208内のθ故障履歴フラ
グ2081およびPd故障履歴フラグ2082がコピー
されたものであり、制御装置20の立ち上げ時にコピー
される。RAM204の故障情報が消去されても常にE
EPROM208に確保される。
【0056】図13は、制御装置20における斜板傾転
角θに基づく故障診断プログラムの処理手順を示すフロ
ーチャートである。なお、ここでは、余裕をみて故障と
診断する範囲を図11においてa3以上とa1以下に設
定した。
【0057】図において、ステップ120において、A
/D変換器201を介して、斜板傾転位置信号θを読み
込む。次に、ステップ121において、読み込んだ斜板
傾転位置信号θの値を調べて、斜板傾転位置信号θがa
1よりも小さい場合、即ち斜板傾転位置角度が−2°以
下の場合、斜板傾転位置信号θがa3よりも大きい場
合、即ち斜板位置角度が142°以上の場合、および上
記以外の場合の3つの場合に分けて判定する。斜板傾転
位置信号θがa1よりも小さい場合、あるいはa3より
も大きい場合には、斜板傾転位置検出器17の故障、制
御装置20と斜板傾転位置検出器17との間の電気配線
の断線あるいはショート等が考えられる。ステップ12
1において、斜板傾転位置信号θがa1よりも小さいと
判定された場合には、ステップ122に進み、斜板傾転
位置信号θの値がa1よりも小さいが、a1で代表させ
る。次に、ステップ123において、RAM204のθ
故障フラグ2041を「1」にする。次に、ステップ1
24において、故障情報を図8に示す手順で表示処理装
置27に送信する。
【0058】また、ステップ121において、斜板傾転
位置信号θがa3よりも大きいと判定された場合には、
ステップ125に進み、読み込んだ斜板傾転位置信号θ
の値がa3よりも大きいから、この信号θをa3で代表
させる。
【0059】次に、ステップ126において、RAM2
04のθ故障フラグ2041を「1」にする。故障情報
を図8に示す手順で表示処理装置27に送信する。
【0060】斜板傾転位置信号θが上記の故障診断領域
以外の場合には、ステップ128に進み、RAM204
のθ故障フラグ2041が「0」になっているかどうか
を調べる。θ故障フラグが「0」でないと判定された場
合には、ステップ129に進み、故障フラグ2041を
「0」にする。
【0061】次に、ステップ130において、ROM2
04のθ故障フラグ2041が「1」、θ故障履歴フラ
グ2043が「0」であるかどうかを調べる。この条件
が成立する場合は、今回新たに故障が発生したことを表
すから、ステップ131に進み、RAM204内の故障
履歴フラグ2043「1」にするとともに、EEPRO
M208内の故障履歴フラグ2081に「1」を転送す
る。
【0062】以上の処理により、斜板傾転位置検出器1
7の故障検出と、その故障の履歴を記憶ROM204お
よびEEPROM208に記憶することができる。
【0063】なお、上記の故障診断は制御装置20にお
ける斜板傾転角θについてのみ行ったが、制御装置20
における圧力信号Pd、制御装置22および姿勢演算装
置25における故障診断も前記と同様に行われるので説
明を省略する。
【0064】次に、図1に示す表示処理装置27による
表示部29における各種データの切り換え表示について
図14から図23を用いて説明する。
【0065】図14は装置20,22,25および表示
処理装置27間において送受信されるデータの最小単位
であるメッセージの構成を示す図である。
【0066】このメッセージはバイト型(8ビット)デ
ータ最大8個と、メッセージ固有のID番号で構成さ
れ、ID番号により受信が制御される。例えば、制御装
置20、制御装置22および姿勢演算装置25がそれぞ
れ表示処理装置27からID番号Aのメッセージを来た
場合、制御装置20および制御装置22は受信するが、
姿勢演算装置25は受信しないように受信制御される。
制御装置20および制御装置22では、それぞれの通信
手段207および通信手段227に備えられるメモリ内
に格納される。
【0067】このように、本実施形態によれば、装置2
0,22,25の各装置に対して、前もってどのメッセ
ージを受信するかを設定しておくことにより、1:N
(複数の装置)の送信を、1つのメッセージの送信だけ
で行うことができる。
【0068】図15は、オペレータによる表示切り換え
要求に対して、表示処理装置27における表示切り換え
制御の処理手順を示すフローチャートである。
【0069】ここで、オペレータの表示切り換え要求
は、図5に示す表示切換部28における表示切換スイッ
チ281〜283の何れかの操作によって行われる。
【0070】次いで、ステップ150において、表示切
換スイッチ281〜283のいずれかからの操作信号
は、インターフェース271を介して表示処理装置27
に取り込まれ、ステップ151において入力された操作
情報が解析される。次に、ステップ151において、操
作情報が保守・点検モードか否かを判定する。保守・点
検モードでないときは、ステップ153において、現在
表示している内容と異なる内容の表示要求であるか否か
を判定し、他の装置が保有するデータが必要である場合
にはステップ154に進む。ステップ154では、制御
装置20、制御装置22および姿勢演算装置25に必要
なデータの送信要求を行う。
【0071】ここで、例えば、作動油温tを表示中にフ
ロント深さdの表示要求があった場合、制御装置20に
はメッセージの送信の停止を要求するメッセージを送信
し、姿勢演算装置25にはフロント機構5の深さdに関
するメッセージの送信を要求をするメッセージを送信す
る。
【0072】図16は、表示処理装置27から装置2
0,22,25に送信されるメッセージAの内容を示す
図である。このメッセージAは、表示部29に作動油温
tを表示させたいときに、表示処理装置27から制御装
置20、制御装置22および姿勢演算装置25に送信さ
れる。このメッセージAには作動油温tを要求するフラ
グが立っているので、油圧ポンプ14の制御装置20
は、このメッセージを受信すると、作動油温tを格納し
たメッセージBを表示処理装置27に送信する。図17
は、このときのメッセージBの内容を示す図である。
【0073】ここで、表示処理装置27からフロント機
構5のフロント深さdの表示要求があった場合には、表
示処理装置27はメッセージAの内容をメッセージA’
に変更して制御装置20、制御装置22および姿勢演算
装置25に送信する。図18は、このときのメッセージ
A’の内容を示す図である。メッセージA’は、表示部
29にフロント深さdを表示したいときに、表示処理装
置27から制御装置20、制御装置22および姿勢演算
装置25に送信されるメッセージである。このメッセー
ジA’にはフロント深さdを要求するフラグが立ってい
るので、姿勢演算装置25は、このメッセージを受信す
ると、フロント深さdを格納したメッセージCを表示処
理装置27に送信する。図19は、このときのメッセー
ジCの内容を示す図である。
【0074】再び、図15に示すフローチャートのステ
ップ155において、表示処理装置27が新しいメッセ
ージ、例えば、メッセージCを受信した場合は、ステッ
プ156において、表示部29にフロント機構5のフロ
ント深さdを表示する。
【0075】また、ステップ159の受信割り込みによ
り、ステップ160において、他の装置からの故障情報
が逐次受信され、ステップ156において、表示部29
に故障情報が表示される。
【0076】次に、保守・点検時の表示処理について再
び図15に示すフローチャートを用いて説明する。ステ
ップ150において、建設機械について保守・点検する
ための、オペレータまたは他の作業者による表示切り換
え要求は、表示切換部28における表示切換スイッチ2
81〜283の何れかの操作によって行われる。ステッ
プ151において、表示処理装置27に取り込まれた操
作情報が解析される。ステップ152において、保守・
点検モードであるか否かが判定され、今の場合保守・点
検モードであるので、ステップ157において、表示処
理装置27は制御装置20,22および姿勢演算装置2
5に保守・点検に必要なデータの送信要求を行う。図2
0は表示処理装置27から他の装置に送信されたメッセ
ージA”の内容を示す図である。この内容は、図16ま
たは図18に示すメッセージおいて、故障診断モードK
のフラグの部分を「1」(ON)にしたものに相当す
る。
【0077】図21は、故障診断モードKのフラグが
「1」になっているメッセージを受けた制御装置20が
作動油温検出器の故障を検出したときに送信するメッセ
ージDの内容を示す図である。図において、ポンプ吐出
圧力検出器16の圧力Pdの故障を表示するフラグ、斜
板傾転位置検出器17の斜板傾転角θの故障を表示する
フラグ、および作動油温検出器18の作動油温tの故障
を表示するフラグのうち、作動油温tのフラグを「1」
にしている。
【0078】図22は、故障診断モードKのフラグが
「1」になっているメッセージを受けた制御装置22が
操作レバー21の故障を検出したときに送信するメッセ
ージEの内容を示す図である。図において、操作レバー
21の操作xの故障を表示するフラグを「1」にしてい
る。
【0079】図23は、故障診断モードKのフラグが
「1」になっているメッセージを受けた姿勢演算装置2
5が、ブーム角度検出器23の検出信号αおよびアーム
角度検出器24からの検出信号βの故障を検出したとき
に送信するメッセージEの内容を示す図である。図にお
いて、検出信号αおよび検出信号βの故障を表示するフ
ラグを「1」にしている。
【0080】表示処理装置27が前記したメッセージ
D、E、Fのような故障情報が含まれているメッセージ
を受信したときには、ステップ156において、それま
で表示していた情報に代えて故障情報を優先して表示す
る。
【0081】図24は1つの表示部29に切換表示され
た複数の表示例を示す図であり、図24(a)は現在の
エンジン回転数、作動油温度、稼働時間などの現在の建
設機械の稼働状況の表示例であり、図24(b)は建設
機械の傾斜画像と平面に対する建設機械の傾斜角の表示
例であり、図24(c)は建設機械の故障情報の表示例
である。
【0082】上記のごとく、本実施形態によれば、1つ
の表示部で運転に必要な情報、故障情報、故障の履歴な
ど複数の情報を切換えて表示できる。また、故障の情報
は優先的に表示されるので、オペレータが故障の情報を
素早く認識でき、センサあるいはアクチュエータの故障
による建設機械の誤動作を未然に防ぐことが可能であ
る。
【0083】さらに、表示装置は1つの表示部で複数の
情報を表示するので、表示装置のコストの低減を図るこ
とができると共に、運転室内の居住空間を広くすること
ができる。
【0084】
【発明の効果】本発明によれば、センサ・アクチュエー
タの入力信号、故障情報、制御演算の途中結果、故障履
歴情報などを、1つの表示部で切替えて表示することが
可能であるので、作業効率が向上する。また、1つの表
示装置を運転室内に設ければよいので、運転室内の居住
空間が広くなり、その居住性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わる建設機械の表示制
御装置の概要を示す図である
【図2】図1に示す制御装置20の構成を示す図であ
る。
【図3】図1に示す制御装置22の構成を示す図であ
る。
【図4】図1に示す姿勢演算装置25の構成を示す図で
ある。
【図5】図1に示す表示装置26を示す図である。
【図6】図1に示す制御装置20における吐出量制御の
処理手順を示すフローチャートである。
【図7】図1に示す制御装置20における共通の通信ラ
イン30を介して他の制御装置からのデータの受信の処
理手順を示すフローチャートである。
【図8】図1に示す制御装置20から他の制御装置への
データの送信の処理手順を示すフローチャートである。
【図9】図1に示す制御装置22における操作制御の処
理手順を示すフローチャートである。
【図10】図1に示す姿勢演算装置25における姿勢制
御する処理手順を示すフローチャートである。
【図11】図1に示す斜板傾転位置検出器17の入出力
特性の一例を示す図である。
【図12】図2に示す制御装置20におけるRAM20
4およびEEROM208に記憶される故障フラグおよ
び故障履歴フラグとの関係を示す図である。
【図13】図1に示す制御装置20における斜板傾転角
θに基づく故障診断の処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図14】図1に示す制御装置20、制御装置22およ
び姿勢演算装置25間において送受信されるデータの最
小単位であるメッセージの構成を示す図である。
【図15】図1に示す表示処理装置27の処理手順を示
すフローチャートである。
【図16】図1に示す表示処理装置27から送信される
メッセージAの内容を示す図である。
【図17】図1に示す制御装置20から送信されるメッ
セージBの内容を示す図である。
【図18】図1に示す表示処理装置27から送信される
メッセージA’の内容を示す図である。
【図19】図1に示す姿勢演算装置25から送信される
メッセージCの内容を示す図である。
【図20】図1に示す表示処理装置27から送信される
メッセージA”の内容を示す図である。
【図21】図1に示す制御装置20から送信されるメッ
セージDの内容を示す図である。
【図22】図1に示す制御装置22から送信されるメッ
セージEの内容を示す図である。
【図23】図1に示す姿勢演算装置25から送信される
メッセージFの内容を示す図である。
【図24】図1の示す表示部29に切換表示された複数
の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 建設機械 2 走行体 3 旋回体 4 運転室 5 フロント機構 6 ブーム 7 アーム 8 バケット 14 油圧ポンプ 15 制御弁 16 圧力検出器 17 斜板傾転位置検出器 18 作動油温検出器 19 斜板位置制御装置 20 油圧ポンプの制御装置 21 ブーム操作レバー 22 ブーム制御装置 23 ブーム角度検出器 24 アーム角度検出器 25 姿勢演算装置 26 表示装置 27 表示処理装置 28 表示切換部 29 表示部 30 共通の通信ライン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設機械各部に設けた検出手段から入手
    した情報に基づいて、建設機械各部の動作を制御する複
    数の制御装置と、建設機械各部の状況を表示する表示装
    置とを備え、これらの制御装置および表示装置を共通の
    通信ラインで接続してなる建設機械の表示制御装置にお
    いて、 前記表示装置は、前記建設機械各部の状況を表す表示情
    報の切換表示を指令する入力手段と、前記指令に対応す
    る表示情報を前記各制御装置から取り込み表示する表示
    手段とから構成されることを特徴とする建設機械の表示
    制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、 前記表示手段は、前記切換表示される各種の表示情報を
    表示する単一の表示部を備えることを特徴とする建設機
    械の表示制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1ないしは請求項2のいずれか1
    つの請求項記載において、 前記各制御装置は、各制御装置に係わる検出手段および
    制御対象の故障を診断する故障診断手段を備えることを
    特徴とする建設機械の表示制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3の記載において、 前記制御装置の故障診断手段は、少なくとも、前記検出
    手段および当該建設機械のアクチュエータの故障を診断
    することを特徴とする建設機械の表示制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項3ないしは請求項4のいずれか1
    つの請求項記載において、 前記表示装置は、前記各制御装置の故障診断手段におい
    て故障を検出したときは、故障情報以外の表示情報に優
    先して故障情報を表示することを特徴とする建設機械の
    表示制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項3ないしは請求項4のいずれか1
    つの請求項記載において、 前記指令は、前記故障情報の送信指令を含むことを特徴
    とする建設機械の表示制御装置。
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