JP2009150218A - 浚渫における施工管理方法 - Google Patents

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Minoru Masuda
増田  稔
Kazunori Imamura
一紀 今村
Yosuke Nagashima
洋輔 永島
Tatsuya Mizukawa
達也 水川
Ei Fujiyama
映 藤山
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Abstract

【課題】バックホウ浚渫船によって水底土砂の浚渫施工を行なう際に、高い浚渫精度の施工が可能で、しかもバックホウのオペレータの操作が容易であって、効率的な浚渫施工が可能となる浚渫における施工管理方法を提供する。
【解決手段】バックホウ浚渫船による浚渫時に、バックホウの操縦室内の表示機器のモニタ画面上に、事前に測量した地形データや事前設定の目標浚渫線を描画し、バックホウの爪先の軌跡を短時間保持可能とし、バックホウのブームとアームとバケットをその表示機器のモニタ画面上にリアルタイムに表示する浚渫における施工管理方法。
【選択図】 図1

Description

本発明は、主としてバックホウ浚渫船による浚渫時に、バックホウのオペレータにとって有効な情報が瞬時に得られて、適切なバックホウ操作を行なうことができる浚渫における施工管理方法に関する。
従来、浚渫工事においては、バックホウを台船上に搭載したグラブ浚渫船を使用し、オペレータがバックホウを操作して水底の見えない部分を浚渫することが行なわれており、この場合、コンピュータ等の表示機器のモニター画面を見ながら、水底のどの深さをバックホウの爪先が掘削しているかを判断することが行なわれている。
しかしながら、近年の浚渫工事においては、環境汚染土等の薄層浚渫や傾斜護岸の斜面均し等、高い浚渫精度を求められる工事が増加しつつあり、しかもこのような高い浚渫精度を要求する工事の施工を効率良く行なうことが要請されてきている。
本発明は、バックホウ浚渫船によって水底土砂の浚渫施工を行なう際に、高い浚渫精度の施工が可能で、しかもバックホウのオペレータの操作が容易であって、効率的な浚渫施工が可能となる浚渫における施工管理方法を提供する。
本発明は、バックホウ浚渫船による浚渫時に、バックホウの操縦室内の表示機器のモニタ画面上に、事前に測量した地形データや事前設定の目標浚渫線を描画し、バックホウの爪先の軌跡を短時間保持可能とし、バックホウのブームとアームとバケットをその表示機器モニタ画面上にリアルタイムに表示する浚渫における施工管理方法からなる。
本発明は、事前に測量した地形データや事前設定の目標浚渫線をモニタ画面に描画し、これに対するバックホウのブーム、アーム、バケットの姿勢が常時表示され、バックホウの爪先の軌跡を短時間保持可能にすることによって、オペレータがバックホウのブーム、アーム、バケットの姿勢とバケットの爪先の向きが下向きに掘っているか、上向きに掘っているかの状況を常時注視でき、バケットの爪先の直前の位置とその動きを知ることにより直後の動きを適切にコントロールできる。
また、本発明の浚渫における施工管理方法によれば、バックホウのバケット爪先の深度と軌跡の表示機能を有し、この軌跡は数十秒間等の短時間は保持されるため、波浪により爪先の動揺や、バケットの掻き込み時の挙動特性など、オペレータにとって有効な情報が瞬時に判断でき、これによりブーム、アーム、バケットの修正操作が的確にかつ容易に行なうことができ、正確な深度の浚渫が可能である。
また、モニタ画面の断面表示では、地形断面や事前設定の目標浚渫線を描画し、これに対するバックホウのブーム、アーム、バケットの姿勢が常時表示されるので、オペレータの操作がより容易になると共に、正確に行なうことができる。
さらに、本発明の視認用モニタは、バックホウの左側面から見た姿勢情報を表示しているので、左側に設置されている操縦室でバックホウを操作するオペレータの視覚に合致した表示により、ブーム、アーム、バケットの姿勢が容易、確実にイメージできる。
また通常、作業船では潮位値や船体乾舷値を高さ基準としているが、本発明の装置では、RTK−GPSをバックホウ本体に設置することにより、その位置と高度データより、爪先高さを直接的に演算しており、これによりバックホウの掻き込み時、旋回時、波浪等による乾舷値の影響を最小限に押さえることができる。
本発明の一実施形態におけるバックホウ浚渫船の側面図である。 図1の平面図である。 図1の操縦室内のモニタ画面の正面図である。 図3のモニタ画面のバックホウ側面表示の拡大図である。 本発明の浚渫船施工支援システムの各装置関係を示す説明図である。
以下図面を参照して本発明の浚渫における施工管理方法の実施の形態につき説明する。
図1はその一実施形態におけるバックホウ浚渫船の側面図、図2は図1の平面図である。このバックホウ浚渫船は台船1の船尾にバックホウ2を搭載している。
このバックホウ浚渫船上には、その船の位置および高度データを三次元座標で識ることのできるように、左右2個のRTK−GPSアンテナ5を装備すると共に、船の傾きを識るための傾斜計6を受けており、バックホウ2のブーム7、アーム8およびバケット9等の各々のシリンダー長さを検出する磁歪式ストローク計11がそれぞれ設けられ、さらにバックホウ2の旋回角度を識るための旋回角度計12等の計測機器が装備されている。なお、上記のブーム7、アーム8およびバケット9などの各々のシリンダー長さの間接計測は、図1に示す各コントロールワイヤ10で行なわれるようになっており、図1において16で示しているのはブーム7下端の連結部であり、また17は協議会無線データ受信アンテナであり、さらに図2において18は発電機である。
以上に説明した各計測機器で計測した各データは、図1及び図2に示す2個のインターフェースユニット15およびRTK−GPSアンテナ5や協議会無線データ受信アンテナ17からの各信号をバックホウ2の操縦室4内のデータ収集装置や描画用パソコン等の演算表示機器のモニタ画面で表示するようになっている。それらのバックホウ浚渫船施工支援システムの各装置間の関係を図5が示している。
そこで本発明では、バックホウ浚渫船による浚渫時に、バックホウ2の操縦室4内の図3に示すような表示機器のモニタ画面20上に、事前に測量した地形データや事前設定の目標浚渫線を描画し、浚渫施工エリアに対するバックホウ浚渫船の係船位置や、搭載されたバックホウ2の掘削位置と掘削状況が図3の矢印Aで示す平面表示や、矢印Bで示すバックホウ2の左側面からの描画表示、さらには矢印Cで示す数値表示でリアルタイムに表示される。
また、図3の矢印Bで示すバックホウ2の左側面の描画表示の拡大図である図4に示すように、矢印Dで示す目標浚渫深度の表示および矢印Eで示す爪先の軌跡の点線表示で示すと共に、特に爪先の深度の軌跡を短時間、例えば数十秒間保持可能なようにしている。
すなわち、本発明では、水底の土砂の浚渫作業を、操縦室4内でオペレータがモニタ画面20を見ながら水底のどの深度で浚渫しているかをリアルタイムに注視しながら操作することができると共に、バケット9の爪先3の向きが下向きに掘っているか、上向きに掘っているかの状況を常時注視できる。つまりバケット9の爪先3の直前の位置とその動きを知ることにより直後の動きな適切にコントロール可能なので精密な深さの浚渫を行なうことができる。
事前に測量した地形データをあらかじめ入力することにより、バックホウ2の旋回方向に対する各々の地形断面を表現することにより効率的な浚渫施工を行う。
また、本発明では、図4に示すように、バックホウ2の爪先3の深度の軌跡がバックホウ2を左側から見た方向で表示されているが、バックホウ2の操縦室4はバックホウ2の前面に向かって左側に付いており、オペレータはその左側から乗り降りしているので、図4に表示されるバックホウ2の向きはオペレータにとって見なれた向きであり、安心した状態で操縦ができると共に、正確な浚渫制御が可能である。
2 バックホウ
3 爪先
4 操縦室
6 傾斜計
7 ブーム
8 アーム
9 バケット
11 磁歪式ストローク計
12 旋回角度計

Claims (1)

  1. バックホウ浚渫船による浚渫時に、バックホウの操縦室内の表示機器のモニタ画面上に、事前に測量した地形データや事前設定の目標浚渫線を描画し、バックホウの爪先の軌跡を短時間保持可能とし、バックホウのブームとアームとバケットをその表示機器のモニタ画面上にリアルタイムに表示する浚渫における施工管理方法。
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