JPS649131B2 - - Google Patents
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- JPS649131B2 JPS649131B2 JP13569283A JP13569283A JPS649131B2 JP S649131 B2 JPS649131 B2 JP S649131B2 JP 13569283 A JP13569283 A JP 13569283A JP 13569283 A JP13569283 A JP 13569283A JP S649131 B2 JPS649131 B2 JP S649131B2
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
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- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R43/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
- H01R43/005—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for making dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof connection, coupling, or casing
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23P—METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
- B23P19/00—Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes
- B23P19/02—Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes for connecting objects by press fit or for detaching same
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B27/00—Hand tools, specially adapted for fitting together or separating parts or objects whether or not involving some deformation, not otherwise provided for
- B25B27/0028—Tools for removing or installing seals
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電線の先端部にゴム栓を自動的に挿入
する装置に関する。
する装置に関する。
従来、電線の先端部に対するゴム栓特に防水ゴ
ム栓の挿入、皮剥ぎ及び端子の装着加締め等を包
合する一連の電線端末処理工程において、ゴム栓
の電線への挿入は人力で行なわれているが、ゴム
栓の電線に対する挿入抵抗が極めて大きいことに
起因して以下のような種々の問題点が提起されて
いた。即ち従来の電線へのゴム栓挿入方法は第1
図1乃至5に示す順序に従つて行なわれていた。
ム栓の挿入、皮剥ぎ及び端子の装着加締め等を包
合する一連の電線端末処理工程において、ゴム栓
の電線への挿入は人力で行なわれているが、ゴム
栓の電線に対する挿入抵抗が極めて大きいことに
起因して以下のような種々の問題点が提起されて
いた。即ち従来の電線へのゴム栓挿入方法は第1
図1乃至5に示す順序に従つて行なわれていた。
先ず1に示すようにゴム栓bの電線挿入孔b1よ
りも大径の拡大部a3の先端部にテーパ部a2を介し
てゴム栓案内部a1を設けた治具aにゴム栓bを挿
入する。次に2に示すように拡大部a3でゴム栓の
孔b1を強制的に広げ、次いで3に示すように治具
aの先端案内部a1を電線cの先端部に突き合せて
保持した後、4に示すように強制的に孔を広げた
ゴム栓bを電線c側に押圧具dを用いて移動さ
せ、5に示すように電線cにゴム栓bを通し装着
するという方法であつた。しかし、かかる方法で
はゴム栓挿入時に電線の曲りぐせにより電線先端
部と治具先端部とを芯合せすることがむづかし
く、又強制的にゴム栓の孔を広げるのでゴム栓に
永久歪みを生じ、防水性能の低下を招く虞れがあ
る。又、治具にゴム栓を挿入する際、ゴム栓のノ
ズル部が捲れて挿入不能となつたり、更にゴム栓
形状が円筒形の場合はよいが角形のゴム栓の場合
には円周方向の向きを決め難い等多くの問題があ
り、処理能力に限界があつて自動化及び高速化は
極めて困難であつた。
りも大径の拡大部a3の先端部にテーパ部a2を介し
てゴム栓案内部a1を設けた治具aにゴム栓bを挿
入する。次に2に示すように拡大部a3でゴム栓の
孔b1を強制的に広げ、次いで3に示すように治具
aの先端案内部a1を電線cの先端部に突き合せて
保持した後、4に示すように強制的に孔を広げた
ゴム栓bを電線c側に押圧具dを用いて移動さ
せ、5に示すように電線cにゴム栓bを通し装着
するという方法であつた。しかし、かかる方法で
はゴム栓挿入時に電線の曲りぐせにより電線先端
部と治具先端部とを芯合せすることがむづかし
く、又強制的にゴム栓の孔を広げるのでゴム栓に
永久歪みを生じ、防水性能の低下を招く虞れがあ
る。又、治具にゴム栓を挿入する際、ゴム栓のノ
ズル部が捲れて挿入不能となつたり、更にゴム栓
形状が円筒形の場合はよいが角形のゴム栓の場合
には円周方向の向きを決め難い等多くの問題があ
り、処理能力に限界があつて自動化及び高速化は
極めて困難であつた。
本発明はかかる従来の問題点を全く解消すると
共に、ゴム栓の電線への挿入工程を自動化並びに
高速化しうる装置を提供することを目的としてな
されたものである。
共に、ゴム栓の電線への挿入工程を自動化並びに
高速化しうる装置を提供することを目的としてな
されたものである。
以下に本発明を実施例を示す添付の図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第2図に本発明に係る電線へのゴム栓自動装入
装置の正面図、第3図にその側面図、第4図にそ
の要部平面図を示した。
装置の正面図、第3図にその側面図、第4図にそ
の要部平面図を示した。
これらの図において、本発明のゴム栓自動装入
装置Aは固定架台1に夫々据付けられた電線の搬
送、保持手段B、電線へのゴム栓挿入手段C、電
線案内手段D、及びゴム栓供給手段Eとから大略
構成される。
装置Aは固定架台1に夫々据付けられた電線の搬
送、保持手段B、電線へのゴム栓挿入手段C、電
線案内手段D、及びゴム栓供給手段Eとから大略
構成される。
先ず、電線の搬送、保持手段Bは、第3図に示
されるように外周に複数個の電線把持用のクラン
プ2aを装着した環状のチエーンクランプ本体2
とチエーンクランプ本体2の後方に併設された補
助クランプ3とからなる。環状のチエーンクラン
プ本体2は電線端末自動処理機の一部を構成する
もので、電線Wの軸線と直角方向に一定距離回転
移動したときゴム栓挿入手段Cのライン上に電線
Wをクランプ2aにより搬送し、同時に適切な位
置決めを行なう作用を有すると共に、ゴム栓挿入
を完了した電線を次工程の電線皮剥ぎ工程及び端
子装着加締工程等に移送させる作用を有する。電
線保持手段である補助クランプ3は電線Wの上方
に固定された柱状のクランプ3aと電線Wの下方
の駆動シリンダ4に上下動自在に装着されたクラ
ンプ3bとからなり、クランプ3aの下端部は電
線Wの把持用凹部3a′が形成されている。一方、
クランプ3bの上端面にはクランプ3aの溝3
a′に嵌合する凸部3b′が形成されている。この補
助クランプ3はクランプ2aに把持された電線の
先端部を固定する作用を行なう。
されるように外周に複数個の電線把持用のクラン
プ2aを装着した環状のチエーンクランプ本体2
とチエーンクランプ本体2の後方に併設された補
助クランプ3とからなる。環状のチエーンクラン
プ本体2は電線端末自動処理機の一部を構成する
もので、電線Wの軸線と直角方向に一定距離回転
移動したときゴム栓挿入手段Cのライン上に電線
Wをクランプ2aにより搬送し、同時に適切な位
置決めを行なう作用を有すると共に、ゴム栓挿入
を完了した電線を次工程の電線皮剥ぎ工程及び端
子装着加締工程等に移送させる作用を有する。電
線保持手段である補助クランプ3は電線Wの上方
に固定された柱状のクランプ3aと電線Wの下方
の駆動シリンダ4に上下動自在に装着されたクラ
ンプ3bとからなり、クランプ3aの下端部は電
線Wの把持用凹部3a′が形成されている。一方、
クランプ3bの上端面にはクランプ3aの溝3
a′に嵌合する凸部3b′が形成されている。この補
助クランプ3はクランプ2aに把持された電線の
先端部を固定する作用を行なう。
次に、電線へのゴム栓挿入手段Cは固定架台1
の上壁1′の内面凹部に摺動自在に装着された親
スライダー5と、親スライダー5の側面に摺動自
在に装着された子スライダー6、及び子スライダ
ー6の側面前部に固定装着されたゴム栓サポータ
7とから構成される。しかして、親スライダー5
の前端部にはコ字状のヘツド8が固定装着され、
又ヘツド8の側面中央部には子スライダー6の前
端部6aと当接可能なストツパ9が固着され、ヘ
ツド8の上端部は装置架台1の上部とスプリング
10で連結されている。又、子スライダー6はそ
の後部において駆動シリンダ11に連結部6′を
介して連結されている。従つて、親スライダー5
は子スライダー6がシリンダ11により前方(図
示左方)に移動し、その前端部6aがストツパ9
に当接した後は子スライダー6と連動して前方に
移動する如く、遅延作動を行う。又、子スライダ
ー6が後方(図示右方)に移動するときはスプリ
ング10の作用で元の位置に復帰する。又、ゴム
栓サポータ7の前端部には、前端及びに側面を開
放とし後方に電線Wの先端部が進入する溝部1
2′を設けたゴム栓載置孔12が形成される。し
かしてゴム栓サポータ7は、その前端部が後述す
る電線案内手段D部の電線案内ガイド14の後端
部に当接したとき前記子スライダー6の前端部6
aがストツパ9に当接する位置で子スライダー6
に固定装着される。
の上壁1′の内面凹部に摺動自在に装着された親
スライダー5と、親スライダー5の側面に摺動自
在に装着された子スライダー6、及び子スライダ
ー6の側面前部に固定装着されたゴム栓サポータ
7とから構成される。しかして、親スライダー5
の前端部にはコ字状のヘツド8が固定装着され、
又ヘツド8の側面中央部には子スライダー6の前
端部6aと当接可能なストツパ9が固着され、ヘ
ツド8の上端部は装置架台1の上部とスプリング
10で連結されている。又、子スライダー6はそ
の後部において駆動シリンダ11に連結部6′を
介して連結されている。従つて、親スライダー5
は子スライダー6がシリンダ11により前方(図
示左方)に移動し、その前端部6aがストツパ9
に当接した後は子スライダー6と連動して前方に
移動する如く、遅延作動を行う。又、子スライダ
ー6が後方(図示右方)に移動するときはスプリ
ング10の作用で元の位置に復帰する。又、ゴム
栓サポータ7の前端部には、前端及びに側面を開
放とし後方に電線Wの先端部が進入する溝部1
2′を設けたゴム栓載置孔12が形成される。し
かしてゴム栓サポータ7は、その前端部が後述す
る電線案内手段D部の電線案内ガイド14の後端
部に当接したとき前記子スライダー6の前端部6
aがストツパ9に当接する位置で子スライダー6
に固定装着される。
次に、電線案内手段Dは、前記した親スライダ
ー5のコ字状ヘツド8内に上下に装着される一対
のスライドブロツク13と、該スライドブロツク
13の前部に装着された一対の電線案内ガイド1
4及び少くとも一方のスライドブロツク13と電
線案内ガイド14(図示では上方のスライドブロ
ツクと電線案内ガイド)の側部に装着されたカバ
ー15とから構成される。一対のスライドブロツ
ク13はコ字状ヘツド8内の凹部開口16内に上
下に縦架されたブロツク案内棒17に嵌挿されて
おり、ヘツド8の上下に装着された駆動シリンダ
18a,18bの作用により、ヘツド8の凹部開
口16内の中央部に搬送された電線Wに向けて接
離自在に移動する。又、一対の電線案内ガイド1
4は対向する端面14a,14bが凹部に形成さ
れ、互に接近して閉状態とされた時においても電
線Wの周囲よりも僅かに大きい空間を形成し、補
助クランプ3によつて固定された電線Wの先端部
を軸線方向に整形する作用を行なうと共に、後述
するゴム栓が挿入される空間部を保有する。又、
カバー15はゴム栓サポータ7の前端部に形成さ
れたゴム栓載置孔12の側方を閉鎖する作用を有
するもので、下方のスライドブロツク13の側端
に装着されてもよく、又、両方のスライドブロツ
クに上下分割して装着されてもよい。
ー5のコ字状ヘツド8内に上下に装着される一対
のスライドブロツク13と、該スライドブロツク
13の前部に装着された一対の電線案内ガイド1
4及び少くとも一方のスライドブロツク13と電
線案内ガイド14(図示では上方のスライドブロ
ツクと電線案内ガイド)の側部に装着されたカバ
ー15とから構成される。一対のスライドブロツ
ク13はコ字状ヘツド8内の凹部開口16内に上
下に縦架されたブロツク案内棒17に嵌挿されて
おり、ヘツド8の上下に装着された駆動シリンダ
18a,18bの作用により、ヘツド8の凹部開
口16内の中央部に搬送された電線Wに向けて接
離自在に移動する。又、一対の電線案内ガイド1
4は対向する端面14a,14bが凹部に形成さ
れ、互に接近して閉状態とされた時においても電
線Wの周囲よりも僅かに大きい空間を形成し、補
助クランプ3によつて固定された電線Wの先端部
を軸線方向に整形する作用を行なうと共に、後述
するゴム栓が挿入される空間部を保有する。又、
カバー15はゴム栓サポータ7の前端部に形成さ
れたゴム栓載置孔12の側方を閉鎖する作用を有
するもので、下方のスライドブロツク13の側端
に装着されてもよく、又、両方のスライドブロツ
クに上下分割して装着されてもよい。
次にゴム栓供給手段Eは第2図に示されるよう
に、ゴム栓サポータ7に対し直角水平方向に固定
台20に載置された長尺状のゴム栓マガジン19
からなり、ゴム栓サポータ7のゴム栓載置孔12
の高さの位置で固定台20にカセツト式に着脱自
在に装着され、更に中央長手方向にはゴム栓挿入
用の溝19aが形成されている。なお、第5図に
ゴム栓マガジン19の左側面図を示した。
に、ゴム栓サポータ7に対し直角水平方向に固定
台20に載置された長尺状のゴム栓マガジン19
からなり、ゴム栓サポータ7のゴム栓載置孔12
の高さの位置で固定台20にカセツト式に着脱自
在に装着され、更に中央長手方向にはゴム栓挿入
用の溝19aが形成されている。なお、第5図に
ゴム栓マガジン19の左側面図を示した。
又、21はゴム栓であり電線Wの軸方向に電線
挿入孔21aを向けて溝19a内に多数並設され
ている。ゴム栓21は1個電線に挿入される毎に
エアーによりゴム栓サポータ7のゴム栓載置孔1
2内に押し出されセツトを完了する。
挿入孔21aを向けて溝19a内に多数並設され
ている。ゴム栓21は1個電線に挿入される毎に
エアーによりゴム栓サポータ7のゴム栓載置孔1
2内に押し出されセツトを完了する。
次に本発明の作動を第2図及び第3図以外に前
記の電線案内手段D部分を中心とした拡大斜視図
を示す第6図乃至第8図を参照し乍ら説明する。
記の電線案内手段D部分を中心とした拡大斜視図
を示す第6図乃至第8図を参照し乍ら説明する。
先ず、ゴム栓マガジン19内のゴム栓21が図
示しないエアー源によりゴム栓サポータ7のゴム
栓載置孔12に側面から供給される。次に、チエ
ーンクランプ本体2のクランプ2aにより把持さ
れて搬送、位置決めされた電線Wは第6図のよう
にシリンダ4により駆動される補助クランプ3
a,3bが閉じられて固定されると同時に、電線
案内ガイド14がシリンダ18a,18bにより
駆動される一対のスライドブロツク13に上下矢
印方向から案内されて閉動作を行ない電線の曲り
ぐせを矯正する。電線案内ガイド14の凹部14
a,14bにより形成される空間は前述のように
閉状態でも電線径よりも僅かに大きく電線を固定
する作用はしない。
示しないエアー源によりゴム栓サポータ7のゴム
栓載置孔12に側面から供給される。次に、チエ
ーンクランプ本体2のクランプ2aにより把持さ
れて搬送、位置決めされた電線Wは第6図のよう
にシリンダ4により駆動される補助クランプ3
a,3bが閉じられて固定されると同時に、電線
案内ガイド14がシリンダ18a,18bにより
駆動される一対のスライドブロツク13に上下矢
印方向から案内されて閉動作を行ない電線の曲り
ぐせを矯正する。電線案内ガイド14の凹部14
a,14bにより形成される空間は前述のように
閉状態でも電線径よりも僅かに大きく電線を固定
する作用はしない。
次に、ゴム栓が装着されたゴム栓サポータ7が
子スライダー6を介してシリンダ11により駆動
されて前進(第7図左方矢印P方向)し、電線案
内ガイド14の後端に当接すると、親スライダー
5のヘツド8に設けられたストツパ9の後端に子
スライダー6の前端部6aも当接する。この時ゴ
ム栓はカバー15により側方を閉鎖され前方への
移動を残して拘束され、ゴム栓の確実な位置決め
保持がなされる。又、この時点では第8図に示さ
れるようにゴム栓サポータ7のゴム栓載置孔12
に保持されたゴム栓の電線挿入孔21a(図示省
略)は電線Wの先端に最も接近して挿入寸前の状
態となる。次いで子スライダー6はストツパ9を
更に前方に押すため子スライダー6の前進と共に
親スライダー5も前進し、ヘツド8内に一体に装
着された電線案内ガイド14はゴム栓サポータ7
と同期して前進する。すると、電線案内ガイド1
4が電線Wの曲りを矯正しつつ、ゴム栓サポータ
7がゴム栓21を該電線Wに挿入する。従つて、
ゴム栓21は電線Wにスムーズ且つ確実に挿入さ
れる。
子スライダー6を介してシリンダ11により駆動
されて前進(第7図左方矢印P方向)し、電線案
内ガイド14の後端に当接すると、親スライダー
5のヘツド8に設けられたストツパ9の後端に子
スライダー6の前端部6aも当接する。この時ゴ
ム栓はカバー15により側方を閉鎖され前方への
移動を残して拘束され、ゴム栓の確実な位置決め
保持がなされる。又、この時点では第8図に示さ
れるようにゴム栓サポータ7のゴム栓載置孔12
に保持されたゴム栓の電線挿入孔21a(図示省
略)は電線Wの先端に最も接近して挿入寸前の状
態となる。次いで子スライダー6はストツパ9を
更に前方に押すため子スライダー6の前進と共に
親スライダー5も前進し、ヘツド8内に一体に装
着された電線案内ガイド14はゴム栓サポータ7
と同期して前進する。すると、電線案内ガイド1
4が電線Wの曲りを矯正しつつ、ゴム栓サポータ
7がゴム栓21を該電線Wに挿入する。従つて、
ゴム栓21は電線Wにスムーズ且つ確実に挿入さ
れる。
電線へのゴム栓の挿入が完了すると電線案内ガ
イド14及び補助クランプ3a,3bが開きスプ
リング10による親スライダー5と子スライダー
6の後退と共に、電線案内ガイド14及びゴム栓
サポータ7は元の位置に後退する。
イド14及び補助クランプ3a,3bが開きスプ
リング10による親スライダー5と子スライダー
6の後退と共に、電線案内ガイド14及びゴム栓
サポータ7は元の位置に後退する。
本発明は以上のような構成及び作用機構からな
るが、電線を搬送する環状のチエーンクランプ本
体2は電線の各種処理工程の自動化に共通して必
要とするものであつて本発明の装置に不可欠のも
のではなく、電線の搬送、保持手段としては補助
クランプ3のみを使用して手作業で電線を搬送す
ることも可能であり、又、上記の実施例ではゴム
栓サポータ7に設けられるゴム栓載置孔12が1
個の場合について説明したが、フラツトケーブル
(多条電線)のような複数の電線に同時にゴム栓
を挿入し得るようにゴム栓サポータ内に複数個の
ゴム栓載置孔を並列に設けることも可能である。
るが、電線を搬送する環状のチエーンクランプ本
体2は電線の各種処理工程の自動化に共通して必
要とするものであつて本発明の装置に不可欠のも
のではなく、電線の搬送、保持手段としては補助
クランプ3のみを使用して手作業で電線を搬送す
ることも可能であり、又、上記の実施例ではゴム
栓サポータ7に設けられるゴム栓載置孔12が1
個の場合について説明したが、フラツトケーブル
(多条電線)のような複数の電線に同時にゴム栓
を挿入し得るようにゴム栓サポータ内に複数個の
ゴム栓載置孔を並列に設けることも可能である。
又、親スライダー5及び子スライダー6の前
進、後退の遅延作動の駆動源としてスプリング1
0及びシリンダ11を使用する場合について説明
したが、かかる遅延作動が可能なものであれば如
何なる駆動源であつても差支えない。
進、後退の遅延作動の駆動源としてスプリング1
0及びシリンダ11を使用する場合について説明
したが、かかる遅延作動が可能なものであれば如
何なる駆動源であつても差支えない。
本発明の電線へのゴム栓自動挿入装置は以上の
ような構成及び作用を有するので、従来人力で実
施していた場合の欠点即ち電線の曲りぐせによる
挿入ミス、強制的にゴム栓を拡げることによるゴ
ム栓の永久変形、ゴム栓のノズル部の捲れによる
挿入不能、従来方向性のある角形ゴム栓の円周方
向の向きを決め難い問題等を一挙に解消して確実
でロスのない電線へのゴム栓の挿入を可能とし、
又、電線へのゴム栓挿入工程を自動化することに
より高速化が達成され、人件費の低減と相俟つて
コスト低減、仕上り製品の均一安定化、挿入不良
品の発生防止等、顕著な効果を有するものであ
る。
ような構成及び作用を有するので、従来人力で実
施していた場合の欠点即ち電線の曲りぐせによる
挿入ミス、強制的にゴム栓を拡げることによるゴ
ム栓の永久変形、ゴム栓のノズル部の捲れによる
挿入不能、従来方向性のある角形ゴム栓の円周方
向の向きを決め難い問題等を一挙に解消して確実
でロスのない電線へのゴム栓の挿入を可能とし、
又、電線へのゴム栓挿入工程を自動化することに
より高速化が達成され、人件費の低減と相俟つて
コスト低減、仕上り製品の均一安定化、挿入不良
品の発生防止等、顕著な効果を有するものであ
る。
第1図は従来の電線へのゴム栓挿入方法の説明
図、第2図は本発明の電線へのゴム栓自動挿入装
置の正面図、第3図はその側面図、第4図はその
平面図、第5図はゴム栓マガジンの左側面図、第
6図乃至第8図は本発明の作動を説明するための
電線案内手段部分を中心とした拡大斜視図であ
る。 1……架台、2……チエーンクランプ本体、2
a……クランプ、3,3a,3b……補助クラン
プ、5……親スライダー、6……子スライダー、
7……ゴム栓サポータ、8……ヘツド、9……ス
トツパ、10……スプリング、11……シリン
ダ、12……ゴム栓載置孔、13……スライドブ
ロツク、14……電線案内ガイド、15……カバ
ー、17……ブロツク案内棒、19……ゴム栓マ
ガジン、20……固定台、21……ゴム栓。
図、第2図は本発明の電線へのゴム栓自動挿入装
置の正面図、第3図はその側面図、第4図はその
平面図、第5図はゴム栓マガジンの左側面図、第
6図乃至第8図は本発明の作動を説明するための
電線案内手段部分を中心とした拡大斜視図であ
る。 1……架台、2……チエーンクランプ本体、2
a……クランプ、3,3a,3b……補助クラン
プ、5……親スライダー、6……子スライダー、
7……ゴム栓サポータ、8……ヘツド、9……ス
トツパ、10……スプリング、11……シリン
ダ、12……ゴム栓載置孔、13……スライドブ
ロツク、14……電線案内ガイド、15……カバ
ー、17……ブロツク案内棒、19……ゴム栓マ
ガジン、20……固定台、21……ゴム栓。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 軸方向に進退可能な子スライダーに対してゴ
ム栓サポータを設けると共に該ゴム栓サポータに
ゴム栓載置孔をその側方を開口して設けて成るゴ
ム栓挿入手段と、該子スライダーに当接され一定
範囲同期して軸方向に作動可能な親スライダーに
対し、軸方向と交差する方向に対向して作動可能
な一対のスライドブロツクを設け、該スライドブ
ロツクに対し、一対の電線案内ガイドを設けると
共に、少なくとも一方の電線案内ガイドに、前記
ゴム栓載置孔に対するカバーを設けて成る電線案
内手段と、電線の保持手段とにより構成されるこ
とを特徴とするゴム栓自動挿入装置。 2 上記ゴム栓サポータには近接して配置された
ゴム栓マガジンからなるゴム栓供給手段を有する
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のゴ
ム栓自動挿入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13569283A JPS6029249A (ja) | 1983-07-27 | 1983-07-27 | ゴム栓自動挿入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13569283A JPS6029249A (ja) | 1983-07-27 | 1983-07-27 | ゴム栓自動挿入装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6029249A JPS6029249A (ja) | 1985-02-14 |
JPS649131B2 true JPS649131B2 (ja) | 1989-02-16 |
Family
ID=15157678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13569283A Granted JPS6029249A (ja) | 1983-07-27 | 1983-07-27 | ゴム栓自動挿入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6029249A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3823720A1 (de) * | 1988-07-13 | 1990-01-18 | Grote & Hartmann | Verfahren und vorrichtung zum maschinellen aufbringen von dichtungsstopfen auf elektrische leitungen |
JPH0275182A (ja) * | 1988-09-12 | 1990-03-14 | Yazaki Corp | 防水栓を装着した線条体の製造方法及び製造装置 |
JP3573987B2 (ja) * | 1998-12-18 | 2004-10-06 | 矢崎総業株式会社 | ゴム栓挿入装置 |
JP3970780B2 (ja) | 2003-01-21 | 2007-09-05 | 住友電装株式会社 | 電線用防水シール嵌装装置および電線用防水シール嵌装方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS582488U (ja) * | 1981-06-29 | 1983-01-08 | 東洋ゴム工業株式会社 | 可撓ホ−スに継手金具を挿着する装置 |
-
1983
- 1983-07-27 JP JP13569283A patent/JPS6029249A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6029249A (ja) | 1985-02-14 |
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