JPS646761Y2 - - Google Patents

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JPS646761Y2
JPS646761Y2 JP1983038034U JP3803483U JPS646761Y2 JP S646761 Y2 JPS646761 Y2 JP S646761Y2 JP 1983038034 U JP1983038034 U JP 1983038034U JP 3803483 U JP3803483 U JP 3803483U JP S646761 Y2 JPS646761 Y2 JP S646761Y2
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tip
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JP1983038034U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、容器本体の底又は肩を被蓋するコ
ツプを備えた魔法瓶や保温水筒等の液体容器、詳
しく言えばコツプと容器本体との着脱構造に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、この種の液体容器の容器本体と外蓋とを
着脱する構造としては、 (a) 実公昭14−8832号公報に示されている如く、
外蓋兼用コツプの側壁にヘリコイド状突起を形
成するとともに、容器本体側には上端に係合部
を有する係合金具を定着し、外蓋兼用コツプの
突起を係合金具の係合部に螺合して被蓋するも
ので、いわばヘリコイド螺合式により着脱自在
にするもの。
(b) 実公昭29−13166号公報、特公昭44−10997号
公報、実開昭57−173624号公報、実開昭58−
29043号公報に示す如く、コツプを内外二重側
壁で形成するとともに、容器本体には螺合式に
より結合するもの。
などが知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかるに、上記従来例(a)のものは、容器本体の
係合部と外蓋兼用コツプのヘリコイド状突起とは
ヘリコイド螺合式であるため、外的衝撃などによ
りロツク部が係合解除される虞れがある。また、
外蓋兼用コツプをある程度ねじ込む必要があるた
め、係脱操作が煩わしい。さらに外蓋兼用コツプ
は一重側壁で側壁部に何らの断熱空間も形成され
ていないから、容器本体の内容液の保温・保冷効
果を向上させることはできないし、またそのロツ
ク部の外部に内容液の高温の熱が伝わるのを防止
できないため、内容液が高温のお湯などの場合、
そのロツク部の外部が熱くなり、コツプの着脱時
等において火傷をするなどの危険があつた。
従来例(b)のものは、いずれもコツプを容器本体
に螺合により結合するものであるから、前記(a)と
同様にねじ込み又は螺解操作が煩わしく、一挙動
で係脱することはできない欠点があつた。
この考案は、上記欠点を解消したものを提供し
ようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、上記課題を解決する手段として、
内外二重側壁間に環状空間を形成したコツプを容
器本体の底又は肩に被蓋するようにしたコツプを
備えた液体容器において、前記コツプの外周側壁
に、一部を切り欠いて係合突片を外周側壁と同一
外面となるように一体成形するとともに、容器本
体には前記係合突片自体の弾性で係合される係合
受部を構成してなるものである。
なお、係合突片には指当て部を形成することも
できるし、コツプ本体の内側面は平滑面とするの
が好ましい。
〔作用〕
容器本体の肩又は底へコツプを被蓋するときに
は、コツプの係合突片に形成した指当て部を内方
へ押圧しながら押し込むと、前記係合突片のロツ
ク部も一旦容器本体の係合受部との非係合方向に
収縮されてから、係合突片の復元力によりロツク
部と係合受部とは強固に係合され被蓋される。こ
の被蓋状態では簡単にはコツプは取り外せない。
この被蓋状態よりコツプを取り外すには、指当
て部を押圧して、係合突片のロツク部を係合受部
より係合解除(離脱)して引き抜くとよい。
係合突片の外面は常態時にはコツプの外周側壁
と同一外面となるように一体成形してあるため、
容器本体が転倒などしてもコツプの外周側壁がロ
ツク部を保護する。
コツプの内側壁と外側壁(係合突片)との間に
は環状空間が形成してあるため、容器本体内の内
容液の保護・保冷効果を向上できるし、ロツク部
の係合突片に内容液の高温の熱が伝わるのを防止
することができる。
〔第1実施例〕 この考案の第1実施例を第1図と第2図に基づ
いて以下に説明する。
1は携帯用魔法瓶等の液体容器の容器本体であ
つて、この容器本体1は、ステンレススチール製
の内外二重のケース3,4で真空形成した真空二
重容器2と、前記外ケース4の胴体上部に凹凸部
によつて無理嵌め5すると共に肩部に取付金具6
を介してビス7で固定した肩部材8と、外ケース
4の底部側に凹凸部によつて無理嵌め9すると共
に、側壁に突設した内向き突起10dを外ケース
4底部側壁に突設した外向き突起4aに係止させ
て位置決めしてなる底部材10とからなつてい
る。
前記肩部材8には、外ケース4との無理嵌め5
付近外周に形成した凹状帯部8aと、該凹状帯部
8aより外ケース4の首部まで延ばした肩支持部
8bと、肩支持部8b外周の対向位置に延伸した
突起8cに穿つた係合受部11と、肩支持部8b
の中程に環状に突設した立上り壁12と突片8c
との間に形成したコツプ15用収納部13を設け
ている。
底部材10は、外ケース4底部を囲むように連
続的に形成した底部10eの構造を除いて、他の
構造は前記肩部材8と同様としてある。すなわ
ち、肩部材8のものと同様に形成した凹状帯部1
0a、突片10cに穿つた係合受部21、立ち上
り壁22と突片10cとの間に形成したコツプ2
5用収納部23を、それぞれ肩部材8のそれらと
対称させて設けている。
前記コツプ15,25は、同一の構造からなる
互換可能なもので、図示の如く容器本体1の注出
口31側又は底部材10に着脱自在に被蓋するも
のである。この両コツプ15,25は、コツプ本
体16,26と、コツプ15,25の外周側壁1
5a,25aと、外周側壁15a,25aの一部
を切り欠いて成形した係合突片17,27と、天
板18,28とからなつている。係合突片17,
27の外面はコツプ15,25の外周側壁15
a,25aと同一外面となるように一体成形して
ある。
コツプ本体16,26は開口端縁に外向きのコ
字状折曲部19,29を形成すると共に、外周壁
下部の直径位置に第2図において中程から先端に
かけて抜け止め溝20,30を形成している。ま
た、係合突片17,27は、開口端縁に外向きの
鉤状ロツク部32を有する。合突片17,27の
中程より天板側に向け該係合突片と平行に延設し
た内板17b,27bと、係合突片17,27と
内板17b,27bとを連結する連結板17c,
27cとが設けられている。
前記コツプ本体16,26と係合突片17,2
7と天板18,28との組み付けの一例を説明す
れば、内板17b,27bを抜け止め溝20,3
0に係入してから、係合突片17,27後端に形
成した係合凹部17d,27dに天板18,28
の内向き鍔部18a,28aを圧入嵌合して、こ
れら3者を結合する。
コツプ15,25の少なくとも係合突片17,
27は弾発力に富む合成樹脂などの弾性素材で形
成してあり、該係合突片17,27のロツク部3
2はコツプ15,25を容器本体1に被蓋した状
態で前述の係合受部11,21の対応位置に形成
され、しかも同ロツク部32と係合受部11,2
1の摺接面は互いにテーパ面として両者の係合が
円滑に行われるようにしてある。ロツク部32と
係合受部11,21の係合時には肩部材8及び底
部材10の各突片8c,10c先端はロツク部3
2前方に接続形成した凹溝33に嵌入する構成と
してある。さらに、天板18,28の内向き鍔部
18a,28aはEVA樹脂等の緩衝材からなつ
ている。
前記係合突片17,27とコツプ本体16,2
6との側壁との間には空間Sが形成されている。
コツプ15,25は、係合突片17,27にロ
ーレツト状等の指当て部34を形成して、この指
当て部34に指を当てて係合突片17,27の外
方への付勢力に抗して内方へ押圧して、ロツク部
32を係合受部11,21に係合しコツプ15,
25を容器本体1の肩又は底部に被蓋できると共
に、被蓋状態よりコツプ15,25を取り外すと
きにも、同様に指当て部34を内方に押圧して前
記係合を解除し、該コツプ15,25を引き抜け
ばよいようにしてある。
前記コツプ15,25のコツプ本体16,26
の内側壁を平滑面とする方が好ましい。このよう
な構成によれば、従来の螺合式のコツプ兼用外蓋
で見られた、その外蓋にねじ部のため、内容液の
吸飲時に口当たりが悪く、内容液がねじ山に沿つ
て流れるなどして口元から洩らすなどの不都合
が、悉く解消できる利点がある。
なお、35は内筒部35aと外筒部35bとか
らなる水切り部材であつて、外筒部35bを外ケ
ース4首部に螺着してあり、この水切り部材35
の後部に多数放射状に配設した流出孔36…36
は、水切り部材35後部のねじ筒部37に上下動
自在かつ着脱自在に螺着した栓体38により閉塞
するようにしてある。つまり、栓体38を第1図
示の如く下動すると、栓体38に嵌装したパツキ
ン39が水切り部材35の弁座部40に圧着され
て水密的に密封される一方、栓体38を上動する
と、前記流出孔36…36は水切り部材35の注
出口31と連通され内容液の注出が可能となる。
41は水切り部材35と容器本体1の内ケース3
との間から内容液が漏洩するの防止するパツキ
ン、42は肩部材8の肩支持部8bと外ケース4
首部間に内容液が浸入するのを防止するパツキン
である。43は外ケース4に貼着した滑り止め用
凹凸シートである。44,45は肩部材8と底部
材10の凹状帯部8a,10aの相対向位置に突
設した耳片で、この耳片44,45間には取付環
46,46を介して吊紐47を取着しており、こ
の吊紐47を肩に掛けて容器本体を横倒した状態
で持ち運びするようにしてある。前記凹状帯部8
aの耳片44の対向位置に今1つの耳片を設け、
この肩部材の耳片同志間に吊紐47を取着する構
成とすれば、容器本体を正立姿勢で持ち運びする
ことができる。
〔第2実施例〕 第3図は第2実施例を示す。このものは、容器
本体1の外ケース4に肩部材8及び(又は)底部
材10を螺着し、この肩部材8及び(又は)底部
材10の前方に突設した突片8c,10cに外向
きのかぎ状係合受部11,21を形成する一方、
コツプ本体16,26の底部に取着した天板1
8,28外周の直径位置には切欠き段部48を形
成すると共に、コツプ本体16,26の開口端縁
は外向きに折り曲げ、この折り曲げ空間を抜け止
め溝20,30となし、この抜け止め溝20,3
0に、二股状の係合突片17,27の内板17
b,27bを嵌め入れると同時に、突起49を貫
通孔50に係入して該係合突片17,27の抜け
止めを図つている。係合突片17,27の開口端
縁には内向きの鉤状ロツク部32を形成してある
と共に、基端近くの外面には指当て部34を形成
してある。そして、係合突片17,27と内板1
7b,27bの中程の内側には、小突起51を形
成しており、指当て部34の押圧操作を介して、
コツプ15,25を容器本体1に着脱する時に、
この小突起51が対応する側壁に当接され支点と
なつて、係合突片17,27のロツク部32を、
係合受部11,21とは離脱方向(外方向)に付
設して、両者32,11,21の係合離脱を円滑
に行うようにしてある。また、係合突片17,2
7とコツプ本体16,26の内板17b,27b
との間には空間Sが形成されている。なお、前記
切欠き段部48は、係合突片17,27の押圧操
作時において、該係合突片前端部の前進後退用の
ガイドとなつている。52,53は水抜き孔であ
る。この実施例の天板18,28をコツプ本体1
6,26と一体に形成することもできる。
なお、各実施例ではコツプは容器本体1の底部
又は肩部に1個づつ計2個取り付ける構成として
いるが、一方側に1個取り付けるものでもよい。
また、容器本体1と肩部材8又は底部材10と
の結合は前記実施例のほか種々設計変更できる。
第1図及び第2図と同一符号は同一構成を示す。
〔考案の効果〕
この考案によれば、 (1) 係合突片はコツプの外周側壁の一部の切欠き
部にコツプ外周側壁と同一外面となるように一
体成形しているから、容器本体が転倒したり又
は他の物に当たつたりする外的衝撃があつて
も、コツプの外周側壁がロツク部を保護するた
めロツク部が不用意に係合解除されることがな
い。
(2) コツプの係合突片の開口端縁にはロツク部を
形成し、容器本体には前記ロツク部が係合突片
自体の弾性で係合される係合受部が形成してあ
るから、係合突片を少し押圧するだけで片手
で、容器本体に対するコツプの被蓋または取り
外しが確実かつ一挙動でできる。
なお、実用新案登録請求の範囲第(2)項の如き構
成を採れば、既述した通りの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図は何れもこの考案の実施例を示すものであ
り、第1図は第1実施例の断面図、第2図は第1
図の一部切欠き断面斜視図、第3図は第2実施例
の要部断面図である。 1……容器本体、8……肩部材、10……底部
材、11,21……係合受部、15,25……コ
ツプ、16,26……コツプ本体、17,27…
…係合突片、32……ロツク部、34……指当て
部、S……空間。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 内外二重側壁間に環状空間Sを形成したコツ
    プ15,25を容器本体1の底又は肩に被蓋す
    るようにしたコツプを備えた液体容器におい
    て、 前記コツプ15,25の外周側壁15a,2
    5aに、一部を切り欠いて係合突片17,27
    を外周側壁15a,25aと同一外面となるよ
    うに一体成形するとともに、容器本体1には前
    記係合突片17,27自体の弾性で係合される
    係合受部11,21が形成してあることを特徴
    とするコツプを備えた液体容器。 (2) 前記コツプ15,25のコツプ本体18,2
    6は内側壁を平滑面としてある実用新案登録請
    求の範囲第(1)項記載のコツプを備えた液体容
    器。
JP3803483U 1983-03-16 1983-03-16 コップを備えた液体容器 Granted JPS59145334U (ja)

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