JPS6238927Y2 - - Google Patents

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JPS6238927Y2
JPS6238927Y2 JP1981008840U JP884081U JPS6238927Y2 JP S6238927 Y2 JPS6238927 Y2 JP S6238927Y2 JP 1981008840 U JP1981008840 U JP 1981008840U JP 884081 U JP884081 U JP 884081U JP S6238927 Y2 JPS6238927 Y2 JP S6238927Y2
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auxiliary lid
raised
plate
peripheral wall
lid
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JPS57123759U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は液体缶用注出蓋に係る。
「従来の技術」 開缶後の缶体の天面全体を覆う主蓋の一部に注
出口を設けて、主蓋から突出させた連結片先端に
付設させた小蓋で、上記注出口を閉塞することが
行われているが、この場合、小蓋取外し時に連結
片と共に小蓋が揺れるために液体注出の際に邪魔
となり易い欠点があつた。そこで本出願人等は、
主蓋の左右両部に隆起部を形成させ、これ等隆起
部によつて上記連結片を挟持させて、小蓋取外し
時の揺動を防止可能としたキヤツプ(実開昭57−
71065号、実開昭57−101760号)、および小蓋を主
蓋に仮止めできるよう形成してその揺動を防止で
きるようにしたキヤツプ(実開昭57−123758号)
を出願した。
「考案が解決しようする問題点」 既述従来のキヤツプは、小蓋を取外した後、該
小蓋が注出の邪魔とならないように、注出口の上
方へ小蓋を人為的に押上げなければならなかつ
た。
本案は、上記欠点を除去することを主たる目的
とする。
「問題点を解決するための手段」 頂壁4の周縁から容器体嵌合用周壁5を垂設さ
せると共に、その頂壁の外周部4aと、頂壁直径
線に沿う帯状部分4bと、該帯状部分の一端部分
4cとを除く頂壁部分を、同一高さの第1隆起部
4d,4dに形成させ、かつ上記帯状部分の他端
部分を上記第1隆起部よりも多少低い第2隆起部
4eに形成させ、又上記帯状部分の一端部分から
は第1隆起部よりも低く補助蓋用周壁6を起立さ
せると共に、該周壁が囲む頂壁部分を開口して該
開口周縁から補助蓋嵌合用周壁よりも高く第1隆
起部よりも低い液体注出筒7を突出させ、上記帯
状部分他端下方の容器体嵌合用周壁5上端から
は、第1ヒンジ部10aを介して該部上方の第2
隆起部4e外縁部までの起立壁部分外面に沿つて
第1板部9を起立させ、該第1板部上端からは、
上記補助蓋用周壁に着脱自在に嵌合させた補助蓋
12を先端に付設させた弾性変形可能な第2板部
11を第2ヒンジ部10bを介してかつ上記帯状
部分内に位置させて突出させ、上記第2隆起部4
eの内縁側部分と該部に接する第2板部11部分
とには透孔と該透孔内へ嵌合させた小突子13と
からなる嵌着手段14を設け、該嵌着手段と補助
蓋12との間の第2板部11部分下面から弾性板
15を、上記補助蓋用周壁から補助蓋12を外す
と弾性板15の弾性復元により第2板部11と共
に補助蓋12が液体注出筒7上方へ第2板部の弾
性に抗して押上げられることが可能に、弾性板1
5下端を帯状部分4b上面へ圧接させ、かつ該弾
性板を弾性弯曲させて突出し、全体を合成樹脂材
により一体成形した。
「作用」 上記注出蓋は、第1板部9と第2板部11と補
助蓋12と弾性板15とを第1図が二点鎖線で示
すように頂壁4側外方へ展開させた状態で一体成
形させ、成形後嵌着手段14を行い、かつ周壁6
に補助蓋12を嵌合する。
図示の状態から補助蓋12を外すと、弾性板1
5が第2板部11の弾性に抗して弾性復元し、補
助蓋12が液体注出筒7の上方へ押上げられるか
ら、容器体を傾けて収容液を注出する。注出後、
補助蓋用周壁6に補助蓋12を嵌合すると、図示
のように、弾性板15が弯曲状に弾性変形して帯
状部分4b上面へ圧接する。
「実施例」 1は金属製で胴部上下両端部が同径の容器体で
ある。その胴部両端には突条帯2が周設させてあ
る。
3は液体缶用注出蓋であり、該注出蓋は、頂壁
4周縁から容器体嵌合用周壁5を垂設させ、その
頂壁を外周部4aと、頂壁直径線に沿う帯状部分
4bと、該帯状部分の一端部分4cとを除く頂壁
部分を同一高さの第1隆起部4d,4dに形成さ
せている。又帯状部分の他端部分を第1隆起部よ
りも多少低い第2隆起部4eに形成させる。該第
2隆起部の内縁側部分と帯状部分との間の部分に
は第2隆起部から離れる方向に下降傾斜4fさせ
るとよい。
上記帯状部分の一端部分からは、補助蓋用周壁
6を起立させる。該周壁は第1隆起部4d,4d
よりも低く形成させておく、又該周壁が囲む頂壁
部分を開口して該開口周縁から補助蓋用周壁より
も高く、かつ第1隆起部よりも低い液体注出筒7
を突出させる。該注出筒上端の頂壁外縁に最も近
接する部分は唇状に外方へ突出させるとよい。液
体注出筒と補助蓋用周壁との間の頂壁部分には液
体回収孔8が穿設させてある。
上記帯状部他端下方の容器体嵌合用周壁5上端
からは第1板部9を、第1ヒンジ部10aを介し
て突出させる。該板部は該部上方の第2隆起部4
eの外縁部までの起立壁部分に沿つて起立させ
る。又該第1板部上端からは、補助蓋用周壁に着
脱自在に嵌合させた補助蓋12を先端に付設させ
た第2板部11を、第2ヒンジ部10bを介し
て、かつ帯状部内に位置させて突出させる。該第
2板部は弾性変形可能とする。
上記第2隆起部4eの内縁側部分と該部に接す
る第2板部部分とには、透孔と該透孔内へ嵌合さ
せた小突子13とからなる嵌着手段14を設け
る。図示例では第2板部部分に小突子を、第2隆
起部に透孔を設けたが、逆に設けることも可能で
ある。又該嵌着手段と補助蓋との間の第2板部部
分下面からは弾性板15を、上記補助蓋用周壁か
ら補助蓋12を外すと弾性板15の弾性復元によ
り第2板部11と共に補助蓋12が液体注出筒7
上方へ押上げられることが可能に、弾性板15下
端を帯状部分4b上面へ圧接させ、かつ該弾性板
を弾性弯曲させて突出させている。図示例では、
弾性板15先端部を下降傾斜部4f上面に圧接さ
せている。16は該部に設けた滑止めである。
「考案の効果」 本案は上記構成とするもので、補助蓋付き蓋で
あるに拘らず全体を展開状態とし、合成樹脂材で
一体成形することが出来るから廉価に成形できる
と共に補助蓋の紛失等のおそれがなく、頂壁外周
部を残して第1隆起部4d,4dを形成させるか
ら、容器体底部にそれ等第1隆起部が嵌合される
凹部を形成させておき、下位容器の第1隆起部へ
上位容器底部の凹部を嵌合させることで複数容器
を積上げることが出来、嵌着手段14を設けたか
ら補助蓋が開きすぎて該補助蓋の着脱が不便とな
ることがなく、弾性板15を設け、かつ該弾性板
は、補助蓋取外し時に弾性に抗して第2板部11
を押上げるよう設けたから、該押上げ時に第2板
部が、従つて又第2板部先端の補助蓋12もグラ
つくことがなく、このようにして補助蓋は適性な
開放位置に停止してグラつかないため液体注出時
に補助蓋が邪魔となることがなく、しかもその適
度の開放位置から補助蓋を押下げ周壁6に嵌合す
ることは容易で迅速に該嵌合を行うことが出来、
更に、補助蓋用周壁から補助蓋12を外すと、弾
性板15の弾性復元により補助蓋12が液体注出
筒7上方へ押上げられるよう形成したから、該押
上げを人為的に行う必要がなくて便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案蓋を容器体に嵌合させた状態での
断面図、第2図はその蓋の平面図である。 3……液体缶用注出蓋、12……補助蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 頂壁4の周縁から容器体嵌合用周壁5を垂設さ
    せると共に、その頂壁の外周部4aと、頂壁直径
    線に沿う帯状部分4bと、該帯状部分の一端部分
    4cとを除く頂壁部分を、同一高さの第1隆起部
    4d,4dに形成させ、かつ上記帯状部分の他端
    部分を上記第1隆起部よりも多少低い第2隆起部
    4eに形成させ、又上記帯状部分の一端部分から
    は第1隆起部よりも低く補助蓋用周壁6を起立さ
    せると共に、該周壁が囲む頂壁部分を開口して該
    開口周縁から補助蓋嵌合用周壁よりも高く第1隆
    起部よりも低い液体注出筒7を突出させ、上記帯
    状部分他端下方の容器体嵌合用周壁5上端から
    は、第1ヒンジ部10aを介して該部上方の第2
    隆起部4e外縁部までの起立壁部分外面に沿つて
    第1板部9を起立させ、該第1板部上端からは、
    上記補助蓋用周壁に着脱自在に嵌合させた補助蓋
    12を先端に付設させた弾性変形可能な第2板部
    11を第2ヒンジ部10bを介してかつ上記帯状
    部分内に位置させて突出させ、上記第2隆起部4
    eの内縁側部分と該部に接する第2板部11部分
    とには透孔と該透孔内へ嵌合させた小突子13と
    からなる嵌着手段14を設け、該嵌着手段と補助
    蓋12との間の第2板部11部分下面から弾性板
    15を、上記補助蓋用周壁から補助蓋12を外す
    と弾性板15の弾性復元により第2板部11と共
    に補助蓋12が液体注出筒7上方へ第2板部の弾
    性に抗して押上げられることが可能に、弾性板1
    5下端を帯状部分4b上面へ圧接させかつ該弾性
    板を弾性弯曲させて突出し、全体を合成樹脂材に
    より一体成形したことを特徴とする液体缶用注出
    蓋。
JP1981008840U 1981-01-23 1981-01-23 Expired JPS6238927Y2 (ja)

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JPS57123759U JPS57123759U (ja) 1982-08-02
JPS6238927Y2 true JPS6238927Y2 (ja) 1987-10-03

Family

ID=29806983

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010098453A1 (ja) * 2009-02-27 2010-09-02 大成化工株式会社 キャップ及びキャップ付容器
JP2010202204A (ja) * 2009-02-27 2010-09-16 Taisei Kako Co Ltd キャップ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6340472Y2 (ja) * 1980-10-16 1988-10-21
JPS621093Y2 (ja) * 1980-12-15 1987-01-12
JPS6223716Y2 (ja) * 1981-01-23 1987-06-17

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JPS57123759U (ja) 1982-08-02

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