JPH0142523Y2 - - Google Patents

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JPH0142523Y2
JPH0142523Y2 JP9743382U JP9743382U JPH0142523Y2 JP H0142523 Y2 JPH0142523 Y2 JP H0142523Y2 JP 9743382 U JP9743382 U JP 9743382U JP 9743382 U JP9743382 U JP 9743382U JP H0142523 Y2 JPH0142523 Y2 JP H0142523Y2
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JP
Japan
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wall
bottom plate
perforated bottom
engaging
spout
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JP9743382U
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JPS593848U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 産業上の利用分野 本考案はプラスチツクで成る容器中栓に関す
る。
従来の技術 従来の注出口を備えた中栓は注出口が容器口と
ほとんど同じ高さのものであつた。注出口が容器
口より突出するものとしては実公昭55−36383号
公報があるが、該公報の第1図の中栓のような波
形6を有する形状では型抜きができず、製造不可
能である。第2図のもののように製造可能なもの
もその形状は底を完全に封鎖した二重筒形である
ので極めて高い剛性を示し、クツシヨン作用を有
しないのである。また、接触壁4外周にはねじも
凹凸条もないので中栓は容易に容器口から抜け出
してしまうという問題がある。
考案が解決しようとする問題点 従来の中栓は内容液を注出するとき、内容液が
容器口について手を汚したり、テーブ上を汚した
りする問題があり、上記公報のものは製造が困難
であつたり、また、製造可能なものも全く弾性を
示さず、弾性を示すような軟らかいものは、きわ
めて容易に容器口を脱出してしまうという問題が
あつた。
考案の構成 問題点を解決するための手段 本考案は上記した問題を解決する容器中栓を提
供するものであり、本考案は、プラスチツク円筒
の上部を外方へ拡張して注出口に形成し、下端に
は中央部が円筒ないし円錐状に起ち上がつている
有孔底板を設け、下端外周に係合用突条を設けた
注出口部材を、プラスチツク円筒の下端から内側
に断面U字状に係合壁を起ち上がらせ、該壁の上
端内側に係合用突条を、さらに該壁の下端付近に
は中央部が円筒ないし円錐状に起ち上がつている
有孔底板を設け、円筒外壁には容器口内壁の凹凸
条と係合する凹凸条を設けた係合部材の該係合壁
内に上方から嵌入し、前者の係合用突条を後者の
係合用突条に係合させて成る容器中栓に係る。
作 用 本考案中栓は注出口部材と係合部材から成り、
注出口部材が外栓の螺入によつて押圧されると該
部材の有孔底板および係合部材の有孔底板の両方
が共に弾性変形をすることにより該部材は下方へ
下がる。従つて、注出口は閉栓中常時外栓のコン
パウンド等に圧接し、密封性が保持される。外栓
を外せば注出口はもとのように容器口から突出し
た位置に復帰する。
実施例 第1図は本考案中栓を嵌着したびん口の左半分
の縦断面図、第2図は第1図の注出口部材の平面
図、第3図は外栓を螺着した第1図のびん口の左
半分の縦断面図である。図において1は中栓の注
出口部材2は中栓の係合部材、3はびん口であ
る。注出口部材1の円筒4の上部は次第の外方に
拡張して上端は口縁5となつており、円筒4下端
には有孔底板6がもうけられ、これは中央部が円
筒ないし円錐状に起ち上がつている。すなわち、
該板はブリツジ部7と中央の上端を閉塞された円
筒ないし円錐の形状に隆起した隆起部8から成
り、孔9を有している。また、円筒4の下端外周
には突条4′がある。
係合部材2は円筒10の下端から断面において
U字状をなして係合壁11が起ちあがり、その高
さは円筒4の中腹まで至つており、該壁の上端内
側には係合用突条12がある。さらに該壁の下端
付近には中央部が円筒ないし円錐状に起ち上がつ
ている有孔底板12があり、これは前記有孔底板
6と同様に4本のブリツジがあり、これにより4
個の孔13が形成され、中央部は上端を閉塞され
た円筒ないし円錐の形状の隆起部14となつてい
る。また、円筒10の外周にはびん口3内周の凹
条に嵌合する凸条15があり、これにより係合部
材2はびん口3に密に嵌着される。
注出口部材1は係合部材2の係合壁11内に上
方から一挙に押圧されることにより嵌入し、第1
図に示すごとく、前者の係合用突条4′は後者の
係合用突条11′と係合し、両部材は結合する。
このとき前者の隆起部8は後者の隆起部14に冠
着する。このようにして結合された中栓をびん口
に嵌着してもよく、まず係合部材2をびん口に嵌
着した後、注出口部材1を嵌入してもよい。
内容物充填後、このような中栓をびん口3に嵌
着し、さらに外栓16を被冠し、回動するとき
は、該栓が螺入されるにつれ、注出口部材1は口
縁5附近をこれによつて押圧され、次第に下降す
る。このとき突条4′の先端は係合壁11の外面
に圧接しながら下降し、これは突条11′の先端
が円筒4の外壁面を相対的に上昇し、一層該面に
圧接することを意味する。これと共に係合部材2
の有孔底板12はその中央部、すなわち隆起部1
4が有孔底板6によつて下方へ押圧され、プラス
チツクの弾性変形により、第2図に示すごとく、
その傾斜を減ずる。図面には表されていないが、
有孔底板6自体も弾性変形をするものである。し
かして外栓16が完全に螺着されたときは、その
コンパウンド17は注出口部材1の口縁15を係
合部材2の上端縁に圧着すると共にびん口3等に
圧接し、びんは完全に密封される。
かく密封されたびんの外栓16を螺脱するとき
は、注出口部材1の口縁5は圧迫から解放される
ことにより、係合部材2の有孔底板12は注出口
部材1の有孔底板6と共にプラスチツクの弾性に
よりその傾斜を回復し、注出口部材1を押し上
げ、再び第1図の状態となる。この状態でびんを
傾けるときは、2突条4′,11′の前記圧接によ
りこれらの部分は常時密封状態に保持されるか
ら、内容物は孔13,9を通つて口縁5から注が
れる。この際口縁5は、第1図のごとく、びん口
縁より高い位置にあるから、内容物はびん口に付
着することなく液切れがよい。したがつて、衛生
的であり、内容物のいたずらな減損もない。びん
は、再び外栓16を螺着すれば直ちに第2図の密
封状態となり、外栓16の脱着を多数回繰り返し
ても有孔底板12の弾性は低下することはない。
考案の効果 上記のごとき本考案中栓を用いるときは、閉栓
時の密封性はもとより完壁であるが、開栓時に
は、前記のごとく、注出口がびん口より一段上に
突出するため使用しやすく、内容物のいたずらな
損耗がなく、きわめて衛生的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例たる中栓を嵌着した
びん口の左半分の縦断面図、第2図は第1図の注
出口部材の平面図、第3図は外栓を螺着した第1
図のびん口の左半分の縦断面図である。 1……注出口部材、2……係合部材、3……び
ん口、4……円筒、4′……係合用突条、5……
口縁、6……有孔底板、7……ブリツジ部、8…
…隆起部、9……孔、10……円筒、11……係
合壁、11′……係合用突条、12……有孔底板、
13……孔、14……隆起部、15……凸条、1
6……外栓、17……コンパウンド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラスチツク円筒の上部を外方へ拡張して注出
    口に形成し、下端には中央部が円筒ないし円錐状
    に起ち上がつている有孔底板を設け、下端外周に
    係合用突条を設けた注出口部材を、プラスチツク
    円筒の下端から内側に断面U字状に係合壁を起ち
    上がらせ、該壁の上端内側に係合用突条を、さら
    に該壁の下端付近には中央部が円筒ないし円錐状
    に起ち上がつている有孔底板を設け、円筒外壁に
    は容器口内壁の凹凸状と係合する凹凸条を設けた
    係合部材の該係合壁内に上方から嵌入し、前者の
    係合用突条を後者の係合用突条に係合させ、前者
    の有孔底板により後者の有孔底板を押圧させ、こ
    れら有孔底板の弾性変形により注出口部材を上下
    させることを特徴とする容器中栓。
JP9743382U 1982-06-30 1982-06-30 容器中栓 Granted JPS593848U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9743382U JPS593848U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 容器中栓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9743382U JPS593848U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 容器中栓

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS593848U JPS593848U (ja) 1984-01-11
JPH0142523Y2 true JPH0142523Y2 (ja) 1989-12-12

Family

ID=30231765

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JP9743382U Granted JPS593848U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 容器中栓

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JPS593848U (ja) 1984-01-11

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