JPH0211316Y2 - - Google Patents

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JPH0211316Y2
JPH0211316Y2 JP1982104558U JP10455882U JPH0211316Y2 JP H0211316 Y2 JPH0211316 Y2 JP H0211316Y2 JP 1982104558 U JP1982104558 U JP 1982104558U JP 10455882 U JP10455882 U JP 10455882U JP H0211316 Y2 JPH0211316 Y2 JP H0211316Y2
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valve
spout
skirts
cap
protrusion
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JP1982104558U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、スクイズ容器に係る。
「従来の技術」 従来、弾性変形可能な合成樹脂製の容器本体の
口部に注出栓を設け、容器本体の胴部を圧搾する
ことにより、収容した液体を加圧注出するように
したスクイズ容器は周知である。
ところで、この種のものに、 (i) 注出キヤツプの内側に中栓を設け、該中栓に
弁体を装着して吐出弁を構成し、且つ、中栓に
吸気パイプを装着したもの(実公昭51−31243
号公報)。
(ii) 合成樹脂の薄膜を適宜形状に打ち抜き、且
つ、折曲して、板弁タイプの吐出弁、吸気弁を
構成し、これを注出キヤツプの内部に嵌め込ん
だもの(実公昭43−6471号公報)。
(iii) 注出キヤツプを内外二重構造とし、相互間に
玉弁による吐出弁と吸気弁とを設け、該吸気弁
に連ねて吸気パイプを設けたもの(実公昭56−
51008号公報)。
がある。
「考案が解決しようとする問題点」 しかし、上記(i),(iii)のものでは、構造がかなり
複雑になり、部材点数が多くなつて、コスト高と
なる欠点があり、且つ、上記(i)のものでは、吸気
弁を有していないために、効率よい注出ができな
い欠点がある。
また、上記(ii)のものでは、吐出弁、吸気弁が柔
軟すぎて、普段の閉弁態勢を確保し難く、且つ、
確実な弁動作を期待できない欠点がある。
本案は、これらの欠点を除去し、吐出弁、吸気
弁を有しながらも構成が簡単で、製作容易で、そ
の吐出弁及び吸気弁の普段の閉弁、並びに、内圧
の変化に伴う弁動作が確実で、且つ、その弁動作
が軽く鋭敏なものにしようとするものであり、併
せて、その注出キヤツプを通常のキヤツプと同様
に取扱うことができるようにしようとするもので
ある。
「問題点を解決するための手段」 本案は、弾性変形可能な容器本体1の口部11
に注出キヤツプ2を周壁21にて着脱自在に螺着
し、該注出キヤツプには常閉の吐出弁Aと吸気弁
Bとを装備させ、該吐出弁A及び吸気弁Bの弁体
4をゴム、軟質合成樹脂等により一体に形成して
注出キヤツプ内に装着し、注出キヤツプ2は、頂
壁24の中央に注出口25を設け、該注出口の下
縁に連ねて突子26を垂設し、該突子と注出口2
5との間に適数の透孔27…を穿設し、頂壁24
の内面中途部から弁体嵌合筒28を垂設し、該弁
体嵌合筒には適所に切欠29を設け、弁体4は、
リング状で且つ断面コ字状の基部41から内向き
スカート42,44と外向きスカート43,45
とを突設して、いずれか一方のスカートを斜め上
方へ且つ他方のスカートを斜め下方へ向け、而し
て、基部41を上記弁体嵌合筒28に嵌着固定す
ると共に、内向きスカート42,44を突子26
に且つ外向きスカート43,45を上記周壁21
の上部に嵌合させて、吐出弁Aと吸気弁Bを構成
し、上記口部11と注出キヤツプ2との間に口部
閉口用の円板状パツキング3を取外し可能に介在
挟持させて成る。
「作用」 如上の構成であり、容器本体1内に所要の液体
を収容して販売に供するが、商品流通過程では、
パツキング3により液洩れが阻止される。
また、消費過程では、そのパツキング3を除去
し、容器本体1を傾倒させてこれの胴部12を圧
搾すると、内圧が高くなつて吐出弁Aが開き、容
器本体1内の液体が該吐出弁を経て注出口25か
ら噴出される。
その胴部12の圧搾を放すと、胴部12は自力
で復元しようとし、内部が負圧化して、吐出弁A
が閉じ、吸気弁Bが開いて、該吸気弁を介して外
気が導入される。
「実施例」 以下、図示の実施例について説明する。
第1図は、その一例であり、図において、1
は、弾性変形可能な合成樹脂製の容器本体、2
は、該容器本体の口部11に螺合した吐出弁A及
び吸気弁B付き注出キヤツプ、3は、その口部1
1頂面と注出キヤツプ3内面との間に介在させた
ゴム、軟質合成樹脂等から成る円板状のパツキン
グである。
容器本体1は、広口の口部11を有し、該口部
の外周に螺条13を周設し、胴部12を弾性変形
可能に薄肉に形成している。
注出キヤツプ2は、周壁21の下部に螺条22
を周設して、これを以て上記口部11の外側へ螺
合するようにし、周壁21の上部を内方へ膨出す
る厚肉壁にして下向き段部23を形成し、該下向
き段部と上記口部11の頂面とで上記パツキング
3の周縁部を挟持するようにしている。
また、注出キヤツプ2は、頂壁24の中央に注
出口25を設け、且つ、該注出口の下縁に連ねて
突子26を垂設し、該突子と注出口25との間に
適数の透孔27…を穿設し、頂壁24の内面中途
部から弁体嵌合筒28を垂設し、該弁体嵌合筒に
は適所に切欠29を設けると共に、ゴム、軟質合
成樹脂等から成る弁体4を嵌着している。
弁体4は、リング状で且つ断面コ字状の基部4
1から斜め上方に向う内向きスカート42と斜め
下方に向う外向きスカート43とを突設し、基部
41を弁体嵌合筒28に嵌着固定し、内向きスカ
ート42を突子26を嵌合して常閉の吐出弁Aを
構成し、外向きスカート43を上記周壁21の上
部に嵌合して常閉の吸気弁Bを構成している。
第2図は、他の例であり、この場合は、第1図
のものにおいて、弁体4の形状を内外逆にしてい
る。すなわち、基部41から斜め下方に向う内向
きスカート44と斜め上方に向う外向きスカート
45とを突設し、これらを突子26と周壁21上
部とに嵌合して、前者により吸気弁Bを、後者に
より吐出弁Aを構成している。
「考案の効果」 本案によれば、商品流通過程では、簡単なパツ
キング3によつて液洩れがなくなり、また、該パ
ツキングを除去した消費過程では、吐出弁Aの他
に吸気弁Bがあるので、注出直後の吸気が円滑迅
速に行え、引き続き幾度も注出する場合に円滑迅
速に注出できて頗る具合よく、しかも、吐出弁A
及び吸気弁Bが常閉であるから、転倒等しても内
容液の流出がない。そして、注出キヤツプ2は、
他の部材としてスカートタイプの1つの弁体4を
組込むだけで吐出弁A及び吸気弁Bを構成し、他
に中栓、その他の部材を必要とせず、構造を簡潔
にでき、その弁体4の組込みには、基部41を注
出キヤツプ2の頂壁24から垂下する弁体嵌合筒
28へ嵌着させると共に、内向きスカート42,
44と外向きスカート43,45とを注出キヤツ
プ2の突子26と周壁21の上部へと嵌合させれ
ばよく、組込みが極めて簡単に行え、また、斯る
スカートタイプの弁体4であり、これをゴム、軟
質合成樹脂等の柔軟性のあるものにし、これに対
応する注出キヤツプ2の突子26及び周壁21を
柔軟性のないものにできるから、普段の閉弁、内
圧の変化に伴う弁動作が共に確実で、軽く鋭敏な
動作が得られ、更に、円板状のパツキング3を用
いるので、その注出キヤツプ2を通常のキヤツプ
と同様に取扱うことができる。構造並びに製作が
簡単で安価に提供でき、実用上極めて有益であ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は、本案実施例で、第1図は、一例の、第
2図は、他の例の、一部截断側面図である。 1……容器本体、2……注出キヤツプ、3……
パツキング、4……弁体、A……吐出弁、B……
吸気弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾性変形可能な容器本体1の口部11に注出キ
    ヤツプ2を周壁21にて着脱自在に螺着し、該注
    出キヤツプには常閉の吐出弁Aと吸気弁Bとを装
    備させ、該吐出弁A及び吸気弁Bの弁体4をゴ
    ム、軟質合成樹脂等により一体に形成して注出キ
    ヤツプ内に装着し、注出キヤツプ2は、頂壁24
    の中央に注出口25を設け、該注出口の下縁に連
    ねて突子26を垂設し、該突子と注出口25との
    間に適数の透孔27…を穿設し、頂壁24の内面
    中途部から弁体嵌合筒28を垂設し、該弁体嵌合
    筒には適所に切欠29を設け、弁体4は、リング
    状で且つ断面コ字状の基部41から内向きスカー
    ト42,44と外向きスカート43,45とを突
    設して、いずれか一方のスカートを斜め上方へ且
    つ他方のスカートを斜め下方へ向け、而して、基
    部41を上記弁体嵌合筒28に嵌着固定すると共
    に、内向きスカート42,44を突子26に且つ
    外向きスカート43,45を上記周壁21の上部
    に嵌合させて、吐出弁Aと吸気弁Bを構成し、上
    記口部11と注出キヤツプ2との間に口部閉口用
    の円板状パツキング3を取外し可能に介在挟持さ
    せたことを特徴とするスクイズ容器。
JP10455882U 1982-07-09 1982-07-09 スクイズ容器 Granted JPS5910254U (ja)

Priority Applications (1)

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JP10455882U JPS5910254U (ja) 1982-07-09 1982-07-09 スクイズ容器

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JP10455882U JPS5910254U (ja) 1982-07-09 1982-07-09 スクイズ容器

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Publication Number Publication Date
JPS5910254U JPS5910254U (ja) 1984-01-23
JPH0211316Y2 true JPH0211316Y2 (ja) 1990-03-20

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JP10455882U Granted JPS5910254U (ja) 1982-07-09 1982-07-09 スクイズ容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01133701A (ja) * 1987-11-19 1989-05-25 Orient:Kk 階段用木製踏板の製造法
JPH0514979Y2 (ja) * 1988-04-21 1993-04-21

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS436471Y1 (ja) * 1966-08-20 1968-03-22
JPS5131243U (ja) * 1974-08-30 1976-03-06
JPS5651008U (ja) * 1979-09-25 1981-05-07

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