JPH069977Y2 - クリーム状物吐出容器 - Google Patents

クリーム状物吐出容器

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JPH069977Y2
JPH069977Y2 JP12599288U JP12599288U JPH069977Y2 JP H069977 Y2 JPH069977 Y2 JP H069977Y2 JP 12599288 U JP12599288 U JP 12599288U JP 12599288 U JP12599288 U JP 12599288U JP H069977 Y2 JPH069977 Y2 JP H069977Y2
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JP
Japan
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mouth
opening
pipe fitting
fitting cylinder
wall
Prior art date
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Application number
JP12599288U
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English (en)
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JPH0245967U (ja
Inventor
伸治 嶋田
茂雄 飯塚
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、例えばマヨネーズ、ケチャップ等クリーム状物
の吐出容器に係る。
「従来の技術」 弾性圧搾可能な胴部を有する、大形チューブ容器状の容
器体を設けてその口頸部にキャップを螺合し、キャップ
を取外して胴部圧搾により収納されたクリーム状物を口
頸部上端の開口から注出するよう設けている。
「考案が解決しようとする課題」 本案は、消費者が使用するまでは密封状態で輸送および
保管等が可能であると共に、使用に際してはワンタッチ
で開封して収納物の注出が可能となし、更に開封後、容
器が倒れても収納物の漏出を防止できるよう設けたもの
である。
「課題を解決するための手段」 弾性圧搾可能な胴部2を有し、かつ口頸部3を起立する
容器体1と、上記口頸部内面に水密に嵌着させた嵌合壁
の上端面を閉塞する頂板11の中央部を開口して、該開口
部周縁から吐出弁14付きのパイプ嵌合筒15を垂下すると
共に、その開口と同心的に該頂板上面に凹溝16を周設
し、更に該凹溝一部に吸込み弁17付き透孔18を穿設した
栓状部材10と、上記パイプ嵌合筒15の下部内から容器体
内底部まで垂設した吐出パイプ20と、上記パイプ嵌合筒
および凹溝の各上面を密閉して頂板11上面へ貼着させた
シール薄板21と、上記口頸部3外面に螺合させた周壁26
を頂壁27外周から垂下すると共に該頂壁中央部から錐部
28を垂下し、かつ頂壁27から外方へ突出するノズル29の
ノズル孔30基端面を錐部下面に開口し、更に上記凹溝16
上方の頂壁部分下面から上記シール薄板破断用のナイフ
31を垂設したキャップ25とからなり、上記口頸部3に対
してキャップ周壁26を螺降締付けすることで、上記錐部
28とナイフ31とがシール薄板21を破断して錐部28がパイ
プ嵌合筒15の上記開口内へ気密に嵌合すると共に吸込み
弁14への外気供給路が形成可能に設けた。
「作用」 第1図の状態で容器体1口部を閉塞する栓状部材10の上
面はシール薄板21で密閉させてあり、該状態で容器は輸
送および販売等される。
消費者は容器購入後、破断帯33を除去し、容器体1に対
してキャップ25を螺降締付けすることで、第2図が示す
ように、錐部28がパイプ嵌合筒上面を閉塞するシール薄
板部分を、又ナイフ31が凹溝16上方のシール薄板部分を
それぞれ破断し、よって容器体胴部2の弾性圧搾で吐出
パイプ20、吐出弁14およびノズル孔30を通って注出さ
れ、胴部開放による弾性復元により口頸部3とキャップ
周壁26との間、および吸込み弁17を通って外気が容器体
内に入って、収納物減少による容器体内負圧化を防止す
る。
「実施例」 1は弾性圧搾可能な胴部2を有し、口頸部3を起立する
合成樹脂製の容器体で、その底部は下方へ突出する球面
状部4としており、その容器体胴部の下端部外面には円
筒状の脚台5の上部を固着してその脚台下端面を接地面
として容器体を起立させている。口頸部外面には螺条を
付設し、かつその下端にはストッパーとしての突条6を
周設する。
上記口頸部の上端部内には栓状部材10を嵌着させる。該
部材は口頸部の上面を閉塞する頂板11外周から口頸部外
面上部へ嵌着させた外筒12を、又頂板裏面から口頸部内
面へ嵌着させた内筒13を、それぞれ垂設してこれ等両筒
により嵌合壁を形成し、又頂板中央部を開口して、該開
口周縁から吐出弁14付きのパイプ嵌合筒15を垂下し、更
に頂板上面には上記開口と同心的に凹溝16を周設してそ
の一部に吸込み弁17付きの透孔18を穿設している。
上記吐出弁および吸込み弁の弁体14a,17aは基端
をパイプ嵌合筒および頂板に連続する舌片状に形成さ
せ、その外周部の下面ないし下面がパイプ嵌合筒に設け
た上向き段部状の吐出弁座、又は上記透孔18下面外周部
が形成する吸込み弁座に着脱してそれ等弁を開閉するよ
う設けている。
上記パイプ嵌合筒15からは吐出パイプ20を垂下して容器
体底面近くまで垂下し、又栓状部材10上端面には、パイ
プ嵌合筒15上面および凹溝16上面を密閉させてシール薄
板21を貼着している。
既述容器体口頸部にはキャップ25を螺合させる。該キャ
ップは口頸部3外面に螺合させた周壁26を頂壁27外周か
ら垂下すると共に、その頂壁下面中央部からは錐部28を
垂下し、かつ頂壁外周一部から側外方へ突出するノズル
29のノズル孔30基端面を錐部下面に開口する。該錐部内
のノズル孔部分は複数の小透孔30aで形成させ、それ等
小透孔が囲む錐部分下端を下方へ尖鋭に突出している。
又既述凹溝16上方の頂壁27下面一部からはナイフ31を下
方へ突出している。
上記周壁26下端には薄肉ないしミシン目状の破断線32を
介してリング状に破断帯33を垂下するとよく、該破断帯
はその一部から外方へ突出させた摘み34を強く外方へ引
くことで、上記破断線が切断されて該破断帯を周壁下端
から除去できるよう設ける。破断帯内面には既述突条6
に係合してキャップの螺脱を防止させる係合突条35を付
設するとよく、このようにすることで、いわゆるバージ
ンシール機能を持たせることが出来る。ノズル先端には
肉薄ヒンジ36を介して口蓋37を付設している。
「考案の効果」 本案は既述構成とするもので、口頸部上端内へ水密に嵌
着させた栓状部材10上端面をシール薄板21で密閉するか
ら、消費者の手に渡るまでの間は密閉容器とすることが
出来て収納物が外気に触れて酸化することがなく、又栓
状部材頂板11の中央部の開口と、その開口と同心的に頂
板上面に周設した凹溝16との上面を密閉する上記シール
薄板21部分は、キャップ頂壁27の裏面から垂下する錐部
28とナイフ31とが、口頸部に対するキャップ締付け時に
破断するよう設けたから、ワンタッチで容器体を開封す
ることが出来て便利であり、更に上記パイプ嵌合筒15と
凹溝16一部には吐出弁14と吸込弁17とを設け、かつパイ
プ嵌合筒15からは容器体内底部まで吐出パイプ20を垂設
したから、容器体を倒しても吸込み弁17が閉じ、又吐出
パイプ下端が容器体内空気中に露出することで収納物が
洩れることがなく、このようにして使い易く、かつ便利
な容器とすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案容器の断面図、第2図は容器体口頸部にキ
ャップを締付けた状態での、その要部断面図、第3図は
ノズル先端に付設した口蓋開口状態での斜視図である。 1……容器体、10……栓状部材 20……吐出パイプ、21……シール薄板 25……キャップ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性圧搾可能な胴部2を有し、かつ口頸部
    3を起立する容器体1と、上記口頸部内面に水密に嵌着
    させた嵌合壁の上端面を閉塞する頂板11の中央部を開口
    して、該開口部周縁から吐出弁14付きのパイプ嵌合筒15
    を垂下すると共に、その開口と同心的に該頂板上面に凹
    溝16を周設し、更に該凹溝一部に吸込み弁17付き透孔18
    を穿設した栓状部材10と、上記パイプ嵌合筒15の下部内
    から容器体内底部まで垂設した吐出パイプ20と、上記パ
    イプ嵌合筒および凹溝の各上面を密閉して頂板11上面へ
    貼着させたシール薄板21と、上記口頸部3外面に螺合さ
    せた周壁26を頂壁27外周から垂下すると共に該頂壁中央
    部から錐部28を垂下し、かつ頂壁27から外方へ突出する
    ノズル29のノズル孔30基端面を錐部下面に開口し、更に
    上記凹溝16上方の頂壁部分下面から上記シール薄板破断
    用のナイフ31を垂設したキャップ25とからなり、上記口
    頸部3に対してキャップ周壁26を螺降締付けすること
    で、上記錐部28とナイフ31とがシール薄板21を破断して
    錐部28がパイプ嵌合筒15の上記開口内へ気密に嵌合する
    と共に吸込み弁14への外気供給路が形成可能に設けたこ
    とを特徴とするクリーム状物吐出容器。
JP12599288U 1988-09-27 1988-09-27 クリーム状物吐出容器 Expired - Lifetime JPH069977Y2 (ja)

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JP12599288U JPH069977Y2 (ja) 1988-09-27 1988-09-27 クリーム状物吐出容器

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Publication Number Publication Date
JPH0245967U JPH0245967U (ja) 1990-03-29
JPH069977Y2 true JPH069977Y2 (ja) 1994-03-16

Family

ID=31377094

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JPH0245967U (ja) 1990-03-29

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