JPH0646436Y2 - 茶こし付きポット - Google Patents

茶こし付きポット

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JPH0646436Y2
JPH0646436Y2 JP1989016519U JP1651989U JPH0646436Y2 JP H0646436 Y2 JPH0646436 Y2 JP H0646436Y2 JP 1989016519 U JP1989016519 U JP 1989016519U JP 1651989 U JP1651989 U JP 1651989U JP H0646436 Y2 JPH0646436 Y2 JP H0646436Y2
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JP
Japan
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tea strainer
pot
stopper
tea
strainer
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宏 辻田
康明 谷本
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Zojirushi Corp
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Zojirushi Corp
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は茶こし付きポットに関し、特に魔法びん形の
保温容器を備えた茶こし付きの急須形ポットに関するも
のである。
〔従来の技術〕
茶こし付きポットにおいて、茶こしの出し入れを容易に
するため、ポットの栓体下部に茶こしを取り付けること
が従来から知られている（例えば、実開昭62-184832号
公報参照）。
保温容器を備えたポットにおいては、茶こしを湯に浸漬
したまま放置すると、茶が濃くなりすぎるので、適当な
時間が経過すると、茶こしを取り外さなければならな
い。茶こしは、取り外す際には内部の湯によって加熱さ
れた状態にあるので、上記の公知のポットのように、茶
こしを栓体に取り付けてあると、栓体を把持して茶こし
を抜き出すことができ、便利である。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のように茶こしを栓体に取り付けた
構成をとると、湯を注ぎ足す場合のように、必ずしも茶
こしを取り外す必要がないような場合であっても、栓体
を外すと茶こしも一緒に引き抜かれてしまう不便があ
る。
茶こしをポット本体から引き抜くと、しずくがしたたり
落ち、また茶こしが熱いため、できるだけ取り外さない
ことが望ましいが、従来のように栓体に茶こしを取り付
ける場合は、必要以上に茶こしが取り外される欠点があ
る。
そこで、この考案は、栓体を外さなくても湯を注ぐこと
ができるようにした茶こし付きポットを提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、この考案はポット本体の
開口部に栓体を着脱自在に取付け、その栓体の下部にポ
ット本体内部に挿入される茶こしを設けてなる茶こし付
きポットにおいて、上記栓体と茶こしとを一体に成形
し、上記茶こし上部の栓体部分に茶こし内部に通じた内
栓用孔を設け、その孔に内栓を着脱自在に取付けた構成
を採用した。
〔作用〕
栓体を外すとこれに設けた茶こしもポット本体の内部か
ら引き抜かれる。一方栓体を装着したまま内栓だけを外
すと、茶こし上部の内栓孔が開放されるので、その内栓
孔から湯を注ぎ入れることができる。
〔実施例〕
図示の茶こし付きポットは、ポット本体１と、その開口
部２に着脱自在に施される栓体３とから成る。ポット本
体１は通常の魔法びんと同様に、保温内容器４、肩体
５、胴体６及び底体７とからなる。
肩体５に形成された開口部２の内周には、ねじ８が形成
され、またその開口部２の内周面に連通した注ぎ口９が
設けられる。
栓体３の下部には凹入段部10を介して円筒形の茶こし11
が一体成形により設けられ、凹入段部10の外周に装着し
たパッキン12を肩体５の開口部２の内周縁に押し当てる
ことによりシールを図る。
茶こし11上部の栓体３の部分には、内栓13を装着するた
めのねじ孔14が設けられる。このねじ孔14底部の段部15
に内栓13のパッキン16を押し当て、これによりシールを
図る。内栓13の上端面にはつまみ17が形成される。
実施例の茶こし付きポットは以上のように構成され、そ
の使用に際しては、栓体３を外して保温容器４内に湯を
注ぎ入れ、また内栓13を外して茶こし11に茶葉18を入
れ、再び内栓13を施す。
その後、栓体３を開口部２にねじ込み、茶こし11を湯の
中に没入させる。
茶を注ぐ際は、栓体３を若干緩めてパッキン12によるシ
ールを解除し、ポット本体１を傾け、注ぎ口９から吐出
せしめる。
内部の湯が不足する等して、注ぎ足す必要がある場合
は、内栓13を外し、茶こし11を通して湯を注ぎ入れる。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案は茶こしを取り付けた栓体に茶
こし内部に通じた内栓用孔を設け、その孔に内栓を施し
たものであるから、内栓を外すことにより、栓体を外す
ことなくポット内部に湯を注ぎ入れることができる。ま
た、栓体と茶こしは一体に成形されているので、部品点
数が少なく、取扱いが容易で、しかも茶こしの汚れを取
りやすい効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例の一部省略断面図である。 １……ポット本体、２……開口部、 ３……栓体、９……注ぎ口、 11……茶こし、13……内栓、 14……ねじ孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】ポット本体の開口部に栓体を着脱自在に取
    付け、その栓体の下部にポット本体内部に挿入される茶
    こしを設けてなる茶こし付きポットにおいて、上記栓体
    と茶こしとを一体に成形し、上記茶こし上部の栓体部分
    に茶こし内部に通じた内栓用孔を設け、その孔に内栓を
    着脱自在に取付けたことを特徴とする茶こし付きポッ
    ト。
JP1989016519U 1989-02-15 1989-02-15 茶こし付きポット Expired - Fee Related JPH0646436Y2 (ja)

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