JPH0451725Y2 - - Google Patents

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JPH0451725Y2
JPH0451725Y2 JP1988046571U JP4657188U JPH0451725Y2 JP H0451725 Y2 JPH0451725 Y2 JP H0451725Y2 JP 1988046571 U JP1988046571 U JP 1988046571U JP 4657188 U JP4657188 U JP 4657188U JP H0451725 Y2 JPH0451725 Y2 JP H0451725Y2
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JP
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tea strainer
stopper
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tea
container body
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、緑茶や紅茶等の茶葉の茶こしを備
えた茶こし付ポツトに関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の茶こし付ポツトとしては、 (イ) 実開昭61−151631号公報記載のもの、 (ロ) 第3図(実開昭62−184832号公報の第8図参
照)記載のもの、 が知られている。
上記従来例(イ)のものは、容器本体の給水口と中
瓶との間に茶こし受体(ロリング)の上部鍔部を
固定し、この茶こし受体の下部鍔部に茶こしを着
脱自在に載置するとともに、前記給水口には栓体
を螺着するように構成したものである。
従来例(ロ)のものは、第3図に示すように、栓体
101を外栓102と内栓103とで2分割する
とともに、前記外栓102と内栓103とを、爪
105と爪受106とからなるロツク部材104
の係脱により一体的に結合したり分離したりする
一方、前記外栓102は容器本体107の給水口
108に螺合するとともに、該外栓102の下部
段部109に茶こし110の鍔部111を落し込
み状に載置して茶こし110を装着する構成とし
たものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかるに、上記従来例(イ)のものによれば、茶こ
し受体と栓体を結合する結合部材を有しないた
め、栓本体と茶こしとを結合して栓体の取り出し
により茶こしも同時に取り出すことができない。
また、上述した構成からして、栓体を取り外した
後、再度茶こしを取り出さなければならない不便
があつた。さらに、栓体の取り外しとは別個に、
茶こしを取り外す手間を要する問題があつた。
従来例(ロ)のものによれば、結合部材を有さず、
栓体と茶こしとが、栓体の閉栓前に結合されてい
るため、栓体とは分離して単独にて茶こしを取り
扱うことができなかつた。また、閉栓前に栓体と
茶こしを結合状態とし、この結合状態で、栓体を
閉栓することにより茶こしを給水口に取り付ける
構成であり、前もつて茶こしのみ栓体と分離して
取り扱うことができなかつた。
この考案は、簡単な構成で、上記の如き問題点
を解消したものを提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、上記課題を解決する手段として、
筒体よりなる茶こしの開口縁を形成して、容器本
体の給水口に取り外し可能に載置される茶こし受
体と、閉栓操作で茶こし受体の前記開口縁に嵌挿
する栓体と、茶こし受体と栓体間に設けられ、か
つ前記栓体と茶こし受体との嵌挿でこの茶こし受
体と栓体とを取外し自在に結合する結合部材とを
設けたことを特徴とする構成を採用したものであ
る。
〔作用〕
茶こしを容器本体に装着する場合は、先ず茶こ
しを備えた茶こし受体を容器本体の中瓶開口縁部
の給水口に載置し、次に栓本体を茶こし受体に嵌
挿すると、結合部材が自動的に働いて栓本体と茶
こし受体が自動的に結合される。第1実施例の場
合は更に前記栓本体に中栓を嵌挿することによつ
て、茶こしの装着動作が終了する。
上記茶こし装着状態において、茶こし及び茶こ
し受体と栓体とは結合部材の自動ロツクにより一
体的に結合されているため、栓体を容器本体より
取り外すと前記茶こしと茶こし受体と栓体が一緒
に取り出され得る。
また上記茶こし装着状態において、第1実施例
の場合は栓本体に対して中栓を抜き挿しし、第2
実施例の場合は容器本体に対して栓本体自体を抜
き挿しすることができる。従つて、前記中栓又は
栓本体を栓本体又は容器本体から結合部材を人手
で操作することなく抜くだけの操作により、装着
状態の茶こしに茶葉やお湯を出し入れすることが
できる。
〔第1実施例〕 この考案の第1実施例を第1図に基づいて以下
に説明する。
1は容器本体であつて、この容器本体1は本体
部1aと肩部1bと底部1cとからなり、容器本
体1の内部には内容液を収納する真空二重瓶等の
断熱体2が内装されている。この断熱体2なしで
容器本体1の外装ケースだけで内容液を収納する
構成も実施できる。また、容器本体1は本体部1
aと肩部1bとが一体形成されているものでもよ
く、その具体的構成は任意である。
容器本体1の肩部1b上部に形成した給水口3
には、中央部に開口縁5を形成するとともに下部
に茶こし6を備えた茶こし受体4が、取り外し可
能に載置されている。前記茶こし6の茶こし受体
4への結合はねじやヘリコイド等の適宜構造によ
り着脱自在に設けてある。
茶こし受体4の開口縁5は栓体10により閉塞
するように設けてあり、従つて容器本体1の上部
開口は茶こし受体4と栓体10とで閉塞される。
前記栓体10は栓本体11と中栓21とからな
つている。栓本体11は、中央部に茶こし6と連
通する空所12が形成されているとともに、容器
本体1の給水口3側壁に螺合される外筒13と、
内筒14と、外筒13と内筒14の上部間にヘリ
コイド結合15等により固定されかつ外筒13と
内筒14間の空間16を被蓋するキヤツプ部17
とからなつている。外筒13の下部13aは茶こ
し受体4に水密的に着座するようにしている。
栓本体11の空所12には有底筒状の中栓21
が上方から着脱自在に設けてある。この中栓21
の空所12への着脱構造は適宜構造を採ることが
できる。この実施例では栓体10の栓本体11の
内側壁に形成した雌ねじ18に中栓21の上部側
壁に形成した雄ねじ22を螺着する構成を採つて
いるが、栓本体11の内側壁に係合凹部(図示せ
ず)を中栓21の上部側壁に係合凸部(図示せ
ず)をそれぞれ形成して、中栓21を回動するこ
とにより両係合凹部と係合凸部とを係合する方式
などでもよい。
中栓21の外側壁23下部と、栓本体11の空
所12を形成する内筒14の下部との間にはパツ
キン24が嵌装してある。このパツキン24によ
り、容器本体1の転倒時等に中栓21の外側壁2
3と栓本体11の内筒14とで形成される隙間か
ら内容液が洩れたり、熱が逃げたりするのを防止
する。
中栓21は、前述した外側壁23と底板25と
を有する中栓本体26と、中栓本体26内を閉塞
する中栓蓋27とからなつている。この中栓本体
26と中栓蓋27との結合は実施例のように単な
る嵌合方式でもよいが、螺合方式その他の方式で
もよく任意である。中栓本体26内には断熱材2
8を入れてあり、中栓蓋27にはつまみ29を形
成してある。
前記栓本体11の空間16にはバネなどの弾発
部材31で外向きに付勢した結合部材30が内装
されており、茶こし受体4を給水口3に載置した
状態で栓体10を閉塞することにより、前記結合
部材30の係合部30aは弾発部材31の付勢力
に抗して外筒13に形成した係合受部32に係合
されて、茶こし6と茶こし受体4と外筒13と中
栓21とが一体的に結合され容器本体1から一緒
に取り出せるようにしてある。
なお、33は容器本体1の上部開口と茶こし受
体4及び栓体10とを封止するパツキン、34は
茶こし受体4と外筒13の底部とを封止するパツ
キン、35は内容液の注出口で、この注出口35
から内容液を注出するには、栓体10を弛め把手
36を持つて容器本体1を傾けて行う。37は容
器本体1の底部1cを螺着する底ワツパ、38は
前記底部1cに螺着され断熱体2を支持する底蓋
である。
〔第2実施例〕 第2図は第2実施例を示す。このものは、第1
図と同様に下部に茶こし6を垂設した茶こし受体
4と、ヘリコイドやネジの螺合39により茶こし
受体4の開口縁5を閉塞する栓体10とからな
り、しかも栓体10は第1図と異なり中栓21を
設けることなく略U字状の栓本体11のみであ
り、さらに栓本体11の外側壁には弾性素材から
なるパツキン状の結合部材30を取着し、茶こし
受体4を給水口3に載置した状態において栓体1
0を閉塞操作することにより、前記結合部材30
が茶こし受体4の側壁を圧接して栓本体11と茶
こし受体4とが一体的に結合されるようにしてあ
り、この栓本体11と茶こし受体4との結合状態
で栓本体11を容器本体1より取り外すと、前記
栓本体11は茶こし受体4及び茶こし6をも一緒
にして取り外され、茶こし受体4の開口縁5より
茶こし6に茶葉を出し入れできるように構成して
あるものである。
なお、40は発泡ウレタン等の断熱材であり、
その他第1図と同一符号は同様な構成を示す。
〔変形例等〕
前記各実施例では、容器本体1への内容液の注
入、内容液の注出の際には、栓体10を回動して
ネジを弛めて行うようにしているが、他の方式に
よつてもよい。
栓本体11と中栓21の形状や構造は前記各実
施例のものに限らず任意である。
栓体10には回動範囲を規制するためのストツ
パー(図示せず)を設けることもできる。
〔考案の効果〕
この考案によれば、筒体よりなる茶こしの開口
縁を形成して、容器本体の給水口に取り外し可能
に載置される茶こし受体と、閉栓操作で茶こし受
体の前記開口縁に嵌挿する栓体と、茶こし受体と
栓体間に設けられ、かつ前記栓体と茶こし受体と
の嵌挿でこの茶こし受体と栓体とを取外し自在に
結合する結合部材とを設けているから、以下のよ
うな効果を有する。
(1) 本考案では、茶こし単独にて容器本体の給水
口に載置することができ、かつ栓体の閉栓操作
で栓体を茶こし受体に嵌挿すると、結合部材に
より栓本体と茶こし受体とを取り外し自在に結
合することができる。
これに対し、従来例(イ)のものは、上記の如き
結合部材を有しないため、栓本体と茶こしとを
結合して栓体の取り出しにより茶こしも同時に
取り出すことができない。また、従来例(ロ)のも
のも、結合部材を有さず、栓体と茶こしとが、
栓体の閉栓前に結合されているため、栓体とは
分離して単独にて茶こしを取り扱うことができ
ない。
(2) 本考案は、栓体とは分離して単独にて茶こし
を容器本体の給水口に載置することができ、こ
の茶こし載置状態において、栓体を閉栓操作す
ることによりこの栓体と茶こしが結合されるた
め、栓体を容器本体より取り外す際、前記茶こ
しが一緒に取り出され得るので、茶こしの後処
理が便利なものである。
これに対し、従来例(イ)のものは、上述した構
成からして、栓体を取り外した後、再度茶こし
を取り出さなければならない不便がある。
(3) 本考案は、茶こし内に給液したり茶葉等を入
れるような場合、栓体とは分離して載置状態の
茶こしを単独にて茶葉やお湯を出し入れするこ
とができる。
これに対し、従来例(ロ)のものは閉栓前に栓体
と茶こしを結合状態とし、この結合状態で、栓
体を閉栓することにより茶こしを給水口に取り
付ける構成であり、前もつて茶こしのみ栓体と
分離して取り扱うことができない。
(4) 本考案は、前記(2)項に記載したように、使用
前である閉栓前にあつては、茶こしと栓体とを
分離して取り扱うことができ、使用後である開
栓に際しては、茶こしと栓体とは結合されて容
器本体から取り出され得るから、茶こしの後処
理が便利になる効果と相俟つて取り出した後
で、それぞれ茶こしと栓体を分離して丸洗いす
ることができる。
これに対し、従来例(イ)のものは、前述したよ
うに、栓体の取り外しとは別個に、茶こしを取
り外す手間を要する問題があつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の縦断面図、第2図は第2
実施例の要部縦断面図、第3図は従来例の要部縦
断面図である。 1……容器本体、3……給水口、4……茶こし
受体、5……開口縁、6……茶こし、10……栓
体、11……栓本体、12……空所、21……中
栓、30……結合部材、30a……係合部、31
……弾発部材、32……係合受部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒体よりなる茶こし6の開口縁5を形成して、
    容器本体1の給水口3に取り外し可能に載置され
    る茶こし受体4と、閉栓操作で茶こし受体4の前
    記開口縁5に嵌挿する栓体10と、茶こし受体4
    と栓体10間に設けられ、かつ前記栓体10と茶
    こし受体4との嵌挿でこの茶こし受体4と栓体1
    0とを取外し自在に結合する結合部材30とを設
    けたことを特徴とする茶こしポツト。
JP1988046571U 1988-04-05 1988-04-05 Expired JPH0451725Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988046571U JPH0451725Y2 (ja) 1988-04-05 1988-04-05

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JP1988046571U JPH0451725Y2 (ja) 1988-04-05 1988-04-05

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JPH01149744U JPH01149744U (ja) 1989-10-17
JPH0451725Y2 true JPH0451725Y2 (ja) 1992-12-04

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