JPH0318370Y2 - - Google Patents

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JPH0318370Y2
JPH0318370Y2 JP1984027949U JP2794984U JPH0318370Y2 JP H0318370 Y2 JPH0318370 Y2 JP H0318370Y2 JP 1984027949 U JP1984027949 U JP 1984027949U JP 2794984 U JP2794984 U JP 2794984U JP H0318370 Y2 JPH0318370 Y2 JP H0318370Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案はキヤツプ付きの容器に係る。
「従来の技術」 例えば実公昭54−517号公報が示すように、容
器体口頸部にキヤツプを螺合すると共に、該キヤ
ツプ周壁の下端左右両側部から左右両外方へ連結
片を突出し、これ等両連結片外端に、下半を下内
方へかつ上半を上外方へ突出するレバー中間を付
設し、各レバーの下端内縁に付設した係合突条
を、上記口頸部の下部外面に周設した凹溝内へ嵌
合させ、その係合突条を凹溝から外さない限り、
キヤツプを螺脱することが不能に設けた、キヤツ
プ付き容器が知られている。
「考案が解決しようとする課題」 上記従来のキヤツプ付き容器は、両レバー上部
を内方へ押して両係合突条を凹溝から外した状態
でだけ、キヤツプの螺脱が可能としたものであ
り、このようにすることで幼児による開蓋が不能
とするものであるが、レバー上端が上外方へ突出
するため邪魔となるほか、外見も好ましくなく、
連結片外端とレバー中間との連結部分の弾性が弱
まると、レバーは容器にその連結部分を中心とし
て回動するため、キヤツプの螺上昇によつて上記
係合突条が凹溝内から外れる欠点があつた。
本案はそのような欠点を除去すると共に、該改
良した容器体とキヤツプとのレバーによる係合手
段を利用した、着脱自在なキヤツプ付き容器を提
案するものである。
「課題を解決するための手段」 正四角筒部16aと該筒部上端から内向きのフ
ランジ状壁を介して起立する円筒部16bとで口
頸部16を形成し、正四角筒部の上端外縁に第1
係合突条17を付設した容器体15と、上記口頸
部へ着脱自在に嵌合させたキヤツプとからなり、
該キヤツプを、長方形状の第1頂壁8裏面から円
筒部16b外面へ嵌合させた第1周壁10を垂設
すると共に該第1周壁の左右両側壁部分下端から
左右両外方へ張出し板を突出して、該張出し板外
端に、ヒンジ5,5を介してレバー6,6の上下
方向中間部を連結し、これ等レバーの下端内縁に
付設した第2係合突条7,7を第1係合突条1
7,17下面へ係合させ、更に第1頂壁8の前後
両縁から上記正四角筒部16aの前後両外面に沿
つて端板11,11を垂下する内キヤツプ1と、
該内キヤツプの第1頂壁8上面に重ねた第2頂壁
周縁から上記レバー6,6と前後両端板11,1
1との外面へ内壁面を接して正四角筒状の第2周
壁を垂下する弾性に富む覆合体2とで形成し、そ
の第2周壁上部を介してレバー6,6上部を内方
へ押込みすることで、上記第1、第2係合突条1
7,7の係合が離脱可能にレバーを形成し、かつ
口頸部上方からのキヤツプ押下げにより、第1係
合突条17を第2係合突条7が乗越え可能に、そ
れ等両係合突条接触面のいずれか一方にテーパ面
を付形した。
「作用」 第1図aの状態から、矢印A,Aが示すように
弾性覆合体2の第2周壁の上部を介してレバー
6,6上部を内方へ押すと、その第2周壁は弾性
変形するため、レバー6,6は、張出し板外端と
のヒンジ5を中心としてそのレバー下端が外方へ
移動する方向へ回動し、よつてレバー下端の第2
係合突条7は容器体正四角筒部16a上端外縁の
第1係合突条17から外れ、よつて内キヤツプ1
と弾性に富む覆合体2とが形成するキヤツプを容
器体から外すことが出来る。キヤツプ閉塞の際は
口頸部上方からキヤツプを押下げするだけで、上
記第1、第2係合突条17,7が係合する。
「実施例」 本案キヤツプ付き容器は、容器体15とキヤツ
プとからなり、該キヤツプは内キヤツプ1と弾性
に富む覆合体2とで形成したものである。
容器体15は四角形状の胴部上端から肩部を介
して口頸部16を起立する。その口頸部は下半を
正四角筒部16aとし、かつ該筒部上端から内向
きフランジ状壁を介して口頸部上半を形成する円
筒部16bを起立する。正四角筒部の上端外縁に
は上面テーパ状の第1係合突条17を付設してい
る。その四角筒部は正方形であることが望まし
い。口頸部上端には図示のように注出孔付きの栓
18を嵌着させてもよい。
キヤツプ形成部材としての内キヤツプ1は、口
頸部上端開口を直接ないし上記栓18及び突部9
を介して間接に閉塞する長方形状の第1頂壁8か
ら上記口頸部の円筒部16b外面へ嵌合させる第
1周壁10を垂下する。該第1周壁の任意に定め
た左右両側壁部分下端からは第1図aが示すよう
に、左右両外方へ張出し板4を突出し、該張出し
板4外端へ、レバー6,6の上下方向中間部をヒ
ンジ5,5を介して連結している。
該レバー下端内縁には、既述第1係合突条17
下縁へ係合する第2係合突条7,7を、それ等両
下面をテーパ面として付設している。該テーパ面
は両係合突条一方にだけ設けてもよい。第1頂壁
8の前後方向側縁からは、第1図bが示すよう
に、正四角筒部16aの前後両外面に沿つて前後
の端板11,11を垂下する。既述のように口頸
部上端に栓18を嵌合させた場合は、該栓の注出
孔を密閉できる突部9を第1頂壁裏面へ付設す
る。尚図示例にあつては、第3図が示すように、
第1頂壁8外周から四角筒部の筒部を垂下し、該
筒部の前後両側壁部分を上記端板11,11と
し、かつその筒部の左右両側壁3の左右方向中間
部分を第1周壁10との共通壁部としている。こ
のようにすることで前後の両端板11,11の剛
性をを高めることができる。尚それ等前後両端板
11,11の上端外面には抜止め用の第3係合突
条12,12を付設している。
上記内キヤツプ1外面にはゴム等弾性に富む材
質製の覆合体2を嵌着させる。該覆合体は、第1
頂壁10上面へ重ねた正四角形状の第2頂壁を有
し、該第2頂壁外縁から正四角筒状の第2周壁を
垂設したもので、該第2周壁の内壁面へ、既述レ
バー6,6と前後の両端板11,11とを当接さ
せる。既述レバー6,6上端が位置する側の第2
周壁上端部外面には、滑り止め突条14を複数横
設することで、それ等部分を介してレバー上端を
内方へ押込むことが容易であるよう設けている。
13は第2周壁上端外周に周設した摘み用突条
で、キヤツプ取外しの際、該突条を利用して行
う。
「考案の効果」 本案は既述請求の範囲が示すように構成したか
ら、開蓋の際は、第1図aの矢印A,Aが示すよ
うにレバー6,6上端に接する第2周壁部分を内
方へ押し、そのまま上方へキヤツプを引上げれば
よく、又閉蓋の際は口頸部16上方からキヤツプ
を押下げるだけでよいから、極めて簡易にキヤツ
プの着脱が出来、又内キヤツプ1のレバー6,6
を、内キヤツプの第1頂壁8上面へ重ねた第2頂
壁周縁から内キヤツプの前後の端板11,11外
面に接して垂下する弾性に富む覆合体2の第2周
壁内面に接して設けたから、既述従来例のように
レバー上端部が上外方へ突出することで邪魔とな
ることがなく、その第2周壁によつてレバーは内
方へ隠されるためそのレバーによりキヤツプ外見
が損なわれることもない。更にキヤツプ着脱の際
のヒンジ5,5を中心とするレバーの回動は、そ
のヒンジ部分の弾性に抗して行うのではなく、そ
のレバー外面に内壁面を接する覆合体第2周壁の
弾性に抗して行うから、弾性疲労が生じ易い。更
に口頸部16下部を正四角筒部16aとし、その
上端外縁に付設した第1係合突条17下面に内キ
ヤツプ1のレバー下端内縁の第2係合突条7が係
合するよう設け、そのレバーおよび第1頂壁前後
両縁から垂下する端板11,11の外面へ内壁面
を接して垂下する覆合体2の第2周壁が正四角筒
状としたから、口頸部16に対するキヤツプ嵌合
の際に、口頸部の左右前後とキヤツプの左右前後
とが不一致であつても確実に嵌合させることが出
来る便利がある。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本案容器を正面と側面とからみ
た半断面図、第2図は第1図aの−線を矢示
方向にみた、上記容器キヤツプの半断面図、第3
図はそのキヤツプを形成する内キヤツプを、一部
切欠いて示す斜視図である。 1……内キヤツプ、2……覆合体、15……容
器体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 正四角筒部16aと該筒部上端から内向きのフ
    ランジ状壁を介して起立する円筒部16bとで口
    頸部16を形成し、正四角筒部の上端外縁に第1
    係合突条17を付設した容器体15と、上記口頸
    部へ着脱自在に嵌合させたキヤツプとからなり、
    該キヤツプを、長方形状の第1頂壁8裏面から円
    筒部16b外面へ嵌合させた第1周壁10を垂設
    すると共に該第1周壁の左右両側壁部分下端から
    左右両外方へ張出し板を突出して、該張出し板外
    端に、ヒンジ5,5を介してレバー6,6の上下
    方向中間部を連結し、これ等レバーの下端内縁に
    付設した第2係合突条7,7を第1係合突条1
    7,17下面へ係合させ、更に第1頂壁8の前後
    両縁から上記正四角筒部16aの前後両外面に沿
    つて端板11,11を垂下する内キヤツプ1と、
    該内キヤツプの第1頂壁8上面に重ねた第2頂壁
    周縁から上記レバー6,6と前後両端板11,1
    1との外面へ内壁面を接して正四角筒状の第2周
    壁を垂下する弾性に富む覆合体2とで形成し、そ
    の第2周壁上部を介してレバー6,6上部を内方
    へ押込みすることで、上記第1、第2係合突条1
    7,7の係合が離脱可能にレバーを形成し、かつ
    口頸部上方からのキヤツプ押下げにより、第1係
    合突条17を第2係合突条7が乗越え可能に、そ
    れ等両係合突条接触面のいずれか一方にテーパ面
    を付形したことを特徴とするキヤツプ付き容器。
JP2794984U 1984-02-27 1984-02-27 キヤツプ付き容器 Granted JPS60139736U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2794984U JPS60139736U (ja) 1984-02-27 1984-02-27 キヤツプ付き容器

Applications Claiming Priority (1)

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JP2794984U JPS60139736U (ja) 1984-02-27 1984-02-27 キヤツプ付き容器

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Publication Number Publication Date
JPS60139736U JPS60139736U (ja) 1985-09-14
JPH0318370Y2 true JPH0318370Y2 (ja) 1991-04-18

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2794984U Granted JPS60139736U (ja) 1984-02-27 1984-02-27 キヤツプ付き容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2928629B1 (fr) * 2008-03-17 2016-07-29 Oreal Dispositif de protection d'un recipient de produit, notamment d'un produit cosmetique.

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54517U (ja) * 1977-06-06 1979-01-05

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58145882U (ja) * 1982-03-25 1983-09-30 三甲株式会社 粉体缶

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JPS54517U (ja) * 1977-06-06 1979-01-05

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JPS60139736U (ja) 1985-09-14

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