JPH0454923Y2 - - Google Patents

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JPH0454923Y2
JPH0454923Y2 JP1985046410U JP4641085U JPH0454923Y2 JP H0454923 Y2 JPH0454923 Y2 JP H0454923Y2 JP 1985046410 U JP1985046410 U JP 1985046410U JP 4641085 U JP4641085 U JP 4641085U JP H0454923 Y2 JPH0454923 Y2 JP H0454923Y2
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JP
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container
cap
locking piece
piece
base
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JP1985046410U
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JPS61161251U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はワンタツチでキヤツプの開閉のでき
る、螺子を用いない容器口部の閉鎖装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、係合部を備えた係止片でキヤツプを容器
に係止するようにしたものは、各種存在し、その
一例として実開昭57−1140号公報がある。
前記公報に記載されたものは、第4図ないし第
7図に示すように、容器1に口筒部5を立設し、
該口筒部5には雄螺子31と係合用突条32を形
成し、キヤツプ20には、外壁34と雌螺子36
を備えた螺筒35を設け、かつ、頂壁22から基
部片12と係合部14を一体に形成した係止片1
3を垂直に下設し、キヤツプ20を容器1に螺着
し、そして、係合用突条32に係止片13の基部
片12と係合部14を係合して止着するものであ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記従来のものは、キヤツプ20を回転させて
口筒部5に螺着し、そして、基部片12と係合部
14を備えた係止片13を係合用突条32に係合
してキヤツプ20を止着するものである。
そして、基部片12と係合部14を備えた係止
片13を係合用突条32に係合しただけでは、係
止片13をキヤツプ20から垂直に下設している
ので、キヤツプ20の回転を抑止できても、キヤ
ツプ20の上昇を抑止することができず、キヤツ
プ20を螺合する必要があつた。従つて、前記従
来のものは係止片13を係合用突条32に係合す
る前に、まず、雄螺子31に雌螺子36を螺合し
なければならず面倒であつた。
本考案は前記欠点を除き、キヤツプ20を少し
回転させるだけで係合することのできると共に、
操作のし易い容器口部の閉鎖装置とすることを技
術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は容器1の上面4に口筒部5を立設し、
この上面4の周縁部の対向する位置に、基部片1
2を立設し、この基部片12の先端部には、容器
1の周方向で、かつ、水平方向に延びる弾力性を
有する係止片13を設け、この係止片13の先端
部下面に係合部14を設け、そして、前記容器1
には、閉鎖部材を備えたキヤツプ20を被嵌し、
このキヤツプ20の周縁部の対向する位置に、基
部片12を垂下して設け、この基部片12の先端
部には、前記容器1の係止片13と対向する向き
の水平方向に延びる弾力性を有する係止片13を
設け、この係止片13の先端部上面に係合部14
を設けて、前記容器1の係止片13の下側に、前
記キヤツプ20の係止片13を重ねて、容器1側
の係合部14にキヤツプ20側の係合部14を係
合し、止着するようにして容器口部の閉鎖装置と
した。
〔作用〕
本考案はキヤツプ20を容器1の上に載せ押圧
しながら回転させると、キヤツプ20の係止片1
3に設けた係合部14が、容器1側の係止片13
に設けた係合部14の下側に進入して乗り越え
て、基部片12に当接し停止する。
そして、キヤツプ20はその位置で回転を抑止
され、かつ、キヤツプ20の係止片13の上面
は、容器1側の係止片13により、上方向の移動
も抑止されて容器1口部を閉鎖する。
また、キヤツプ20を係止片13の長さ分だけ
逆に回転させると、キヤツプ20と容器1の係合
は外れ、キヤツプ20を取り除くことができる。
そして、容器1とキヤツプ20の係止片13
は、肉厚の丈夫なものに形成しても、両方の係止
片13が撓んで、軽く係脱ができる。
〔実施例〕
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示す
ものであり、容器1は角形をなし、上部には段部
2が形成され、小径部3が設けられている。そし
て、上面4は略水平状をなし、口筒部5が立設さ
れてる。
容器カバー8は前記小径部3に固く嵌合される
周壁15を備え、頂部9の中央部には挿通孔10
が形成され、かつ、頂部9の周縁部には切抜孔1
1が対向して設けられ、該切抜孔11の縁部から
垂直方向の上方に基部片12が立設され、該基部
片12から弾力性を有する係止片13が周方向
で、かつ、水平に延ばして設けられ、そして、該
係止片13の先端部下面に係合部14が設けられ
ている。
前記容器1に被嵌されるキヤツプ20は側壁2
6が設けられ、側壁26の下部にはフランジ21
が設けられ、該フランジ21は前記容器カバー8
の頂部9に載るように形成されている。
そして、頂壁22の周縁部には切抜孔11が対
向して設けられ、該切抜孔11の縁部から垂直方
向の下部に基部片12が垂下して設けられ、該基
部片12の先端部から弾力性を有する係止片13
が周方向で、かつ、前記容器1の係止片13と対
向する向きの水平方向に延ばして設けられ、そし
て、該係止片13の先端部上面に係合部14が設
けられている。
そして、前記容器カバー8の係止片13と係合
部14は、前記キヤツプ20の係止片13と係合
部14に向き合つて重なつて係合するように構成
されている。
また、キャツプ20には前記口筒部5に外嵌す
る内筒23が設けられ、その内側に設けた環状溝
24にOリング18が嵌入され、その下側にパツ
キング17が嵌入されて閉鎖部材を構成してい
る。
外キヤツプ28はキヤツプ20に固く嵌合され
るように形成されている。
そして、前記切抜孔11は係止片13などの成
形のために設けたものであるので、省略すること
ができるが、金型が複雑なものとなる。また、本
実施例では容器カバー8を設けて係止片13等を
形成したが、前記係止片13等を容器1の上面4
に直接設けてもよい。
また、外キヤツプ28は必ずしも必要なもので
はなく、そして、外キヤツプ28を省略した場合
は頂壁22にラベルなどを貼布して切抜孔11を
閉鎖するとよい。また、閉鎖部材はパツキング1
7のみ、あるいはOリング18のみ、さらに、栓
として形成されたものとすることもできる。
〔考案の効果〕
本考案は、キヤツプ20をわずかに正転又は逆
転するだけでキヤツプ20の着脱ができ、便利で
ある。そして、閉鎖部材を締め付ける圧力も一定
となるので、締め付け圧に過不足がなく、閉鎖部
材も老化し難い。
そして、容器1の水平方向に延びる係止片13
の下面に、キヤツプ20の水平方向に延びる係止
片13を重ねて係合して止着するように形成して
いるので、対向する係止片13のみで、キヤツプ
20の周方向の回動と上方向への脱出を抑止でき
るので、構成が簡単となる。
また、係止片13は、容器1側とキヤツプ20
側の両方に弾力性を保有させて撓むように形成し
たので、個々の係止片13を肉厚の丈夫なものに
形成しても、係止片13の係脱は、軽く行なえて
操作がし易いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第
2図はその分解斜視図、第3図はその要部を拡大
した図、第4図は従来例のキヤツプの側面図、第
5図はその底面図、第6図はその容器の側面図、
第7図はその平面図である。 1……容器、4……上面、5……口筒部、12
……基部片、13……係止片、14……係合部、
20……キヤツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器1の上面4に口筒部5を立設し、該上面4
    の周縁部の対向する位置に基部片12を立設し、
    この基部片12の先端部には、容器1の周方向
    で、かつ、水平方向に延びる弾力性を有する係止
    片13を設け、この係止片13の先端部下面に係
    合部14を設け、そして、前記容器1には、閉鎖
    部材を備えたキヤツプ20を被嵌し、このキヤツ
    プ20の周縁部の対向する位置に、基部片12を
    垂下して設け、この基部片12の先端部には、前
    記容器1の係止片13と対向する向きの水平方向
    に延びる弾力性を有する係止片13を設け、この
    係止片13の先端部上面に係合部14を設けて、
    前記容器1の係止片13の下側に、前記キヤツプ
    20の係止片13を重ねて、容器1側の係合部1
    4にキヤツプ20側の係合部14を係合し、止着
    するようにした容器口部の閉鎖装置。
JP1985046410U 1985-03-29 1985-03-29 Expired JPH0454923Y2 (ja)

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JPS61161251U JPS61161251U (ja) 1986-10-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06252594A (ja) * 1993-02-24 1994-09-09 Kubota Corp 電子部品の自動装着装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5753243U (ja) * 1980-09-09 1982-03-27
JPS5816511U (ja) * 1981-07-24 1983-02-01 株式会社緑測器 平面傾斜表示装置

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JPS5753243U (ja) * 1980-09-09 1982-03-27
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JPS61161251U (ja) 1986-10-06

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