JPH0430914Y2 - - Google Patents

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JPH0430914Y2
JPH0430914Y2 JP19602387U JP19602387U JPH0430914Y2 JP H0430914 Y2 JPH0430914 Y2 JP H0430914Y2 JP 19602387 U JP19602387 U JP 19602387U JP 19602387 U JP19602387 U JP 19602387U JP H0430914 Y2 JPH0430914 Y2 JP H0430914Y2
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water bottle
lid
opening
piece
peripheral wall
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  • Closures For Containers (AREA)
  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
  • Portable Outdoor Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、開口部を開閉可能となるように栓体
が取付けられている蓋体を、水筒本体の上部開口
部にワンタツチで装着できるようにした合成樹脂
製水筒に関する。
(従来の技術) 従来、この種の合成樹脂製水筒にあつては、例
えば、蓋体を水筒本体の上端部分に適宜螺着手段
によつて螺着せしめることで、水筒本体の開口部
分を施蓋できるように構成されたものが多くあつ
た。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、これは、水筒本体への蓋体の着脱が
ワンタツチで行い難い難点や、水筒本体と蓋体と
の間を簡素な構成で確実に密閉し難い難点等があ
つた。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) そこで、本考案は、上部に開口部を備えた水筒
本体Aと、この水筒本体Aの開口部を施蓋可能な
蓋体Bと、この蓋体Bを水筒本体Aに着脱自在に
装着せしめる着脱片Cと、蓋体Bの開口部20に
螺着され、開口部20を開閉自在な栓体Dとを形
成する。そして、水筒本体Aの周壁1上部外周面
に、周壁上端部2を上方に残すようにフランジ片
3を周設すると共に、フランジ片3先端下面に係
止顎部4を形成する。また、蓋体Bの天板10外
周縁部分に、外がわ周壁11と内がわ周壁12と
を夫々周設すると共に、外がわ周壁11と内がわ
周壁12とを夫々周設すると共に、外がわ周壁1
1と内がわ周壁12との間に周壁上端部2が収容
可能なパツキン収容溝13を形成する。しかも、
このパツキン収容溝13には、中空部17と、内
がわ周壁12下端縁に当接する周縁舌片16とを
備えたパツキン15を装着する。更に、蓋体B
に、枢着突起14と枢着孔30とを介して着脱片
Cを揺動自在に取付け、この着脱片Cに、水筒本
体Aのフランジ片3の係止顎部4に係脱自在に係
合する係止顎部32を備えた係止片31を形成す
る。それから、栓体Dに装着せしめたパツキン4
1を介して、蓋体Bの開口部20を閉塞可能に形
成する手段を採用することで、前述の如き難点等
の解消が図れるようにした。
(作用) しかして、水筒本体Aの上部開口部は、蓋体B
によつて施蓋され、着脱片Cの係止顎部32が水
筒本体Aの係止顎部4に係合されているときに前
記施蓋状態が維持される。また、このとき、蓋体
Bの外がわ周壁11と内がわ周壁12との間に形
成されたパツキン収容溝13に装着されているパ
ツキン15は、その下面部分に水筒本体Aの周壁
上端部2が圧接され、自身の弾性限度内で弾性変
形する。しかも、パツキン15の周縁舌片16
は、内がわ周壁12下端を覆うように当接する。
蓋体Bの開口部20は、栓体Dの回転操作によ
り、栓体Dに装着せしめたパツキン41を介し
て、閉塞される。
(実施例) 以下、本考案を図示例について説明すると、次
の通りである。
図中Sは、本考案の合成樹脂製水筒を示し、こ
の水筒Sは、例えば、上部に開口部を備えた深底
容器状の水筒本体Aと、この水筒本体Aの開口部
に略合致し、この開口部を施蓋可能な蓋体Bと、
この蓋体Bに上下方向に揺動自在となるように装
着され、蓋体Bを水筒本体Aに着脱自在に装着せ
しめる着脱片Cと、蓋体Bの開口部20に螺着さ
れ、その回転操作によつて開口部20を開閉自在
とする栓体Dとからなる。
水筒本体Aは、例えば、平面略長円形状に形成
され、その周壁1上部外周面には、外方に向つて
水平に突出するフランジ片3が周設されている。
しかも、このフランジ片3上方には、周壁上端部
2が上方に向つて突出するように形成されてい
る。また、フランジ片3の先端がわ下面には、下
方に向つて湾出するような略半円弧状の係止顎部
4が突設されている。尚、図中5は、水筒本体A
に設けられた取手である。
蓋体Bは、例えば、水筒本体Aに合致するよう
な平面略長円形状に天板10が形成され、この天
板10の外周縁部分には、外がわ周壁11と内が
わ周壁12とを夫々周設すると共に、外がわ周壁
11と内がわ周壁12との間がパツキン収容溝1
3となる。ところで、外がわ周壁11は、下方に
向つて突設され、内がわ周壁12は、外がわ周壁
11に対して略平行となるように突設されると共
に、外がわ周壁11より短くなるように形成され
ている。
パツキン15は、パツキン収容溝13に装着さ
れ、その内部には中空部17が形成されており、
自身の弾性が高められるように形成してある。し
かも、パツキン15には、内がわに向つて水平に
突出する周縁舌片16が周設せしめられており、
この周縁舌片16は、蓋体Bの内がわ周壁12下
端部分に当接するように形成されている。
また、蓋体Bには、開口部20と、この開口部
20に連通すると共に、その先端部分が蓋体B側
方に突出する注出口21とが形成されており、し
かも、開口部20内周壁面には、雌ネジ部22が
形成されている。
更に、蓋体Bの外がわ周壁11外表面には、枢
着突起14を備えた枢着部が形成されており、こ
の枢着部には、その枢着突起14に取付けられる
枢着孔30を備えた着脱片Cが上下方向に揺動自
在となるように取付けられている。そして、着脱
片Cの下部には、水筒本体Aの周設1に向つて水
平に突出する係止片31が突設され、この係止片
31の先端上部には、水筒本体Aの係止顎部4に
係脱自在に係合可能な略半円弧状の係止顎部32
が突設されている。
栓体Dは、栓本体D1と、この栓本体D1の上
部の冠着状に装着される栓頭体D2とからなり、
栓本体D1は、その側周壁部分に、蓋体Bの雌ネ
ジ部22の螺合可能な雄ネジ部40が形成され、
この雄ネジ部40下部には嵌合溝が周設され、こ
の嵌合溝にパツキン41が装着されている。42
は、栓本体D1上部に周設した嵌合突条で、43
は、嵌合突条42上方を切設した係合切欠であ
る。また、45は、栓本体D1の嵌合突条42に
嵌合され、栓本体D1と栓頭体D2とが確実に連
結されるように栓頭体D2の内周壁面に周設した
嵌合凹溝で、46は、栓本体D1の係合切欠43
に係合され、栓頭体D2に加えられる回転力が栓
本体D1に確実に伝達されるように栓頭体D2の
突設された係合突起で、47は、滑ることなく栓
体Dを回転せしめられるように栓頭体D2側周壁
部分に形成されたローレツトの如き滑り止めであ
る。
ところで、水筒本体Aの具体的形状、寸法、材
質、蓋体Bの具体的形状、寸法、材質、着脱片C
の具体的形状、蓋体Bへの具体的取付け手段、配
置位置、配設数、パツキン15の具体的形状、寸
法、材質、栓体Dの具体的構成、形状、寸法、材
質等は、図示例等に限定されることなく適宜自由
に設定できるものである。
本考案は、前述の如く構成されており、次に、
その使用例について説明すると、先ず。水筒本体
Aの開口部分に蓋体Bを被せる。このとき、水筒
本体Aの周壁上端部2はパツキン15の下面に当
接するようにセツトされる。そして、着脱片Cの
先端部分を下方に揺動せしめる。すると、着脱片
Cの係止顎部32が水筒本体Aの係止顎部4を乗
り越えるようにして係止顎部32と係止顎部4と
が係合する。このとき、着脱片Cの係止片31及
び水筒本体Aのフランジ片3は、夫々弾性的に変
形せしめられる。また、蓋体Bは、水筒本体Aに
向つて若干移動し、周壁上端部2がパツキン15
に喰い込むようになり、周壁上端部2とパツキン
15との密接状態がより強くなる。
尚、蓋体Bによる水筒本体Aの施蓋状態を解除
するには、着脱片Cを強制的に上方に揺動せしめ
て係止顎部4と係止顎部32との係合状態を解除
すれば良い。
そして、栓体Dを所定方向に回転せしめること
により、蓋体Bの開口部20が開口して、水筒本
体A内の水等が注出口21から注出できるように
なる。また、開口部20を閉塞する場合は、栓体
Dを所定方向とは逆の方向に回転せしめ、パツキ
ン41で開口部20と栓体Dとの間の隙間を密閉
する。
[考案の効果] 従つて、本考案は、上部に開口部を備えた水筒
本体Aと、この水筒本体Aの開口部を施蓋可能な
蓋体Bと、この蓋体Bを水筒本体Aに着脱自在に
装着せしめる着脱片Cと、蓋体Bの開口部20に
螺着され、開口部20を開閉自在な栓体Dとから
なり、水筒本体Aの周壁1上部外周面に、周壁上
端部2を上方に残すようにフランジ片3を周設す
ると共に、フランジ片3先端下面に係止顎部4を
形成し、蓋体Bの天板10外周縁部分に、外がわ
周壁11と内がわ周壁12とを夫々周設すると共
に、外がわ周壁11と内がわ周壁12との間に周
壁上端部2が収容可能なパツキン収容溝13を形
成し、このパツキン収容溝13にパツキン15を
装着し、蓋体Bに揺動自在に取付けた着脱片C
に、水筒本体Aのフランジ片3の係止顎部4に係
脱自在に係合する係止顎部32を備えた係止片3
1を形成し、栓体Dに装着せしめたパツキン41
を介して、蓋体Bの開口部20を閉塞可能に形成
したので、水筒本体Aへの蓋体Bの着脱がワンタ
ツチで行え、水筒本体Aと蓋体Bとの間を簡素な
構成で確実に密閉できるようになる。しかも、着
脱片Cによつて蓋体Bで水筒本体Aを施蓋する力
が強固となり、蓋体Bによる水筒本体Aの施蓋状
態が確実に維持できるようになる。
特に、パツキン15は、外がわ周壁11と内が
わ周壁12との間のパツキン収容溝13内に確実
に装着でき、パツキン15全体の保持状態が非常
に安定したものとなると共に、パツキン15の露
出部分が少くなり、非常に衛生的となる。しか
も、水筒本体Aのフランジ片3の上方に周壁上端
部2が突出しているので、この周壁上端部2がパ
ツキン15下部に食い込むように圧接され、水筒
本体Aと蓋体Bとの密閉性が一段と良好になる。
また、蓋体Bの開口部20に螺着され、開口部
20を開閉自在な栓体Dを形成したので、栓体D
を所定方向に回転せしめるだけで、蓋体Bの開口
部20を開口し、水筒本体A内の水等を注出口2
1から容易に注出できるようになる。しかも、栓
体Dを所定方向とは逆の方向に回転せしめるだけ
で、開口部20を確実に閉塞できるようになる。
更に、栓体Dに装着せしめたパツキン41を介
して、蓋体Bの開口部20を閉塞可能に形成した
ので、パツキン41で開口部20と栓体Dとの間
の隙間を確実に密閉できるようになる。
尚、パツキン15に周縁舌片16を形成するこ
とにより、この周縁舌片16が、蓋体Bの内がわ
周壁12下端縁に当接し、周壁上端部2と周縁舌
片16との胃仇を確実に密閉するようになる。し
かも、パツキン15に中空部17を形成すること
により、パツキン15自身の弾力性を高めること
ができるようになると共に、パツキン15自身の
損傷を防止できるようになる。
また、水筒本体Aに取手5を設けることによ
り、水筒Sの取扱いが非常に容易となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案を例示するもので、第1図は一部
切欠分解斜視図、第2図は縦断正面図、第3図は
部分縦断側面図である。 S……水筒、A……水筒本体、1……周壁、2
……周壁上端部、3……フランジ片、4……係止
顎部、5……取手、B……蓋体、10……天板、
11……外がわ周壁、12……内がわ周壁、13
……パツキン収容溝、14……枢着突起、15…
…パツキン、16……周縁舌片、17……中空
部、20……開口部、21……注出口、22……
雌ネジ部、C……着脱片、30……枢着孔、31
……係止片、32……係止顎部、D……栓体、D
1……栓本体、D2……栓頭体、40……雄ネジ
部、41……パツキン、42……嵌合突条、43
……係合切欠、45……嵌合凹溝、46……係合
突起、47……滑り止め。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部に開口部を備えた水筒本体と、この水筒本
    体の開口部を施蓋可能な蓋体と、この蓋体を水筒
    本体に着脱自在に装着せしめる着脱片と、蓋体の
    開口部に螺着され、開口部を開閉自在な栓体とか
    らなり、水筒本体の周壁上部外周面に、周壁上端
    部を上方に残すようにフランジ片を周設すると共
    に、フランジ片先端下面に係止顎部を形成し、蓋
    体の天板外周縁部分に、外がわ周壁と内がわ周壁
    とを夫々周設すると共に、外がわ周壁と内がわ周
    壁との間に周壁上端部が収容可能なパツキン収容
    溝を形成し、このパツキン収容溝にパツキンを装
    着し、蓋体に揺動自在に取付けた着脱片に、水筒
    本体のフランジ片の係止顎部に係脱自在に係合す
    る係止顎部を備えた係止片を形成し、栓体び装着
    せしめたパツキンを介して、蓋体の開口部を閉塞
    可能に形成したことを特徴とする合成樹脂製水
    筒。
JP19602387U 1987-12-24 1987-12-24 Expired JPH0430914Y2 (ja)

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