JPH0315483Y2 - - Google Patents

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JPH0315483Y2
JPH0315483Y2 JP1983092839U JP9283983U JPH0315483Y2 JP H0315483 Y2 JPH0315483 Y2 JP H0315483Y2 JP 1983092839 U JP1983092839 U JP 1983092839U JP 9283983 U JP9283983 U JP 9283983U JP H0315483 Y2 JPH0315483 Y2 JP H0315483Y2
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JP
Japan
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top plate
recess
ring
shaped wall
plate
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JP1983092839U
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JPS59196443U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、主としてハンドクリーム等を収納させ
るための容器に関する。
「従来の技術」 従来よりハンドクリーム等の化粧料を収納する
ための容器は種々考案されており、該容器の一例
として実開昭57−124310号公報にて開示された容
器がある。
上記容器は、容器体前部の一部を底壁を残して
切欠き、該底壁前端縁から弾性変形可能な係止片
を起立し、該係止片に対峙する切欠き面に係合穴
を設け、かつ、容器体口部を自在に開閉して容器
体の後部で枢着される蓋体の前部には、斜下内方
へ向う傾斜面を有する係合突起を垂設し、該係合
突起は前記係合穴で係止され、かつ傾斜面は前記
係止片上端面に衝合するように設けられた容器で
ある。
「考案が解決しようとする課題」 以上の従来容器は、蓋体を容易に開閉できる便
利な容器である。
しかしながら、例えばハンドクリームは、主と
して冬期に用いられ、従つて冬期に使い残された
収納物はそのまゝ来冬まで持越されることが多
く、この不使用期間中に収容物の効能が失われる
ことがあつた。この原因は、容器の密封性が悪い
ためであり、かかる課題を解決する目的で本考案
はなされたものである。
すなわち本考案は、蓋の開閉が容易であると共
に、長期に使用しないような場合は特殊閉塞を行
うことで容器を密閉できるような容器を提供する
ものである。
「課題を解決するための手段」 底壁周縁から起立させた周壁3の上部を口頚部
4に形成させて、該口頚部4の前部上方外面に第
一凹部5を設け、該第一凹部5の上部に第一係合
子6を付設させた容器本体1と、上記口頚部4外
面にリング状壁11を回動可能に嵌合させると共
に、該リング状壁11後部に形成した後部切欠き
内に頂板12の後部に付設した枢着部を枢着さ
せ、該頂板12前部から垂設させた係合板19の
下部内縁に付設させた第二係合子20を、上記第
一係合子6下縁に着脱自在に係合させ、上記枢着
部を中心とする頂板の回動によつて容器本体上面
を開閉自在とした蓋体10とを有し、上記リング
状壁11の前部上方の上記係合板19前方部分に
は前記切欠き14を設けて、該前部切欠き14内
に押板15を、内方への押込みが可能に枢着さ
せ、かつ該押込みにより押板15上面に接して頂
板12が上方へ押上げられて上記第一、第二係合
子6,20を離脱させる第二カム面21を頂板1
2の前部下面に設け、頂板12閉塞状態から容器
本体1に対して蓋体10を回動させることで、上
記第二係合子20が送込まれる第二凹部7を第一
凹部5に連続形成させ、該第二凹部7上面に、上
記第二係合子20を下方に案内する第一カム面8
を形成させた。
「作用」 本案は上記構成とするもので、通常使用する際
は第一、第二係合子6,20が係合する位置で押
板15押込みにより頂板12を開き、又第一、第
二係合子6,20の係合によつて閉塞するが、不
使用時には容器本体1に対して蓋体10を回し、
第5図が二点鎖線で示すように第二係合子20を
第二凹部7の奥部内へ第一カム面8に沿い下降さ
せて容器本体口部を密閉する。再度使用する際
は、第一、第二係合子6,20が係合するまで蓋
体10を戻し、始めのように使用すればよい。
「実施例」 以下図面について説明すると、本案容器は容器
本体1と蓋体10とからなる。
容器本体1は、底壁2周縁から周壁3を起立さ
せており、その周壁3上部を口頚部4に形成させ
ている。該口頚部4の任意に定めた前部上方外面
に第一凹部5が形成させてあり、該第一凹部上方
に第一係合子6が横設させてある。第一凹部に連
続して、後述蓋体10締付け方向には第二凹部7
が形成させてあり、該第二凹部上面は第一凹部か
ら離れるに従つて次第に下降する第一カム面8に
形成させる。第一、第二凹部5,7よりも下方の
口頚部4外面には間欠的に凹溝9が周設させてあ
る。
蓋体10は、リング状壁11と該リング状壁1
1上面を開閉する頂板12とで形成され、リング
状壁11と頂板12とは、該リング状壁11後部
に形成した後部切欠き内に該頂板12の後部枢着
部を枢着させてある。該枢着部にはスプリングを
設けて頂板12開放方向に付勢させるとよい。リ
ング状壁11は上記口頚部4外面に回動可能に嵌
合させたものであり、リング状壁11の下部内面
に付設させた突条13が既述凹溝9内に適当角度
だけ回動可能に嵌合させてあり、該嵌合によりリ
ング状壁11の抜出しを防止している。リング状
壁11前部上方には前部切欠き14が形成させて
あり、該前部切欠き14内に押板15が、該押板
15両側の下端部から突出させたピン16,16
を、前部切欠き両側下端部に穿設されたピン穴1
7,17内に嵌合させて枢着させてある。該押板
枢着部を中心として押板上部はリング状壁11内
方への回動が可能とする。頂板12は、裏面にパ
ツキング18を貼設させており、リング状壁11
上面を閉塞すると同時にそのパツキング18が容
器本体1口頂面を閉塞する。又該頂板12前部か
らは係合板19を垂下させており、該係合板19
の下部内縁に第二係合子20を付設させて、頂板
12閉塞時に該第2係合子が既述第一係合子6下
縁に係合するよう設けてある。第3図が示すよう
に、係合板19前方には押板15が位置するよう
設けてあり、該押板15上部を内方へ押込むと、
該押板15上面に接して頂板12が上方へ押上げ
られ頂板12の前部下面に形成させてある第二カ
ム面によつて既述第一、第二係合子6,20が離
脱する。
蓋体10は、容器本体1に対して回動可能であ
り、第5図が示すように、第一、第二係合子6,
20が係合する状態から、蓋体10を回動させる
ことで、第二係合子20は第二凹部内に入り、か
つ第二凹部上面の第一カム面8に接して下降す
る。該下降により頂板12裏面はパツキング18
を介して容器体1口頂面に圧接し容器体1を密閉
する。該状態では押板15操作による頂板12の
開放は不能となる。
「考案の効果」 以上説明したごとく本考案は、容器本体1にリ
ング状壁11を回動可能に嵌合し、又該リング状
壁11の後部切欠き内に頂板12の後部枢着部を
開閉自在に枢着しており、リング状壁11と頂板
12とで蓋体10を形成している。
したがつて、本考案では容器本体1内の収容物
を常時使用する際には、頂板12のみで蓋体10
の開閉を行ない、長期にわたり収容物を使用しな
い場合には、頂板12の閉塞に加え、リング状壁
11を回動させれば、回動前に頂板12の第二係
合子20が容器本体の第一係合子6と係合してい
たものが、容器本体1の第一凹部5に連続形成さ
れた第二凹部7面に形成された第一カム面8に案
内され下方へと移動するために、頂板12を容器
本体1の口頂面に密閉することができ、収容物が
長期にわたり使用されなくとも、収容物の効能が
劣化するような恐れはない。
すなわち、本考案は頂板12のみでの容器本体
口部の開閉ができると共に、頂板12閉塞状態か
らのリング状壁11の回動操作により気密閉蓋の
できる至極便利な容器である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案容器の分解斜視図、第2図はその
容器の平面図、第3図は第2図−線の断面
図、第4図は第2図−線の断面図、第5図は
その容器要部の展開図である。 1……容器本体、10……蓋体、11……リン
グ状壁、12……頂板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底壁周縁から起立させた周壁3の上部を口頚部
    4に形成させて、該口頚部4の前部上方外面に第
    一凹部5を設け、該第一凹部5の上部に第一係合
    子6を付設させた容器本体1と、上記口頚部4外
    面にリング状壁11を回動可能に嵌合させると共
    に、該リング状壁11後部に形成した後部切欠き
    内に頂板12の後部に付設した枢着部を枢着さ
    せ、該頂板12前部から垂設させた係合板19の
    下部内縁に付設させた第二係合子20を、上記第
    一係合子6下縁に着脱自在に係合させ、上記枢着
    部を中心とする頂板の回動によつて容器本体上面
    を開閉自在とした蓋体10とを有し、上記リング
    状壁11前部上方には上記係合板19前方に当た
    る個所に前部切欠き14を設けて、該前記切欠き
    14内に押板15を、内方への押込みが可能に枢
    着させ、かつ該押込みにより押板15上面に接し
    て頂板12が上方へ押上げられて上記第一、第二
    係合子6,20を離脱させる第二カム面21を頂
    板12の前部下面に設け、頂板12閉塞状態から
    容器本体1に対して蓋体10を回動させること
    で、上記第二係合子20が送込まれる第二凹部7
    を第一凹部5に連続形成させ、該第二凹部7上面
    に、上記第二係合子20を下方に案内する第一カ
    ム面8を形成させることを特徴とする容器。
JP9283983U 1983-06-16 1983-06-16 容器 Granted JPS59196443U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9283983U JPS59196443U (ja) 1983-06-16 1983-06-16 容器

Applications Claiming Priority (1)

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JP9283983U JPS59196443U (ja) 1983-06-16 1983-06-16 容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59196443U JPS59196443U (ja) 1984-12-27
JPH0315483Y2 true JPH0315483Y2 (ja) 1991-04-04

Family

ID=30223244

Family Applications (1)

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JP9283983U Granted JPS59196443U (ja) 1983-06-16 1983-06-16 容器

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0424869Y2 (ja) * 1985-04-09 1992-06-12
JPH0433781Y2 (ja) * 1986-05-08 1992-08-12

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JPS5841351B2 (ja) * 1975-08-19 1983-09-12 ニホンシンクウギジユツ カブシキガイシヤ カツセイカハンノウジヨウチヤクソウチ

Family Cites Families (4)

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JPS6025929Y2 (ja) * 1981-01-30 1985-08-05 株式会社吉野工業所 化粧用コンパクト
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Also Published As

Publication number Publication date
JPS59196443U (ja) 1984-12-27

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