JP2528200Y2 - 容器キャップ - Google Patents
容器キャップInfo
- Publication number
- JP2528200Y2 JP2528200Y2 JP12906890U JP12906890U JP2528200Y2 JP 2528200 Y2 JP2528200 Y2 JP 2528200Y2 JP 12906890 U JP12906890 U JP 12906890U JP 12906890 U JP12906890 U JP 12906890U JP 2528200 Y2 JP2528200 Y2 JP 2528200Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operation frame
- locking tongue
- top plate
- peripheral wall
- boundary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は容器の口頚部に取り付けられて、口部を閉蓋
する容器キャップに関する。
する容器キャップに関する。
従来より、各種の容器キャップでは、未開封であるこ
とを保証するバージン性が要求され、例えば、シュリン
ク・ラップなどが施されている。また、同時にキャップ
の開蓋容易性も要求されている。
とを保証するバージン性が要求され、例えば、シュリン
ク・ラップなどが施されている。また、同時にキャップ
の開蓋容易性も要求されている。
本考案はこのような観点でなされたもので、バージン
シール性の確保と開蓋容易性とを兼ね備えた容器キャッ
プを提供することを課題とする。
シール性の確保と開蓋容易性とを兼ね備えた容器キャッ
プを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本考案は以下のような手段
をとった。
をとった。
本考案の容器キャップは、容器の口頚部に取り付けら
れ、口頚部の開口部を閉塞する天板部と、口頚部を取り
巻く周壁部とを有し、天板部に注出口が設けられるとと
もに、天板部上面に注出口を開閉する蓋体をヒンジで取
付け、この蓋体はヒンジ部と反対側に半島状部を有し、
この半島状部を囲んで作動枠部を設け、この作動枠部は
前記半島状部の両側に設けた枢止部で回動自在となって
いて、作動枠部の回動によるてこ作用で蓋体が天板から
持ち上げられるよう構成され、この作動枠部と一体にな
って、係止舌片が作動枠部から前記周壁部の外面に沿う
よう形成され、この係止舌片と作動枠部との境界は破砕
可能となっており、係止舌片は周壁部に接着されるとと
もに、前記境界を含め、係止舌片と周壁部の外面との間
に空間が形成されていることを特徴とする容器キャップ
である。
れ、口頚部の開口部を閉塞する天板部と、口頚部を取り
巻く周壁部とを有し、天板部に注出口が設けられるとと
もに、天板部上面に注出口を開閉する蓋体をヒンジで取
付け、この蓋体はヒンジ部と反対側に半島状部を有し、
この半島状部を囲んで作動枠部を設け、この作動枠部は
前記半島状部の両側に設けた枢止部で回動自在となって
いて、作動枠部の回動によるてこ作用で蓋体が天板から
持ち上げられるよう構成され、この作動枠部と一体にな
って、係止舌片が作動枠部から前記周壁部の外面に沿う
よう形成され、この係止舌片と作動枠部との境界は破砕
可能となっており、係止舌片は周壁部に接着されるとと
もに、前記境界を含め、係止舌片と周壁部の外面との間
に空間が形成されていることを特徴とする容器キャップ
である。
本考案では、係止舌片が周壁部に接着されていること
により、バージン性が確保される。そして、境近傍の係
止舌片を押すと、その背後に空間があるため、係止舌片
が押されたことで境部分が破断される。そして、作動枠
部が回動可能となるので、この作動枠部を回動するだけ
で、注出口が開かれる。
により、バージン性が確保される。そして、境近傍の係
止舌片を押すと、その背後に空間があるため、係止舌片
が押されたことで境部分が破断される。そして、作動枠
部が回動可能となるので、この作動枠部を回動するだけ
で、注出口が開かれる。
そして、バージン性機能は作動枠部に一体に係止舌片
を設けたことで実現されているので、バージン性解除か
ら開蓋操作を一連に行える。
を設けたことで実現されているので、バージン性解除か
ら開蓋操作を一連に行える。
以下、本考案の一実施例を第１図ないし第３図に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第２図に示すように、容器の口頚部１の上部には雄螺
子23を形成し、開口部２を設けてある。そして、口頚部
１の開口部２を閉塞するように天板部３を形成してあ
る。天板部３の下部には雌螺子17を形成してある。
子23を形成し、開口部２を設けてある。そして、口頚部
１の開口部２を閉塞するように天板部３を形成してあ
る。天板部３の下部には雌螺子17を形成してある。
容器キャップと口頚部１は、前記雄螺子23と前記雌螺
子17によって係合止着される。そして、口頚部１を取り
巻くように、周壁部４を天板部３と一体に雌螺子17の外
側に形成してある。前記天板部３には注出口５を設けて
ある。
子17によって係合止着される。そして、口頚部１を取り
巻くように、周壁部４を天板部３と一体に雌螺子17の外
側に形成してある。前記天板部３には注出口５を設けて
ある。
前記天板部３上面に前記注出口５を開閉する蓋体６を
ヒンジで取付けてある。そして、蓋体６の下面には前記
注出口５を閉蓋する栓体20を設けてある。
ヒンジで取付けてある。そして、蓋体６の下面には前記
注出口５を閉蓋する栓体20を設けてある。
そして、第１図に示すように、前記蓋体６にはヒンジ
部12と反対側に半島状部6aを形成してある。この半島状
部6aを囲んで弧状の作動枠部10を設けてある。この作動
枠部10は、前記半島状部6aの両側に設けた枢止部８に回
動自在に嵌合する軸受け用嵌合凹部15を有し、この凹部
15を中心に回動自在となる。そして、弧状の作動枠部10
の両端部が回動中心である凹部15より突出しているた
め、凹部15を支点とし、両端部を作用点とする、作動枠
部10の回動によるてこ作用で蓋体６が天板部３から持ち
上げられるよう構成してある。前記半島状部6aは、四角
型・三角型等様々な型に形成でき、作動枠部も半島状部
の形状に合わせ、種々の型に形成できる。
部12と反対側に半島状部6aを形成してある。この半島状
部6aを囲んで弧状の作動枠部10を設けてある。この作動
枠部10は、前記半島状部6aの両側に設けた枢止部８に回
動自在に嵌合する軸受け用嵌合凹部15を有し、この凹部
15を中心に回動自在となる。そして、弧状の作動枠部10
の両端部が回動中心である凹部15より突出しているた
め、凹部15を支点とし、両端部を作用点とする、作動枠
部10の回動によるてこ作用で蓋体６が天板部３から持ち
上げられるよう構成してある。前記半島状部6aは、四角
型・三角型等様々な型に形成でき、作動枠部も半島状部
の形状に合わせ、種々の型に形成できる。
前記作動枠部10と一体になって、係止舌片11を作動枠
部10から前記周壁部４の外面に沿うよう形成してある。
この係止舌片11と作動枠部10との境界16には切目18を形
成し、破砕可能とする。境界は切目でなく、溝を設けて
薄く形成してもよい。
部10から前記周壁部４の外面に沿うよう形成してある。
この係止舌片11と作動枠部10との境界16には切目18を形
成し、破砕可能とする。境界は切目でなく、溝を設けて
薄く形成してもよい。
そして、前記係止舌片11は前記周壁部４に接着剤や溶
融接着等で接着してある。その際、第２図に示すよう
に、前記境界16を含め、係止舌片11と周壁部４の凹部14
との間に空間13を形成してある。
融接着等で接着してある。その際、第２図に示すよう
に、前記境界16を含め、係止舌片11と周壁部４の凹部14
との間に空間13を形成してある。
最初にキャップを開けるときには、指で係止舌片11の
境界16近傍を強く押圧する。そうすると、押圧部の背後
に空間13があるため、第３図に示すように、作動枠部10
と係止舌片11との境界16部分が破砕して、バージン性が
解除される。そのまま指で作動枠部10を押し上げること
により、蓋体６が持ち上げられ、注出口５が開蓋され
る。
境界16近傍を強く押圧する。そうすると、押圧部の背後
に空間13があるため、第３図に示すように、作動枠部10
と係止舌片11との境界16部分が破砕して、バージン性が
解除される。そのまま指で作動枠部10を押し上げること
により、蓋体６が持ち上げられ、注出口５が開蓋され
る。
係止舌片11の表面には、指を当て易いように僅かな凹
状部を設けたり、滑り止めとして細かな溝や凹凸を設け
てもよい。。
状部を設けたり、滑り止めとして細かな溝や凹凸を設け
てもよい。。
そして、境界16破砕後キャップを開けるとき、指が破
砕部分にあたらないようにするため、作動枠部の係止舌
片に対応する部分の幅を広く形成する等して、境界16を
作動枠部の外周面でなく、作動枠部の底面内方に設けて
もよい。また、作動枠部10に指掛用の突起部を形成して
もよい。
砕部分にあたらないようにするため、作動枠部の係止舌
片に対応する部分の幅を広く形成する等して、境界16を
作動枠部の外周面でなく、作動枠部の底面内方に設けて
もよい。また、作動枠部10に指掛用の突起部を形成して
もよい。
また、係止舌片11と周壁部４は接着剤等の接着によら
ず、係止舌片に矢印状の突起を設け、周壁部に前記矢印
状突起の最大幅よりも小径に開孔部を形成した孔を設
け、前記矢印状突起を前記孔に挿入止着して固定するこ
ともできる。この場合、周壁部の孔に連接して逃孔を設
けておき、作動枠部と係止舌片の境界部分の破砕後、係
止舌片を簡単に取り外しができるようにしてもよい。
ず、係止舌片に矢印状の突起を設け、周壁部に前記矢印
状突起の最大幅よりも小径に開孔部を形成した孔を設
け、前記矢印状突起を前記孔に挿入止着して固定するこ
ともできる。この場合、周壁部の孔に連接して逃孔を設
けておき、作動枠部と係止舌片の境界部分の破砕後、係
止舌片を簡単に取り外しができるようにしてもよい。
本考案の容器キャップは、係止舌片が周壁部に接着さ
れていることにより、バージン性が確保される。そし
て、境近傍の係止舌片を押すと、その背後に空間がある
ため、係止舌片が押されたことで境部分が破断される。
そして、作動枠部が回動可能となるので、この作動枠部
を回動するだけで、注出口が開かれる。
れていることにより、バージン性が確保される。そし
て、境近傍の係止舌片を押すと、その背後に空間がある
ため、係止舌片が押されたことで境部分が破断される。
そして、作動枠部が回動可能となるので、この作動枠部
を回動するだけで、注出口が開かれる。
そして、バージン性機能は作動枠部に一体に係止舌片
を設けたことで実現されているので、バージン性解除か
ら開蓋操作を簡単な動作で一連に行える。また、バージ
ン部材である係止舌片が容器キャップと同一の材質で一
体に形成したので、シュリンク・ラップ等のように運搬
や保管中にバージン部材が破損することがない。
を設けたことで実現されているので、バージン性解除か
ら開蓋操作を簡単な動作で一連に行える。また、バージ
ン部材である係止舌片が容器キャップと同一の材質で一
体に形成したので、シュリンク・ラップ等のように運搬
や保管中にバージン部材が破損することがない。
第１図ないし第３図は本考案の一実施例を示す図であ
り、第１図は容器キャップの分解斜視図、第２図は容器
キャップを容器に装着した状態の断面図、第３図は開封
後の容器キャップの斜視図である。 １……口頚部、２……開口部、３……天板部、４……周
壁部、５……注出口、６……蓋体、6a……半島状部、８
……枢止部、10……作動枠部、11……係止舌片、12……
ヒンジ部、13……空間、16……境界。
り、第１図は容器キャップの分解斜視図、第２図は容器
キャップを容器に装着した状態の断面図、第３図は開封
後の容器キャップの斜視図である。 １……口頚部、２……開口部、３……天板部、４……周
壁部、５……注出口、６……蓋体、6a……半島状部、８
……枢止部、10……作動枠部、11……係止舌片、12……
ヒンジ部、13……空間、16……境界。
Claims (1)
- 【請求項１】容器の口頚部に取り付けられ、口頚部の開
口部を閉塞する天板部と、口頚部を取り巻く周壁部とを
有し、天板部に注出口が設けられるとともに、天板部上
面に注出口を開閉する蓋体をヒンジで取付け、この蓋体
はヒンジ部と反対側に半島状部を有し、この半島状部を
囲んで作動枠部を設け、この作動枠部は前記半島状部の
両側に設けた枢止部で回動自在となっていて、作動枠部
の回動によるてこ作用で蓋体が天板から持ち上げられる
よう構成され、この作動枠部と一体になって、係止舌片
が作動枠部から前記周壁部の外面に沿うよう形成され、
この係止舌片と作動枠部との境界は破砕可能となってお
り、係止舌片は周壁部に接着されるとともに、前記境界
を含め、係止舌片と周壁部の外面との間に空間が形成さ
れていることを特徴とする容器キャップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12906890U JP2528200Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 容器キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12906890U JP2528200Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 容器キャップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0486754U JPH0486754U (ja) | 1992-07-28 |
| JP2528200Y2 true JP2528200Y2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=31876491
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12906890U Expired - Fee Related JP2528200Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 容器キャップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2528200Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6269986B1 (en) * | 2000-06-20 | 2001-08-07 | Seaquist Closures Foreign, Inc. | Dispensing closure with tamper evident lid panel |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP12906890U patent/JP2528200Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0486754U (ja) | 1992-07-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |