JPH089021Y2 - ポーション容器 - Google Patents
ポーション容器Info
- Publication number
- JPH089021Y2 JPH089021Y2 JP11429989U JP11429989U JPH089021Y2 JP H089021 Y2 JPH089021 Y2 JP H089021Y2 JP 11429989 U JP11429989 U JP 11429989U JP 11429989 U JP11429989 U JP 11429989U JP H089021 Y2 JPH089021 Y2 JP H089021Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- movable
- container
- pouring
- container body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はポーション容器に関する。
「従来の技術及び考案が解決しようとする課題」 従来、ポーション容器として、周壁上端縁より外向き
フランジを延設した有底の容器本体のフランジ部分に、
イージピール性のシート状蓋体をシールしてなるものが
一般に使用されている。
フランジを延設した有底の容器本体のフランジ部分に、
イージピール性のシート状蓋体をシールしてなるものが
一般に使用されている。
これ等容器は、蓋体端部をつかんで容器本体とのシー
ル部分の一部或いは全部を剥し、内容液を注出する如く
構成しているが、一旦蓋体を剥してしまうと再び蓋体を
容器本体にしっかりと被せることが困難となり、内容物
の一部を保存しておきたい場合は不便であった。
ル部分の一部或いは全部を剥し、内容液を注出する如く
構成しているが、一旦蓋体を剥してしまうと再び蓋体を
容器本体にしっかりと被せることが困難となり、内容物
の一部を保存しておきたい場合は不便であった。
本考案は上記した従来技術の欠点に鑑みなされたもの
で、一旦開封した後も、蓋体を再び容器本体にしっかり
と被せることができ、内容液の漏出の虞の少ないポーシ
ョン容器を提供することを目的とするものである。
で、一旦開封した後も、蓋体を再び容器本体にしっかり
と被せることができ、内容液の漏出の虞の少ないポーシ
ョン容器を提供することを目的とするものである。
「課題を解決するための手段」 底壁２外周縁より立設した周壁３の上端縁より外向き
のフランジ４を延設した上面開口の容器本体５の上記周
壁３前部を前方へ突出して注出部６を形残し、該注出部
６基端両側のフランジ部分4Aより前方へ注出部６のフラ
ンジ部分4Bと間隙７を設け且つ、注出部６のフランジ部
分4Bを囲繞する可動鍔８を薄肉ヒンジ９を介して延設
し、該可動鍔８の先端下面より上記注出部６前端のフラ
ンジ下面に至る係止突起12を突設し、容器本体５の開口
部10及び上記間隙７を被覆するシート状の蓋体11の裏面
を、上記フランジ４上面及び可動鍔８上面にシールして
なることを特徴とするポーション容器。
のフランジ４を延設した上面開口の容器本体５の上記周
壁３前部を前方へ突出して注出部６を形残し、該注出部
６基端両側のフランジ部分4Aより前方へ注出部６のフラ
ンジ部分4Bと間隙７を設け且つ、注出部６のフランジ部
分4Bを囲繞する可動鍔８を薄肉ヒンジ９を介して延設
し、該可動鍔８の先端下面より上記注出部６前端のフラ
ンジ下面に至る係止突起12を突設し、容器本体５の開口
部10及び上記間隙７を被覆するシート状の蓋体11の裏面
を、上記フランジ４上面及び可動鍔８上面にシールして
なることを特徴とするポーション容器。
「作用」 第１図に示す状態から可動鍔８及び、蓋体11の先端を
つかんで後方へ持ち上げると、蓋体11と注出部６のフラ
ンジ部分4Bとのシールが先端より順次剥れるとともに、
可動鍔８が各薄肉ヒンジ９部分で折り曲り、第３図に示
す如く、注出部６上面が開口する。
つかんで後方へ持ち上げると、蓋体11と注出部６のフラ
ンジ部分4Bとのシールが先端より順次剥れるとともに、
可動鍔８が各薄肉ヒンジ９部分で折り曲り、第３図に示
す如く、注出部６上面が開口する。
内容液の一部を使用し、残りを保存しておきたい場合
には、再び蓋体を前方へ倒し、係止突起12の先端を第１
図示の如く注出部先端のフランジ部分4B下面に係合させ
れば蓋体11をしっかりと容器本体５に被せることが出
来、内容液の液漏れを生じる虞は極めて少ない。
には、再び蓋体を前方へ倒し、係止突起12の先端を第１
図示の如く注出部先端のフランジ部分4B下面に係合させ
れば蓋体11をしっかりと容器本体５に被せることが出
来、内容液の液漏れを生じる虞は極めて少ない。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第１図〜第５図は本考案の一実施例を示し、図中１は
ポーション容器である。該容器１は、底壁２の外周縁よ
り立設した周壁３の上端縁より外向きのフランジ４を突
設した容器本体５を有し、該本体５の周壁３前部を前方
へ突出して注出部６を形成している。また、該注出部６
の基端両側のフランジ部分4Aより注出部６のフランジ部
分4Bと間隙７を設け、且つ注出部６のフランジ部分4Bを
囲繞する可動鍔８を延設している。この可動鍔８の基端
には各々薄肉ヒンジ９を設けて可動鍔８が基端を中心に
回動可能に構成している。
ポーション容器である。該容器１は、底壁２の外周縁よ
り立設した周壁３の上端縁より外向きのフランジ４を突
設した容器本体５を有し、該本体５の周壁３前部を前方
へ突出して注出部６を形成している。また、該注出部６
の基端両側のフランジ部分4Aより注出部６のフランジ部
分4Bと間隙７を設け、且つ注出部６のフランジ部分4Bを
囲繞する可動鍔８を延設している。この可動鍔８の基端
には各々薄肉ヒンジ９を設けて可動鍔８が基端を中心に
回動可能に構成している。
又、容器本体５上面の開口部10及び上記間隙７上面を
被覆するシート状の蓋体11の裏面を容器本体５のフラン
ジ４上面及び可動鍔部８上面にシールしている。
被覆するシート状の蓋体11の裏面を容器本体５のフラン
ジ４上面及び可動鍔部８上面にシールしている。
又、可動鍔８の先端下面より注出部６の先端のフラン
ジ4B下面に至る係止突起12を突設している。
ジ4B下面に至る係止突起12を突設している。
この係止突起12を設けることにより、一旦開封した蓋
体11を再び容器本体５に被せた際、しっかりと容器本体
に被着することが出来る。本実施例で、この係止突起12
は第４図及び第５図に示す如く、可動鍔８の先端に一体
に突設した係止突起形成用のプレート13を薄肉ヒンジ15
部分で裏面に折り曲げて、プレート13前方に設けた矩形
状凹部14と蓋体11裏面とをシールし、要すれば、プレー
ト14と可動鍔８先端裏面とを固着して形成しており、製
造が容易な構成としている。
体11を再び容器本体５に被せた際、しっかりと容器本体
に被着することが出来る。本実施例で、この係止突起12
は第４図及び第５図に示す如く、可動鍔８の先端に一体
に突設した係止突起形成用のプレート13を薄肉ヒンジ15
部分で裏面に折り曲げて、プレート13前方に設けた矩形
状凹部14と蓋体11裏面とをシールし、要すれば、プレー
ト14と可動鍔８先端裏面とを固着して形成しており、製
造が容易な構成としている。
「考案の効果」 以上説明した如く本考案ポーション容器は、記述構成
としたことにより、蓋体のシール部分を一旦開封した
後、再び容器本体にしっかりと被せることが可能であ
り、従来のこの種の容器と比較して残った内容液が漏出
する虞は極めて少ない。
としたことにより、蓋体のシール部分を一旦開封した
後、再び容器本体にしっかりと被せることが可能であ
り、従来のこの種の容器と比較して残った内容液が漏出
する虞は極めて少ない。
図面は本考案の実施例を示し、第１図は縦断面図、第２
図は平面図、第３図は開蓋状態の要部斜視図、第４図及
び第５図は係止突起形成の一例を説明する説明図であ
る。 ２……底壁,3……周壁,4……フランジ,5……容器本体,6
……注出部,7……間隙,8……可動鍔,9……薄肉ヒンジ,1
0……開口部,11……蓋体,12……係止突起，
図は平面図、第３図は開蓋状態の要部斜視図、第４図及
び第５図は係止突起形成の一例を説明する説明図であ
る。 ２……底壁,3……周壁,4……フランジ,5……容器本体,6
……注出部,7……間隙,8……可動鍔,9……薄肉ヒンジ,1
0……開口部,11……蓋体,12……係止突起，
Claims (1)
- 【請求項１】底壁２外周縁より立設した周壁３の上端縁
より外向きのフランジ４を延設した上面開口の容器本体
５の上記周壁３前部を前方へ突出して注出部６を形残
し、該注出部６基端両側のフランジ部分4Aより前方へ注
出部６のフランジ部分4Bと間隙７を設け且つ、注出部６
のフランジ部分4Bを囲繞する可動鍔８を薄肉ヒンジ９を
介して延設し、該可動鍔８の先端下面より上記注出部６
前端のフランジ下面に至る係止突起12を突設し、容器本
体５の開口部10及び上記間隙７を被覆するシート状の蓋
体11の裏面を、上記フランジ４上面及び可動鍔８上面に
シールしてなることを特徴とするポーション容器
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11429989U JPH089021Y2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | ポーション容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11429989U JPH089021Y2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | ポーション容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0353478U JPH0353478U (ja) | 1991-05-23 |
| JPH089021Y2 true JPH089021Y2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=31662677
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11429989U Expired - Fee Related JPH089021Y2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | ポーション容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH089021Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4486154B2 (ja) * | 1999-02-03 | 2010-06-23 | 高園産業株式会社 | 分包紙用紙管 |
-
1989
- 1989-09-29 JP JP11429989U patent/JPH089021Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0353478U (ja) | 1991-05-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |