JPH0352681Y2 - - Google Patents

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JPH0352681Y2
JPH0352681Y2 JP2965884U JP2965884U JPH0352681Y2 JP H0352681 Y2 JPH0352681 Y2 JP H0352681Y2 JP 2965884 U JP2965884 U JP 2965884U JP 2965884 U JP2965884 U JP 2965884U JP H0352681 Y2 JPH0352681 Y2 JP H0352681Y2
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cap
bottle
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neck
mouth
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JP2965884U
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JPS60142745U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、びんとキヤツプとから成る容器に係
る。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」 従来、びんの頚部外周に上面が傾斜面の係合突
条を周設し、そのびんの口部乃至頚部に着脱自在
に装着したキヤツプの内側に上記係合突条と離脱
可能に係合する係合突条を設けたものがある。
この場合、びんの口部にキヤツプを被せて押し
下げるだけでキヤツプを取り付けることができ、
ワンハンド、ワンタツチでの装着が可能である。
しかし、そのキヤツプを取り外すときには、一
方の手にびんを持ち、他方の手にキヤツプを持つ
て力を加えなければならないので、取り外しが容
易でない。ときには、取り外したはずみで内容物
が飛び出すことすらある。
取り外しの便宜のために、びんとキヤツプとの
間にカム手段を講じたものもあるが、結局は両手
操作を要している。
本考案は、斯る欠点を除去しようとするもので
あり、キヤツプの取り付けのみならず、その取り
外しもワンハンド、ワンタツチで容易に且つ軽快
に行い得るようにしようとするものである。
「課題を解決するための手段」 本考案は、びん1の頚部12外周に上面が傾斜
面の係合突条13を周設し、そのびん1の口部1
1乃至頚部12に着脱自在に装着したキヤツプ3
の内側に上記係合突条13と離脱可能に係合する
係合突条314を設けて成る容器において、キヤ
ツプ3を上記口部11乃至頚部12へと嵌着係合
させる内キヤツプ31と、該内キヤツプに外装さ
せた外キヤツプ32と、内外両キヤツプ31,3
2に装備させた押釦33とから構成し、その内キ
ヤツプ31には弾性変形可能な周壁313の内面
に上記キヤツプ側係合突条314を設け、またそ
の内キヤツプ31と外キヤツプ32には周壁31
3,322の共通面にて上記口部11乃至頚部1
2に対応させて一貫する窓孔315,324を穿
設し、該窓孔に上記押釦33を押込み可動に装着
し、該押釦の下端面を傾斜面332に形成して上
記びん側係合突条13の上面に摺動自在に当接さ
せたことを特徴とする。
「作用」 如上の構成であるから、キヤツプ3を取り付け
るときは、このキヤツプをびん1の口部11に被
せて押し下げればよく、これによりキヤツプ3が
下降し、内キヤツプ31の周壁313が弾性変形
して自体の係合突条314がびん1の頚部12の
係合突条13と乗り越え係合する。そして、その
キヤツプ3がびん1の口部11を閉口する。
次に、そのキヤツプ3を取り外すときは、押釦
33を押し込んでキヤツプ3を引き上げればよ
く、押し込まれた押釦33は、下端の傾斜面33
2がびん頚部12の係合突条13の上面すなわち
傾斜面を滑つてカム作用を生じ、該押釦33が上
昇し、キヤツプ3全体が上昇して、乗り越え係合
していた係合突条13,314が離脱する。従つ
て、その後のキヤツプ3の引き上げには機械的抵
抗はなく、するりと抜ける。
「実施例」 図面は、本考案の実施例を示している。
図において、1は、びん、2は、該びんの口部
に嵌合させた注出栓、3は、びんの口部に着脱自
在に装着したキヤツプであり、これらは適宜合成
樹脂から成る。
びん1は、口部11及び頚部12を平面形状円
形に、胴部14を平面形状長方形に形成し、頚部
12の外周に上面が傾斜面の係合突条13を周設
している。
注出栓2は、上記口部の内外に嵌着し、中央に
上方へと突出する注出口21を有している。
キヤツプ3は、上記口部11乃至頚部12へと
嵌合させる内キヤツプ31と、該内キヤツプに嵌
着固定し、周壁相互間に空間を形成して外装させ
た外キヤツプ32と、これらに装備させた前後一
対の押釦33から成る。
内キヤツプ31は、頂壁311の内面中央に上
記注出口21と嵌合する突子312を有し、該頂
壁から垂下する弾性変形可能な周壁313の内面
に上記係合突条13と係合突条314を設けると
共に、周壁313の前後に一対の大きな方形の窓
孔315を穿設し、また、周壁313の下端に断
面L字状に突出する平面形状長方形のフランジ3
16を周設し、該フランジの起立縁3161の内
側で四隅から支柱317を起立させ、これらの支
柱の上端に左右同軸とする軸受凹部318を形成
し、フランジの起立縁3161両側外面に左右一
対の係止爪319を設けている。
外キヤツプ32は、頂壁321及びこれの周縁
から垂下する周壁322を上記フランジ316の
外周に対応する平面形状長方形に形成して、その
頂壁321を内キヤツプの上記頂壁311及び上
記各支柱317の上面に当接させると共に、その
周壁322下部を上記フランジ316の外周に嵌
合させ、周壁322の両側内面下部に係止凹溝3
23を横設してこれらに上記係止爪319を係合
させ、以て内キヤツプ31と一体的に連係させて
おり、また、周壁321の全面及び後面の中央部
に一対の長方形の窓孔324を穿設している。
前後一対の押釦33は、外キヤツプ32の上記
窓孔324に対応する長方形に形成してその窓孔
へと押込み可動に内装し、上端両側に左右一対の
軸331を突設して、該軸を内キヤツプ31の上
記各軸受凹部318へと回転自在に嵌合させ、そ
れぞれの下端面にびん1の上記係合突条13正面
と衝合する傾斜面332を形成している。
如上の構成であるから、キヤツプ3を装着する
ときは、びん1の口部11乃至頚部12に被せて
上方から押し下げればよく、この押し下げによつ
て、内キヤツプ31の突子312が注出栓2の注
出口21に嵌合し、内キヤツプの周壁313にあ
る係合突条314がびん1の頚部12にある係合
突条13に係合し、且つ、両押釦33の下端の傾
斜面332がそのびんの係合突条13の上面に衝
合する。
次に、そのキヤツプ3を取り外すときは、両押
釦33を押し込むと、該押釦が回動して下端の各
傾斜面332がびんの係合突条13上面を内方へ
と滑動し、これによりカム作用が生じてキヤツプ
3が上方へと押し上げられ、内キヤツプ31の係
合突条314がびん1の係合突条13から離脱す
るので、そのまま引き上げればよい。
「考案の効果」 本考案によれば、キヤツプ3の取り付けに当た
つては、キヤツプ3をびん1の口部11に被せて
単に押し下げればよく、また、取り外しに当たつ
ては、押釦33を押して引き上げればよく、従つ
て、取り付けのみならず取り外しにあたつてもワ
ンハンド、ワンタツチで極めて容易に且つ軽快に
行うことができる。
更に、傾斜面をなすびん頚部12外周の係合突
条13の上面に、押釦33下端の傾斜面332を
当接させて、カム作用を得るようにしているの
で、びん1は、カム作用を得るための特別な傾斜
面等不要で特殊形態にする必要はなく、既に一般
に使用されている通常の形態のものでよいから、
製造が容易であり、既製のびんを利用することも
でき、コストを低くおさえることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本案実施例で、第1図は、平面図、第
2図は、截断平面図、第3図は、截断側面図、第
4図は、截断正面図、第5図は、キヤツプの分解
斜視図である。 1……びん、2……注出栓、3……キヤツプ、
31……内キヤツプ、32……外キヤツプ、33
……押釦。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. びん1の頚部12外周に上面が傾斜面の係合突
    条13を周設し、そのびん1の口部11乃至頚部
    12に着脱自在に装着したキヤツプ3の内側に上
    記係合突条13と離脱可能に係合する係合突条3
    14を設けて成る容器において、キヤツプ3を上
    記口部11乃至頚部12へと嵌着係合させる内キ
    ヤツプ31と、該内キヤツプに外装させた外キヤ
    ツプ32と、内外両キヤツプ31,32に装備さ
    せた押釦33とから構成し、その内キヤツプ31
    には弾性変形可能な周壁313の内面に上記キヤ
    ツプ側係合突条314を設け、また、その内キヤ
    ツプ31と外キヤツプ32には周壁313,32
    2の共通面にて上記口部11乃至頚部12に対応
    させて一貫する窓孔315,324を穿設し、該
    窓孔に上記押釦33を押込み可動に装着し、該押
    釦の下端面を傾斜面332に形成して上記びん側
    係合突条13の上面に摺動自在に当接させたこと
    を特徴とする容器。
JP2965884U 1984-02-29 1984-02-29 容器 Granted JPS60142745U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2965884U JPS60142745U (ja) 1984-02-29 1984-02-29 容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2965884U JPS60142745U (ja) 1984-02-29 1984-02-29 容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60142745U JPS60142745U (ja) 1985-09-21
JPH0352681Y2 true JPH0352681Y2 (ja) 1991-11-15

Family

ID=30528667

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2965884U Granted JPS60142745U (ja) 1984-02-29 1984-02-29 容器

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