JPH0634293Y2 - 合成樹脂製キャップ - Google Patents

合成樹脂製キャップ

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JPH0634293Y2
JPH0634293Y2 JP1987102487U JP10248787U JPH0634293Y2 JP H0634293 Y2 JPH0634293 Y2 JP H0634293Y2 JP 1987102487 U JP1987102487 U JP 1987102487U JP 10248787 U JP10248787 U JP 10248787U JP H0634293 Y2 JPH0634293 Y2 JP H0634293Y2
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JP
Japan
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cover member
cap body
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wall
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JP1987102487U
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JPS649157U (ja
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修三 遠藤
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、スクイズ形容器体等に装着される合成樹脂製
キャップに関する。
「従来の技術」 シャンプーやリンス等を収納するスクイズ形容器に装着
される合成樹脂製キャップには、従来、頂壁部に注出孔
を備えたキャップ本体と上記注出孔を開閉する蓋板とが
互いの後縁部において薄肉或いは三点等の一体成形ヒン
ジを介して一体に結合されたものがある。(実開昭62−
42547号公報、実開昭62−76148号公報等参照)。
「考案が解決しようとする問題点」 近年のこの種容器の収納液の多様化に伴って、容器の種
類もそれだけ必要となっているが、そのために容器の形
状が違うものを取り揃えることはコストが掛り過ぎる。
従って、これらキャップの色を代える等によってその目
的を達成せんとするものであるが、上記の様な従来のキ
ャップにあっては、キャップ本体と蓋体との一体成形品
のため、当然配色が単一となり、必要数だけキャップを
取り揃えねばならない。
本考案はこの様な従来キャップの改良に関わるものであ
って、従来のこの種キャップを二部材で構成して、これ
ら各部材を種々の色で形成することにより、各々少ない
種類の各部材から多くの種類のキャップを形成でき、し
かも、外観上識別が明確に行える優れた合成樹脂製キャ
ップを提案するものである。
「問題点を解決するための手段」 本考案キャップは上記問題点を解決するため、頂壁4周
縁から容器体肩部の外周部上面に載置させる周壁5を垂
設すると共に、該周壁の前、後両壁部外面と上記頂壁上
面との左右方向中間部に一連の溝部6を穿設し、かつ該
溝部内に位置した頂壁部分に透孔7を形成したキャップ
本体1と、上記頂壁の溝部分に嵌合させた水平板部11の
前、後両端縁から垂直板部12,12をそれぞれ垂設し、こ
れら垂直板部を上記周壁の溝部分にそれぞれ嵌合させる
と共に、上記水平板部下面から垂設した容器体口頚部嵌
合用周壁13を上記透孔内に貫入させ、かつ該周壁が囲む
水平板部分に注出孔14を形成した覆合部材2と、該覆合
部材の後縁部に蓋板19後縁部をヒンジ結合させると共
に、該蓋板下面に付設した棒状栓21を上記注出孔内へ着
脱自在に嵌合させた蓋板部材3とからなり、上記キャッ
プ本体と覆合部材との接合面相互に、キャップ本体に対
する覆合部材の離脱を防止する係合手段10,17をそれぞ
れ付設して構成した。
「作用」 キャップ本体1と覆合部材2及び蓋板部材3とをそれぞ
れ異なった複数種類の色で形成しておけば、それらを組
み合わせることにより、それらの略乗数分だけの多種類
のキャップを形成できる。
また、使用に当たっては、蓋板19を開蓋することによ
り、容器体A内液体の注出が可能となる。
「実施例」 以下添付図面に基づいて、本考案の一実施例を説明す
る。
第1図及び第2図において、1はキャップ本体、2は覆
合部材で、3は蓋板部材である。
キャップ本体1は、楕円形頂壁4周縁から容器体肩部の
外周部上面に載置させる周壁5を垂設すると共に、該周
壁5の前、後両壁部外面と上記頂壁4上面との左右方向
中間部に一連の溝部6を穿設し、かつ該溝部6内に位置
した頂壁4部分に透孔7を形成した合成樹脂製のもので
ある。
図示例では、上記周壁5の各溝部分6a,6aの左、右溝側
面間に溝底面とは所定の間隙を有して係合板8,8が架設
されている。これら係合板8,8には、中間上部に位置し
て縦スリット9,9が付設されると共に、下部に位置して
係合長穴10,10が横設されている。また、上記透孔7は
上向き段部7aを有した段付穴に形成されている。
覆合部材2は、上記頂壁4の溝部分6bに嵌合させた矩形
状の水平板部11の前、後両端縁から垂直板部12,12をそ
れぞれ垂設し、これら垂直板部12,12を上記周壁5の溝
部分6a,6aにそれぞれ嵌合させるとともに、上記水平板
部11下面から垂設した容器体口頚部嵌合用周壁13を上記
透孔7内に貫入させ、かつ該周壁13が囲む水平板部分に
注出孔14を形成した合成樹脂製のものである。
図示例では、上記水平板部11下面から、上記垂直板部1
2,12の内側に位置して第2の垂直板部15,15が垂設さ
れ、これ等垂直板部12,15間の間隙内に上記係合板8が
それぞれ嵌合されている。また、上記両垂直板部12,15
は補強板16で結合され、該補強板16が上記縦スリット9
内に嵌入している。さらに、垂直板部12の下部内面には
係合突起17が横設され、該係合突起17が上記係合長穴10
に嵌合している。従って上記係合長穴10と係合突起17と
で、キャップ本体1に対する覆合部材2の離脱を防止す
る係合手段を構成する。さらにまた、上記周壁13の上部
外面には、係合突条18が周設され、該係合突条18下面が
上記上向き段部7a上面に係合している。加えて、上記垂
直板部12外面と周壁5外面とは面一になるよう設計され
ている。
蓋板部材3は、上記覆合部材2の後縁部に蓋板19後縁部
をヒンジ20結合させると共に、該蓋板19下面に付設した
棒状栓21を上記注出孔14内へ着脱自在に嵌合させた上記
覆合部材2との一体成形品である。
図示例では、上記ヒンジ20が三点ヒンジで構成され、蓋
板19が弾性反転により開蓋或いは閉蓋保持されるように
なっている。また、蓋板19上面と頂壁4上面とは面一に
なるように設計されている。
尚、図中Aは上記キャップが装着される容器体で、胴部
上端から肩部を介して口頚部を起立してなる。
「考案の効果」 以上説明した如く本考案キャップは、既述構成としたこ
とにより、キャップ本体と、覆合部材及び蓋板部材との
各部材を、それぞれ色の異なる複数種類づつ揃えておけ
ば、それらの略乗数分だけの多種類のキャップを形成で
きるため、低コストで多種類のキャップを形成出来る利
点がある。
また、覆合部材はキャップ本体の中央部分を前後に縦断
する如く被覆嵌合させているので、閉蓋時は勿論、開蓋
した場合にも二色が確認でき、明確な識別を行えるもの
である。
更に、蓋板部材で注出孔を開閉可能に閉塞するため、注
出孔に埃等が詰まる様な不都合を生じることはなく、ま
た、蓋板がヒンジを介して覆合部材に連結しているた
め、度重なる開閉の際にも覆合部材がキャップ本体から
外れる様な虞はない等種々の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、第2図は
組付状態の斜視図である。 1…キャップ本体、2…覆合部材 3…蓋板部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】頂壁4周縁から容器体肩部の外周部上面に
    載置させる周壁5を垂設すると共に、該周壁の前、後両
    壁部外面と上記頂壁上面との左右方向中間部に一連の溝
    部6を穿設し、かつ該溝部内に位置した頂壁部分に透孔
    7を形成したキャップ本体1と、上記頂壁の溝部分に嵌
    合させた水平板部11の前、後両端縁から垂直板部12,12
    をそれぞれ垂設し、これら垂直板部を上記周壁の溝部分
    にそれぞれ嵌合させると共に、上記水平板部下面から垂
    設した容器体口頚部嵌合用周壁13を上記透孔内に貫入さ
    せ、かつ該周壁が囲む水平板部分に注出孔14を形成した
    覆合部材2と、該覆合部材の後縁部に蓋板19後縁部をヒ
    ンジ結合させると共に、該蓋板下面に付設した棒状栓21
    を上記注出孔内へ着脱自在に嵌合させた蓋板部材3とか
    らなり、上記キャップ本体と覆合部材との接合面相互
    に、キャップ本体に対する覆合部材の離脱を防止する係
    合手段10,17をそれぞれ付設したことを特徴とする合成
    樹脂製キャップ。
JP1987102487U 1987-07-03 1987-07-03 合成樹脂製キャップ Expired - Lifetime JPH0634293Y2 (ja)

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JP1987102487U JPH0634293Y2 (ja) 1987-07-03 1987-07-03 合成樹脂製キャップ

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JPS649157U JPS649157U (ja) 1989-01-18
JPH0634293Y2 true JPH0634293Y2 (ja) 1994-09-07

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5143949U (ja) * 1974-09-30 1976-03-31
JPS6140355U (ja) * 1984-08-20 1986-03-14 吉田工業株式会社 キヤツプ付き容器のキヤツプ開口構造
JPS6265943U (ja) * 1985-10-17 1987-04-24

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JPS649157U (ja) 1989-01-18

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