JPH06361Y2 - キャップ - Google Patents
キャップInfo
- Publication number
- JPH06361Y2 JPH06361Y2 JP6777388U JP6777388U JPH06361Y2 JP H06361 Y2 JPH06361 Y2 JP H06361Y2 JP 6777388 U JP6777388 U JP 6777388U JP 6777388 U JP6777388 U JP 6777388U JP H06361 Y2 JPH06361 Y2 JP H06361Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- peripheral wall
- wall
- cylinder part
- inner cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は種々容器口頸部に嵌合して使用するキャップに
係る。
係る。
「従来の技術」 従来容器口頸部に嵌合して使用するキャップは種々考案
されており、これらキャップの一例として、頂壁外周縁
から容器体口頸部の外面へ嵌合させる周壁を垂下させる
と共に、上記頂壁中心部に注出孔を穿設したキャップ本
体と、該キャップ本体周壁後面上部に三点ヒンジ機構を
介して頂板後部を連結し、頂板下面から上記注出孔に嵌
合させた栓体を垂設した蓋体とからなるキャップがあ
る。
されており、これらキャップの一例として、頂壁外周縁
から容器体口頸部の外面へ嵌合させる周壁を垂下させる
と共に、上記頂壁中心部に注出孔を穿設したキャップ本
体と、該キャップ本体周壁後面上部に三点ヒンジ機構を
介して頂板後部を連結し、頂板下面から上記注出孔に嵌
合させた栓体を垂設した蓋体とからなるキャップがあ
る。
なお、上記の三点ヒンジ機構とは、キャップ本体の周壁
後面上端と、蓋体後面下端とを、適宜間隙をおいて左右
一対をなす第一ヒンジで連結すると共に、その第一ヒン
ジ間に設けた逆Ｌ字形弾性板下端を第一ヒンジよりも下
方のキャップ本体周壁部分へ第二ヒンジを介して連結す
ると共に、弾性板上端を第一ヒンジよりも前方の蓋体頂
板部に第三ヒンジを介して連結するものである。
後面上端と、蓋体後面下端とを、適宜間隙をおいて左右
一対をなす第一ヒンジで連結すると共に、その第一ヒン
ジ間に設けた逆Ｌ字形弾性板下端を第一ヒンジよりも下
方のキャップ本体周壁部分へ第二ヒンジを介して連結す
ると共に、弾性板上端を第一ヒンジよりも前方の蓋体頂
板部に第三ヒンジを介して連結するものである。
「考案が解決しようとする課題」 上記従来のキャップは、一体成形により製作されてお
り、その色は単一色であり、しかも均一化した濃淡のな
い単一色でしかなく、近年増々多様化するキャップに求
められる外観上の見栄えの良さに乏しかった。
り、その色は単一色であり、しかも均一化した濃淡のな
い単一色でしかなく、近年増々多様化するキャップに求
められる外観上の見栄えの良さに乏しかった。
本考案は上記の従来技術の問題点を解決して色の濃淡の
ある見栄えの良いキャップを提供するものである。
ある見栄えの良いキャップを提供するものである。
「課題を解決するための手段」 頂壁２外周縁から容器体口頸部の外面へ嵌合させる周壁
３を垂設すると共に、上記頂壁中心部に注出孔５を穿設
したキャップ本体１と、該キャップ本体周壁後面上部に
三点ヒンジ機構11を介して頂板10後部を連結し、頂板下
面から上記注出孔５に嵌合させた栓体12を垂設する蓋体
９とからなり、上記キャップ本体の周壁３を内外二重筒
に形成してその外筒部７を、半透明とすると共に、その
内筒部８を有色筒となし、かつ外筒部外面から内筒部外
面までの距離が、下方から上方へ次第に異る周壁３とし
た。
３を垂設すると共に、上記頂壁中心部に注出孔５を穿設
したキャップ本体１と、該キャップ本体周壁後面上部に
三点ヒンジ機構11を介して頂板10後部を連結し、頂板下
面から上記注出孔５に嵌合させた栓体12を垂設する蓋体
９とからなり、上記キャップ本体の周壁３を内外二重筒
に形成してその外筒部７を、半透明とすると共に、その
内筒部８を有色筒となし、かつ外筒部外面から内筒部外
面までの距離が、下方から上方へ次第に異る周壁３とし
た。
「作用」 外筒部７を半透明とし、内筒部８を有色筒として、周壁
３上下において外筒部７外面からその半透明の外筒部７
部分を透して内筒部外面までの距離を異にすることによ
り、外筒部外面に近い内筒部外面部分ではその内筒部の
色が濃く、又遠い内筒部外面部分ではその色が淡くな
る。
３上下において外筒部７外面からその半透明の外筒部７
部分を透して内筒部外面までの距離を異にすることによ
り、外筒部外面に近い内筒部外面部分ではその内筒部の
色が濃く、又遠い内筒部外面部分ではその色が淡くな
る。
「実施例」 以下第１図乃至第３図を用いて本考案の第１実施例を説
明する。
明する。
１はキャップ本体であり、このキャップ本体の頂壁２外
周縁からは周壁３を垂設しており、この周壁内面には螺
条４を突設することで容器体口頸部の外面へ螺合可能と
なっている。また、上記頂壁２の中央部いは注出孔５を
穿設しており、該注出孔上端縁に注出用ノズル６を突設
している。
周縁からは周壁３を垂設しており、この周壁内面には螺
条４を突設することで容器体口頸部の外面へ螺合可能と
なっている。また、上記頂壁２の中央部いは注出孔５を
穿設しており、該注出孔上端縁に注出用ノズル６を突設
している。
９は蓋体であり、この蓋体の頂板10後部は、キャップ本
体の内部周壁上部と三点ヒンジ機構11により一体に連結
されており、頂板下面からは注出孔５に嵌合させた栓体
12を垂下している。上記した三点ヒンジ機構により、蓋
体９は死点を挟んで閉蓋方向と開蓋方向とに付勢され
る。
体の内部周壁上部と三点ヒンジ機構11により一体に連結
されており、頂板下面からは注出孔５に嵌合させた栓体
12を垂下している。上記した三点ヒンジ機構により、蓋
体９は死点を挟んで閉蓋方向と開蓋方向とに付勢され
る。
上記周壁３は内外二重筒に形成されており、その内筒部
８は頂壁２および蓋体９と一体に成形されており、その
内筒部外面に外筒部７が嵌合されている。上記内筒部は
下部外径を小径とし、上部を大径とするテーパ状とな
し、一方外筒部内面は上記内筒部外面に対応して下部を
小さく、上部を大径とするテーパ状に形成し、それ等内
筒部外面と外筒部内面とを密接している。
８は頂壁２および蓋体９と一体に成形されており、その
内筒部外面に外筒部７が嵌合されている。上記内筒部は
下部外径を小径とし、上部を大径とするテーパ状とな
し、一方外筒部内面は上記内筒部外面に対応して下部を
小さく、上部を大径とするテーパ状に形成し、それ等内
筒部外面と外筒部内面とを密接している。
第４図は第２実施例を示すもので、該実施例においては
内筒部8aを頂壁２と一体に成形し、この内筒部外面に、
蓋体９と一体に成形された外筒部7aが嵌合されている。
上記内筒部8aは下部外径を大とするテーパ状とし、他方
外筒部は上記内筒部外面に対応して下部内径を大とする
テーパ状に形成している。
内筒部8aを頂壁２と一体に成形し、この内筒部外面に、
蓋体９と一体に成形された外筒部7aが嵌合されている。
上記内筒部8aは下部外径を大とするテーパ状とし、他方
外筒部は上記内筒部外面に対応して下部内径を大とする
テーパ状に形成している。
第５図が示す第３実施例では、その内筒部8bを頂壁２お
よび蓋体９と一体に成形し、該内筒部は上部外径を小径
とするテーパ状とし、他方外筒部7bの内径は上下同径と
して上記内筒部外面と外筒部内面との間には、上方へ拡
がる間隙が形成されている。
よび蓋体９と一体に成形し、該内筒部は上部外径を小径
とするテーパ状とし、他方外筒部7bの内径は上下同径と
して上記内筒部外面と外筒部内面との間には、上方へ拡
がる間隙が形成されている。
第６図が示す第４実施例は、第２実施例と同様内筒部8c
と頂壁２とを一体成形し、かつ外筒部7cと蓋体９とを一
体成形しており、又、第３実施例と同様に、それ等内筒
部と外筒部との上半部間に、上方へいたるに従って次第
に間隙巾を大とする間隙を設けている。
と頂壁２とを一体成形し、かつ外筒部7cと蓋体９とを一
体成形しており、又、第３実施例と同様に、それ等内筒
部と外筒部との上半部間に、上方へいたるに従って次第
に間隙巾を大とする間隙を設けている。
上記各実施例において、それぞれ内筒部は有色であり、
かつ外筒部は半透明とする。従って周壁３上下におい
て、外筒部７外面からその半透明の外筒部７部分を透し
て内筒部外面までの距離を異にするととなり、よって外
筒部外面に近い内筒部外面部分ではその内筒部の色が濃
く、又遠い内筒部外面部分ではその色が淡くなる。
かつ外筒部は半透明とする。従って周壁３上下におい
て、外筒部７外面からその半透明の外筒部７部分を透し
て内筒部外面までの距離を異にするととなり、よって外
筒部外面に近い内筒部外面部分ではその内筒部の色が濃
く、又遠い内筒部外面部分ではその色が淡くなる。
「考案の効果」 本考案は、キャップ本体１の周壁３を内外二重筒に形成
してその外筒部７を半透明とすると共に、その内筒部８
を有色筒となし、かつ外筒部外面から内筒部外面までの
距離が、下方から上方へ次第に異る周壁３としたから、
周壁３を濃淡の混合した深みのある色とすることがで
き、従来にない見栄えの良い外観を有するキャップを提
供することができる。
してその外筒部７を半透明とすると共に、その内筒部８
を有色筒となし、かつ外筒部外面から内筒部外面までの
距離が、下方から上方へ次第に異る周壁３としたから、
周壁３を濃淡の混合した深みのある色とすることがで
き、従来にない見栄えの良い外観を有するキャップを提
供することができる。
第１図は本考案キャップの第１実施例の側断面図、第２
図および第３図はその閉蓋状態および開蓋状態の斜視
図、第４図は第２実施例、第５図は第３実施例、第６図
は第４実施例それぞれの側断面図である。 １…キャップ本体 ３…周壁 ７…外筒部 ８…内筒部 ９…蓋体
図および第３図はその閉蓋状態および開蓋状態の斜視
図、第４図は第２実施例、第５図は第３実施例、第６図
は第４実施例それぞれの側断面図である。 １…キャップ本体 ３…周壁 ７…外筒部 ８…内筒部 ９…蓋体
Claims (1)
- 【請求項１】頂壁２外周縁から容器体口頸部の外面へ嵌
合させる周壁３を垂設すると共に、上記頂壁中心部に注
出孔５を穿設したキャップ本体１と、該キャップ本体周
壁後面上部に三点ヒンジ機構11を介して頂板10後部を連
結し、頂板下面から上記注出孔５に嵌合させた栓体12を
垂設する蓋体９とからなり、上記キャップ本体の周壁３
を内外二重筒に形成してその外筒部７を、半透明とする
と共に、その内筒部８を有色筒となし、かつ外筒部外面
から内筒部外面までの距離が、下方から上方へ次第に異
る周壁３としたことを特徴とするキャップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6777388U JPH06361Y2 (ja) | 1988-05-23 | 1988-05-23 | キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6777388U JPH06361Y2 (ja) | 1988-05-23 | 1988-05-23 | キャップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01170642U JPH01170642U (ja) | 1989-12-01 |
| JPH06361Y2 true JPH06361Y2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=31293120
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6777388U Expired - Lifetime JPH06361Y2 (ja) | 1988-05-23 | 1988-05-23 | キャップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06361Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8980292B2 (en) | 2011-04-07 | 2015-03-17 | The Procter & Gamble Company | Conditioner compositions with increased deposition of polyacrylate microcapsules |
| US9162085B2 (en) | 2011-04-07 | 2015-10-20 | The Procter & Gamble Company | Personal cleansing compositions with increased deposition of polyacrylate microcapsules |
| US9186642B2 (en) | 2010-04-28 | 2015-11-17 | The Procter & Gamble Company | Delivery particle |
-
1988
- 1988-05-23 JP JP6777388U patent/JPH06361Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9186642B2 (en) | 2010-04-28 | 2015-11-17 | The Procter & Gamble Company | Delivery particle |
| US8980292B2 (en) | 2011-04-07 | 2015-03-17 | The Procter & Gamble Company | Conditioner compositions with increased deposition of polyacrylate microcapsules |
| US9162085B2 (en) | 2011-04-07 | 2015-10-20 | The Procter & Gamble Company | Personal cleansing compositions with increased deposition of polyacrylate microcapsules |
| US9561169B2 (en) | 2011-04-07 | 2017-02-07 | The Procter & Gamble Company | Conditioner compositions with increased deposition of polyacrylate microcapsules |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01170642U (ja) | 1989-12-01 |
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