JP2585872Y2 - リフィール容器 - Google Patents

リフィール容器

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JP2585872Y2
JP2585872Y2 JP2365293U JP2365293U JP2585872Y2 JP 2585872 Y2 JP2585872 Y2 JP 2585872Y2 JP 2365293 U JP2365293 U JP 2365293U JP 2365293 U JP2365293 U JP 2365293U JP 2585872 Y2 JP2585872 Y2 JP 2585872Y2
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登美雄 田原
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釜屋化学工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば化粧料等を収容
する際に好適な容器であって、内容器を本容器に着脱自
在に装填可能なリフィール容器に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、コールドクリーム等の化
粧料は化粧料容器内に直接収容され、必要に応じて容器
の蓋を開けて適量を採取して使用されている。係る化粧
料容器においては、化粧料を全て使い終わった場合、容
器自体が不要となるため不経済であるとともに、容器自
体にコストがかかるため化粧料製品としてのコスト高を
招く要因の一つとなっていた。
【0003】そこで、近年、内容器に化粧料を収容し、
この内容器を本容器内に装填して、化粧料を全て使い終
わった際に、空の内容器を化粧料が収容された新たな内
容器と交換するようにしたリフィール容器と称されるも
のが提供されている。このようなリフィール容器は、内
容器を本容器に比べて安価に製造することができ、本容
器はそのまま続けて使用できるため、上述した欠点を解
消することができる。
【0004】係るリフィール容器として、実公平3ー5
4019号公報に記載のものが知られている。このリフ
ィール容器20は、図4に示すように、有底円筒状の外
装容器21と、外装容器21内に装填可能で、該外装容
器21の開口縁部21aの上端に当接するフランジ22
aを有し、かつその上端部に突出口部22bを有する内
容器22と、前記外装容器21内に前記内容器22を装
填した際に、該外装容器21に螺着させて前記内容器2
2を押さえる穴付きキャップ23と、前記内容器22の
突出口部22bに螺着される蓋体24とから構成されて
いる。
【0005】この構成において、通常の使用時には、蓋
体24を取り外して内容物を取り出し、内容物を使い終
えた場合には、蓋体24を取り外し、さらに、前記穴付
きキャップ23を取り外した後に外装容器21から内容
器22を取り外して新たな内容器と交換するものであ
る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記リ
フィール容器20には次のような問題があった。すなわ
ち、上述したように、内容物を使い終えた後、新たな内
容器と交換する場合に、蓋体24と穴付きキャップ23
を取り外さなければならないので非常に不便であった。
また、リフィール容器20自身を構成する部材の数も多
くなるので、容器のコスト高の原因となっていた。本考
案は上記事情に鑑みてなされたもので、容器の構成部材
を減して容器のコストを抑さえるとともに、内容器の交
換が容易に行えるリフィール容器を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案のリフィール容器
は、有底筒状の本容器内に内容器が着脱自在に装填され
てなり、前記本容器は、筒状体と、該筒状体の下端部に
おいてこの筒状体の軸周りに回動自在に嵌着された底皿
とからなり、該筒状体の壁部と内容器の胴部とには互い
に係脱自在に係合する係合部が形成され、該底皿の底部
と前記内容器の下端部とには該底皿を前記筒状体に対し
てその軸周りに相対的に回転させた際に、前記内容器を
本体容器から離脱させる方向に押圧して前記係合部の係
合を解除する係合カム部が設けられていることを特徴と
している。
【0008】
【作用】本考案のリフィール容器では、本容器に内容器
を上方から押し込んで装填する際に、本容器である筒状
体の壁部と内容器の胴部とに形成された係合部とが互い
に係合することにより、当該内容器が本容器に確実に固
定され、該内容器の本容器からの抜け出が防止される。
また、前記底皿を筒状体に対してその軸周りに相対的に
回転させることにより、当該内容器が前記係合カム部に
よって本体容器から離間される方向に押圧されるととも
に、上記係合部の係合が解除されて、該内容器が本容器
から取り外される。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を添付図面を参照して
詳細に説明する。図1ないし図3は本考案のリフィール
容器の一実施例を示したものである。図において、符号
1はリフィール容器、2は本容器、3は内容器である。
図1に示すように、リフィール容器1は、有底円筒状の
本容器2内に該容器本体より小径の有底円筒状の内容器
3が装填され、該本容器2に蓋体4が螺着された概略構
成とされている。
【0010】前記本容器2は、上下方向に開口する筒状
体5と、該筒状体5の下端部においてこの筒状体5の軸
周りに回動自在に嵌着された底皿6とから構成されてい
る。筒状体5の上端部には該筒状体5の側壁部5aより
も小径の口元壁部5b(壁部)が形成されており、この
口元壁部5bの外側面には前記蓋体4が着脱自在に螺着
される雄ねじ5cが形成されている。
【0011】また、図1および図2に示すように、該口
元壁部5bの内側面にはその上端から下方向に延びる係
合凹部5d…が形成されている。また、該口元壁部5b
の内側面と前記側壁部5aの内側面との間に形成された
段部7には下方に延びる垂下片8(係合部)が形成され
ており、この垂下片8の下端部には内方に突出する係合
突部8aが形成されている。この係合突部8aにはその
角部が突出方向に向けて先細に切欠かれたテーパー面3
b、3cが形成されている。さらに、筒状体5の側壁部
5aの内側下端部には、前記底皿6が嵌着される嵌合凹
溝5eが該側壁部5aの内面に沿って形成されている。
【0012】前記底皿6の立壁部6aの外側面には、外
方向に突出し前記筒状体5の嵌合凹溝5eに嵌着される
突条6bが形成されており、該突条6bの下方には前記
筒状体5を嵌着させた際にその側壁部5aの外側面より
突出し当該リフィール容器1を安定に立設させるフラン
ジ部6cが形成されている。さらに、底皿6の底面6d
(底部)には上方に向けて突出する略円錐状の突部6e
…が形成されており、この突部6eは該底皿6の軸芯を
中心とした円弧に沿って所定間隔をおいて配置されてい
る。
【0013】また、図1および図3に示すように、前記
内容器3の上端部には前記筒状体5の口元壁部5bの上
端に載置されるフランジ部3aが形成されている。この
フランジ部3aの下端面には、該内容器3を前記本容器
2に装填した際に、前記口元壁部5bの内壁面に設けた
係合凹部5dに係合されて内容器3の軸周りの回転を規
制するリブ3b…が下方に向けて垂設されている。
【0014】前記内容器3の胴部3cの外周面には、前
記筒状体5の垂下片8の係合突部8aにアンダーカット
係合される突条3d(係合部)が形成されている。この
突条3dの先端部には、容器本体2に内容器3を着脱す
る際に前記係合片3の係合突部8aと前記突条3dの係
脱が容易となるようにその角部が突出方向に向かって先
細状に切欠かれたテーパー面3e、3fが形成されてい
る。また、内容器3の下端面には下方に向けて突出する
略円錐状の突部3h…が形成されている。この突部3h
は、各突部3hが該内容器3の軸芯を中心とした円弧に
沿い、かつ前記底皿6の底面6dに設けられた突部6e
…間に位置するように配置されている。これら突部3h
…、6e…は、底皿6を筒状体5に対してその軸周りに
回転させた際に、内容器3上方に押圧するカム部10を
構成している。
【0015】上記構成のリフィール容器1では、本容器
2に内容器3を上方から押し込んで装填した際に、前記
係合片8の係合突部8aのテーパー面8bに前記突条3
dのテーパー面3fが当接して当該垂下片8が外方向に
押圧されて弾性変形し、該垂下片8の係合突部8aのテ
ーパー面8cと突条3dのテーパー面3eと接触した状
態で係合する。これによって、内容器3が本容器2に確
実に固定され、内容器3の本容器2からの抜け出しが防
止される。
【0016】また、底皿6を筒状体5に対してその軸周
りに相対的に回転させることにより、前記カム部10を
構成する底皿6の突部6eと前記内容器3の突部3hの
陵面とが互いに当接し、該突部6eによって内容器3が
上方に押圧される。そして前記突条3dのテーパー面3
eが前記係合突部8aのテーパー面8bを押圧すること
により該垂下片8が外方向に弾性変形し、係合突部8a
と突条3dとの係合が解除されて内容器3が本容器2か
ら容易に取り外される。
【0017】このように、上記実施例のリフィール容器
1によれば、本容器2に内容器3を上方から押し込んで
装填するだけで前記筒状体5の口元壁部5bに設けた垂
下片8の係合突部8aと内容器3の胴部3cの突条3d
とが互いに係合して内容器3を本容器2に確実に固定
し、内容器3の本容器2からの抜け出を防止することが
できる。また、底皿6を筒状体5に対してその軸周りに
相対的に回転させることにより、前記係合突部8aと突
条3dとの係合を解除して本容器2から内容器3を簡単
に取り外すことができる。したがって、従来のリフィー
ル容器にくらべて内容器3の交換を簡単に行うことがで
き、しかもその構成部材が少ないので容器のコストを抑
さえることができる。
【0018】なお、上記の実施例では、内容器3の胴部
3cに設けた突条3dを、筒状体5の口元壁部5bの下
端部に設けた垂下片8の係合突部8aに係合させること
によって当該本容器2に内容器3を装填するようにした
が、内容器3と本容器2を係合する係合部の配置はこれ
に限定されるものではなく、底皿6の立壁部6aの上端
部と、これに対向する内容器3の胴部3cとに設けても
よい。
【0019】
【考案の効果】本考案のリフィール容器によれば、本容
器に内容器を上方から押し込んで装填するだけで本容器
にある筒状体の壁部と内容器の胴部とに形成された係合
部が互いに係合して内容器を本容器に確実に固定し、内
容器の本容器からの抜け出を防止することができる。ま
た、底皿を筒状体に対してその軸周りに相対的に回転さ
せることにより、上記係合部の係合を解除して本容器か
ら内容器を簡単に取り外すことができる。したがって、
内容器の交換を簡単に行うことができ、しかもその構成
部材が少ないので、従来に比べて容器のコストを抑さえ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のリフィール容器の一実施例を示す半断
面図である。
【図2】同リフィール容器の本容器を示す斜視図であ
る。
【図3】同リフィール容器の内容器を示す側面図であ
る。
【図4】従来のリフィール容器の一例を示す要部側断面
図である。
【符号の説明】
1 リフィール容器 2 本容器 3 内容器 3c 胴部 3d、8a 係合部 5 筒状体 6 底皿 6d 底部 10 カム部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底筒状の本容器(2)内に内容器
    (3)が着脱自在に装填されてなるリフィール容器
    (1)であって、前記本容器(2)は筒状体(5)と該
    筒状体(5)の下端部においてこの筒状体(5)の軸周
    りに回動自在に嵌着された底皿(6)とからなり、前記
    筒状体(5)の壁部(5b)と内容器(3)の胴部(3
    c)には互いに係脱自在に係合する係合部(8a、3
    d)が形成され、該底皿(6)の底部(6d)と前記内
    容器(3)の下端部には該底皿(6)を前記筒状体
    (5)に対してその軸周りに相対的に回転させた際に、
    前記内容器(3)を本体容器(2)から離脱させる方向
    に押圧して前記係合部(8a、3d)の係合を解除する
    カム部(10)が設けられていることを特徴とするリフ
    ィール容器。
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JP6706538B2 (ja) * 2016-04-28 2020-06-10 株式会社吉野工業所 レフィール容器を有する二重容器
JP6890889B2 (ja) * 2017-06-30 2021-06-18 株式会社吉野工業所 レフィル容器
JP7005108B2 (ja) * 2017-10-31 2022-01-21 株式会社吉野工業所 レフィル容器
EP3918950A1 (de) * 2020-06-02 2021-12-08 Seidel GmbH & Co. KG Tiegel

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