JP6890889B2 - レフィル容器 - Google Patents
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Description
内容物を収容する内容器と、内容器を収容する外容器と外容器の口部に螺着されるキャップと、外容器の下部位置に設けられて、内容器を昇降移動させる昇降機構と、を有するレフィル容器であって、
昇降機構は、外容器の下部側の開口端に回転可能に設けられた回転底蓋と、回転底蓋の回転に伴って反転可能に設けられて内容器を押し上げ可能な反転部材と、を有し、
回転底蓋には雄ネジが刻設された案内筒部が立設され、
反転部材は、雄ネジに螺合する雌ネジを有して案内筒部に外装された状態でネジ送りされる移動筒部と、ネジ送りされる移動筒部の昇降移動に伴って反転する反転板とを備えており、
昇降機構の昇降移動に伴って内容器を係止し、又はその係止を解除する係止手段が、内容器の底部に垂下設された係止突起と、反転板に立設され、反転板の反転動作に伴って係止突起に係止可能な係止部とにより構成されていることを特徴とする、と云うものである。
また回転底蓋の回転に伴う反転部材の反転によって内容器を押し上げることを達成し得る。
また昇降手段を構成する回転底蓋及び反転部材を、具体的且つ簡単な手段で達成し得る。
また係止手段の一例を具体的且つ簡単に達成し得る。
図1は本発明の実施例としてのレフィル容器を示し、Aはレフィル容器の断面図、BはAのb−b線における矢視方向断面図、図2はキャップを外し、回転底蓋を回転させる直前の状態を示すレフィル容器の断面図、図3は図3の状態から回転底蓋を回転させた状態を示すレフィル容器の断面図、図4は外容器から内容器を取り出す状態を示すレフィル容器の断面図である。
回転底蓋11は、円盤状の底壁11Aの外周縁に側壁11Bが立設された有底短筒状から成る部材である。側壁11Bの内周面には円環状又は周方向に間欠的に形成されて成る係合凸部11aが周設されている。この係合凸部11aを外容器3側の円環状凸部3bに係合させることにより、回転底蓋11は外容器3の下部側の開口端3Bに対して回転可能に取り付けられている。また底壁11Aの内面中央の位置には円筒状の案内筒部11Cが立設され、この案内筒部11Cの外周面には雄ネジ11bが刻設されている。図1Bに示すように、案内筒部11Cには縦方向に切り欠かれた複数(実施例では4ヶ)の間欠部11cが周方向に形成されており、案内筒部11Cは半径方向に縮径変形することが可能となっている。
図3に示すように、移動筒部12Cが上方に移動すると、その動きに伴って反転部材12を構成する反転板12Bが連結部12aを支点として逆方向に反転する(上に向かって凸状態)。反転板12Bが逆方向に反転すると、係止部12cが径方向外側に向かって開くため、反転部材12側の係止部12cと内容器2側の係止突起2cとが係止状態が解除される。
同時に、上方に移動する移動筒部12Cの上端が、当接筒2bの下端に当接すると共に、そのまま当接筒2bを押し上げて内容器2を上方に移動させる。これにより、内容器2が持ち上げられ、フランジ2aが外容器3の口部3Aから浮き上がる。よって、図4に示すように内容器2を引き上げることにより容易に取り出すことができる。このように、本発明では、キャップ4を回転させるだけで、外容器3内における内容器2の係止解除と、内容器2の持ち上げとが連続的に行われるので、内容器2の交換作業をスムーズ且つ確実に行うことが可能となっている。
図5は新たな内容器を外容器に装着する一例を示すレフィル容器の断面図、図6は新たな内容器が外容器に装着された直後の状態を示すレフィル容器の断面図、図7は新たな内容器を外容器に装着する他の例を示すレフィル容器の断面図である。
図5の例に示すように、新たな内容器2を底部2B側から口部3Aを介して外容器3内に装填する。更に内容器2を下方に向かって移動させると、その途中で、内容器2の底部2Bの下面に設けられた当接部2bが、反転部材12の移動筒部12Cの上端に当接する。
図7の他の例では、新たな内容器2を外容器3内に装填する際、キャップ4を内容器2の上部開口端2Aに装着した状態で行う。すなわち、内容器2に装着したキャップ4を回転させて外容器3側の雄ネジ3aにキャップ4側の雌ネジ4aを螺着させる。内容器2はキャップ4に押されて下方に向かって移動するため、内容器2の底部2Bの下面に設けられた当接部2bが反転部材12の移動筒部12Cの上端に当接する。よって、内容器2を外容器3に直接押し込む上記図5の例同様に、更にキャップ4を回転させ、内容器2を介して移動筒部12Cを強制的に押し込むことにより、新たな内容器2を外容器3内に離脱不能な状態で装着することができる。
例えば、上記実施例では、新たな内容器2を外容器3内に、直接又はキャップ4を介して強制的に押し込むことで係止状態に設定される場合を示して説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、上述の使用済みの内容器2を外容器3内から取り出す操作とは逆の操作(回転底蓋11を逆方向に回転させて昇降機構10を下降させる操作)を行うことにより、外容器3内に新たな内容器2を係止させても良い。すなわち、回転底蓋11を逆方向に回転させると、移動筒部12Cが下方にネジ送りされて反転部材12の反転板12Bが正方向(下に向かって凸状態)に反転する。この時、係止手段を構成する係止突起2cと係止部12cとが係止すると共に、移動筒部12Cの下方への移動に伴って内容器2が下方に引き込まれるため、上記同様に内容器2を外容器3内にスムーズ且つ確実に装着することが可能である。
2 : 内容器
2A : 上部開口端
2B : 底部
2a : フランジ
2b : 当接筒
2c : 係止突起(係止手段)
3 : 外容器
3A : 口部
3B : 下部側の開口端
3a : 雄ネジ
3b : 円環状凸部
4 : キャップ
4A : 頂壁
4B : 側壁
4a : 雌ネジ
5 : パッキン
10 : 昇降機構
11 : 回転底蓋(昇降機構)
11A: 底壁
11B: 側壁
11C: 案内筒部
11a: 係合凸部
11b: 雄ネジ
11c: 間欠部
12 : 反転部材(昇降機構)
12A: 脚部
12B: 反転板
12C: 移動筒部
12a: 連結部
12b: 貫通孔
12c: 係止部(係止手段)
12d: 雌ネジ
O : 容器軸
Claims (4)
- 内容物を収容する内容器(2)と、前記内容器(2)を収容する外容器(3)と前記外容器(3)の口部(3A)に螺着されるキャップ(4)と、前記外容器(3)の下部位置に設けられて、前記内容器(2)を昇降移動させる昇降機構(10)と、を有するレフィル容器であって、
昇降機構(10)は、外容器(3)の下部側の開口端(3B)に回転可能に設けられた回転底蓋(11)と、前記回転底蓋(11)の回転に伴って反転可能に設けられて前記内容器(2)を押し上げ可能な反転部材(12)と、を有し、
前記回転底蓋(11)には雄ネジ(11b)が刻設された案内筒部(11C)が立設され、
前記反転部材(12)は、前記雄ネジ(11b)に螺合する雌ネジ(12d)を有して前記案内筒部(11C)に外装された状態でネジ送りされる移動筒部(12C)と、ネジ送りされる前記移動筒部(12C)の昇降移動に伴って反転する反転板(12B)とを備えており、
前記昇降機構(10)の昇降移動に伴って前記内容器(2)を係止し、又はその係止を解除する係止手段が、前記内容器(2)の底部(2B)に垂下設された係止突起(2c)と、前記反転板(12B)に立設され、該反転板(12B)の反転動作に伴って前記係止突起(2c)に係止可能な係止部(12c)とにより構成されていることを特徴とするレフィル容器。 - 内容器(2)の底部(2B)に、移動筒部(12C)に当接可能な当接筒(2b)が設けられている請求項1記載のレフィル容器。
- 案内筒部(11C)に複数の間欠部(11c)が形成されている請求項1又は2に記載のレフィル容器。
- 反転板(12B)に、複数の貫通孔(12b)が形成されている請求項1乃至3いずれか一項に記載のレフィル容器。
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JP2017129315A JP6890889B2 (ja) | 2017-06-30 | 2017-06-30 | レフィル容器 |
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2017
- 2017-06-30 JP JP2017129315A patent/JP6890889B2/ja active Active
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